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2017年4月

2017年4月30日 (日)

千代田区 地上39階、高さ約200mと地上31階、高さ約160mの超高層ツインタワー「(仮称)OH-1計画」

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(仮称)OH-1計画-
 「三井物産」と「三井不動産」は、大手町一丁目2番地区の開発事業を進めています。「三井物産ビル、大手町パルビル、大手町一丁目三井ビルディング」の3棟が解体され、一体的に再開発されます。

 大手町一丁目2番地区で推進中の一体開発事業である「(仮称)OH-1計画」は、2016年5月18日に着工し、6月8日に起工式を行いました。

 引用資料 三井不動産・ニュースリリース(2016/06/08)
 大手町における大規模複合開発「(仮称)OH-1計画」着工 

 皇居の「大手濠」側の「三井物産ビル」跡地に、地上31階、地下5階、高さ約160mの「A棟」が、「日比谷通」側の「大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビル」の跡地に、地上39階、地下5階、高さ約200mの「B棟」が建設されます。

 ちなみに「OH-1」は、「オーエイチワン」ではなく「オーワン」と読みます。本店事務所を仮移転している「三井物産」は、竣工後に戻ってくる予定です。
 
(仮称)OH-1計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区大手町一丁目2番
◆ 交通-東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線「大手町駅」、  都営三田線「大手町駅」直結
◆ 階数-(B棟)地上39階、地下5階、(A棟)地上31階、地下5階
◆ 高さ-(B棟)最高部約200m、軒高約200m、(A棟)最高部約160m、軒高約150m
◆ 敷地面積-20,864.32㎡(施設全体)
◆ 建築面積-11,915.30㎡(施設全体)
◆ 延床面積-357,705.58㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎+直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(新世代制震オイルダンパー HiDAX-R 等)
◆ 用途-オフィス、店舗、多目的ホール、ホテル、駐車場、地域冷暖房施設
◆ 建築主-三井物産、三井不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計・鹿島建設 設計共同企業体(日建設計、鹿島建設)
◆ デザインアーキテクト-Skidmore, Owings & Merrill LLP(SOM)
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2015年01月05日~2016年09月30日予定(地下躯体含む)
◆ 着工-2016年05月18日(着工)、2016年06月08日(起工式)
◆ 建物竣工-2020年02月末予定
◆ 全体竣工-2021年03月末予定(建物竣工後に外構整備)


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「B棟鳥瞰パース」です。


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「平面図」です。


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「断面図」です。


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「(仮称)OH-1計画」の建設現場を北東側から見た様子です。手前(東側)が「B棟」、奥が「A棟」となります。


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「B棟」の建設現場を南西側から見た様子です。手前の「大手町パルビル」と奥の「大手町一丁目三井ビルディング」の跡地に建設中です(写真提供タイム氏)。


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平将門の首塚
 敷地南側に食い込むように、東京都指定の文化財で、東京都所有の「平将門の首塚(たいらのまさかどのくびづか)」がありますが、この部分は再開発の対象外なので残ります。


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「A棟」の建設現場を南東側から見た様子です。「三井物産ビル」の跡地に建設中です(写真提供タイム氏)。


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「A棟」南側のゲートです(写真提供タイム氏)。


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「乗入れ構台」が見えます。地下躯体を構築中のようです(写真提供タイム氏)。


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HiDAX-R (Revolution)

 「鹿島建設」は、建物用制震ダンパーとして、世界初となる振動エネルギー回生システムVERS (Vibration Energy Recovery System)を搭載した新世代制震オイルダンパー「HiDAX-R (Revolution)」を開発しました。

 引用資料 鹿島建設(2015/07/27)
 世界初、地震エネルギーで揺れを止める新世代制震装置 「HiDAX-R 【Revolution】」を開発

 地震による建物の振動エネルギーを一時的に補助タンクに蓄え、それをダンパーの制震効率を高めるアシスト力として利用することにより、従来型装置の限界を大幅に超えた世界最高の制震効率を達成しました。

 風揺れから震度7の大地震までカバーするのはもちろんのこと、頻度の高い震度4~5クラスの地震や長周期地震動に特に高い効果を発揮し、一般的な制震構造と比較して揺れ幅を半減、揺れが収まるまでの時間を劇的に短縮することが可能です。

● 4例目の採用
 「HiDAX-R (Revolution)」は、建設中の「(仮称)新日比谷プロジェクト」を第1号に、「(仮称)日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業(C街区)」、「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区新築工事」でも採用されています。「(仮称)OH-1計画」は、4例目の採用となります。



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2017年4月29日 (土)

習志野市 地上44階、高さ約161mの「(仮称)仲よし幼稚園跡地活用計画」 2017年4月22日の建設状況

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-(仮称)仲よし幼稚園跡地活用計画-
 JR津田沼駅近くの「仲よし幼稚園跡地活用事業」は、習志野市による公募型プロポーザルの実施により、最優秀提案者に「三菱地所レジデンス(代表者)、三井不動産レジデンシャル、野村不動産」の3社グループを特定しています。

 引用資料 習志野市
 仲よし幼稚園跡地活用事業 

 建設予定地は、JR津田沼駅南口にある「モリシア津田沼」南側に位置する習志野市の市有地と隣接する一部民有地です。

 概要は、地上44階、塔屋2階、地下2階、高さ(最高部161.04m、建物高さ152.10m)、敷地面積8,050.23㎡、延床面積88,116.30㎡、総戸数759戸です。

 着工が何度も延期されていましたが、2016年12月1日(準備工事2016年11月2日)に着工しました。地上48階、地下1階、高さ172.40mの「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」とちらが早く竣工するか分かりませんが、竣工時点で千葉県内では2番目か3番目の高さの超高層ビルとなる予定です。

(仮称)仲よし幼稚園跡地活用計画の概要
◆ 所在地-千葉県習志野市谷津一丁目1340-24外
◆ 階数-地上44階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部161.04m、建物高さ152.10m
◆ 敷地面積-8,050.23㎡
◆ 建築面積-4,431.62㎡
◆ 延床面積-88,116.30㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-基礎免震構造
◆ 用途-共同住宅、地域貢献施設、自転車駐車場
◆ 総戸数-759戸
◆ 事業者-三菱地所レジデンス(代表者)、三井不動産レジデンシャル、野村不動産
◆ 設計者・監理者-フジタ
◆ 施工者-フジタ
◆ 着工-2016年12月01日(準備工事2016年11月02日)
◆ 竣工-2020年09月30日予定


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東側から見た「(仮称)仲よし幼稚園跡地活用計画」の2017年4月22日の建設状況です(写真提供bgds氏)。


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敷地西端に「仮設駐輪場」を建設して駐輪場を移設しました。最終的には「駐輪場」は敷地東端に建設され、「仮設駐輪場」は解体されます(写真提供bgds氏)。


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2基の円筒形のタンクは「安定液タンク」です(写真提供bgds氏)。


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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています(写真提供bgds氏)。


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「ドリリングバケット」です(写真提供bgds氏)。


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場所打ちコンクリート拡底杭に建込む「鉄筋かご」が並べられています(写真提供bgds氏)。



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2017年4月28日 (金)

東京駅丸の内駅前広場整備 「丸の内中央広場」を先行して2017年5月末に供用開始!

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-東京駅丸の内駅前広場整備-
 JR東日本は、東京駅の丸の内駅前広場の整備について、完成予定時期を変更すると発表しています。当初の計画より延期し、2017年冬の完成を目指します。

 引用資料 JR東日本・プレスリリース(PDF:2016/12/08)
 東京駅丸の内駅前広場整備の完成予定時期の変更について 

 丸の内駅前広場は、中央部に大規模な歩行者空間、その両側に交通広場を設ける工事を2014年8月から行っています。

 当初は2017年春の完成を予定していましたが、地中埋設物の処理に伴う工法変更等を行ったことにより、完成予定時期を2017年冬に変更しました。

 広場の中央部歩行者空間は、先行して2017年5月末に供用開始を予定しています。広場の中央部歩行者空間は、これまで「都市の広場(仮称)」としていましたが、丸の内駅舎とともに永く親しまれる空間となることを願い「丸の内中央広場」と名付けました。


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「広場整備概要」です。


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「東京駅丸の内駅前広場整備」の様子です。


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「交通広場(南部)」です。


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「換気塔」らしき部分の美装化工事が行われました。


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「換気塔改修工事(換気塔の切り下工事)」が行われた南側の換気塔です。換気塔の高さを約13mから約9m切り下げて約4mに低くなっています。


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広場の中央部歩行者空間「丸の内中央広場」は、先行して2017年5月末に供用開始を予定しています。


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「交通広場(北部)」です。


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「換気塔改修工事(換気塔の切り下工事)」が行われた北側の換気塔です。



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2017年4月27日 (木)

「旧都庁舎跡地」の大規模再開発が近い? 「銀座ロフト」が2017年6月23日に開店 有楽町インフォスの「有楽町ロフト」が閉店

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-有楽町地区のまちづくり・旧都庁舎跡地-
 
大型雑貨専門店の「ロフト」は4月26日に、東京・銀座の商業ビル「銀座ベルビア館」に大型店「銀座ロフト」を、2017年6月23日(金)に開店すると発表しました。

 ロフト プレスリリース(2017/04/26)
 6月23日(金)銀座2丁目に「銀座ロフト」開店

 「銀座ロフト」は、大阪の「梅田ロフト」、東京の「渋谷ロフト」に次ぐ全国3番目の広さとなります。それに伴い有楽町インフォスの「有楽町ロフト」は、2017年6月11日に閉店します。

 「有楽町インフォス」を含む有楽町駅周辺地区(旧都庁舎跡地)は、東京都と民間による都市再生プロジェクトの対象地区となっており、2017年度中の都市計画決定を予定しています。

 「有楽町ロフト」の閉店は、再開発の準備段階だと思われます。近い将来「有楽町インフォス」が解体される可能性が高く、「無印良品」の閉店も近いと思われます。

● 旧都庁舎跡地の現状
 旧庁舎のうち、JR線の西側にあった「第一本庁舎、西一号庁舎、西二号庁舎、西三号庁舎」などはすべて解体され、跡地に「東京国際フォーラム」が建設されました。

 JR線の東側には「第二本庁舎、第三本庁舎、東六号庁舎」がありました。ただし、JR線の西側と違って再開発されていません。

第二本庁舎跡地
 「第二本庁舎」は解体されて大型バスなどの駐車場となっています。

第三本庁舎
 1975年1月に竣工した地上15階、塔屋2階、地下3階の「第三本庁舎」のビルは残っています。住友不動産に貸し出され、「住友不動産丸の内ビル(1999年10月リニューアル済)」として賃貸オフィスビルとなっています。

(訂正)
 読者の方からメールを頂きました。ありがとうございました。「住友不動産」との契約期間は、2016年5月31日で終了しています。

 「丸の内警察署」は、庁舎建て替えのため2017年3月21日から「旧:住友不動産丸の内ビル」の1階~4階の仮庁舎に移転しています。

 「警視庁」は、霞が関の「本部庁舎」の大規模改修工事を行います。改修期間中は「旧:住友不動産丸の内ビル」を改修して仮庁舎として使用します。

 「丸の内警察署」の新庁舎は、2020年秋頃完成予定のため、早くても「旧:住友不動産丸の内ビル」の解体は、2020年秋以降になります。 


東六号庁舎跡地
 「東六号庁舎」は解体されて暫定的な「有楽町インフォス」が建設され、「無印良品」と「有楽町ロフト」がテナントとして入っています。「有楽町ロフト」は、2017年6月11日に閉店します。


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有楽町地区のまちづくり

 引用資料 東京都長期ビジョン(仮称)」中間報告
 第3章<都市戦略4~8>(PDF)

● 有楽町地区のまちづくり
 「有楽町地区のまちづくり」については、民間開発との連携による旧都庁舎跡地を活用したまちづくりにより、有楽町駅周辺の機能更新を進め、公共空間の整備やMICE機能の充実などを図り、国際的なビジネス・都市観光拠点を形成” となっています。

 ちなみに「MICE」とは、「Meeting(会議・研修・セミナー)、Incentive tour(報奨・招待旅行), Convention またはConference(大会・学会・国際会議), Exhibition(展示会)」の頭文字をとった造語で、ビジネストラベルの一形態を指します。


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「旧都庁舎跡地」を北東側から見た様子です。ちなみに「航空法」の高さ制限は、南端が制限高(標高)約244m、北端が制限高(標高)約248mとなっています。


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「住友不動産丸の内ビル(旧:第三本庁舎)」です。

(追記) 現在は、「丸の内警察署仮庁舎」として使用しています。更に警視庁は、「本部庁舎」の大規模改修工事の期間中に仮庁舎として使用します。


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「旧都庁舎跡地」をJPタワーの屋上庭園「KITTEガーデン」から見た様子です。



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2017年4月26日 (水)

JR東日本 地上26階、高さ約122mの「(仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画」 2017年5月8日から地下部分の解体工事に着手!

