京浜急行電鉄湘南線(泉岳寺駅から新馬場駅間)の「連続立体交差化」がいよいよ動き出す! 京浜急行本線品川駅の2面4線化と地平化!
-京浜急行電鉄湘南線(泉岳寺駅から新馬場駅間)-
「東京都、港区、品川区、京浜急行電鉄」の4者は、京浜急行電鉄湘南線(京急本線)の泉岳寺駅~新馬場駅間で連続立体交差化を計画しています。東京都が事業主体となり、完成は、リニア中央新幹線が開業する2027年度を目安にしています。
連続立体交差予定区間は、「泉岳寺駅」付近から「北品川」駅の「新馬場駅」付近までの約1.7km(都市計画区間約2.0km)です。予定区間には、「品川駅」と「北品川駅」の2駅があり、合計3ヶ所の踏切を解消し、道路交通を円滑化します。
● 京浜急行本線品川駅の2面4線化と地平化
「京浜本線品川駅」のホームを現在の2面3線(単式ホーム+島式ホーム)から島式2面4線に拡張して、地平化及び輸送力向上を行う予定です。
電車を動かしながら地上に軌道やホームを移設し、更にホームを島式2面4線に拡幅する事が本当に可能なのでしょうか? どのように工事を行うのか皆目見当がつきません・・・
計画区間の位置図
とはいうものの「東京都、港区、品川区、京浜急行電鉄」は、京浜急行電鉄湘南線の連続立体交差化計画および関連する道路計画の都市計画素案などの説明会を開催します。 計画はいよいよ動き出しました。
引用資料 品川区(2017/01/13)
京浜急行電鉄湘南線(泉岳寺駅から新馬場駅間)に関する説明会のお知らせ
京浜本線品川駅
「京浜本線品川駅」のホームを現在の2面3線(単式ホーム+島式ホーム)から島式2面4線に拡張して、地平化及び輸送力向上を行う予定です。どのように工事を行うのか皆目見当がつきません・・・
北側を見た様子です。写真左側が「京急本線」の高架橋です。JR線が2線(南側の留置線への連絡線と山手線内回り)走っており、現在のままでは拡幅するスペースがありません。
山手線ホームの移設は?
以前は、 ”JR品川駅の線路を再編(全体的に東寄りに移動) → 現在山手線が走る付近のスペースが空く → 京急線ホームを拡幅するスペースが誕生” と伝えられていました。
確かに以前の資料では、JR品川駅の在来線ホームは、島式8面15線から島式7面13線に再編される計画でした。しかし、現在の資料ではホームの再編は行わない事になっています。
JR品川駅の山手線ホームには、「ホームドア」が設置されました。将来無くなる事が予想されるホームにホームドアを設置するとは思えません。
現に、大規模改良が予定される5駅(東京駅、新橋駅、浜松町駅、渋谷駅、新宿駅)は、ホームドア設置予定期日が未定となっています。
しかし、JR線を再編しないと「京浜本線品川駅」の島式2面4線化と地平化は不可能なように思えます。将来的に、1ホーム減(島式8面14線)もしくは2ホーム減(島式7面13線)に再編されるのか? されないのか? もう少し様子を見ないと分かりません。
JRの留置線
南側はJRの留置線あり、留置線の場所を一部使えば拡幅は可能です。
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