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2016年10月 3日 (月)

「銀行会館、東京銀行協会ビル、みずほ銀行前本店ビル」の再開発 「(仮称)丸の内1-3計画」は、地上29階、高さ約150m、総延床面積約178,000㎡!

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-(仮称)丸の内1-3計画-

 「三菱地所」は、千代田区丸の内一丁目の「銀行会館、東京銀行協会ビル、みずほ銀行前本店ビル」を「(仮称)丸の内1-3計画」として、一般社団法人全国銀行協会、株式会社みずほフィナンシャルグループと共に、3者の共同事業により、一体的に建て替えることに合意しています。

● 地上29階、最高高さ約150mの超高層ビル
 「(仮称)丸の内1-3計画」の概要が不明でしたが、今朝の「日刊建設工業新聞」により概要が判明しました。

 日刊建設工業新聞(2016/10/03)
 三菱地所、全銀協ら/みずほ銀行前本店ビル解体着手/丸の内1-3計画が始動 

 「日刊建設工業新聞」によると、「銀行会館、東京銀行協会ビル、みずほ銀行前本店ビル」の解体完了後に、2棟のビルを建設します。総延床面積は約178,000㎡となる予定です。

 2棟の内訳は、高い方の「タワー棟」が、地上29階、塔屋2階、地下4階、最高高さ約150m、低い方の「アネックス棟」が、地上8階、塔屋1階、地下4階、最高高さ約55mとなります。

 先行して「みずほ銀行前本店ビル」の解体工事が始まっています。解体工事の工事名は「みずほ銀行前本店ビル地上解体工事」で、「大林組、大成建設、清水建設JV」の施工で行われいています。解体工事の工期は、2016年10月1日~2017年11月30日(予定)となっています。

(仮称)丸の内1-3計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目8番
◆ 階数-(タワー棟)地上29階、塔屋2階、地下4階、(アネックス棟)地上8階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-(タワー棟)最高部約150m、(アネックス棟)最高部約55m
◆ 敷地面積-約6,925㎡(みずほ銀行前本店ビル)+約1,421㎡(銀行会館)+約2,890㎡(東京銀行協会ビル)
◆ 延床面積-約178,000㎡(施設全体)
◆ 構造-(地上部)鉄骨造、(地下部)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-オフィス、店舗、その他
◆ 建築主-三菱地所、一般社団法人全国銀行協会、みずほフィナンシャルグループ
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 施工者-(未定)   解体工事は大林組・大成建設・清水建設JV
◆ 解体工事-(みずほ銀行前本店ビル)2016年10月01日~2017年11月30日予定
◆ 着工-2017年12月予定
◆ 竣工-2020年度予定


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「(仮称)丸の内1-3計画」の位置図です。

 引用資料 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2014/11/27)
 銀行会館・東京銀行協会ビル・みずほ銀行前本店ビルの建て替え着手決定 「(仮称)丸の内1-3計画」始動 ~大手町・丸の内・有楽町エリアにおける国際金融拠点機能強化


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みずほ銀行前本店ビル
 「みずほ銀行前本店ビル」を北東側から見た様子です。先行して「みずほ銀行前本店ビル」の解体工事が始まっています。解体工事の工期は、2016年10月1日~2017年11月30日(予定)となっています。

 「三菱地所」は、「みずほ銀行前本店ビル」の信託受益権を「みずほフィナンシャルグループ」に譲渡すると発表しています。

 信託受益権は賃料収入を得られる権利を証券化したもので、譲渡価格は1590億円です。「みずほフィナンシャルグループ」は信託受益権を買い戻す形になります。

 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2014/11/27)
 固定資産信託受益権譲渡に関するお知らせ

みずほ銀行前本店ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目8番1号
◆ 階数-地上15階、地下5階
◆ 高さ-約69m
◆ 敷地面積-約6,925㎡
◆ 延床面積-約75,994㎡
◆ 竣工-1973年12月
◆ 信託受益者-みずほフィナンシャルグループ(予定)


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「みずほ銀行前本店ビル」を南東側から見た様子です。


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銀行会館
 「銀行会館」を南西側から見た様子です。

銀行会館の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目8番5号
◆ 階数-地上8階、地下4階
◆ 敷地面積-約1,421㎡
◆ 延床面積-約18,052㎡
◆ 竣工-1965年
◆ 所有者-一般社団法人全国銀行協会


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東京銀行協会ビル
 「東京銀行協会ビル」を南西側から見た様子です。竣工が1993年9月なのでまだ築23年です。

東京銀行協会ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目8番27号
◆ 階数-地上19階、地下4階
◆ 高さ-88.2m
◆ 敷地面積-約2,890㎡
◆ 延床面積-約32,575㎡
◆ 竣工-1993年09月
◆ 所有者-一般社団法人全国銀行協会、三菱地所


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「東京銀行協会ビル」の下層階を南西側から見た様子です。大正5年に建てられた煉瓦造の「東京銀行集会所」の外壁のうち、2面を残し内側に新築のビルが建てられました。


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「東京銀行協会ビル」の下層階を南東側から見た様子です。


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街区の北西側には先行して「三井住友銀行東館」が建設されました。「三井住友銀行東館」も含めた4者の共同事業だったら理想的な形状のツインタワーが建設できたのですが、なかなかビルヲタの思い通りにはなりません・・・

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