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2016年12月

2016年12月31日 (土)

政治に翻弄された湾岸部の大動脈 ほぼ完成しているのに2016年中に暫定開通出来なかった「環状2号線」

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-環状2号線-

 「カナやん(西野カナ)」が「日本レコード大賞」を受賞しました。今の「日本レコード大賞」にはほとんど価値が無いけれど、カナやんファンとして嬉しいです。

 いろいろあった2016年もあっという間に過ぎ、今日は大晦日です。今年1年、ホームページやブログを応援して頂いて本当にありがとうございました。
 去年の大晦日にこのブログで、 ”私は、国家戦略特区の「六本木五丁目西地区、虎ノ門・麻布台地区、八重洲二丁目中地区」の3つの超巨大プロジェクトが具体化すると予想しています。” と書きましたが、1つを除き外れました。果たして来年は?

 「東京都市計画道路幹線街路環状第2号線」、略して「環状2号線」は、「JR秋葉原駅」近くから都心を半円状に進み、江東区有明地区に至る全長約14kmで、東京都が建設を進めています。

 このうち、通称「マッカーサー道路」と呼ばれていた虎ノ門~新橋間約1.4kmは、2014年3月29日に開通しましたが、この先の新橋~豊洲間約3.4kmが未開通のまま残っています。

● 2016年12月の暫定開通の延期
 東京都の「築地市場」の「豊洲市場」への移転が延期となり、2016年12月に予定されていた「環状2号線」の築地~豊洲間約2.8kmの暫定開通が延期されました。

 未開通区間の上にあるのが「築地市場」です。東京都は当初、2016年11月7日に「豊洲市場」への市場移転を予定していました。

 移転から1~2ヶ月かけて、「築地市場」跡地に簡易な暫定道路を整備し、2016年12月にも、すでに本体工事が完了している築地大橋を経て、豊洲大橋までを「暫定開通」させる予定でした。


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隅田川に架かる「築地大橋」です。


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勝どき地区の「環状2号線」です。超高層タワーマンションの「KACHIDOKI THE TOWER(勝どき ザ・タワー)」や「THE TOKYO TOWERS」の横を高架で通過します。


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「勝どき地区」から「朝潮運河」にかけて北側から見た様子です。


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「朝潮運河」あたりを南側から見た様子です。「朝潮運河」を越えて「晴海地区」に入ります。


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暫定開通を予定していた区間で唯一、「晴海地区」で地上の道路と「十字交差」します。


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汐留方面を見た様子です。


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「道路標識」の設置も終わっています。


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有明方面を見た様子です。


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「晴海地区」から「豊洲大橋」にかけてです。


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晴海運河に架かる「豊洲大橋」です。「豊洲大橋」から先は、豊洲地区のゆりかもめ「市場前駅」あたりですでに供用開始している「環状2号線」に接続します。


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豊洲市場

 「東京都の「築地市場」が、「豊洲市場」への移転が延期となました。市場移転の議論は科学的に行って欲しいです。他県民の私から見ると政治に翻弄されて、「政争の具」となって見るに堪えません。

 マスコミの報道も、「豊洲市場」を叩けば視聴者に受けると思っているのか? 科学的根拠が欠落したセンセーショナルな報道が目立ちます。東京都民にとって何が有益なのか中立的な報道に務めて欲しいです。


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築地市場

 そもそも今の「築地市場」は老朽化が激しくて限界に達しています。このまま使い続けて施設的に問題無いのか? 「豊洲市場」よりも果たして安全なのか? 科学的に議論して欲しいです。



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2016年12月30日 (金)

渋谷区 「(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト」の「住宅棟、新庁舎棟(庁舎・公会堂)」 2016年12月中旬の建設状況

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(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト
 ありし日の「渋谷区総合庁舎」は、地上6階、地下2階、「渋谷公会堂」は、地上4階、地下1階でした。共に東京オリンピックに合わせて、1964年に完成しました。「渋谷公会堂」は、東京オリンピックの重量挙げ会場としても使用されました。

 渋谷区は「渋谷区総合庁舎」とコンサートなどに使われる「渋谷公会堂」を一体で建て替える計画を進めています。総合庁舎が震度6強の地震で倒壊する危険性が高いことが分かったためです。

 公募で、「三井不動産、三井不動産レジデンシャル、日本設計」の3社で構成するグループが選定され、敷地の南側に「新庁舎」、東側に「新公会堂」、北側に分譲の「超高層タワーマンション」を建設します。

 引用資料 渋谷区
 庁舎建替え特集号 平成27年(2015年)2月27日発行

 「三井不動産レジデンシャル」は、定期借地の権利金を渋谷区に支払う代わりに、新庁舎と新公会堂を建設して渋谷区に譲り渡します。
 70年間の定期借地期間の終了後、分譲マンションの土地は更地に戻して渋谷区に返還します。渋谷区の財政負担はゼロとなります。

(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト 住宅棟の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町28番49、28番79、96番3
◆ 階数-地上39階、地下3階
◆ 高さ-最高部143.08m、軒高136.50m
◆ 敷地面積-12,420.30㎡(施設全体)、4,565.00㎡(住宅棟)
◆ 建築面積-約1,690㎡
◆ 延床面積-約60,420㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-(未定)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2016年06月上旬予定
◆ 竣工-2020年05月下旬予定

(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト新庁舎棟(庁舎・公会堂)の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町28番20、28番80、96番1、96番2
◆ 階数-(新庁舎)地上15階、地下2階、(新公会堂)地上6階、地下2階
◆ 高さ-(新庁舎)最高部70.46m、軒高70.46m、(新公会堂)約33m 
◆ 敷地面積-12,420.30㎡(施設全体)、7,855.30㎡(庁舎・公会堂)
◆ 建築面積-4,486.10㎡
◆ 延床面積-42,000.49㎡
◆ 構造-(新庁舎)鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、(新公会堂)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造(新庁舎)
◆ 用途-区役所、公会堂
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2016年09月01日
◆ 竣工-2019年05月末予定


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「配置図」です。


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「新庁舎」の完成イメージです。地上15階、地下2階、最高部高さ70.46mとなります。


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「新公会堂」の完成イメージです。地上6階、地下2階、高さ約33mです。ホールは2,000人規模で、アーティストやファンに「シブコウ」の略称で親しまれている「渋谷公会堂」が復活します。


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「住宅棟」の建設予定地を北西側から見た様子です。


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「住宅棟」は、「地中障害撤去工事」を行っており、まだ本体工事には着工していません。


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「住宅棟」の建設予定地を北東側から見た様子です。


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敷地北東側角にあるシンボルの時計台は保存されます。時計台の正式名称は「渋谷区役所前駐車場排気塔演出装置」です。


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「新庁舎棟(庁舎・公会堂)」の建設現場を北東側から見た様子です。


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「新庁舎棟(庁舎・公会堂)」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「新庁舎棟(庁舎・公会堂)」の建設現場を南側から見た様子です。


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「12月月間工程表」です。庁舎棟は「山留め工事、土工事」、公会堂棟は「杭工事」、旧公会堂部の住宅棟は「地中障害撤去工事、構台杭打設」となっています。構台杭打設は、「乗り入れ構台」を支える杭を打設する工事です。


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「(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト 住宅棟」の建築計画のお知らせです。


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「(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト新庁舎棟(庁舎・公会堂)」の建築計画のお知らせです。



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2016年12月29日 (木)

東京ミッドタウン前 竣工した「TRY-SEVEN ROPPONGI(トライセブン ロッポンギ) & 六本木天祖神社」

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-TRY-SEVEN ROPPONGI-

 アメリカの「ボストン」に本社を置くグローバルな不動産の投資・開発事業を展開する「ペンブローク・リアルエステート」の日本法人「ペンブローク・リアルエステート・ジャパン」は、「東京ミッドタウン」の向かい側に商業施設併設型オフィスビル「TRY-SEVEN ROPPONGI(トライセブン ロッポンギ)」を建設しました。

 隣接地では、「TRY-SEVEN ROPPONGI」の建設と連動して、「宗教法人天祖神社」が神社の改修や社務所の建て替え、敷地の緑化などに取り組みました。

 「TRY-SEVEN ROPPONGI(トライセブン ロッポンギ)」は、2016年6月13日に竣工、2016年9月16日にオープンしました。所在地は、「東京都港区六本木七丁目7番7号」という「777」が揃う「スリーセブン」の凄い立地です(笑)。

 概要は、地上14階、塔屋2階、地下2階、 高さ79.50m、延床面積31,416.49㎡で、地下1階~地上2階が店舗、3階~14階がオフィスとなっています。ビル運営管理は、三井不動産グループの「東京ミッドタウンマネジメント」が受託しています。

TRY-SEVEN ROPPONGIの概要
◆ 計画名-(仮称)ペンブロークビル新築工事
◆ 所在地-東京都港区六本木七丁目7番7号
◆ 階数-地上14階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部79.50m
◆ 敷地面積-3,843.68㎡
◆ 建築面積-2,359.86㎡
◆ 延床面積-31,416.49㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(コンクリート充填鋼管造、鉄骨コンクリート造)
◆ 基礎工法-現場造成杭
◆ 地震対策-中間層免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-ペンブローク・ロッポンギ7・リアルエステート・リミテッド
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年04月01日
◆ 竣工-2016年03月29日(工事完了)、2016年06月13日(竣工)
◆ オープン-2016年09月16日


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北側から見た「TRY-SEVEN ROPPONGI(トライセブン ロッポンギ)」です。


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北側から見た下層階の様子です。


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西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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連動して「宗教法人天祖神社」が神社の改修や社務所の建て替えが行われました。


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「六本木天祖神社」です。



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2016年12月28日 (水)

「スポルト池袋」跡地 首都圏最大級のシネマコンプレックス「(仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックス計画」 2017年6月着工!

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-(仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックス計画-
 
「スター・ウォーズ」シリーズのレイア姫役で知られた米女優の「キャリー・フィッシャーさん」が亡くなりました。まだ60歳です・・・
 私にとって「スター・ウォーズ」は人生そのものです。朝からショック過ぎるニュースです。「フォース(理力)」で心臓発作をなんとか治してほしかったです。ご冥福をお祈りします。

 本題に戻って、「東急不動産」と「佐々木興業」は、佐々木興業が計画を進めてきた「(仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックスプロジェクト」に関して、両社協力のもと、開発計画を進めていくことになりました。

 引用資料 東急不動産(2016/08/09)
 (仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックスプロジェクトの開発計画に着手 ~ 「首都圏最大級のシネマコンプレックス」と「商業フロア」からなる大型商業施設計画  

● 地上14階、高さ約86mと判明
 概要が不明でしたが、「建設通信新聞」によると地上14階、塔屋1階、地下2階、高さ約86m、延床面積約16,741㎡のようです。現地に「建築計画のお知らせ」が掲示されたのかも知れません。

 建設通信新聞(2016/12/28)
 設計、地下解体は竹中/6月着工/東急不動産の東池袋一丁目シネコン

 地下1階~地上3階の商業フロアとビル全体の管理・運営は「東急不動産」が担当し、4階から上のシネマコンプレックスは、テナントとして入居する「佐々木興業」が運営します。

 「12スクリーン、約2,500席の首都圏最大級のシネマコンプレックス」の出店を予定しています。日本最大級の高さ18m超×幅26m超という巨大スクリーンを備えた次世代のシステム「IMAX with LASER」を東日本では初めて導入します。また、体感型プレミアムシアター「4DX」等、最新鋭の映像・音響システムを導入する予定です。

(仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックス計画の概要
◆ 所在地-東京都豊島区東池袋一丁目30番1
◆ 交通-JR山手線等「池袋駅」徒歩4分
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-86m
◆ 敷地面積-約1,837㎡
◆ 建築面積-約1,629㎡
◆ 延床面積-約16,741㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-店舗、映画館他
◆ 建築主-東急不動産
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2016年06月13日~2017年02月28日予定
◆ 着工-2017年06月予定
◆ 竣工-2019年09月末予定


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下層階の「外観イメージ」です。地下1階~地上3階はバラエティ豊かな店舗が集う「商業フロア」となります。


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建設予定地です。


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「(仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックス計画」は、2014年3月に営業を終了した「スポルト池袋」跡地に建設します。「佐々木興業」が既存施設を解体し、「東急不動産」が施設を建設します。


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「(仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックス計画」の解体工事のお知らせです。 解体工事工期は、2016年6月13日~2017年2月28日(予定)となっています。



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2016年12月27日 (火)

人気女性ファッション誌「CanCam(2017年2月号)」 ”2017年春「これがくる!」トレンドJOURNAL♥”に記事が掲載されました!

