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2017年6月

2017年6月30日 (金)

2017年7月1日に工事着手 総延床面積約369,000㎡の「勝どき東地区第一種市街地再開発事業」 街区をじっくり歩いて見ました!

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-勝どき東地区第一種市街地再開発事業-

 「日刊建設工業新聞」によると、「勝どき東地区市街地再開発組合」は、「勝どき東地区第一種市街地再開発事業」について、環境影響評価条例に基づく着工の届け出を東京都に行いました。2017年7月1日に工事着手し、2027年7月31日の工事完了を目指します。

 日刊建設工業新聞(2017/06/30)
 勝どき東地区再開発(東京都中央区)/都に着工届け提出、7月1日工事着手

 「工事着手」と言っても解体工事も全く行われていないので、解体工事の準備工事に着手する段階だと思われます。全体の工期約10年と非常に長いです。

 事業区域面積約37,000㎡が対象区域となっています。エリア内に「A1棟、A2棟、A3棟、B棟」の4棟が建設されます。総延床面積約369,205㎡、総戸数約3,120戸のビッグプロジェクトになります。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2015/11/19)
 勝どき東地区市街地再開発組合の設立認可について

勝どき東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区勝どき四丁目、勝どき二丁目地内
◆ 事業区域面積-約37,000㎡
◆ 総延床面積-約369,205㎡
◆ A1街区-地上58階、地下1階、最高高さ約195m、延床面積約180,245㎡
◆ A2街区-地上45階、地下1階、最高高さ約165m、延床面積約134,410㎡
◆ A3街区-地上3階、最高高さ約18m、延床面積約1,200㎡
◆ B街区-地上29階、地下1階、最高高さ約106m、延床面積約53,350㎡
◆ 用途-共同住宅、商業、業務、公共公益、消防署(A3街区)
◆ 総戸数-約3,120戸(A1街区約1,590戸、A2街区約1,070戸、B街区約460戸)
◆ 建築主-勝どき東地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル)
◆ 事業コンサルタント・基本設計-現代建築研究所、日本設計JV
◆ 実施設計-勝どき東地区特定業務代行共同企業体(清水建設、鹿島建設JV)
◆ 施工者-勝どき東地区特定業務代行共同企業体(清水建設、鹿島建設JV)
◆ 着工-2017年07月01日
◆ 竣工-2027年07月31日予定(全体の竣工)


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「配置図」です。都営地下鉄大江戸線「勝どき駅」とは地下道で結ばれます。朝潮運河には「人道橋」が架けられ対岸に渡る事が出来ます。


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「断面図」です。


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「勝どき東地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地を「黎明橋(れいめいばし)」から見た様子です。勝どきの超巨大なトリプル超高層タワーマンションがバックに聳えています。


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「朝潮運河」を挟んだ南側には、「ベイシティ晴海」のトリプル超高層タワーマンションが聳えています。


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A1街区の建設予定地

 「A1棟」は、共同住宅・公共公益施設で構成される地上58階、地下1階、最高高さ約195m、延床面積約180,245㎡、総戸数約1,590戸の超高層タワーマンションになります。


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「A1街区」を西側から見た様子です。


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「A1街区」北側の道路を西側から見た様子です。


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「A1街区」中央の道路を西側から見た様子です。


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「A1街区」を北側から見た様子です。


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A2街区・A3街区の建設予定地

 「A2棟」は、共同住宅・オフィス・商業施設・公共公益施設で構成される地上45階、地下1階、最高高さ約165m、延床面積約134,410㎡、総戸数約1,070戸の超高層タワーマンションになります。「A3棟」は、地上3階、最高高さ約18m、延床面積約1,200㎡の消防署です。


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「A2街区・A3街区」を西側から見た様子です。角にある「臨港消防署月島出張所」は、「A3街区」に戻って来ます。


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「A2街区・A3街区」北側の道路を西側から見た様子です。


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「A2街区・A3街区」を北側から見た様子です。


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「A2街区・A3街区」中央の道路を東側から見た様子です。


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B街区の建設予定地

 「B棟」は、「黎明スカイレジテル」の建て替えプロジェクトです。共同住宅・商業施設・公共公益施設で構成される地上29階、地下1階、最高高さ約106m、延床面積約53,350㎡、総戸数約460戸の超高層タワーマンションになります。


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「B街区」の建設予定地を東側から見た様子です。


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「B街区」北側の道路を東側から見た様子です。



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2017年6月29日 (木)

JR東海 東海道・山陽新幹線 デュアルスプリームウィング形の次期新幹線車両「N700S」 デザインを決定!

