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2017年5月

2017年5月31日 (水)

中央区 地上32階、高さ約122mの「月島一丁目西仲通り地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物」

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-月島一丁目西仲通り地区第一種市街地再開発事業-
 「月島一丁目西仲通り地区市街地再開発組合」は、月島駅近くに地上32階、地下1階、高さ122.15mの超高層タワーマンションを建設します。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2014/12/18)
 月島一丁目西仲通り地区市街地再開発組合の設立認可について

 東京都都市整備局(2016/07/31現在)
 月島一丁目西仲通り地区第一種市街地再開発事業

 再開発予定地は、超高層タワーマンション「CAPITAL GATE PLACE(キャピタルゲートプレイス)」の西側で、なおかつ「アイマークタワー」の南西隣です。

 低層階に店舗、中高層階に住宅約500戸を配置します。 参加組合員は「丸紅、三井不動産レジデンシャル、大成建設」となっています。

月島一丁目西仲通り地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-月島一丁目西仲通り地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物
◆ 所在地-東京都中央区月島一丁目2201番 外
◆ 階数-地上32階、地下1階
◆ 高さ-最高部122.15m、軒高121.10m
◆ 敷地面積-5,683.19㎡
◆ 建築面積-3,471.42㎡
◆ 延床面積-54,164.41㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-共同住宅、店舗、ぱちんこ屋 他
◆ 総戸数-約500戸
◆ 建築主-月島一丁目西仲通り地区市街地再開発組合(参加組合員 丸紅、三井不動産レジデンシャル、大成建設)
◆ 設計者-佐藤総合計画・大成建設設計共同企業体(佐藤総合計画、大成建設JV)
◆ 施工者-大成建設
◆ 解体工事-2017年02月01日~2017年03月31日予定
◆ 着工-2017年03月01日予定
◆ 竣工-2021年03月31日予定
◆ 総事業費-約297億円(予定)


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「配置図」です。配置図を見ると敷地北西側に面するもんじゃ焼きで有名な「月島西仲通り商店街(月島もんじゃストリート)」の面影は残すようです。


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「月島一丁目西仲通り地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物」の予定地を南側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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施行区域の北西側は、もんじゃ焼きで有名な「月島西仲通り商店街(月島もんじゃストリート)」の二番街に面しています。二番街のお店は再開発のため閉店しています。


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この界隈は「もんじゃ焼き」の有名な店が多いようです。道路反対側のもんじゃ焼き「まぐろ家 月島西仲店」にサインが飾っていました。

 「あーりん、しおりん、れに」の名前が見えるのは「ももいろクローバーZ」のサインだと思われます。「NMB48」のサインも見えます。


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日本テレビの「水卜麻美アナウンサー」と「桝太一アアナウンサー」のサインもありました。


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東側から見た様子です。


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解体建物の一覧です。建物番号が1番~71番まであり、1番と2番は更に細分化されていたので約80棟が解体されるようです。

 解体工事の工事名は「月島一丁目西仲通り地区第一種市街地再開発事業に伴う既存建物等の除去工事」で、工期は2017年2月1日~2018年3月31日(予定)となっています。


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「月島一丁目西仲通り地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物」の建築計画のお知らせです。解体工事が2018年3月31日(予定)まで続くので、工期には解体工事も含んでいるようです。

 用途に「ぱちんこ屋」が入っています(笑)。再開発予定地内のぱちんこ屋さんが再開後に再開発ビルに入るようです。このような例は全国に結構あります。


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すぐ東側は、地上53階、塔屋1階、地下2階、高さ187.00mの超高層タワーマンション「CAPITAL GATE PLACE THE TOWER」となっています。



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2017年5月30日 (火)

足立区初の高さ100mを超える超高層ビル 地上30階、高さ約110mの「千住一丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事」

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千住一丁目地区第一種市街地再開発事業-
 東京都足立区の北千住駅西口で「千住一丁目地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。再開発予定地は、旧日光街道の「千住ほんちょう商店街」に面し、商業地区内の核となる比較的まとまった敷地にありながら、建物の更新が進まず、防災上の課題を抱えていました。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2016/04/12)
 千住一丁目地区市街地再開発組合の設立認可について

 北千住駅は、「JR東日本、東京メトロ、東武鉄道、つくばエクスプレス」が乗り入れる首都圏屈指の鉄道交通の要衝ですが、西口・東口共に再開発が遅れています。

 「千住一丁目地区第一種市街地再開発事業」は、地上30階、地下1階、高さ約110mで、竣工すると足立区初の高さ100mを超える超高層ビルになります。

千住一丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-千住一丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事
◆ 所在地-東京都足立区千住一丁目72番地 他(地番)   
◆ 階数-地上30階、地下1階
◆ 高さ-約110m
◆ 敷地面積-約3,419㎡ 
◆ 建築面積-約2,300㎡
◆ 延床面積-約24,300㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-現場造成杭
◆ 用途-共同住宅、店舗、保育所、駐車場、駐輪場 
◆ 総戸数-約180戸
◆ 建築主-千住一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 三菱地所レジデンス)
◆ 権利者-スギモトホールディングス、第一生命保険、東京都財務局など計5者   
◆ 設計者-梓設計
◆ 施工者-フジタ
◆ 解体工事-2017年01月10日~2017年08月31日予定
◆ 着工-2017年04月01日予定
◆ 竣工-2020年09月30日予定
◆ 総事業費-約143億円


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「千住一丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事」の建設予定地です。


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「位置図」です。


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「配置図」です。


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「千住一丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事」の予定地を北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。南西角の建物は再開発に参加しません。


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北西側から見た様子です。


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敷地の西側が、旧日光街道の「千住ほんちょう商店街」に面しています。


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工事車両が通行できる幅がある道路は、南側一方通行の「千住ほんちょう商店街」くらいしかありません。工事が大変そうです。


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解体工事の工期は、2017年1月10日~2017年8月31日(予定)となっています。


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「千住一丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事」の建築計画のお知らせです。


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「北千住駅西口」です。北千住駅では何度も乗り換えた事がありますが、下車したのは2010年5月以来でした。


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西口には「ペデストリアンデッキ」が整備されています。


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再開発が行われたのは駅前だけで、少し入ると雑居ビルや民家が密集しています。


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「北千住駅東口」です。東口には駅前広場がありませんでしたが、「東京電機大学 東京千住キャンパス」の開校に合わせて整備されました。



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2017年5月29日 (月)

新宿副都心に新たな超高層複合ビル 青梅街道沿い 地上29階、高さ約132m「西新宿6丁目計画(仮称)」

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-西新宿6丁目計画(仮称)-
 「佐藤琢磨」が日本人初となるインディ500を制覇しました。インディアナポリス・モータースピードウェイで開催される「インディアナポリス500マイルレース」は、「F1モナコGP、ル・マン24時間耐久レース」と並んで世界3大レースと言われています。私が生きている間にインディ500で優勝する日本人が誕生するとは夢にも思っていませんでした。

 本題に戻って、新宿副都心の「住友不動産新宿グランドタワー」から青梅街道を挟んですぐ南側一帯の雑居ビル群を集約した敷地面積4,430.20㎡に「レオパレス21」が超高層ビルの建設を計画していました。

 その後、事業主が「レオパレス21」から「大和ハウス工業」に変更になりました。敷地内の小規模な雑居ビル群を解体すると共に、敷地内の北西側にあった「丸山学園」運営する「東京栄養専門学校」の新築移転が行われました。

 「東京栄養専門学校」は、敷地内の南西側に新校舎を建設しました。2013年9月に新校舎が完成して移転しました。移転後に旧校舎を解体しました。

 跡地には、地上29階、塔屋2階、地下2階、高さ132.30mm、 延床面積39,460.97㎡の「西新宿6丁目計画(仮称)」が建設されます。

 引用資料 新宿区・公式ホームページ(2016/07/21)
 新宿区景観まちづくり審議会:第60回新宿区景観まちづくり審議会

西新宿6丁目計画(仮称)の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿六丁目78番8他 11筆
◆ 階数-地上29階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部132.30m
◆ 敷地面積-3,886.10㎡
◆ 建築面積-1,379.19㎡
◆ 延床面積-39,460.97㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(地下1階と地上1階の間に免震層を設置)
◆ 用途-オフィス、共同住宅、飲食店、保育所、自動車車庫
◆ 建築主-大和ハウス工業
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2017年06月上旬予定
◆ 竣工-2020年03月下旬予定


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「配置図」です。ビルは正方形です。敷地の南西側に「丸山学園」運営する「東京栄養専門学校」の新築移転しています。


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「フロア構成図」です。地下2階・地下1階が「 駐車場、機械室」、1階・2階が「店舗、オフィス、ロビー」、3階~18階が「オフィス」、19階が「設備フロアー」、20階が「住宅ロビー」、21階~29階が「共同住宅」となっています。地下1階と地上1階の間に「免震層」を設置しています。


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「西新宿6丁目計画(仮称)」の建設予定地を北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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「西新宿6丁目計画(仮称)」の建築計画のお知らせです。


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「東京栄養専門学校」の新校舎です。敷地内の南西側に新校舎を建設し、2013年9月に移転しました。


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「東京栄養専門学校」の新校舎の南側でも再開発が計画されています。以前「建築計画のお知らせ」が掲示されていましたが、撤去されていました。



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2017年5月28日 (日)

新宿副都心 損保ジャパン日本興亜本社ビルの敷地内にゴッホの「ひまわり」に出会える「(仮称)損保ジャパン日本興亜 新美術館計画新築工事」を建設!


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-(仮称)損保ジャパン日本興亜 新美術館計画新築工事-

 「SOMPOホールディングス」の子会社である「損害保険ジャパン日本興亜」は、新宿副都心にある「損保ジャパン日本興亜本社ビル」の敷地内に新美術館を建設します。

 新美術館は、オランダの巨匠「フィンセント・ファン・ゴッホ」の代表作「ひまわり」に出会えるアジアで唯一の美術館として、新宿の「アートランドマーク」を目指します。

 SOMPOホールディングス(PDF:2017/03/30)
 新美術館の建設について

 引用資料 第61回新宿区景観まちづくり審議会(PDF)
 損害保険ジャパン日本興亜本社ビル新美術館計画

 「損保ジャパン日本興亜本社ビル」の42階には、1976年に開設した「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」があります。バブル期初期の1987年に約58億円で購入して当時大ニュースとなったゴッホの「ひまわり」も展示されています。

 新美術館の竣工後に、「郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」が移転します。新美術館は2020年春に本格オープンする予定で、開館時に現在の美術館名称を変更する予定です。

(仮称)損保ジャパン日本興亜 新美術館計画新築工事の概要
◆ 所在地-東京都新宿西新宿一丁目26番1
◆ 階数-地上6階、地下1階
◆ 高さ-約40m
◆ 敷地面積-9,299.28㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約600㎡
◆ 延床面積-約4,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-美術館
◆ 建築主-損害保険ジャパン日本興亜
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成・清水・鴻池建設共同企業体(大成建設、清水建設、鴻池組JV)
◆ 着工-2017年08月01日予定
◆ 竣工-2019年09月30日予定
◆ オープン-2020年春予定(本格オープン)


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配置図です。


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位置図です。


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損保ジャパン日本興亜本社ビル

 「損保ジャパン日本興亜本社ビル」を南東側から見た様子です。「損保ジャパン日本興亜本社ビル」は、1976年4月に「安田火災海上本社ビル」として竣工しました。富士山のように下の方が広がったデザインとなっています。

 旧安田火災海上保険は、 三井・三菱・住友と共に日本の四大財閥の一であった安田財閥を再編した旧富士銀行を中心とする芙蓉グループの一員でした。「芙蓉」は富士山の異名(別の名)です。そのため富士山に外観を似せたとも言われています。

 日本国内の損害保険業界は、大手3グループに再編されましたが、それに伴い「安田火災海上本社ビル」も、損害保険ジャパン本社ビル→損保ジャパン日本興亜本社ビルと名称を変更しています。