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-CanCam(2017年2月号)-

 「CanCam(キャンキャン)」は、「小学館」が発行する月刊の人気女性ファッション雑誌です。20歳代前半ぐらいの女性をターゲットとしており、「JJ(光文社)、Ray(主婦の友社)、ViVi(講談社)」の4誌が赤文字系雑誌と呼ばれライバル関係です。

 「CanCam」は、10年くらい前に「エビちゃん(蛯原友里)」を筆頭に、「山田優、押切もえ」の3名が専属モデルとして活躍していた頃は、発行70万部を超えて大変話題になりました。私もその頃はCanCamの「エビちゃんカレンダー」を毎年買っていました。

 現在の「CanCam」の専属モデルには歌手もいます。HappinessとE-girlsのメンバーである「楓(かえで)」、乃木坂46のメンバーである「橋本奈々未、松村沙友理」です。

 ちなみに私は、「E-girls(イー・ガールズ)」の大ファンなので、楓さんを応援しています。私はE-girlsの「Diamond Only」と言う曲が大好きです。
 衣装・歌詞・ダンス共に抜群にカワイイからです。上半身のみピンクの長身(168cm)のスタイル抜群のメンバーが楓さんです。

 YouTube → E-girls - Diamond Only (Broadcast Ver.) 

● 2017年春「これがくる!」トレンドJOURNAL♥
 11月初めに ”CanCam2月号の「流行予測」という、来年の流行を先取り特集で、「マニア人のニッチなネクストヒット」を紹介する企画に協力して欲しい。” とメールがありました。あのCanCam? と正直ビックリしました。

 私は、匿名でホームページおよびブログの運営を行っています。実名、年齢、顔写真の非公表でよければという条件で受けました。

 
オッサンの私と「CanCam」は最も離れている対極の世界です(笑)。だから正直メチャメチャうれしかったです。生きている間にまさか私が「CanCam」に協力することになるとは! 人生何が起こるか分かりませんね。

 私は、10月初めに「日本のビルベスト100」という本を出版しましたが、今回の「CanCam」の件もその波及効果でした。
 全国ネットで、超有名な方がMCを務める超オタクな世界を掘り下げるトークバラエティ番組へのテレビ出演依頼もありましたが、顔の非公表では番組が成り立たないので、断腸の思いで泣く泣くお断りしました。


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わずか6分の1ページ(笑)

 「小学館」から1冊送られてきましたが、発売日に見たかったので本屋さんで「CanCam2月号(12月23日発売)を買いました。

 探しても見つかりません。ボツになったのかな? と思いましたが、何度も見ていると213ページ目にありました。見つからないはずです。わずか1ページの6分の1ページでした(笑)。原稿はこの5倍以上送ったので、せめて1ページの半分くらいはあると期待していましたが・・・

 顔写真の所に載っているのは、我が家の「モモイロインコ」の「モモちゃん」です。私に代わってCanCamデビューを果たしました(笑)。

 ”2017年春「これがくる!」トレンドJOURNAL♥”の「注目すべきNEWビルディング3選」ということで、「京橋エドグラン、住友不動産六本木グランドタワー、紀尾井タワー」の3棟を選びました。


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「KYOBASHI EDOGRAND(京橋エドグラン)」です。2016年11月25日に開業した注目の超高層ビルです。


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「泉ガーデン 住友不動産六本木グランドタワー」です。2016年に開業した中で高さNo1の超高層ビルです。


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「東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー」です。2017年春には開業後、初めての桜の季節やってきます。お堀沿いの桜は抜群に綺麗だと思います。



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2016年12月26日 (月)

横浜みなとみらい21地区 「55-1街区」の事業予定者が決定 「LGエレクトロニクス・ジャパン」が、地上18階、高さ約92mの研究所・賃貸オフィスなどの複合施設を建設!

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-みなとみらい21地区55-1街区-

 横浜市は12月22日に、公募選定を行っていた「みなとみらい21地区55-1街区」の開発事業予定者を「LGエレクトロニクス・ジャパン(LG Electronics Japan)」らに決めたと発表しました。

 事業予定者は、韓国のグローバル企業LGグループの日本法人である「LG Electronics Japan」を代表企業、「LG Holdings Japan」を構成企業とします。

 引用資料 横浜市記者発表資料(PDF:2016/12/22)
 みなとみらい21地区55-1街区の事業予定者を決定しました 

 土地売却価格は4,672,173,256円(公募時価格)です。敷地面積4,000.23㎡に、地上18階、地下1階、高さ92.1m、延床面積約36,775㎡の研究所及び賃貸オフィスの高層ビルを建設します。

みなとみらい21地区55-1街区の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区高島一丁目2番81
◆ 階数-地上18階、地下1階
◆ 高さ- 92.1m
◆ 敷地面積-4,000.23㎡
◆ 延床面積-約36,775㎡
◆ 提案内容-研究所及び賃貸オフィスの新設
◆ フロア構成-1階(エンターテイメント施設、体験型施設)、2階(複合コミュニケーション施設、オープンイノベーションルーム、デジタル工房)、3階~12階(融合・複合型の研究室・実験室)、13階~17階(オフィス)、18階(機械室)、地下1階(駐車場、機械室等)
◆ 事業予定者-(代表企業)LG Electronics Japan、(構成企業)LG Holdings Japan
◆ 着工-2018年10月予定
◆ オープン-2021年04月予定
◆ 土地売却価格-4,672,173,256円(公募時価格)


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「街区図」です。


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横浜ランドマークタワーの展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。残念ながら「みなとみらい21地区55-1街区」は、「横浜野村ビル」などに隠れて見えません・・・


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「みなとみらい21地区55-1街区」です。


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「みなとみらい21地区55-1街区」の予定地の西隣には、「横浜歯科医療専門学校 みなとみらい新校舎」が、2016年8月に開校しています。



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2016年12月25日 (日)

「渋谷パルコ」建て替え 地上19階、高さ約100mの「宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業」 2016年12月中旬の状況

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-宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業-
 「渋谷パルコ(PART1、PART3)」は、建て替えのために、2016年8月7日に閉店しました。東京都は、「宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業」の個人施行を認可しました。個人施行ですが、「第一種市街地再開発事業」として行われます。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2016/08/02)
 宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業の施行認可について 

宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町90番1,2,3、91番1,2,3,5,6,7,9及び97番4,5
◆ 階数-地上19階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部約100m、軒高約100m
◆ 敷地面積-5,385.95㎡
◆ 建築面積-約4,700㎡
◆ 延床面積-約64,000㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、コンクリート充填鋼管構造、鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-店舗、オフィス、劇場、集会場、展示場
◆ 建築主-パルコ
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年08月23日~2018年11月30日予定
◆ 着工-2017年05月01日予定
◆ 竣工-2019年10月31日予定
◆ 総事業費-約469億円


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「計画配置図」です。街区内に24時間通行可能な屋内の「歩行者専用通路」が設けられます。


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「断面図」です。最高部の高さが約100mです。下層階が店舗、中層階が劇場、上層階がオフィスで、「歩行者専用通路」は2階分の高さとなります。


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「渋谷パルコ(PART1)」を南東側から見た様子です。


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「渋谷パルコ(PART1)」を北東側から見た様子です。


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「渋谷パルコ(PART1)」を北西側から見た様子です。


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「渋谷パルコ(PART3)」側の建物群を北東側から見た様子です。


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「PART1」と「PART3」の間には道路は、2016年11月15日から閉鎖されています。


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現在は、「宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業(渋谷パルコパート1他解体計画)」が行われています。解体工期の工期は、2016年8月23日~2018年11月30日(予定)で、「竹中工務店」により行われています。


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「宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業」の建築計画のお知らせです。


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直接は関係ないですが、「PART1」からオルガン坂を挟んで北側に「渋谷パルコ PART2」がありました。耐震不足から2007年末に休業、2011年4月6日に閉店しました。

 跡地には、「ヒューリック」により地上9階、地下1階、高さ48.85mの「(仮称)渋谷公園通り計画新築工事」が建設されています。



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2016年12月24日 (土)

渋谷区 最上階に「スカイテラス」 地上21階、高さ約107mの「(仮称)南平台プロジェクト」 2016年12月中旬の建設状況

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-(仮称)南平台プロジェクト-

 「(仮称)南平台プロジェクト」は、かつて「東急不動産」の本社があった「新南平台東急ビル」および「南平台東急ビル(東急スカイラインアパートメンツ)、渋谷TODビル、広井ビル」の4棟を地権者と共同して建替えるプロジェクトです。

  地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ106.90m、延延床面積46,954.00㎡の超高層オフィスビルが建設されます。

 引用資料 公式ホームページ
 (仮称)南平台プロジェクト

 最上階には「スカイテラス」が設けられます。渋谷の中心街を望む緑に囲まれた「スカイガーデン」で、地上100mの森にワーカーが集う憩いの空間となります。

(仮称)南平台プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂一丁目31番1(地番)
◆ 階数-地上21階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-106.90m
◆ 敷地面積-4,128.33㎡
◆ 建築面積-2,612.16㎡
◆ 延床面積-46,954.00㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、集会所、飲食店、駐車場
◆ 建築主-一般社団法人道玄坂121(東急不動産および地権者で組成した事業会社)
◆ プロジェクトマネージャー-東急不動産
◆ 設計者-清水建設・東急設計コンサルタント設計共同企業体
◆ 設計監修-日建設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2016年07月01日
◆ 竣工-2019年03月31日予定


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フロア構成です。


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最上階の「スカイテラス」のイメージです。一般の人は入る事が出来るのでしょうか?


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「(仮称)南平台プロジェクト」の建設現場です。


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東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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「西ゲート」付近です。「アースドリル掘削機」が見えます。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。


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内部の様子です。


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敷地の西側に「建設現場事務所」が設けられています。


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「(仮称)南平台プロジェクト」の建築計画のお知らせです。



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2016年12月23日 (金)

国家戦略特区 地上42階、高さ約211mの「(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」 環境影響評価書案の縦覧!

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-(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業-
 国家戦略特区「(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「札の辻(ふだのつじ)交差点」の西側に広がる広大な敷地です。地区面積は約40,000㎡とかなり広いです。

 広大な敷地に「複合棟-1(延床面積約196,000㎡)」、「複合棟-2(延床面積約7,000㎡)」、「住宅棟-1(延床面積約20,100㎡)、住宅棟-2(延床面積約600㎡)」の4棟が建設されます。総延床面積約223,700㎡を予定しています。

 引用資料 首相官邸(PDF)
 三田三・四丁目地区再開発等促進区を定める地区計画 都市計画(素案)の概要 

● 環境影響評価書案の縦覧
 「(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」に係る環境影響評価書案の縦覧が開始されています。縦覧期間は、2016年12月21日(水)~2017年1月25日(水))までです。

 東京都環境局 環境アセスメント(2016/12/21)
 (仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」の環境影響評価書案が提出されました。 

 日建建設工業新聞(2016/12/22)
 三田三・四丁目地区再開発(東京都港区)/都にアセス評価書案提出/準備組合

 東京都の資料では正確な概要が分かりません。実際に都庁などの縦覧場所に出向いて原本を見る必要があります。「日建建設工業新聞」の記事を見るとかなり正確な数値が分かります。

 高さ約215mとされていた「複合棟-1」は、最高部の高さが約211mに変更になりました。約4m低くなりましたが、それでも「航空法」での高さ制限を大幅に上回っています。


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「配置図」です。広大な敷地に「複合棟-1、複合棟-2、住宅棟-1、住宅棟-2」の4棟が建設されます。大規模な緑地を整え、「三田エリア」と「芝浦エリア」を連絡する歩行者デッキが整備されます。


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「計画概要」です。階数や面積の変更はありませんが、高さが若干変更になっています。高さ約215mとされていた「複合棟-1」は、最高部の高さが約211mに変更になっています。

(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 複合棟-1-地上42階、塔屋1階、地下3階、高さ約211m
◆ 複合棟-2-地上5階、塔屋1階、地下1階、高さ30.5m
◆ 住宅棟-1-地上9階、塔屋1階、地下1階、高さ31.5m
◆ 住宅棟-2-地上4階、地下2階、高さ11.5m
◆ 建築主-三田三・四丁目地区市街地再開発準備組合港区(住友不動産と大林組が参画)
◆ 都市計画決定-2017年度予定
◆ 組合設立-2017年度予定
◆ 権利変換計画認可-2018年度予定
◆ 着工-2018年度予定
◆ 竣工-2023年度予定


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国家戦略特区「(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地の北側部分です。


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国家戦略特区「(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地の南側部分です。


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国家戦略特区「(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地の南側には、都ホテル跡地を再開発して、2006年9月末に「住友不動産三田ツインビル西館」が竣工しています。

 地上43階、地下2階 高さ179.30m(敷地面積15,206.20㎡、延床面積98,338.13㎡)で、1階~31階がオフィス、32階~43階が共同住宅(ラ・トゥール三田)となっています。



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2016年12月22日 (木)

港区 「(仮称)東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」の環境影響調査計画書の縦覧 高さ約160m、延床面積約110,000㎡と判明!