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次期新幹線車両・N700S-
 約1年前の2016年6月24日に、「JR東海」は、「N700系」以来のフルモデルチェンジとなる次期新幹線車両に向けた確認試験車(16両)の製作を決定したと発表しました。

 次期新幹線車両の名称は、海道・山陽新幹線車両として定着した、「N700」の名称に「S」を付けて、「N700S」としました。「S」は、N700系シリーズ中、最高の新幹線車両を意味する「Supreme(スプリーム/最高の)」を表しています。

 「N700A」までの床下機器配置を見直し、モジュールの小型化・軽量化を図り、再配置します。これまで8種類あった床下機器設置パターンを、東京方先頭1種、中間車2種、新大阪方1種の合計4種類とシンプル化して、連結パターンに柔軟性を持たせます。

 これにより、東海道新幹線の現状16両に加え、九州や山陽で走る8両や12両といった編成にも対応します。編成両数に自由度をもたせ、「世界最軽量」をうたって世界へ打って出ます。

● 「N700S」のデザインを決定
 約1年後の2017年6月28日に、「JR東海」は、2020年度に営業投入を予定している「N700S」のデザインを決定したと発表しました。「N700S確認試験車」は2018年3月に完成します。

 引用資料 JR東海(PDF:2017/06/28)
 N700Sのデザインについて


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「先頭デザイン」です。

◆ N700系シリーズの形状を進化させた「デュアル スプリーム ウィング形」
 
小牧研究施設における技術開発の結果、左右両サイドにエッジを立てた形状とし、走行風を整流することで更なる環境性能向上を図っています。

◆ 前照灯にLEDライトを新幹線で初採用
 
LEDの採用により、省エネルギー化・照度向上・長寿命化を実現します。また、先頭形状を活かし、前照灯を拡大することで、照射範囲を広げ、視認性向上を図っています。

◆ 新しい形状に相応しい車体デザイン
 東海道新幹線の象徴である白地に青帯を踏襲しています。また、先頭部の青帯“Supreme(スプリーム)”の「S」を表現しています。


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「インテリアデザイン(グリーン車)」です。グリーン車では、窓側の座席ごとに荷物棚と一体化した大型の側面パネルを採用します。


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「インテリアデザイン(普通車)」です。コンセントは全ての座席に設置します。座席は背もたれと座面を連動して傾けるリクライニング機構を採用します。


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現在の主力の「N700系シリーズ」です。「N700」と「N700A」の外観はほとんど同じです。次期新幹線車両「N700S」は外観的にはマイナーチェンジという感じですが、床下機器配置が根本的に見直され、内容的にはフルモデルチェンジとなります。



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2017年6月28日 (水)

住宅棟としては日本一の高さ 地上54階、高さ約222mの「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」

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-虎ノ門ヒルズが拡大・進化-
 森ビルは、「虎ノ門ヒルズ」の両側にオフィスを中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(2019年12月竣工予定)」と、住宅を中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(2020年4月竣工予定)」の2つのプロジェクトを進めています。
 
 引用資料 森ビル(2017/01/18)
 拡大・進化する虎ノ門ヒルズ「ビジネスタワー」および「レジデンシャルタワー」着工へ

 さらに、「桜田通り」を挟んだ西側には、「東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称)」と一体開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(2022年度竣工目標)」を計画しています。

 新たな3棟の超高層タワーが加わることで、「虎ノ門ヒルズ」は区域面積7.5ha、延床面積80万㎡に拡大し、真の「国際新都心・グローバルビジネスセンター」へと進化します。

● (仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー
 「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」は、2017年1月24日に「地鎮祭」が行われ、2017年3月に着工しました。竣工時点では、住宅棟としては日本一の高さになります。

 グローバルレベルのレジデンス約550戸を供給します。森ビルの高級住宅ブランド「MORI LIVING」シリーズの最高峰となる住宅のほか、6つ目となる会員制スパ「ヒルズスパ」には25mプール、ジム、エステなども備えます。

 低層部には約1,000㎡の商業空間を設け、デッキを通じて「虎ノ門ヒルズ森タワー」や「ビジネスタワー」の商業空間ともつながることで、虎ノ門ヒルズエリアにおける生活をサポートします。

(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワーの概要  
◆ 計画名-(仮称)愛宕山周辺地区(I地区)新築計画
◆ 所在地-東京都港区愛宕一丁目2番6 外
◆ 階数-地上54階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部221.55m、軒高215.25m
◆ 敷地面積-6,535.76㎡
◆ 建築面積-約4,000㎡
◆ 延床面積-121,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、現場造成杭
◆ 用途-共同住宅、店舗、子育て支援施設、スパ等
◆ 総戸数-約550戸
◆ 建築主-森ビル
◆ 設計者-(基本設計)久米設計、(実施設計)竹中工務店
◆ デザイナー-(外装)インゲンホーフェン・アーキテクツ、(内装)トニー・チーほか
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年01月24日(地鎮祭)、2017年03月20日(着工)
◆ 竣工-2020年04月30日予定