 新宿副都心の超高層ビル群は、ビル所有者が独自の決断により「長周期地震動対策」を実施すようになりました。「損保ジャパン日本興亜本社ビル」も事業継続計画(BCP)の一環として、9階~41階に348台の「制振ダンパー」を設置しました。大成建設などが共同開発した制震技術「T-RESPO構法」を採用しています。


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「損保ジャパン日本興亜本社ビル」の敷地東側です。この部分に「(仮称)損保ジャパン日本興亜 新美術館計画新築工事」を建設します。


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「(仮称)損保ジャパン日本興亜 新美術館計画新築工事」の建設予定地を南側から見た様子です。撮影時は「建築計画のお知らせ」が掲示されていませんでしたが、現在は掲示されています。

 建築計画のお知らせ 建設データバンク
 (仮称)損保ジャパン日本興亜 新美術館計画新築工事 


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「(仮称)損保ジャパン日本興亜 新美術館計画新築工事」の建設予定地を北側から見た様子です。


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「損保ジャパン日本興亜本社ビル」の下層階を北東側から見た様子です。



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2017年5月27日 (土)

東京メトロ日比谷線の新駅 地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業 日比谷線虎ノ門新駅(仮称)設置に伴う土木工事

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-地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業-

 「UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)」と「東京メトロ(東京地下鉄株式会社)」は、UR都市機構が事業主体、東京メトロが運営管理を行う予定の「地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業」について、2016年2月8日に起工式を行いました。

 引用資料 UR都市機構・東京地下鉄(PDF:2016/02/08)
 東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備にかかる工事着手について

 新駅は「日比谷線霞ケ関駅~神谷町駅」間の国道1号(桜田通)と環状第2号線の交差点付近に位置し、相対式2面のホームを設置します。

 工事にあたっては日比谷線の既設トンネルに影響を与えない「アンダーピニング工法」を採用し、安全を確保しながら工事を進め、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催前の供用開始、2022年度最終完成を目指します。

 2020年供用開始時には、ホーム及び暫定の改札口は地下1階に設置し、その後2022年度の最終完成時には改札口を地下2階に設置(移設)する予定です。

東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称)の概要
◆ 事業の名称-地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業
◆ 整備位置-東京都港区虎ノ門一丁目22番地先(東京メトロ日比谷線霞ケ関駅~神谷町駅間)
◆ 駅の形状等-相対式ホーム2面、計画延長147m
◆ 事業主体-独立行政法人都市再生機構
◆ 設計・工事-東京地下鉄株式会社(独立行政法人都市再生機構から受託)
◆ 事業スケジュールー 2016年02月工事開始、2020年供用開始(2022年度最終完成予定)
◆ 事業費-約170億円(供用開始時までの事業費)


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平面図です。相対式ホーム2面で、ホームの長さは147mです。


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「新旧イメージ図(断面)」です。「地下鉄日比谷線」は浅い場所を走っているので、コンコースが線路の下にある珍しい構造になります。

● アンダーピニング工法
 施工方法は、「開削方法」と既設トンネルに影響を与えない「アンダーピニング工法(現在の日比谷線トンネル直下の施工)」を採用します。

 「アンダーピニング工法」とは、既設の建築物、橋脚、トンネルなどの下に新しい構造物を建設する場合、これらの構造物をを直接的または間接的に受け替える工法のことです。


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「地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業」の建設現場を北側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。道路を一部閉鎖して工事を行っています。


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北東側から見た様子です。工事の進展に合わせて、これから何度も歩道の位置が入れ替わると思います。


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南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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国道1号(桜田通)から少し南西側に入った所で「日比谷線虎ノ門新駅(仮称)設置に伴う土木工事」が行われています。施工者は「鹿島・大林 建設工事共同企業体」となっていました。

 調べてみると「地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業」の一部の工事で、駅舎の建築や設備工事は別になるようです。



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2017年5月26日 (金)

北区 地上40階、高さ約147mの「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合の設立認可!

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-十条駅西口地区第一種市街地再開発事業-

 JR埼京線の十条駅西口では、「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。再開発予定地は、住商併用建物が多く建ち並ぶ地区です。しかし、地域の賑わい創出、安全な交通環境整備、防災性の向上等の都市的課題を抱えています。

 このため、駅前広場や都市計画道路等の都市基盤を整備し、土地の集約・高度利用により、地域生活を支える商業・サービス施設や良質な都市型住宅を整備することで、まちの活力と安全性・防災性の向上を図ります。

● 市街地再開発組合の設立を認可!
 東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「十条駅西口地区市街地再開発組合」の設立を2017年5月26日に認可します。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2017/05/25)
 十条駅西口地区市街地再開発組合の設立認可について

 引用資料 新日鉄興和不動産(PDF:2017/05/26)
 JR十条駅前・北区初の組合施行による再開発事業 『十条駅西口地区第一種市街地再開発事業』 市街地再開発組合設立認可 

十条駅西口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都北区上十条一丁目及び上十条二丁目各地内
◆ 交通-JR埼京線「十条」駅徒歩1分
◆ 階数-地上40階、地下2階
◆ 高さ-最高部GL(平均地盤面)+147m
◆ 地区面積-約約17,000㎡
◆ 敷地面積- 約7,070㎡
◆ 建築面積- 約4,740㎡
◆ 延床面積-約79,460㎡
◆ 用途-共同住宅、商業、業務、駐車場等
◆ 総戸数-約540戸
◆ 建築主-十条駅西口地区市街地再開発組合(参加組合員 新日鉄興和不動産、東急不動産)
◆ 事業コンサルタント-日本設計
◆ 事業協力者-前田建設工業
◆ 着工-2018年06月予定
◆ 竣工-2022年07月予定
◆ 総事業費-約445億円


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「建築物のイメージパース」です。


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「断面図」です。


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「計画配置図」です。


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JR十条駅の駅前広場です。駅前広場の南側を中心に再開発が行われます。


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街区を南東側から見た様子です。



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2017年5月25日 (木)

川口市 地上29階、高さ約100mの「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」 都市計画決定! 

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-川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業-

 「野村不動産」は2017年5月24日に、「清水建設」と共に事業協力者として埼玉県川口市で計画推進中の「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」について、5月1日に都市計画決定の告示がなされたと発表しました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2017/05/24)
 『川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業』 都市計画決定のお知らせ

 再開発予定地は、JR川口駅東口から東へ約300mに位置した約1.1haの区域で、川口市の中心商店街の銀座通り商店街に面し、商業業務機能が集積しています。
 一方で、地区内には不整形な敷地、低未利用な土地、老朽建物が多く、耐震安全性に課題がある建物の更新が必要とされていました。

 概要は、地上29階、地下2階、高さ約100m、延床面積約67,300㎡です。2018年に本組合設立し、2020年に工事に着手し、2022年に工事が完了する予定です。

 ところで、事業協力者の「野村不動産」ですが、日本郵政グループが、野村不動産ホールディングスを買収するというニュースが駆け巡っています。
 私的には、日本郵政グループの眠っている全国の一等地が開発されるなら大歓迎です。果たして結果はどうなるのでしょうか?

川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-埼玉県川口市栄町三丁目13番地及び14番地の一部 
◆ 階数-地上29階、地下2階
◆ 高さ-100m(建築物の高さの最高限度)
◆ 区域面積-約11,000㎡ 
◆ 敷地面積-約9,100㎡
◆ 建築面積-約5,400㎡
◆ 延床面積-約67,300㎡
◆ 構造- 鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、商業、業務施設
◆ 総戸数-約480戸(目標戸数)
◆ 施行者-川口栄町3丁目銀座地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-野村不動産、清水建設
◆ 事業推進コンサルタント-パシフィック総合開発研究所
◆ 着工-2020年予定
◆ 竣工-2022年予定


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「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。


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「対象地区」です。


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「完成予想パース(商業部分)」です。



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2017年5月24日 (水)

ホテルオークラ東京本館建替計画 大規模に行われている地上38階、高さ約188mの「(仮称)虎ノ門2-10計画」

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-ホテルオークラ東京本館建替計画-
 
「007」シリーズで3代目ジェームズ・ボンドを演じたロジャー・ムーア氏が亡くなりました。私の中では、ジェームズ・ボンドと言えばロジャー・ムーア氏でした。

 特に、「私を愛したスパイ(The Spy Who Loved Me)と「ユア・アイズ・オンリー(For Your Eyes Only)」が好きでした。シーナ・イーストンが主題歌を歌う「ユア・アイズ・オンリー」は、レーザーディスクが擦り切れるくらい見ました。

 本題に戻って、53年間の歴史を刻んだ「ホテルオークラ東京本館」は、建替え工事のために2015年8月31日(月)を持って閉館しました。2015年9月から既存建物の解体工事が行われました。

 
ホテルオークラ東京本館建替計画である「(仮称)虎ノ門2-10計画」は、当初計画通り2016年6月1日に本体工事に着手しました。

 引用資料 新日鉄興和不動産(2016/06/01)
 「ホテルオークラ東京本館建替計画」 オフィス事業の取り組みについて ~2019年の完成を目指し、2016年6月1日着工~  

 主要用途はホテルですが、「高層棟」の地上5階~22階(運用呼称は地上8階~25階)は、延床面積約64,000㎡のオフィスフロアとなります。

ホテルオークラ東京本館建替計画の概要
◆ 計画名-(仮称)虎ノ門2-10計画
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目10番4号
◆ 階数-<高層棟>地上38階、地下4階(運用呼称 地上41階、地下1階)、<中層棟>地上13階、地下4階
◆ 高さ-建物高さ188.65m(高層棟)、最高部約85m(中層棟)
◆ 敷地面積-20,442.44㎡(本館全体)
◆ 建築面積-13,262.54㎡(本館全体)
◆ 延床面積-180,096.52㎡(本館全体)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎及び杭基礎
◆ 用途-ホテル、オフィス、飲食店舗、駐車場
◆ 客室数-約550室(高層棟約400室+中層棟約150室)
◆ 建築主-ホテルオークラ
◆ 設計者-(仮称)虎ノ門2-10計画設計共同体(大成建設、谷口建築設計研究所、観光企画設計、日本設計、森村設計、NTTファシリティーズ)
◆ 施工者-大成建設
◆ 本館閉館-2015年08月31日
◆ 解体工事-2015年09月01日
◆ 着工-2016年06月01日
◆ 竣工-2019年06月末予定


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「施設構成図」です。「高層棟」と「中層棟」は、地下で一体化します。「高層棟」の地上5階~22階(運用呼称は地上8階~25階)は、延床面積約64,000㎡のオフィスフロアとなります。

 引用資料 大成建設(2016/06/01)
 
「ホテルオークラ東京本館建替計画」オフィス事業の取り組みについて 


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「秋の芝生広場イメージ」です。


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敷地南側です。


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南側のゲートが開いていました。


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「アースドリル掘削機」です。


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南東側の「江戸見坂」は、歩くのも辛いくらいの急な坂道です。


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「江戸見坂」のゲートです。


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「山留め壁」が見えます。


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内部の様子です。警備員さんに断ってゲートから撮影させてもらったそうです。バックのビルを見るとアメリカ大使館側の「霊南坂」のゲートから敷地南側を撮影したと思われます
(写真提供タイム氏)。


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「霊南坂」のゲートから敷地東側を撮影したと思われます(写真提供タイム氏)。


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「霊南坂」のゲートから敷地北側を撮影したと思われます(写真提供タイム氏)。



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2017年5月23日 (火)

横浜市 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線 鋼製地中連続壁工法を採用した「新綱島駅(仮称)」

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-相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線-

 「相鉄・JR直通線」は、相鉄本線「西谷駅」とJR東海道貨物線「横浜羽沢駅」付近間に連絡線(約2.7km)を新設し、この連絡線を利用して相鉄線とJR線が相互直通運転を行うものです。

 「相鉄・東急直通線」は、JR東海道貨物線「横浜羽沢駅」付近と東急東横線・目黒線「日吉駅」間に連絡線(約10.0km)を新設し、この連絡線を利用して相鉄線と東急線が相互直通運転を行うものです。