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-(仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画-

 「(仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画」の予定地は、新交通ゆりかもめ竹芝駅の北側で、「JR東日本浜松町社宅、劇団四季の劇場があるJR東日本アートセンター、シーサイドホテル芝弥生(芝弥生会館)」などが建っていた場所です。

 引用資料 環境影響調査書案(2016/10) リンク切れ
 (仮称)竹芝ウォーターフロント開発事業

 「日刊建設工業新聞」によると、既存建物の解体工事が進む先行地区の地下部分の解体作業に2017年5月8日から入るそうです。

 日刊建設工業新聞(2017/04/25)
 JR東日本/竹芝ウォーターフロント開発、先行地区の地下解体/清水建設で5月着手

 先行地区に立っていた「JR東日本浜松町社宅」と「シーサイドホテル芝弥生(芝弥生会館)」の地上部分の解体は「竹中工務店」が担当していましたが、地下部分の解体は「清水建設」が行います。

 先行地区以外の対象地には「四季劇場」のほか、「自由劇場、新橋総合事務所、乗車券管理センター」などの関連施設が残りますが、「JR東日本アートセンター自由劇場」以外の施設を順次解体します。

(仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画の概要
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目22番1の一部、22番4
◆ 階数-(A棟:高層棟)地上26階、地下2階、(B棟:劇場棟)地上6階、地下1階、(C棟:駐車場棟)地上10階、地下1階
◆ 高さ-最高部約122m(A棟:高層棟)、約46m(B棟:劇場棟)、約39m(C棟:駐車場棟)
◆ 敷地面積-約23,030㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約14.300㎡(既存建物含む面積15,700㎡)
◆ 延床面積-約108,500㎡(既存建物含む面積111,500㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-ホテル、オフィス、商業施設、劇場、駐車場
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者-ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2016年06月01日
◆ 着工-2017年05月01日予定(当初計画)
◆ 竣工-2020年06月30日予定


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「配置計画図」です。街区内の「JR東日本アートセンター自由劇場」以外はすべて解体されます。


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「A棟西立面図」です。


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「A棟断面図」です。


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「B棟北立面図」です。


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A棟の建設予定地

 「JR東日本浜松町社宅」と「シーサイドホテル芝弥生(芝弥生会館)」の跡地に「A棟」が建設されます。


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地下部分の解体作業に2017年5月8日から入ります。地上部分の解体は「竹中工務店」が担当していましたが、地下部分の解体は「清水建設」が行います。


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B棟の建設予定地
 「劇団四季」は、「(仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画」の実施を受けて、「JR東日本アートセンター 四季劇場[春]・[秋]」の上演活動を、2017年6月下旬で一時休止することを決定しています。

 再開発完了後に、「劇団四季」はこのエリアで上演活動を再開しますが、具体的な時期・方法は未定で、決定次第発表があります。


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C棟の建設予定地
 
手前の「JR東京乗車券管理センター」跡地に「C棟」が建設されます。奥の紫色の「JR東日本アートセンター自由劇場」はそのまま残ります。


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「(仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画」の建築計画のお知らせです。



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2017年4月25日 (火)

(仮称)幕張ベイタワーズプロジェクト 地上37階、高さ約133mの「(仮称)幕張B-7街区タワー&レジデンス」 2017/04/22 1基目のタワークレーン登場!

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-(仮称)幕張ベイタワーズプロジェクト-

 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 その中で、「B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の6街区には、6棟の超高層タワーマンションが林立する事になります。 

(仮称)幕張B-7街区タワー&レジデンス
 
第一弾として、B-7街区に「(仮称)幕張B-7街区タワー&レジデンス」が着工されました。すでに公式ホームページもオープンしています。

 引用資料 公式ホームページ
 (仮称)幕張ベイタワーズプロジェクト

 三井不動産 ニュースリリース(PDF:2017/03/16)
 首都圏最大級のミクストユースの街づくり 『(仮称)幕張ベイタワーズプロジェクト』が始動 1万人が暮らす“ライフ・イノベーション・タウン”へ ~分譲住宅『(仮称)幕張B-7街区タワー&レジデンス』2017年11月下旬に販売開始予定~

(仮称)幕張B-7街区タワー&レジデンスの概要
◆ 計画名-(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-7街区)
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-18、1-19(地番)
◆ 交通-京葉線「海浜幕張」駅徒歩15分
◆ 階数-(タワー棟)地上37階、地下0階、(レジデンス棟)地上8階、地下0階
◆ 高さ-最高部132.89m 
◆ 敷地面積-17,118.712㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,756.07㎡(施設全体)
◆ 延床面積-59,608.73㎡(施設全体)
◆ 構造-(タワー棟)鉄筋コンクリート造、(レジデンス棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭、既成コンクリート杭
◆ 地震対策-中間免震構造(積層ゴム等)
◆ 用途-共同住宅、店舗、児童福祉施設、駐車場
◆ 総戸数-503戸(タワー棟454戸、レジデンス棟49戸)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2016年07月01日(当初計画)
◆ 竣工-2018年12月中旬予定
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定

(備考) 「建築計画のお知らせ」では、敷地面積20,518.63㎡、建築面積8,312.73㎡、延床面積68,944.05㎡、総戸数637戸となっています。

 ニュースリリースでは敷地面積が、 ”(B7街区全体(店舗・サービス付き高齢者向け住宅を含む):20,518.63㎡)” となっているので、物件概要との差は、これらを含むか含まないかの違いだと思われます。


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「幕張新都心若葉住宅地区」の街区図です。街区図右下の黄色い部分「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」が対象街区です。

 引用資料 千葉県(2015/03/31) リンク切れ
 幕張新都心若葉住宅地区事業予定者の決定について

幕張新都心若葉住宅地区の概要
◆ B-1街区(敷地面積38,922.60㎡)-地上9階、総戸数505戸、竣工2024年予定
◆ B-2街区(敷地面積24,726.00㎡)-地上48階、総戸数835戸、竣工2020年04月予定
◆ B-3街区(敷地面積21,417.98㎡)-地上46階、総戸数675戸、竣工2021年予定
◆ B-4街区(敷地面積21,110.06㎡)-地上46階、総戸数714戸、竣工2027年予定
◆ B-5街区(敷地面積24,589.34㎡)-地上46階、総戸数703戸、竣工2029年予定
◆ B-6街区(敷地面積17,409.40㎡)-地上37階、総戸数482戸、竣工2026年予定
◆ B-7街区(敷地面積20,518.63㎡)-地上37階、総戸数637戸、竣工2018年12月予定


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「(仮称)幕張B-7街区タワー&レジデンス」の配置図です。B-7街区の東側角の白い部分は「サービス付き高齢者向け住宅」の敷地です。


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2017年4月22日の建設状況です。いつも写真を提供して頂いている「bgds氏」に送って頂きました。ありがとうございました。1基目のタワークレーン登場しています(写真提供bgds氏)。


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ゲートから見た敷地内です。「今週の作業予定」を見ると2017年4月22日現在「基礎躯体工事」となっています(写真提供bgds氏)。


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タワークレーンの「ベース架台」です。「フロアクライミング方式」のように見えます(写真提供bgds氏)。


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「クローラークレーン」です(写真提供bgds氏)。


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(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)

 「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」の建設予定地です。「B-2街区」は第二弾となります。2017年1月10日の着工予定でしたが、まだ着工していません。

 概要は、地上48階、地下1階、高さ172.40m、延床面積99,503.70㎡、総戸数835戸で、豊洲や晴海クラスに匹敵する非常に巨大な超高層タワーマンションです。

 完成すると高さ172.40mは、「APAホテル&リゾート<東京ベイ幕張>」の180.82mに次いで千葉県で2番目に高い超高層ビルになります(写真提供bgds氏)。

(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)の概要
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-1(地番) 
◆ 階数-地上48階、地下1階
◆ 高さ-最高部172.40m 
◆ 敷地面積-24,726.00㎡
◆ 建築面積-10,562.27㎡
◆ 延床面積-99,503.70㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭、既成コンクリート杭
◆ 用途-共同住宅、店舗、駐車場
◆ 総戸数-835戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2017年01月10日予定(当初計画)
◆ 竣工-2020年04月30日予定(当初計画)



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2017年4月24日 (月)

JR大崎駅西口に新たな超高層ビル 地上39階、延床面積約49,200㎡の「大崎三丁目地区再開発」

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-大崎三丁目の再開発-
 
怒涛の勢いで再開発が進むJR大崎駅周辺ですが、1ヶ所だけ再開発に取り残された場所があります。大崎三丁目のJR大崎駅の北西側一帯です。

 再開発が終わった「ThinkPark Tower、NBF大崎ビル、大崎ウィズシティ、大崎ウエストシティタワーズ」などの北側部分に位置します。

 再開発に取り残されていますが、「大崎西口駅前地区」や「大崎三丁目地区」など複数の地区で再開発計画が動いています。

● 大崎三丁目地区再開発
 
「日刊建設工業新聞」によると「大崎三丁目地区」で第1種市街地再開発事業を計画している「大崎三丁目地区市街地再開発準備組合」は、再開発ビルの施設計画をまとめたそうです。

 引用資料 日刊建設工業新聞(2017/04/24)
 大崎三丁目地区再開発(東京都品川区)/39階建て、11月都計決定めざす/準備組合

 「大崎三丁目地区」は、超高層オフィスビル「ThinkPark Tower(シンクパーク タワー)」の北西側の敷地面積約5,100㎡です。区域の北東から北西にかけては約6mの高低差があります。

 再開発ビルの規模は、地上39階、地下2階、延床面積約49,200㎡と設定しています。共同住宅(目標戸数500戸)、オフィス、店舗や保育施設が入ります。事業協力者として「住友不動産」、事業コンサルタントとして「日建設計」が参画しています。

 公共施設として、JR大崎駅駅南改札とThinkPark Towerをつなぐ歩行者デッキを三丁目地区内まで延伸し、歩行空間の確保と地区内の高低差の解消を図ります。


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「大崎三丁目地区再開発」の予定地の空撮です。


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JR大崎駅の歩行者デッキから見た大崎三丁目です。このように再開発から取り残されています。「大崎三丁目地区再開発」の予定地は、中央の白いマンション「ニュー大崎マンション」の西側(写真左側)になります。


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ThinkPark Tower(シンクパーク タワー)

 JR大崎駅西口の再開発第一弾の地上30階、塔屋2階、地下2階、高さ140.5mの「ThinkPark Tower(シンクパーク タワー)」です。


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NBF大崎ビル(旧ソニーシティ大崎)

 隣りには、地上25階、塔屋1階、地下2階、高さ141.00mの「NBF大崎ビル」が建っています。ソニーの「旧大崎西テクノロジーセンター」の再開発プロジェクトでしたが、リストラの一環で売却され「ソニーシティ大崎」から「NBF大崎ビル」になりました。

 更に隣には、地上24階、塔屋1階、地下2階、高さ110.215mの「大崎ウィズシティ 大崎ウィズタワー(Osaki Wiz Tower)」が建っています。



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2017年4月23日 (日)

渋谷区 東急プラザ渋谷跡の「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」 2017年4月上旬の建設状況

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-道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業-

 「東急不動産」と「東急不動産SCマネジメント」は、渋谷駅前で49年にわたり営業を続けてきた「東急プラザ渋谷」を、2015年3月22日(日)をもって閉館しました。

 「東急プラザ渋谷」は解体され、跡地には、地上19階、地下5階(地上18階、地下4階)、高さ103.31mの「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」が建設されています。

 引用資料 公式ホームページ
 道玄坂一丁目駅前地区(東急プラザ渋谷跡地) 

 すでに公式ホームページがオープンしています。建築計画のお知らせでは、地上19階、地下5階、公式ホームページでは、地上18階、地下4階となっています。「建築基準法」と「運用上」の階数の違いかも知れません。

道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業の概要

◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂一丁目2番地・8番地
◆ 階数-地上19階、地下5階(地上18階、地下4階)
◆ 高さ-103.31m
◆ 敷地面積-3,335.53㎡
◆ 建築面積-3,316.56㎡
◆ 延床面積-58,676.49㎡(事務所貸室面積16,886.24㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、飲食店舗、物販店舗、自動車車庫、銀行の支店ほか
◆ 建築主-道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合(事業協力者 東急不動産)
◆ デザイン監修-手塚建築研究所、日建設計
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体工事-2015年04月01日~2016年08月31日
◆ 着工-2016年03月
◆ 竣工-2019年10月31日予定
◆ 総事業費-465億円