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「虎ノ門ヒルズ」の街区図です。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」の外観イメージです。


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1階には、港区の公園を含む約1,500㎡の広場を設置、1階広場から2階デッキ部にかけてステップガーデンを設けることで、緑を立体的につなげます。


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「断面図」です。1階~3階が「店舗・スパ」、2階が「子育て支援施設」、4階~11階が「サービスアパートメント」、12階~54階が「レジデンス」となります。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」の建設予定地です。


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狭いですが、東側の「愛宕下通り」に抜ける事が出来ます。


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「(仮称)愛宕山周辺地区(I地区)新築計画」の建築計画のお知らせです。



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2017年6月27日 (火)

横浜みなとみらい21地区 「村田製作所」が「47街区」に進出 大規模な研究開発拠点を設立!

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-村田製作所-
 
「村田製作所」が、横浜みなとみらい21地区に新たに研究開発拠点を設立します。進出予定地は「47街区」の敷地面積約7,415㎡です。

 村田製作所 ニュース(2017/06/26)
 村田製作所 横浜市「みなとみらい21地区」における研究開発拠点の設立について

 横浜市・経済局 記者発表資料(2017/06/26)
 株式会社村田製作所 横浜・みなとみらい21地区に研究開発拠点の設立を決定!

 2018年に着工、2020年の業務開始を目指します。将来的には約1,000人が勤務し、研究開発拠点としては村田製作所最大の「野洲事業所」に次ぐ規模になる予定です。

 「村田製作所」からも「横浜市」からも正確な場所や概要等の詳細が発表されていないので推測するしかありません。「47街区」は三菱地所が所有していますが、「三菱地所」からもニュースリリースがありません。以下は管理人の推測なので間違っている可能性があります。


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みなとみらい21地区47街区
 「47街区」です。47街区の敷地面積は約16,700㎡ありますが、北側の敷地面積約8,670㎡が三菱地所の「(仮称)MM21地区47街区開発計画」の予定地になります。

 「村田製作所」は「47街区」の南側に進出すると思われます。敷地面積は約7,415㎡です。約16,700㎡(47街区全体)-約8,670㎡(北側)=約8,030㎡(南側)です。約8,030㎡-約7,415㎡=約615㎡の差異があります。


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約615㎡の差異は、仮囲いの南側のこの部分でしょうか? 正確な街区図が公開されていないので分かりません。


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「47街区」を南東側から見た様子です。


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(仮称)MM21地区47街区開発計画
 「三菱地所」は、横浜市みなとみらい21地区に所有する「47街区」の一部(敷地面積約8,670㎡)で、「(仮称)MM21地区47街区開発計画」を進めます。
 延床面積約37,000㎡で計画されており、主要用途は、オフィス、ホール施設、宿泊施設(約230室)、店舗等となる予定です。

 引用資料 三菱地所(PDF:2016/10/27)
 「(仮称)MM21地区47街区開発計画」着手 -みなとみらい21地区にコーエーテクモゲームスが本社を移転-

 「(仮称)MM21地区47街区開発計画」の延床面積約37,000㎡のうち、「コーエーテクモゲームス」は、約26,000㎡です。
 「コーエーテクモゲームス」は、コーエーテクモグループ経営統合10周年の記念事業として、オフィスならびにライブハウス型ホールを取得し、本社を移転します。

(仮称)MM21地区47街区開発計画の概要
◆ 所在地-横浜市西区みなとみらい四丁目3番(47街区)
◆ 交通-JR「横浜」駅徒歩10分、みなとみらい線「新高島」駅徒歩2分
◆ 敷地面積-約8,670㎡
◆ 延床面積-約37,000㎡、約26,000㎡(コーエーテクモゲームス取得部分)
◆ 用途-オフィス、ホール施設、宿泊施設(約230室)、店舗等
◆ 工期-2017年度~2019年度予定


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村田製作所の本社
 
「村田製作所」の本社は、JR長岡京駅前の京都府長岡京市東神足一丁目10番1号にあります。電子部品大手で、世界トップのセラミックコンデンサーが柱です。原料からのセラミック技術に強みを持っています。高い技術力を背景に驚異的な利益率を誇っています。

 2017年3月期の売上高1,135,524百万円、営業利益201,215百万円となっています。2017年6月26日終値時点での時価総額は3,899,313百万円であと少しで4兆円に到達します。時価総額は日本企業の中で25位です。



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2017年6月26日 (月)

葛飾区新宿六丁目地区 東京理科大学葛飾キャンパスの南側「複合地区2」 「住友不動産」が商業施設と5棟のマンションを建設!