 公式HP → 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線 

 「相鉄・JR直通線」は、当初2015年4月の開業を目指していましたが、JR東海道貨物線との接続部の工事の遅れなどにより、開業は2019年度下期を予定しています。

 「相鉄・東急直通線」の開業は2019年4月の予定でしたが、こちらも大幅に遅れており、開業は2022年度下期を予定しています。

● 新綱島駅(仮称)
 「新綱島駅(仮称)」は、「相鉄・東急直通線」の「日吉駅」と「新横浜駅(仮称)」の間に建設されます。場所は、東急東横線「綱島駅」の100mくらい東側の地下になります。

 引用資料 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線 公式HP
 工事説明会の配布資料(PDF) 


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「新綱島駅(仮称)」の「計画平面図、計画断面図」です。駅延長は245m、4層構造で深さ約35mです。ホームは島式1面2線となります。


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「新綱島駅(仮称)」の「工事全体施工フロー」です。地下駅舎の部分は「開削工法(オープンカット工法)」で建設されます。


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「鶴見川」の堤防から見た南側の工区です。


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「メトロデッキ(覆工板)」が敷かれています。


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北側の工区を南側から見た様子です。


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内部の様子です。


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巨大なH形鋼のような「NS-BOX」が見えます。「鋼製地中連続壁」を構築します。奥には、ドイツ「バウアー社(BAUER Maschinen GmbH)」の「クアトロカッタースタンダード」もしくは「タンデムカッタースタンダード」が見えます。


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NS-BOX
 「NS-BOX」のアップです。端には「継手」が付いています。「NS-BOX」には、パイプ状のメス継手をもつ「GH-R」と、T型のオス継手をもつ「GH-I」があり、継手を嵌合することで、部材相互を連結します。

● ソイルセメント鋼製地中連続壁
 撹拌したソイルセメンの溝の中に、「鋼製連壁用部材(NS-BOX)」を建込み、「ソイルセメント鋼製地中連続壁」を構築し、その壁体を本体利用する工法です。


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掘削工事も始まっています。


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「新綱島駅(仮称)」の建設現場を北西側から見た様子です。


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「新綱島駅(仮称)」の建設現場の南側は「鶴見川」となっています。南側の「新綱島駅(仮称)」~「新横浜駅(仮称)」間延長3,304mは、円形(直径約9.5m)の地下トンネルで結ばれます。

シールド工法を採用
 「新綱島駅(仮称)」~「新横浜駅(仮称)」間は、シールドマシンを使用する「シールド工法」が採用されます。周囲の土砂を保護しながら掘削すると同時に、シールドマシンの後方にトンネルの壁となるセグメントを組立ててトンネルを構築していきます。



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2017年5月22日 (月)

(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー 本格着工した地上36階、高さ約185mの「虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(高層棟)」

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-虎ノ門ヒルズが拡大・進化-
 森ビルは、「虎ノ門ヒルズ」の両側にオフィスを中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(2019年12月竣工予定)」と、住宅を中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(2020年4月竣工予定)」の2つのプロジェクトを進めています。

 さらに、「桜田通り」を挟んだ西側には、「東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称)」と一体開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(2022年度竣工目標)」を計画しています。

 引用資料 森ビル(2017/01/18)
 拡大・進化する虎ノ門ヒルズ「ビジネスタワー」および「レジデンシャルタワー」着工へ

 新たな3棟の超高層タワーが加わることで、「虎ノ門ヒルズ」は区域面積7.5ha、延床面積80万㎡に拡大し、「六本木ヒルズ」に匹敵するインパクトを与える真の国際新都心へと進化します。3棟の超高層タワーの事業費は4000億円程度を見込みます。


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「虎ノ門ヒルズ」の街区図です。


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(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー
 「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」は、2017年1月18日に起工式が行われ、2月1日に着工しました。2019年12月の竣工を予定しています。

 地上36階、塔屋3階、地下3階、高さ185.415m、延床面積173,223.90㎡の「高層棟」と、地上4階、高さ20.00mの「教会棟」が建設されます。

  ビジネスタワーは、約94,000㎡のグローバルレベルの大規模オフィス、約6,300㎡の商業施設を持つオフィスタワーです。

 「日比谷線虎ノ門新駅(仮称)」や既存の「銀座線虎ノ門駅」とも連結します。1階には、都心と臨海を結ぶBRTや、空港リムジンバスも発着可能な約1,000㎡のバスターミナルを設置し、世界と都心を繋ぐ「東京の玄関口」として機能します。

(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーの概要
◆ 計画名-虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(高層棟)
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目200番1
◆ 階数-地上36階、塔屋3階、地下3階
◆ 高さ-最高部185.415m、軒高183.415m
◆ 敷地面積-10,064.60㎡
◆ 建築面積-8,403.69(高層棟)、116.15㎡(道路上の歩行者デッキ)
◆ 延床面積-173,223.90㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-1階(バスターミナル)、2階・3階(店舗など)、4階(ビジネス支援施設)、オフィス(5階~36階)、駐車場等 
◆ 建築主-虎ノ門一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 森ビル、西松建設、京阪電気鉄道、東京都市開発)
◆ 設計者- 森ビル
◆ デザイナー-(外装)インゲンホーフェン・アーキテクツ、(内装)ワンダーウォールほか
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年01月18日(起工式)、2017年02月01日(着工)
◆ 竣工-2019年12月31日予定
◆ 総事業費-約1,250億円

(備考)  「建築計画のお知らせ」が変更されています。計画名が「虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業に伴う高層棟建築工事」から「虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(高層棟)」に変更されています。高さ、建築面積、延床面積の数値も少し変更されています。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の低層部イメージです。中央奥に見えるのは「教会棟」です。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」のバスターミナルイメージです。1階には、都心と臨海を結ぶBRTや、空港リムジンバスも発着可能な、約1,000㎡のバスターミナルを設置し、世界と都心を繋ぐ「東京の玄関口」として機能します。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の配置図です。「教会棟」の北側には約1,200㎡の公園が整備されます。「公園」と「高層棟」の間には約1,000㎡のバスターミナルが整備されます。

 「虎ノ門ヒルズ 森タワー」とは歩行者デッキで繋がります。歩行者デッキは、幅員約5.5m×延長約30mを予定しています。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の断面図です。1階が「バスターミナル」、2階・3階が「店舗」など、4階が「ビジネス支援施設」、5階~36階が「オフィス」となります。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の建設現場を北東側から見た様子です。2017年2月1日に新築工事に着工しました。


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西側のゲートから見た様子です。


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南側の「虎ノ門ヒルズ 森タワー」から見た様子です。


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この部分に「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」と「虎ノ門ヒルズ 森タワー」を結ぶ歩行者デッキ(幅員約5.5m×延長約30m)が設けられます。


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歩行者デッキは、「虎ノ門ヒルズ 森タワー」の2階部分と接続されます。


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将来的には「虎ノ門ヒルズ 森タワー」の人工地盤が西側に伸びて、「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(2022年度竣工目標)」と接続されます。



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2017年5月21日 (日)

国家戦略特区 高さ約330m、高さ約270m、高さ約240mの「都市再生特別地区(虎ノ門・麻布台地区)」 東京都都市計画審議会が開発計画を決定!

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-都市再生特別地区(虎ノ門・麻布台地区)-

 「虎ノ門・麻布台地区」は、最初は対象区域面積約4.8haでしたが、前回の資料で西側の「首都高速都心環状線」側まで対象区域が拡大し、更に最新の資料では、南側の「外苑東通」まで対象区域を拡大しました。都市再生特別地区の区域面積は、約8.1haまで拡大しています。

 引用資料 首相官邸(2017/01/10)
 第11回 東京都都市再生分科会 配布資料

● 東京都都市計画審議会が開発計画を決定!
 「日経新聞」によると「東京都都市計画審議会(都計審)」は、2017年4月19日に「虎ノ門・麻布台エリア」の開発計画を決定したそうです。

 日本経済新聞(2017/05/19)
 虎ノ門に日本一高いビル 330メートル、22年度に完成

都市再生特別地区(虎ノ門・麻布台地区)の概要
計画地の位置-東京都港区虎ノ門五丁目、麻布台一丁目及び六本木三丁目各地内
都市再生特別地区の区域面積-約81,000㎡ 
敷地面積-約63,800㎡
総延床面積-約819,600㎡(容積対象面積約618,100㎡)
◆ 総戸数-約1,300戸(施設全体)
◆ 着工-2018年度予定
◆ 竣工-2022年度予定

A街区の概要
階数-地上65階、地下5階
高さ-約330m
敷地面積-約24,100㎡
延床面積-約449,000㎡(容積対象面積(約361,000㎡)
用途-共同住宅、オフィス、店舗、子育て支援施設、インターナショナルスクール、駐車場等

B-1街区の概要
階数-地上63階、地下4階
高さ-約270m
敷地面積-約9,600㎡
延床面積-約170,500㎡(容積対象面積(約116,700㎡)
用途-共同住宅、サービスアパートメント、オフィス、店舗、駐車場等

B-2街区の概要
階数-地上53階、地下5階
高さ-約240m
敷地面積-約16,500㎡
延床面積-約155,500㎡(容積対象面積(約103,700㎡)
用途-共同住宅、店舗、生活支援施設、駐車場等

C-1街区の概要
地上3階、地下2階、高さ約20m、延床面積約11,100㎡、店舗、駐車場等

C-2街区の概要
地上8階、地下3階、高さ約40m、延床面積約28,400㎡、共同住宅、オフィス、店舗、駐車場等

C-3街区の概要
地上3階、地下1階、高さ約30m、延床面積約1,800㎡、店舗、駐車場等

C-4街区の概要
地上3階、地下2階、高さ約15m、延床面積約3,300㎡、寺院、駐車場等


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「キープラン」です。


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「配置図」です。区域面積約8.1ha(敷地面積約63,800㎡)です。


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地権者数は、土地所有者(借地権を含む)約120名、(区分所有者含む)約330名となっています。全棟数約220棟のうち、木造建物が約60%で、築年数が経過した建物が約90%です。


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虎ノ門・麻布台地区
 「東京タワー特別展望台(250m)」から見た「虎ノ門・麻布台地区」です。写真中央の「霊友会釈迦殿」は、再開発の対象区域に含まれません。


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「外苑東通」沿いの「麻布郵便局」も対象区域です。最終的には「東京スカイツリー」が建設されましたが、この敷地に超高層ビルを建設してビルの上に「第二東京タワー」を建てるとマスコミが報じた事もありました。


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麻布郵便局
 
「麻布郵便局」は、1930年に竣工した「旧逓信省貯金局庁舎」の由緒ある建物です。撮影時は何か工事が行われていましたが、解体工事では無いようです。こちらは「A街区」となります。


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外務省飯倉公館

 西隣の「外務省飯倉公館」は対象区域外です。前の「外苑東通」のみ対象区域内となっています。このあたりは「ロシア大使館」に近いので非常に警備が厳しいです。


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六本木ヒルズの展望台「東京シティビュー」から見た「虎ノ門・麻布台地区」です。 


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街区東端の「桜田通」側です。こちらは「C街区」となります。


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「虎ノ門・麻布台地区」を東西に貫く道路を東側から西側に抜けてみます。東側からスタートです!


