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2017年1月

2017年1月31日 (火)

成田空港の更なる機能強化 C滑走路(第3滑走路)の新設 & B滑走路の延伸 環境影響評価方法書を公表!

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-成田空港の更なる機能強化-

 「成田国際空港株式会社(NAA)」は、首都圏の航空需要に対応していくため、成田空港の「第3滑走路」の整備と「第2滑走路」の延伸について検討を行っています。

 2016年6月13日に公表した「計画段階環境配慮書」に続き、更に一歩進んだ「環境影響評価方法書」を2017年1月26日に公表しました。縦覧期間は、2017年1月27日(金)~2月27日(月)となっています。

 引用資料 成田国際空港株式会社(2017/01/26)
 成田空港の更なる機能強化にむけ、環境影響評価方法書を公表しました。 

 「想定した複数案」から1つに絞られ、夢物語と思っていた計画がどんどん具体化しつつあります。これらがすべて完成すると滑走路が4,000m×1本、3,500m×2本となり本格的な国際空港らしくなります。

成田空港の更なる機能強化の概要
◆ 事業予定者の名称-成田国際空港株式会社
◆ 主たる事務所の所在地-千葉県成田市成田国際空港内(成田市古込字古込1-1)
◆ 事業の名称-成田空港の更なる機能強化
◆ 事業の種類-滑走路の新設を伴う飛行場及びその施設の変更の事業、滑走路の延長を伴う飛行場及びその施設の変更の事業
◆ 事業の規模-C滑走路の新設(3,500m)、B滑走路の延長(延長する長さ1,000m、延長後の滑走路長3,500m)
◆ 事業の目的-成田空港の更なる機能強化を図ることにより、2020年代前半にはほぼ限界に達すると見込まれる首都圏空港の航空需要に対応し、首都圏の国際競争力の強化、訪日外国人旅行者の更なる増加への対応、国内各地への経済効果の波及等につなげることを目的とする


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滑⾛路の配置

 「滑⾛路の配置」です。(1)「B滑⾛路」を北側へ1,000m延伸します。(2)「B滑⾛路の進⼊復⾏区域が、「C滑⾛路」と重複しないようにします(両滑⾛路の南北⽅向の離隔3,325m)。(3)「B⾛路」と「C滑⾛路」の中⼼線間隔は420mです。


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対象事業実施区域の施設規模

 「対象事業実施区域の施設規模」です。空港規模を現在の約1,400haから1,000ha拡大し、約2,400ha規模の確保を目指しています。


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拡張想定区域(1) 「C滑⾛路」の整備

 「B滑⾛路」の南側に、3,500mの「C滑⾛路」を整備します。拡張想定区域内は、Googleマップの空撮写真を見ると、民家が少なく、森林、水田、畑、ゴルフ場などが占めています。


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拡張想定区域(2) 「B滑⾛路」の延長

 「B滑⾛路」を北側に1,000m延長して、現在の2,500mから3,500mにします。滑走路が高速道路の「東関東自動車道」をオーバーパスします。

 「東関東自動車道」は、高さを低くするため「切土構造」となっているため問題はありません。現在もB滑⾛路の「進入灯」が東関東自動車道の上を横切っています。


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拡張想定区域(3)

 「A滑⾛路」の北東側も「拡張想定区域」となっています。空港関連施設を整備すると思われます。Googleマップの空撮写真を見てもほとんどが森林です。



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2017年1月30日 (月)

京浜急行電鉄湘南線(泉岳寺駅から新馬場駅間)の「連続立体交差化」の説明会の資料 「品川駅~品川第一(八ツ山橋)踏切~北品川駅」のルート

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-京浜急行電鉄湘南線(泉岳寺駅から新馬場駅間)-
 「東京都、港区、品川区、京浜急行電鉄」の4者は、京浜急行電鉄湘南線(京急本線)の泉岳寺駅~新馬場駅間で連続立体交差化を計画しています。東京都が事業主体となり、完成は、リニア中央新幹線が開業する2027年度を目安にしています。

 「東京都、港区、品川区、京浜急行電鉄」は、京浜急行電鉄湘南線の連続立体交差化計画および関連する道路計画の都市計画素案などの説明会を、1月27日(金) に「高輪台小学校」、1月28日(土) に「台場小学校」で開催しました。

 説明会に参加した読者の方から説明会の資料のコピーをメールで送って頂きました。昨日は「品川駅」中心にUPしましたが、今回は「品川駅~品川第一(八ツ山橋)踏切~北品川駅」のルートをUPします。


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連続立体交差予定区間
 連続立体交差予定区間は、「泉岳寺駅」付近から「北品川」駅の「新馬場駅」付近までの約1.7km(都市計画区間約2.0km)です。予定区間には、「品川駅」と「北品川駅」の2駅があり、合計3ヶ所の踏切を解消し、道路交通を円滑化します。


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Rの留置線の用地を利用、S字カーブは無くならない
 
「平面図」です。「品川駅~北品川駅」間の高架橋は全体的に東側に寄ります。「品川駅」の南側は、JRの留置線の用地を一部活用します。

 電車のスピードが自慢の京浜急行ですが、用地買収の関係で残念ながらスピードアップの障害である「S字カーブ」は無くなりません。


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かなりの勾配で品川第一踏切をオーバーパス

 「縦断図」です。「品川駅」が地平化するので、かなりの勾配で「品川第一(八ツ山橋)踏切」をオーバーパスする事になります。合計3ヶ所の踏切を解消し、道路交通を円滑化します。

 「北品川駅」は全体的に少し南側に移設します。勾配を少しでも緩和するためだと思われます。「北品川駅」から北側を見ると地上2階から地下1階に降りるような感じになります。


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高架の「一般部」です。


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京浜急行本線北品川駅
 
「北品川駅部」です。全体的に東側に寄りますが、現在の「相対式2面2線+保守線1線」がそのまま高架に移行します。


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JRの留置線

 「品川駅」の南側はJRの留置線あります。高架橋の用地として留置線の用地を一部活用します。



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2017年1月29日 (日)

京浜急行電鉄湘南線(泉岳寺駅から新馬場駅間)の「連続立体交差化」の説明会の資料 京急品川駅の2面4線化と地平化 JR品川駅のホーム再編は?

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-京浜急行電鉄湘南線(泉岳寺駅から新馬場駅間)-

 「東京都、港区、品川区、京浜急行電鉄」の4者は、京浜急行電鉄湘南線(京急本線)の泉岳寺駅~新馬場駅間で連続立体交差化を計画しています。東京都が事業主体となり、完成は、リニア中央新幹線が開業する2027年度を目安にしています。

● 京浜急行本線品川駅の2面4線化と地平化
 
「京浜本線品川駅」のホームを現在の2面3線(単式ホーム+島式ホーム)から島式2面4線に拡張して、地平化及び輸送力向上を行う予定です。

 「東京都、港区、品川区、京浜急行電鉄」は、京浜急行電鉄湘南線の連続立体交差化計画および関連する道路計画の都市計画素案などの説明会を、1月27日(金) に「高輪台小学校」、1月28日(土) に「台場小学校」で開催しました。

 説明会に参加した読者の方から説明会の資料のコピーをメールで送って頂きました。今一番欲しかった資料だったので本当に助かりました。ありがとうございました。


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連続立体交差予定区間
 連続立体交差予定区間は、「泉岳寺駅」付近から「北品川」駅の「新馬場駅」付近までの約1.7km(都市計画区間約2.0km)です。予定区間には、「品川駅」と「北品川駅」の2駅があり、合計3ヶ所の踏切を解消し、道路交通を円滑化します。


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京浜急行本線品川駅が北側に移設
 
「平面図」です。「北品川駅」が高架化するので、地平化する「品川駅」からの勾配を考えて「品川駅」を全体的に北側に移設します。


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京浜急行本線品川駅が
地平化
 
「縦断図」です。「品川駅」は高架から地上に降ります。地下の「泉岳寺駅」から登っていく勾配には手を加えないと思っていましたが、「下り線」を一部改良するようです。


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京浜急行本線品川駅が2面4線化
 
「品川駅部」です。ホームを現在の2面3線(単式ホーム+島式ホーム)から島式2面4線に拡張します。幅は約28m~39mと大幅に広くなります。図面を図ってみると約1.5倍くらいに拡幅されるようです。

 地平化する事によって、コンコースが2階となりJR品川駅のコンコースと同じ高さになります。品川駅の「東西自由通路」との連絡も格段に良くなります。

山手線ホームの移設は?
 
図面を見るとホーム全体が大幅に東側に移動する事が分かります。仮に図面の縮尺が正確として約39m幅なら、東端が現行より約22m東に移動します。

 JR品川駅のホームを再編しないと不可能なように思えますが、ギリギリJR品川駅のホームを再編しなくても可能なのかも知れません。
 他の方のブログを見るとホームを再編しなくてもギリギリ可能な別の配置図がありました。JR品川駅のホーム再編は無いと考えていいと思います。


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地上の「一般部」です。「掘割」となり、中央に2本の「引上線」を確保し、西側にかなり拡幅されます。


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地下の「一般部」です。手を加えないと思っていましたが、一部改良するようです。


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山手線ホーム
 
山手線のホームドア24番目の設置駅となった「品川駅」です。2016年8月11日から稼働しています。将来無くなる事が予想されるホームにホームドアを設置するとは思えません。


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京急第10ビル
 品川駅西口駅前広場の北側にある「京急第10ビル」です。「京浜急行グループ」が2012年に約115億円を投じて取得しました。駅の用地に入っているので間違いなく解体されます。


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川駅西口駅前広場の再整備
 京浜急行本線品川駅の2面4線化と地平化に合わせて、「品川の顔」となる「品川駅西口駅前広場」の再整備も行われます。

 
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京浜急行本線品川駅
 2面4線化と地平化が行われる「京浜急行本線品川駅」です。今の姿から想像も出来ません。



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2017年1月28日 (土)

新宿交通結節点整備工事 Part2:竣工した地上33階、高さ約168mの「JR新宿ミライナタワー」

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-JR新宿ミライナタワーー

 「新宿駅新南口ビル(仮称)」は、「新宿駅南口地区基盤整備事業」の中の1つで、「高島屋タイムズスクエア」の北側にあった旧新南口駅舎跡に建設された超高層ビルです。

 正式名称は「JR新宿ミライナタワー」で、オフィスを主用途とし、低層部の商業施設、線路上空部の文化施設等(多目的ホール、保育所等)から構成されています。

 JR東日本(PDF:2016/03/18)
 新宿の新ランドマーク「JR新宿ミライナタワー」が3月25日いよいよ開業 線路上空には「トレインビュー」が楽しめる約2,000㎡の広場が出現 オープンを記念してさまざまなイベントを開催します!!

 2016年3月からオフィスの入居開始、2016年3月25日に商業施設「ニュウマン」の第1期がオープン、2016年4月15日には商業施設「ニュウマン」の第2期がオープンしました。

JR新宿ミライナタワーの概要
◆ 計画名-新宿駅南口地区基盤整備事業 新宿駅新南口開発ビル
◆ 所在地-東京都新宿区新宿四丁目1番6号、渋谷区千駄ヶ谷五丁目24番55号
◆ 所在地-JR「新宿」駅直結(ミライナタワー改札)、東京メトロ丸の内線・副都心線・都営地下鉄「新宿三丁目」駅徒歩1分
◆ 階数-地上32階(建築基準法上33階)、地下2階
◆ 高さ-最高部168.160m、軒高155.205m
◆ 敷地面積-17,860.96㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-18,416.18㎡(施設全体)
◆ 延床面積-136,875.37㎡(施設全体)、約110,900㎡(ビル本体)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造(鋼材ダンパー、オイルダンパー等)
◆ 用途-オフィス(5階~32階)、商業施設(1階~4階、M2階、7階含む)、文化施設等(線路上空部5階~7階)、駐車場(地下1階~地下2階)
◆ 建築主-国土交通省、東日本旅客鉄道(JR東日本)
◆ 設計者・監理者-東日本旅客鉄道(JR東日本)、ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-<オフィス・商業施設>大林・大成・鉄建建設共同企業体(大林組、大成建設、鉄建建設JV)、<文化施設等>大林・鉄建・大成・フジタ建設共同企業体(大林組、鉄建建設、大成建設、フジタJV)
◆ 着工-2013年09月(本体工事)
◆ 竣工-2016年03月31日(新宿駅南口地区基盤整備事業)
◆ オープン-2016年03月(オフィス)、2016年03月25日(商業施設/ニュウマン第1期)、2016年04月15日(商業施設/ニュウマン第2期)


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JR新宿ミライナタワーの「断面図」です。地上32階(建築基準法上33階)、地下2階となっています。「新宿跨線橋(しんじゅくこせんきょう)」の路面レベルの高さを2階床にするために、「M2階」を設けて階数調整をしています。

 引用資料 JR東日本(PDF:2015/09/02)
 新宿駅が生まれ変わります~新たなランドマークとなる複合施設が誕生します~


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「JR新宿ミライナタワー」は、「新宿駅南口地区基盤整備事業」の事業の1つとして建設されました。


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「JR新宿ミライナタワー」です。バックが快晴の青空で一発卒業出来ました。


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「JR新宿ミライナタワー」の最高部です。「新建築」の2016年6月号によると、正確な高さは最高部168.160m、軒高155.205mのようです。

 オフィスフロアは、東西約50m、南北約58mの「整形無中空間」で、1フロア基準階面積は約2,100㎡となっています。建物南側の中央部分に「エレベーター、階段、トイレ」などのコア部分を設けています。


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甲州街道沿いの路面が2階床の高さ
 
「JR新宿ミライナタワー」を北西側から見た様子です。パッと見はこの部分が1階床の高さに見えますが、「甲州街道」沿いの路面が2階床の高さとなります。


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「JR新宿ミライナタワー」の下層階を北東側から見た様子です。


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建物北東側の「甲州街道」沿いに「バスタ新宿(新宿南口交通ターミナル)」などの車両出入口が設けられています。もちろん一般車両は入場禁止です。


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物凄い台数のバスやタクシーが出入りしています。東側が入口、西側が出口となっています。