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-葛飾区新宿六丁目地区 -

 JR常磐線の金町駅(かなまちえき)の西側で、「中川」の東側一帯に「三菱製紙中川工場」がありました。
 工場は閉鎖され、工場跡地が大規模に再開発されています。ちなみに「新宿」は「にいじゅく」と読み「しんじゅく」ではありません。

 敷地面積約182,000㎡のと広大です。葛飾区は「まちづくり方針」に基づき、住宅、大学、福祉、商業施設、公園などの整備を進めています。
 
 「A街区」の一部の敷地面積41,069.88㎡には、2013年4月に東京理科大学「葛飾キャンパス」が開校しました。

 「C街区」の22,173.12㎡(販売対象外の商業棟D棟4,513.20㎡を含む)には、「住友不動産」が「(仮称)金町Ⅰ計画 新築工事」を建設しました。正式名称は「シティタワー金町」となっています。

● 新宿六丁目地区(複合地区2)
 「B街区」の「複合地区2」の敷地面積約18,403㎡は、「住友不動産」が開発します。敷地北側に商業施設、南側に5棟のマンションを配置する計画です。商業施設は地上7階、延床面積約27,000㎡、マンションは5棟総床面積約49,000㎡規模となります。

 引用資料 建設通信新聞(2017/06/09)
 610戸など延べ7.6万㎡/住友不 葛飾区の新宿六丁目複合開発

 マンション各棟は、A棟(地上14階、総戸数72戸)、B棟(地上14階、総戸数39戸)、C棟(地上19階、総戸数166戸)、D棟(地上14階、総戸数157戸)、E棟(地上15階、総戸数176戸)となります。A棟の1階には保育施設が入ります。

 敷地内には、レンガ建物が立地していた事を踏まえ、敷地の南西部と北東側には地域のシンボルとなる「レンガ広場」を整備する計画です。


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「葛飾区新宿六丁目地区」の配置図です。


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新宿六丁目地区(複合地区2)の「施設配置計画図」です。


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「新宿六丁目地区(複合地区2)」の建設予定地を西側から見た様子です。この部分に5棟(総戸数610戸)のマンションが建設されます。


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敷地の南西端にはレンガの建物が2棟残っています。計画図を見るとこの部分に「E棟」が建つので、レンガの建物は解体されるようです。


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シティタワー金町
 
C街区の「シティタワー金町」は、地上37階、塔屋1階、地下1階、高さ127.66mの「タワー棟(A棟)」、地上13階の「レジデンス棟(B棟・C棟)」、販売対象外の商業棟「D棟」で構成されます。

シティタワー金町の概要
◆ 計画名-(仮称)金町Ⅰ計画 新築工事
◆ 所在地-東京都葛飾区新宿六丁目2400-18(地番)
◆ 交通-千代田・JR常磐線(緩行)「金町」駅から徒歩12分、京成金町線「京成金町」駅から徒歩13分
◆ 階数-(A棟)地上37階、塔屋1階、地下1階、(B棟)地上13階、(C棟)地上13階 
◆ 高さ-最高部127.66m、軒高120.53m
◆ 敷地面積-販売対象敷地面積17,659.92㎡(A棟11,819.81㎡、B棟2,214.14㎡、C棟3,615.97㎡)、一団地認定対象敷地面積は販売対象外の商業棟(D棟)4,513.20㎡を含めた22,173.12㎡
◆ 建築面積-(A棟5,658.69㎡、(B棟)410.09㎡、(C棟)852.42㎡
◆ 延床面積-(A棟)79,837.69㎡、(B棟)4,246.94㎡、(C棟)7,468.16㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(A棟66本、B棟11本、C棟17本)、直接基礎(D棟)
◆ 地震対策-免震構造(鉛プラグ入り積層ゴム、弾性すべり支承) タワー棟(A棟)のみ
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-840戸(A棟700戸、B棟52戸、C棟88戸)
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2013年12月01日                           
◆ 竣工-2015年03月03日(B棟・C棟)、2016年02月22日(A棟)
◆ 入居開始-2015年04月上旬(B棟・C棟)、2016年04月上旬(A棟)

(注意) 上記の建築面積と延床面積は、竣工後の東京都環境局のホームページでの数値です。公式ホームページでは、建築面積5,662.71㎡(A棟)、延床面積79,551.43㎡(A棟)となっています。


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手前の「C街区」と奥の「B街区」から道路を挟んだ北側の「A街区」には、「葛飾にいじゅくみらい公園」と東京理科大学「葛飾キャンパス」が整備されています。