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道路沿いには駐車場が目立ちます。


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街区の北側は高台になっています。


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高台には「アークヒルズ 仙石山森タワー(アークヒルズ 仙石山レジデンス)」がそびえています。


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街区の南側(外苑東通側)も高台になっています。このように「虎ノ門・麻布台地区」は、南北の両側が高台になった谷筋のような地形です。高低差のある敷地の再開発は、「森ビル」が得意とする分野です。


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更に西側に進みます。「霊友会釈迦殿」は、再開発の対象区域に含まれませんが、写真左側の「霊友会第二ビル」も再開発の対象区域に含まれないようです。


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更に西側に進みます。


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更に西側に進みます。


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更に西側に進みます。


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西端が見えてきました。高架橋は「首都高速都心環状線」です。


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西端から東側に振り返った様子です。


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街区西端の「首都高速都心環状線」側です。こちらは「B街区」となります。



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2017年5月20日 (土)

品川区 正式名称が「シティタワー大井町」となった地上29階の「大井一丁目南第1地区第一種市街地再開発事業」

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シティタワー大井町
 「大井一丁目南第1地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事」は、JR大井町駅西側に位置し、細分化された敷地の統合と建物の共同化によって土地の高度利用を図り、区画道路や広場などを整備することで、市街地環境の改善と防災性の強化を図るものです。

 地権者並びに参加組合員として「住友不動産」が参画しています。「(仮称)大井町大規模再開発タワープロジェクト」として公式ホームページがオープンしていましたが、正式名称が「シティタワー大井町」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 シティタワー大井町

 ほぼ100%の方が「シティタワー大井町」になると予想していたと思います(笑)。地上29階、塔屋1階、地下1階、 総戸数635戸(非分譲住戸142戸含む、その他事務所4区画、店舗6区画、保育施設)の超高層タワーマンションとなります。 

シティタワー大井町の概要
◆ 計画名-大井一丁目南第1地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事
◆ 所在地-東京都品川区大井一丁目5000-1(地番)
◆ 交通-JR京浜東北線「大井町」駅から徒歩4分、 東京臨海高速鉄道りんかい線「大井町」駅から徒歩4分、 東急大井町線「大井町」駅から徒歩6分、 東急大井町線「下神明」駅から徒歩7分、JR湘南新宿ライン(宇都宮線・横須賀線)「西大井」駅から徒歩12分
◆ 階数-地上29階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-97.15m
◆ 敷地面積-6,253.02㎡
◆ 建築面積-2,796.94㎡
◆ 延床面積-60,631.30㎡(容積対象面積40,612.54㎡) 
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造(屋上部)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅、店舗、オフィス、保育所、自動車車庫、自転車駐輪場
◆ 総戸数-635戸(非分譲住戸142戸含む、その他事務所4区画、店舗6区画、保育施設) 
◆ 建築主-大井一丁目南第1地区市街地再開発組合(売主 住友不動産)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-西松建設
◆ 解体工事-2016年04月01日~2016年10月31日
◆ 着工-2016年11月01日
◆ 竣工-2019年07月中旬予定
◆ 入居開始-2020年04月下旬予定

(備考)  「建築計画のお知らせ」の数値が変更されています。高さ(最高部104.15m、軒高98.10m) → 97.15mに変更されていました。最高部が97.15mなのかは不明です。


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「敷地配置イラスト」です。


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周辺図です。


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南西側から見た様子です。


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撮影時は「アースドリル掘削機」で、「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築していました。


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表面にスパイラル状のラインが入った太い「鋼管」が見えます。場所打ちコンクリート拡底杭の一部が少なくとも「場所打ち鋼管コンクリート杭」である事が分かります。

 「場所打ち鋼管コンクリート杭」は、鋼管とコンクリートの複合体なので、ねばり強さがあり、地震に強い場所打ち杭となります。


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「場所打ち鋼管コンクリート杭」の鋼管は、内部にスパイラル状の「リブ」があります。


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北西側から見た様子です。


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「大井一丁目南第1地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事」の建築計画のお知らせです。高さ(最高部104.15m、軒高98.10m) → 97.15mに変更されていました。最高部が97.15mなのかは不明ですが、最高部が100mを切ったとしたら残念です。



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2017年5月19日 (金)

「渋谷パルコ」建て替え 地上19階、高さ約100mの「宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業」 2017年5月17日に着工!

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-宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業-

 「渋谷パルコ(PART1、PART3)」は、建て替えのために、2016年8月7日に閉店しました。東京都は、「宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業」の個人施行を認可しました。個人施行ですが、「第一種市街地再開発事業」として行われます。

 「パルコ」から、2017年5月17日に地鎮祭を執り行い、施設建築物の新築工事に着手したと発表がありました。竣工は2019年10月を予定しています。

 引用資料 パルコ(2017/05/17)
 「宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業」新築工事の着手について  

 「完成イメージ」を見ると上層階のデザインが大幅に変更になっています。ニュースリリースのたびに変更になっており、今回が3度目の変更です。

宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町14番の一部、15番
◆ 階数-地上19階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部約100m、軒高約100m
◆ 敷地面積-5,385.95㎡
◆ 建築面積-約4,700㎡
◆ 延床面積-約63,930㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、コンクリート充填鋼管構造、鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-店舗(地下1階~地上8階)、劇場(地上7階~9階)、オフィス(地上1階:エントランス、地上10階、地上12~18階)、駐車場 等
◆ 建築主-パルコ
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年08月23日~2018年11月30日予定
◆ 着工-2017年05月17日(地鎮祭、着工)
◆ 竣工-2019年10月31日予定
◆ 総事業費-約469億円


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2016年8月に発表された「完成イメージ」です。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2016/08/02)
 宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業の施行認可について 


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「計画配置図」です。街区内に24時間通行可能な屋内の「歩行者専用通路」が設けられます。


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「断面図」です。最高部の高さが約100mです。下層階が店舗、中層階が劇場、上層階がオフィスで、「歩行者専用通路」は2階分の高さとなります。


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「渋谷パルコ(PART1)」を北東側から見た様子です。約1ヶ月半前の2017年4月上旬の解体状況はこんな感じです。


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「渋谷パルコ(PART1)」を北西側から見た様子です。


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「渋谷パルコ(PART3)」側の建物群を北東側から見た様子です。



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2017年5月18日 (木)

渋谷区 渋谷ビデオスタジオ跡地 本格着工した地上21階、高さ約111mの「(仮称)渋谷区宇田川町計画」

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-(仮称)渋谷区宇田川町計画-

 渋谷区宇田川町にはかつてテレビ番組などの撮影所「渋谷ビデオスタジオ」がありました。「渋谷ビデオスタジオ」は、2007年に耐震強度が不足していると判明し、閉鎖されていました。

 「住友不動産」は、「渋谷ビデオスタジオ」跡地周辺の建物も集約化して、開発区域面積を6,006.59㎡に拡大しました。跡地には「(仮称)渋谷区宇田川町計画」が建設中です。

 概要は、地上21階、地下2階、高さ111.45m、延床面積37,949.43㎡です。「オフィス」と「共同住宅」で構成されます。高層階が高級賃貸マンション、下層階がオフィスになるもと思われます。

 「(仮称)渋谷区宇田川町計画」の現場は、敷地北東側が「井ノ頭通り」に接し、すぐ北側には「NHK放送センター、渋谷区役所」、すぐ南側には「Bunkamura(文化村)」などがあるかなりの好立地です。

(仮称)渋谷区宇田川町計画の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町49番1ほか
◆ 階数-地上21階、地下2階
◆ 高さ-111.45m
◆ 敷地面積-5,226.06㎡
◆ 建築面積-2,051.00㎡
◆ 延床面積-37,949.43㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、共同住宅
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者-久米設計
◆ 施工者-西松建設
◆ 地中障害撤去工事-2015年12月01日~2016年12月31日
◆ 着工-2017年01月23日
◆ 竣工-2019年06月30日予定

(備考)  「建築計画のお知らせ」の数値が変更されています。高さ119.94m → 111.45m、建築面積2,157.80㎡ → 2,051.00㎡、延床面積38,583.38㎡ → 37,949.43㎡に変更されていました。


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東側から見た様子です。敷地北東側は「井ノ頭通り」に接しています。


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「仮囲い」の一部が透明のアクリル板になっているので覗いてみました。地下躯体を構築中です。


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「乗入れ構台」が見えます。


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南側から見た様子です。敷地南西側が接する区道の地下には、「渋谷川」の支流である「宇田川」が流れています。「宇田川町」の地名は、「宇田川」からきています。


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西側から見た様子です。


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「(仮称)渋谷区宇田川町計画」の建築計画のお知らせです。高さ119.94m → 111.45m、建築面積2,157.80㎡ → 2,051.00㎡、延床面積38,583.38㎡ → 37,949.43㎡に変更されていました。



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2017年5月17日 (水)

さいたま新都心 JR東日本の超高層複合ビル「JRさいたま新都心ビル」 2017年5月17日に商業ゾーンが先行オープン!

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JRさいたま新都心ビル
 JR東日本は、さいたま新都心にホテル(5階~10階に157室)、商業施設(2階~4階)、オフィス(11階~18階)、ブライダル(19階・20階)、保育園(1階)で構成する「さいたま新都心ビル(仮称)新築事業」を建設しました。

 正式名称は「JRさいたま新都心ビル」です。2017年6月13日にグランドオープンする予定です。ホテルの正式名称は「ホテルメトロポリタンさいたま新都心」となっています。

 引用資料 JR東日本・大宮支社(PDF:2017/02/09)
 JR さいたま新都心ビル 2017年6月13日グランドオープン

● 2017年5月17日に商業ゾーンが先行オープン!
 グランドオープンに先立って、2017年5月17日に2階~4階の商業ゾーンが先行オープンします。飲食、カフェ、コンビニ、リペアサービスなど計14店が出店します。商業ゾーンの店舗面積約2,500㎡、目標年商は17億円となっています。

 JR東日本・大宮支社(PDF:2017/04/20)
 2017年5月17日(水) JRさいたま新都心ビル 商業ゾーンが先行オープンします!

JRさいたま新都心ビルの概要
◆ 計画名-さいたま新都心ビル(仮称)新築事業
◆ 所在地-埼玉県さいたま市中央区新都心11番1
◆ 交通-JR「さいたま新都心」駅徒歩1分
◆ 階数-地上20階、地下2階
◆ 高さ-96.83m
◆ 敷地面積-4,919.42㎡(施設全体)
◆ 建築面積-1,359.42㎡
◆ 延床面積-29,374.38㎡(容積対象面積26,436.70㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル(5階~10階に157室)、商業施設(2階~4階)、オフィス(11階~18階)、ブライダル(19階・20階)、保育園(1階)
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2015年05月01日
◆ 竣工-2017年04月30日
◆ 開業-2017年05月17日(商業ゾーンが先行オープン)、2017年06月13日(グランドオープン)


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「計画断面図」です。地下2階・地下1階が「駐車場・機械室」、1階が「保育園」、2階~4階が「商業施設」、5階~10階が157室の「ホテル」、11階~18階が「オフィス」、19階・20階が「ブライダル」となります。


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北東側から見た様子です。


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「大和ハウス工業」のロゴです。施工者としてだけでなく、オフィスフロアにテナントとして入るのでしょうか? 「大和ハウス工業」は、M&Aを次々と行い企業規模を急拡大しています。ここ数年で売上高が急速に増えて、2017年3月期の連結売上高3,512,909百万円と遂に3兆5千億円を突破しました。


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北東側から見た下層階の様子です。


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「JRさいたま新都心駅」とペデストリアンデッキで直結する好立地です。


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南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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西隣の「NTTドコモさいたまビル」との隙間はこれくらいしかありません。西隣の「NTTドコモさいたまビル」とは構造的には全く別のビルになりますが、増築という形式になります。


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(おまけ)
 撮影日に、昨年12月に「乃木坂46」ファンの友人に渋谷を撮影してもらったバーター取引として、「さいたまスーパーアリーナ」で行われたライブに付き合ってきました。

 3日間あったライブの最終日に行きましたが、「さいたまスーパーアリーナ」の最大で37,000人収容できる「スタジアムモード」の広さに圧倒されました。他のアーティストのライブ映像を見て、「スタジアムモード」の広さは理解していたつもりでしたが、実際に見る「スタジアムモード」は想像を遥かに上回る広さでした。

● スパイダーカムが凄かった!
 生まれて初めて「スパイダーカム」を下から見ました。「スパイダーカム」は、4本のケーブルを撮影技師が操縦する事によって撮影する空中特殊撮影機材です。

 ドームツアーなどのライブ映像で見た事があったのですが、あんなに広範囲に縦横無尽にしかも高速で移動するとは知りませんでした。


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(おまけ)
 私は「乃木坂46」に関しては、メンバーの10名くらいしか顔と名前が一致しない超超初心者なのでスタンド席(200レベル~500レベル)を希望していましたが、なんとアリーナ席のステージや花道に非常に近い良席でした。


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(おまけ)
 グッズは、特にファンと言う訳では無かったのですが、私は関西人なので大阪府出身の「西野七瀬」のマフラータオルとスティックライトを2本買いました。

 「スティックライト」は最低2本必要です。メンバーが多いためメンバー別に色の組み合わせがあるためです。例えば「白石麻衣 水色×水色」、「西野七瀬 緑色×白色」、「齋藤飛鳥 水色×白色」などです。中には片手に3本ずつ持った強者もいました(笑)。

 私は「乃木坂46」のライブの応援ルールを全く知りませんでした。でもプラチナチケットだったようなので、地蔵だと外れた人に申し訳ないので、周りに合わせて頑張って応援しました。
 6時6分から始まって10時7分に終わったので4時間1分もありました。ビルを撮影した後の4時間のライブは本当に疲れました(笑)。



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2017年5月16日 (火)

タカシマヤタイムズスクエアの南側 (仮称)新宿南口プロジェクト(千駄ヶ谷五丁目北地区第一種市街地再開発事業) 2017年6月1日に着工!