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-東京都市計画事業泉岳寺駅地区-
 
TBSのドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」が終わりました。「恋ダンス」が大ブームになっていますが、「アメリカ大使館」の「恋ダンス」のYouTubeの再生回数の伸びが凄いです。

 YouTube(2016/12/20公開)
 恋ダンス【アメリカ大使館・領事館バージョン】 

 大統領が変わって「ケネディ大使」も交代しそうですが、こういうのを見るとさすがアメリカ!超大国のアメリカは余裕があるな!と感じます。

 本題に戻って、品川駅周辺地域は、空の玄関口である「羽田空港」に近く、世界と日本各地を繋ぐ結節点としての役割が期待されており、日本の成長を牽引する国際交流拠点として、開発が進められています。

 「東京都」は、この開発に伴い、駅の機能強化が必要となる泉岳寺駅の改良を実現するため、市街地再開発事業により、駅とまちの一体的な整備に取り組むこととしました。

 港区から「(仮称)東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」の「港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧」が行われています。
 縦覧期間は、2016年12月22日(木)~2017年1月21日(土)までです。縦覧期間を過ぎると見られなくなるので、興味のある方はPDFデータをパソコンに保存しておく事をお勧めします。

 引用資料 港区・公式ホームページ(2016/12/22)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧(【仮称】東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業) 

 環境影響調査計画書の縦覧により、高さ約160m、延床面積約110,000㎡の共同住宅(総戸数約350戸)、オフィス、商業、駐車場等で構成される超高層ビルである事が判明しました。

東京都市計画事業泉岳寺駅地区の概要
◆ 計画名-(仮称)東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都港区高輪二丁目の一部
◆ 高さ-最高部約160m
◆ 区域面積-約10,000㎡
◆ 敷地面積-約8,500㎡
◆ 延床面積-約110,000㎡
◆ 用途-共同住宅、オフィス、商業、駐車場等
◆ 総戸数-約350戸
◆ 建築主-東京都


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「計画地位置図」です。


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「計画地位置図」のアップです。

● 東京都による一体的なまちづくり
 「泉岳寺駅」は国道15号の下に位置し、国道の空間内だけではホームの拡幅が困難であるため、道路に隣接する民有地を含めた市街地整備を行う必要があります。

 このことから、駅の改良と隣接市街地との一体的な整備を、JR新駅周辺の街開きまでに確実に行うため、東京都施行による「(仮称)東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」を実施していきます。


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「歩行者動線図」です。2ヶ所の「○印」は、新設される「東京都交通局」と「京浜急行電鉄」の「泉岳寺駅(せんがくじえき)」の出入口です。

 「歩行者動線図」を見ると、JR線をオーバーパスして新たに東西の道路が整備される事が分かります。現在は、狭い・低い・暗いの通称「お化けトンネル(高輪橋架道橋)」しかありません。東西の交通が格段に便利になります。


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泉岳寺駅の機能強化
 
「泉岳寺駅(せんがくじえき)」です。「東京都交通局(都営地下鉄)」と「京浜急行電鉄」の共同使用駅です。島式2面4線の地下駅となっています。

 泉岳寺駅」は、現状でもホーム(幅員5m)がラッシュ時に混雑しており、今後、周辺開発により利用者が大幅に増加することが見込まれます。
 このことから、駅利用者の安全性・利便性の向上や交通結節機能の更なる強化を図るため、ホームの拡幅など泉岳寺駅の大規模改良を進めていきます。


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「(仮称)東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」の予定地です。ここには、地上20階、地下1階、高さ98.5mの「(仮称)高輪二丁目計画」の予定地もありましたが、この計画はボツになります。


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お化けトンネル(高輪橋架道橋)

 再開発予定地の北側には、通称「お化けトンネル(高輪橋架道橋)」があります。北側の跨線橋「札ノ辻橋」と南側のJR品川駅「東西自由通路」の間には、ここしか東西に抜ける歩道がありません。狭い・低い・暗いの3拍子ですが、重宝します。



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2016年12月21日 (水)

渋谷区 東急プラザ渋谷跡の「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」 2016年12月中旬の建設状況

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-道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業-
 「東急不動産」と「東急不動産SCマネジメント」は、渋谷駅前で49年にわたり営業を続けてきた「東急プラザ渋谷」を、2015年3月22日(日)をもって閉館しました。

 「東急プラザ渋谷」は解体され、跡地には、地上19階、地下5階(地上18階、地下4階)、高さ103.31mの「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」が建設されます。

 引用資料 東急不動産株(PDF:2016/03/16)
道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業、新築工事着工 開発ビジョンは「Warm Japan を、道玄坂一丁目から。」 あたたかいおもてなしで、国際競争力を高めるエリアへ

 「建築計画のお知らせ」では、地上19階、地下5階、ホームページ等では、地上18階、地下4階となっています。「建築基準法」と「運用上」の階数の違いかも知れません。

道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業の概要

◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1~14、18番1~5、36番1、36番2、37番1、37番2
◆ 階数-地上19階、地下5階(地上18階、地下4階)
◆ 高さ-103.31m
◆ 敷地面積-3,335.53㎡
◆ 建築面積-3,316.56㎡
◆ 延床面積-58,679.49㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、飲食店舗、物販店舗、自動車車庫、銀行の支店ほか
◆ 建築主-道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合(事業協力者 東急不動産)
◆ 設計者-清水建設(特定業務代行者)
◆ 施工者-清水建設(特定業務代行者)
◆ 解体工事-2015年04月01日~2016年08月31日
◆ 着工-2016年03月
◆ 竣工-2019年10月31日予定
◆ 総事業費-465億円


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「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事」は、「東急プラザ渋谷」および隣接する街区を一体的に再開発するプロジェクトです。


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歩道橋から見た様子です。


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東側寄りです。すっかり埋め戻されています。


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2016年9月3日の状況です。この時点では地下躯体を解体していました。埋め戻したということは「逆打ち工法」が採用されると思われます。


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地上から見た様子です。



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2016年12月20日 (火)

渋谷区 東京メトロ銀座線「渋谷駅」の大規模改良工事 第1回目の線路切り替え工事が完了!

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-東京メトロ銀座線・渋谷駅の移設工事-

 怒涛の勢いで再開発が行われている渋谷地区ですが、東京メトロ銀座線「渋谷駅」は渋谷駅街区基盤整備に合わせて大規模なリニューアル工事を進めています。

 現在の東京メトロ銀座線「渋谷駅」は、東急百貨店東横店の3階に位置していますが、現在の位置から表参道駅方向へ約130m行った東口広場や明治通りの上部に移設します。総工費は約290億円を予定しています。

● 1回目の移設が完了
 「東京メトロ」では、銀座線渋谷駅移設に伴う線路切替工事のため2016年11月5日(土)~11月6日(日)及び2016年11月19日(土)~11月20日(日)の計4日間、銀座線の「渋谷~表参道間」と「青山一丁目~溜池山王間」を終日運休しました。

 11月5日~6日は2本ある軌道のうち、南側にある渋谷方面行きの軌道を移設しました。19日~20日には、工事で空いたスペースに浅草方面行きの軌道を移設させ、これで1つのステップが完了しました。

 軌道を約180mにわたり、南側に4m弱移設しました。軌道を移設して新しいホームを構築するスペースを確保しました。移設はこれが1回目です。工事の進行に合わせてあと3回移設が行われ、最終的な軌道の場所が確定します。


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軌道を移設する前の様子です。


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新・銀座線ホーム平面図(イメージ)
 現在の位置から表参道駅方向へ約130m行った東口広場や明治通りの上部に「銀座線渋谷駅」を移設します。

 引用資料 東京メトロ(PDF)
 銀座線渋谷駅改良工事編 

 現在、東口広場及び明治通りに7基ある銀座線の橋脚が3基となります。橋脚を減少させることで高架下の空間を広げ、駅前広場空間の拡充や道路交通の円滑化を図ります。


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新・銀座線ホーム断面図(イメージ)

 新しいホームは、現在の相対式2面2線から島式1面2線に変更します。ホーム幅を従来の約1.7倍に拡幅し、ホーム上の混雑を緩和させるほか、ホームドアを設置することにより安全性を向上させます。


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第1回目の線路切り替え工事が完了しました。工事の進行に合わせてあと3回移設が行われ、最終的な軌道の場所が確定します。


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軌道を移設して新しいホームを構築するスペースを確保しました。


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前の橋脚がまだ残っています。


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「渋谷方面行き」と「浅草方面行き」の両側に構台を設置して、「クローラークレーン」で作業を行っています。



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2016年12月19日 (月)

港区 地上44階、高さ約166mの超高級タワーマンション「パークコート赤坂檜町ザ タワー」 2016年12月中旬の建設状況

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-パークコート赤坂檜町ザ タワー-

 「東京ミッドタウン」の北西側に「赤坂九丁目北地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設されています。北側が「赤坂通り」に面する逆三角形状のエリアです。

 概要は、地上44階、塔屋2階、地下1階、高さ166.23m、延床面積44,443.25㎡、総戸数322戸(地権者住戸125戸含む)、総販売戸数197戸(一般販売住戸163戸、事業協力者販売住戸34戸)で、正式名称は「パークコート赤坂檜町ザ タワー」となっています。

 完成予想図引用 公式ホームページ(完売のためリンク切れ)
 パークコート赤坂檜町ザ タワー

 隣接する「東京ミッドタウン」との高低差を解消するため、歩行者専用道路を新設し、歩行者動線を強化します。
 エレベーターを併設してバリアフリーへの対応を図るほか、災害時の避難や救援救護の物資輸送にも機能する動線ネットワークを整備します。

● 全戸完売
 「パークコート」を冠した名称、「東京ミッドタウン」の隣接地という立地から分譲価格は驚く程高額でした。分譲された住戸の平均坪単価がなんと約1,000万円です。

 最高価格はなんと15億円で、15億円の住戸は最上44階の北向きの専有面積約203㎡です。それも含めてすでに全戸完売しています。

パークコート赤坂檜町ザ タワーの概要
◆ 計画名-赤坂九丁目北地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都港区九丁目313(地番)
◆ 交通-都営地下鉄大江戸線「六本木」駅徒歩7分、東京メトロ日比谷線「六本木」駅徒歩9分、東京メトロ千代田線「乃木坂」駅徒歩3分
◆ 階数-地上44階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部166.23m、軒高157.18m
◆ 敷地面積-4,656.24㎡(他に私道負担8.41㎡有り)
◆ 建築面積-1,887.63㎡
◆ 延床面積-44,443.25㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 地震対策-免震構造(鉛プラグ入り積層ゴムアーソレータ、直動転がり支承、オイルダンパー、U型鋼材ダンパー)、制震構造(粘性制振壁:4階~20階、壁式摩擦ダンパー:2階、3階、21階~37階)、屋上にリニアモーターAMD(アクティブマスダンパー)を設置
◆ 用途-共同住宅、子育て支援施設、小規模多機能型居宅介護施設
◆ 総戸数-322戸(地権者住戸125戸含む)、総販売戸数197戸(一般販売住戸163戸、事業協力者販売住戸34戸)
◆ 建築主-赤坂九丁目北地区市街地再開発組合(売主 三井不動産)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年02月26日
◆ 竣工-2018年02月下旬予定
◆ 入居開始-2018年04月下旬予定


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2016年12月中旬の建設状況です。東京出張に行った友人に「東京ミッドタウン」に寄ったついでに撮影してもらいました。

 地震対策として、「免震構造」と「制震構造」を併用します。免震構造(鉛プラグ入り積層ゴムアーソレータ、直動転がり支承、オイルダンパー、U型鋼材ダンパー)、制震構造(粘性制振壁<4階~20階>、壁式摩擦ダンパー<2階、3階、21階~37階>)となっています。

● 日本初の「リニアモーターAMD」搭載分譲マンション
 屋上に「AMD(アクティブマスダンパー)」を設置し、重りをリニアモーターで制御する先進技術で地震時の後揺れを抑止し、風揺れにも対応します。


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窓が無い部分が「免震層」でしょうか? かなりの傾斜地に建設されていますが、どの部分が1階床の高さになるのでしょうか?