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「ルーフトップガーデン完成予想図」です。


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「フロア構成図」です。


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2017年4月上旬の建設状況を東京へ出張に行った友人に撮影してきてもらいました。


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この現場は「逆打ち工法」で建設しています。「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みが完了し、次の工程に移行しています。


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建込まれた「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分が並んでいます。


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ゲートから見た様子です。


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2017年2月25日の建設状況です。この時点では「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みが行われていました。


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「構真柱(こうしんちゅう)」です。



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2017年4月22日 (土)

「欅坂46」のミュージックビデオ「サイレントマジョリティー」のロケ地 「地上35階、高さ約180mの「渋谷ストリーム」 2017年4月上旬の建設状況

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-渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)-

 渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が進行中です。その中で「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト」は、旧東急東横線渋谷駅跡地の高速道路南側を中心とする再開発プロジェクトです。施設の正式名称は「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」に決定しています。

 引用資料 東急電鉄(PDF:2016/10/24)
 東横線跡地開発「渋谷駅南街区プロジェクト」の施設名称が 「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」に決定 

 「STREAM=流れ、小川、絶え間なく続く、流れ込む」の意味です。「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」の前を心地よく流れる渋谷川や旧東横線渋谷駅の線路跡地のゆるやかなストリートの流れを表現するとともに、ここでの体験・交流・挑戦から生まれる新しいモノ・コトを世界に発信し、ここから新たな次代の流れを生み出し続けたい、という思いを込めました。

渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)の概要
◆ 計画名-(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷三丁目21番 外
◆ 階数-地上35階、地下4階
◆ 高さ-最高部179.950m
◆ 敷地面積-4,774.52㎡(B-1棟)
◆ 建築面積-4,304.11㎡(B-1棟)
◆ 延床面積-108,778.50㎡(B-1棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル(約180室)、ホール、駐車場等
◆ 建築主-東京急行電鉄、(有)鈴基恒産、名取 康治、名取 政俊、山善商事、叶不動産、渋谷丸十池田製パン、(有)清風荘平野ビル
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-渋谷駅南街区プロジェクト新築工事共同企業体(東急建設、大林組)
◆ 着工-2015年08月上旬
◆ 竣工-2018年07月末日予定
◆ 開業-2018年秋予定


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フロア構成図です。


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2017年4月上旬の建設状況を東京へ出張に行った友人に撮影してきてもらいました。


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少しだけ角度を変えた様子です。


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壁面に「テルハクレーン」が見えます。「カーテンウォール」の取り付けが近いと思われます。特殊な形状のカーテンウォールのため壁に「はしご」のような構造物が取り付けられています。


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北側から見た下層階の様子です。


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この開口部は吹き抜けでしょうか?


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南側から見た下層階の様子です。南西側壁面では「カーテンウォール」の取り付けが始まっています。


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1階床です。この現場は「逆打ち工法」で建設しています。地上階の構築と同時に地下階の構築が行われています。


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(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト D棟

 この部分は、地上2階、地下2階の「D棟」となります。「D棟」は「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」の東側の玄関口になります。「渋谷川」の北側部分が塞がれています。


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欅坂46

 撮影日に「国立代々木競技場 第一体育館」で「欅坂46」のライブが行われていたので、ブログのネタとして撮影してきてもらいました。

 NHKの2017年4月6日の「SONGS」で、「欅坂46  平手友梨奈15歳~その舞こそが、心の叫び~」が放送されていました。「SONGS」でアイドルが取り上げられるのは極めて珍しいです。

 その中で「「欅坂46」のミュージックビデオ「サイレントマジョリティー」のロケ地が出てきていましたが、「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト」の建設現場でした。


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サイレントマジョリティーのロケ地

 「サイレントマジョリティー」のミュージックビデオを見ると「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト」の「渋谷川」の上あたりだと分かります。凄い人気で視聴回数が今朝の時点で、5,600万回を超えています。 

 YouTube(2016/03/15に公開)
 欅坂46 『サイレントマジョリティー』


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平手友梨奈

 私の周りもそうですが、私と同世代のオッサンは、「乃木坂46」と「欅坂46」の区別がつかないという方が結構多いです(笑)。

 「欅坂46」のセンターはデビューから4作連続で、まだ15歳の「平手友梨奈(ひらてゆりな)」が務めています。ファンでは無い私がテレビで見てもパフォーマンスがメンバーの中でダントツに凄いと思います。

 アイドルにも凄い子がたくさんいて、あくまでも私個人の感想ですが、「山本彩(NMB48)、生田絵梨花(乃木坂46)、平手友梨奈(欅坂46)」の3人は特に凄い才能を持っていると感じます。



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2017年4月21日 (金)

荒川区 西日暮里駅前市街地再開発事業 高さ170m~180m、延床面積約154,000㎡~162,000㎡を想定!

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-西日暮里駅前地区市街地再開発-
 
荒川区の西日暮里駅周辺地区では、2007年度から、西日暮里5丁目まちづくり協議会が中心となり、廃校になった中学校跡地(旧道灌山中学校)の活用方法から、さらに広域的なまちづくりをテーマとして、まちづくりの検討が進められています。

 対象予定地区は、JR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線、日暮里・舎人ライナーの西日暮里駅に隣接する西日暮里五丁目32~38の一部の約23,000㎡です。

 2014年6月28日には、「西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合」が設立されました。「西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合」は、2015年3月22日に事業協力者を「野村不動産株式会社・三菱地所レジデンス株式会社共同企業体」に決定しています。

● 高さ約170m~180mを想定
 「日刊建設工業新聞」によると「西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合」は、再開発ビルの施設計画の概要をまとめたようです。

 全体の延床面積は約154,000㎡~162,000㎡、最高高さは約170m~180mを想定しています。2019年度の本組合設立、2020年度の権利変換計画の認可を経て、2011年度の本体着工、2025年度の完成を目指します。

 引用資料 日刊建設工業新聞(2017/04/21)
 西日暮里駅前地区再開発(東京都板橋区)/総延べ最大16・2万平米に/準備組合

西日暮里駅前地区市街地再開発の概要
◆ 所在地-東京都荒川区西日暮里五丁目32~38の一部
◆ 高さ-最高高さ約170m~180m
◆ 区域面積-23,000㎡
◆ 延床面積-約154,000㎡~162,000㎡
◆ 用途-共同住宅、公益サービス、業務サービス、ホール、商業施設
◆ 建築主-西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-野村不動産、三菱地所レジデンス
◆ 総合コンサルタント業務-協同組合都市設計連合
◆ 専門コンサルタント(設計業務)-梓設計
◆ 着工-2011年度予定
◆ 竣工-2025年度予定


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「A案(商業の上階に「ホール」を配置する案)の全体イメージ」です。

 引用資料 荒川区・公式ホームページ
 西日暮里駅前地区まちづくりニュースの発行(準備組合)


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「西日暮里駅前市街地再開発事業 施行検討区域」です。

 引用資料 野村不動産(PDF:2015/06/11)
 JR山手線 西日暮里駅前 約2.3haの駅前再開発事業 『西日暮里駅前地区 市街地再開発事業』の事業協力者に決定 ~住宅、商業施設の他、多様な公益施設などを含めた総合再開発~


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「西日暮里駅前市街地再開発事業]の予定地です。JR線を挟んだ西側には、「学校法人開成学園」があります。「開成高等学校」は、毎年東大合格者数全国No1を誇っています。



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2017年4月20日 (木)

港区 地上44階、高さ約166mの超高級タワーマンション「パークコート赤坂檜町ザ タワー」 

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-パークコート赤坂檜町ザ タワー-

 「東京ミッドタウン」の北西側に「赤坂九丁目北地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設されています。北側が「赤坂通り」に面する逆三角形状のエリアです。

 概要は、地上44階、塔屋2階、地下1階、高さ166.23m、延床面積44,443.25㎡、総戸数322戸(地権者住戸125戸含む)、総販売戸数197戸(一般販売住戸163戸、事業協力者販売住戸34戸)で、正式名称は「パークコート赤坂檜町ザ タワー」となっています。 最高価格は15億円でしたが、全戸完売しています。

 完成予想図引用 公式ホームページ(完売のためリンク切れ)
 パークコート赤坂檜町ザ タワー

パークコート赤坂檜町ザ タワーの概要
◆ 計画名-赤坂九丁目北地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都港区赤坂九丁目313(地番)
◆ 交通-都営地下鉄大江戸線「六本木」駅徒歩7分、東京メトロ日比谷線「六本木」駅徒歩9分、東京メトロ千代田線「乃木坂」駅徒歩3分
◆ 階数-地上44階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部166.23m、軒高157.18m
◆ 敷地面積-4,656.24㎡(他に私道負担8.41㎡有り)
◆ 建築面積-1,887.63㎡
◆ 延床面積-44,443.25㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 地震対策-免震構造(鉛プラグ入り積層ゴムアーソレータ、直動転がり支承、オイルダンパー、U型鋼材ダンパー)、制震構造(粘性制振壁:4階~20階、壁式摩擦ダンパー:2階、3階、21階~37階)、屋上にリニアモーターAMD(アクティブマスダンパー)を設置
◆ 用途-共同住宅、子育て支援施設、小規模多機能型居宅介護施設
◆ 総戸数-322戸(地権者住戸125戸含む)、総販売戸数197戸(一般販売住戸163戸、事業協力者販売住戸34戸)
◆ 建築主-赤坂九丁目北地区市街地再開発組合(売主 三井不動産)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年02月26日
◆ 竣工-2018年02月下旬予定
◆ 入居開始-2018年04月下旬予定


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六本木ヒルズの展望台「東京シティビュー」から見た様子です。。


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地震対策として、「免震構造」と「制震構造」を併用します。免震構造(鉛プラグ入り積層ゴムアーソレータ、直動転がり支承、オイルダンパー、U型鋼材ダンパー)、制震構造(粘性制振壁<4階~20階>、壁式摩擦ダンパー<2階、3階、21階~37階>)となっています。

● 日本初の「リニアモーターAMD」搭載分譲マンション
 屋上に「AMD(アクティブマスダンパー)」を設置し、重りをリニアモーターで制御する先進技術で地震時の後揺れを抑止し、風揺れにも対応します。


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下層階の様子です。


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「東京ミッドタウン」側から見た下層階の様子です。「東京ミッドタウン」との高低差を解消するため、歩行者専用道路を新設し、歩行者動線を強化します。

 エレベーターを併設してバリアフリーへの対応を図るほか、災害時の避難や救援救護の物資輸送にも機能する動線ネットワークを整備します。


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鉄筋コンクリート造の構造物は、歩行者専用道路の橋脚でしょうか?


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北東側の「赤坂通り」に架かる歩道橋から見下層階のた様子です。再開発前は「港区立中之町幼稚園」がありました。仮園舎に移転していますが、再開発が完了すると戻ってきます。

 再開発区域内にあった「港区立桑田記念児童遊園」は、再開発完了後に「港区立中之町幼稚園」があった北東側に移動して開園予定です。


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東京ミッドタウン側から見た様子です。



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2017年4月19日 (水)

総事業費約2,398億円のビッグプロジェクト 地上44階、高さ約245mの「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」 再開発組合の設立認可!

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-八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業-

 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「八重洲二丁目北地区市街地再開発組合」の設立を2017年年4月19日に認可します。総事業費約2,398億円のビッグプロジェクトとなります。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2017/04/18)
 八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の設立認可について

● 規模が少し変更
 「国家戦略特区」に指定された時の内閣府の資料では、「A-1街区」が地上45階、地下4階、高さ約245m、延床面積約287,100㎡、「A-2街区」が地上10階、地下4階、高さ約50m、延床面積)約6,500㎡となっていました。

 今回の東京都の資料では、「A-1街区」が地上44階、地下4階、高さ約245m、延床面積約277,500㎡、「A-2街区」が地上7階、地下2階、高さ約50m、延床面積約5,850㎡となっています。

八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業の概要

◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目1番、2番の一部及び3番
◆ 階数-(A-1街区)地上44階、地下4階、(A-2街区)地上7階、地下2階
◆ 高さ-(A-1街区)約245m、(A-2街区)約50m
◆ 地区面積-約15,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-(A-1街区)約12,450㎡、(A-2街区)約1,050㎡
◆ 延床面積-(A-1街区)約277,500㎡、(A-2街区)約5,850㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-(A-1街区)オフィス、店舗、宿泊施設、教育施設(区立小学校)、バスターミナル等、(A-2街区)オフィス、店舗等
◆ 建築主-八重洲二丁目北地区市街地再開発組合(事業協力者 三井不動産)
◆ 設計者-日本設計
◆ 事業コンサルタント-都市ぷろ計画事務所
◆ 解体工事-2018年02月予定(区立城東小学校を除く)
◆ 着工-2018年11月予定
◆ 竣工-2022年08月予定
◆ 総事業費-約2,398億円


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「断面図」です。区立城東小学校は「A-1街区」の柳通り側の低層階に入ります。高層階はホテルとなります。


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「配置図」です。北西角の「ヤンマー東京ビル」は、「B街区」として単独で建て替えます。


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「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北西側から見た様子です。いよいよ2018年2月(予定)から既存建物の解体工事が始まります。東京駅八重洲口が大きく変わります!


