「渋谷パルコ」建て替え 地上19階、高さ約100mの「宇田川町１４・１５番地区第一種市街地再開発事業」 2016年12月中旬の状況

－宇田川町１４・１５番地区第一種市街地再開発事業－
　「渋谷パルコ（ＰＡＲＴ１、ＰＡＲＴ３）」は、建て替えのために、2016年8月7日に閉店しました。東京都は、「宇田川町１４・１５番地区第一種市街地再開発事業」の個人施行を認可しました。個人施行ですが、「第一種市街地再開発事業」として行われます。

　引用資料　東京都・報道発表資料（2016/08/02）
　宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業の施行認可について　

宇田川町１４・１５番地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地－東京都渋谷区宇田川町90番1,2,3、91番1,2,3,5,6,7,9及び97番4,5
◆ 階数－地上19階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ－最高部約100m、軒高約100m
◆ 敷地面積－5,385.95㎡
◆ 建築面積－約4,700㎡
◆ 延床面積－約64,000㎡
◆ 構造－鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、コンクリート充填鋼管構造、鉄骨造
◆ 基礎工法－直接基礎
◆ 用途－店舗、オフィス、劇場、集会場、展示場
◆ 建築主－パルコ
◆ 設計者－竹中工務店
◆ 施工者－竹中工務店
◆ 解体工事－2016年08月23日～2018年11月30日予定
◆ 着工－2017年05月01日予定
◆ 竣工－2019年10月31日予定
◆ 総事業費－約469億円



「計画配置図」です。街区内に２４時間通行可能な屋内の「歩行者専用通路」が設けられます。



「断面図」です。最高部の高さが約100mです。下層階が店舗、中層階が劇場、上層階がオフィスで、「歩行者専用通路」は２階分の高さとなります。



「渋谷パルコ（ＰＡＲＴ１）」を南東側から見た様子です。



「渋谷パルコ（ＰＡＲＴ１）」を北東側から見た様子です。



「渋谷パルコ（ＰＡＲＴ１）」を北西側から見た様子です。



「渋谷パルコ（ＰＡＲＴ３）」側の建物群を北東側から見た様子です。



「ＰＡＲＴ１」と「ＰＡＲＴ３」の間には道路は、2016年11月15日から閉鎖されています。



現在は、「宇田川町１４・１５番地区第一種市街地再開発事業（渋谷パルコパート１他解体計画）」が行われています。解体工期の工期は、2016年8月23日～2018年11月30日（予定）で、「竹中工務店」により行われています。



「宇田川町１４・１５番地区第一種市街地再開発事業」の建築計画のお知らせです。



直接は関係ないですが、「ＰＡＲＴ１」からオルガン坂を挟んで北側に「渋谷パルコ ＰＡＲＴ２」がありました。耐震不足から2007年末に休業、2011年4月6日に閉店しました。

　跡地には、「ヒューリック」により地上9階、地下1階、高さ48.85mの「（仮称）渋谷公園通り計画新築工事」が建設されています。