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角が曲線を描いたアール状になっています。


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北東側の「赤坂通り」に架かる歩道橋から見た様子です。再開発前は「港区立中之町幼稚園」がありました。仮園舎に移転していますが、再開発が完了すると戻ってきます。

 再開発区域内にあった「港区立桑田記念児童遊園」は、再開発完了後に「港区立中之町幼稚園」があった北東側に移動して開園予定です。


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南側(東京ミッドタウン側)の高台から見た様子です。


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タワークレーン2基で建設しています。


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柱も梁も「プレキャストコンクリート」となっています。


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「赤坂九丁目北地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建築計画のお知らせです。 高さが、最高部約170m、軒高約163mから最高部166.23m、軒高157.18mに修正されています。



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2016年12月18日 (日)

渋谷区 地上35階、高さ約180mの「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」 2016年12月中旬の建設状況

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-渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)-

 渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が進行中です。その中で「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト」は、旧東急東横線渋谷駅跡地の高速道路南側を中心とする再開発プロジェクトです。施設の正式名称は「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」に決定しています。

 引用資料 東急電鉄(PDF:2016/10/24)
 東横線跡地開発「渋谷駅南街区プロジェクト」の施設名称が 「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」に決定 

 「STREAM=流れ、小川、絶え間なく続く、流れ込む」の意味です。「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」の前を心地よく流れる渋谷川や旧東横線渋谷駅の線路跡地のゆるやかなストリートの流れを表現するとともに、ここでの体験・交流・挑戦から生まれる新しいモノ・コトを世界に発信し、ここから新たな次代の流れを生み出し続けたい、という思いを込めました。

渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)の概要
◆ 計画名-(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷三丁目21番 外
◆ 階数-地上35階、地下4階
◆ 高さ-最高部179.950m
◆ 敷地面積-4,774.52㎡(B-1棟)
◆ 建築面積-4,304.11㎡(B-1棟)
◆ 延床面積-108,778.50㎡(B-1棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル(約180室)、ホール、駐車場等
◆ 建築主-東京急行電鉄、(有)鈴基恒産、名取 康治、名取 政俊、山善商事、叶不動産、渋谷丸十池田製パン、(有)清風荘平野ビル
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-渋谷駅南街区プロジェクト新築工事共同企業体(東急建設、大林組)
◆ 着工-2015年08月上旬
◆ 竣工-2018年07月末日予定
◆ 開業-2018年秋予定


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フロア構成図です。


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北東側の歩道橋から見た様子です。


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東急建設カラーの「グリーン」のマストのタワークレーン3基で建設中です。


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「渋谷川」の北側部分が塞がれています。写真左側(東側)は、地上2階、地下2階の「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト D棟」となります。この部分は「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」の東側の玄関口になります。


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地上部分の鉄骨建方が行われています。この現場は「逆打ち工法」で建設しています。「逆打ち工法」では、地上部分は上に向かって構築し、地下部分は下に向かって構築します。


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縦アングルで見た様子です。


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敷地北側部分です。この開口部は吹き抜けでしょうか?


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北西側から見た様子です。



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2016年12月17日 (土)

国家戦略特区 地上46階、高さ約240mの「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」 詳細な概要が判明!

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-(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業-

 東京駅の八重洲口では、北側の「(仮称)東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業」、中央の「(仮称)八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」、南側の「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。

 3地区で最大規模の「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」の詳細な概要が判明しました。かなり詳しい事まで分かります。

 引用資料 首相官邸(PDF)
 都市再生特別地区(八重洲二丁目中地区)都市計画(素案)の概要

● 高さのボーナスは無し
 「国家戦略特区」の特例により高さ制限が緩和されている案件が次々と出て来ています。「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」も高さの上乗せを期待していましたが、残念ながら高さ約240m(GL+240m)のままで着工されそうです。
 

(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目4番、5番、6番、7番
◆ 階数-地上46階、地下4階
◆ 高さ-GL+240m(建築物の高さの最高限度)
◆ 施行面積-約22,000㎡
◆ 敷地面積-約19,500㎡
◆ 延床面積-約418,000㎡(容積対象延床面積約325,650㎡)
◆ 用途-オフィス、店舗、居住・滞在施設(サービスアパートメント等)、インターナショナルスクール、バスターミナル、駐車場等
◆ 建築主-八重洲二丁目中地区市街地再開発準備組合(事業協力者 三井不動産、鹿島建設)
◆ 再開発コンサルタント業務-日建設計
◆ 都市計画決定-2017年03月予定
◆ 解体着工-2018年度予定
◆ 着工-2020年度予定
◆ 竣工-2023年度予定


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「行幸通りから望む」です。完成すると行幸通りからは凄まじい光景が見られそうです。それまでは生きていたいと思います。

 「風の道」は確保されていますが、「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」は「丸の内駅舎」から角のように1本だけ突き出てしまうんですね。景観的にはちょっと残念です・・・


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「断面構成図」です。


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「配置図」です。


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「八重洲二丁目中地区」を南西側から見た様子です。奥に見える超高層ビルは、2016年11月25日にオープンした「京橋エドグラン」です。


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「外堀通」沿いには、鹿島建設グループの「八重洲ブックセンター本店」があります。「鹿島建設」は、事業協力者として参画しています。


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「八重洲二丁目中地区」を北西側から見た様子です。


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2016年12月16日 (金)

6棟の超高層タワーマンションの第二弾 地上48階、高さ約172mの「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」 建築計画のお知らせ掲示!

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-幕張新都心若葉住宅地区-

 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 「B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の6街区に最終的には6棟の超高層タワーマンションが林立する事になります。

 首相官邸  国家戦略特別区域会議(2016/04/11)
 第1回 千葉市ドローン宅配等分科会 

幕張新都心若葉住宅地区の概要
◆ B-1街区(敷地面積38,922.60㎡)-地上9階、総戸数505戸、竣工2024年予定
◆ B-2街区(敷地面積24,726.00㎡)-地上48階、総戸数835戸、竣工2020年予定
◆ B-3街区(敷地面積21,417.98㎡)-地上46階、総戸数675戸、竣工2021年予定
◆ B-4街区(敷地面積21,110.06㎡)-地上46階、総戸数714戸、竣工2027年予定
◆ B-5街区(敷地面積24,589.34㎡)-地上46階、総戸数703戸、竣工2029年予定
◆ B-6街区(敷地面積17,409.40㎡)-地上37階、総戸数482戸、竣工2026年予定
◆ B-7街区(敷地面積20,518.63㎡)-地上37階、総戸数637戸、竣工2019年予定


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「幕張新都心若葉住宅地区」の街区図です。街区図右下の黄色い部分「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」が対象街区です。

 引用資料 千葉県(2015/03/31) リンク切れ
 幕張新都心若葉住宅地区事業予定者の決定について


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(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)
 「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」の建設予定地を北側から見た様子です。「B-2街区」は、第一弾として着工した「B-7街区」に続き第二弾となります。

 概要は、地上48階、地下1階、高さ172.40m、延床面積99,503.70㎡、総戸数835戸で、豊洲や晴海クラスに匹敵する非常に巨大な超高層タワーマンションです。

 完成すると高さ172.40mは、「APAホテル&リゾート<東京ベイ幕張>」の180.82mに次いで千葉県で2番目に高い超高層ビルになります。

(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)の概要
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-1(地番) 
◆ 階数-地上48階、地下1階
◆ 高さ-最高部172.40m 
◆ 敷地面積-24,726.00㎡
◆ 建築面積-10,562.27㎡
◆ 延床面積-99,503.70㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭、既成コンクリート杭
◆ 用途-共同住宅、店舗、駐車場
◆ 総戸数-835戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2017年01月10日予定
◆ 竣工-2020年04月30日予定


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「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」の建設予定地を東側から見た様子です。


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「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」に建築計画のお知らせが掲示されました。2016年11月29日に掲示されたようです。掲示されたばかりの写真を「bgds氏」に送って頂きました(写真提供bgds氏)。


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「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」の建築計画のお知らせです。(写真提供bgds氏)。


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(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-7街区)
 
第一弾として「B-7街区」に、地上37階、高さ132.89mの「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-7街区)」が着工しています(写真提供bgds氏)。

(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-7街区)の概要
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-18、1-19(地番)
◆ 階数-地上37階、地下0階
◆ 高さ-最高部132.89m 
◆ 敷地面積-20,518.63㎡
◆ 建築面積-8,312.73㎡
◆ 延床面積-68,944.05㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭、既成コンクリート杭
◆ 用途-共同住宅、店舗、児童福祉施設、駐車場
◆ 総戸数-637戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2016年07月01日(当初計画)
◆ 竣工-2019年04月30日予定

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2016年12月15日 (木)

江戸川区 高さ約108mと高さ約107mの「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」 再開発組合の設立を認可!

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- 南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業-

 東京都江戸川区の「JR小岩駅」の南口では複数の市街地再開発事業が計画されています。第一弾として、地上29階、塔屋1階、地下2階、高さ105.20m、総戸数177戸(地権者住戸12戸)の「南小岩七丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設され、「アルファグランデ小岩スカイファースト」として2015年4月下旬に竣工しました。

 更に第2弾・第3弾として、「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」や施行区域が最大規模の「南小岩七丁目地区」の再開発なども計画されています。

● 再開発組合の設立認可
 東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「南小岩六丁目地区市街地再開発組合」の設立を2016年12月15日に認可します。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2016/12/14)
 南小岩六丁目地区市街地再開発組合の設立認可について

 野村不動産 ニュースリリース(PDF:2016/10/04)
 『南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業』に特定業務代行者・参加組合員として事業参画(野村不動産) 

南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都江戸川区南小岩六丁目及び七丁目地内
◆ 交通-JR総武線「小岩」駅徒歩1分 
◆ 階数-(Ⅰ街区)地上10階、地下0階、(Ⅱ街区)地上30階、地下1階、(Ⅲ街区)地上32階、地下2階
◆ 高さ-(Ⅰ街区)約44m、(Ⅱ街区)約107m、(Ⅲ街区)約108m
◆ 地区面積-約13,000㎡
◆ 敷地面積-(Ⅰ街区)約1,040㎡、(Ⅱ街区)約2,900㎡、(Ⅲ街区)約5,010㎡
◆ 建築面積-(Ⅰ街区)約830㎡、(Ⅱ街区)約1,980㎡、(Ⅲ街区)約3,460㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約87,050㎡、(Ⅰ街区)約7,240㎡、(Ⅱ街区)約27,770㎡、(Ⅲ街区)約52,040㎡
◆ 用途-(Ⅰ街区)商業、(Ⅱ街区)共同住宅、商業、業務、(Ⅲ街区)共同住宅、商業、公共駐輪場
◆ 総戸数-約500戸(施設全体)
◆ 構造-(Ⅰ街区)鉄骨造、(Ⅱ街区)鉄筋コンクリート造、鉄骨造、(Ⅲ街区)鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 建築主-南小岩六丁目地区市街地再開発組合
◆ 参加組合員-野村不動産(幹事企業)、タカラレーベン、清水建設
◆ 事業コンサルタント-タカハ都市科学研究所
◆ 特定業務代行者-清水建設(代表企業)、野村不動産、タカラレーベン
◆ 着工-2018年08月予定
◆ 竣工-2024年11月予定
◆ 総事業費-約506億円


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「配置図」です。「Ⅰ街区、Ⅱ街区、Ⅲ街区」の3街区で構成されています。


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JR小岩駅のホームから見た様子です。正面に見えるのが地上29階、塔屋1階、地下2階、高さ105.20m、総戸数177戸(地権者住戸12戸)の「アルファグランデ小岩スカイファースト」です。2015年4月下旬に竣工しました。

 「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、「アルファグランデ小岩スカイファースト」の西側になります。


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JR小岩駅南口の駅前広場から見た「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。


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現地に掲示されている「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」の告知板です。

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セブン-イレブンの「Magical Christmas」 渋谷の街に「安室ちゃん(安室奈美恵)」のフラッグがいっぱい & 「セブン‐イレブン 東京ミッドタウン店」のラッピング店舗