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東側道路沿いを北東側から見た様子です。


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東側道路沿いを南東側から見た様子です。張り出している部分は車両の入口のスロープです。歩道の屋根の役目も果たしています。


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東側道路が1階床面の高さ
 「JR新宿ミライナタワー」の東側道路に面する部分が1階床の高さとなります。「新宿跨線橋(しんじゅくこせんきょう)」の路面レベルの高さを2階床にするために、1階と2階の間に「M2階」を設けて階数を調整をしています。


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1階南側です。


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1階南側の「ニュウマン」の出入口です。


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西隣には、4階までの「新宿交通結節点」の上部5階~7階部分に「文化施設等」が建設されました。超高層棟本体から少し離れていますが、この部分も「JR新宿ミライナタワー」に含まれます。

 多目的ホール・スタジオ(5階)、保育所(5階)、屋外広場(5階/回廊空間)、カフェ(6階)、屋外広場(6階/イベント広場)、屋外広場(7階/芝生広場)、野外菜園(7階)が整備されています。


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5階の「屋外広場(回廊空間)」です。


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6階の「屋外広場(イベント広場)」です。


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6階の「カフェ」です。


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7階の「屋外広場(芝生広場)」です。


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7階の「ファーム(野外菜園)」です。


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5階~7階に位置関係が分かりにくいので拡大写真を載せておきます。



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2017年1月27日 (金)

川崎市 武蔵小杉地区で2番目に高い超高層タワーマンション 竣工した地上53階、高さ約190mの「シティタワー武蔵小杉」

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-シティタワー武蔵小杉-

 武蔵小杉地区の「株式会社東京機械製作所玉川製造所再開発計画」は、区域面積37,207.66㎡、延床面積約212,600㎡という大規模プロジェクトです。

 北側の「A-1地区」には、大規模商業施設「(仮称)武蔵小杉SC新築工事」が建設され、南側の「B-1地区」には、地上53階、地下3階の超高層タワーマンションが「(仮称)武蔵小杉計画新築工事」が建設されました。

 北側の「A-1地区」の正式名称は「グランツリー武蔵小杉」、南側の「B-1地区」の正式名称は「シティタワー武蔵小杉」となっています。
 「シティタワー武蔵小杉」の概要は、地上53階、地下3階、高さ約185mです。最高部192.6mと書いてある資料があったので、最高部は高さ192.6mの可能性があります。

 いずれにしても現時点では、高さ203.5mの「パークシティ武蔵小杉 ミッドスカイタワー」に次いで、武蔵小杉地区では2番目に高い超高層タワーマンションとなります。2016年1月13日に竣工、2016年4月中旬から入居開始しています。 

シティタワー武蔵小杉の概要
◆ 計画名-(仮称)武蔵小杉計画新築工事
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区中丸子2番1他、市ノ坪449番3他
◆ 交通-JR横須賀線「武蔵小杉」駅から徒歩4分、湘南新宿ライン(宇都宮線・横須賀線)「武蔵小杉」駅から徒歩4分、東急東横線「武蔵小杉」駅から徒歩4分、JR南武線「武蔵小杉」駅から徒歩7分、JR南武線「向河原」駅から徒歩8分
◆ 階数-地上53階、地下3階
◆ 高さ-最高部192.6m、建築物185.00m
◆ 敷地面積-8,628.28㎡
◆ 建築面積-3,992.98㎡
◆ 延床面積-104,160.88㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリ-ト造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(基壇部下家除く)
◆ 地震対策-中間免震構造(2階と3階の間に積層ゴムとダンパーを設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗、保育所(ワンルーム)
◆ 総戸数-800戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-前田建設工業
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 着工-2012年11月15日
◆ 竣工-2016年01月13日
◆ 入居開始-2016年04月中旬


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「シティタワー武蔵小杉」を北東側から見た様子です。


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「シティタワー武蔵小杉」の下層階を北東側から見た様子です。「シティタワー武蔵小杉」の基礎工法は基壇部下家を除いて「直接基礎」となっています。

 武蔵小杉周辺の地盤は多摩川沿いですが強固で、ほとんどの超高層タワーマンションが「直接基礎」となっています。


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「シティタワー武蔵小杉」は、地震対策として「中間免震構造」を採用しています。2階と3階の間の窓が無い部分に「積層ゴム」と「ダンパー」を設置しています。


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「シティタワー武蔵小杉」には、共同住宅以外にもいろいろな施設が入っています。


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建物周囲は「公開空地」として解放されています。


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「シティタワー武蔵小杉」のロゴです。


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建物東側の「公開空地」です。


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「綱島街道」沿いの歩道です。


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建物南側の「公開空地」です。


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「綱島街道」は、大幅に拡幅されて両側には広い歩道が整備されました。


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「シティタワー武蔵小杉」の下層階を南東側から見た様子です。


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「シティタワー武蔵小杉」を南側から見た様子です。


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「シティタワー武蔵小杉」を北西側から見た様子です。


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「シティタワー武蔵小杉」の下層階を北西側から見た様子です。



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2017年1月26日 (木)

立川市 竣工した地上32階、高さ約128mの「立川タクロス(プラウドタワー立川)」

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立川タクロス(tachikawa tacross)
 JR立川駅は、JR中央本線・青梅線・南武線の3路線が乗入れる鉄道交通の要衝となっています。更に北口は、多摩都市モノレール「立川北駅」に隣接するなど交通結節点として非常に恵まれています。

 JR立川駅北口では、JR立川駅の北西側に隣接する「第一デパート」と「第一デパート」西側の雑居ビル群や南側の駐輪場の再開発を行う「立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業」が行われました。

 街区全体のタウンネーミグは「立川タクロス(tachikawa tacross)」です。多くの人が交わり、にぎわいが生まれる場所という思いを込めた「cross(クロス)」に、立川と多摩をリードする施設になってほしいとの意味で、両方の頭文字の「タ」をつけました。

 地下2階・地下1階が「駐車場」、1階が「店舗および立川市の窓口サービスセンター」、2階が「駐輪場」、3階~7階が「ヤマダ電機」、9階~32階が共同住宅「プラウドタワー立川」となっています。

 2016年8月4日に「立川タクロス」の街開き、2016年8月下旬に「プラウドタワー立川」の入居開始、2016年11月18日にヤマダ電機「LAVI LIFE SELECT 立川」がオープンしました。

立川タクロス(プラウドタワー立川)の概要
◆ 計画名-立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都立川市曙町二丁目2番22、25、26、27号
◆ 交通-JR中央線・南武線・青梅線 「立川」駅徒歩2分、多摩都市モノレール線 「立川北」駅徒歩1分
◆ 階数-地上32階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部128.03m
◆ 敷地面積-6,019.53㎡(建築確認対象面積、分譲対象面積5,583.42㎡) ※本敷地には多摩都市モノレール線の為の地上権が設定されている。また、JR架空線(高圧線)が一部越境している。
◆ 建築面積-4,761.38㎡
◆ 延床面積-59,203.85㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(一部直接基礎)
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-共同住宅(9階~32階)、店舗、オフィス
◆ 総戸数-319戸(非分譲住戸27戸含む)
◆ 建築主-立川駅北口西地区市街地再開発組合(売主 野村不動産)
◆ 設計者-清水建設、松田平田設計
◆ 監理者-松田平田設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2013年07月01日(着工)、2013年07月03日(起工式)
◆ 竣工-2016年07月20日(工事完了)
◆ オープン-2016年08月04日(立川タクロスが街開き)、2016年08月下旬(プラウドタワー立川が入居開始)、2016年11月18日(ヤマダ電機 LAVI LIFE SELECT 立川がオープン)

(注意) 「清水建設」のホームページでは、階数が、地上32階、塔屋2階、地下2階となっています。塔屋は2階の可能性があります。


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北東側(北口のペデストリアンデッキ)から見た様子です。


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北東側(北口のペデストリアンデッキ)から見た下層階の様子です。


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北側の下層階の様子です。


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タクロス広場

 「立川タクロス」の街開きに合わせて、立川タクロスの東隣に「タクロス広場」が、2016年8月4日に供用開始されました。「タクロス広場」は3階床面の高さになります。


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「タクロス広場」から西側に抜ける事が出来ます。


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建物北側の3階に東西に抜けるデッキが設けられています。


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西端は階段となっています。


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北西側から見た様子です。


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南東側の「立川駅西側新自由通路」から見た様子です。



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2017年1月25日 (水)

JR立川駅 供用開始された「タクロス広場、立川駅西側新自由通路、JR立川駅北改札口」

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-JR中央線立川駅西側新自由通路整備事業-

 JR立川駅北口では、JR立川駅の北西側に隣接する「第一デパート」と「第一デパート」西側の雑居ビル群や南側の駐輪場の再開発を行う「立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業」が行われました。「立川タクロス」として2016年8月4日に街開きしました。

 「立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業」に合わせて、南口のペデストリアンデッキと「立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業」で整備する公開広場と接続し、北口のペデストリアンデッキへとつなげる「JR中央線立川駅西側新自由通路整備事業」が行われました。

 更に、「JR中央線立川駅西側新自由通路整備事業」に合わせて、ペデストリアンデッキ側に「西側新改札口」を設置しました。

 「立川タクロス」の街開きに合わせて、「タクロス広場、立川駅西側新自由通路、JR立川駅北改札口」が、2016年8月4日に供用開始されました。


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「タクロス広場、立川駅西側新自由通路、JR立川駅北改札口」の位置関係です。

 引用資料 立川市・公式ホームページ(PDF)
 タクロス広場、立川駅西側新自由通路、立川駅北改札口


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立川駅北口のペデストリアンデッキです。「タクロス広場」は立川駅北口のペデストリアンデッキと一体化しています。


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タクロス広場

 「立川タクロス」の街開きに合わせて、立川タクロスの東隣に「タクロス広場」が、2016年8月4日に供用開始されました。


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「タクロス広場」を南西側から見た様子です。


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「タクロス広場」の南西側には、小さなステージが設けられています。


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立川駅西側新自由通路

 2016年8月4日に供用開始された「立川駅西側新自由通路」の北側の入口です。


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西側にはカフェが設けられています。


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JR立川駅北改札口

 東側には、JR立川駅の新改札口「北改札口」が設けられ、2016年8月4日に供用開始されました。


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「きっぷうりば」です。


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「北改札口」です。


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北改札口の「改札機」です。


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北側に振り返った様子です。


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「立川駅西側新自由通路」を北側から見た様子です。上にあるのは「多摩都市モノレール」の高架橋で、屋根の役目も果たしています。


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「立川駅西側新自由通路」の南端から北側に振り返った様子です。


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既存の「南北自由通路」です。これでJR立川駅の南北自由通路は2本となり、複数のルートがあることで災害時などに効果を発揮すると思われます。

 立川市は首都圏の西の拠点とは言え郊外の街です。JR立川駅の南北自由通路を初めて見た時に私は、「郊外でこの規模でこの人混み・・・ 首都圏は凄すぎる・・・」と絶句した事を今でも覚えています。



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2017年1月24日 (火)

京浜急行電鉄湘南線(泉岳寺駅から新馬場駅間)の「連続立体交差化」がいよいよ動き出す! 京浜急行本線品川駅の2面4線化と地平化!

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-京浜急行電鉄湘南線(泉岳寺駅から新馬場駅間)-

 「東京都、港区、品川区、京浜急行電鉄」の4者は、京浜急行電鉄湘南線(京急本線)の泉岳寺駅~新馬場駅間で連続立体交差化を計画しています。東京都が事業主体となり、完成は、リニア中央新幹線が開業する2027年度を目安にしています。

 連続立体交差予定区間は、「泉岳寺駅」付近から「北品川」駅の「新馬場駅」付近までの約1.7km(都市計画区間約2.0km)です。予定区間には、「品川駅」と「北品川駅」の2駅があり、合計3ヶ所の踏切を解消し、道路交通を円滑化します。

● 京浜急行本線品川駅の2面4線化と地平化
 
「京浜本線品川駅」のホームを現在の2面3線(単式ホーム+島式ホーム)から島式2面4線に拡張して、地平化及び輸送力向上を行う予定です。

 電車を動かしながら地上に軌道やホームを移設し、更にホームを島式2面4線に拡幅する事が本当に可能なのでしょうか? どのように工事を行うのか皆目見当がつきません・・・


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計画区間の位置図

 とはいうものの「東京都、港区、品川区、京浜急行電鉄」は、京浜急行電鉄湘南線の連続立体交差化計画および関連する道路計画の都市計画素案などの説明会を開催します。 計画はいよいよ動き出しました。

 引用資料 品川区(2017/01/13)
 京浜急行電鉄湘南線(泉岳寺駅から新馬場駅間)に関する説明会のお知らせ


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京浜本線品川駅
 「京浜本線品川駅」のホームを現在の2面3線(単式ホーム+島式ホーム)から島式2面4線に拡張して、地平化及び輸送力向上を行う予定です。どのように工事を行うのか皆目見当がつきません・・・


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北側を見た様子です。写真左側が「京急本線」の高架橋です。JR線が2線(南側の留置線への連絡線と山手線内回り)走っており、現在のままでは拡幅するスペースがありません。


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山手線ホームの移設は?

 以前は、 ”JR品川駅の線路を再編(全体的に東寄りに移動) → 現在山手線が走る付近のスペースが空く → 京急線ホームを拡幅するスペースが誕生” と伝えられていました。

 確かに以前の資料では、JR品川駅の在来線ホームは、島式8面15線から島式7面13線に再編される計画でした。しかし、現在の資料ではホームの再編は行わない事になっています。

 JR品川駅の山手線ホームには、「ホームドア」が設置されました。将来無くなる事が予想されるホームにホームドアを設置するとは思えません。
 現に、大規模改良が予定される5駅(東京駅、新橋駅、浜松町駅、渋谷駅、新宿駅)は、ホームドア設置予定期日が未定となっています。

 しかし、JR線を再編しないと「京浜本線品川駅」の島式2面4線化と地平化は不可能なように思えます。将来的に、1ホーム減(島式8面14線)もしくは2ホーム減(島式7面13線)に再編されるのか? されないのか? もう少し様子を見ないと分かりません。


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JRの留置線

 南側はJRの留置線あり、留置線の場所を一部使えば拡幅は可能です。



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2017年1月23日 (月)

首都圏で巨大物流センターの建設ラッシュが止まらない! 「ESR」が投資額800億円・延床面積約229,000㎡の「市川ディストリビューションセンター」を建設!

