JR東日本 地上28階、高さ約143mの「川崎駅西口開発計画」 環境影響評価手続きの着手!
-川崎駅西口開発計画-
JR東日本は、「川崎駅西口大宮町地区」において、川崎市の中心的な広域拠点としての商業・業務エリアの形成を目指し、複合的土地利用による都市機能の強化を図るために、業務・宿泊・商業施設を新設する計画を進めています。
「川崎市環境影響評価に関する条例」に基づき、「条例環境影響評価方法書」を2017年1月6日に川崎市に提出しました。縦覧期間は、2017年1月13日(金)~2017年2月27日(月)となっています。
引用資料 JR東日本(PDF:2017/01/12)
川崎駅西口開発計画に係る環境影響評価手続きの着手について
● 「大宮町地区 A-2街区」と呼ばれていたプロジェクト
このプロジェクトは、このブログでも何度か特集しています。以前は「大宮町地区 A-2街区」と呼ばれていました。やっと動いたという感じです。
解体された「旧変電所」約3,700㎡と駐車場約8,300㎡に分かれており、廃止された市道部分を含め敷地面積は約12,400㎡となっています。
再開発に向けて、川崎市は街区を分断していた廃道部分約1,080㎡を「JR東日本」に売却しました。これにより一体的な開発が可能となりました。一方で「川崎市」は、JR東日本の所有地の一部約714㎡を緑地用地として取得しました。
地上28階、地下2階、高さ約143mの「オフィス棟」と、地上18階、高さ約60mの「ホテル棟」が建設されます。川崎駅周辺では最も高いビルになります。
川崎駅西口開発計画の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市幸区大宮町1番5外
◆ 階数-(オフィス棟)地上28階、塔屋あり、地下2階、 (ホテル棟)地上18階、地下0階
◆ 高さ-(オフィス棟)最高部約143m、軒高約131m、 (ホテル棟)約60m
◆ 敷地面積-約12,400㎡
◆ 建築面積-約11,150㎡
◆ 延床面積-約138,900㎡
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 着工-2018年02月予定
◆ 竣工-2012年04月予定
(備考) JR東日本の資料では、建物高さ約131mとなっていますが、川崎市の資料では、「建物高さ約131m(塔屋等を含む最高高さ約143m)」となっています。
「計画地位置図」です。
「計画建物配置図」です。
「計画建物断面図」です。
南西側から見た「川崎駅西口開発計画」の建設予定地です。こちら側に「オフィス棟」が建設されます。
北東側から見た「川崎駅西口開発計画」の建設予定地です。こちら側に「ホテル棟」が建設されます。
| 固定リンク
« 中央区 「豊海地区第一種市街地再開発事業」は、地上56階、高さ約189m、総戸数2,150戸の超高層ツインタワーマンション! | トップページ | 2020年東京オリンピック すったもんだの末に着工が決まった「有明アリーナ」 「実施段階環境影響評価書」により詳細が判明! »
「202 神奈川県・川崎市」カテゴリの記事
- 京急川崎駅隣接地 川崎新!アリーナシティ・プロジェクト メインアリーナの想定収容人数が5,000人増加して最大15,000人へ規模拡大!(2023.11.22)
- 武蔵小杉地区 地元説明会から約7年経過して動き出す 地上43階、高さ約165m「(仮称)小杉町一丁目計画」の環境影響評価方法書の縦覧!(2023.09.30)
- 川崎市 「JFEスチール株式会社東日本製鉄所京浜地区」跡地 JFEグループの土地利用構想を「OHGISHIMA2050」として取りまとめ!(2023.09.10)
- 東急電鉄田園都市線「鷺沼」駅すぐ 日本精工鷺沼運動場跡地「昭和大学鷺沼校地新キャンパス整備計画」 学生数約2,000人を想定!(2023.08.12)
- 明治大学 川崎市の生田キャンパス「生田キャンパス第二中央校舎(仮称)整備計画」 2023年7月12日に地鎮祭を挙行!(2023.07.17)