JR東日本 東京2020オリンピックを見据えて「千駄ケ谷駅」を大規模に改良 新宿方面の専用ホームを設置 2017年2月下旬の建設状況
-JR千駄ケ谷駅-
「JR東日本」は、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」を見据えて、「千駄ケ谷駅、信濃町駅」及び「原宿駅」の3駅を大規模に改良します。
引用資料 JR東日本(PDF:2016/06/08)
駅改良の工事計画について
3駅ともに、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」前の供用を目指します。3駅の総工事費は約250億円で、設計は3駅ともに「ジェイアール東日本建築設計事務所、ジェイアール東日本コンサルタンツ」らが担当します。
渋谷区にある「千駄ヶ谷駅」は、2面あるホームのうち、現在、使用していない「臨時ホーム」を「中央・総武線(各駅停車)」の新宿方面専用ホームに改良します。
改札口やコンコースを拡張するほか、新宿寄りに改札口を移設します。安全性を向上させるためホームドアを新設し、エレベーターを増設してバリアフリー設備を拡充するほか、トイレも拡充します。
JR千駄ケ谷駅改良工事の概要
◆ 現在、使用していない臨時ホームを新宿方面の専用ホームに改良する
◆ 改札口やコンコースを拡張し、混雑緩和を図る
◆ 乗降客の動線がスムーズになるよう、新宿寄りに改札口を移設する
◆ ホームドアを新たに設置し、安全性の向上を図る
◆ エレベーターの増設等、バリアフリー設備を拡充するほか、トイレを拡張する
駅改良工事後の「千駄ケ谷駅」の配置図です。
「駅外観」です。
「改札内コンコース」です。
大規模に改良されている「千駄ヶ谷駅」です。すでに改札口は新宿寄りに移設しています。「千駄ヶ谷駅」の近くに、新宿区と渋谷区の境界線があります。「千駄ヶ谷駅」は新宿区にあるようなイメージがありますが、駅施設のすべてが「渋谷区」内にあります。
新宿寄りに移設した「改札口」です。この改札口は暫定的で更に拡張されるようです。
工事が行われている「改札内コンコース」です。
工事が行われている改札内の通路です。
現在の「千駄ヶ谷駅」は、島式1面2線です。
臨時ホーム
「1番線(新宿・三鷹・高尾方面)ホーム」の南側には1964年の東京オリンピック開催時に設置された「臨時ホーム」がありました。すでに東側(御茶ノ水方面)は解体されて、残っているのは西側(新宿方面)のみです。
解体された「臨時ホーム」の東側部分(御茶ノ水方面)です。
このあたりは「駅施設・店舗等」になる予定です。
東側から見た様子です。
更に東側から見た様子です。
東端で、「伸縮リーダー式杭打機(SPDシリーズ)」が稼働していました。SPDシリーズは、低空頭・狭隘地・軌道内における各種杭打ち、支障物撤去、既存杭引抜き等に使用されます。
「2番線(御茶ノ水・千葉・東京方面 )ホーム」の北側には、「中央線(快速)」の軌道があります。
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