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-(仮称)新宿南口プロジェクト-

 「三菱地所、日本製粉、ジャパンリアルエステイト投資法人」は、東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目において、3社共同で「(仮称)新宿南口プロジェクト(千駄ヶ谷五丁目北地区第一種市街地再開発事業)」の開発計画を進めていす。

 2017年5月15日に安全祈願祭を執り行い、2017年6月1日に着工するこになりました。竣工は2019年8月末の予定です。

 引用資料 三菱地所(PDF:2017/05/15)
 「(仮称)新宿南口プロジェクト」 着工 ~JR新宿駅新南口に、歩行者用デッキ直結の大規模複合ビルが誕生~

 「(仮称)新宿南口プロジェクト」は、明治通り沿道の旧耐震基準の老朽化建物3棟「旧:新宿パークビル、旧:日本製粉本社ビル、旧:日本ブランズウィックビル」を1棟のビルに建替えることで、賑わいの地域拠点や歩行者ネットワークの結節点を創出し、また地域防災機能の強化を図ると共に、地上16階建てのオフィス、商業施設、地域貢献施設等からなる複合施設を整備するものです。

(仮称)新宿南口プロジェクトの概要
◆ 計画名-東京都市計画千駄ヶ谷五丁目北地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目27番3ほか(地番)
◆ 交通-JR「新宿」駅徒歩5分(駅デッキ直結)、地下鉄「新宿三丁目」駅徒歩6分
◆ 階数-地上16階、塔屋3階、地下2階
◆ 高さ-約80m
◆ 地区面積-約5,000㎡
◆ 敷地面積-4,138.56㎡
◆ 建築面積-約2,550㎡
◆ 延床面積-約44,100㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス(4階~16階)、商業(1階~3階)、地域貢献施設(2階)、駐車場(地下2階・地下1階)
◆ 建築主-三菱地所、日本製粉(権利者 三菱地所、日本製粉、ジャパンリアルエステイト投資法人)
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年05月15日(安全祈願祭)、2017年06月01日予定(着工)
◆ 竣工-2019年08月末予定


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「敷地内広場イメージ(アグリスクエア新宿との間)」です。


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「デッキ接続イメージ」です。


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「歩行者ネットワーク図」です。


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写真が約1年前と古いですが、「(仮称)新宿南口プロジェクト(千駄ヶ谷五丁目北地区第一種市街地再開発事業)」の予定地です。この頃は「日本ブランズウィックビル」の解体工事が行われていました。


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JR新宿駅新南口からは、既存デッキを延伸させることで、3階部分で直結します。



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2017年5月15日 (月)

新宿副都心に新たな超高層複合ビル 地上34階、高さ約160mの「(仮称)住友不動産 西新宿六丁目計画」

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-(仮称)住友不動産 西新宿六丁目計画-
 新宿副都心に新たな超高層複合ビル「(仮称)住友不動産 西新宿六丁目計画」が建設されます。計画通りなら2017年5月末日の着工予定です。

 引用資料 新宿区・公式ホームページ(PDF:2016/07/21)
 第60回新宿区景観まちづくり審議会 (仮称)西新宿六丁目計画 

 建設予定地は、「セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿」と「コンシェリア西新宿TOWER’S WEST」に挟まれた場所です。かつては「西新宿六丁目西第5ブロック東地区」と呼ばれていました。

 地権者任意による「西新宿六丁目西第5ブロック東地区土地基盤整備準備組合」は、共同建て替え、再開発事業、区画整理事業など、さまざまな事業手法を視野に入れ、まちづくりについての検討を進めていましたが、土地基盤整備準備組合は、2015年末に組織を解散しました。「住友不動産」が単独で再開発を行います。

(仮称)住友不動産 西新宿六丁目計画の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿六丁目666-1番地 外
◆ 階数-地上34階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部約160m
◆ 敷地面積-5,615.68㎡
◆ 建築面積-2,272.74㎡
◆ 延床面積-62,111.82㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-中間免震構造(9階と10階の間に免震層を設置)
◆ 用途-オフィス、共同住宅
◆ 総戸数-(不明)
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2017年05月末日予定
◆ 竣工-2019年06月末日予定 


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北西側(十二社通り側)から見た完成予想図です。


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配置図です。街区の完全な集約化は出来なかったようで、北東側が1区画欠けています。当初は超高層タワーマンションが建設されると言われていましたが、「セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿」と「コンシェリア西新宿TOWER’S WEST」に挟まれた眺望が期待出来ない難しい立地なのでオフィス主体になります。


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「(仮称)住友不動産 西新宿六丁目計画」の予定地を南側がら見た様子です。敷地の形状は、南側を頂点とした三角形です。


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撮影時は、大成建設により「西新宿六丁目西第5ブロック東地区計画解体工事」が行われていました。


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北東側から見た様子です。


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街区図を見るとこの建物は再開発には参加しないようです。地権者全員の合意形成は本当に難しいですね・・・


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北西側から見た様子です。


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「(仮称)住友不動産 西新宿六丁目計画」の建築計画のお知らせです。



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2017年5月14日 (日)

渋谷区 最上階に「スカイテラス」 地上21階、高さ約107mの「(仮称)南平台プロジェクト」

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-(仮称)南平台プロジェクト-

 「(仮称)南平台プロジェクト」は、かつて「東急不動産」の本社があった「新南平台東急ビル」および「南平台東急ビル(東急スカイラインアパートメンツ)、渋谷TODビル、広井ビル」の4棟を地権者と共同して建替えるプロジェクトです。

  地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ106.90m、延延床面積46,954.00㎡の超高層オフィスビルが建設されます。

 引用資料 公式ホームページ
 (仮称)南平台プロジェクト

 最上階には「スカイテラス」が設けられます。渋谷の中心街を望む緑に囲まれた「スカイガーデン」で、地上100mの森にワーカーが集う憩いの空間となります。

(仮称)南平台プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂一丁目31番1(地番)
◆ 階数-地上21階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-106.90m
◆ 敷地面積-4,128.33㎡
◆ 建築面積-2,612.16㎡
◆ 延床面積-46,954.00㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、集会所、飲食店、駐車場
◆ 建築主-一般社団法人道玄坂121(東急不動産および地権者で組成した事業会社)
◆ プロジェクトマネージャー-東急不動産
◆ 設計者-清水建設・東急設計コンサルタント設計共同企業体
◆ 設計監修-日建設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2016年07月01日
◆ 竣工-2019年03月31日予定


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フロア構成です。


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最上階の「スカイテラス」のイメージです。


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「(仮称)南平台プロジェクト」の建設現場を東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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撮影時、「仮囲い」を造り替えていたので内部が見えました。


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「実物大の外装モックアップ」です。


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敷地の西側に「建設現場事務所」が設けられています。



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2017年5月13日 (土)

国家戦略特区 西新宿二丁目(8号地)特定街区 「新宿住友ビル」の低層部を囲む形でウェーブ状の巨大なアトリウムを整備 工事が本格化!

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-西新宿二丁目(8号地)特定街区

 「新宿住友ビル」は、新宿副都心の超高層ビルの第2号として「京王プラザホテル」の次に建設されました。竣工は1974年3月で、新宿副都心の超高層ビル群の草分けとなるビルです。

 地上52階、塔屋2階、地下4階、高さ210.3mと日本の超高層ビルでは初めて高さ200mを超えました。形状がプリズムのような三角柱なので「住友三角ビル」とも呼ばれています。

 「新宿住友ビル」は、大規模改修を行います。既存ビルの更新や「長周期地震動対策」を中心とした耐震性能の強化に加え、低層部を囲む形でウェーブ状の巨大なアトリウムを整備します。公開空地一体にガラス素材の大屋根を整備し、全天候型の広場を創出します。

 2017年春の本格着工、2019年度完成を目指します。アトリウムだけでも工事費は100億円を超えるなど、「住友不動産」が手掛ける過去最大規模のビル改修プロジェクトになります。このプロジェクトは「国家戦略特区」に指定されています。

 引用資料 第59回新宿区景観まちづくり審議会(PDF)
 新宿住友ビル改修計画 


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低層部を囲む形で巨大なアトリウムを整備

 全天候型スペース「アトリウム広場」は、約6,700㎡です。大屋根は高さは約30mで、高層部とメリハリをつけた曲線のデザインが特徴です。設計は「日建設計」が担当しています。


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「現況」と「改修後」の比較です。


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「アトリウム広場(1Fレベル)と11号線(2Fレベル)をつなぐ縦動線のイメージ」です。

 引用資料 首相官邸(PDF)
 西新宿二丁目(8号地)特定街区都市計画(素案)の概要


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工事が本格化して「新宿住友ビル」の敷地が「仮囲い」で閉鎖されました。


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ほぼ敷地全体が「工事エリア」となっています。


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「新宿住友ビル」そのものは営業しているので「入口」があります。


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南西側から見た様子です。


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アップです。


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南東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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敷地の北側も閉鎖されています。


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「仮囲い」に掲示されていた1955年の新宿です。新宿副都心が「淀橋浄水場」跡に建設された事を知っている人は、ビルヲタ以外はもうあまりいないと思います。


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「仮囲い」に掲示されていた1972年の「新宿住友ビル」の建設現場です。写真を拡大すると「タワークレーン」が現在のタワークレーンとほとんど構造が同じなので驚きました。この時点でタワークレーンの技術は確立していたんですね。

● 私がビルヲタになった原点の風景
 
私がビルヲタになったのは、「新宿住友ビル」建設のNHKニュースです。日本で初めて高さ200mを超える超高層ビルということで、当時NHKニュースでよく報道していました。

 高知県の田舎の小学生だった私はこのニュースに異常な程に興味を持ちました。まさに私がビルヲタになった原点の風景です。



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2017年5月12日 (金)

横浜市 地上29階、高さ約98mの「グレーシアタワー二俣川」を含む二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業 「交通広場」が供用開始!