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-Magical Christmas-

 今回は私の超自己満足の記事です。興味の無い方は全く興味が無いと思います(笑)。シーズン恒例となっている「セブン-イレブン」のクリスマスケーキ・キャンペーンですが、今年は「安室ちゃん(安室奈美恵)」が努めています。

 セブン-イレブン → Magical Christmas 

 テレビCM以外にも、クリスマスキャンペーン「Magical Christmas」のフラッグが渋谷の街にたくさん飾られています。渋谷スクランブル交差点のビジョンでCMも流れています。

 また「Magical Christmas」の世界を表現したセブン-イレブンの「ラッピング店舗」を、全国4店舗(札幌、東京、大阪、福岡)で展開しています。

 友人が東京出張に行きましたが、「渋谷を撮影してくれ!」と懇願した第一の理由が「安室ちゃん」の「Magical Christmas」の写真を撮影してもらうためでした(笑)。


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セブン-イレブンの「Magical Christmas」のパンフレットです。対象商品を購入すると「Magical Christmasミュージックカード」と「Magical Christmas ポスター」がもらえるので、私もクリスマスケーキを注文しました。


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渋谷スクランブル交差点のビジョンで流れている「Magical Christmas」のCMです。


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渋谷の街には、「Magical Christmas」のフラッグがたくさん飾られています。


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「Magical Christmas」のフラッグです。


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「Magical Christmas」のフラッグです。


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「安室ちゃん」のファンにはたまらない光景です。


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セブン‐イレブン 東京ミッドタウン店

 「セブン‐イレブン 東京ミッドタウン店」は、「Magical Christmas」の世界を表現した「ラッピング店舗」を行っています。期間は、11月15日(火)~12月25日(日)までです。

 他に、「セブン‐イレブン 北海道ST大通店」、「セブン‐イレブン 大阪ビジネスパーク東店」、「セブン‐イレブン 博多駅前3丁目店」の3店舗でも行われています。


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肖像権の問題なのか? パンフレットのイラストから「安室ちゃん」の部分が削られています。「何を撮影しているのか? と言う感じで通行人に白い目でジロジロ見られた・・・」と友人が私にブーブー文句を言っていました(笑)。


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店内の「Magical Christmas」のコーナーです。通常は店内は撮影禁止ですが、友人によると「Magical Christmas」のコーナーは撮影OKだったそうです。


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ここも肖像権の問題なのか? 「安室ちゃん」の写真はありません。


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「Magical Christmas」の天井の装飾です。

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2016年12月14日 (水)

渋谷区 地上47階、高さ約230mの「渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟)」 地上部分の鉄骨建方が進行中 2016年12月中旬の建設状況

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-渋谷駅地区駅街区開発計画-

 友人が東京出張に行きました。2~3時間空いていると言ったので、「渋谷を撮影してくれ!」と懇願しました。イヤイヤ撮影してくれましたが、バーター取引として、来年の2月に「さいたまスーパーアリーナ」で行われる「乃木坂46」のライブにつき合わされそうな雰囲気になっています(笑)。

 私はファンではないのですが、「さいたまスーパーアリーナ」の3万人以上を収容できる「スタジアムモード」を1度体験してみたいような気もします。まあその前に抽選がありますが・・・

 本題に戻って、渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が計画されています。その中で最大規模のプロジェクトが「渋谷駅地区駅街区開発計画」です。

 「渋谷駅地区 駅街区開発計画」は、JR渋谷駅の東側に地上47階、地下7階、高さ229.706mの東棟、西側に地上13階、地下5階、高さ約76mの西棟、東棟と西棟の間に、山手線・埼京線の線路とホームを覆う形で、地上10階、地下2階、高さ約61mの中央棟を建設します。

● 日本最大級の規模を誇る屋外展望施設を設置!
 渋谷を訪れる人々に対する都市の魅力をさらに高めるため、「東棟」の最上部に、屋外と屋内からなる展望施設を設置します。

 引用資料 東京急行電鉄(PDF:2015/07/02)
 渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟)への展望施設設置について ~日本最大級の規模を誇る屋外展望施設が渋谷駅直上に誕生~

 超高層ビルの屋上を全面的に活用したものでは日本最大級の規模を誇り、その開放感は圧倒的です。渋谷随一の高さから、代々木公園の後方に広がる新宿の超高層ビル群、六本木・都心方面、そして富士山に至るまで、遮るものがない素晴らしい眺望が広がります。

渋谷駅地区駅街区開発計画の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目24番1他
◆ 階数-地上47階、地下7階(東棟)、地上10階、地下2階(中央棟)、地上13階、地下5階(西棟)
◆ 高さ-最高部229.706m、建築物229.706m(東棟)、約61m(中央棟)、約76m(西棟)
◆ 敷地面積-15,275.55㎡(施設全体)
◆ 建築面積-18,216.49㎡(施設全体)
◆ 延床面積-276,010.18㎡(施設全体)、約181,000㎡(東棟)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、オフィス、駅施設、駐車場等
◆ 事業主体-東京急行電鉄、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東京地下鉄(東京メトロ)
◆ 設計者-渋谷駅周辺整備計画共同企業体(日建設計、東急設計コンサルタント、ジェイアール東日本設計事務所、メトロ開発)
◆ デザインアーキテクト-日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所
◆ 施工者-東急建設、大成建設JV
◆ 着工-2014年06月10日(準備工事)
◆ 竣工-2019年07月末予定(東棟)、2028年03月末予定(中央棟、西棟)
◆ 開業-2019年度予定(東棟)、2027年度予定(中央棟、西棟)

(注意) 建築面積が敷地面積を上回るのは、西棟付近に設ける「西口アーバンコア」が道路上に架かっており、敷地面積には含まれないものの建築面積には含まれるためです。


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「屋外展望施設」のイメージです。「屋外展望施設」は屋上全体を使い、広さは約3,000㎡です。周囲は全面ガラス張りの回廊となり、一部に階段状の高低差を設けます。


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「屋外展望施設と富士山の眺望イメージ」です。


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「渋谷ヒカリエ」のスカイロビーから見た「渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟)」の建設現場です。友人はビルには全く興味がありませんが、「ここから見る渋谷の開発は物凄い! ビルヲタが夢中になるのが分かる!」と言っていました。


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早くも地上部分の「鉄骨建方」が行われています。この現場は「逆打ち工法」を採用しています。「逆打ち工法」は、通常は1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用しますが、この現場の西側部分は1階床の構築を後回しにして一気に「鉄骨建方」を行っています。

 理由はよく分かりませんが、ビルの1階内部に仮設の「歩行者通路」を確保する必要があるので、「鉄骨建方」を急いだ事が考えられます。

逆打ち工法
 
「逆打ち工法」では、1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階→地下5階→地下6階→地下7階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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南側部分です。


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面白い場所に外装カーテンウォールの原寸モックアップが組んであります。「実物大の外装モックアップ」は、一般の人に見せるために設置される訳ではないので、見えない場所に組む事はよくあります。

実物大の外装モックアップ
 実物大の外装モックアップは、施主へのプレゼンテーションや設計者のデザイン確認などのために製作されます。


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「クラムシェル」で掘削土の揚土作業を行っています。


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北側部分です。


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「親杭横矢板工法」で構築した「山留め壁」が見えます。掘削により「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分が姿を現しています。


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歩道橋から見た様子です。


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「クラムシェル」で掘削土の揚土作業を行っています。


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「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分です。この上に「鉄骨建方」を行います。

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2016年12月13日 (火)

江東区 豊洲地区1-1街区 「東急不動産、NIPPO、大成有楽不動産」が、地上50階、高さ約180mの超高層タワーマンションを中心とした複合開発!

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-豊洲地区1-1街区(
B街区) 
 「建設通信新聞、日刊建設工業新聞」によると江東区豊洲五丁目の「豊洲地区1-1街区(B街区)」に、「東急不動産、NIPPO、大成有楽不動産」が、地上50階、高さ約180mの超高層タワーマンションを中心とした総延床面積約148,000㎡の複合開発を行う事が明らかになりました。

 引用資料 建設通信新聞(2016/12/13)
 延べ15万㎡、18年度着工/50階建て超高層住宅など/東急不、NIPPO、大成有楽不 

 日建建設工業新聞(2016/12/13)
 東急不ら/東京・豊洲(江東区)に高さ180mのマンション、18年度着工めざす 

 「豊洲地区1-1街区」は、「東電堀」近くの「豊洲西小学校」と「新交通ゆりかもめ」の高架橋に挟まれた敷地です。現在は「東京ガス」の所有地ですが、開発着手までに開発事業者に引き渡します。

豊洲地区1-1街区(B街区・住宅棟)の概要
◆ 所在地-東京都江東区豊洲五丁目内
◆ 階数-地上50階
◆ 高さ-約180m
◆ 開発対象面積-約24,300㎡
◆ 延床面積-約148,000㎡(B街区全体)、約145,000㎡(住宅棟)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-約1,200戸
◆ 建築主-東急不動産、NIPPO、大成有楽不動産
◆ 都市計画決定-2017年11月予定
◆ 着工-2018年度予定
◆ 竣工-2021年度予定


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「配置図」です。「豊洲地区1-1街区」は、「A街区」と「B街区」に分かれます。中心となる「B街区」には、地上50階、高さ約180m、延床面積約145,000㎡、総戸数約1,200戸の超高層タワーマンション、地上2階、延床面積約1,400㎡規模の「保育所棟」、地上2階、延床面積約1,600㎡規模の「生活利便施設棟」を建設します。

 「A街区」にある既存の東京電力の「豊洲変電所」は、地上1階、地下3階、延床面積約3,300㎡の地下変電所に建て替えられる予定です。


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現地に掲示してある「配置図」です。「レンタルのニッケン、ヤマト運輸、認可保育園、駐車場」と書いてある場所が、「豊洲地区1-1街区」の「B街区」となります。


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「豊洲地区1-1街区」を「東電堀」側の南側から見た様子です。大規模な超高層タワーマンションを建設するウワサが前からあったので、この日のために写真をたくさん撮影しておきました。


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豊洲地区1-1街区(B街区の東側)
 
「B街区」の東側に地上50階、高さ約180m、延床面積約145,000㎡、総戸数約1,200戸の超高層タワーマンションが建設される予定です。


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豊洲地区1-1街区(A街区)
 
敷地の北端に東京電力の「豊洲変電所」があります。この部分が「A街区」となります。「豊洲変電所」は、建て替えられるようです。


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「豊洲地区1-1街区」を北側から見た様子です。


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「レンタルのニッケン」や「ヤマト運輸」などがありましたが、現在は解体されて更地になっています。


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奥に見えるのが「豊洲西小学校」です。居住人口の増加に伴い小学校施設が不足するため、3社は敷地東側の「豊洲西小学校」に隣接する敷地約2,6000㎡を江東区に譲渡し、江東区が校舎を増築する予定です。


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豊洲地区1-1街区(B街区の西側)
 
「豊洲地区1-1街区」の西側です。西側には、地上2階、延床面積約1,600㎡規模の「生活利便施設棟」が建設される予定です。

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2016年12月12日 (月)

国家戦略特区 住友不動産により大規模な再開発が予想される「八重洲二丁目南地区」 解体工事が進み街区の更地化が進行中!

