新宿副都心 損保ジャパン日本興亜本社ビルの敷地内にゴッホの「ひまわり」に出会える「(仮称)損保ジャパン日本興亜 新美術館計画新築工事」を建設!
-(仮称)損保ジャパン日本興亜 新美術館計画新築工事-
「SOMPOホールディングス」の子会社である「損害保険ジャパン日本興亜」は、新宿副都心にある「損保ジャパン日本興亜本社ビル」の敷地内に新美術館を建設します。
新美術館は、オランダの巨匠「フィンセント・ファン・ゴッホ」の代表作「ひまわり」に出会えるアジアで唯一の美術館として、新宿の「アートランドマーク」を目指します。
SOMPOホールディングス(PDF:2017/03/30)
新美術館の建設について
引用資料 第61回新宿区景観まちづくり審議会(PDF)
損害保険ジャパン日本興亜本社ビル新美術館計画
「損保ジャパン日本興亜本社ビル」の42階には、1976年に開設した「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」があります。バブル期初期の1987年に約58億円で購入して当時大ニュースとなったゴッホの「ひまわり」も展示されています。
新美術館の竣工後に、「郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」が移転します。新美術館は2020年春に本格オープンする予定で、開館時に現在の美術館名称を変更する予定です。
(仮称)損保ジャパン日本興亜 新美術館計画新築工事の概要
◆ 所在地-東京都新宿西新宿一丁目26番1
◆ 階数-地上6階、地下1階
◆ 高さ-約40m
◆ 敷地面積-9,299.28㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約600㎡
◆ 延床面積-約4,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-美術館
◆ 建築主-損害保険ジャパン日本興亜
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成・清水・鴻池建設共同企業体(大成建設、清水建設、鴻池組JV)
◆ 着工-2017年08月01日予定
◆ 竣工-2019年09月30日予定
◆ オープン-2020年春予定(本格オープン)
配置図です。
位置図です。
損保ジャパン日本興亜本社ビル
「損保ジャパン日本興亜本社ビル」を南東側から見た様子です。「損保ジャパン日本興亜本社ビル」は、1976年4月に「安田火災海上本社ビル」として竣工しました。富士山のように下の方が広がったデザインとなっています。
旧安田火災海上保険は、 三井・三菱・住友と共に日本の四大財閥の一であった安田財閥を再編した旧富士銀行を中心とする芙蓉グループの一員でした。「芙蓉」は富士山の異名(別の名)です。そのため富士山に外観を似せたとも言われています。
日本国内の損害保険業界は、大手3グループに再編されましたが、それに伴い「安田火災海上本社ビル」も、損害保険ジャパン本社ビル→損保ジャパン日本興亜本社ビルと名称を変更しています。
新宿副都心の超高層ビル群は、ビル所有者が独自の決断により「長周期地震動対策」を実施すようになりました。「損保ジャパン日本興亜本社ビル」も事業継続計画(BCP)の一環として、9階~41階に348台の「制振ダンパー」を設置しました。大成建設などが共同開発した制震技術「T-RESPO構法」を採用しています。
「損保ジャパン日本興亜本社ビル」の敷地東側です。この部分に「(仮称)損保ジャパン日本興亜 新美術館計画新築工事」を建設します。
「(仮称)損保ジャパン日本興亜 新美術館計画新築工事」の建設予定地を南側から見た様子です。撮影時は「建築計画のお知らせ」が掲示されていませんでしたが、現在は掲示されています。
建築計画のお知らせ 建設データバンク
(仮称)損保ジャパン日本興亜 新美術館計画新築工事
「(仮称)損保ジャパン日本興亜 新美術館計画新築工事」の建設予定地を北側から見た様子です。
「損保ジャパン日本興亜本社ビル」の下層階を北東側から見た様子です。
| 固定リンク
« 東京メトロ日比谷線の新駅 地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業 日比谷線虎ノ門新駅(仮称)設置に伴う土木工事 | トップページ | 新宿副都心に新たな超高層複合ビル 青梅街道沿い 地上29階、高さ約132m「西新宿6丁目計画(仮称)」 »
「124 東京都・新宿区」カテゴリの記事
- 「明治安田生命新宿ビル」他の跡地 地上23階、高さ約129mの「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」 2023年11月8日の建設状況(2023.11.19)
- 国家戦略特区 地上48階、高さ約259mの「新宿駅西口地区開発事業」 「小田急百貨店・本館」の2023年11月8日の解体状況(2023.11.17)
- 国家戦略特区 地上36階、高さ約225mの「(仮称)新宿駅西南口地区 南街区共同開発」 2023年11月8日の既存建物解体状況(2023.11.21)
- 早稲田大学 地上15階、高さ約70mの新9号館「早稲田大学早稲田キャンパスE棟(仮称)新築工事」 戸田建設の施工で2023年11月末に着工!(2023.11.13)
- 国家戦略特区 地上37階、高さ約225mの「新宿駅西南口地区開発計画」 再開発に合わせて「京王線新宿駅改良工事」を段階的に実施!(2023.08.04)