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-二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業-

 「(仮称)二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業」は、相模鉄道「二俣川駅(ふたまたがわえき)」南口の再開発事業です。2015年3月23日に新築工事の「起工式」を行い着工しました。

 地上29階、高さ98.030m、総戸数421戸(事業協力者住戸21戸含む)の超高層タワーマンション部分の正式名称は「グレーシアタワー二俣川」となっています。竣工前ですが、すでに全戸完売しています。

 引用資料 相鉄不動産(PDF:2016/07/11)
 相鉄線二俣川駅直結・免震タワーレジデンス 「グレーシアタワー二俣川」2016年7月16日(土) モデルルームがグランドオープン

グレーシアタワー二俣川の概要
◆ 計画名-(仮称)二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-神奈川県横浜市旭区二俣川二丁目50番1(地番)
◆ 交通-相模鉄道本線「二俣川」駅徒歩2分
◆ 階数-(住宅棟)地上29階、(商業棟・業務棟)地上11階
◆ 高さ-(住宅棟)98.030m、(商業棟・業務棟)約50m
◆ 敷地面積-17,413.55㎡(施設全体)
◆ 建築面積-13,534.30㎡(施設全体)
◆ 延床面積-98,045.42㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅、保育所(認可)、物販店舗、飲食店、オフィス、診療所、自動車車庫、銀行支店、自転車駐車場、地域ケアプラザ
◆ 総戸数-421戸(事業協力者住戸21戸含む)
◆ 建築主-二俣川駅南口地区市街地再開発組合(売主 相鉄不動産、三井不動産レジデンシャル、野村不動産)
◆ 設計者-大成建設、アール・アイ・エー
◆ 監理者-アール・アイ・エー
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年03月23日(起工式)
◆ 竣工-2018年03月上旬予定
◆ 入居開始-2018年06月下旬予定
◆ 総事業費-約405億円


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駅まで雨に濡れずにアクセスが可能です。


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街区を南西側から見た様子です。


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「グレーシアタワー二俣川」は、タワークレーン2基で建設しています。


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二俣川駅南口交通広場越しに見た「グレーシアタワー二俣川」です。基礎工法は「直接基礎」、地震対策として「免震構造(積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)」を採用しています。


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「二俣川駅南口交通広場」は、先行して2016年12月17日より供用開始しました。一般車は進入禁止です。


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「二俣川駅南口交通広場」を西側から見た様子です。


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「バスのりば」の屋根です。「バスおりば」と分離されています。


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「商業棟」の建設現場を南東側から見た様子です。


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街区は、北東側が低いかなりの急傾斜地となっています。


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「商業棟」の建設現場を北東側から見た様子です。


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「業務棟」の建設現場を東側から見た様子です。


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街区を北東側から見た様子です。


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「(仮称)二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建築計画のお知らせです。



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2017年5月11日 (木)

JR東日本 中央線「飯田橋駅」のホームを新宿方に200m移設して直線化 完全に姿を消した「旧西口駅舎」 & 公開された完成イメージ

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JR飯田橋駅-
 JR東日本は、中央線飯田橋駅のホームを西側(新宿方)に約200m移設します。2020年の東京オリンピック前に完成させたい考えで、整備費は100億円程度を見込みます。

 現在の「飯田橋駅」の中央線ホームは、急曲線区間(曲線半径R=300m)にあり、列車とホームの隙間が大きくなっています。列車とホームの隙間が最大で33cmもあります。

 現在は、転落検知マットや注意喚起の回転灯、放送設備などを設置して利用者の転落を防いでいますが、ホームを直線区間に移すことで隙間を解消することにしました。移設が完了すると隙間が最大で15cmに縮小する予定です。


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平面イメージ図です。現在のホームは目白通りを東京方に一部越えて、急曲線区間(曲線半径R=300m)にあります。

 ホームを西側(新宿方)の直線区間に約200m移設します。「旧連絡通路+早稲田通りを越えた新宿方」が新しいホームになります。


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「ホーム移設イメージ図」です。


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「新ホームイメージ図」です。


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急曲線区間(曲線半径R=300m)です。急曲線区間は、列車とホームの隙間が大きくなります。列車とホームの隙間が最大で33cmもあります。


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飯田橋駅改良工事に伴い、2016年8月7日より「西口駅舎」の位置が暫定的に変わりました。


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「西口仮駅舎」です。


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旧西口駅舎跡

 2016年8月7日から「西口駅舎」の位置が変わったのに伴い、「牛込橋(早稲田通り)」の北側にあった「旧西口駅舎」は閉鎖されました。

 ホーム移設にあわせ「西口駅舎」を建て替えます。また、駅舎建替えに合わせて小規模な店舗を計画するとともに、千代田区と連携し駅前広場(約1,000㎡)を整備します。


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「旧西口駅舎、旧連絡通路」があった部分です。


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「旧西口駅舎」を西側から見た様子です。撮影時点で、「旧西口駅舎」は土台を残して完全に解体されていました。


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「旧西口駅舎」跡を南側から見た様子です。


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旧連絡通路跡

 「旧西口駅舎」への旧連絡通路跡です。旧連絡通路は完全に解体されました。


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旧連絡通路跡に新ホームの北側部分を建設します。


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軌道の東側に「乗入れ構台」が構築されています。


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牛込橋(早稲田通り)」の新宿方

 「牛込橋(早稲田通り)」を新宿方(南西側)に越えてホームが伸びます。敷地に余裕があるのでホーム設置には問題はありません。

 ホーム移設を計画する範囲の一部は史跡区域(江戸城外堀跡)に指定されています。そのため、文化財に配慮した計画となるように進めています。


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「牛込橋(早稲田通り)」を新宿方(南西側)に越えた場所に新ホームの南側部分を建設します。


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軌道の間隔が結構広いので、ホームの幅も問題無いです。


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東側は「中央線快速」のためホームは設けません。

旧牛込駅
 この場所にはかつて「牛込駅」がありました。中央線の複々線化に伴い、従来からあった「牛込駅」と「飯田町駅」を統合して中間に飯田橋駅を開業しました。

 そのため、中央線飯田橋駅のホームを西側(新宿方)に約200m移設するのjは、旧牛込駅の復活とも言えます。


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「JR飯田橋駅」の建築計画のお知らせです。



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2017年5月10日 (水)

港区 2017年7月着工予定 地上27階、高さ約137mのオフィス・ホテル複合施設「(仮称)新橋一丁目ビル 新築工事」

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-(仮称)新橋一丁目ビル 新築工事-

 「NTT都市開発」は、東京都港区新橋一丁目で開発プロジェクトを始動しています。「東新ビル」の跡地を開発する「(仮称)新橋一丁目ビル 新築工事」です。

 東京電力が所有していた「東新ビル」は、東日本大震災により福島第一原発の事故が発生し、多額の賠償費用をねん出するための資産売却の一環として手放され、「NTT都市開発」が2012年9月に250億5000万円で取得しました。

 「NTT都市開発」と「JR九州(九州旅客鉄道)」は、港区新橋一丁目において開発を進めているオフィス・ホテル複合施設について、2017年7月を目途に着工します。

 引用資料 NTT都市開発(2017/02/28)
 新橋一丁目敷地におけるオフィス・ホテル複合施設に関するお知らせ

● 新橋一丁目ホテル計画
 ホテル部分には「JR九州(九州旅客鉄道)」が進出します。JR九州グループホテルとして東京における第2号店となる本計画ホテルを、宿泊主体型プレミアムタイプである「ブラッサム」ブランドの旗艦ホテルと位置づけています。

 引用資料 JR九州(PDF:2017/02/28)
 新橋一丁目ホテル計画に関するお知らせ 

 ホテルは18階~27階、延床面積約10,400㎡、客室数267室(予定)です。開業時期は、東京オリンピック前の 2019年秋を予定しています。

(仮称)新橋一丁目ビル 新築工事の概要
◆ 所在地-東京都港区新橋一丁目101番2
◆ 交通-新橋駅(JR線・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線)より徒歩3分、内幸町駅(都営地下鉄三田線)より徒歩2分
◆ 階数-地上27階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部136.84m、軒高135.44m
◆ 敷地面積-3,072.17㎡
◆ 建築面積-1,466.38㎡
◆ 延床面積-36,099.30㎡(ホテル延床面積約10,400㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-オフィス(2階~17階)、ホテル(18階~27階)、店舗
◆ 総客室数-267室
◆ 建築主-NTT都市開発(ホテル事業者 九州旅客鉄道)
◆ 設計者-日建設計(基本設計)、大林組(実施設計)
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年07月下旬予定
◆ 竣工-2019年07月下旬予定


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「ピロティイメージ」です。


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「フロア構成図」です。地上1階が「ピロティ」、2階~17階が「オフィス」、18階~27階が「ホテル」となります。


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街区を南西側から見た様子です。西側の「日比谷通り」側には先に、地上10階、塔屋2階、地下1階の「日比谷ビルディング」が建設されました。

 「日比谷ビルディング」は、敷地面積が1,048.39㎡あるので、これがプラスされたらもう少し大きなビルが建設可能でした。なかなか再開発はビルヲタの思い通りにはなりません・・・


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「(仮称)新橋一丁目ビル 新築工事」の建設予定地を南西側から見た様子です。奥のビルは「第一ホテル東京」です。


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南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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東新ビル地下部解体工事

 現在は大林組の施工で、「東新ビル地下部解体工事」が行われています。解体工事の工期は、2016年10月1日~2017年9月30日(予定)です。


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「(仮称)新橋一丁目ビル 新築工事」の建築計画のお知らせです。



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2017年5月 9日 (火)

新宿区 地上31階、高さ約145mの「(仮称)四谷駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物」

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-四谷駅前地区第一種市街地再開発事業-
 
「(仮称)四谷駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物」は、JR・東京メトロ四ツ谷駅の北西側一帯で計画されている大規模な再開発プロジェクトです。

 地区面積約24,000㎡で、廃止になった「財務省公務員宿舎」や「旧四谷第三小学校」跡地などを中心に多数の雑居ビルや病院等で構成されていた区画です。

 施行者である「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」は、「四谷駅前地区第一種市街地再開発事業」の起工式を2016年9月6日に執り行いました。

 引用資料 UR都市機構(PDF:2016/09/06)
 「四谷駅前再開発事業」着工 ~四谷のランドマークとなる駅前大規模・多機能開発~ 

四谷駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-(仮称)四谷駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都新宿区四谷一丁目50番地
◆ 交通-JR中央本線・総武線「四ツ谷」駅から徒歩1分、東京メトロ丸ノ 内線・南北線「四ツ谷」駅から徒歩1分
◆ 階数-地上31階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部144.68m
◆ 地区面積-約24,000㎡
◆ 敷地面積-17,931.82㎡
◆ 建築面積-10,329.95㎡
◆ 延床面積-139,641.08㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
用途-オフィス、物販店舗、飲食店、共同住宅、大学、集会場、語学学校、付属自動車車庫
総戸数-60戸
◆ 建築主-独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
◆ 特定事業参加者-三菱地所、第5メック都市開発特定目的会社(三菱地所、阪急電鉄、太陽生命保険が出資するSPC)
◆ 実施設計-大成建設
◆ 基本設計・総合監理-日本設計・三菱地所設計共同企業体(日本設計、三菱地所設計)
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2016年09月06日(起工式)、2016年09月10日(着工)
◆ 竣工-2019年10月下旬予定
◆ 総事業費-約840億円


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「四ツ谷駅から見た外観」です。


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「配置図」です。


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南東側から見た様子です。手前の道路は「外堀通り」です。


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北東側から見た様子です。手前の道路は「外堀通り」です。


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撮影時は「山留め壁」の構築が行われていました。


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北西側から見た様子です。北西角には仮設店舗が設けられています。


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南西側から見た様子です。


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「(仮称)四谷駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建築計画のお知らせです。正確な数値に修正されていました。



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2017年5月 8日 (月)

中央区 旧ブリヂストン本社ビル跡地 地上23階、高さ約149mの「(仮称)京橋一丁目東地区永楽産業京橋ビル新築工事」

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京橋一丁目東地区-
 「京橋一丁目東地区」は、旧ブリヂストン本社ビルや戸田建設の本社ビルのある約1.6haを対象に、都市再生特別地区、土地区画整理事業、日本橋・東京駅前地区地区計画を活用して開発します。

 引用資料 戸田建設 新着情報(2016/03/07)
 京橋一丁目東地区における都市計画の決定について

京橋一丁目東地区・全体の概要
◆ 所在地-東京都中央区京橋一丁目7番、8番の一部、9番、10番の一部
◆ 区域面積-約16,000㎡
◆ 工期-2016年度~2023年度予定


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「配置図」です。


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「京橋一丁目東地区」の再開発現場です。


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A街区

 「A街区」のブリヂストン旧本社ビル「ブリヂストンビル(永坂産業京橋1丁目ビル、松本ビル)」跡地です。ブリヂストンの本社機能は、「東京スクエアガーデン」に移転しています。