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-巨大物流センターの建設ラッシュ-

 首都圏で、巨大物流センターの建設ラッシュが止まりません。投資を主導しているのは物流施設を得意とする外資系の不動産会社で、「REIT(不動産投資信託)」と組み合わせた形の開発が多いのも特徴です。

 規模も拡大の一途で、遂には、シンガポールを拠点とする「グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)」が、神奈川県相模原市に日本最大の物流倉庫を開設すると発表しました。
 約295,000㎡の広大な敷地に、6棟の巨大な物流施設を建設します。延床面積は約655,000㎡、総開発コストは約1,330億円、2020年以降着工、2022年から順次竣工する予定です。

 物流ニュースのLNEWS(2016/12/27)
 GLP/相模原市で延床約65.5万m2のプロジェクト開始 

 背景にあるのは、ネット通販サービスの高度化です。近年オープンしている物流施設は新しい世代に対応したもので、ネット通販の事業者が仕分けシステムなどを構築できるよう、ゆとりのある構造となっています。

 私の様な素人が考えると「少子高齢化が加速して人口が減少する日本で、こんなに次々と巨大物流センターを建設して本当に運ぶ物があるのか?」と心配になります。

● 市川ディストリビューションセンター
 「ESR(旧レッドウッド・グループ・ジャパン)」は、千葉県市川市に延床面積約229,000㎡の大型マルチテナント型物流施設「市川ディストリビューションセンター」を建設すると発表しました。

 完成すれば東京湾岸地域で最大規模の物流施設となります。投資額は800億円で、物流施設単体の開発費として国内最大規模の投資となります。

 引用資料 物流ニュースのLNEWS(2017/01/20)
 ESR/千葉県市川市に23万m2の物流施設開発、投資額800億円

 開発予定地は、「二俣地区国家公務員宿舎」跡地を中心とする敷地面積約103,000㎡です。2017年2月から解体工事を開始し、2017年9月着工、2018年12月に竣工の予定です。

 「ESR」が提唱する「HUMAN CENTRIC(人に優しい設計)」を基本コンセプトに掲げ、庫内労働者が働きやすい環境づくりの一環として託児所やラウンジなどを設けます。
 環境負荷の低減にも最大限配慮しており、日本最大級の太陽光発電システム他、さまざまな省エネルギー設備を導入予定です。

市川ディストリビ ューションセンターの概要
◆ 所在地-千葉県市川市二俣678
◆ 階数-地上4階
◆ 敷地面積-約103,000㎡
◆ 延床面積-約229,000㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-耐震構造
◆ 建築主-ESR(旧レッドウッド・グループ・ジャパン)
◆ 着工-2017年09月予定
◆ 竣工-2018年12月予定


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「市川ディストリビューションセンター」の「位置図」です。立地は、JR京葉線「二俣新町」駅より徒歩5分、総武線と京成電鉄「西船橋」駅からも徒歩圏内(約15分)で、東京都心部から20km圏内で首都高速湾岸線千鳥町ICより約3km、東関東自動車道湾岸市川ICにも500mと至近距離です。


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「市川ディストリビューションセンター」の建設予定地です。


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「市川ディストリビューションセンター」は、38棟の集合住宅が残る「二俣地区国家公務員宿舎」跡地を中心とする広大な敷地に建設されます。

 「二俣地区国家公務員宿舎」跡地の約101,000㎡を落札し、2016年12月末に関東財務局と土地の売買契約を締結しました。アクセス道路用地として隣地の一部を買い増して、合計敷地面積は約103,000㎡となります。

 2017年2月から「二俣地区国家公務員宿舎」の既存建物の解体工事を開始し、2017年9月着工、2018年12月に竣工の予定です。



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2017年1月22日 (日)

新宿区 竣工した地上55階、高さ約191mの「Tomihisa Cross Comfort Tower(富久クロス コンフォートタワー)」

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-Tomihisa Cross(富久クロス)-

 「西富久地区第一種市街地再開発事業」には、地上55階、地下2階、高さ(最高部191.00m、軒高179.95m)の超高層タワーマンションが建設されました。

 街区全体の名称が「Tomihisa Cross(富久クロス)」、分譲タワー棟の名称が「Tomihisa Cross Comfort Tower(富久クロス コンフォートタワー)」です。

 更に、地権者向けに整備した戸建住宅「Pent Terrace」、1Rを中心とした賃貸住宅「Green Residence」、さらには大型スーパーや認定こども園などで構成しています。
 「Pent Terrace」、「Green Residence」は地権者の所有で、「Green Residence」は、主に地権者住戸の管理費捻出のために賃貸運用されます。

Tomihisa Cross Comfort Towerの概要
◆ 計画名-西富久地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都新宿区富久町500番地(地番)
◆ 交通-東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅より徒歩5分、都営新宿線「新宿三丁目」駅より徒歩8分、JR山手線他「新宿」駅より徒歩16分、都営新宿線「曙橋」駅より徒歩9分、東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅より徒歩10分、都営大江戸線「東新宿」駅より徒歩13分、都営大江戸線「若松河田」駅より徒歩13分、東京メトロ丸ノ内線「新宿」駅より徒歩14分、西武新宿線「西武新宿」駅より徒歩15分
◆ 階数-地上55階、地下2階
◆ 高さ-最高部191.00m、軒高179.95m
◆ 敷地面積-16,246.97㎡(施設全体)
◆ 建築面積-11,325.74㎡(Comfort Tower:分譲タワー棟)
◆ 延床面積-138,961.87㎡(Comfort Tower:分譲タワー棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭
◆ 地震対策-デュアル制振構造(2重構造のダンパーを組み込み)
◆ 用途-共同住宅、物販店舗、飲食店舗、オフィス
◆ 総戸数-1,222戸(分譲1,106戸、賃貸116戸)、1,091戸(Comfort Tower:分譲タワー棟、非分譲住戸含む)
◆ 建築主-西富久地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産、三井不動産レジデンシャル、積水ハウス、阪急不動産)
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-戸田建設、五洋建設JV
◆ 着工-2012年05月21日(着工)、2012年06月15日(起工式)
◆ 竣工-2015年04月30日(工事完了)、2015年08月下旬(竣工)
◆ 入居開始-2015年09月18日


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完成予想図です。


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「Tomihisa Cross Comfort Tower(富久クロス コンフォートタワー)」の下層階を南東側から見た様子です。


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「Tomihisa Cross(富久クロス)」の敷地東側の歩道です。敷地東側では「外苑西通」の北側への延伸工事が行われました。


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「外苑西通」の北側への延伸は、現在はここで行き止まりになっています。


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北側へ延伸された「外苑西通」を北端から見た様子です。


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「Tomihisa Cross Comfort Tower(富久クロス コンフォートタワー)」を北東側から見た様子です。基礎工法は「場所打ち鋼管コンクリート杭」、地震対策は「デュアル制振構造(2重構造のダンパーを組み込み)」となっています。


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バックが快晴の青空でやっと卒業出来ました。


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街区を北東側から見た様子です。


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少し北寄りに見た様子です。北東側が低い傾斜地に建設されています。


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街区北東側の階段とエスカレーターです。この部分は、「新宿区防災倉庫」になっています。路面の高さが1階の床面の高さに見えますが、北東側が低い傾斜地に建設されているため地下1階の床面の高さになります。


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「階段、エスカレーター」を上がると「彩華の広場(1号広場)」です。この部分が1階の床面の高さです。


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現地に掲示されていた「配置図」です。


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「彩華の広場(1号広場)」には、「富受稲荷大明神」もあります。


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「イトーヨーカドー 食品館新宿富久店」です。上にペントハウス住宅「Pent Terrace」が見えます。


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ペントハウス住宅「Pent Terrace」への階段です。関係の無い方は立入禁止です。


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街区北側の道路(医大通)は、大幅に拡幅されて両側に歩道が整備されました。


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「医大通」沿いの歩道です。


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「Tomihisa Cross Comfort Tower(富久クロス コンフォートタワー)」を北側の「富久さくら公園」から見た様子です。


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街区北側の「医大通」を西側から見た様子です。


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街区を北西側から見た様子です。


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街区西側の道路は大幅に拡幅されました。再開発前は車1台がやっと通れる幅でしたが、見違えるように広くなりました。


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西側から見たペントハウス住宅「Pent Terrace」です。人工地盤の上に1戸建のような住宅が並んでいます。


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西側のペントハウス住宅「Pent Terrace」へのスロープです。関係の無い方は立入禁止です。


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「Tomihisa Cross Comfort Tower(富久クロス コンフォートタワー)」を南西側から見た様子です。


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街区を南西側から見た様子です。南西側は、賃貸住宅棟「Green Residence」です。主に地権者住戸の管理費捻出のために賃貸運用されます。


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街区南側の歩道は大幅に拡幅され、車が通れるようになりました。


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「Tomihisa Cross Comfort Tower(富久クロス コンフォートタワー)」南側の「エントリーボスコ(2号広場)」です。


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「エントリーボスコ(2号広場)」から南側の幹線道路「靖国通」に抜けられるようになっています。



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2017年1月21日 (土)

新宿区 竣工した地上37階、高さ約160mの「住友不動産新宿ガーデンタワー(ラ・トゥール新宿ガーデン)」

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-住友不動産新宿ガーデンタワー-

 「住友不動産」が、JR山手線「高田馬場」駅の南側、緑豊かな「戸山公園」に隣接する約24,000㎡の広大な敷地で開発を進めていた職住近接の街「新宿ガーデン」の街区全体が、2016年3月31日に竣工しました。

 引用資料 住友不動産(PDF:2016/04/05)
 緑豊かな防災性に優れた職住近接の街が誕生 住友不動産「新宿ガーデン」街区全体竣工

 地上37階、塔屋2階、地下2階、高さ159.657mの超高層免震タワー「住友不動産新宿ガーデンタワー」は、2階~22階(23階は構造フロア)がオフィス、24階~37階が最高級賃貸レジデンス「ラ・トゥール新宿ガーデン」、地下2階・地下1階(一部会議室1階)がイベントホール「ベルサール高田馬場」となっています。 

住友不動産新宿ガーデンタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大久保三丁目西地区開発計画(A-1棟)
◆ 所在地-東京都新宿区大久保三丁目8番2号
◆ 交通-JR山手線・西武新宿線「高田馬場」駅より徒歩5分、東京メトロ東西線「高田馬場」駅より徒歩6分、東京メトロ副都心線「西早稲田」駅より徒歩7分
◆ 階数-地上37階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部159.657m、軒高149.657m
◆ 敷地面積-16,820.18㎡
◆ 建築面積-6,864.75㎡
◆ 延床面積-142,569.14㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(鋼製U型ダンパー天然ゴム系積層ゴムアイソレーター、天然ゴム系積層ゴムアイソレーター、弾性すべり支承等)
◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗、多目的ホール、貸会議室
◆ 総戸数-363戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2013年06月初旬
◆ 竣工-2016年03月31日


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「街区全体図」です。


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「基準階フロア」です。四角形では無く、変則的な六角形となっています。基準階面積約820坪、室内に柱型の出ない整形無柱空間を実現しています。


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東側の「戸山公園」から見た「住友不動産新宿ガーデンタワー」です。バックが快晴の青空で一発卒業出来ました。


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ラ・トゥール新宿ガーデン

 「住友不動産新宿ガーデンタワー」の24階~37階は、全住戸が地上100m超の最高級賃貸レジデンス「ラ・トゥール新宿ガーデン」となっています。総戸数363戸、平均面積100㎡超(37.12㎡~143.51㎡)です。その下の23階は「構造フロア」です。


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北側から見た「住友不動産新宿ガーデンタワー」です。地震対策として「免震構造(鋼製U型ダンパー天然ゴム系積層ゴムアイソレーター、天然ゴム系積層ゴムアイソレーター、弾性すべり支承等)」を採用しています。


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北側から見た下層階の様子です。


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ベルサール高田馬場

 敷地北側に、山手線内で最大級の整形無柱空間約2,300㎡のイベントホール「ベルサール高田馬場」があります。


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イベントホール「ベルサール高田馬場」のエントランスです。


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「ベルサール高田馬場」の西側に屋根付きの歩道が整備されています。歩道は「有効空地」として一般に公開されています。


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広場1号(防災広場)

 「ベルサール高田馬場」の屋上は、楕円形の「広場1号(防災広場)」となっています。「有効空地」として一般に公開されています。


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「広場1号(防災広場)」には、楕円形の芝生広場を1周する歩道が整備されています。


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「広場1号(防災広場)」から見た「住友不動産新宿ガーデンタワー」の下層階の様子です。街区全体に大規模な植栽が行われています。


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「住友不動産新宿ガーデンタワー」のエントランス前です。


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「住友不動産新宿ガーデンタワー」のオフィスのエントランスは、建物の北東側にあります。


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東側の「戸山公園」側に抜けられるようになって便利になりました。歩道は「有効空地」として一般に公開されています。


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東側の「戸山公園」側の歩道です。


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「住友不動産新宿ガーデンタワー」の建物の南東側にもエントランスがあります。こちらは最高級賃貸レジデンス「ラ・トゥール新宿ガーデン」のエントランスでしょうか?


