港区 都営青山北町アパートの再開発 地上25階、高さ約90m「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト民活事業」
-北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト-
「豊洲市場」への移転問題が、豊洲に市場機能を移転させ築地市場も活用する方法で決着する見通しとなったようです。とりあえずホッとしました。
そもそも冷静に考えたら最初から「豊洲」しかありません。税金を投入して先送りした期間いったいなんだったのでしょうか? 私には政治利用された無駄な期間にしか見えません。科学的根拠を無視して不安を煽ったマスコミにも大きな責任があります。
本題に戻って、「東京都」は、老朽化した都営青山北町アパートを建て替え、都有地を活用した青山通り沿道との一体的なまちづくり「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」に取り組んでいます。
「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト民活事業」の事業予定者は、「チーム青山共創」に決定しています。構成員は「東京建物、三井不動産、三井不動産レジデンシャル、鹿島建設、前田建設工業、東京建物シニアライフサポート」で、「東京建物」が代表企業です。
引用資料 東京都・報道発表資料(2017/01/31)
「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト民活事業」 事業予定者の決定について
2018年3月に「定期借地権設定契約」を結ぶ予定です。定期借地の期間は70年です。地上25階、地下1階、高さ約90mの延床面積約35,737㎡の共同住宅が建設されます。
北青山三丁目地区まちづくりプロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都港区北青山三丁目227番1号他
◆ 階数-地上25階、地下1階
◆ 高さ-約90m
◆ 敷地面積-約7,895㎡
◆ 延床面積-約35,737㎡
◆ 用途-賃貸住宅、サービス付き高齢者向け住宅、認可保育所、店舗、地域交流施設等
◆ 総戸数-賃貸住宅(232戸)、サービス付き高齢者向け住宅(49戸)
◆ 事業予定者-チーム青山共創(構成員 東京建物(代表企業)、三井不動産、三井不動産レジデンシャル、鹿島建設、前田建設工業、東京建物シニアライフサポート)
◆ 着工-2018年03月頃予定
◆ 竣工-2020年05月頃予定
「配置図」です。敷地の南西側が「居住推進ゾーン」となります。「民活事業区域」の隣の「都営住宅建替事業区域」には、地上20階、高さ70mの「(仮称)都営北青山三丁目団地」が建設されます。北東側が沿道一体開発を検討する「業商複合ゾーン」となります。
(仮称)都営北青山三丁目団地の概要
◆ 所在地-東京都港区北青山三丁目227番3
◆ 階数- 地上20階、地下0階
◆ 高さ-約70m
◆ 敷地面積-8,817.98㎡
◆ 建築面積-約2,919㎡
◆ 延床面積-約21,367㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-都営住宅、保育園、児童館
◆ 総戸数-(未定)
◆ 建築主-東京都
◆ 設計者-東部住宅建設事務所
◆ 施工者-長谷工コーポレーション、株木建設、石川建設、武家田建設JV
◆ 着工-2017年03月20日
◆ 竣工-2019年09月30日予定
「都営青山北町アパート」の配置図です。
北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト
B地区の「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」の予定地を東側から見た様子です。「都営青山北町アパート」の解体工事が行われています。
業商複合ゾーン
「業商複合ゾーン」の予定地を南側から見た様子です。
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