 「A街区」は、敷地面積2,813.74㎡です。地上23階、地下2階、高さ149.22m、延床面積41,713.58㎡の超高層ビルが建設されます。

京橋一丁目東地区・A街区の概要
◆ 計画名-(仮称)京橋一丁目東地区永楽産業京橋ビル新築工事
◆ 所在地-東京都中央区京橋一丁目10番他
◆ 階数-地上23階、地下2階
◆ 高さ-最高部149.22m
◆ 敷地面積-2,813.74㎡
◆ 建築面積-2,204.99㎡
◆ 延床面積-41,713.58㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接地業鉄筋 コンクリートべた基礎
◆ 用途-オフィス、美術館、自動車車庫
◆ 建築主-永坂産業(ブリヂストンの資産管理会社)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2016年06月15日
◆ 竣工-2019年07月31日予定


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「A街区」を南東側から見た様子です。


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街区
 
「京橋一丁目東地区」の「C街区」です。地上躯体の解体は終わっています。地上7階、地下1階、高さ約32m、延床面積約9,300㎡のオフスビルが建設されます。

京橋一丁目東地区・C街区の概要
◆ 階数-地上7階、地下1階
◆ 高さ-最高部GL+約32m
◆ 敷地面積-約1,450㎡
◆ 延床面積-約9,300㎡
◆ 用途-オフィス、駐車場等
◆ 事業主体-全国信用協同組合連合会
◆ 着工-2016年度予定
◆ 竣工-2018年度予定


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「C街区」を南東側から見た様子です。撮影時は「地下解体工事」が行われていました。


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B街区

 戸田建設本社ビル「TODA BUILDING」を中心とする「B街区」は、敷地面積約6,150㎡です。地上28階、地下3階、高さ約173m、延床面積約101,500㎡規模の超高層ビルが建設されます。予定工期は、2021年度~2023年度と東京オリンピックの後になります。

京橋一丁目東地区・B街区の概要
◆ 階数-地上28階、地下3階
◆ 高さ-最高部GL+約173m
◆ 敷地面積-約6,150㎡
◆ 延床面積-約101,500㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、文化施設、駐車場等
◆ 事業主体-戸田建設
◆ 設計者-戸田建設
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2021年度予定
◆ 竣工-2023年度予定



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2017年5月 7日 (日)

台東区 2017年秋開業予定 地上23階、高さ約117mの「(仮称)松坂屋上野店南館建替計画 新築工事」

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-(仮称)松坂屋上野店南館建替計画-
 JR御徒町駅の西側で、「松坂屋上野店(マツザカヤ上野店)」を営業する「J・フロントリテイリング」は、松坂屋上野店の「南館」を建て替えて、子会社化した「パルコ」を入居する方針です。

 計画名は「(仮称)松坂屋上野店南館建替計画 新築工事」で、地上23階、塔屋1階、地下2階、高さ約117m、延床面積約41,000㎡の超高層複合ビルに建て替えられます。

 フロアは、地下1階が「大丸松坂屋百貨店食品フロア」、地上1階~6階が「パルコ」、地上7階~10階が「TOHOシネマズ」、地上12階~22階が賃貸オフィスになります。

 三菱地所グループがプロジェクトマネジメント支援業務と設計・監理業務(三菱地所設計)を行います。
 地上12階~22階の賃貸オフィス部分のテナントリーシングは、「三菱地所リアルエステートサービス」が担当します。

(仮称)松坂屋上野店南館建替計画 新築工事の概要
◆ 所在地-東京都台東区上野三丁目137番の一部、23番の1、23番の2
◆ 階数-地上23階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-約117m
◆ 敷地面積-5,809.21㎡(駐車場ビル敷地他を含む)
◆ 建築面積-約2,400㎡
◆ 延床面積-約41,000㎡
◆ 構造-鉄骨造及び一部CFT造、地下鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-(地下1階)大丸松坂屋百貨店食品フロア、(地上1階~6階)パルコ、(地上7階~10階)TOHOシネマズ、(地上12階~22階)賃貸オフィス
◆ 建築主-大丸松坂屋百貨店
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年05月01日
◆ 竣工-2017年08月31日予定
◆ 新南館開業-2017年秋予定
◆ 総事業額-約200億円(本館改装他関連工事を含む)


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南西側から見た「(仮称)松坂屋上野店南館建替計画 新築工事」の全景です。外装が当初のデザインとかなり変更になっています。


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当初の外観デザインです。

 引用資料 J.フロント リテイリング(PDF:2013/08/26)
 大丸松坂屋百貨店 松坂屋上野店南館の建替えについて 


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南西側から見た下層階の様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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「新南館」は、地下1階は本館と一体化するとともに、地上3階と地上6階に設置するブリッジで「本館」と接続します。


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南東側から見上げた様子です。


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2017年5月 6日 (土)

港区 2017年9月開業予定の地上38階、高さ約205m「赤坂インターシティ AIR」

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赤坂インターシティ AIR-
 「新日鉄興和不動産」が事業協力者および参加組合員として参画している「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事」は、2014年9月9日に起工式を執り行い、新築工事に着手しました。

 「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事」は、アメリカ大使館北側の赤坂一丁目地区を再開発して超高層オフィスビルを建設するプロジェクトです。

 施設の正式名称は「赤坂インターシティ AIR(エア)」に決定しています。「赤坂インターシティ AIR」は、「新日鉄興和不動産」の「インターシティ」シリーズ5つ目のプロジェクトとなります。2016年11月に上棟しました。開業は2017年9月予定です。

 引用資料 公式ホームページ
 赤坂インターシティ AIR

● 虎の門病院の関連医療施設が入居
 「赤坂インターシティAIR」に、人間ドック専門施設「虎の門病院付属健康管理センター・画像診断センター」が入居します。

 また、虎の門病院のOBドクターが中心となり、かかりつけ医として診察を行う多科目診療施設「赤坂虎の門クリニック」の入居も決定し、両施設は2017年10月に開業予定です。

 新日鉄興和不動産 ニュースリリース(2017/03/14)
 赤坂一丁目地区の新たなシンボル『赤坂インターシティAIR』   虎の門病院の関連医療施設が入居決定 

赤坂インターシティ AIRの概要
◆ 計画名-赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事
◆ 所在地-東京都港区赤坂一丁目5番の一部、6番、8番、9番の一部
◆ 交通-東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅地下通路直結(東京メトロ千代田線・丸ノ内線「国会議事堂前」駅地下通路接続)
◆ 階数-地上38階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部205.08m(TP+214.23m)
◆ 敷地面積-16,088.32㎡
◆ 建築面積-7,130.00㎡
◆ 延床面積-178,328.01㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭併用べた基礎
◆ 地震対策-制振構造(アンボンドブレース、同調粘性マスダンパー、増幅機構付粘性減衰装置)
◆ 用途-オフィス、共同住宅、会議施設、店舗等
◆ 総戸数-約50戸
◆ 建築主-赤坂一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 新日鉄興和不動産)
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年09月09日(起工式)
◆ 竣工-2017年08月31日予定
◆ 開業-2017年09月予定


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街区東側のイメージです。


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下層階のフロア構成図です。


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「規準階平面図」です。オフィスフロアから「アメリカ大使館」が極力見る事が出来ないように、「アメリカ大使館」側にコア部分を設けています。


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「支持地盤と構造イメージ図」です。基礎工法は、「江戸川層」を支持地盤 とする「杭併用べた基礎」となっています。

 地震対策として、3種類の制振装置(アンボンドブレース、同調粘性マスダンパー、増幅機構付粘性減衰装置)を組み合わせた「ハイブリッド制振装置」を採用しています。下層階には「RC耐力壁」を設置しています。


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南西側から見上げた様子です。この角度から見るとスリムなビルに見えます。


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「首都高速道路環状線」越しの南西側から見た様子です。


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「首都高速道路環状線」越しの北側から見た様子です。


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北東側から見上げた様子です。東側の「共同住宅」部分の構造がよく分かります。


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南東側の「汐見坂」から見た様子です。東側は「共同住宅」です。家賃は目が飛び出るほど高いんでしょうね・・・


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オフィスフロアから「アメリカ大使館」が極力見る事が出来ないように、南側のガラスの奥にコア部分を設けています。「規準階平面図」を見ると北側のガラスからは見る事が出来るようです。



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2017年5月 5日 (金)

千代田区 地上21階、高さ約121mの「(仮称)神田錦町二丁目計画」 2017年5月1日に着工 & 「完成予想俯瞰図」を公開

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-(仮称)神田錦町二丁目計画-

 「東京電機大学」は、創立からおよそ100年の間、神田に立地していましたが、北千住駅前に移転しています。跡地は「住友商事」が主体となって再開発が行われます。

 街区内には「神田警察署」もありましたが、東京電機大学神田キャンパス跡地と神田警察署を一体とした大型再開発を進めます。「神田警察署」は、近隣の旧千代田保健所を仮庁舎として移転済みです。

● 2017年5月1日に着工!
 「住友商事」は、2017年5月1日より、「(仮称)神田錦町二丁目計画」の新築工事に着手しました。総事業費は1,000億円超、住友商事単独の不動産事業としては、過去最大規模となります。

 引用資料 住友商事(2017/04/27)
 大規模開発プロジェクト「(仮称)神田錦町二丁目計画」着工について

 概要は、地上21階、塔屋2階、地下1階 、高さ120.85m、 延床面積85,351.58㎡です。容積率は、770.2%(基準容積600%+総合設計による割増容積170.2%) となっています。

(仮称)神田錦町二丁目計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区神田錦町二丁目2番地1号、他
◆ 階数-地上21階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部120.85m、軒高104.57m
◆ 敷地面積-9,761.29㎡
◆ 建築面積-5,020.25㎡
◆ 延床面積-85,351.58㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-オフィス(5階~21階)、飲食・物販店舗(1階)、集会場(多目的ホール(2階)・貸会議室(3階))、自動車車庫(地下1階)
◆ 建築主-住友商事
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年05月01日
◆ 竣工-2020年03月31日予定


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「位置図」です。「住友商事」は、神田エリアをオフィスビル事業の戦略的重点地域に位置付け、注力しています。

 神田警察通り」沿いでは、「博報堂、住友商事、三井住友海上火災保険、大修館書店、安田不動産」の5社共同で「(仮称)神田錦町三丁目共同建替計画」を建設し、複合ビル「テラススクエア」として2015年5月15日にオープンしています。


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仮囲いに掲示されていた「街区図」です。街区の100%集約化は無理だったようで、4棟の小規模なビルが買収出来なかったようです。


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「(仮称)神田錦町二丁目計画」の予定地を南東側から見た様子です。


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「(仮称)神田錦町二丁目計画」の予定地を南西側から見た様子です。


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「(仮称)神田錦町二丁目計画」の建築計画のお知らせです。2017年5月1日着工なので計画通りです。


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東京千住キャンパス(100周年記念キャンパス)
 「東京電機大学」は、創立からおよそ100年の間、神田に立地していましたが、北千住駅の東口(電大口)に移転しました。


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「東京千住キャンパス(100周年記念キャンパス)」のキャンパスマップです。



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2017年5月 4日 (木)

超巨大商業施設「イオンモール幕張新都心」の玄関口 JR京葉線の海浜幕張駅~新習志野駅間の新駅予定地 2017年5月上旬の状況

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-JR京葉線 海浜幕張駅~新習志野駅間に新駅-

 「JR京葉線」の海浜幕張駅と新習志野駅の間につくる新駅の構想が動き出しています。新駅の位置は、千葉市美浜区浜田二丁目で、海浜幕張駅と新習志野駅のほぼ中間点を予定しています。駅舎は線路南側(海側)に置き、「イオンモール幕張新都心・ファミリーモール」の向かいになります。