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「SKY FOREST RESIDENCE TOWER & SUITE(スカイフォレストレジデンス)」と面するオフィスフロアの南西側壁面は、窓の無い「PCカーテンウォール」で外側が見えないようになっています。


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「SKY FOREST RESIDENCE TOWER & SUITE(スカイフォレストレジデンス)」との間に東西に抜ける歩道が整備されて便利になりました。歩道は「有効空地」として一般に公開されています。


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歩道を西側から見た様子です。


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スカイフォレストレジデンス

 敷地の南側の「A-2地区」には、地上26階、地下2階、高さ約100m(軒高92.24m)、総戸数361戸のタワーマンション「(仮称)大久保三丁目西地区開発計画(A-2棟)」が建設されました。

 正式名称は「SKY FOREST RESIDENCE TOWER & SUITE(スカイフォレストレジデンス)」となっています。2014年12月26日に竣工し、2015年3月中旬から入居開始されています。


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西側の「都市計画道路補助第72号線」側です。


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再開発に伴い、「都市計画道路補助第72号線」の車道と歩道がきれいに再整備されました。「都市計画道路補助第72号線」は、JR山手線に平行し新宿、新大久保、高田馬場の各駅を結ぶ南北の補助幹線道路です。


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住友不動産新宿ガーデンタワーアネックス

 「都市計画道路補助第72号線」を挟んだ西側の「A-3地区」には、「住友不動産新宿ガーデンタワーアネックス」が建設されました。


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「住友不動産新宿ガーデンタワーアネックス」は、地上2階、地下1階、敷地面積420.74㎡、延床面積802.66㎡、2016年3月31日に竣工しました。

 用途は「店舗、保育所」で、2階は東京都認可保育園「にじいろ保育園 高田馬場南」となっています。2016年6月1日に開園しました。


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新宿区立大久保きんもくせい公園

 「住友不動産新宿ガーデンタワーアネックス」の北側には、 面積737.00㎡とあまり広くありませんが、「新宿区立大久保きんもくせい公園」が整備されています。2016年5月12日に開園しました。

 公園内には、子供向け遊具があり、間近で電車を眺めることができます。また、非常時には井戸水を活用する災害用トイレが設置できるようになっています。



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2017年1月20日 (金)

「森ビル」恐るべし! 巨大プロジェクト「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の予定街区が更に拡大!

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-拡大・進化する虎ノ門ヒルズ-

 「森ビル」は、「虎ノ門ヒルズ 森タワー」の隣接地において推進する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(2019年12月竣工予定)」および「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(2020年4月竣工予定)」が、いよいよ着工します。

 引用資料 森ビル(2017/01/18)
 拡大・進化する虎ノ門ヒルズ「ビジネスタワー」および「レジデンシャルタワー」着工へ

 さらに、「桜田通り」を挟んだ西側には、「地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業」と一体開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(2022年度竣工目標)」を計画しています。

 新たな3棟の超高層タワーが加わることで、「虎ノ門ヒルズ」は区域面積7.5ha、延床面積80万㎡に拡大し、真の「国際新都心・グローバルビジネスセンター」へと進化します。

● (仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
 
 「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」は、「国家戦略特区」に認定されています。事業主体は「森ビル、UR都市機構」です。

 「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」は、「地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業」と一体的に開発する、これからの都市再生モデルとなるプロジェクトです。

 「虎ノ門ヒルズ」と同規模程度のオフィスやホテルなどを複合させたタワーを検討しており、最上部には大企業やベンチャー企業、起業家から広く一般の方にも開かれた交流施設を設置、新たなビジネスやイノベーションの発信拠点を目指します。

概要
◆ 事業名称-虎ノ門一丁目・二丁目地区市街地再開発事業
◆ 所在地-港区虎ノ門一丁目、二丁目の一部
◆ 準備組合設立-2016年02月予定
◆ 竣工-2022年度(目標)


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更新された虎ノ門ヒルズ」の街区図

 今回は、「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」と「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」が着工されるニュースリリースでしたが、その中に驚くべき情報が隠されていました。

 「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の予定街区が北側と西側に拡大していました。前回のニュースリリースは2016年4月13日でしたが、9ヶ月の間に新たに土地の集約化に成功したようです。「森ビル」恐るべし!

 北側は「住友不動産虎ノ門ビル」、西側は「発明会館」などがある区画が新たに加わりました。西端は「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」の現場に到達しました。

 敷地面積が広がると「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の更なる規模拡大の可能性が出てきます。場合によっては高さ300m超えの可能もあるのではないでしょうか?


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2016年4月13日時点の「虎ノ門ヒルズ」の街区図です。

 引用資料 森ビル(2016/04/13)
 国際新都心へ「虎ノ門ヒルズ」が拡大・進化 3つの大規模プロジェクトと地下鉄新駅の一体的都市づくりを一気に加速


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東京タワーの「特別展望台」から見た「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の建設予定地です。


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予定街区が北側に拡大
 新たに「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の予定街区に入った道路北側の「住友不動産虎ノ門ビル」です。


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「住友不動産虎ノ門ビル」の西側には駐車場があります。この敷地も交渉中の可能性があります。更に西側には、「森トラスト」の地上21階、塔屋2階、地下4階の「虎ノ門2丁目タワー」が建っていますが、さすがに1999年7月竣工なので難しそうですね。


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予定街区が西側に拡大
 
西側は写真右側の「発明会館」などがある区画が新たに追加されました。西端は「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」の現場に到達しました。その北側には「日本消防会館(ニッショーホール)」がありますが、ここも交渉中の可能性があります。 


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虎ノ門ヒルズは将来的に南西側に更に拡大?

 「虎ノ門ヒルズ」は将来的に南西側に更に拡大する可能性があります。 「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の予定街区の道路を挟んだ南側には、「虎ノ門30森ビル、虎ノ門35森ビル、虎ノ門36森ビル、虎ノ門37森ビル」の4棟の森ビルのナンバービルがあります。

  「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の開発が一段落すると南側の街区を開発して、更に「虎ノ門ヒルズ」を拡大・進化させると思われます。



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2017年1月19日 (木)

港区 地上27階、高さ約150mの「(仮称)新橋田村町地区開発計画」 環境影響調査計画書の縦覧!

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-(仮称)新橋田村町地区開発計画-

 「三井物産株」が100%出資する連結子会社である「三井物産都市開発」は、東京都港区西新橋一丁目にて、一部周辺地権者と共同で、超高層複合オフィスビルの開発を推進しています。

 港区から「(仮称)新橋田村町地区開発計画」の「港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧」が行われています。
 縦覧期間は、2017年1月12日(木)~2017年2月11日(土)までです。縦覧期間を過ぎると見られなくなるので、興味のある方はPDFデータをパソコンに保存しておく事をお勧めします。

 引用資料 港区・公式ホームページ(2017/01/12)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧 

 地上27階、地下2階ということは判明していましたが、高さが不明でした。高さは最高部が約150mです。再開発の範囲も判明しました。

(仮称)新橋田村町地区開発計画の概要
◆ 所在地-東京都港区西新橋一丁目
◆ 階数-地上27階、地下2階
◆ 高さー最高部約150m
◆ 区域面積-約12,000㎡
◆ 敷地面積-約7,700㎡
◆ 延床面積-約106,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場他
◆ 事業主体-新橋田村町地区市街地再開発準備組合(三井物産都市開発、当該地周辺地権者)
◆ 着工-2018年予定
◆ 竣工-2021年予定
◆ 投資規模-約450億円


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「(仮称)新橋田村町地区開発計画」の位置図です。


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「(仮称)新橋田村町地区開発計画」の範囲です。西側の幹線道路「主要地方道白山祝田田町線(都道301号)」まで達する事が判明しました。

 ただ意外だったのが、「西新橋スクエア」西側の「物産ビル」を含む複数のビル群が再開発の対象に含まれなかった事です。


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街区の南側にあった複数のビルはすでに解体されて更地になっています。暫定的に駐車場として使用されています。


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「三井物産都市開発」の本社が入っている「物産ビル別館」を南東側から見た様子です。「物産ビル別館」は再開発の対象です。


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「物産ビル別館」の西隣にあったJRAの「ウインズ新橋」は解体されて更地になっています。この敷地も再開発の対象です。


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西側の幹線道路「主要地方道白山祝田田町線(都道301号)」との間には、「日本酒造会館、東京桜田ビル、トクヤマビル本館、トクヤマ別館」などがあります。これらのビル全部が再開発の対象です。


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物産ビルは含まない

 「西新橋スクエア」西側の「物産ビル」を含む複数のビル群は再開発の対象に含まれません。写真左端のビルが「物産ビル」です。南側のビル群との小規模な別の再開発を考えているのでしょうか?



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2017年1月18日 (水)

「虎ノ門地区」で新たな再開発計画 虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の東隣り「虎ノ門一丁目東地区再開発」

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-虎ノ門一丁目東地区再開発-

 デビュー10年目突入を記念して「カナやん(西野カナ)」が遂にドームツアーをやります。8月26日(土)・27日(日)の「京セラドーム 大阪」に行こうかな? と思っています。今から楽しみです。

 本題に戻って、怒涛の如く再開発が続く東京ですが、また再開発のニュースが入って来ました。「日刊建設工業新聞」によると、複数の大規模開発プロジェクトが進行中の虎ノ門地区で、新たな再開発計画の検討が始まりました。

 引用資料 日刊建設工業新聞(2017/01/18)
 虎ノ門一丁目東地区再開発(東京都港区)/地下鉄虎ノ門駅直上、計画検討へ/準備組合

 東京メトロ銀座線虎ノ門駅の直上部に当たる「虎ノ門一丁目東地区」を対象に、地権者らが再開発準備組合を設立し、事業化を目指していることが判明しました。

 「虎ノ門一丁目東地区」は、既存建物の解体工事を開始した「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」の東隣りです。ブロック内を東西に2本の道路が走る三つの街区を対象とします。

 私は、街を歩きながら「ここ再開発して欲しいな!ここ再開発されるかも?」と妄想しながらいろいろな場所を前もって撮影していますが、この写真がこんなに早く役に立つ日が来るとは思っていませんでした(笑)。


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「虎ノ門一丁目東地区再開発」の検討地域です。


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虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業
 
「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」は、外堀通りと桜田通りの交差点に面した「森村ビル」を核に、「勧銀不二屋ビル、大手町建物虎ノ門ビル」などが建つ2つの街区を一体的に再開発するプロジェクトです。

 国家戦略特区の「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」は、2017年1月13日、権利変換計画について東京都知事の認可を受けました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2017/01/16)
 「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ ~虎ノ門駅の機能拡充・国際的ビジネス交流拠点の強化~   

 このプロジェクトには、地権者として「森村不動産、不二屋ビルデング、日本土地建物、虎ノ門リアルエステート、住友不動産」の5社、参加組合員として「野村不動産、東京地下鉄」の2社が参画しています。

虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目3番、6番
◆ 階数-地上24階、地下4階
◆ 高さ-約120m
◆ 敷地面積-約2,782㎡
◆ 延床面積-約47,470㎡(容積率対象面積約38,110㎡)
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場等
◆ 事業主体-虎ノ門駅前地区市街地再開発組合
◆ 着工-2017年03月予定
◆ 竣工-2020年03月予定


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「位置図」です。


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「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北西側から見た様子です。写真中央が「森村ビル」、写真左側が「勧銀不二屋ビル」、写真右側が「大手町建物虎ノ門ビル」です。



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2017年1月17日 (火)

小金井市 延床面積約107,900㎡の大規模プロジェクト「武蔵小金井駅南口第2地区第一種市街地再開発事業」 権利変換計画の認可!

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-武蔵小金井駅南口第2地区第一種市街地再開発事業-
 東京都小金井市のJR武蔵小金井駅の南口で、「武蔵小金井駅南口第2地区再開発組合」が「武蔵小金井駅南口第2地区第一種市街地再開発事業」を計画しています。

 「野村不動産」が参画し、計画を推進中の「武蔵小金井駅南口第2地区第一種市街地再開発事業」が、2017年1月13日に権利変換計画について東京都知事の認可を受けました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2017/01/16)
 「武蔵小金井駅南口第2地区第一種市街地再開発事業」 権利変換計画認可のお知らせ

 以前の概要は、(A棟)地上27階、塔屋1階、地下3階、建物高さ95.0m、(B棟)地上22階、塔屋1階、地下3階、建物高さ80.0m、総延床面積約110,000㎡、総戸数約690戸でしたが、変更になったようです。

武蔵小金井駅南口第2地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都小金井市本町六丁目1827番1他
◆ 交通-中央本線「武蔵小金井」駅徒歩3分
◆ 階数-(A棟)地上26階、塔屋1階、地下2階、(B棟)地上24階、塔屋1階、地下2階
◆ 建物高さ-約95m
◆ 施行地区面積-約18,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約14,200㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約107,900㎡(容積対象面積約72,300㎡)
◆ 構造- 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、店舗、子育て支援施設、駐車場、駐輪場等
◆ 総戸数-約720戸(施設全体)
◆ 建築主-武蔵小金井駅南口第2地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産)
◆ コンサルタント業務・基本設計-佐藤総合計画
◆ 事業協力者-清水建設
◆ 着工-2017年01月
◆ 竣工-2019年度予定
◆ 入居開始-2020年06月予定


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「建築物のイメージパース(北側より望む)」です。


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「再開発施行地区」です。JR武蔵小金井駅の南側になります。 


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「武蔵小金井駅南口第2地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北側から見た様子です。予定地の多くの部分が民家です。民間の活力を生かし、建物の不燃化と土地の高度利用を図ります。


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予定地を北西側から見た様子です。


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予定地を南西側から見た様子です。


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JR武蔵小金井駅

 「JR武蔵小金井駅」は、JR中央本線(三鷹~立川間)他連続立体交差事業により、2012年5月20日に上り線の4番線が高架に移行してすべてのホームで高架移行が完了して、島式2面4線の高架駅となりました。



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2017年1月16日 (月)

千代田区 竣工した地上29階、高さ約150mの「三井住友銀行東館(SUMITOMO MITSUI BANKING CORPORATION EAST TOWER)」

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-三井住友銀行東館-
 
「(仮称)三井住友銀行本店東館計画」は、「三井住友銀行」の旧大手町本部ビル跡地の再開発プロジェクトです。跡地には、地上29階、塔屋2階、地下4階、高さ150.00mの超高層オフィスビルが建設されました。

 三井住友銀行本店は、西側の「三井住友銀行本店ビルディング」と東側の「三井住友銀行東館」が、道路を挟んで超高層ツインタワーとなっています。

 「東館」の完成に伴い、「本店北館(大手町一丁目三井ビルディング)」と「大手町ファーストスクエア」に入居していた一部の本部機能を2015年7月上旬から2015年8月にかけて順次移転しました。