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八重洲二丁目南地区
 「東京圏国家戦略特別区域会議」で、日本橋川沿いでは「八重洲一丁目北地区、日本橋一丁目中地区、日本橋一丁目東地区」、八重洲エリアでは「八重洲二丁目南地区」、それに「豊島区庁舎跡地」と「浜松町二丁目地区」の6件が追加提案されています。

 首相官邸  国家戦略特別区域会議(2016/05/10)
 東京圏(第11回)・関西圏(第9回)・仙北市(第4回)

 「八重洲二丁目南地区」は、住友不動産が「八重洲富士屋ホテル」跡地がある街区を中心とした大規模開発プロジェクトを計画しています。正確な範囲や詳細は不明です。

 「八重洲富士屋ホテル」跡地の航空法での高さ制限の制限高(標高)は約246mです。しかし、「国家戦略特区」の特例により高さ制限が緩和されている案件が次々と出て来ています。「八重洲二丁目南地区」は高さ250m超えも夢ではありません。

 冷静に考えると、「東京タワー」は高さ333m(海抜356m)あります。 「東京タワー」の北西
側は、海抜356m以下の高さ制限に意味があるのか?? と今更ながら思います(笑)。


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「八重洲富士屋ホテル」と東隣の「石興ビル」は解体されて更地化されて駐車場となっています。


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「東京スクエアガーデン」が綺麗に見えるようになりました。


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「東京スクエアガーデン」との間は、東側の敷地も更地化されて、2棟の小規模なビルが残っているだけです。


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「日東紡ビルディング」を中心とする北側の区画です。この区画も「八重洲二丁目南地区」に含まれると思われます。


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北側の区画を角度を変えて見た様子です。


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「商工中金本店ビル」を中心とする南側の区画です。この区画も「八重洲二丁目南地区」に含まれると思われます。


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南側の区画を角度を変えて見た様子です。


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更に南側にもう1つ区画があります。この南側は「首都高速道路」の高架のためこれ以上は無理ですが、この区画も含めると3本の道路を挟んだ4区画になります。

 「八重洲二丁目南地区」が4区画だった場合は、すぐ北側の「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」に匹敵する広大な敷地面積になります。

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2016年12月11日 (日)

新宿交通結節点整備工事 Part1:メチャメチャ奇麗になったJR新宿駅の改札内コンコース編(ミライナタワー改札、甲州街道改札、新南改札)

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-新宿交通結節点整備工事-

 「新宿駅南口地区基盤整備事業」の中の1つである「新宿交通結節点整備工事」は、JR東日本の線路上に東西約127m×南北約120m、面積約1.47haの人工地盤を創出し、駅施設、歩行者広場、タクシーや一般車の乗降場、高速路線バス関連施設などの機能を持った建物を建設するプロジェクトです。

 延々と長期に渡って行われていた工事ですが、2016年の春から次々と完成しました。ルミネの商業施設「NEWoMAN(ニュウマン)」が、2016年3月25日(第一期)にオープン、「バスタ新宿(新宿南口交通ターミナル)」が、2016年4月4日にオープンしました。

 「JR新宿ミライナタワー」の開業に合わせて新設された改札口の名称は、「ミライナタワー改札」に決定し、2016年3月7日から使用開始されました。

 「ミライナタワー改札」の使用開始に合わせて、「サザンテラス口」を「甲州街道改札」に、「新南口」を「新南改札」に名称を変更しました。


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「完成イメージ図」です。

 引用資料 JR東日本(PDF:2016/02/16)
 「JR 新宿ミライナタワー」前に新設する改札口の名称が決定しました


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完成してメチャメチャ奇麗になった改札内コンコースです。


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「発車標」などの標識類も充実していて非常に分かりやすいです。


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通路も広く快適です。新宿駅はよく「ラビリンス(迷宮)」に例えられますが、ここは東西に大きな通路が1本(一部2本)の単純な構造なので非常に分かりやすいです。


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「エレベーター」です。


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エキナカの店舗も充実しています。


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「NEWoMAN(ニュウマン)」のエキナカ店舗です。


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西側は通路が狭くなります。通路の北側に「トイレ」があります。


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西側の突当りです。西端(新宿サザンテラス側)には改札口がありません。ここに改札口があったら完璧だったのですが・・・


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ミライナタワー改札
 東側の1番線・2番線ホーム側に「ミライナタワー改札」が新設され、2016年3月7日から使用開始されました。


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「ミライナタワー改札」を改札外コンコースから見た様子です。


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甲州街道改札
 北側の「サザンテラス口」は「甲州街道改札」に名称を変更しました。


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「甲州街道改札」を改札外から見た様子です。


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新南改札
 南側の「新南口」は「新南改札」に名称を変更しました。


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「新南改札」を改札外コンコースから見た様子です。

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2016年12月10日 (土)

国家戦略特区 西新宿二丁目(8号地)特定街区 「新宿住友ビル」の低層部を囲む形でウェーブ状の巨大なアトリウムを整備 2017年春に本格着工!

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-西新宿二丁目(8号地)特定街区

 「新宿住友ビル」は、新宿副都心の超高層ビルの第2号として「京王プラザホテル」の次に建設されました。竣工は1974年3月で、新宿副都心の超高層ビル群の草分けとなるビルです。

 地上52階、塔屋2階、地下4階、高さ210.3mと日本の超高層ビルでは初めて高さ200mを超えました。形状がプリズムのような三角柱なので「住友三角ビル」とも呼ばれています。

 「新宿住友ビル」は、大規模改修を行います。既存ビルの更新や「長周期地震動対策」を中心とした耐震性能の強化に加え、低層部を囲む形でウェーブ状の巨大なアトリウムを整備します。公開空地一体にガラス素材の大屋根を整備し、全天候型の広場を創出します。

 2017年春の本格着工、2019年度完成を目指します。アトリウムだけでも工事費は100億円を超えるなど、「住友不動産」が手掛ける過去最大規模のビル改修プロジェクトになります。このプロジェクトは「国家戦略特区」に指定されています。

 引用資料 第59回新宿区景観まちづくり審議会(PDF)
 新宿住友ビル改修計画 


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低層部を囲む形で巨大なアトリウムを整備

 全天候型スペース「アトリウム広場」は、約6,700㎡です。大屋根は高さは約30mで、高層部とメリハリをつけた曲線のデザインが特徴です。設計は「日建設計」が担当しています。


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「現況」と「改修後」の比較です。


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「アトリウム広場(1Fレベル)と11号線(2Fレベル)をつなぐ縦動線のイメージ」です。

 引用資料 首相官邸(PDF)
 西新宿二丁目(8号地)特定街区都市計画(素案)の概要


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東京都庁の展望室から見た「新宿住友ビル」です。1974年3月竣工なので、竣工後42年以上経過しましたが、今でも新宿副都心で存在感を放っています。デザイン的にも古さを全く感じません。

 ウェーブ状の巨大なアトリウムだけでなく、既存ビルの更新や「長周期地震動対策」を中心とした耐震性能の強化を行います。

 東隣りの「新宿三井ビルディングは」、鹿島建設の施工により長周期地震動対策を実施しました。塔屋横の箱状の部分です。
 長周期地震動が発生した場合の揺れを大幅に低減させるため、超大型制震装置「TMD(チューンド・マス・ダンパー)」を屋上に設置しました。


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「新宿住友ビル」の低層部を囲む形でウェーブ状の巨大なアトリウムを整備します。


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「新宿住友ビル」の敷地南側部分です。低層部を囲む形でウェーブ状の巨大なアトリウムを整備します。


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「新宿住友ビル」の敷地北側部分です。低層部を囲む形でウェーブ状の巨大なアトリウムを整備します。


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「大成建設」により準備工事が行われています。


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準備工事を南東側から見た様子です。


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工事名は「新宿住友ビル大規模改修工事」です。準備工事に引き続き、本工事も「大成建設」により行われます。

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2016年12月 9日 (金)

東京駅の丸の内駅前広場 完成予定時期を2017年春から2017年冬に延期 「丸の内中央広場」は先行して2017年5月末に供用開始!

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-東京駅丸の内駅前広場整備-
 JR東日本は2016年12月8日、東京駅の丸の内駅前広場の整備について、完成予定時期を変更すると発表しました。当初の計画より延期し、2017年冬の完成を目指します。

 引用資料 JR東日本・プレスリリース(PDF:2016/12/08)
 東京駅丸の内駅前広場整備の完成予定時期の変更について 

 丸の内駅前広場は、中央部に大規模な歩行者空間、その両側に交通広場を設ける工事を2014年8月から行っています。

 当初は2017年春の完成を予定していましたが、地中埋設物の処理に伴う工法変更等を行ったことにより、完成予定時期を2017年冬に変更します。

 広場の中央部歩行者空間は、先行して2017年5月末に供用開始を予定しています。広場の中央部歩行者空間は、これまで「都市の広場(仮称)」としていましたが、丸の内駅舎とともに永く親しまれる空間となることを願い「丸の内中央広場」と名付けました。


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「広場整備概要」です。


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「東京駅丸の内駅前広場整備」の様子です。全体の完成予定時期が、2017年冬に延期になりました。


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広場の中央部歩行者空間「丸の内中央広場」は、先行して2017年5月末に供用開始を予定しています。


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「丸の内中央広場」は、丸の内駅舎の中央部分正面に整備されます。


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この部分に「丸の内中央広場」が整備されます。


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「丸の内中央広場」から「行幸通り(ぎょうこうどおり、みゆきどおり)」にかけて連続して路面のデザインを統一します。

● 信任状捧呈式(しんにんじょうほうていしき)
 すべてが完成すると、丸の内駅舎→丸の内中央広場→行幸通り→皇居のルートで「信任状捧呈式」の儀装馬車が見られるようになります。

 「信任状捧呈式」とは、 新任の外国の特命全権大使が信任状を天皇陛下に捧呈する儀式です。大使一行の皇居への送迎に際しては、大使の希望により、皇室用の自動車か馬車が提供されています。

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2016年12月 8日 (木)

「バスタ新宿」に「新宿高速バスターミナル」が移転 売場面積約40,000㎡ 国内最大級の家電量販店に建て替えられる予定の「ヨドバシカメラ・新宿西口本店」

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-ヨドバシカメラ・新宿西口本店の建て替え-

 「ヨドバシカメラ」は、2020年をめどに新宿駅西口前で、売場面積が約40,000㎡の国内最大級の家電量販店を開業する予定です。
 免税売り場も広く確保し、東京オリンピックで増える外国人観光客を呼び込みます。総事業費は約500億円の見通しです。

 「新宿西口本店」は、店舗名こそ1つですが、10ヶ所以上の建物に分散しています。「マルチメディアAkiba」のように一つのビルで買い物する事が出来ません。

 そのために再開発を行い、再開発ビル2棟に集約します。階数20階程度で、飲食店などのテナントも入れた大型の複合商業施設とします。
 新店は道路を挟んだ再開発ビル2棟を一体運営し、売場面積は現在の2倍の約40,000㎡と国内最大級の家電量販店となる予定です。

 化粧品やブランド品などの免税売り場も大きく確保し、外国語を話せる従業員を増やすなど体制を整えて外国人比率をさらに高め、富裕層の大口購入などの需要をつかみます。

● 大規模プロジェクトが同時進行
 「ヨドバシカメラ」は、川崎市に巨大物流センター「ヨドバシカメラアッセンブリーセンター川崎」を建設、新たに大阪に、地上34階、地下4階、高さ約150mの「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」、仙台に巨大店舗「ヨドバシ仙台第1ビル」を建設します。

 これに「新宿西口本店の建て替え」が加わると物凄い設備投資になりますが、「ヨドバシカメラ」は非上場企業ですが、家電量販店の中でダントツの財務体質を誇っているので問題ないと思います。


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バスタ新宿(新宿南口交通ターミナル)

 JR新宿駅周辺では、「新宿駅南口地区基盤整備事業」の中の1つである「新宿交通結節点整備工事」が、国土交通省がJR東日本に委託して行われました。

 新宿駅周辺の10ヶ所以上に散らばっていたバス発着場を集約し、2016年4月4日に「バスタ新宿(正式名称:新宿南口交通ターミナル)」として供用開始しました。


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「バスタ新宿」は活況を呈しています。往復共に利用しましたが、夜間の混雑は凄まじかったです。


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MY新宿第2ビル(旧:安田生命第2ビル)

 建て替えが予定されている「MY新宿第2ビル(旧:安田生命第2ビル)」です。「ヨドバシカメラ」が、2010年7月に取得しています。

 「MY新宿第2ビル(旧:安田生命第2ビル)」を取り壊し、跡地に高層店舗を開業する予定です。階数は20階程度の見通しです。

 
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「MY新宿第2ビル(旧:安田生命第2ビル)」の下層階を北西側から見た様子です。

● 旧新宿高速バスターミナル
 「MY新宿第2ビル」の西側には京王電鉄バスが運営するバスターミナル「新宿高速バスターミナル」がありました。

 「MY新宿第2ビル」の1階にサービスカウンター、地下1階には「地下待合室」がありました。ビルの建て替えには、「新宿高速バスターミナル」の移転が不可欠でしたが、「バスタ新宿」に移転した事により、建て替えの障害が無くなりました。


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1階の「サービスカウンター」があった場所は、ヨドバシカメラの売場となっていました。


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「新宿高速バスターミナル」のバス乗降場跡を北側から見た様子です。バスが停車しなくなったので、かつての喧騒がウソのように静かです。


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「新宿高速バスターミナル」のバス乗降場跡を南側から見た様子です。


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新店は道路を挟んだ再開発ビル2棟を一体運営し、売場面積は現在の2倍の約40,000㎡と国内最大級の家電量販店となる予定です。


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ヨドバシカメラ・宿西口本店

 ヨドバシカメラの「新宿西口本店」は、新宿駅西口一帯で10ヶ所以上の建物に分散しています。合計で約20,000㎡の売場面積を持ち、年間売上高は1000億円弱とみられています。

 「MY新宿第2ビル(旧:安田生命第2ビル)」跡地の高層店舗が開業後、「新宿西口本店」を近隣の複数ビルも含めて大型ビルに建て替えます。

 この区画には、「マルチメディア館北館、マルチメディア館東館、マルチメディア館南館、トラベル館」があるので、一体的に再開発されると思われます。

 新宿西口本店の各館の位置 → 新宿西口本店・地図 


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南側のヨドバシカメラ・新宿西口本店「マルチメディア館東館」です。「マルチメディア館東館」も「マルチメディア館北館」と一体的に建て替えられます。

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2016年12月 7日 (水)

新宿区 高さ約160mと高さ約147mの超高層ツインタワー「西新宿五丁目北地区防災街区整備事業(事業地区)」 東京都より組合設立が認可!