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「A街区」の一部の敷地面積41,069.88㎡には、2013年4月に「東京理科大学 葛飾キャンパス」が開校しました。



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2017年6月25日 (日)

小田急電鉄「本厚木駅」 地上22階、高さ約85m「本厚木駅南口地区市街地再開発事業」の予定地

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-本厚木駅南口地区市街地再開発事業-

 「厚木市」は、神奈川県の中央に位置し、豊かな自然に恵まれるとともに、交通の要衝として首都圏における流通・業務機能を担う拠点都市として成長してきました。

 小田急電鉄小田原線の「本厚木駅」は、厚木市の中心として栄え、駅周辺エリアには、商業ビルやオフィスビルが集積し、国や県の出先機関や文化施設などもあり、行政・文化の中心地でもあります。

 本厚木駅前は、北口は発展していますが、南口は開発から取り残されたような状態です。「本厚木駅南口地区市街地再開発事業」」を行う事により、交通結節点の機能強化を図るとともに、商業・業務・居住などの複合的な都市機能の整備を促進し、魅力ある駅周辺の顔づくりを目指します。

 引用資料 厚木市・公式HP(最終更新日2017/04/05)
 本厚木駅南口地区市街地再開発事業について

 引用資料 公式ホームページ
 本厚木駅南口地区市街地再開発組合

 2017年5月23日に「本厚木駅南口地区第一種市街地再開発事業に伴う既存建物等解体工事」の説明会が開催されました。近いうち既存建物の解体工事が始まると思われます。

本厚木駅南口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-神奈川県厚木市旭町一丁目、泉町ほか 
◆ 交通-小田急線「本厚木」駅すぐ
◆ 階数-地上22階、地下2階
◆ 高さ-約85m
◆ 施行区域面積-約8,000㎡
◆ 敷地面積-約2,367㎡
◆ 建築面積-約1,800㎡
◆ 延床面積-約23,240㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(4階~22階)、商業・業務施設(1階~3階)、駐車場、駐輪場
◆ 総戸数-156戸
◆ 建築主-本厚木駅南口地区市街地再開発組合(参加組合員 三菱地所レジデンス)
◆ 設計者・監理者-アール・アイ・エー
◆ 施工者-フジタ、小島組JV
◆ 着工-2017年度予定(既存建築物除却工事、建築本体工事着手)
◆ 竣工-2019年度予定


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完成イメージです。地上22階、地下2階、高さ約85m、延床面積約23,240㎡の再開発ビルが建設されます。塔屋を含めると高さ90mくらいありそうですね。


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「断面図」です。共同住宅(4階~22階)、商業・業務施設(1階~3階)、駐車場(地下1階)、駐輪場(地下1階)となります。


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「施工区域」です。


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駅前広場は約3,460㎡から約4,270㎡に拡張されます。再開発ビル2階と直結する「歩行者デッキ」も整備されます。


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「本厚木駅南口地区市街地再開発事業」」の予定地です。2017年5月23日に「本厚木駅南口地区第一種市街地再開発事業に伴う既存建物等解体工事」の説明会が開催されました。


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「本厚木駅南口地区市街地再開発事業」」の予定地を北側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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現在の駅前広場です。


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北口は発展しています。



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2017年6月24日 (土)

世界貿易センタービルの建て替えを含む「(仮称)浜松町二丁目4地区A街区(A棟、TM棟)」 高さ200m「A3棟」の建設予定地

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-(仮称)浜松町二丁目4地区A街区(A棟、TM棟)-
 浜松町二丁目では、「世界貿易センタービル」の建て替えを含む「浜松町二丁目4地区」の再開発が計画されています。合計で5棟のビルが建設される巨大プロジェクトです。5棟中3棟が超高層ビル(高さ約200m×2棟、高さ約156m×1棟)になります。

 第一弾として、B街区に「日本生命保険相互会社」と「大林組」が、「ニッセイ浜松町クレアタワー新築工事」を建設中です。地上29階、塔屋1階、地下3階、高さ約156mの超高層オフィスビルです。

 第二弾として、A街区に「A3棟」が2017年9月に本体工事に着手する予定です。その後、順次「A2棟、A1棟」および「TM棟(モノレール棟)」の建設工事に移ります。全体の竣工は2027年12月を予定しています。

(仮称)浜松町二丁目4地区A街区(A棟)の概要
◆ 所在地-東京都港区浜松町二丁目5番22、37、48他
◆ 階数-地上39階、地下3階
◆ 高さ-最高部約200m
◆ 敷地面積-15,726.55㎡(A1棟・A2棟・A3棟の合計)
◆ 建築面積-14,401.46㎡(A1棟・A2棟・A3棟の合計)
◆ 延床面積-276,225.56㎡(A1棟・A2棟・A3棟の合計)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場、地域冷暖房施
◆ 建築主-世界貿易センタービルディング、東京モノレール、JR東日本
◆ 設計者-日建設計、鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設(A3棟)
◆ 着工-2017年09月01日予定(A3棟)
◆ 竣工-2025年12月31日予定(A1棟・A2棟・A3棟の全体)