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北西角の「ヤンマー東京ビル」は、「B街区」として単独で建て替えます。


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「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南西側から見た様子です。


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「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北東側から見た様子です。


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北東角の「八重洲Kビル」は、今回の再開発には参加しません。奥の「スーパーホテルLohas東京駅八重洲中央口」も今回の再開発には参加しません。



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2017年4月18日 (火)

地上61階、高さ約390mのB棟を含む「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業」 2017年4月17日に第一弾となる「D棟」の地鎮祭を開催!

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-常盤橋街区再開発プロジェクト-
 三菱地所が進める常盤橋街区再開発プロジェクトである「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 新築工事(A棟・B棟・C棟・D棟)」は、地上61階、高さ約390m、総延床面積約680,000㎡、総事業費を含め国家プロジェクト並の規模となります。

● 第一弾の「D棟」が2017年4月末に着工
 「三菱地所」は、「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業」の施行者として、D棟新築工事について、2017年4月17日に地鎮祭を執り行いました。2017年4月末に着工し、竣工は2021年12月末を予定しています。

 引用資料 三菱地所(PDF:2017/04/17)
 高さ日本一(約390m)の大規模複合再開発 「常盤橋街区再開発プロジェクト」第一弾D棟(下水ポンプ所)新築工事着工 ~東京駅前で10年超の長期プロジェクトがいよいよ始動~

常盤橋街区再開発プロジェクトの概要
◆ 計画名-大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 新築工事(A棟・B棟・C棟・D棟)
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目8番1他、中央区八重洲一丁目2番1他
◆ 階数-地上61階、塔屋2階、地下5階(B棟)
◆ 高さ-最高部約390m(B棟)
◆ 敷地面積-約31,400㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約20,300㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約680,000㎡(容積対象延面積約552,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、杭基礎(一部併用)
◆ 用途-オフィス、店舗、変電所、下水ポンプ場、駐車場等
◆ 建築主-事業権利者(三菱地所、東京都下水道局、大和証券グループ本社、三越伊勢丹、東京電力パワーグリッド、有限会社大手町開発、独立行政法人都市再生機構、他)
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2017年04月末
◆ 竣工-2027年09月下旬予定


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「D棟外観完成イメージ」です。「D棟」は、地上9階、塔屋1階、地下3階、高さ約65m、延床面積約30,000㎡です。地下及び低層階に下水ポンプ所を新設します。

D棟の概要
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目8番地55の一部
◆ 階数-地上9階、塔屋1階、地下3階 
◆ 高さ-最高部約65m
◆ 建築面積-約3,800㎡
◆ 延床面積-約30,000㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、下水ポンプ場、駐車場等
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 監理者-三菱地所設計、日本水工設計
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2017年04月末 
◆ 竣工-2021年12月末予定


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「日本ビル部分解体及び段階的工事の流れ」です。重要なインフラ機能である下水ポンプ機能を停止することなく機能更新を図る必要があることから、「D棟」が完成するまで、南側部分に残存する下水ポンプ機能は稼働を続けます。


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「D棟」の建設予定地を東側から見た様子です(写真提供タイム氏)。


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「日本ビル」の北面がスパッと切られたようになっています。1つのビルを縁切り工事にて分割し、一方は解体、もう一方はビルの機能を維持するという部分解体の工法は珍しいそうです。改修工事を終えた南側部分には、2017年6月より新たにテナント企業が入居する予定です(写真提供タイム氏)。


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「常盤橋街区プロジェクト段階STEP図」です。10年超の事業期間をかけて段階的に4棟のビル開発を進める計画であり、「D棟」はその第一弾となります。

A棟の概要
◆ 階数-地上37階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 建築面積-約3,900㎡
◆ 延床面積-約140,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場等
◆ 着工-2018年年01月予定 
◆ 竣工-2021年度上期予定

B棟の概要
◆ 階数-地上61階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部約390m
◆ 建築面積-約13,200㎡
◆ 延床面積-約490,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場等
◆ 着工-2023年度予定 
◆ 竣工-2027年度予定

C棟の概要
◆ 階数-地上1階、地下4階
◆ 高さ-約5m
◆ 建築面積-約300㎡
◆ 延床面積-約20,000㎡
◆ 用途-店舗、変電所、駐車場等
◆ 着工-2018年01月予定
◆ 竣工-2027年度予定



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2017年4月17日 (月)

「銀行会館、東京銀行協会ビル、みずほ銀行前本店ビル」の再開発 地上29階、高さ約150mの「(仮称)丸の内1-3計画」 外観イメージ & 建築計画のお知らせ

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-(仮称)丸の内1-3計画-

 「三菱地所」は、千代田区丸の内一丁目の「銀行会館、東京銀行協会ビル、みずほ銀行前本店ビル」を「(仮称)丸の内1-3計画」として、一般社団法人全国銀行協会、株式会社みずほフィナンシャルグループと共に、3者の共同事業により、一体的に建て替えることに合意しています。

 撮影した後に「建築計画のお知らせ」が掲示されたのでまたお蔵入りかと思っていましたが、読者の方から「建築計画のお知らせ」の写真を送って頂きました。ありがとうございました。

● 認定民間都市再生事業計画
 「国土交通省」は、都市再生特別措置法第20条第1項の規定に基づき、「みずほフィナンシャルグループ、一般社団法人全国銀行協会、三菱地所」から申請のあった民間都市再生事業計画「(仮称)丸の内1-3計画」について、同法第21条第1項の規定により認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/02/24)
 株式会社みずほフィナンシャルグループ、一般社団法人全国銀行協会、三菱地所株式会社の民間都市再生事業計画を認定 ~(仮称)丸の内1-3 計画~

  「タワー棟」と「アネックス棟」の2棟が建設されます。「タワー棟」が、地上29階、塔屋2階、地下4階、最高高さ149.70m、「アネックス棟」が、地上8階、塔屋1階、地下4階、最高高さ約55mとなります。

 現在は「大林組、大成建設、清水建設JV」の施工で、3棟のビルの解体工事が行われています。解体工事の工期は、2016年10月1日~2017年11月30日(予定)となっています。

(仮称)丸の内1-3計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目8番1他
◆ 階数-(タワー棟)地上29階、塔屋2階、地下4階、(アネックス棟)地上8階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-(タワー棟)最高部149.70m、軒高139.945m、(アネックス棟)最高部約55m
◆ 敷地面積-11,237.35㎡(施設全体)、8,491.62㎡(タワー棟)、2,745.73㎡(アネックス棟)
◆ 建築面積-8,809.88㎡(施設全体)、7,032.96㎡(タワー棟)、1,776.92㎡(アネックス棟)
◆ 延床面積-178,591.00㎡(施設全体)、160,341.00㎡(タワー棟)、18,250.00㎡(アネックス棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-(タワー棟)オフィス、駐車場、(アネックス棟)オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-みずほフィナンシャルグループ、全国銀行協会、三菱地所
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 施工者-(未定)   解体工事は大林組・大成建設・清水建設JV
◆ 解体工事-2016年10月01日~2017年11月30日予定
◆ 着工-2017年12月上旬予定
◆ 竣工-2020年09月下旬予定

(備考) 「建築計画のお知らせ」では、建築面積8,650.34㎡、延床面積180,650.32㎡となっています。


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「概要図」です。「タワー棟」は純粋な超高層オフィスビルですが、「アネックス棟」の下層階に「店舗」が設けられます。


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「周辺状況」です。街区の北西側には先行して「三井住友銀行東館」が建設されました。「三井住友銀行東館」も含めた4者の共同事業だったら理想的な形状のツインタワーが建設できたのですが・・・


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ずほ銀行前本店ビル
 「みずほ銀行前本店ビル」を南東側から見た様子です。解体工事の工期は、2016年10月1日~2017年11月30日(予定)となっています。
 
みずほ銀行前本店ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目8番1号
◆ 階数-地上15階、地下5階
◆ 高さ-69.0m
◆ 敷地面積-約6,926㎡
◆ 延床面積-約75,781㎡
◆ 竣工-1973年12月
◆ 所有者-みずほフィナンシャルグループ


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「みずほ銀行前本店ビル」を北東側から見た様子です。


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銀行会館

 「銀行会館」を北西側から見た様子です。解体工事の工期は、2016年12月19日~2017年6月30日(予定)となっています。

銀行会館の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目8番5号
◆ 階数-地上8階、地下4階
◆ 高さ-43.0m
◆ 敷地面積-1,419.49㎡
◆ 延床面積-18,052.23㎡
◆ 竣工-1965年
◆ 所有者-一般社団法人全国銀行協会


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東京銀行協会ビル

 「東京銀行協会ビル」を南西側から見た様子です。解体工事の工期は、2017年2月1日~2017年11月30日(予定)となっています。

東京銀行協会ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目8番27号
◆ 階数-地上20階、地下4階
◆ 高さ-88.2m
◆ 敷地面積-2,891.38㎡
◆ 延床面積-32,574.80㎡
◆ 竣工-1993年09月
◆ 所有者-一般社団法人全国銀行協会、三菱地所


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「東京銀行協会ビル」の下層階を南西側から見た様子です。大正5年に建てられた煉瓦造の「東京銀行集会所」の外壁のうち、2面を残し内側に新築のビルが建てられました。新しいビルの外壁にはファサードは復元されません。


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「(仮称)丸の内1-3計画」の建築計画のお知らせです。「国土交通省」の資料では、建築面積8,809.88㎡(施設全体)、延床面積178,591.00㎡(施設全体)となっています。



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2017年4月16日 (日)

(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト」の「住宅棟、新庁舎棟(庁舎・公会堂) 2017年4月上旬の建設状況 「新庁舎棟」にタワークレーンが登場!

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(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト
 ありし日の「渋谷区総合庁舎」は、地上6階、地下2階、「渋谷公会堂」は、地上4階、地下1階でした。共に東京オリンピックに合わせて、1964年に完成しました。「渋谷公会堂」は、東京オリンピックの重量挙げ会場としても使用されました。

 渋谷区は「渋谷区総合庁舎」とコンサートなどに使われる「渋谷公会堂」を一体で建て替える計画を進めています。総合庁舎が震度6強の地震で倒壊する危険性が高いことが分かったためです。

 公募で、「三井不動産、三井不動産レジデンシャル、日本設計」の3社で構成するグループが選定され、敷地の南側に「新庁舎」、東側に「新公会堂」、北側に分譲の「超高層タワーマンション」を建設します。

 引用資料 渋谷区
 庁舎建替え特集号 平成27年(2015年)2月27日発行

 「三井不動産レジデンシャル」は、定期借地の権利金を渋谷区に支払う代わりに、新庁舎と新公会堂を建設して渋谷区に譲り渡します。
 70年間の定期借地期間の終了後、分譲マンションの土地は更地に戻して渋谷区に返還します。渋谷区の財政負担はゼロとなります。

(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト 住宅棟の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町28番49、28番79、96番3
◆ 階数-地上39階、地下4階
◆ 高さ-最高部143.08m、軒高136.50m
◆ 敷地面積-12,420.30㎡(施設全体)、4,565.00㎡(住宅棟)
◆ 建築面積-約1,690㎡
◆ 延床面積-約61,5000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-(未定)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2017年03月上旬
◆ 竣工-2020年09月下旬予定

(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト新庁舎棟(庁舎・公会堂)の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町28番20、28番80、96番1、96番2
◆ 階数-(新庁舎)地上15階、地下2階、(新公会堂)地上6階、地下2階
◆ 高さ-(新庁舎)最高部70.46m、軒高70.46m、(新公会堂)約33m 
◆ 敷地面積-12,420.30㎡(施設全体)、7,855.30㎡(庁舎・公会堂)
◆ 建築面積-4,486.10㎡
◆ 延床面積-42,000.49㎡
◆ 構造-(新庁舎)鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、(新公会堂)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造(新庁舎)
◆ 用途-区役所、公会堂
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2016年09月01日
◆ 竣工-2019年05月末予定


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「配置図」です。


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「新庁舎」の完成イメージです。地上15階、地下2階、最高部高さ70.46mとなります。


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「新公会堂」の完成イメージです。地上6階、地下2階、高さ約33mです。ホールは2,000人規模で、アーティストやファンに「シブコウ」の略称で親しまれている「渋谷公会堂」が復活します。


