JR品川駅の大規模改良工事 新しい6番線・7番線ホームを供用開始後 「5番線ホーム」を閉鎖して改良工事中!
-JR品川駅の大規模改良工事-
JR東日本は、車両基地をスリム化して生まれた土地を大規模に再開発します。そのために西側を走っていた軌道を段階的に再開発区域の東側に移設する工事を行っています。
「JR品川駅」では、2011年から東海道線の東京方への折返し機能の整備、および車両基地のスリム化を目的とした大規模な駅の改良工事を行っています。
● 東海道上り本線(5番線)を使用停止
「6番線」と「7番線」を閉鎖して改良工事を行っていましたが、線路切換工事を2016年11月19日~11月20日に行い、新しい「6番線」と「7番線」が供用開始されました。
現在は「5番線ホーム」を閉鎖して、改良工事を行っています。このように玉突きのように工事を行い、最終的にはすべての軌道を再開発区域の東側に移設します。
「東海道線品川駅線路切換工事概要」です。
引用資料 JR東日本(PDF:2016/09/13)
東海道線品川駅線路切換工事に伴う列車の運休について
「5番線ホーム」の北端(東京方面)です。
「5番線ホーム」の北端では、「盛土式ホーム」の解体工事が行われています。ほぼ直線であったホームを改良された他のホームと同じく、先端部分を大きく東側に振ります。
「軌道」のレールやバラストが撤去されて、工事車両が稼働するための鉄板が敷かれています。
橋上駅舎の下に入ります。
橋上駅舎の下から北側に振り返った様子です。
橋上駅舎の下です。「軌道」のレールやバラストが撤去されています。
橋上駅舎の下もほぼ「盛土式ホーム」です。
「盛土式ホーム」に一定間隔で「掘削孔」が掘られています。
「掘削孔」のアップです。掘削孔が崩れないように円形の「ライナープレート(波付けされた薄鋼板)」で支えています。
「盛土式ホーム」に「掘削孔」を掘るのは多くの場合、橋上駅舎を支える柱の基礎となる「場所打ちコンクリート杭」を構築するためです。
しかし、JR品川駅にはすでに巨大な橋上駅舎があり、新たな柱は必要ありません。何のための「掘削孔」なのか見当がつきません・・・
更に南側に進むと、「盛土式ホーム」から「桁式ホーム」に変わります。
橋上駅舎を過ぎたあたりです。工事車両が稼働するための鉄板が敷かれています。
「5番線ホーム」の南端(川崎方面)です。ホームの南側は「桁式ホーム」となっています。
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