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世界貿易センタービルの展望台「シーサイド・トップ」から見た「A3棟」の建設予定地です。2017年9月1日に本体工事に着手する予定です。


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JR浜松町の改札外コンコースから見た「A3棟」の建設予定地です。「鹿島建設」により地中障害物撤去等の準備工事を行っています。


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配置図です。A街区には、「A1棟、A2棟、A3棟、TM棟」の合計4棟が建設されます。


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「A棟(A1棟、A2棟、A3棟)」と「TM棟」に分けて開発が行われます。「TM棟」は東京モノレールのターミナルビルの建て替えです。


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「(仮称)浜松町二丁目4地区A街区(A棟、TM棟)」の建築計画のお知らせです。A棟は、「A1棟、A2棟、A3棟」の3棟合算で書かれています。



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2017年6月23日 (金)

池袋駅東口 首都圏最大級のシネマコンプレックス 「(仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックスプロジェクト」を着工!

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-(仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックス計画-

 「東急不動産」は、「佐々木興業」の協力のもと推進している、「スポルト池袋」跡地の「(仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックスプロジェクト」を着工しました。

 引用資料 東急不動産(2017/06/22)
 池袋駅東口にて、首都圏最大級のシネマコンプレックスとバラエティ豊かな店舗からなる大型商業ビル 『(仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックスプロジェクト』を着工

 概要は、地上14階、塔屋1階、地下2階、高さ86.0m、延床面積16,627.91㎡です。低層階となる地下1階~地上3階は店舗、中上層階には、佐々木興業グループが運営する「12スクリーン・約2,500席の首都圏最大級のシネマコンプレックス」が出店する予定です。

● 首都圏最大級のシネマコンプレックス
 
「12スクリーン、約2,500席の首都圏最大級のシネマコンプレックス」の出店を予定しています。日本最大級の高さ18m超×幅26m超という巨大スクリーンを備えた次世代のシステム「IMAX with LASER」を東日本では初めて導入します。また、体感型プレミアムシアター「4DX」等、最新鋭の映像・音響システムを導入する予定です。

(仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックス計画の概要
◆ 所在地-東京都豊島区東池袋一丁目30番1他
◆ 交通-JR山手線等「池袋駅」徒歩4分
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部86.0m
◆ 敷地面積-1,837.19㎡
◆ 建築面積-1,629.88㎡
◆ 延床面積-16,627.91㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-店舗、映画館他
◆ 建築主-東急不動産
◆ 設計者-竹中工務店(基本計画 INA新建築研究所)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年06月
◆ 竣工-2019年09月30日予定

(備考) 建築面積1,629.88㎡は建築計画のお知らせの数値のため変更になっている可能性があります。


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「(仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックス計画」の外観イメージです。


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断面図です。こういう立体感のある断面図は分かりやすくていいですね。


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「(仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックス計画」の建設予定地です。「スポルト池袋」の跡地になります。


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「(仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックス計画」の建築計画のお知らせです。



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2017年6月22日 (木)

江東区 新たな超高層タワーマンション 地上33階、高さ約114mの「(仮称)有明北2-1-A街区開発計画」

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-(仮称)有明北2-1-A街区開発計画-

 「建設通信新聞」にとると東京建物が江東区に、地上33階、地下1階、高さ約114mの超高層ワーマンション「(仮称)有明北2-1-A街区開発計画」を建設します。

 引用資料 建設通信新聞( 2017/06/22)
 3.1万㎡、18年8月着工/免震構造を採用/東京建物 有明北2-1-A街区計画 

 建設予定地は、「補助315号線(豊洲・有明連絡道路)」沿いで、「有明スポーツセンター」の北側、「ブリリア有明シティタワー」の南側になります。

 「有明北2-1街区」の東南に位置する敷地面積約4,900㎡で、敷地西側に超高層タワーマンションを建設し、東側の約1,000㎡は交流広場とします。
 建物は免震構造を採用し、1階にカフェ、2階には保育所や地域サークル活動室などの地域貢献施設、シェアオフィスなどを整備します。

