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2017年5月13日 (土)

国家戦略特区 西新宿二丁目(8号地)特定街区 「新宿住友ビル」の低層部を囲む形でウェーブ状の巨大なアトリウムを整備 工事が本格化!

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-西新宿二丁目(8号地)特定街区

 「新宿住友ビル」は、新宿副都心の超高層ビルの第2号として「京王プラザホテル」の次に建設されました。竣工は1974年3月で、新宿副都心の超高層ビル群の草分けとなるビルです。

 地上52階、塔屋2階、地下4階、高さ210.3mと日本の超高層ビルでは初めて高さ200mを超えました。形状がプリズムのような三角柱なので「住友三角ビル」とも呼ばれています。

 「新宿住友ビル」は、大規模改修を行います。既存ビルの更新や「長周期地震動対策」を中心とした耐震性能の強化に加え、低層部を囲む形でウェーブ状の巨大なアトリウムを整備します。公開空地一体にガラス素材の大屋根を整備し、全天候型の広場を創出します。

 2017年春の本格着工、2019年度完成を目指します。アトリウムだけでも工事費は100億円を超えるなど、「住友不動産」が手掛ける過去最大規模のビル改修プロジェクトになります。このプロジェクトは「国家戦略特区」に指定されています。

 引用資料 第59回新宿区景観まちづくり審議会(PDF)
 新宿住友ビル改修計画 


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低層部を囲む形で巨大なアトリウムを整備

 全天候型スペース「アトリウム広場」は、約6,700㎡です。大屋根は高さは約30mで、高層部とメリハリをつけた曲線のデザインが特徴です。設計は「日建設計」が担当しています。


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「現況」と「改修後」の比較です。


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「アトリウム広場(1Fレベル)と11号線(2Fレベル)をつなぐ縦動線のイメージ」です。

 引用資料 首相官邸(PDF)
 西新宿二丁目(8号地)特定街区都市計画(素案)の概要


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工事が本格化して「新宿住友ビル」の敷地が「仮囲い」で閉鎖されました。


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ほぼ敷地全体が「工事エリア」となっています。


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「新宿住友ビル」そのものは営業しているので「入口」があります。


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南西側から見た様子です。


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アップです。


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南東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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敷地の北側も閉鎖されています。


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「仮囲い」に掲示されていた1955年の新宿です。新宿副都心が「淀橋浄水場」跡に建設された事を知っている人は、ビルヲタ以外はもうあまりいないと思います。


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「仮囲い」に掲示されていた1972年の「新宿住友ビル」の建設現場です。写真を拡大すると「タワークレーン」が現在のタワークレーンとほとんど構造が同じなので驚きました。この時点でタワークレーンの技術は確立していたんですね。

● 私がビルヲタになった原点の風景
 
私がビルヲタになったのは、「新宿住友ビル」建設のNHKニュースです。日本で初めて高さ200mを超える超高層ビルということで、当時NHKニュースでよく報道していました。

 高知県の田舎の小学生だった私はこのニュースに異常な程に興味を持ちました。まさに私がビルヲタになった原点の風景です。



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