 太陽光の方向や天候の関係で竣工後の様子をまだUPしていませんでした。竣工からかなりの日数が経過していますが、UPしたいと思います。

三井住友銀行東館の概要
◆ 計画名-(仮称)三井住友銀行本店東館計画
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目3番2号
◆ 所在地-東京メトロ丸ノ内線「大手町」駅徒歩5分、東京メトロ東西線「大手町」駅徒歩3分、東京メトロ千代田線「大手町」駅徒歩1分、東京メトロ半蔵門線「大手町駅」徒歩3分、都営地下鉄三田線「大手町」駅徒歩1分、JR「東京」駅徒歩7分
◆ 階数-地上29階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部150.00m
◆ 敷地面積-5,960.07㎡
◆ 建築面積-3,382.09㎡
◆ 延床面積-88,549.49㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-パイルド・ラフト基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、ホール
◆ 建築主-三井住友銀行
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-鹿島・三井住友・熊谷・鴻池建設共同企業体(鹿島建設、三井住友建設、熊谷組、鴻池組JV)
◆ 着工-2012年01月04日(着工)、2012年01月20日(起工式)
◆ 竣工-2015年02月27日(工事完了)
◆ オープン-2015年07月上旬(本部機能を2015年07月上旬~2015年08月にかけて順次移転)、2015年07月21日(三井住友銀行東館 ライジング・スクエア)


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北西側から見た下層階の様子です。基礎工法は「パイルド・ラフト基礎」となっています。「パイルド・ラフト基礎」は、杭基礎(パイル)と直接基礎(ラフト)を併用する工法です。

 銀行の本店なのでビル内に関係者以外は入れないイメージがありますが、下層階には「三井住友銀行東館 ライジング・スクエア」があり一般の人も入れるようです。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た最高部です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た様子です。南東側に「旧みずほ銀行前本店ビル」が食い込んでいるので、「L字型」のような形状になっています。

 同じ街区の「銀行会館、東京銀行協会ビル、みずほ銀行前本店ビル」を3者は、共同事業「(仮称)丸の内1-3計画」として一体的に建て替えます。

 この計画がもっと早ければ、「三井住友銀行東館」も含めた4者の共同事業も可能でした。4者の共同事業なら理想的な形状のツインタワーが建設できたのですが・・・
 

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街区北側の歩道です。


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少し引いて見た様子です。


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北西角です。


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ビルの正式名称は、日本語表記「三井住友銀行東館」、英語表記「SUMITOMO MITSUI BANKING CORPORATION EAST TOWER」となっています。英語表記では銀行名と同じく「SUMITOMO」の方が先にきます。


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街区西側の歩道です。


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下層階は「花崗岩打込」となっています。道路を挟んだ西側の「三井住友銀行本店ビルディング」も「花崗岩打込」となっているのでデザインを合わせています。

 石材は西側の「三井住友銀行本店ビルディング」は中国内モンゴル地区産でしたが、施工者が「鹿島建設、三井住友建設、熊谷組」の3社の部分が共通なので同じ中国内モンゴル地区産だと思われます。



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2017年1月15日 (日)

国際新都心へ「虎ノ門ヒルズ」が拡大・進化 高さ250m超が予想される「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の建設予定地

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-虎ノ門ヒルズが拡大・進化-
 森ビルは、「虎ノ門ヒルズ」の両側にオフィスを中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(2019年度竣工予定)」と、住宅を中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(2019年度竣工予定)」の2つのプロジェクトを進めています。

 さらに、「桜田通り」を挟んだ西側には、「地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業」と一体開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(2022年度竣工目標)」を計画しています。

 引用資料 森ビル(2016/04/13)
 国際新都心へ「虎ノ門ヒルズ」が拡大・進化 3つの大規模プロジェクトと地下鉄新駅の一体的都市づくりを一気に加速

 新たな3棟の超高層タワーが加わることで、「虎ノ門ヒルズ」は区域面積7.5ha、延床面積80万㎡に拡大し、「六本木ヒルズ」に匹敵するインパクトを与える真の国際新都心へと進化します。3棟の超高層タワーの事業費は4000億円程度を見込みます。

● (仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
 
 「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」は、「国家戦略特区」に認定されています。事業主体は「森ビル、UR都市機構」です。

 「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」は、「地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業」と一体的に開発する、これからの都市再生モデルとなるプロジェクトです。

 「虎ノ門ヒルズ」と同規模程度のオフィスやホテルなどを複合させたタワーを検討しており、最上部には大企業やベンチャー企業、起業家から広く一般の方にも開かれた交流施設を設置、新たなビジネスやイノベーションの発信拠点を目指します。

概要
◆ 事業名称-虎ノ門一丁目・二丁目地区市街地再開発事業
◆ 所在地-港区虎ノ門一丁目、二丁目の一部
◆ 準備組合設立-2016年02月予定
◆ 竣工-2022年度(目標)


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拡大・進化する「虎ノ門ヒルズ」の街区図です。


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東京タワーの「特別展望台」から見た「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の建設予定地です。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の建設予定地を北西側から見た様子です。北西角のビルは「虎ノ門電気ビル」です。


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街区西側の道路を北側から見た様子です。


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街区を南西側から見た様子です。南西角のビルは「虎ノ門15森ビル」です。


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街区南側の道路を西側から見た様子です。


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街区を南東側から見た様子です。


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街区を北東側から見た様子です。北東角のビルは「虎ノ門11森ビル」です。


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「虎ノ門11森ビル」を裏側(北西側)から見た様子です。


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街区北側の道路を西側から見た様子です。


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残念ながら道路北側の「住友不動産虎ノ門ビル」や駐車場などがある三角形の区画は含みません。


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桜田通りを挟んで一体開発
 「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が凄いのは、「桜田通り」を挟んで「虎ノ門ヒルズ 森タワー」の西側に隣接するビル群にまで街区が及ぶ事です。「国家戦略特区」の規制緩和により、「桜田通り」を挟んだ一体的な再開発が認めらています。

● 地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業
 「虎の門二丁目交差点」南側の地下では、「地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業」が行われています。2016年2月8日に起工式が行われました。相対式2面のホームを設置します。

 2020年東京オリンピック・パラリンピック開催前の供用開始、2022年度最終完成を目指します。2020年供用開始時には、ホーム及び暫定の改札口は地下1階に設置し、その後2022年度の最終完成時には改札口を地下2階に設置(移設)する予定です。


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「桜田通り」東側のビル群を南西側から見た様子です。この部分も「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の街区となります。


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桜田通りの上に巨大な歩行者デッキ
 「桜田通り」の上は、このように広場のようなデッキになります。「桜田通り」をオーバーパスする巨大なデッキが「虎ノ門ヒルズ 森タワー」2階の人工地盤から伸びます。



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2017年1月14日 (土)

2020年東京オリンピック すったもんだの末に着工が決まった「有明アリーナ」 「実施段階環境影響評価書」により詳細が判明!

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有明アリーナー
 すったもんだの末に、2020年の東京オリンピックで使用される競技施設「有明アリーナ」が建設される事になりました。東京都では、整備費用について、見直し前の404億円から約65億円削減して339億円と見積もっています。

 「有明アリーナ」は座席数約12,700席(オリンピック開催時仮設席含む)で、オリンピックの「バレーボール(インドア)」、パラリンピックの「車椅子バスケットボール(決勝)」の会場として利用される計画です。

 「有明アリーナ」は大会終了後、様々な室内競技大会やコンサートなどのイベントを行うことができる大規模体育館となります。そのため機材搬入用の大型車が入れるようメーンアリーナの床はコンクリートとなります。

 首都圏では、「代々木第一体育館、日本武道館、横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナ、幕張イベントホール(幕張メッセ)」に次ぐ6ヶ所目の「アリーナツアー」が開催出来るライブ会場が誕生する事になります。

● 実施段階環境影響評価書(有明アリーナ)
 「有明アリーナ」について「実施段階環境影響評価書」を作成し、2017年1月10日に「東京都環境局長」に提出しました。これにより詳細が判明しました。

 引用資料 東京都・公式HP(2017/01/10)
 実施段階環境影響評価書(有明アリーナ) 

有明アリーナの概要
◆ 計画名-有明アリーナ(仮称)
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目9番
◆ 階数-地上5階
◆ 高さ-36.700m
◆ 敷地面積-約36,600㎡
◆ 建築面積-約25,400㎡
◆ 延床面積-約47,300㎡
◆ 座席数-約12,700席、約15,000席(オリンピック開催時仮設席含む)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-既製杭
◆ 用途-体育館、観覧場等
◆ 建築主-東京都
◆ 設計者-(基本設計)久米設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年03月予定
◆ 竣工-2019年12月予定


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「配置図」です。


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「断面図」です。私はライブに頻繁に行くようになって、どうしても「アリーナツアー」が開催出来るライブ会場としての観点で見てしまいます(笑)。ライブ会場としても素晴らしい会場になりそうです。


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「歩行者動線計画図」です。最大のネックが鉄道交通の便が悪い事です。最大の交通手段となる「東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)」の「新豊洲駅、有明テニスの森駅、有明駅」からは微妙に距離が離れています。

 大量輸送手段となる「東京臨海高速鉄道(りんかい線)」の「国際展示場駅、東雲駅」からはかなり離れています。東京メトロ有楽町線の「豊洲駅」は更に遠いです。


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「有明アリーナ」の建設予定地を北西側から見た様子です。


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2000年~2005年にかけて「有明貯木場」が埋め立てられた部分に建設されます。


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見直し前に掲示されていた「有明アリーナ(仮称)」の建築計画のお知らせです。私的には、規模縮小にならず着工される事が決まって良かったと思っています。



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2017年1月13日 (金)

JR東日本 地上28階、高さ約143mの「川崎駅西口開発計画」 環境影響評価手続きの着手!

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-川崎駅西口開発計画-
 
JR東日本は、「川崎駅西口大宮町地区」において、川崎市の中心的な広域拠点としての商業・業務エリアの形成を目指し、複合的土地利用による都市機能の強化を図るために、業務・宿泊・商業施設を新設する計画を進めています。

 「川崎市環境影響評価に関する条例」に基づき、「条例環境影響評価方法書」を2017年1月6日に川崎市に提出しました。縦覧期間は、2017年1月13日(金)~2017年2月27日(月)となっています。

 引用資料 JR東日本(PDF:2017/01/12)
 川崎駅西口開発計画に係る環境影響評価手続きの着手について 

● 「大宮町地区 A-2街区」と呼ばれていたプロジェクト
 
このプロジェクトは、このブログでも何度か特集しています。以前は「大宮町地区 A-2街区」と呼ばれていました。やっと動いたという感じです。

 解体された「旧変電所」約3,700㎡と駐車場約8,300㎡に分かれており、廃止された市道部分を含め敷地面積は約12,400㎡となっています。

 再開発に向けて、川崎市は街区を分断していた廃道部分約1,080㎡を「JR東日本」に売却しました。これにより一体的な開発が可能となりました。一方で「川崎市」は、JR東日本の所有地の一部約714㎡を緑地用地として取得しました。

 地上28階、地下2階、高さ約143mの「オフィス棟」と、地上18階、高さ約60mの「ホテル棟」が建設されます。川崎駅周辺では最も高いビルになります。

川崎駅西口開発計画の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市幸区大宮町1番5外
◆ 階数-(オフィス棟)地上28階、塔屋あり、地下2階、 (ホテル棟)地上18階、地下0階
◆ 高さ-(オフィス棟)最高部約143m、軒高約131m、 (ホテル棟)約60m 
◆ 敷地面積-約12,400㎡
◆ 建築面積-約11,150㎡
◆ 延床面積-約138,900㎡
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 着工-2018年02月予定
◆ 竣工-2012年04月予定

(備考) JR東日本の資料では、建物高さ約131mとなっていますが、川崎市の資料では、「建物高さ約131m(塔屋等を含む最高高さ約143m)」となっています。


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「計画地位置図」です。


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「計画建物配置図」です。


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「計画建物断面図」です。


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南西側から見た「川崎駅西口開発計画」の建設予定地です。こちら側に「オフィス棟」が建設されます。


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北東側から見た「川崎駅西口開発計画」の建設予定地です。こちら側に「ホテル棟」が建設されます。



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2017年1月12日 (木)

中央区 「豊海地区第一種市街地再開発事業」は、地上56階、高さ約189m、総戸数2,150戸の超高層ツインタワーマンション!

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-豊海地区第一種市街地再開発事業-
 
怒涛のごとく続く東京の大規模開発はとどまる事を知りません。「日刊建設工業新聞」によると「豊海地区第一種市街地再開発事業」の詳細が環境影響評価書案で明らかになったそうです。

 引用資料 日刊建設工業新聞(2017/01/12)
 豊海地区再開発(東京都中央区)/マンション2棟建設、20年度着工めざす/準備組合

 「豊海地区再開発準備組合」は、第1種市街地再開発事業の「環境影響評価書案」を東京都に提出しました。縦覧は2017年2月9日までです。

 計画地は、清澄通り東側に位置する「豊海町(とよみちょう)2番」と「勝どき六丁目7番」の約19,820㎡を想定しています。以前の報道では約17,000㎡と伝えられていたので対象範囲が拡大したようです。

 再開発予定地には、集合住宅、豊海区民館、警視庁勝どき庁舎などが立地しています。集合住宅の「東卸豊海住宅1号棟、2号棟、3号棟」は老朽化が課題となっていました。「東卸豊海住宅」の建て替え構想はかなり前からありました。

豊海地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区豊海町2番、勝どき六丁目7番
◆ 階数-地上56階、地下1階(西棟、東棟)
◆ 高さ-最高部約189m(西棟、東棟) 
◆ 区域面積-約19,820㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約110,000㎡(西棟)、約111,000㎡(東棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅、店舗、公益施設
◆ 総戸数-2,150戸(西棟1,075戸、東棟1,075戸)
◆ 建築主-豊海地区再開発準備組合
◆ 着工-2020年度予定
◆ 竣工-2025年度予定


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「豊海地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。北西側は「隅田川」、南東側は「中央区立豊海小学校、豊海運動公園」があるので将来に渡って眺望は安泰です。

 ただし、北東側は超巨大マンション「KACHIDOKI THE TOWER(勝どき ザ・タワー)、THE TOKYO TOWERS」の3棟が並んで建っているので眺望がかなり遮られると思います。

 広場やオープンスペースも整えます。海や川が近いため防潮堤の整備も行い、防災性の向上を図ります。建築物の基盤整備では地盤のかさ上げも実施します。


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「豊海地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南東側から見た様子です。手前の緑の芝生部分は「豊海運動公園」でしたが、この部分には「中央区立豊海小学校」が建設されて、2016年8月22日に開校しています。


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「東卸豊海住宅1号棟、2号棟、3号棟」です。現在は手前に「中央区立豊海小学校」が開校しています。


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「東卸豊海住宅」北東側の「勝どき六丁目7番」です。現在は手前に「中央区立豊海小学校」が開校しています。


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「豊海地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北東側から見た様子です。「豊海地区」ですが、「勝どき六丁目7番」も含みます。角に見えるのは、地上7階、搭屋2階の旧月島警察署です。

 勝どき六丁目にありましたが、「月島警察署」という名称でした。元々は月島にあったためです。「月島警察署」は晴海三丁目に移転しました。現在は「警視庁勝どき庁舎」として使用されています。



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2017年1月11日 (水)

国家戦略特区 高さ約330m、高さ約270m、高さ約240mの「都市再生特別地区(虎ノ門・麻布台地区)」 詳細な概要が判明!