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「住宅棟」の建設現場を北西側から見た様子です。2017年4月上旬の建設状況を東京へ出張に行った友人に撮影してきてもらいました。


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「住宅棟」の予定地ではずっと「地中障害撤去工事」が行われていましたが、2017年3月上旬に「東急建設」により本格着工しています。


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ゲートが開いていました。三点式パイルドライバで「山留め壁」を構築しています。


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「住宅棟」の建設現場を北東側から見た様子です。


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「(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト 住宅棟」の建築計画のお知らせです。階数が地上39階、地下3階から地上39階、地下4階、延床面積が約60,420㎡から約61,5000㎡、竣工予定が2020年5月下旬から2020年9月下旬に変更されています。施工者は未定でしたが「東急建設」に決定しています。


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敷地北東側角にあるシンボルの時計台は保存されます。時計台の正式名称は「渋谷区役所前駐車場排気塔演出装置」です。


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「新庁舎棟(庁舎・公会堂)」の建設現場を南東側から見た様子です。


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街区の南東側に「新公会堂」が建設中です。


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街区の南西側に「新庁舎」が建設中です。「新庁舎」の建設現場にはタワークレーンが登場しています。


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「新庁舎」の建設現場のタワークレーンを北側から見た様子です。「マスト」の色が東急建設カラーの濃いグリーンになっています。


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(おまけ)
 「(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト」の道路を挟んだ東側にライブハウス「Shibuya eggman(シブヤ・エッグマン)」があります。


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(おまけ)
 2017年2月24日の日本テレビ系の「バズリズム」で、「miwa」の「バーチャル散歩」が放送されていました。地下1階の入口のコインロッカーに、「miwa」のサインが書かれているといくことで撮影してきてもらいました。


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(おまけ)
 「miwa」のサインです。「miwa」のライブに行くとMCで「Shibuya eggman(シブヤ・エッグマン)」や「渋谷公会堂」の話がよく出てきます。



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2017年4月15日 (土)

渋谷区 地上47階、高さ約230mの「渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟)」 2017年4月上旬 非常に珍しい「マストコラムクライミング方式」のタワークレーンが登場!

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-渋谷駅地区駅街区開発計画-

 前回の撮影から時間があまり経っていませんが、友人が営業成績優秀者に選ばれて4月上旬に東京本社に出張に行ったので、ついでに渋谷を撮影してきてもらいました。

 渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が計画されています。その中で最大規模のプロジェクトが「渋谷駅地区駅街区開発計画」です。

 「渋谷駅地区 駅街区開発計画」は、JR渋谷駅の東側に地上47階、地下7階、高さ229.706mの東棟、西側に地上13階、地下5階、高さ約76mの西棟、東棟と西棟の間に、山手線・埼京線の線路とホームを覆う形で、地上10階、地下2階、高さ約61mの中央棟を建設します。

● 日本最大級の規模を誇る屋外展望施設を設置!
 渋谷を訪れる人々に対する都市の魅力をさらに高めるため、「東棟」の最上部に、屋外と屋内からなる展望施設を設置します。

 引用資料 東京急行電鉄(PDF:2015/07/02)
 渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟)への展望施設設置について ~日本最大級の規模を誇る屋外展望施設が渋谷駅直上に誕生~

 超高層ビルの屋上を全面的に活用したものでは日本最大級の規模を誇り、その開放感は圧倒的です。渋谷随一の高さから、代々木公園の後方に広がる新宿の超高層ビル群、六本木・都心方面、そして富士山に至るまで、遮るものがない素晴らしい眺望が広がります。

渋谷駅地区駅街区開発計画の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目24番1他
◆ 階数-地上47階、地下7階(東棟)、地上10階、地下2階(中央棟)、地上13階、地下5階(西棟)
◆ 高さ-最高部229.706m、建築物229.706m(東棟)、約61m(中央棟)、約76m(西棟)
◆ 敷地面積-15,275.55㎡(施設全体)
◆ 建築面積-18,216.49㎡(施設全体)
◆ 延床面積-276,010.18㎡(施設全体)、約181,000㎡(東棟)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、オフィス、駅施設、駐車場等
◆ 事業主体-東京急行電鉄、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東京地下鉄(東京メトロ)
◆ 設計者-渋谷駅周辺整備計画共同企業体(日建設計、東急設計コンサルタント、ジェイアール東日本設計事務所、メトロ開発)
◆ デザインアーキテクト-日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所
◆ 施工者-東急建設、大成建設JV
◆ 着工-2014年06月10日(準備工事)
◆ 竣工-2019年07月末予定(東棟)、2028年03月末予定(中央棟、西棟)
◆ 開業-2019年度予定(東棟)、2027年度予定(中央棟、西棟)

(注意) 建築面積が敷地面積を上回るのは、西棟付近に設ける「西口アーバンコア」が道路上に架かっており、敷地面積には含まれないものの建築面積には含まれるためです。


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「屋外展望施設」のイメージです。「屋外展望施設」は屋上全体を使い、広さは約3,000㎡です。周囲は全面ガラス張りの回廊となり、一部に階段状の高低差を設けます。


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「屋外展望施設と富士山の眺望イメージ」です。


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「渋谷ヒカリエ」のスカイロビーから見た「渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟)」の建設現場です。


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少し方向を変えた様子です。


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少し方向を変えた様子です。


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この現場は「逆打ち工法」を採用しています。

逆打ち工法
 
「逆打ち工法」では、地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階→地下5階→地下6階→地下7階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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4階(5FL)部分の鉄骨建方が行われています。


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東側に2基目のタワークレーンが登場しました。


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ストコラムクライミング方式
 なんと「マストコラムクライミング方式」のタワークレーンです。私がタワークレーンの構造を意識するようになって、「オンワードパークビルディング」以来の2度目の遭遇です。めったに見る事の出来ない非常に珍しいタワークレーンです。
 
 「マストコラムクライミング方式」のタワークレーンは、一般のタワークレーンのマスト(支柱)に代えて、建物の本節鉄骨柱(兼用柱)をクレーンのマストにして立てていく工法です。
 
マストコラムクライミング方式のメリット
● 鉄骨建方が終了した段階で、直ちに床の施工が可能となり、クレーン周りの開口部をなくすことが出来る。
● 最上階の開口部がふさがるので、下の階が天候に左右されることが少なくなり、早い段階で仕上げ工事に着手することが出来る。
● 一般のタワークレーンのベース架台、マストが不要な為、組立解体の工期を短縮することが出来る。


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アップです。このように「ベース架台」と「マスト」がありません。建物の本節鉄骨柱(兼用柱)でタワークレーンを支えています。

 
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オンワードパークビルディング
 「オンワードパークビルディング」の計画名だった「(仮称)オンワードホールディングス本社ビル新築工事」の建設現場で稼働していた「マストコラムクライミング方式」のタワークレーンです。


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地上から見た「マストコラムクライミング方式」のタワークレーンです。


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地上から見た「渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟)」です。



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2017年4月14日 (金)

港区 デザインが変更されたエイベックス・グループ・ホールディングスの本社ビル「(仮称)南青山3丁目プロジェクト」

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-(仮称)南青山3丁目プロジェクト-
 「エイベックス・グループ・ホールディングス」は、東京都港区にある本社ビルの建て替えを行っています。
 解体されたのは、「エイベックスビル」と青山通りに接するペンシルビルの「エイベックス・グリーンビル」の2棟です。

 跡地にには、地上18階、地下2階、高さ102.60m、延床面積28,412.49㎡の新しいエイベックス・グループ・ホールディングスの本社ビル「(仮称)南青山3丁目プロジェクト」が建設されています。

(仮称)南青山3丁目プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都港区南青山三丁目5番2外
◆ 階数-地上18階、地下2階
◆ 高さ-最高部102.60m
◆ 敷地面積-5,065.79㎡
◆ 建築面積-2,522.99㎡
◆ 延床面積-28,412.49㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-エイベックス・グループ・ホールディングス
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 解体工事-2014年09月17日~2016年02月08日
◆ 着工-2015年07月01日
◆ 竣工-2017年10月31日予定
◆ 建替え事業費-約143億円(解体費用等を含む)


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当初発表されていたデザインから大幅に変更になっています。斜めにスパッと切ったような尖塔のような塔屋が無くなり、西側壁面には段が設けられています。


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当初発表されていたデザインです。

 引用資料 エイベックス・グループ(PDF:2014/05/08)
 2014年3月期通期連結業績説明資料


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最高部です。普通の超高層ビルと同じ平らな塔屋になりました。


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下層階です。


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少し角度を変えた様子です。



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2017年4月13日 (木)

横浜みなとみらい21地区 「中央地区43街区」に「神奈川大学」が進出 地上21階、高さ約105mの新キャンパスを新設!

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横浜みなとみらい21中央地区43街区
 3日続けて横浜市の記事になりますが、また大きなニュースがありました。開発ラッシュに沸く横浜みなとみらい21地区に「神奈川大学」が進出します。

 横浜市は、「中央地区43街区」で発事業者の公募を実施していましたが、「学校法人神奈川大学」からキャンパス新設の提案があり、事業予定者に決定しました。売却価額は88億6,074万円です。

 引用資料 横浜市港湾局・記者発表資料(2017/04/12)
 中央地区43街区の事業予定者が決定しました。

 神奈川大学 お知らせ(2017/04/12)
 みなとみらいキャンパス(仮称)に関する記者発表が行われました 

 「神奈川大学」は、横浜神奈川区六角橋に本部を置く私立大学です。大学の略称は神大(じんだい)で、学部は「法学部、経済学部、経営学部、外国語学部、人間科学部、理学部、工学部」の7学部ある総合大学です。2017年4月1日現在の学生数は18,032人(大学院を除く学部のみ)です。

● 学校法人神奈川大学「みなとみらいキャンパス」(仮称)
 新キャンパスの計画名は ”学校法人神奈川大学「みなとみらいキャンパス」(仮称)」” で、地上21階、地下1階、高さ105.35m、延床面積約46,600㎡の超高層キャンパスとなります。学生数約5,000人を含めた、年間延べ10万人の来街者を見込んでいます。
 
 新キャンパスは「国際・日本」の融合した未来「創造・交流」キャンパスの展開をコンセプトとしています。既存の学部や学科を再編して3学部を入居させます。

 湘南ひらつかキャンパス(平塚市)にある「経営学部」や横浜キャンパスにある「外国語学部」が移転します。外国語学部の「国際文化交流学科」と大学院の「日本常民文化研究所」の一部を合わせた新学部「(仮称)国際文化日本学部」の新設構想もあります。

学校法人神奈川大学「みなとみらいキャンパス」(仮称)の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい四丁目5番1、5番2、5番5
◆ 階数-地上21階、地下1階 
◆ 高さ-最高部105.35m、軒高98.85m
◆ 敷地面積-7,848.31㎡
◆ 延床面積-約46,600㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-大学
◆ 主要施設-地上1階~3階(図書館、ラーニングコモンズ、多目的ホール、ワールドビュッフェ、各種ラウンジ等)、4階~21階(大学施設、研究施設、レセプションルーム等)
◆ 建築主-学校法人神奈川大学
◆ 着工-2018年09月予定
◆ 竣工-2020年11月予定
◆ 開校-2021年04月予定
◆ 総投資額-約350億円(土地88億6,074万円)


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「低層部」のイメージパースです。


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「位置図」です。


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。「横浜みなとみらい21中央地区43街区」は、「横浜野村ビル」の南東側の街区です。


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「横浜みなとみらい21中央地区43街区」です。街区の高さ制限は最低高さ60m、最高高さ180mとなっています。


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街区を西側から見た様子です。


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街区を南側から見た様子です。


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街区を東側から見た様子です。



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2017年4月12日 (水)

JR横浜線と東急東横線の乗換駅 大規模な改良工事によりJR菊名駅が橋上駅舎化 「橋上駅舎」が姿を現す!