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-西新宿五丁目北地区防災街区整備事業(事業地区)-
 
「東京都」は、密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律第136条第1項の規定に基づき、「西新宿五丁目北地区防災街区整備事業組合」の設立について、2016年12月6日に認可しました。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2016/12/06)
 西新宿五丁目北地区防災街区整備事業組合の設立を認可 

 新宿区 公式ホームページ(2016/12/06)
 西新宿五丁目北地区防災街区整備事業(事業地区) 

 西新宿五丁目では、「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」が建設中です。「A-1地区」には、地上60階、地下2階、高さ208.97mの超高層タワーマンション「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」が建設中です。

 「西新宿五丁目北地区防災街区整備事業(事業地区)」は、「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」のすぐ北側に位置します。

 現況は、十二社通り及び青梅街道沿いは中高層建築物が多いが老朽化した建物も多く、また、地区内部は狭隘な道路や木造建物も多く、地区全体として住環境、商環境、防災等に多くの課題がある地区です。 

西新宿五丁目北地区防災街区整備事業(事業地区)の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿五丁目及び西新宿六丁目各地内
◆ 階数-(A地区)地上43階、地下2階、(B地区)地上39階、地下2階
◆ 高さ-(A地区)約160m、(B地区)約147m
◆ 区域面積-約24,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約7,980㎡(A地区)、約4,300㎡(B地区)
◆ 延床面積-約144,640㎡(施設全体)、約99,920㎡(A地区)、約44,720㎡(B地区)
◆ 用途-(A地区)共同住宅、オフィス、店舗、(B地区)共同住宅、保育所、店舗
◆ 建築主-西新宿五丁目北地区防災街区整備事業組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 基本設計-E・D・L一級建築士事務所、アール・アイ・エーJV
◆ 権利変換計画認可-2017年12月予定
◆ 着工-2018年08月予定
◆ 竣工-2020年11月予定
◆ 総事業費-約793億円

(備考) 総戸数は、以前の資料では約1,000戸(A地区約650戸、B地区約350戸)となっていました。


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配置図です。「A地区、B地区、C地区、D地区」の4地区に分けて再開発が行われる予定です。


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断面図です。


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「西新宿五丁目北地区防災街区整備事業(事業地区)」の予定地を北東側から見た様子です。


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「西新宿五丁目北地区防災街区整備事業(事業地区)」の予定地を南東側から見た様子です。

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2016年12月 6日 (火)

豊島区旧庁舎跡地活用事業 地上33階、高さ約158m「(仮称)豊島プロジェクト」の建設予定地

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(仮称)豊島プロジェクト-
 「豊島区役所」は、2015年5月7日に「としまエコミューゼタウン」へ移転しました。跡地では「豊島区旧庁舎跡地活用事業」が行われます。

 公募プロポーザルを実施し、「東京建物(代表構成員)、サンケイビル、鹿島建設」が、優先交渉権者に選定されています。

 「旧本庁舎敷地(A敷地)」に地上33階、地下2階、高さ158.28mの「オフィス・商業棟」、「旧公会堂敷地(B敷地)」に地上8階、地下1階、 高さ41.27mの「ホール棟」が建設されます。
 
 「A敷地」は、敷地面積3,619.67㎡、延床面積68,675.00㎡となります。容積率の限度を大幅に上回るのは、「B敷地」上空の余った容積の移転を行うためです。

 外観イメージ引用 東京建物(PDF:2016:02/15)
 -豊島区旧庁舎・豊島公会堂 サヨナラ・アリガトウ記念イベント- 3月20日、21日「としまミュージアム」開催 

(仮称)豊島プロジェクト(A棟)の概要
◆ 所在地-東京都豊島区東池袋一丁目18番
◆ 階数-地上33階、地下2階
◆ 高さ-158.28m
◆ 敷地面積-6,603.26㎡(施設全体)、3,619.67㎡(A敷地)
◆ 建築面積-4,210.00㎡(施設全体)、2,195.00㎡(A敷地)
◆ 延床面積-79,575.00㎡(施設全体)、68,675.00㎡(A敷地)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、映画館、集会場、店舗、駐車場
◆ 建築主-東京建物(代表)、サンケイビル
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年04月01日~2016年11月30日予定
◆ 着工-2016年12月01日予定
◆ 竣工-2020年05月31日予定

(仮称)豊島プロジェクト(B棟)の概要
◆ 所在地-東京都豊島区東池袋一丁目19番1、19番2、19番3、19番5、19番7
◆ 階数-地上8階、地下1階
◆ 高さ-41.27m
◆ 敷地面積-6,603.26㎡(施設全体)、2,983.59㎡(B敷地)
◆ 建築面積-4,210.00㎡(施設全体)、2,015.00㎡(B敷地)
◆ 延床面積-79,575.00㎡(施設全体)、10,900.00㎡(B敷地)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法- 直接基礎+杭基礎
◆ 用途-公会堂、集会場、店舗、駐車場
◆ 建築主-東京建物(代表)、サンケイビル
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年04月01日~2016年12月31日予定
◆ 着工-2016年12月01日予定
◆ 竣工-2020年05月31日予定


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「概要図」です。

 概要図引用 国土交通省(PDF:2016/09/13)
 東京建物株式会社、株式会社サンケイビルの民間都市再生事業計画を認定 

 「東京建物、サンケイビル」の実施する国家戦略民間都市再生事業「(仮称)豊島プロジェクト」に係る計画が、都市再生特別措置法第21条第1項の認定を受けています。


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池袋で生まれ育った様々な文化を、「中池袋公園」を囲む日本最大級となる収容人数約5,000人の「7つの劇場」から世界に向けて発信します。

 引用資料 豊島区・公式ホームページ
 豊島区現庁舎地活用事業 事業者公募プロポーザルの選定結果等について


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「(仮称)豊島プロジェクト(A棟)」の建設予定地を西側から見た様子です。計画通りなら2016年12月1日に着工しています。近いうちにニュースリリースが発表されるかも知れません。


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解体工事の工期は、2016年4月1日~2016年11月30日(予定)となっていました。


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「(仮称)豊島プロジェクト(A棟)」の建設予定地を南側から見た様子です。


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「(仮称)豊島プロジェクト(A棟)」の建設予定地を東側から見た様子です。


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「A棟」と「B棟」の間の道路です。


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「(仮称)豊島プロジェクト(B棟)」の建設予定地を北西側から見た様子です。解体工事の工期は、2016年4月01日~2016年12月31日(予定)となっています。計画通りなら2016年12月1日に着工しています。


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「(仮称)豊島プロジェクト(B棟)」の建設予定地を南西側から見た様子です。


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「(仮称)豊島プロジェクト(B棟)」の建設予定地を南東側から見た様子です。


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「(仮称)豊島プロジェクト(B棟)」の建設予定地を北東側から見た様子です。北東角の建物は再開発の対象外です。


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「(仮称)豊島プロジェクト」の建築計画のお知らせです。

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2016年12月 5日 (月)

品川区 本格的に工事が行われている地上41階、高さ約145mの「武蔵小山パルム駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物」

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-武蔵小山パルム駅前地区第一種市街地再開発事業-

 品川区の「武蔵小山駅」の南東側には、「武蔵小山商店街PALM(パルム)」という東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードがあります。

 「武蔵小山駅」は、東急目黒線にあります。東急目黒線は、かつては「目蒲線」の一部で、東急電鉄の鉄道網の中では支線に過ぎませんでした。
 しかし、「目黒駅」から東京メトロ「南北線」と都営地下鉄「三田線」に相互直通運転するようになり状況が一変しました。

 東急目黒線の大規模な改良工事も行われ、「目黒駅~洗足駅」までの区間で、連続立体交差事業が行われました。
 武蔵小山駅周辺では、武蔵小山駅の地下化により、再開発の機運が盛り上がっており、複数の街区で再開発が計画されています。

 第一弾して、「武蔵小山商店街PALM」の北側一帯で、「武蔵小山パルム駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が行われています。
 地上41階、地下2階、高さ144.95m、総戸数約640戸の超高層タワーマンションが建設されています。

武蔵小山パルム駅前地区の概要
◆ 計画名-武蔵小山パルム駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都品川区小山三丁目15番他
◆ 階数-地上41階、地下2階
◆ 高さ-最高部144.95m、軒高141.95m
◆ 敷地面積-7,418.67㎡
◆ 建築面積-4,964.69㎡
◆ 延床面積-75,006.98㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-共同住宅、店舗、地域コミュニティ施設(子育て支援施設)、駐車場、駐輪場
◆ 総戸数-約640戸
◆ 建築主-武蔵小山パルム駅前地区市街地再開発組合
◆ 事業協力者-三井不動産レジデンシャル、旭化成不動産レジデンス、鹿島建設
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施行者-鹿島建設
◆ 着工-2016年03月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年12月末日予定


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地上40階、地下2階の時の「完成予想図(イメージパース)」です。現場に掲示されている上の最新のイメージパースは、「高層棟、低層棟」共にデザインが少し変更になっています。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2014/05/29)
 武蔵小山パルム駅前地区市街地再開発組合の設立認可について


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地上40階、地下2階の時の「計画配置図」です。北側に「高層棟」、南側に「低層棟」を建設します。


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地上40階、地下2階の時の「断面図」です。


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「武蔵小山駅」の駅前ロータリー越しに見た「武蔵小山パルム駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建設現場です。


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「武蔵小山商店街PALM(パルム)」の北側は、「仮囲い」で囲まれています。


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南側から見た様子です。


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「武蔵小山商店街PALM(パルム)」は、東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードです。アーケードは、全天候型の開閉式アーケードとなっています。


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北側から見た様子です。


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「仮囲い」の一部が透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。基礎工法は「直接基礎」です。


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敷地北端の歩道です。


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歩道の北側では、地上41階、地下2階、高さ約145m、総戸数約500戸の超高層タワーマンション「武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。


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東側の道路(武蔵小山一番通り)に一部だけ接します。


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「武蔵小山パルム駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建築計画のお知らせです。

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2016年12月 4日 (日)

習志野市 着工した地上44 階、高さ約161mの「(仮称)仲よし幼稚園跡地活用計画」 2016年12月3日の建設状況

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-(仮称)仲よし幼稚園跡地活用計画-
 JR津田沼駅近くの「仲よし幼稚園跡地活用事業」は、習志野市による公募型プロポーザルの実施により、最優秀提案者に「三菱地所レジデンス(代表者)、三井不動産レジデンシャル、野村不動産」の3社グループを特定しています。

 引用資料 習志野市
 仲よし幼稚園跡地活用事業 

 建設予定地は、JR津田沼駅南口にある「モリシア津田沼」南側に位置する習志野市の市有地と隣接する一部民有地です。

 概要は、地上44階、塔屋2階、地下2階、高さ(最高部161.04m、建物高さ152.10m)、敷地面積8,050.23㎡、延床面積88,116.30㎡、総戸数759戸です。

● 2016年12月1日に着工
 着工が何度も延期されていましたが、2016年12月1日(準備工事2016年11月2日)に着工しました。完成すると、千葉県内では2番目の高さの超高層ビルとなります。