 このあたりの超高層タワーマンションは、最高部が119m台、軒高が114m台の物件が多いので、塔屋を含む最高部は119m台の可能性が高いです。

(仮称)有明北2-1-A街区開発計画の概要
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目
◆ 階数-地上33階、地下1階
◆ 高さ-約114m
◆ 敷地面積-約4,900㎡
◆ 延床面積-約31,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅、商業、保育施設、地域貢献施設、シェアオフィス、駐車場
◆ 総戸数-約300戸
◆ 延床面積-東京建物
◆ 着工-2018年08月予定
◆ 竣工-2021年03月予定


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「整備計画図」です。


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正面の「補助315号線(豊洲・有明連絡道路)」の奥が「(仮称)有明北2-1-A街区開発計画」の建設予定地です。更に奥にあるのが「有明スポーツセンター」です。


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西隣は「ヤマト運輸」の物流倉庫です。当面はお台場方向の眺望も安泰です。


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ブリリア有明シティタワー
 すぐ北側には「ブリリア有明シティタワー」が建っています。地上33階、塔屋1階、地下1階、高さ(最高部119.40m、軒高114.4m)、総戸数600戸(他に保育所1区画)の超高層タワーマンションです。

ブリリア有明シティタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)有明北2-2-A街区計画
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目3番12、3番13(地番)、江東区有明一丁目5番2(住居表示)
◆ 交通-ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅徒歩12分、ゆりかもめ「有明テニスの森」駅徒歩13分(区画道路完成時以降、徒歩8分予定)、りんかい線「国際展示場」駅徒歩13分
◆ 階数-地上33階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部119.40m、軒高114.4m
◆ 敷地面積-9,494.00㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-2,989.00㎡
◆ 延床面積-67,298.98㎡(建築確認申請面積、容積対象外面積24,576.82㎡含む)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(61本)
◆ 地震対策-建物と基礎との間に免震装置を設置(錫プラグ入り積層ゴム支承、天然ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅、保育所
◆ 総戸数-住宅600戸(他に保育所1区画)
◆ 建築主-東京建物、住友不動産
◆ 設計者・監理者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2012年07月06日
◆ 竣工-2015年02月05日(工事完了)
◆ 入居開始-2015年03月下旬

(注意) 上記の概要は、公式ホームページ等のものです。東京都環境局のホームページでは、竣工後の数値が、 延床面積67,283.50㎡となっています。



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2017年6月21日 (水)

リニア中央新幹線プロジェクト 中央新幹線品川駅新設(非開削工区)工事 複数のシールドマシンを組み合わせて、ラッパ状の大断面トンネルを構築!

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リニア中央新幹線プロジェクト-
 「JR東海(東海旅客鉄道)」は、東京(品川)~名古屋間で2027年開業を目指す「リニア中央新幹線プロジェクト」で、2016年1月27日に安全祈願と起工式を現地で行い、駅舎整備の初弾となる「品川駅」を着工しました。


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工事位置
 「工事位置」です。工事は、「中央新幹線品川駅新設(北工区)、中央新幹線品川駅新設(南工区)、中央新幹線品川駅新設(非開削工区)」に分かれています。

 引用資料 JR東海(PDF:2016/09)
 中央新幹線品川駅新設(北工区・南工区・非開削工区)工事における環境保全について

 北工区は「清水建設・名工建設・三井住友建設JV」、南工区は「大林組・東亜建設工業・熊谷組JV」、非開削工区は「安藤ハザマ」にが担当します。安藤ハザマが担当すのは「非開削工区」の前半部分のようです。


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施工手順(非開削工区)

 品川駅の南側の「非開削工区」の施工手順です。東海道新幹線の通常運行を続けながらの工事となるので、超難工事になります。


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東海道新幹線の真下に大断面トンネルを構築します。見るからに凄い工事ですね。複数のシールドマシンを組み合わせて施工する前例が無い特殊な工事になります。

● 複数のシールドマシンを組み合わせて施工
 「シールド工法」によって、地下約40m付近に幅約25~35m、延長約300mの楕円形の大断面トンネルを構築します。トンネルはラッパ状の特殊形状となるため、複数のシールドマシンを組み合わせて施工する予定です。


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「中央新幹線品川駅新設(非開削工区)工事」を南側に見た様子です。


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「品川グランドコモンズ」の西側の区道です。道路は4車線ありますが、2車線を占有して工事が行われています。


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更に南側です。


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大きな構造物が見えてきました。


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「安定液タンク」です。


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ここで「シールドマシン」を組み立てるのでしょうか? 非開削工区には「シールドマシン」の発進立坑も整備されます。


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南側から見た様子です。


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更に南側です。


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更に南側です。


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「京王品川ビル」あたりまでが「非開削工区」です。



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2017年6月20日 (火)