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-菊名駅改良工事-
 「菊名駅」は、JR横浜線と東急東横線の乗換駅ですが、バリアフリーが未整備であるほか、ホームやコンコース、乗換通路の混雑が課題となっていました。

 「JR東日本(東日本旅客鉄道)」は、「横浜市」と「東京急行電鉄」との共同で検討を進めてきた「菊名駅」の改良工事を2014年5月28日に「着工しました。使用開始時期は2017年度末を予定しています。

 「菊名駅改良工事」は、ラッシュ時、日産スタジアムや横浜アリーナでのイベント開催時などに発生する混雑緩和のほか、駅構内全体をバリアフリー化して利便性を向上させることを目的としています。

 駅ビルと橋上駅舎を一体的に整備します。完成すれば、現在2階建ての駅舎は延床面積が約5倍の約1,500㎡になり、4階建てとなります。

菊名駅改良工事の概要
◆ 計画名-JR横浜線・東急東横線菊名駅バリアフリー化整備工事
◆ 工事の内容
(1) JR駅舎を新たに橋上化し、ホームへのエレベーターを新設することで東西通路西口のエレベーター新設と合わせ、駅構内のバリアフリー化を図る。
(2) コンコースを拡充し、ホーム階段やエスカレーターを新設することで混雑緩和を図る。
(3) JRと東急の乗換改札を分離し、新たな改札外の乗換経路にエスカレーターを新設する。
(4) 旅客トイレのほか多機能トイレをリニューアルする。
(5) 利用者のニーズに対応するためにテナント(1階・2階)を集積する。
◆ 事業者-横浜市、JR東日本(東日本旅客鉄道)、東京急行電鉄
◆ 設計者・監理者-東京急行電鉄、東急設計コンサルタント
◆ 施工者-東急・鉄建建設共同企業体(東急建設、鉄建建設JV)
◆ 着工-2014年05月28日
◆ 竣工-2018年03月31日予定(労災保険関係成立票より)


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「仮囲い」に掲示されている完成イメージ図です。


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「仮囲い」に掲示されている「バリアフリー計画図(イメージ図)」です。ホーム東側のホーム上に橋上駅舎を構築して、エレベーター、エスカレーター、階段を設置します。ホームは2階、橋上駅舎のコンコースや改札口は3階となります。

 「バリアフリー計画図(イメージ図」では、JR改札口が3階となっていますが、完成予想図等を見ると構造上は4階のように見えます。


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北側から南側を見た様子です。道路の上のJR横浜線の更に上に「橋上駅舎」が姿を現しています。


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「西口」の建設現場です。「駅ビル」が建設されます。


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JR横浜線「菊名駅」は、島式1面2線の盛土上にある高架駅です。日中は空いていますが、朝夕のラッシュ時、日産スタジアムや横浜アリーナでのイベント開催時は非常に込み合います。


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東側部分です。


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「西口」部分です。


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「西口」部分を西側から見た様子です。


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更に西側の「橋上駅舎」を支える柱です。


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「橋上駅舎」を支える柱を西側から見た様子です。外側は2本の柱で支えています。


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ホーム上の「橋上駅舎」を支える柱です。


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JR横浜線「菊名駅」の改札口は、東側の1ヶ所のみです。階段しか無くてバリアフリー化されていません。


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JR横浜線「菊名駅」の改札口です。ほとんどが改札内コンコース内の「東急東横線連絡口」で乗り換えるので、改札口は狭いです。


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改札内コンコース内の「東急東横線連絡口」です。


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階段を上がると東急東横線「菊名駅」の改札内コンコースがあります。


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東急東横線「菊名駅」です。東急東横線「菊名駅」は、島式2面4線の地上駅です。全列車が停車する東急東横線の拠点駅です。バリアフリー化されています。「ホームドア」も設置されています。



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2017年4月11日 (火)

横浜みなとみらい21地区 ライブハウス型ホール「(仮称)KT Zepp Yokohama」 横浜に新「Zepp」が2020年春に誕生!

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(仮称)MM21地区47街区開発計画
 フィギュアスケートの元世界女王の浅田真央選手が現役引退を発表しました。長い間本当にお疲れさまでした。浅田真央選手は私たち日本人の誇りでした。

 本題に戻って、「三菱地所」は、横浜市みなとみらい21地区に所有する「47街区」の一部(敷地面積約8,670㎡)で、「(仮称)MM21地区47街区開発計画」を進めます。
 延床面積約37,000㎡で計画されており、主要用途は、オフィス、ホール施設、宿泊施設(約230室)、店舗等となる予定です。

 「(仮称)MM21地区47街区開発計画」の延床面積約37,000㎡のうち、「コーエーテクモゲームス」は、約26,000㎡です。
 「コーエーテクモゲームス」は、コーエーテクモグループ経営統合10周年の記念事業として、オフィスならびにライブハウス型ホールを取得し、本社を移転します。

● (仮称)KT Zepp Yokohama
 「コーエーテクモゲームス」は、ライブハウス型ホールについて「Zeppホールネットワーク」と業務提携し、共同で展開することを基本合意しました。
 ホールの運営を、国内全域にネットワークを持つ「Zeppホールネットワーク」に委託し、「(仮称)KT Zepp Yokohama」として共同展開します。「Zepp Fukuoka」に続き、全国で6都市8ヶ所目となります。

 コーエーテクモゲームス IRニュース(2017/03/30)
 横浜・みなとみらいの新ホールを「Zepp」ブランドで共同展開

 Zeppホールネットワーク プレスリリース(2017/03/30)
 横浜・みなとみらい21地区に新「Zepp」が2020年春に誕生!

 「(仮称)KT Zepp Yokohama」の概要は、ホール面積約3,000㎡、収容人員約2,000名(スタンディング゙時)、開業時期は2020年春の予定です

 なお、「MYプロパティ」および「AKフォーチュン」が取得予定のホテル部分(約230室)は、東急ホテルズが「東急 REI ホテル」ブランドでの出店を予定しています。

● Zeppホールネットワーク
 「Zeppホールネットワーク」は、1997年6月に「ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)」と「エイベックス・ディー・ディー(現エイベックス・グループ・ホールディングス)」の合弁により設立されました。現在は、「ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)」の 100%子会社となっています。

 2017年4月11日現在で、札幌市の「Zepp Sapporo」、東京都の「Zepp Tokyo」と「Zepp DiverCity(TOKYO)」、名古屋市の「Zepp Nagoya」、大阪市のZepp Namba(OSAKA)」と「Zepp Osaka Bayside」の4都市・6会場が運営されています。福岡市の「Zepp Fukuoka」は建て替えのため休館中です。

 主に音楽ライブ・イベントを開催しています。アリーナクラスの観客動員力がまだないアーティストがステップアップの過程でよく使用します。アリーナクラスの観客動員力があるアーティストもファンクラブイベント等でよく使用します。

(仮称)MM21地区47街区開発計画の概要
◆ 所在地-横浜市西区みなとみらい四丁目3番(47街区)
◆ 交通-JR「横浜」駅徒歩10分、みなとみらい線「新高島」駅徒歩2分
◆ 敷地面積-約8,670㎡
◆ 延床面積-約37,000㎡、約26,000㎡(コーエーテクモゲームス取得部分)
◆ 用途-オフィス、ホール施設、宿泊施設(約230室)、店舗等
◆ 工期-2017年度~2019年度予定


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「(仮称)MM21地区47街区開発計画」の予定地です。

 引用資料 三菱地所(PDF:2016/10/27)
 「(仮称)MM21地区47街区開発計画」着手 -みなとみらい21地区にコーエーテクモゲームスが本社を移転-


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「(仮称)MM21地区47街区開発計画」の予定地です。47街区の南西側には「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」があります。


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「47街区」です。47街区の敷地面積は約16,700㎡ありますが、北側の敷地面積約8,670㎡が「(仮称)MM21地区47街区開発計画」の予定地になります。

 「47街区」の暫定施設は解体されました。「(仮称)MM21地区47街区開発計画」の予定地には、「スーパーオートバックス横浜みなとみらい」などが建っていました。


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「(仮称)MM21地区47街区開発計画」の予定地を北東側から見た様子です。


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すっかり更地になっています。



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2017年4月10日 (月)

中央区 ブリリア ザ・タワー 東京八重洲アベニュー(Brillia THE TOWER TOKYO YAESU AVENUE)

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-ブリリア ザ・タワー 東京八重洲アベニュー-

 アンジャッシュの「渡部建」と女優の「佐々木希」が結婚すると正式に発表しました。「奥さんが佐々木希とは羨まし過ぎる!」と私を含め多くの世の男性は思っているでしょう!

 本題に戻って、「(仮称)中央区新川2丁目計画」は、「旧キリン本社ビル」と「カヤヌマビル」の再開発プロジェクトです。地上30階、地下1階、高さ99.985m、総戸数387戸の超高層タワーマンションが建設中です。

 正式名称は「ブリリア ザ・タワー 東京八重洲アベニュー(Brillia THE TOWER TOKYO YAESU AVENUE)」となっています。すでに全戸完売しています。

 引用資料 公式ホームページ(完売のためリンク切れ)
 ブリリア ザ・タワー 東京八重洲アベニュー

ブリリア ザ・タワー 東京八重洲アベニューの概要
◆ 計画名-(仮称)中央区新川2丁目計画
◆ 所在地-東京都中央区新川二丁目3番1(地番)
◆ 交通-JR山手線「東京」駅より徒歩16分、JR京葉線「八丁堀」駅より徒歩1分、東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町」駅より徒歩9分、東京メトロ日比谷線「八丁堀」駅より徒歩4分
◆ 階数-地上30階、地下1階(30階部分は階段室・ELV機械室) 
◆ 高さ-99.985m
◆ 敷地面積-3,011.97㎡
◆ 建築面積-1,525.12㎡
◆ 延床面積-38,452.06㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(建物と基礎の間に免震装置「積層ゴムアイソレーター、弾性すべり支承、オイルダンパー」を配置)、連層耐震壁
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-387戸
◆ 建築主-東京建物、三菱地所レジデンス
◆ 設計者・監理者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2014年12月上旬
◆ 竣工-2017年10月上旬予定
◆ 入居開始-2017年11月下旬予定


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配置図です。上から見ると長方形ではなく変則的な六角形です。


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南側の亀島川沿いの「亀島川緑道」から見た様子です。


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タワークレーン2基で建設しています。


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南西側から「高橋」越しに見た様子です。


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南側から見た下層階の様子です。基礎は「直接基礎」となっています。隅田川のすぐ近くですが、支持層(N値50以上の固い地層)が地盤面から約-10mと比較的浅い位置にあります。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。地震対策として建物と基礎の間に免震装置(積層ゴムアイソレーター、弾性すべり支承、オイルダンパー)を配置する「基礎免震構造」を採用しています。また「連層耐震壁」を採用し、建物の強度と変形性能を確保します。


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東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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北側から見た下層階の様子です。



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2017年4月 9日 (日)

川崎市 地上53階、高さ約179mの超高層ツインタワー「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」 「コンベンション施設」も姿を現す!

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-パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン-

 武蔵小杉駅近くの「JX日鉱日石エネルギー」社宅跡地に地上53階、地下1階、高さ178.90mの超高層ツインタワーマンション「(仮称)小杉町二丁目開発計画」が建設されています。

 当初は、「A地区、B地区」の同時着工で計画されていましたが、敷地東側の「A地区」が先行して着工され、約1年後に敷地西側の「B地区」が着工しました。正式名称は、「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」となっています。

 完成予想図引用 公式ホームページ
 パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン   


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パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト
 東側の「A地区」を南東側から見た様子です。「A地区」の正式名称は「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」となっています。

パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイーストの概要
◆ 計画名-(仮称)小杉町二丁目地区開発計画<A地区>
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町二丁目276-1他(地番)
◆ 交通-東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅より徒歩5分、JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン「武蔵小杉」駅より徒歩4分(JR横須賀線・湘南新宿ラインのホームまでは連絡通路利用でさらに徒歩6分)
◆ 階数-地上53階、地下1階
◆ 高さ-178.90m (注意)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 事業区域面積-20,227.79㎡
◆ 敷地面積-8,498.46㎡(A地区)
◆ 建築面積-5,291.37㎡(A地区)
◆ 延床面積-70,888.49㎡(A地区)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆  地震対策-免震構造(基礎の上に免震装置を設置)
◆ 総戸数-592戸(他に店舗7区画、コンベンション施設)
◆ 用途-共同住宅、飲食店舗、学習塾、集会所、保育所、診療所(A地区・B地区全体)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、JX日鉱日石不動産
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月18日(A地区)
◆ 竣工-2017年12月下旬予定(A地区)
◆ 入居開始-2018年03月下旬予定 (A地区)


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の下層階を南東側から見た様子です。


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将来的に道路を南東側にオーバーパスする「歩行者デッキ」の起点です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」を南西側から見た様子です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の下層階を南西側から見た様子です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」を北東側から見た様子です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の下層階を北東側から見た様子です。北側の「コンベンション施設」の建設も行われています。


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北側の「コンベンション施設」です。

● 1,000人規模のコンベンション施設(川崎市が整備)
 
「タワーズイースト」には、文化・情報発信・交流拠点として、川崎市の1,000人規模のコンベンション施設が整備されます。


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パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン 
タワーズウエスト
 西側の「B地区」を南東側から見た様子です。「B地区」の正式名称は「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」となっています。

パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエストの概要
◆ 計画名-(仮称)小杉町二丁目地区開発計画<B地区>
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町二丁目228-1、3(地番)
◆ 交通-東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅より徒歩6分、JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン「武蔵小杉」駅より徒歩5分(JR横須賀線・湘南新宿ラインのホームまでは連絡通路利用でさらに徒歩6分)
◆ 階数-地上53階、地下1階
◆ 高さ-178.90m (注意)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 事業区域面積-20,227.79㎡
◆ 敷地面積-8,652.65㎡(B地区)
◆ 建築面積-5,060.92㎡(B地区)
◆ 延床面積-70,981.45㎡(B地区)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(基礎の上に免震装置を設置)
◆ 総戸数-613戸(他に店舗(区画数未定)、子育て支援施設) 
◆ 用途-共同住宅、飲食店舗、学習塾、集会所、保育所、診療所(A地区・B地区全体)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、JX日鉱日石不動産
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-2018年12月中旬予定(B地区)
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定(B地区)


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横アングルです。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」を南西側から見た様子です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」を北西側から見た様子です。



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2017年4月 8日 (土)

1棟の建物としては日本最大客室数2,311室 地上35階、高さ約135mの「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」 2017年4月7日に起工式を開催!