(仮称)仲よし幼稚園跡地活用計画の概要
◆ 所在地-千葉県習志野市谷津一丁目1340-24外
◆ 階数-地上44階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部161.04m、建物高さ152.10m
◆ 敷地面積-8,050.23㎡
◆ 建築面積-4,431.62㎡
◆ 延床面積-88,116.30㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-基礎免震構造
◆ 用途-共同住宅、地域貢献施設、自転車駐車場
◆ 総戸数-759戸
◆ 事業者-三菱地所レジデンス(代表者)、三井不動産レジデンシャル、野村不動産
◆ 設計者・監理者-フジタ
◆ 施工者-フジタ
◆ 着工-2016年12月01日(準備工事2016年11月02日)
◆ 竣工-2020年09月30日予定


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「(仮称)仲よし幼稚園跡地活用計画」の2016年12月3日の建設状況です。「bgds氏」から写真を送って頂きました。いつもありがとうございます(写真提供bgds氏)。


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ほぼ同じアングルの2016年8月29日の様子です。


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最新の「特定建築行為計画のお知らせ」です。2016年12月1日(準備工事2016年11月2日)に着工しました。概要が少し変更されています(写真提供bgds氏)。

(高さ) 最高部162.0m、建物高さ153.0m → 最高部161.04m、建物高さ152.10m
(建築面積) 4,521.01㎡ → 4,431.62㎡
(延床面積) 88,117.16㎡ → 88,116.30㎡


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週間の「作業工程」です。仮設駐輪場は、12月4日から「鉄骨組立工事」に入るようです。本体は「準備工事」となっています(写真提供bgds氏)。


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敷地西端に「仮設駐輪場」を建設して、現在の駐輪場を移設し、現在の駐輪場の場所の工事を行います。最終的には「駐輪場」は敷地東端に建設され、「仮設駐輪場」は解体されます(写真提供bgds氏)。


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「マンション建設地」です。準備工事が行われています(写真提供bgds氏)。


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「マンション建設地」を別角度から見た様子です(写真提供bgds氏)。


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敷地西端の「仮設駐輪場」の建設現場です(写真提供bgds氏)。


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ほぼ同じアングルの2016年8月29日の様子です。


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現在の駐輪場は、「仮設駐輪場」を建設して、駐輪場を移設してから工事を行います(写真提供bgds氏)。

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2016年12月 3日 (土)

横浜の新たなランドマーク 地上58階、高さ約200mの「(仮称)横浜市中区北仲通5丁目計画」 国土交通省・民間都市再生事業計画を認定!

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-(仮称)横浜市中区北仲通5丁目計画-
 
「三井不動産レジデンシャル、丸紅」は、横浜市中区で推進中の大規模開発事業「北仲通北再開発等促進地区地区計画(約7.5ha)」の中心に位置する「(仮称)横浜市中区北仲通5丁目計画」の建設に2016年11月1日着手しました。

● 民間都市再生事業計画を認定
 「国土交通省」は、都市再生特別措置法第20条第1項の規定に基づき、「三井不動産レジデンシャル、丸紅」から申請のあった民間都市再生事業計画「(仮称)横浜市中区北仲通5丁目計画」について、同法第21条第1項の規定により認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2016/11/30)
 三井不動産レジデンシャル株式会社、丸紅株式会社の民間都市再生事業計画を認定 -制度創設15 年、累計認定件数100 件達成!- 
 
 民間都市再生事業計画の国土交通大臣認定制度は、民間事業者による公共施設の整備を伴う優良な都市開発プロジェクトを認定、各種支援することにより、都市再生の推進を図ることを目的として2002年度に創設され、本計画の認定により、累計認定件数が100件となりました。

(仮称)馬車道駅直結 横浜北仲タワープロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)横浜市中区北仲通5丁目計画
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区北仲通五丁目57-2他(地番)
◆ 交通-横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅下車徒歩1分、JR京浜東北線・根岸線、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅下車徒歩8分
◆ 階数-地上58階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-199.95m
◆ 敷地面積-13,135.37㎡
◆ 建築面積-8,760.12㎡
◆ 延床面積-168,225.33㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、ホテル、店舗、駐車場
◆ 総戸数-1,100戸超
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、丸紅
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年11月01日
◆ 竣工-2020年02月28日予定


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「概要図」です。5階~58階(46階~51階を除く)は総戸数1,100戸超の分譲マンションとなり、みなとみらいを借景とする眺望とインナーハーバーを遥か彼方まで見渡せる絶好のロケーションでの暮らしを実現します。

 46階~51階は、「オークウッド」のサービス付き長期・短期滞在型宿泊施設で、横浜エリアに初進出となります。「オークウッド」のロビーが46階に設けられ、51階までの各フロアに客室(計175室)を展開します。

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「低層部構成図」です。低層階の1、2階には、延床面積約6,000㎡の商業・文化ゾーンを展開します。スーパーマーケットの他、マンション居住者や近隣住民の生活利便を高め暮らしを豊かにするライフスタイル提案型のカフェやレストランも軒を連ね、北仲通地区の賑わい創造の一翼を担います。

 引用資料 三井不動産(PDF:2016/11/01)
 (仮称)馬車道駅直結 横浜北仲タワープロジェクト 横浜市最高層・最大規模の分譲住宅、超高層ミクストユースタワー着工 ~分譲住宅・商業・文化施設等が集積 「オークウッド」が横浜エリア初進出~ 


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「配置図」です。


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。周囲では「横浜市市庁舎移転新築工事」や「(仮称)アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉新築工事」など大規模プロジェクトが目白押しです。


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「(仮称)横浜市中区北仲通5丁目計画」の予定地です。

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2016年12月 2日 (金)

豊洲地区最大のビッグプロジェクト 地上36階、高さ約180mの「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2‐1街区 AC棟」 2016年12月1日に着工!

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豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業-
 「三井不動産」は、豊洲二丁目駅前地区で推進中の「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区 新築工事」の「AC棟」を2016年12月1日に着工し起工式を執り行いました。

 引用資料 三井不動産(2016/12/01)
 「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業2‐1街区 AC棟」着工 ~BCPを強化するエネルギーセンターを備えた、オフィス、商業、ホテルのミクストユースの大規模再開発~

 本計画は「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」の一環として、2015年6月に竣工した江東区の「豊洲シビックセンター」、2016年11月に竣工した「東京消防庁深川消防署豊洲出張所」に続く建物整備事業となります。「三井不動産」は、計画地の地権者である「IHI」の協力のもと、代表施行者として計画を推進します。

 敷地面積27,831.65㎡(2-1街区全体)の広大な敷地に2016年12月1日に着工した「AC棟」と2017年12月に着工予定の「B棟」を建設します。
 総延床面積約259,000㎡と、都内湾岸エリアにおける新たなランドマークとなる、豊洲エリア最大規模のプロジェクトとなります。

豊洲二丁目駅前地区(2-1街区・AC棟)の概要
◆ 計画名-(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区 新築工事 AC棟
◆ 所在地-東京都江東区豊洲二丁目15番12
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「豊洲」駅、ゆりかもめ「豊洲」駅直結 
◆ 階数-地上36階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部約180m
◆ 敷地面積-27,831.65㎡(施設全体)、19,127.66㎡(AC棟)
◆ 建築面積-約9,300㎡(AC棟)
◆ 延床面積-約259,000㎡(施設全体)、約184,000㎡(AC棟)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎工法
◆ 地震対策-中間階免震構造
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、自動車車庫、エネルギー供給施設
◆ 客室数-約225室(三井不動産グループ直営のホテル)
◆ 建築主-三井不動産
◆ 都市計画・基本計画・監理-日建設計
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2016年12月01日
◆ 竣工-2020年04月予定
◆ オープン-2020年06月下旬予定(ホテル)、2020年度上期(商業施設)

豊洲二丁目駅前地区(2-1街区・B棟)の概要
◆ 計画名-(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区 新築工事 B棟
◆ 所在地-東京都江東区豊洲二丁目15番12
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「豊洲」駅、ゆりかもめ「豊洲」駅直結 
◆ 階数-地上24階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部約125m
◆ 敷地面積-27,831.65㎡(施設全体)、8,055.02㎡(B棟)
◆ 建築面積-約3,640㎡(B棟)
◆ 延床面積-約259,000㎡(施設全体)、約75,000㎡(B棟)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎工法
◆ 地震対策-中間階免震構造
◆ 用途-オフィス、自動車車庫
◆ 建築主-三井不動産
◆ 都市計画・基本計画・監理-日建設計
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2017年12月予定
◆ 竣工-2020年度下期予定


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「A棟」の外観パースです。「A棟」のオフィスは、基準階専有面積が約3,300㎡(約1,000坪)という大規模フロアプレートを実現しています。

 ホテルゾーンは、「A棟」の上層部(33階~36階)に設置し、三井不動産グループ直営のホテルを計画しています。客室数は約225室を予定しています。


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「用途構成図」です。「A棟」と「B棟」は、地震対策として「中間階免震構造」を採用している事が分かります。「C棟」には、開発区域内外に「電気」と「熱」を供給するエネルギーセンターが設置されます。


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「敷地配置図」です。


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「周辺施設との接続」です。「アーバンドック ららぽーと豊洲」と2ヶ所、「豊洲シビックセンター」と1ヶ所、2階デッキで接続されます。「豊洲公園」とはブリッジで接続されます。


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「豊洲シビックセンター」の2階デッキから見た「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区 新築工事」の予定地です。


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東側が「AC棟」の建設予定地です。2016年12月1日に着工しました。


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西側が「B棟」の建設予定地です。1年後の2017年12月着工予定です。


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「豊洲シビックセンター」の2階デッキは、絶好の定点観測ポイントです。江東区には工事が本格化しても閉鎖しないようにお願いしたいです。


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「豊洲シビックセンター」の2階デッキと直結します。


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ゆりかもめ「豊洲駅」とも「豊洲シビックセンター」の2階デッキと経由して直結します。


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「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区 新築工事」の建築計画のお知らせです。2016年12月上旬の着工予定だったので計画通りです。ただし、当初計画よりはかなり遅れています。

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2016年12月 1日 (木)

東京メトロ日比谷線の新駅 大規模に行われている「地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業」

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-地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業-

 「UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)」と「東京メトロ(東京地下鉄株式会社)」は、UR都市機構が事業主体、東京メトロが運営管理を行う予定の「地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業」について、2016年2月8日に起工式を行いました。

 引用資料 UR都市機構・東京地下鉄(PDF:2016/02/08)
 東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備にかかる工事着手について

 新駅は「日比谷線霞ケ関駅~神谷町駅」間の国道1号(桜田通)と環状第2号線の交差点付近に位置し、相対式2面のホームを設置します。

 工事にあたっては日比谷線の既設トンネルに影響を与えない「アンダーピニング工法」を採用し、安全を確保しながら工事を進め、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催前の供用開始、2022年度最終完成を目指します。

 2020年供用開始時には、ホーム及び暫定の改札口は地下1階に設置し、その後2022年度の最終完成時には改札口を地下2階に設置(移設)する予定です。

東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称)の概要
◆ 事業の名称-地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業
◆ 整備位置-東京都港区虎ノ門一丁目22番地先(東京メトロ日比谷線霞ケ関駅~神谷町駅間)
◆ 駅の形状等-相対式ホーム2面、計画延長147m
◆ 事業主体-独立行政法人都市再生機構
◆ 設計・工事-東京地下鉄株式会社(独立行政法人都市再生機構から受託)
◆ 事業スケジュールー 2016年02月工事開始、2020年供用開始(2022年度最終完成予定)
◆ 事業費-約170億円(供用開始時までの事業費)


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平面図です。相対式ホーム2面で、ホームの長さは147mです。


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「新旧イメージ図(断面)」です。「地下鉄日比谷線」は浅い場所を走っているので、コンコースが線路の下にある珍しい構造になります。

● アンダーピニング工法
 施工方法は、「開削方法」と既設トンネルに影響を与えない「アンダーピニング工法(現在の日比谷線トンネル直下の施工)」を採用します。

 「アンダーピニング工法」とは、既設の建築物、橋脚、トンネルなどの下に新しい構造物を建設する場合、これらの構造物をを直接的または間接的に受け替える工法のことです。

 採用例としては、丸の内の「JPタワー(JP TOWER)」では、保存された低層棟の地下に、「アンダーピニング工法」により新たな地下躯体が建設され、免震ビルに生まれ変わりました。


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「地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業」の現場を南側から見た様子です。


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道路を一部閉鎖して工事を行っています。


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工事の進展に合わせて、これから何度も歩道の位置が入れ替わると思います。


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看板では、工事は平成35年4月30日(2023年4月30日)までとなっています。


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「地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業」の現場を北側から見た様子です。

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