地上40階、高さ約230mの「住友不動産六本木グランドタワー」 2016年10月から本格稼働 「テレビ東京」は2016年11月7日から放送設備の切り替え!
-住友不動産六本木グランドタワー-
「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、六本木の「日本IBM本社ビル」と「ヴィラフォンテーヌ六本木アネックス(旧:六本木プリンスホテル)」を中心とした約2.7haの再開発プロジェクトです。
正式名称は、業務棟が「住友不動産六本木グランドタワー」、住宅棟が「六本木グランドタワーレジデンス」に決定しています。
「住友不動産六本木グランドタワー」は、順次使用を開始していますが、本格稼働は2016年10月を予定しています。
「テレビ東京」は、2016年8月からオフィスを順次移転し、2016年11月7日から放送設備の切り替えを予定しています。
住友不動産六本木グランドタワーの概要
◆ 計画名-六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業南街区施設建築物
◆ 所在地-東京都港区六本木三丁目2番1号
◆ 交通-東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅直結、東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線「六本木」駅徒歩5分、東京メトロ南北線・銀座線「溜池山王」駅徒歩8分、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅徒歩10分
◆ 階数-(建築基準法)地上40階、塔屋2階、地下5階、(運用)地上43階、搭屋2階、地下2階
◆ 高さ-230.76m(4FLより)
◆ 敷地面積-17,371.73㎡南街区全体)
◆ 建築面積-9,413.44㎡(南街区全体)
◆ 延床面積-202,500.74㎡(南街区全体)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(積層ゴムアイソレーター、U字鋼材ダンパー、オイルダンパー)、制振構造(粘性制振壁)
◆ 用途-オフィス、カンファレンスセンター、店舗他
◆ 建築主-六本木三丁目東地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大成・大林建設共同企業体(大成建設、大林組)
◆ 着工-2013年10月28日
◆ 竣工-2016年03月末(当初計画)
◆ オープン-2016年10月(住友不動産六本木グランドタワー)
東京タワーの「特別展望台」から見た様子です。「泉ガーデンタワー」と外壁の色を揃えています。
配置図です。
引用資料 公式ホームページ
住友不動産六本木グランドタワー
まだ「住友不動産」からは正式な発表はありませんが、業務棟の「住友不動産六本木グランドタワー」と住宅棟の「六本木グランドタワーレジデンス」がある街区は「泉ガーデン」の一部になるようです。
住友不動産六本木グランドタワー
「住友不動産六本木グランドタワー」です。総貸室面積103,620.51㎡(31,346.01坪)、1フロア1,000坪超の大規模な超高層賃貸オフィスビルです。
テレビ東京
最高部です。塔があります。入居する「テレビ東京」のテレビ塔だと思われます。「テレビ東京」は、2016年8月からオフィスを順次移転し、2016年11月7日から放送設備の切り替えを予定しています。
「テレビ東京」は、1985年に本社を虎ノ門四丁目の「日経電波会館」に移転しました。事業の拡大や社員の増加に伴って、周辺のビルにスタッフルームなどを分散配置してきましたが、放送マスター設備(4Kなど)の更新を機に約30年ぶりに本社機能を移転する事になりました。
「六本木グランドタワー」には、総務人事局、営業局、ネットワーク局、経理局、編成局、制作局、アニメ局、技術局、報道局(報道番組センター)などの本社機能のほとんどが入りますが、報道局(取材センター、ニュースセンター)、スポーツ局は「日経電波会館」へ、報道局(ニュースセンター)などは「住友新虎ノ門ビル」となります。
北西側から見た様子です。
撮影時は外構工事の真っ最中で凄い事になっていました。
北西側から見上げた様子です。
シャトルエレベーター
ビル外側の構造物は、1階(改札階)と29階の「スカイロビー」と直結する4基の「シャトルエレベーター(分速300m、1基当たり最大90名乗り)」です。
28階が「免震フロア」、29階が「スカイロビー」となります。地震時に「免震層」を挟んでビルは揺れ方が大きく異なります。そのため「免震層」を貫通しない外付けの「シャトルエレベーター」を採用したのだと思われます。
北西側から見た下層階の様子です。
下層階は巨大な吹き抜けになっています。
街区西側の「なだれ坂」です。南側が高いかなりの傾斜地となっています。
南西側から見上げた様子です。南西側の壁面には、このビルの外観上の大きな特徴である出っ張りがあります。
北東側の「泉ガーデンタワー」の北側から見た様子です。
北東側の壁面にも出っ張りがあります。
六本木グランドプラザ
地上3階、地下1階、高さ19.95mと規模が小さいですが、北街区にはショップ&レストランの「六本木グランドプラザ」が整備されています。
「六本木グランドプラザ」は、一部店舗がオープンしています。
「六本木グランドプラザ」には、「駅前広場」や「オフィスエントランス」、東京メトロ南北線の「六本木一丁目駅」への入口があります。
● 「駅前広場&オフィスエントランス」は超豪華!
住友不動産六本木グランドタワーの1階にある「駅前広場」と「オフィスエントランス」は供用開始されています。
「住友不動産六本木グランドタワー」は泉ガーデンの一部? 住友不動産六本木グランドタワー1階の「駅前広場 & オフィスエントランス」はメチャメチャ奇麗で超豪華!
「駅前広場」と「オフィスエントランス」は、メチャメチャ奇麗で超豪華で、素晴らしいの一言です。「住友不動産」のフラッグシップとなるこのビルに賭ける物凄い執念を感じます。
| 固定リンク
« 港区 青山霊園近く 地上26階、高さ約105mの超高級タワーマンション「パークコート青山 ザ タワー」 2016年9月の建設状況 | トップページ | 港区 竣工した地上27階、高さ約109mの超高級賃貸マンション「六本木グランドタワーレジデンス」 »
「122 東京都・港区②」カテゴリの記事
- 総延床面積約845,000㎡、総事業費約6,000億円の「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」 2025年3月27日(木)にまちびらき!(2024.11.01)
- 港区 地上39階、高さ約140mの「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」 本格的に既存建物の解体工事が進行中!(2024.10.28)
- JR東日本「(仮称)品川駅街区地区北街区新築計画」環境影響調査書の閲覧 「高層部、北口歩行者広場」の詳細な配置図・緑化計画図が公開!(2024.10.03)
- 「ホテルオークラ東京別館」の跡地 地上54階、高さ約225mの「六本木・虎ノ門地区D街区」 2024年9月末の状況(2024.10.01)
- 東京都 港区の「お台場海浜公園」に世界最大級の噴水整備 高さ150mの噴水とサクラ(ソメイヨシノ)をモチーフにした横幅250mの噴水!(2024.09.15)