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-アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉-

 アパグループは、横浜市中区海岸通五丁目に「(仮称)アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉新築工事」を建設します。

 昨日(4月7日)、「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」の起工式が行われました。ネットのニュースなのでたくさん取り上げられていたのでご存じの方も多いと思います。

 引用資料 アパグループ(2017/04/07)
 日本最大級ホテル アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉 本日起工式開催 

 「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」は、地上35階、塔屋2階、地下2階、客室数2,311室と1棟の建物として日本最大客室数のホテルとなります。

アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉の概要
◆ 計画名-(仮称)アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区海岸通五丁目25番3(地番)
◆ 交通-みなとみらい線「馬車道」駅から徒歩3分、JR根岸線・京浜東北線、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅から徒歩9分
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部135.50m
◆ 敷地面積-8,328.63㎡
◆ 建築面積-4,091.03㎡
◆ 延床面積-64,415.76㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下) 鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-ホテル、集会場、飲食、物販、自動車車庫
◆ 客室数-2,311室(1棟の建物として日本最大客室数のホテル)
◆ 建築主-アパマンション(アパグループ)
◆ 設計者-久米設計・新居千秋都市建築設計JV
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年4月07日(起工式)
◆ 竣工-2019年08月31日予定
◆ オープン-2019年秋予定


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設断面図
 「施設断面図」です。構造は「鉄骨造」ですが、中央が吹き抜けになっていて、超高層タワーマンションのような造りになっています。

 
「環境影響評価方法書の縦覧」では、高さ(最高部約145m、建築物約135m)となっていました。変更になった可能性もありますが、完成予想図を見ると大きな塔屋があるので、最高部は約145mの可能性があります。

(訂正)
 
2017年3月3日の「(仮称)アパホテル&リゾート<横浜ベイタワー>新築工事に係る事後調査計画書(工事中)の提出について」を見ると最高高さが約145mから約136mに変更になっているので、最高部135.50mに変更になったようです。

 引用資料 横浜市環境創造局(2017/03/03)
 (仮称)アパホテル&リゾート<横浜ベイタワー>新築工事に係る事後調査計画書(工事中)の提出について  


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。周囲では「(仮称)横浜市中区北仲通5丁目計画」や「横浜市市庁舎移転新築工事」など大規模プロジェクトが目白押しです。


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「(仮称)アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」の建設予定地である「海岸通団地(北仲通北地区B-2地区)」です。

 「都市再生機構東日本賃貸住宅本部」は、「海岸通団地(北仲通北地区B-2地区)」の開札を2015年1月21日に行い、土地譲受人を167億1000万円で「アパマンション」に決定していました。


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基礎工法は、すぐ近くの「横浜ランドマークタワー」と同じ「直接基礎」です。このあたりは、ほとんどが埋立地のため地盤が軟弱なイメージがありますが、イメージとは違い、地下に非常に強固な地盤(土丹層)があります。


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建設予定地を北側から見た様子です。撮影時はまだ「タイムズポート北仲通」として使用されていました。


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建設予定地を南側から見た様子です。


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「(仮称)アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」の建築計画のお知らせです。



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2017年4月 7日 (金)

品川区 地上29階、高さ約99mの大規模超高層タワーマンション「プライムパークス品川シーサイド ザ・タワー」

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-プライムパークス品川シーサイド ザ・タワー-
 品川シーサイド駅近くでは、日本たばこ工場跡地を中心とした大規模な市街地再開発事業が行われ、「品川シーサイド」が誕生しました。

 「品川シーサイド」の南西側隣接地の「東洋製作所」の品川本社があった場所に「(仮称)東品川4丁目C街区新築工事」が建設されています。

 地上29階、地下1階、高さ99.11m、総戸数817戸(他、共用としてゲストルーム3室、ラウンジ1室、マルチルーム1室、テナントとして店舗2区画、保育施設1区画)の超高層タワーマンションで、正式名所は「プライムパークス品川シーサイド ザ・タワー」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 プライムパークス品川シーサイド ザ・タワー

プライムパークス品川シーサイド ザ・タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)東品川4丁目C街区新築工事
◆ 所在地-東京都品川区東品川四丁目61-1他(地番)
◆ 交通-東京臨海高速鉄道りんかい線「品川シーサイド」駅より徒歩3分、京急本線「青物横丁」駅より徒歩9分、東京臨海高速鉄道りんかい線・東急大井町線・JR京浜東北線「大井町」駅より徒歩16分
◆ 階数-地上29階、地下1階
◆ 高さ-最高部99.11m、軒高95.56m
◆ 敷地面積-9,898.51㎡(売買対象面積・建築確認対象面積)
◆ 建築面積-3,927.80㎡
◆ 延床面積-74,987.13㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(89本)
◆ 地震対策-免震構造(地下1階と基礎の間に「免震装置(鉛プラグ挿入型積層ゴム×56基、天然ゴム系積層ゴム×4基、弾性すべり支承×29基、オイルダンパー×8基)」を設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗、保育所
◆ 総戸数-817戸(他、共用としてゲストルーム(3室)、ラウンジ(1室)、マルチルーム(1室)、テナントとして店舗(2区画)、保育施設(1区画))
◆ 建築主-京浜急行電鉄 大和ハウス工業、三菱地所レジデンス、総合地所、京急不動産
◆ 設計者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2016年06月01日
◆ 竣工-2019年02月下旬予定
◆ 入居開始-2019年03月中旬予定


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「プライムパークス品川シーサイド ザ・タワー」となる「(仮称)東品川4丁目C街区新築工事」の建設現場は、「品川シーサイド」の南西側の隣接地になります。かつて「東洋製作所」の品川本社があった場所です。


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「プライムパークス品川シーサイド ザ・タワー」の建設現場を南西側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。タワークレーン2基で建設しています。


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基礎工法は、「場所打ちコンクリート拡底杭(89本)」となっています。地震対策として「免震構造」を採用します。地下1階と基礎の間に「免震装置(鉛プラグ挿入型積層ゴム×56基、天然ゴム系積層ゴム×4基、弾性すべり支承×29基、オイルダンパー×8基)」を設置します。



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2017年4月 6日 (木)

港区 「汐留シオサイト」の玄関口 「新橋駅東口地区再開発」の検討が本格化!

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新橋駅東口地区再開発-
 「日刊建設工業新聞」によると東京・新橋駅の東口にある「新橋駅前ビル」を中心とした再開発の検討が本格的に始まったそうです。
 新橋駅前ビル管理組合を含む地権者らが再開発準備組合の前身となる「新橋駅東口地区再開発協議会」を立ち上げました。

 引用資料 日刊建設工業新聞(2017/04/06)
 新橋駅東口地区再開発(東京都港区)/地権者らの協議会発足/22年に既存解体着工へ

 鉄道やバスなどの交通インフラが集積する駅前空間の一体的な開発を目指し、今後、東京都や港区、JR東日本など鉄道事業者を交えた検討・協議に入ります。2022年の工事着手を目指し、関係者間の合意形成に取り組む方針です。

 再開発の検討区域は国道15号(第1京浜)、外堀通り、JR線路に囲まれた三角形のエリアで、区域面積は約19,000㎡です。
 都市再生特区制度の活用も視野に入れており、現時点の検討状況では容積率の上限値を1800%程度まで引き上げることを想定しています。

 再開発の検討区域は、正に「汐留シオサイト」の玄関口ですが、規模の小さなビルが密集し、再開発から取り残されています。
 私は前から「ここを再開発したら新橋は凄い街になるのに!」と思っていたので、やっと動き出したということで正直うれしいです。


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「新橋駅東口地区再開発の検討区域」です。


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方句を変えて「新橋駅東口地区再開発」の予定地を見た様子です。新橋駅周辺では「新橋駅西口地区市街地再開発事業」も計画されています。


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新橋駅西口地区市街地再開発事業
 東京都港区のJR新橋駅前にある「ニュー新橋ビル」周辺一帯で再開発を計画している権利者らが、「新橋駅西口地区市街地再開発準備組合」を設立しています。

 事業協力者として「野村不動産」と「NTT都市開発」の2社を選定し、市街地再開発事業の実施に向けて権利者の意向確認や各種調査・検討等、具体的な計画策定を行います。

 引用資料 野村不動産(PDF:2016/03/28)
 新橋駅西口地区約2.8haの駅前再開発事業『新橋駅西口地区市街地再開発準備組合』の設立 ~事業協力者に野村不動産・NTT都市開発の2社選定~

 「新橋駅西口地区市街地再開発事業」の検討区域は、JR新橋駅西口に位置する「SL広場」、1971年2月竣工の「ニュー新橋ビル」、及び隣接する新橋三丁目・四丁目の一部エリアを含む約2.8haを想定しており、今後、関係機関と協議を進めていきます。


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「新橋駅西口地区市街地再開発事業 検討区域」です。



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2017年4月 5日 (水)

都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区) 地上39階、高さ約210mの「(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事」 「歩行者デッキ」の工事も始まる!

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-竹芝地区開発計画-

 「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の事業予定者は2013年5月29日に決定し、2013年9月に東京都と基本協定を締結しました。
 その後、事業計画の検討を進めていましたが、規模を大幅に拡大して2014年10月29日に正式発表されました。

 更に、2015年3月19日には、国家戦略特別区域計画の特定事業(都市計画法等の特例)として内閣総理大臣認定を受けました。

 「A街区」の「(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事」」は、2016年5月16日に本体工事に着工しました。

 引用資料 東急不動産(PDF:2016/05/26)
 (仮称)竹芝地区開発計画本格始動 2020年の竣工に向けA街区(業務棟)が着工 

(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事の概要
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目20番9号、11号
◆ 階数-地上39階、地下2階
◆ 高さ-最高部約210m
◆ 敷地面積-12,156.66㎡
◆ 建築面積-9,567.39㎡
◆ 延床面積-179,937.29㎡
◆ 構造-鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、展示場、集会場、飲食店、物販店舗、駐車場、自転車駐車場
◆ 建築主-アルベログランデ(東急不動産と鹿島建設が設立した事業会社)
◆ 設計者・監理者-鹿島・久米設計 工事監理業務共同企業体(鹿島建設、久米設計)
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年05月16日
◆ 竣工-2020年05月31日予定

B街区(住宅棟)概要
◆ 階数-地上21階
◆ 高さ-約100m
◆ 敷地面積-約3,400㎡
◆ 延床面積-約20,000㎡
◆ 用途-共同住宅、サービスアパートメント、子育て支援施設等
◆ 竣工-2020年05月予定


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「A街区(業務棟)外観イメージ」です。


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スキップテラスでは「竹芝新八景」として水と緑を取り入れた8つの生物多様性の取組を実施(イメージ)します。


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A街区(業務棟)

 世界貿易センタービルの展望台「シーサイド・トップ」から見た「A街区(業務棟)」の建設現場です。


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敷地西側の「東京都計量検定所跡地」跡地で、先行して着工しています。この現場は「逆打ち工法」が採用されています。

 「場所打ちコンクリート杭」の構築と「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みが完了し、次の工程に移行しています。東京の超高層オフィスビルは「直接基礎」が多いですが、この現場の基礎は「場所打ちコンクリート拡底杭」です。


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建込まれた「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分が並んでいます。


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「A街区(業務棟)」の敷地東側の「東京都立産業貿易センター」の地上躯体の解体が完了しています。これから「地中障害物の撤去」が行われると思われます。


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「A街区(業務棟)」を北西側から見た様子です。


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「A街区(業務棟)」を北東側から見た様子です。


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B街区(住宅棟)
 
「B街区」の「東京都公文書館跡地」です。「東京都立産業貿易センター」が解体されてよく見えるようになりました。


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着工が先になるので、敷地を「A街区(業務棟)」の作業ヤードとして使用しています。


