リニア中央新幹線プロジェクト 超難工事となる「中央新幹線品川駅新設(北工区・南工区)」 2016年9月の建設状況

-リニア中央新幹線プロジェクト-
「JR東海(東海旅客鉄道)」は、東京(品川)~名古屋間で2027年開業を目指す「リニア中央新幹線プロジェクト」で、2016年1月27日に安全祈願と起工式を現地で行い、駅舎整備の初弾となる「品川駅」を着工しました。
現在は、本格的な「土留め壁」の構築に備えて、JR東海の自社用地と港区管理の区道で、準備工事が行われています。
工事施工ヤード位置
「工事施工ヤード位置」です。JR東海の自社用地と港区管理の区道を使用します。
引用資料 JR東海・ニュースリリース(2016/01/20)
中央新幹線品川駅新設(北工区・南工区)工事における環境保全について

工事位置
「工事位置」です。工事は、「中央新幹線品川駅新設(北工区)」と「中央新幹線品川駅新設(南工区)」に分かれています。
リニア中央新幹線の「品川駅」は、施工延長約450mです。このうち、東京方の北工区は施工延長約150m、名古屋方の南工区は施工延長約300mとなっています。
北工区は「清水建設・名工建設・三井住友建設JV」が担当、南工区は「大林組・東亜建設工業・熊谷組JV」が担当します。
土留め壁構築
最初に「土留め壁」の構築を行います。大規模な「連続地中壁」が構築されます。
品川駅の施工手順
起点となる「品川駅」の施工手順です。「品川駅」の工事は開削工法で行われますが、東海道新幹線の通常運行を続けながらの工事となるので、超難工事になります。
東海道新幹線の「品川駅」の真下の地下約40mに設置します。新幹線のホームに並行する形で、最大幅約60mの巨大な地下空間に島式2年4線ホームを建設します。各ホームには2編成ずつ計4編成のリニアが停車出来ます。
「NTT ドコモ品川ビル」の南側あたりが「土留め壁」を構築する北端となります。
「NTT村」の西側の区道です。途中で「北工区」と「南工区」に分かれます。道路は4車線ありますが、2車線を占有して工事は行われます。この部分に「土留め壁」を構築します。
土留め壁の施工手順
「土留め壁」は、「H形鋼」を建込む一般的な「ソイルセメント柱列壁」ではなく、「鉄筋かご」を建込む「RC地中連続壁」となります。
南工区には「大林組」が入っているので、東京スカイツリーの建設現場で活躍した「スーパーケリー掘削機」や「ハイドロフレーズ掘削機」が見られるかも知れません。
「JR品川イーストビル」の下です。
「JR品川イーストビル」の下でも「土留め壁」を構築します。
「RC地中連続壁」を施工する掘削機には、クレーン搭載型と低空頭型の2種類がありますが、天井が低いこの部分では「低空頭型」が活躍すると思われます。
「品川グランドコモンズ」の西側の区道です。
南端はこのあたりまで「土留め壁」を構築します。更に南側は別工事になります。
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