港区 地上27階、高さ約150mの「(仮称)新橋田村町地区開発計画」 環境影響調査計画書の縦覧!
-(仮称)新橋田村町地区開発計画-
「三井物産株」が100%出資する連結子会社である「三井物産都市開発」は、東京都港区西新橋一丁目にて、一部周辺地権者と共同で、超高層複合オフィスビルの開発を推進しています。
港区から「(仮称)新橋田村町地区開発計画」の「港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧」が行われています。
縦覧期間は、2017年1月12日(木)~2017年2月11日(土)までです。縦覧期間を過ぎると見られなくなるので、興味のある方はPDFデータをパソコンに保存しておく事をお勧めします。
引用資料 港区・公式ホームページ(2017/01/12)
港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧
地上27階、地下2階ということは判明していましたが、高さが不明でした。高さは最高部が約150mです。再開発の範囲も判明しました。
(仮称)新橋田村町地区開発計画の概要
◆ 所在地-東京都港区西新橋一丁目
◆ 階数-地上27階、地下2階
◆ 高さー最高部約150m
◆ 区域面積-約12,000㎡
◆ 敷地面積-約7,700㎡
◆ 延床面積-約106,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場他
◆ 事業主体-新橋田村町地区市街地再開発準備組合(三井物産都市開発、当該地周辺地権者)
◆ 着工-2018年予定
◆ 竣工-2021年予定
◆ 投資規模-約450億円
「(仮称)新橋田村町地区開発計画」の位置図です。
「(仮称)新橋田村町地区開発計画」の範囲です。西側の幹線道路「主要地方道白山祝田田町線(都道301号)」まで達する事が判明しました。
ただ意外だったのが、「西新橋スクエア」西側の「物産ビル」を含む複数のビル群が再開発の対象に含まれなかった事です。
街区の南側にあった複数のビルはすでに解体されて更地になっています。暫定的に駐車場として使用されています。
「三井物産都市開発」の本社が入っている「物産ビル別館」を南東側から見た様子です。「物産ビル別館」は再開発の対象です。
「物産ビル別館」の西隣にあったJRAの「ウインズ新橋」は解体されて更地になっています。この敷地も再開発の対象です。
西側の幹線道路「主要地方道白山祝田田町線(都道301号)」との間には、「日本酒造会館、東京桜田ビル、トクヤマビル本館、トクヤマ別館」などがあります。これらのビル全部が再開発の対象です。
物産ビルは含まない
「西新橋スクエア」西側の「物産ビル」を含む複数のビル群は再開発の対象に含まれません。写真左端のビルが「物産ビル」です。南側のビル群との小規模な別の再開発を考えているのでしょうか?
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