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撮影時は、実物大の「外装モックアップ」を組んでいました。


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歩行者デッキ

 旧芝離宮恩賜庭園」のすぐ北側に「歩行者デッキ」が整備されます。歩行者デッキは、「旧芝離宮恩賜庭園」の先に見える首都高速道路「都心環状線」をオーバーパスする予定です。

 「業務棟」へ直結する歩行者デッキは、「住宅棟」を経由して「竹芝ふ頭、ゆりかもめ竹芝駅」へ接続します。バリアフリーな動線により、地区の歩行者ネットワーク強化を図ります。


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「歩行者デッキ」の工事が本格的に始まっています。


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地上から見た「歩行者デッキ」の工事の様子です。



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2017年4月 4日 (火)

JR川崎駅西口 ミューザ川崎とラゾーナ川崎東芝ビルを結ぶペデストリアンデッキ「堀川町C地区連絡ペデストリアンデッキ整備事業」

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-堀川町C地区連絡ペデストリアンデッキ整備事業-

 川崎市は、川崎駅周辺地区の利便性・回遊性等の向上を図るため、「ミューザ川崎」と「ラゾーナ川崎東芝ビル(スマートコミュニティセンター)」とを結ぶペデストリアンデッキの整備を行っています。

 引用資料 川崎市・公式ホームページ(2016/08/19)
 川崎駅西口堀川町C地区連絡ペデストリアンデッキ整備事業 

 「ミューザ川崎」と「ラゾーナ川崎東芝ビル」が結ばれるとメチャメチャ便利になります。工期は2016年6月21日~2017年12月28日(予定)となっています。

 「ミューザ川崎」と「ラゾーナ川崎東芝ビル」は、ビル本体が「ペデストリアンデッキ」を整備する構造になっています。
 川崎市はなぜ「ラゾーナ川崎東芝ビル」の2013年3月31日の竣工に合わせて整備しなかったのでしょうか? その方が工費も安く済んだと思います。


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「川崎駅西口堀川町C地区連絡ペデストリアンデッキ 整備イメージ」です。


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「ミューザ川崎」と「ラゾーナ川崎東芝ビル」です。ここ最近の私の最大の関心事は、「東芝」の分社化された半導体メモリー事業の行方です。

 非常に難しい状況ですが、日本の宝である東芝の半導体メモリー事業が海外に流出するのをなんとか避けて欲しいです・・・


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この部分に「川崎駅西口堀川町C地区連絡ペデストリアンデッキ」が整備されます。「ミューザ川崎」と「ラゾーナ川崎東芝ビル」が結ばれるとメチャメチャ便利になります。


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「ミューザ川崎」側です。


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「ミューザ川崎」は、当初から「ペデストリアンデッキ」を整備する構造になっています。


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地上から見た「ミューザ川崎」側の工事の様子です。


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「ラゾーナ川崎東芝ビル」側です。


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「ラゾーナ川崎東芝ビル」は、当初から「ペデストリアンデッキ」を整備する構造になっています。


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「ラゾーナ川崎東芝ビル」の内部から見た様子です。


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地上から見た「ラゾーナ川崎東芝ビル」側の工事の様子です。



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2017年4月 3日 (月)

東京メトロ東西線「九段下駅」 ドアの幅や位置が異なる車両に対応する二重引き戸による「大開口ホームドア」の実証試験

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-東京メトロ東西線・九段下駅-
 
「東京メトロ」は、ドアの位置や幅が異なる車両が混在している路線へのホームドアの早期設置を目指し、二重引き戸による「大開口ホームドア」の実証試験を行っています。

 東京メトロ東西線には、「東京メトロ」の車両の他に、「JR東日本」と「東葉高速鉄道」の車両が乗り入れています。
 車両は各社共に20m級車両10両編成で統一されています。いずれの車両も4ヶ所のドアが設けられていますが、ドアの幅や位置は統一されていません。

 2016年3月6日~2017年3月頃まで、東京メトロ東西線の「九段下駅」で実証試験が行われました。「大開口ホームドア」は、九段下駅2番線(中野方面)の後方2両分に設置され、乗降客の流動及び列車の安定運行に与える影響等について実証試験を行いました。

 東京メトロ ニュースリリース(2016/02/16)
 東西線九段下駅において大開口ホームドアの実証試験を実施します

 「大開口ホームドア」に関する試験は、2015年3月~9月まで東京メトロ東西線の「妙典駅」の1番線で行った実証試験に引き続き、2度目となります。


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実証試験が行われた「大開口ホームドア」です。実証試験は2016年3月6日~2017年3月頃までの予定だったので、現在は撤去されているかも知れません。


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「大開口ホームドア」は、「ナブテスコ」製です。


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戸袋部分に「液晶の表示装置」があって非常に分かりやすいです。


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ドア部分は、二重引き戸になっています。


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ドア部分には、「強化ガラス」が多用され非常に洗練されています。


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「大開口ホームドア」は、開口幅が3,585㎜または3,320㎜で、既存ホームドア(有楽町線)の開口幅2,480㎜と比べるとかなり広いです。車両のドアの幅や位置が統一されてなくても対応できます。


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「大開口ホームドア」のドアが開きます。


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追いかけるように「車両」のドアが開きます。


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「大開口ホームドア」のドアが完全に開いた状態です。


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東西線妙典駅で大開口ホームドアの実証試験
 東京メトロ東西線の「妙典駅(千葉県市川市)」の1番線ホームに、1開口分だけ設置しました。2015年3月7日~2015年9月まで、機器運用及び通過列車による風圧の影響等について実証試験を実施しました。

 上記の東京メトロ東西線の「九段下駅」で実証試験が行われた「大開口ホームドア」と比べるといかにも試験機という感じがします。これも「ナブテスコ」製です。



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2017年4月 2日 (日)

横浜の新たなランドマーク 大規模に建設工事が行われている地上58階、高さ約200mの「(仮称)馬車道駅直結 横浜北仲タワープロジェクト」

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-(仮称)横浜市中区北仲通5丁目計画-
 
「三井不動産レジデンシャル、丸紅」は、横浜市中区で推進中の大規模開発事業「北仲通北再開発等促進地区地区計画(約7.5ha)」の中心に位置する「(仮称)横浜市中区北仲通5丁目計画」の建設に2016年11月1日着手しました。

 「国土交通省」は、都市再生特別措置法第20条第1項の規定に基づき、「三井不動産レジデンシャル、丸紅」から申請のあった民間都市再生事業計画「(仮称)横浜市中区北仲通5丁目計画」について、同法第21条第1項の規定により認定しています。

 引用資料 国土交通省(PDF:2016/11/30)
 三井不動産レジデンシャル株式会社、丸紅株式会社の民間都市再生事業計画を認定 -制度創設15 年、累計認定件数100 件達成!- 

 地上58階、塔屋2階、地下1階、高さ199.95m、延床面積168,225.33㎡、総戸数1,179戸(事業協力者住戸50戸含む)の巨大プロジェクトです。「(仮称)馬車道駅直結 横浜北仲タワープロジェクト」として公式ホームページがオープンしています。

(仮称)馬車道駅直結 横浜北仲タワープロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)横浜市中区北仲通5丁目計画
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区北仲通五丁目57-2他(地番)
◆ 交通-横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅下車徒歩1分、JR京浜東北線・根岸線、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅下車徒歩8分
◆ 階数-地上58階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-199.95m
◆ 敷地面積-13,135.37㎡
◆ 建築面積-8,760.12㎡
◆ 延床面積-168,225.33㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(管理人の推測)
◆ 地震対策-制震構造(ハニカムダンパ)
◆ 用途-共同住宅、ホテル、店舗、駐車場
◆ 総戸数-総戸数1,179戸(事業協力者住戸50戸含む) 
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、丸紅
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設、パナソニックES建設エンジニアリング
◆ 着工-2016年11月01日
◆ 竣工-2020年02月下旬予定
◆ 入居開始-2020年04月下旬予定


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「概要図」です。5階~58階(46階~51階を除く)は総戸数1,179戸(事業協力者住戸50戸含む)の分譲マンションとなり、みなとみらいを借景とする眺望とインナーハーバーを遥か彼方まで見渡せる絶好のロケーションでの暮らしを実現します。

 46階~51階は、「オークウッド」のサービス付き長期・短期滞在型宿泊施設で、横浜エリアに初進出となります。「オークウッド」のロビーが46階に設けられ、51階までの各フロアに客室(計175室)を展開します。


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。周囲では「横浜市市庁舎移転新築工事」や「(仮称)アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉新築工事」など大規模プロジェクトが目白押しです。


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ほぼ同じアングルの公式ホームページに載っている完成予想図です。物凄い存在感です。

 引用資料 公式ホームページ
 (仮称)馬車道駅直結 横浜北仲タワープロジェクト


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「(仮称)馬車道駅直結 横浜北仲タワープロジェクト」の建設現場です。


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アップです。


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「場所打ちコンクリート杭」を構築しないで掘削しているので、この現場の基礎工法は「直接基礎」のようです。ちなみにすぐ近くの「横浜ランドマークタワー」も直接基礎です。


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大規模に「乗入れ構台」を構築しています。


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分厚い鉄筋コンクリートの板である「耐圧盤(耐圧版)」を構築しています。直接基礎のビルは、「耐圧盤」でビルの重量を支えます。


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西側から見た様子です。


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ゲートが開いていました。



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2017年4月 1日 (土)

JR東日本 「原宿駅」を大規模に改良 2層の駅舎を新設、臨時ホームを外回り専用ホームに改良する「原宿駅 新駅舎」が本格着工!

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-原宿駅 新駅舎-

 「JR東日本」は、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」を見据えて、「千駄ケ谷駅、信濃町駅」及び「原宿駅」の3駅を大規模に改良します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2016/06/08)
 駅改良の工事計画について 

 3駅ともに、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」前の供用を目指します。3駅の総工事費は約250億円で、設計は3駅ともに「ジェイアール東日本建築設計事務所、ジェイアール東日本コンサルタンツ」らが担当します。

 渋谷区にある「原宿駅」は、線路及びホーム上に、2層の「橋上駅舎」を新設します。コンコースや改札口、トイレも拡張して混雑緩和を図るとともに、エレベーターやエスカレーターなどを増設します。

 年始のみ使用している明治神宮側の「臨時ホーム」は、「山手線外回り専用ホーム」に改良します。2面2線対応のホームにすることで内回り・外回りの乗降客の動線を分離して混雑緩和を図ります。

 神宮橋方面には、既存の「表参道口」のほかに「明治神宮口」を新設します。新設する外回り専用ホームは、地下通路で「竹下口改札」にも接続します。
 
原宿駅 新駅舎の概要JR原宿駅改良工事)
◆ 現在、年始のみ使用している臨時ホームを外回り専用ホームにする
◆ 線路及びホーム上に2層の駅舎を新設し、コンコース、改札口、トイレを拡張して混雑緩和を図るほか、エレベーターを増設する
◆ 明治神宮側に新たに出入口を設置する
◆ 今回新設する外回り専用ホームは、通路で竹下口改札にも接続する


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駅改良工事後の「原宿駅」の配置図です。


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「駅外観(明治神宮側)」です。


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「改札内コンコース」です。


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大規模に改良される「原宿駅」を南側の「神宮橋」から見た様子です。線路及びホーム上に2層の駅舎を新設します。


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明治神宮側で本格的に工事が始まっています。


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「H形鋼」が建込まれています。


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明治神宮側のこの部分に新たな出入口「明治神宮口」を設置します。


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ホームから見た工事の様子です。


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橋上駅舎化

 現在の「跨線橋」です。「跨線橋」のあたりに線路とホームを覆う「橋上駅舎」を建設します。「表参道口」および新設する「明治神宮口」の改札口は、橋上駅舎内に設けます。


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現在の「跨線橋」の内部です。現在は通路があるだけです。


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山手線外回り(新宿・池袋方面)専用ホーム

 年始のみ使用している「臨時ホーム」です。「臨時ホーム」は大規模に改良されて、「山手線外回り(新宿・池袋方面)」専用ホームとなります。


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現在の「原宿駅」は、島式1面2線です。


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山手線内回り(渋谷・品川方面)専用ホーム

 現在のホームは、「山手線内回り(渋谷・品川方面)」専用ホームとなります。両側にホームドアがありますが、「山手線外回り」のホームドアは必要無くなるので、フェンスに置き換えられると思われます。


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竹下口

 新設する「山手線外回り(新宿・池袋方面)」専用ホームは、通路で竹下口改札にも接続します。そのため「竹下口」は今まで通り使用できます。


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JR原宿駅の改良工事である「原宿駅 新駅舎」の建築計画のお知らせです。



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