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-都市再生特別地区(虎ノ門・麻布台地区)-

 大晦日にこのブログで、「去年の大晦日にこのブログで、 ”私は、国家戦略特区の「六本木五丁目西地区、虎ノ門・麻布台地区、八重洲二丁目中地区」の3つの超巨大プロジェクトが具体化すると予想しています。” と書きましたが、1つを除き外れました。果たして来年は?」と書きました。

 年明けに超特大のお年玉がありました! 遂に「虎ノ門・麻布台地区」の概要が発表されました。想像を遥かに上回る規模です。「六本木五丁目西地区」も大いに期待出来ます!

 引用資料 首相官邸(2017/01/10)
 第11回 東京都都市再生分科会 配布資料

● 虎ノ門・麻布台地区が約8.1haまで規模を拡大!
 「虎ノ門・麻布台地区」は、最初は対象区域面積約4.8haでしたが、前回の資料で西側の「首都高速都心環状線」側まで対象区域が拡大し、更に今回の資料では、南側の「外苑東通」まで対象区域を拡大しました。都市再生特別地区の区域面積は、約8.1haまで拡大しています。

 区域面積約8.1ha(敷地面積約63,800㎡)を「森ビル」が再開発します。「A街区、B街区、C街区」の3街区に分けて、合計7棟のビルを建設します。総延床面積はなんと約819,600㎡です! ところでこの街区も「アークヒルズ」になるのでしょうか?

 「国家戦略特区」という「錦の御旗」の前では、「航空法」の高さ制限は無いも同然です。頑張れば、高さ350mくらいは可能だったかも知れません。
 すぐ近くの「東京タワー」の高さ333mをわずかに下回ったのは、大先輩の「東京タワー」に敬意を表したのだと私は思っています。

都市再生特別地区(虎ノ門・麻布台地区)の概要
計画地の位置-東京都港区虎ノ門五丁目、麻布台一丁目及び六本木三丁目各地内
都市再生特別地区の区域面積-約81,000㎡ 
敷地面積-約63,800㎡
総延床面積-約819,600㎡(容積対象面積約618,100㎡)
◆ 総戸数-約1,300戸(施設全体)
◆ 着工-2018年度予定
◆ 竣工-2022年度予定

A街区の概要
階数-地上65階、地下5階
高さ-約330m
敷地面積-約24,100㎡
延床面積-約449,000㎡(容積対象面積(約361,000㎡)
用途-共同住宅、オフィス、店舗、子育て支援施設、インターナショナルスクール、駐車場等

B-1街区の概要
階数-地上63階、地下4階
高さ-約270m
敷地面積-約9,600㎡
延床面積-約170,500㎡(容積対象面積(約116,700㎡)
用途-共同住宅、サービスアパートメント、オフィス、店舗、駐車場等

B-2街区の概要
階数-地上53階、地下5階
高さ-約240m
敷地面積-約16,500㎡
延床面積-約155,500㎡(容積対象面積(約103,700㎡)
用途-共同住宅、店舗、生活支援施設、駐車場等

C-1街区の概要
地上3階、地下2階、高さ約20m、延床面積約11,100㎡、店舗、駐車場等

C-2街区の概要
地上8階、地下3階、高さ約40m、延床面積約28,400㎡、共同住宅、オフィス、店舗、駐車場等

C-3街区の概要
地上3階、地下1階、高さ約30m、延床面積約1,800㎡、店舗、駐車場等

C-4街区の概要
地上3階、地下2階、高さ約15m、延床面積約3,300㎡、寺院、駐車場等


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「キープラン」です。「A街区」の56階~65階が共同住宅となります。総戸数は約80戸ですが、専有面積はなんと約125㎡~1,000㎡です。それにしても1,000㎡って!(笑)

 分譲になるのか賃貸になるのか分かりませんが、分譲だと一番高い部屋は香港並みの数十億円になると思われます。まあ賃貸でも天文学的な家賃でしょうけど・・・(笑)


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「配置図」です。区域面積約8.1ha(敷地面積約63,800㎡)です。なんと「外苑東通」沿いの「麻布郵便局」まで対象区域を拡大しました。さすが森ビル! でもさすがの森ビルでも隣の「外務省飯倉公館」は無理だったようですね(笑)。


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地権者数は、土地所有者(借地権を含む)約120名、(区分所有者含む)約330名となっています。全棟数約220棟のうち、木造建物が約60%で、築年数が経過した建物が約90%です。

 地権者を説得して土地を集約化する正に「森ビル」のDNAのような巨大プロジェクトです。ここまで広大な土地を集約化出来るのは「森ビル」か「住友不動産」くらいでしょうね。


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虎ノ門・麻布台地区
 「東京タワー特別展望台(250m)」から見た「虎ノ門・麻布台地区」です。「東京タワー特別展望台」は、絶好の定点観測ポイントとなります。

 再開発予定地には、雑居ビル、民家、駐車場などが混在しています。写真中央の「霊友会釈迦殿」は、再開発の対象区域に含まれません。


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「外苑東通」沿いの「麻布郵便局」まで対象区域を拡大しました。当たり前ですが、西隣の「外務省飯倉公館」は含みません。


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麻布郵便局
 
「麻布郵便局」は、1930年に竣工した「旧逓信省貯金局庁舎」の由緒ある建物です。「ロシア大使館」に近いのでこのあたりも非常に警備が厳しいです。

 最終的には「東京スカイツリー」が建設されましたが、この敷地に超高層ビルを建設してビルの上に「第二東京タワー」を建てるとマスコミが報じた事もありました。


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これらの超高層ビル群を上回る高さの超高層ビル群が新たに出現します!


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六本木ヒルズの展望台「東京シティビュー」から見た「虎ノ門・麻布台地区」です。 


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街区東端の「桜田通」側です。こちらは「C街区」となります。


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「霊友会釈迦殿」は、再開発の対象区域に含まれませんが、北側に隣接する写真中央の「霊友会第二ビル」も再開発の対象区域に含まれないようです。


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このあたりが「B街区」になります。


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街区西端の「首都高速都心環状線」側です。こちらは「B街区」となります。



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2017年1月10日 (火)

(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー 地上36階、高さ約185mの「 虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業に伴う高層棟建築工事」 2017年2月いよいよ着工!

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-虎ノ門ヒルズが拡大・進化-

 森ビルは、「虎ノ門ヒルズ」の両側にオフィスを中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(2019年度竣工予定)」と、住宅を中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(2019年度竣工予定)」の2つのプロジェクトを進めています。

 さらに、「桜田通り」を挟んだ西側には、「東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称)」と一体開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(2022年度竣工目標)」を計画しています。

 引用資料 森ビル(2016/04/13)
 国際新都心へ「虎ノ門ヒルズ」が拡大・進化 3つの大規模プロジェクトと地下鉄新駅の一体的都市づくりを一気に加速

 新たな3棟の超高層タワーが加わることで、「虎ノ門ヒルズ」は区域面積7.5ha、延床面積80万㎡に拡大し、「六本木ヒルズ」に匹敵するインパクトを与える真の国際新都心へと進化します。3棟の超高層タワーの事業費は4000億円程度を見込みます。


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拡大・進化する「虎ノ門ヒルズ」の街区図です。


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(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー
 「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」は、「虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業」と呼ばれているプロジェクトです。

 地上36階、塔屋3階、地下3階、高さ185.49m、延床面積約173,318.38㎡の「高層棟」と、地上4階、高さ20.00m、延床面積589.00㎡の「教会棟」が建設されます。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2016/01/05)
 虎ノ門一丁目地区市街地再開発組合の設立認可について

 ビジネスタワーは、約94,000㎡のグローバルレベルの大規模オフィス、約6,300㎡の商業施設を持つオフィスタワーです。

 「日比谷線虎ノ門新駅(仮称)」や既存の「銀座線虎ノ門駅」とも連結します。1階には、都心と臨海を結ぶBRTや、空港リムジンバスも発着可能な約1,000㎡のバスターミナルを設置し、世界と都心を繋ぐ「東京の玄関口」として機能します。

(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーの概要
◆ 計画名-虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業に伴う高層棟建築工事
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目201番1外
◆ 階数-地上36階、塔屋3階、地下3階
◆ 高さ-最高部185.49m、軒高183.49m
◆ 敷地面積-10,064.60㎡
◆ 建築面積-8,531.45㎡(高層棟8,370.04㎡、歩行者デッキ161.41㎡)
◆ 延床面積-173,318.38㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、場所打ちコンクリート杭
◆ 用途-1階(バスターミナル)、2階・3階(店舗など)、4階(ビジネス支援施設)、オフィス(5階~36階)、駐車場等 
◆ 建築主-虎ノ門一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 森ビル、西松建設、京阪電気鉄道、東京都市開発)
◆ 設計者- 森ビル
◆ デザイナー-(外装)インゲンホーフェン・アーキテクツ、(内装)ワンダーウォールほか
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年02月01日予定
◆ 竣工-2019年12月31日予定
◆ 総事業費-約1,250億円


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の低層部イメージです。中央奥に見えるのは「教会棟」です。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」のバスターミナルイメージです。1階には、都心と臨海を結ぶBRTや、空港リムジンバスも発着可能な、約1,000㎡のバスターミナルを設置し、世界と都心を繋ぐ「東京の玄関口」として機能します。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の配置図です。「教会棟」の北側には約1,200㎡の公園が整備されます。「公園」と「高層棟」の間には約1,000㎡のバスターミナルが整備されます。

 「虎ノ門ヒルズ 森タワー」とは歩行者デッキで繋がります。歩行者デッキは、幅員約5.5m×延長約30mを予定しています。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の断面図です。1階が「バスターミナル」、2階・3階が「店舗」など、4階が「ビジネス支援施設」、5階~36階が「オフィス」となります。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の建設予定地を北東側から見た様子です。既存建物の解体工事が急ピッチで行われています。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の建設予定地を南西側から見た様子です。南西角に「西松建設」の旧本社ビルがありました。施工者に「西松建設」も加わると思っていましたが、「大林組」の単独になるようです。

 こちら側に、「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」と「虎ノ門ヒルズ 森タワー」を結ぶ歩行者デッキ(幅員約5.5m×延長約30m)が設けられます。


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「虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業に伴う高層棟建築工事」の建築計画のお知らせです。


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「虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業に伴う教会棟建築工事」の建築計画のお知らせです。



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2017年1月 9日 (月)

千代田区 オープンした巨大超高層オフィスビル「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」 & 開業したラグジュアリー旅館「星のや東京」

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-大手町フィナンシャルシティ グランキューブ-

 大手町地区では、連鎖型再開発が行われています。第2次再開発事業の「大手町フィナンシャルシティ」が竣工し、引き続き「DBJ本社ビル(日本政策投資銀行)、公庫ビル、新公庫ビル」の再開発である第3次再開発事業が行われました。

 計画名は「(仮称)大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業」、正式名称はA棟が「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」、B棟が 「星のや東京」です。
 「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」は2016年5月9日にグランドオープン、「星のや東京」は2016年7月20日に開業しました。

 「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」の商業ゾーンには、個性豊かな16店舗が出店しました。2012年にオープンした、隣接する「大手末フィナンシャルシティ ノースタワー・サウスタワー」の商業ゾーンと合わせると、街区全体で計43店舗の規模となりました。

大手町フィナンシャルシティ グランキューブの概要
◆ 計画名-(仮称)大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都千代田区大手町一丁目9番1号、2号
◆ 交通-都営三田線・東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線「大手町」駅直結、JR線「東京」駅から徒歩7分、東京メトロ銀座線「神田」駅から徒歩7分
◆ 階数-(A棟)地上31階、塔屋2階、地下4階、(B棟)地上18階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-(A棟)最高部168.280m、軒高153.780m、(B棟)87.67m
◆ 敷地面積-11,171.91㎡(施設全体)、9,837.27㎡(A棟)
◆ 建築面積-7,146.76㎡(施設全体)、6,413.98㎡(A棟)
◆ 延床面積-205,354.38㎡(施設全体)、193,618.38㎡(A棟)
◆ 構造-A棟:(地上)鉄骨造、一部CFT造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、B棟:(地上)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎(A棟・B棟)
◆ 地震対策-制振構造(A棟:制震ブレースおよび耐震壁の配置)、免震構造(B棟)
◆ 用途-オフィス、ホテル(84室)、店舗、駐車場、地域冷暖房施設他
◆ 建築主-三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・NTTファシリティーズ設計監理共同企業体
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2014年04月01日
◆ 竣工-2016年04月01日(竣工)、2016年04月27日(竣工式)
◆ オープン-2016年05月09日(大手町フィナンシャルシティ グランキューブ・グランドオープン)、2016年07月20日(星のや東京・開業)


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A棟(大手町フィナンシャルシティ グランキューブ)