 引用資料 千葉県・企業土地管理局(2017/02/01)
 張新都心拡大地区新駅設置に係る基本調査結果の概要について

 新駅の予定地は、高架橋が上下線で独立しており、上り線が2階付近、下り線が地上を走っているため、線路間に高さが違うホームを置く予定です。

 また、新駅の北側には京葉線や武蔵野線の電車基地「京葉車両センター」があるため、その上をまたぐ自由通路(約150m)も設置する予定です。概算事業費は約180億円(新駅約130億円、自由通路約50億円)です(写真提供bgds氏)。

.新駅と自由通路の概要
◆ 位置-千葉県千葉市美浜区浜田二丁目(海浜幕張駅と新習志野駅のほぼ中間点)
◆ 駅舎-線路南側(海側)に設置
◆ ホーム-全長約210m、線路間に2階層(下りホーム1階、上りホーム2階)、エスカレーター(2基)、エレベーター(1基)
◆ 自由通路-駅舎とは分離し、新駅東側(蘇我方面)に設置、全長約150m×幅員約4m(屋根及び壁付き)、エレベーター(2基)
◆ .概算工期-約6年(新駅)、約7年(自由通路)
◆ .概算事業費-約180億円(新駅約130億円、自由通路約50億円)


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新駅の予定地付近は高架橋が上下線で独立しており、写真手前(海側)の上り線が2階付近、写真奥(内陸側)の下り線が地上を走っています。

 高架橋の手前に草地があります。線路敷に余裕があるのは、「JR京葉線」はかつて複々線化構想があたっためです(写真提供bgds氏)。


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「自由通路」の予定地です(写真提供bgds氏)。


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「新駅の位置」です。千葉市美浜区浜田二丁目で、JR海浜幕張駅から1.7kmの位置です。超巨大な商業施設「イオンモール幕張新都心」の玄関口になります。


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「新駅のイメージ」です。


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「駅舎」です。鉄骨造の地上1階です。駅舎は線路南側(海側)に置き、「イオンモール幕張新都心・ファミリーモール」の向かいになります。


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「ホーム」です。高架橋が上下線で独立し、上り線が2階付近、下り線が地上を走っているため、上り線を高架2階、下り線を地上1階に設置します。


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「自由通路」です。新駅の北側には京葉線や武蔵野線の電車基地「京葉車両センター」があるため、その上をまたぐ自由通路(約150m)も設置します。



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2017年5月 3日 (水)

港区 高さ約99mの病院棟と高さ約179mの業務棟「(仮称)虎ノ門二丁目計画」 かなり外観デザインが変更!

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-(仮称)虎ノ門二丁目計画-
 安室ちゃんの全国ホールツアー「namie amuro LIVE STYLE 2016-2017」が、今日の大阪の「オリックス劇場」で千秋楽を迎えます。

 本日発売のライブのブルーレイを昨日「セブン‐イレブン」でフライングゲットしてきました。あのバキバキでキレキレのライブを8ヶ月半で100公演も行った体力は凄いとしか言いようがありません。今年は多分5年ぶりの5大ドームツアーを行うと思います。

 本題に戻って、「(仮称)虎ノ門二丁目計画」は、東京都港区虎ノ門二丁目の「虎の門病院、国立印刷局、共同通信会館」を対象にした再開発プロジェクトです。

 地上19階、地下3階、高さ99.70mの「病院棟」と地上36階、地下3階、高さ約179mの「業務棟」が建設されます。

(仮称)虎ノ門二丁目計画の概要(全体)
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目及び赤坂一丁目各地内
◆ 階数-(業務棟)地上36階、地下3階、(病院棟)地上19階、地下3階
◆ 高さ-(業務棟)最高部約179m、(病院棟)最高部99.55m
◆ 敷地面積-約22,500㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約15,500㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約255,200㎡(施設全体) *容積対象床面積約225,000㎡(施設全体)
◆ 基礎工法-直接基礎(病院棟、業務棟)
◆ 地震対策-免震構造(病院棟)、制振構造(業務棟)
◆ 用途-病院、オフィス、国際医療施設、外国企業業務・生活支援施設、店舗等
◆ 施行者-独立行政法人都市再生機構、国家公務員共済組合連合会
◆ 着工-(病院棟)2016年06月20日、(業務棟)2019年度予定
◆ 竣工-(病院棟)2019年03月31日予定、(業務棟)2022年度予定、(公共施設)2024年度予定
◆ 総事業費-約1,456億円

虎の門病院整備事業の概要(病院棟)
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目105番
◆ 階数-地上19階、地下3階
◆ 高さ-最高部99.55m、軒高90.20m
◆ 敷地面積-10,729.72㎡
◆ 建築面積-7,431.26㎡
◆ 延床面積-85,458.02㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-病院
◆ 建築主-国家公務員共済組合連合会
◆ 基本設計・設計監理-佐藤総合計画
◆ 実施設計-戸田建設
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2016年06月20日
◆ 竣工-2019年03月31日予定


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「配置計画図」です。「共同通信会館」がある敷地西側は、かなり敷地が削られ南側の「霊南坂」とほぼ直線になります。

 引用資料 港区・公式ホームページ リンク切れ
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書の縦覧【(仮称)虎ノ門二丁目計画】 


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(仮称)虎ノ門二丁目計画の整備手順


(1) 国立印刷局の「虎の門工場」を東京都北区の「滝野川工場」へ機能移転
(2) 「虎の門工場」などを解体
(3) 「虎の門工場」跡地に「虎の門病院」の新病院棟を建設
(4) 現在の「虎の門病院」を解体
(5) 現在の「虎の門病院」の場所に、超高層オフィスビルを建設して、一部に国立印刷局の本局や「共同通信会館」の機能を移転
(6) 「共同通信会館」を解体して、アメリカ大使館前交差点を改良


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現地の「仮囲い」に掲示されている南側上空から見た「病院棟」の完成イメージです。かなり外観デザインが変更されています。


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現地の「仮囲い」に掲示されている西側から見た「病院棟」の完成イメージです。オフィスビルにしか見えませんね(笑)。


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西側から見た様子です。


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ゲートが開いていました。


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撮影時は「山留工事、掘削工事、躯体工事」が行われていました。


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南側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。



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2017年5月 2日 (火)

新宿区 2017年7月に竣工予定の地上60階、高さ約209mの「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」

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-ザ・パークハウス 西新宿タワー60-

 「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」は、区域面積約1.5haの再開発プロジェクトです。約1.5haを「A1地区」~「A5地区」に分けて開発します。

 最大規模の「A-1地区」には、地上60階、地下2階、高さ208.97m、総戸数976戸の超高層タワーマンションが建設中です。正式名所は「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」となっています。すでに全戸完売しています。 

 竣工時点で、最高部208.97mは、超高層タワーマンションでは大阪の「The Kitahama(北浜タワー)」の地上54階、塔屋2階、地下1階、高さ(最高部209.35m、建築物207.76m)に次ぐ高さになります。

 地上60階は、川崎市の「パークシティ武蔵小杉 ミッドスカイタワー」の地上59階を抜き日本一階数が多い超高層タワーマンションになります。

ザ・パークハウス 西新宿タワー60の概要
◆ 計画名-西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業(A1地区)
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿五丁目700番(地番)
◆ 交通-東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅より徒歩9分、都営大江戸線「西新宿五丁目」駅より徒歩7分、JR山手線「新宿」駅より徒歩18分、都営大江戸線「都庁前」駅より徒歩8分、東京メトロ丸ノ内線「中野坂上」駅より徒歩9分
◆ 階数-地上60階、地下2階
◆ 高さ-最高部208.97m、軒高199.16m
◆ 敷地面積-7,530.65㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-3,090.32㎡
◆ 延床面積-103,899.60㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-954戸(事業協力者住戸177戸含む、事業協力者店舗15区画、他に管理室、ゲストルーム、ミーティングスペース等)
◆ 建築主-西新宿五丁目中央北地区市街地再開発組合(売主 三菱地所レジデンス、相鉄不動産、丸紅)
◆ コンサルタント-INA新建築研究所
◆ 設計者・監理者-フジタ
◆ 施工者-フジタ
◆ 着工-2014年05月12日(起工式)
◆ 竣工-2017年07月下旬予定
◆ 入居開始-2017年11月下旬予定


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南東側(十二社通り側)から見た様子です。


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南東側(十二社通り側)から見た下層階の様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。植栽が行われています。


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西側から見た様子です。


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南西側の「神田川」沿いから見た様子です。


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北側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。



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2017年5月 1日 (月)

武蔵小山パルム駅前地区 地上41階、高さ約145mの「(仮称)武蔵小山駅前再開発タワープロジェクト」 公式ホームページがオープン!

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-(仮称)武蔵小山駅前再開発タワープロジェクト-

 品川区の「武蔵小山駅」の南東側には、「武蔵小山商店街PALM(パルム)」という東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードがあります。

 「武蔵小山駅」は、東急目黒線にあります。東急目黒線は、かつては「目蒲線」の一部で、東急電鉄の鉄道網の中では支線に過ぎませんでした。
 しかし、「目黒駅」から東京メトロ「南北線」と都営地下鉄「三田線」に相互直通運転するようになり状況が一変しました。

 東急目黒線の大規模な改良工事も行われ、「目黒駅~洗足駅」までの区間で、連続立体交差事業が行われました。
 武蔵小山駅周辺では、武蔵小山駅の地下化により、再開発の機運が盛り上がっており、複数の街区で再開発が計画されています。

 第一弾して、「武蔵小山商店街PALM」の北側一帯で、「武蔵小山パルム駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が行われています。
 地上41階、地下2階、高さ144.95m、628戸の超高層タワーマンションが建設されています。すでに「(仮称)武蔵小山駅前再開発タワープロジェクト」として、公式ホームページがオープンしています。

 引用資料 公式ホームページ
 (仮称)武蔵小山駅前再開発タワープロジェクト

(仮称)武蔵小山駅前再開発タワープロジェクトの概要
◆ 計画名-武蔵小山パルム駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都品川区小山三丁目196-1(地番)
◆ 交通-東急目黒線「武蔵小山」駅徒歩1分 
◆ 階数-地上41階、地下2階
◆ 高さ-最高部144.95m、軒高141.95m
◆ 敷地面積-7,418.67㎡
◆ 建築面積-4,964.69㎡
◆ 延床面積-75,000.11㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(積層ゴム等)
◆ 用途-共同住宅、店舗、地域コミュニティ施設(子育て支援施設)、駐車場、駐輪場
◆ 総戸数-628戸(販売総戸数491戸※高層等住宅の一部、地権者住戸137戸)
◆ 建築主-武蔵小山パルム駅前地区市街地再開発組合(売主 三井不動産レジデンシャル、旭化成不動産レジデンス)
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施行者-鹿島建設
◆ 着工-2016年03月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年01月上旬予定
◆ 入居開始-2020年03月下旬予定


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「現地周辺概念イラスト」です。


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地上40階、地下2階の時の「計画配置図」です。北側に「高層棟」、南側に「低層棟」を建設します。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2014/05/29)
 武蔵小山パルム駅前地区市街地再開発組合の設立認可について


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「武蔵小山駅」の駅前ロータリー越しに見た「(仮称)武蔵小山駅前再開発タワープロジェクト」の建設現場です。


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「仮囲い」の一部が透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。強固な支持地盤である「武蔵野礫層」が地表近くにあることから基礎工法は「直接基礎」です。

 地震対策として「免震構造」を採用します。建物と基礎の間に、地震などの揺れを吸収・分散させる「免震装置」を設置します。


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「山留め壁」と「乗入れ構台」が見えます。超高層タワーマンションとしては珍しく地下2階まであるのでかなり深く掘削しています。


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北側から見た様子です。


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敷地北東側の歩道です。歩道の北東側では、地上41階、地下2階、高さ約145m、総戸数約500戸の超高層タワーマンション「武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。


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東側の道路(武蔵小山一番通り)に一部だけ接します。


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「武蔵小山一番通り」です。


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南側から見た様子です。


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「武蔵小山商店街PALM(パルム)」は、東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードです。アーケードは、全天候型の開閉式アーケードとなっています。



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