「日比谷公園」が一望 地上21階、高さ約109mの「日比谷パークフロント」 2017年5月31日に竣工!
-日比谷パークフロント-
「ケネディクス(不動産ファンド)、東急不動産、日本政策投資銀行」の3社は、「旧:日本長期信用銀行本店ビル」を建て替えています。
「旧:日本長期信用銀行本店ビル」は、日比谷公園の南側に1993年8月に竣工しました。地上22階、地下5階、高さ約130m、延床面積62,423.66㎡の超高層ビルでした。
「日本長期信用銀行」は、かつて存在した長期信用銀行です。「長銀(ちょうぎん)」の愛称で親しまれていました。
3社の共同事業として「グリーンアセットインベストメント特定目的会社」を通じて「(仮称)内幸町二丁目プロジェクト」を、2015年5月15日付で新築工事に着手しました。
● 正式名称は日比谷パークフロントに決定
施設の正式名称が「日比谷パークフロント(HIBIYA PARKFRONT)」に決定しました。日比谷公園に面し、約16ha の緑が眼下に広がる、まさに日比谷公園(park)の入口(front)と
なる施設であることを表現しました。
引用資料 東急不動産(2017/03/22)
公園の快適さに包まれた新しいオフィスビル(仮称)内幸町二丁目プロジェクト ビル名称「日比谷パークフロント」に決定
「公園の中のオフィス」をコンセプトに、日比谷公園の眺望だけでなく、建物の中まで公園のような快適さに包まれた働きやすさを提供します。「スカイガーデン」が設けられますが、一般の人は入れないと思われます。
日比谷パークフロントの概要
◆ 計画名-(仮称))内幸町二丁目プロジェクト
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町二丁目16番1号(地番)
◆ 交通-東京メトロ千代田線他「霞ヶ関」駅徒歩3分、都営三田線「内幸町」駅徒歩5分
◆ 階数-地上21階、地下4階
◆ 高さ-108.965m
◆ 敷地面積-6,089.61㎡
◆ 敷地面積-3,121.86㎡
◆ 延床面積-67,125.65㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎 (一部杭基礎)
◆ 地震対策-制振構造(オイルダンパー式)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-グリーンアセットインベストメント特定目的会社(ケネディクス、東急不動産、日本政策投資銀行)
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2013年09月20日~2015年07月31日
◆ 着工-2015年05月15日
◆ 竣工-2017年05月31日予定
「スカイガーデン完成予想図」です。日比谷公園が一望できるので行ってみたいですが、一般には開放されないと思われます。
北東側から見た下層階の様子です。
東西には狭いですが、南北にはかなり長いビルとなっています。
南東側から見た下層階の様子です。
1階東側が吹き抜けになっています。吹き抜け部分は「ガーデンプロムナード」となります。
「ガーデンプロムナード完成予想図」です。
南西側から見た下層階の様子です。
南西側から引いて見た様子です。
南西側から引いて見た下層階の様子です。
世界貿易センタービルの展望台「シーサイド・トップ」から見た「日比谷パークフロント」を含む超高層ビル群です。
| 固定リンク
« 浜離宮に舞い降りた丹頂鶴をイメージ 地上37階、高さ約140mの「パークコート浜離宮ザ タワー」 2017年2月下旬の建設状況 | トップページ | 横浜スタジアムの増築・改修計画 収容人数が29,000人から約35,000人に増席 市街地を一望できるデッキ席や個室観覧席等を新設! »
「121 東京都・千代田区②」カテゴリの記事
- TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 地上62階、 高さ約385mの「Torch Tower(トーチタワー)」 遂に「鉄骨建方」が始まる! 2024年12月3日の建設状況(2024.12.07)
- 国家戦略特区 地上43階、高さ約227m、延床面積約389,290㎡の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物」 2024年12月3日の建設状況(2024.12.05)
- 「丸の内仲通り南周辺地区」で複数の再開発が連動 「国際ビル・帝劇ビル(帝国劇場、出光美術館)」の共同で一体的な建替 高さは約145m!(2024.11.27)
- 三菱地所 有楽町エリア再構築 「有楽町ビル」と「新有楽町ビル」の2区画を一体的に再開発 解体工事を2024年12月1日に着工!(2024.11.06)
- 千代田区 九段南一丁目地区まちづくり 「北街区」に高さ約170mの超高層ビル、「中街区」に高さ約82mの高層ビル 2024年9月末の状況(2024.10.12)