 A棟の「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」を北西側から見た様子です。ビル自体が非常に太いので全景を収める撮影ポイントがありません。

 地上31階、塔屋2階、地下4階㎡の巨大な超高層オフィスビルです。1フロアあたりの基準階貸室面積約4,246㎡(約1,284坪)と、大手町エリアで最大級の大型オフィス空間となります。

 「新建築」の2016年6月号に正確なデータが載っていました。高さは最高部が168.280m、軒高が153.780mです。「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」単独の延床面積は193,618.38㎡です。


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最高部です。四角ではなく、四角を4つ組み合わせた「手裏剣」のような形状をしています。


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北西側から見た下層階の様子です。


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南西側から見た様子です。大きすぎて収まりません・・・


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南西側から見た下層階の様子です。南側に吹き抜けが設けられています。


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南西側のエントランス部分にあるオブジェです。


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「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」と「KDDI大手町ビル」との間です。道路が廃止されて歩道になりました。


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仲通り機能の延伸
 「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ、星のや東京」と隣接する「大手末フィナンシャルシティ  ノースタワー、サウスタワー」の間では、「大手町中通り」の延伸が行われました。


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「大手町中通り」の延伸部分を北側から見た様子です。「大手町中通り」は、北端の「日本橋川」まで到達しました。ただし、「大手町ビルヂング」の部分が未開通のため全面開通はしばらくお預けです。


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「大手町中通り」の延伸部分はすっかり超高層ビルの谷間になりました。


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北東側から見た下層階の様子です。


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北端の「日本橋川」沿いには、「大手町川端緑道」が整備されています。


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B棟(星のや東京)

 「B棟(宿泊施設棟)」です。「B棟」は、地上18階、塔屋1階、地下3階、高さ87.67mの高層ホテルです。「星野リゾート」が運営するラグジュアリー旅館「星のや東京」で、「塔の日本旅館」をコンセプトに84室の和風客室を備えています。

 平均客室単価は8万円~12万円で、日本国内のほか、海外から訪れる宿泊客もターゲットとしています。2016年7月20日に開業しました。


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外側は装飾で目隠しされています。ほぼ360度超高層ビルに囲まれて眺望が期待出来ないため、あえて外側が見づらいようにしているのかも知れません。


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「星のや東京」の下層階を南東側から見た様子です。写真右側が「大手町中通り」の延伸部分です。


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最後に「文京シビックセンター」の展望台から見た様子です。「圧縮効果もありますが、超高層ビルが凄い密度で建っています。「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」がどこにあるか分かります?



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2017年1月 8日 (日)

さいたま新都心 開院した大規模病院「さいたま赤十字病院 & 埼玉県立小児医療センター」

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-さいたま新都心第8-1A街区医療拠点整備事業-

 敷地面積24,032.50㎡の「さいたま新都心8-1A街区」に、「さいたま赤十字病院」と「埼玉県立小児医療センター」の2病院が建設されました。

 計画名は「さいたま新都心第8-1A街区医療拠点整備事業」で、敷地北西側が「さいたま赤十字病院」、敷地南東側が「埼玉県立小児医療センター」となっています。
 
 「さいたま赤十字病院」と「埼玉県立小児医療センター」は構造上は別々の建物ですが、連結されて1つの建物になります。両病院は周産期医療や救急医療で連携します。
 
● 2つの拠点病院が開院
 「さいたま赤十字病院」と「県立小児医療センター」は、共に2016年8月31日に竣工し、2016年10月15日には合同で「完成記念式典」を開催しました。
 2016年12月27日には「埼玉県立小児医療センター」が開院、2017年1月1日には「さいたま赤十字病院」が開院しました。


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配置図です。北西側に「さいたま赤十字病院」、南東側に「埼玉県立小児医療センター」が建設されました。

 引用資料 さいたま赤十字病院(資料はリンク切れ)


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さいたま赤十字病院

 「さいたま赤十字病院」北西側から見た様子です。2017年1月1日に開院しました。

 公式ホームページ → さいたま赤十字病院

さいたま赤十字病院の概要
◆ 計画名-さいたま新都心第8-1A街区医療拠点整備事業
◆ 所在地-埼玉県さいたま市中央区新都心1番地5
◆ 階数-地上14階、地下2階
◆ 高さ-最高部78.48m
◆ 敷地面積-24,032.50㎡(施設全体)、14,001.33㎡(さいたま赤十字病院)
◆ 建築面積-8.877.53㎡
◆ 延床面積-67,333.69㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-病院
◆ 病床数-632床
◆ 診療科-30科(内科、消化器内科、呼吸器内科、血液内科、糖尿病分泌内科、リウマチ科、腎臓内科、心療科、神経内科、循環器科、小児科、外科、乳腺外科、整形外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、皮膚科、形成外科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線診断科、放射線治療科、麻酔科、緩和ケア診療科、口腔外科、病理診断科)
◆ 建築主-さいたま赤十字病院
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成・田中特定建設工事共同事業体(大成建設、田中工務店JV)
◆ 着工-2014年02月16日(起工式)
◆ 竣工-2016年08月31日(竣工)、2016年10月15日(完成記念式典)
◆ 開院-2017年01月01日


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「さいたま赤十字病院」を東側から見た様子です。


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「さいたま赤十字病院」を南東側から見た様子です。


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「さいたま赤十字病院」を南西側から見た様子です。


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埼玉県立小児医療センター

 「埼玉県立小児医療センター」を南側から見た様子です。2016年12月27日に開院しました。

 公式ホームページ → 埼玉県立小児医療センター

埼玉県立小児医療センターの概要
◆ 計画名-さいたま新都心第8-1A街区医療拠点整備事業
◆ 所在地- 埼玉県さいたま市中央区新都心1番地2
◆ 階数-地上13階、地下1階
◆ 高さ-最高部64.99m
◆ 敷地面積-24,032.50㎡(施設全体)、10,031.17㎡(埼玉県立小児医療センター)
◆ 建築面積-8,063.67㎡
◆ 延床面積-65,379.98㎡(付加機能を含む)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-病院、特別支援学校、体育館
◆ 病床数-一般病床316床(NICU30床、GCU48床、PICU14床、HCU20床、無菌室4床、準無菌室4床)
◆ 診療科-小児科(新生児科・代謝内分泌科・腎臓科・感染免疫科・血液腫瘍科・遺伝科・総合診療科・循環器科・神経科・消化器肝臓科)、心臓血管外科、脳神経外科、小児外科、整形外科、形成外科、精神科、アレルギー科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、病理診断科、臨床検査科、救急科(集中治療科・救急診療科)、麻酔科、小児歯科
◆ 建築主-埼玉県病院事業管理者
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2014年02月16日(起工式)
◆ 竣工-2016年08月31日(竣工)、2016年10月15日(完成記念式典)
◆ 開院-2016年12月27日


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下層階の様子です。


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「埼玉県立小児医療センター」は、南東角でペデストリアンデッキに接続されています。


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「埼玉県立小児医療センター」を北西側から見た様子です。


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「埼玉県立小児医療センター」を東側から見た様子です。


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「埼玉県立小児医療センター」を北東側から見た様子です。


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「埼玉県立小児医療センター」と「さいたま赤十字病院」の接続部分です。



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2017年1月 7日 (土)

JR東日本 JR浦和駅高架下商業施設 オープンした「アトレ浦和」 & 新設されたJR浦和駅の「アトレ北口改札」

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-浦和駅周辺鉄道高架化事業-

 「JR浦和駅」では、「浦和駅周辺鉄道高架化事業」が行われました。浦和駅を中心に延長約1,320m(高架化区間約1,000m)を連続立体交差化(高架化)するプロジェクトです。

 最後の「東北貨物線」部分に5番線ホーム(湘南新宿ライン上り)、6番線ホーム(湘南新宿ライン下り)を建設する工事が2013年3月16日に完了し、島式3面6線の立派な高架駅に生まれ変わりました。

● アトレ浦和
 「JR東日本」は、連続立体交差化(高架化)により誕生したJR浦和駅高架下に商業施設「(仮称)浦和駅高架下店舗新築工事」を建設しました。

 高架下は「北エリア、中央エリア、南エリア」の3エリアに分かれ南北約1300mです。そのうち「北エリア、中央エリア」の約7,800㎡にJR東日本のグループ会社が手掛ける「アトレ」が埼玉県内初出店しました。

 2015年11月25日にオープンした「アトレ浦和」は、JR和駅高架下に、「South Area」と「North Area」に全30ショップが出店しました。「North Area」には、ICカード「Suica」専用の新たな改札口「アトレ北口改札」を新設しました。

アトレ浦和の概要
◆ 計画名-(仮称)浦和駅高架下店舗新築工事
◆ 所在地- 埼玉県さいたま市浦和区高砂一丁目16-12
◆ 階数-地上2階、地下0階
◆ 高さ-7.876m
◆ 敷地面積-14,292.42㎡(施設全体)
◆ 建築面積-9,608.505㎡
◆ 延床面積-9,987.489㎡(容積対象面積9,599.595㎡)
◆ 店舗面積-約3200㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-店舗
◆ 建築主-東日本旅客鉄道(JR東日本)
◆ 設計者-ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-安藤ハザマ
◆ 着工-2014年10月20日(起工式)
◆ 竣工-2015年秋
◆ オープン-2015年11月25日

(注意) 面積等の概要は、「(仮称)浦和駅高架下店舗新築工事」の事業計画のお知らせ標識の数値なので、変更になっている可能性があります。


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「アトレ浦和」の開業に合わせて、「浦和駅東口駅前市民広場」のアトレ浦和に面する部分も綺麗に美装化されました。


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2015年11月25日にオープンした「アトレ浦和」です。


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「アトレ浦和」のフロアマップです。「South Area」と「North Area」に全30ショップが出店しています。現地のデジタルサイネージを撮影しました。


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アトレ浦和(South Area)
 JR浦和駅の「東西連絡通路」の南側が「South Area」となります。


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東西連絡通路に面する「South Area」の北面を北東側から見た様子です。


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東西連絡通路に面する「South Area」の北面を北西側から見た様子です。


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アトレ浦和(
North Areaa)
 「North Area」を西側から見た様子です。


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「North Area」の南側です。


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「North Area」の北側です。


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JR浦和駅の改札内コンコースから見た「North Area」です。


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アトレ北口改札

 「North Area」には、ICカード「Suica」専用の新たな改札口「アトレ北口改札」を新設しました。利用時間7時00分~24時15分の時間制限があります。

● 浦和蔦屋書店
 「アトレ北口改札」に直結した「浦和蔦屋書店」です。「代官山蔦屋書店」のノウハウを生かした書店で、コンセプトは「高架下の公園」です。



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2017年1月 6日 (金)

「いきものがかり」を育てた街「海老名駅周辺」 海老名駅自由通路(ビナウォーク・相鉄・小田急・JR・ららぽーと海老名)のあまりの激変にビックリ!

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-海老名駅周辺-
 
「いきものがかり」が1月5日、公式サイトで「いきものがかり放牧宣言」を発表しました。グループとしての活動を一時休止し、個々で活動、充電していくことを報告しました。私は「いきものがかり」の大ファンなので大ショックです・・・

 「いきものがかり」は、路上ライブからスタートしました。ボーカルの「吉岡聖恵(きよえちゃん)」が加わる前の「水野良樹(リーダー)」と「山下穂尊(ほっち)」が、2人組で活動していた頃は相模大野駅周辺でした。

 「きよえちゃん」の加入を機に本厚木駅や海老名駅周辺に拠点を移しました。その後、インディーズ・デビュー、更にメジャー・デビューを果たし、スターの道へ駆け上がっていきました。 

海老名駅周辺が激変
 正に「いきものがかり」を育てた街と言ってもいい海老名駅周辺ですが、激変しています。私が海老名駅周辺に行ったのは2010年5月以来でしたが、あまりの変わりようにビックリしました。

 海老名駅には、「相模鉄道本線、小田急小田原線、JR相模線」の3路線が乗り入れる鉄道交通の要衝です。発展する素地はありましたが、「三井ショッピングパーク ららぽーと海老名」のオープンが大きかったと思います。


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海老名駅自由通路

 「海老名駅自由通路」の配置図です。「ビナウォーク、相模鉄道、小田急、JR、三井ショッピングパーク ららぽーと海老名」を接続する大規模な自由通路です。

 引用資料 → 海老名駅自由通路整備事業(海老名市)


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ビナウォーク&海老名駅自由通路(東口駅広部)
 東口の大型商業施設「ビナウォーク」です。「海老名駅自由通路(東口駅広部)」が整備され、2002年12月に供用開始されています。


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「東口」です。


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海老名駅自由通路(小田急・相鉄駅舎部)
 「海老名駅自由通路(小田急・相鉄駅舎部)」です。2010年8月に供用開始されています。


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自由通路に沿って、相模鉄道本線・海老名駅の改札口があります。


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自由通路に沿って、小田急小田原線・海老名駅の改札口があります。


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「海老名駅自由通路(小田急・相鉄駅舎部)」の北西端です。ここから先は「海老名駅自由通路(駅間部・西口部)」となります。


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海老名駅自由通路(駅間部・西口部)
 「海老名駅自由通路(駅間部・西口部)」です。2015年10月1日に供用開始されています。元々あった陸橋を、「海老名駅西口土地区画整理事業」に合わせて架け替えました。新たな自由通路は幅12mと大幅に拡幅され、屋根が付けられました。


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動く歩道も整備されました。


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「デジタルサイネージ」も採用されています。


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しばらく歩くとJR相模線・海老名駅が見えてきます。JR相模線は、首都圏のJR線では珍しく全線単線なのでローカル線の雰囲気が漂っています。


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自由通路に沿って、JR相模線・海老名駅の改札口があります。


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JR相模線・海老名駅から「三井ショッピングパーク ららぽーと海老名」は目の前です。


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三井ショッピングパーク ららぽーと海老名
 「三井ショッピングパーク ららぽーと海老名」は、「海老名駅西口土地区画整理事業」の一環として建設され、2015年10月29日にグランドオープンしました。

 「三井ショッピングパーク ららぽーと海老名」の集客力は凄まじく、海老名駅自由通路を挟んで「ビナウォーク」と「三井ショッピングパーク ららぽーと海老名」という2つの核が生まれて大きな動線が出現しました。


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いきものがかりのデビュー10周年記念ライブ
 昨年の夏に「いきものがかり」のデビュー10周年記念ライブ「超いきものまつり 地元でSHOW!!〜海老名でしょー!!!〜」の1日目(8月27日)に参戦しました。土砂降りの雨でしたが、今となってはいい思い出です。


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会場は海老名運動公園
 会場は「海老名運動公園」でした。開演まではカメラでの撮影OKでした。ステージの不気味なキャラクターは、「いきものがかり」のマスコットキャラクターの「イッキーモンキー」です。

 開演前からずっと雨でカッパを着てもびしょ濡れになりました。でもこの日はスペシャルゲストで「明石家さんま」が登場して大盛り上がりでした。

 MCで「海老名駅」周辺で路上ライブを行っていた話が出ました。「その頃は、ビナウォークもららぽーとも無かった。海老名はすっかり変わった。」という話をしていました。

 無理してこのライブに行って良かったと思います。まさか約4ヶ月後に「いきものがかり放牧宣言」を発表して活動を一時休止しするとは夢にも思っていませんでした。
 今後の活動がどうなるか分かりませんが、場合によったらこれが私にとって「いきものがかり」最後のライブになる可能性もある訳ですから・・・



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2017年1月 5日 (木)

中央区 オリンピックの選手村となる総延床面積約68万㎡の「晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業」 2017年1月いよいよ着工!

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-晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業に-
 
東京都は、「晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業」に2016年4月に着手し、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村の整備と大会後のレガシーとなるまちづくりに取り組んでいます。

 東京2020大会時には選手用の宿泊施設として一時使用し、大会後は住宅となる建物などを建築する特定建築者の募集を行い、特定建築者予定者が決定しています。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2016/07/28)
 晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業の特定建築者予定者を決定しました 

 特定建築者予定者のグループ構成員11社は、「三井不動産レジデンシャル(代表会社)、エヌ・ティ・ティ都市開発、新日鉄興和不動産、住友商事、住友不動産、大和ハウス工業、東急不動産、東京建物、野村不動産、三井不動産、三菱地所レジデンス」と日本を代表するデベロッパーがほぼ参加しています。

 工期は、2017年1月上旬(予定)~2024年03月下旬(予定)と長期に渡ります。当初計画通りなら一番早い部分は、2017年1月上旬に着工予定です。

晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区晴海五丁目の一部
◆ 階数-(高層棟)地上50階、(板状棟)地上14階~18階 、(商業棟)地上4階
◆ 高さ- 約180m
◆ 事業区域面積-約18ha(施設全体)
◆ 敷地面積-約133,900㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約47,400㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約677,900㎡(施設全体)
◆ 用途-共同住宅、商業施設
◆ 総戸数-約5,650戸
◆ 特定建築者-三井不動産レジデンシャル(代表会社)、エヌ・ティ・ティ都市開発、 新日鉄興和不動産、 住友商事、住友不動産、大和ハウス工業、東急不動産、東京建物、野村不動産、 三井不動産、 三菱地所レジデンス
◆ 着工-2017年01月上旬予定
◆ 竣工-2019年12月目途予定(大会時に必要な部分の整備完了)、2024年03月下旬予定(全体竣工)

第5-5街区の概要
◆ 計画名-晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業 第5-5街区
◆ 所在地-東京都中央区晴海中央区晴海五丁目503番   
◆ 階数-地上50階、地下1階
◆ 高さ- 最高部約180m、軒高約180m
◆ 敷地面積-約37,450㎡(第5-5街区全体)
◆ 建築面積-約13,000㎡(第5-5街区全体)
◆ 延床面積-約227,900㎡(第5-5街区全体)
◆ 構造- 鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル(代表)
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2017年01月上旬予定(第5-5街区全体)
◆ 竣工-2024年03月下旬予定(第5-5街区全体)

第5-6街区の概要
◆ 計画名-晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業 第5-6街区
◆ 所在地-東京都中央区晴海中央区晴海五丁目504番   
◆ 階数-地上50階、地下1階
◆ 高さ- 最高部約180m、軒高約180m
◆ 敷地面積-約35,180㎡(第5-6街区全体)
◆ 建築面積-約11,000㎡(第5-6街区全体)
◆ 延床面積-約211,200㎡(第5-6街区全体)
◆ 構造- 鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル(代表)
◆ 設計者-日建ハウジングシステム
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2017年01月上旬予定(第5-6街区全体)
◆ 竣工-2024年03月下旬予定(第5-6街区全体)


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「晴海客船ターミナル」から見た「晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。


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地上50階、地下1階 、高さ約180mの超高層ツインタワーの「5-T棟、6-T棟」は、「中央清掃工場」の近くに建設されます。


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他の方の首都圏の再開発系のブログを見いているとたくさんの標識をすべて撮影していました。どうやって探して撮ったのだろうか???

 広大な敷地の中からすべての標識を探し出すのは時間も無いしウツだなあ・・・ と思っていたら1ヶ所にまとめられていました。これには助かりました(笑)。

 こんなにたくさんの標識をすべてUPするのは大変なので、今回は超高層ツインタワーの「5-T棟、6-T棟」を含む部分だけUPします。


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「全体配置図」です。


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「晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業 第5-5街区」の建築計画のお知らせです。この中に、地上50階、地下1階 、高さ約180mの「5-T棟」が含まれます。


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晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業 第5-6街区」の建築計画のお知らせです。この中に、地上50階、地下1階 、高さ約180mの「6-T棟」が含まれます。



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2017年1月 4日 (水)

秋葉原 地上23階、高さ約135mの超高層オフィスビル「(仮称)外神田一丁目計画」の建設予定地

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-(仮称)外神田一丁目計画-

 「住友不動産」は、千代田区の秋葉原に、地上23階、高さ約135mの超高層オフィスビル「(仮称)外神田一丁目計画」を建設します。

 建設予定地は、秋葉原電気街の一画に位置する千代田区外神田一丁目で、昌平橋通り沿いの「A敷地」と道路を挟んで東隣の「B敷地」の二つの敷地が対象となります。

● B敷地からA敷地に容積率移転
 
「A敷地」には、地上23階、地下1階、高さ約135m、延床面積約26,855㎡の超高層オフィスビルを建設します。地下階に「機械式駐車場」、地上1階に「エントランスホール」、2階に「設備機械室」、3階以上に「オフィスフロア」を配置します。地震対策として、2階と3階の間には「中間免震層」を設けます。

 「B敷地」には、地上2階、高約25m、延床面積約955㎡の商業施設を建設します。開発に当たっては総合設計制度と一団地認定制度の活用を想定しています。「B敷地」の規模が小さいのは、「B敷地」から「A敷地」に容積率を移転するためです。

(仮称)外神田一丁目計画 A棟の概要
◆ 所在地-東京都千代田区外神田一丁目9番4他(地番)
◆ 階数-地上23階、地下1階
◆ 高さ-最高部約135m
◆ 敷地面積-3,264.00㎡(施設全体)、2,058.45㎡(A棟)
◆ 建築面積-約1,400㎡
◆ 延床面積-約26,855㎡
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-オフィス、駐車場
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2017年02月01日予定
◆ 竣工-2019年05月末日予定

(仮称)外神田一丁目計画 B棟の概要
◆ 所在地-東京都千代田区外神田一丁目9番4他(地番)
◆ 階数-地上2階
◆ 高さ-最高部約25m
◆ 敷地面積-3,264.00㎡(施設全体)、1,205.55㎡(B棟)
◆ 建築面積-約650㎡
◆ 延床面積-約955㎡
◆ 用途-店舗
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2017年02月01日予定
◆ 竣工-2019年05月末日予定


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A棟(A敷地)

 「A敷地」を南西側の昌平橋交差点から見た様子です。この敷地にはかつて北側に「ヤマギワ」、南西側に「オノデン」が建っていました。

 「A敷地」には、途上23階、地下1階、高さ約135m、延床面積約26,855㎡の超高層オフィスビル「A棟」を建設します。


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「A敷地」を北西側から見た様子です。かつてこちら側の「ヤマギワ」が建っていました。


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「A敷地」を南東側から見た様子です。


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「A敷地」の南東角が透明のアクリル板になっていたので内部を覗いてみました。


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B棟(B敷地)

 「B敷地」を南西側から見た様子です。この敷地にはかつて「エディオン秋葉原本店(旧石丸電気本店)」が建っていました。

 「B敷地」には、地上2階、高約25m、延床面積約955㎡の商業施設「B棟」を建設します。「B棟」の規模が小さいのは、「B敷地」から「A敷地」に容積率を移転するためです。


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「B敷地」の南西角が透明のアクリル板になっていたので内部を覗いてみました。


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「B敷地」を北西側から見た様子です。


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北西角に「講武稲荷神社」がありますが、ここは再開発の対象外のため残ります。


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「B敷地」を南東側から見た様子です。


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「(仮称)外神田一丁目計画」の建築計画のお知らせです。


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立面図です。


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配置図です。「B敷地」から「A敷地」に容積率を移転します。



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2017年1月 3日 (火)

地上61階、高さ約390mのB棟を含む「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業」 2017年4月いよいよ着工!

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-大手町二丁目常盤橋地区-
 
新年あけましておめでとうございます。今年も頑張ってホームページやブログを更新する予定ですのでよろしくお願い致します。

 三菱地所が進める常盤橋街区再開発プロジェクトである「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 新築工事(A棟・B棟・C棟・D棟)」は、地上61階、高さ約390m、総延床面積約680,000㎡、総事業費を含め国家プロジェクト並の規模となります。

 引用資料 三菱地所(PDF:2015/08/31)
 東京駅前3ha 超の大規模複合再開発 「常盤橋街区再開発プロジェクト」計画概要について

● 第一弾の「D棟」が2017年4月上旬着工!
 「Ⅰ期工事」として、北西側に「D棟」、東側に「A棟」を建設します。「Ⅱ期工事」として、「B棟」を建設します。「Ⅰ期工事」と「Ⅱ期工事」に合わせ、「C棟」の改修工事を行います。第一弾の「D棟」が、2017年4月上旬にいよいよ着工される予定です!

常盤橋街区再開発プロジェクの概要
◆ 計画名-大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 新築工事(A棟・B棟・C棟・D棟)
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目8番1他、中央区八重洲一丁目2番1他
◆ 階数-地上61階、塔屋2階、地下5階(B棟)
◆ 高さ-最高部約390m(B棟)
◆ 敷地面積-約31,400㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約20,300㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約680,000㎡(容積対象延面積約552,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、杭基礎(一部併用)
◆ 用途-オフィス、店舗、変電所、下水ポンプ場、駐車場等
◆ 建築主-三菱地所(関係権利者 三菱地所、東京都下水道局、大和証券グループ本社、三越伊勢丹、東京電力、大手町開発、都市再生機構、他)
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2017年04月上旬予定
◆ 竣工-2027年09月下旬予定

A棟の概要
◆ 階数-地上37階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 建築面積-約3,900㎡
◆ 延床面積-約140,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場等
◆ 着工-2018年度予定 
◆ 竣工-2021年度予定

B棟の概要
◆ 階数-地上61階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部約390m
◆ 建築面積-約13,200㎡
◆ 延床面積-約490,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場等
◆ 着工-2023年度予定 
◆ 竣工-2027年度予定

C棟の概要
◆ 階数-地上1階、地下4階
◆ 高さ-約5m
◆ 建築面積-約300㎡
◆ 延床面積-約20,000㎡
◆ 用途-店舗、変電所、駐車場等
◆ 着工-2018年度予定 
◆ 竣工-2027年度予定

D棟の概要
◆ 階数-地上9階、塔屋1階、地下3階 
◆ 高さ-最高部約65m
◆ 建築面積-約2,900㎡
◆ 延床面積-約30,000㎡
◆ 用途-オフィス、下水ポンプ場、駐車場等
◆ 着工-2017年度予定 
◆ 竣工-2022年度予定


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「常盤橋街区再開発プロジェクト」は、「朝日生命大手町ビル(3,654.72㎡)、日本ビル(15,484.89㎡)、JXビル(3,353.00㎡)、大和呉服橋ビル(2,681.52㎡)、JFE商事ビル(1,528.49㎡)」の5棟が対象になります。カッコ内は敷地面積です。


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段階的に開発を行います。


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常盤橋街区再開発プロジェクトである「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 新築工事(A棟・B棟・C棟・D棟)」の予定地を南東側から見た様子です。


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一番東側にある「大和呉服橋ビル」です。敷地面積2,681.52㎡です。「Ⅰ期工事」として解体されます。


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「JXビル」です。敷地面積3,353.00㎡です。「JXホールディングス」の本社は、「大手町ホトリア 大手門タワー・JXビル」に移転済みです。「Ⅰ期工事」として解体工事が行われています。


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「朝日生命大手町ビル」です。敷地面積3,654.72㎡です。「Ⅱ期工事」として解体されます。


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「日本ビル」です。敷地面積15,484.89㎡と広大です。現在は「Ⅰ期工事」として北側で解体工事が行われています。南側は「Ⅱ期工事」のため当分残ります。


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「日本ビル」の北側で、部分解体工事「日本ビル改修他工事」が行われています。この工事が終わるといよいよ「D棟」が着工されます。

● 日本ビル改修他工事
 「日本ビル」は、地上14階、地下4階、延床面積173,016.21㎡です。現在、北側の部分解体工事が行われています。部分解体工事の対象範囲は、地上10階、地下3階、延床面積約41,296㎡です。

 跡地には東京都の下水ポンプ場が入る「D棟」を建設し、「日本ビル」の南側部分の地下にある既存のポンプ場の移転先とすることが決まっています。


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日本ビル改修他工事の「労災保険関係成立票」です。工期は2016年4月1日~2017年3月31日(予定)で、「大成建設」の施工により行われています。


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「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 新築工事(A棟・B棟・C棟・D棟)」の建築計画のお知らせです。


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「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 新築工事(A棟・B棟・C棟・D棟)」の開発事業のお知らせです。



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