リニア中央新幹線プロジェクト 本格的に工事が行われている超難工事となる「中央新幹線品川駅新設(北工区・南工区)」

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リニア中央新幹線プロジェクト-
 「JR東海(東海旅客鉄道)」は、東京(品川)~名古屋間で2027年開業を目指す「リニア中央新幹線プロジェクト」で、2016年1月27日に安全祈願と起工式を現地で行い、駅舎整備の初弾となる「品川駅」を着工しました。

 
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工事位置

 「工事位置」です。工事は、「中央新幹線品川駅新設(北工区)」と「中央新幹線品川駅新設(南工区)」に分かれています。

引用資料 JR東海・ニュースリリース(2016/01/20)
 中央新幹線品川駅新設(北工区・南工区)工事における環境保全について

 リニア中央新幹線の「品川駅」は、施工延長約450mです。このうち、東京方の北工区は施工延長約150m、名古屋方の南工区は施工延長約300mとなっています。
 北工区は「清水建設・名工建設・三井住友建設JV」が担当、南工区は「大林組・東亜建設工業・熊谷組JV」が担当します。


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土留め壁構築
 
最初に「土留め壁」の構築を行います。大規模な「連続地中壁」が構築されます。


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品川駅の施工手順

 起点となる「品川駅」の施工手順です。「品川駅」の工事は開削工法で行われますが、東海道新幹線の通常運行を続けながらの工事となるので、超難工事になります。

 東海道新幹線の「品川駅」の真下の地下約40mに設置します。新幹線のホームに並行する形で、最大幅約60mの巨大な地下空間に島式2年4線ホームを建設します。各ホームには2編成ずつ計4編成のリニアが停車出来ます。


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土留め壁の施工手順

 「土留め壁」は、「H形鋼」を建込む一般的な「ソイルセメント柱列壁」ではなく、「鉄筋かご」を建込む「RC地中連続壁」となります。


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「NTT ドコモ品川ビル」の南側の道路です。将来的にはこの道路が反対側の「第一京浜」までJR線をオーバーパスする予定です。


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「NTT ドコモ品川ビル」南側のカーブする部分です。「NTT ドコモ品川ビル」の南側あたりが「土留め壁」を構築する北端となります。


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「セメントミルプラント」です。


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南側を見た様子です。


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「低空頭型」のマシンです。「ソイルセメント柱列壁」も一部で構築するようです。


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「NTT村」の西側の区道です。途中で「北工区」と「南工区」に分かれます。道路は4車線ありますが、2車線を占有して工事が行われています。


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北側に振り返った様子です。


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「JR品川イーストビル」の手前で北側に振り返った様子です。


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「JR品川イーストビル」の下を北側から見た様子です。


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「JR品川イーストビル」の下でも「土留め壁」を構築します。


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「JR品川イーストビル」の下を南側から見た様子です。


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「JR品川イーストビル」を越えて「中央新幹線品川駅新設(南工区)」が続きます。


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このあたりが「中央新幹線品川駅新設(南工区)」の南端になります。更に南側は別工事になります。



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2017年6月19日 (月)

JR品川駅の大規模改良工事 供用開始された新しい「6番線・7番線ホーム」

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-JR品川駅の大規模改良工事-
 元SMAPの「稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾」の3人が事務所から独立する事になりました。出演するテレビ、ラジオのレギュラー番組は全て9月いっぱいで終了するそうです。「ブラタモリ」の草なぎ君のナレーションが大好きだったので本当に残念です。

 本題に戻って、「JR品川駅」では、2011年から東海道線の東京方への折返し機能の整備、および車両基地のスリム化を目的とした大規模な駅の改良工事を行っています。

 「6番線」と「7番線」の改良工事が完了して、線路切換工事を2016年11月19日(土)10時20分頃~20日(日)6時20分頃まで、およそ20時間かけて実施しました。

 JR東日本は、車両基地をスリム化して生まれた土地を大規模に再開発します。そのために西側を走っていた軌道を段階的に再開発区域の東側に移設する工事を行っています。

● 現在は現東海道上り本線(5番線)を使用停止
 新しい「6番線・7番線ホーム」の供用開始後に、「東海道上り本線(5番線)」として使用されていたホームは閉鎖されて改良工事が行われています。このように玉突きのように工事を行い、最終的にはすべての軌道を再開発区域の東側に移設します。


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「東海道線品川駅線路切換工事概要」です。

 引用資料 JR東日本(PDF:2016/09/13)
 東海道線品川駅線路切換工事に伴う列車の運休について 


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「東海道線品川駅線路切換工事概要」の一部を拡大してみました。改良工事の終わったホームと軌道は、北側を大幅に東側に振っている様子が分かります。


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新しい「6番線・7番線ホーム」の北端です。大幅に東側に振っている様子が分かります。


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新しい「7番線ホーム」の北端です。大幅に東側に振っている様子が分かります。


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新しい「7番線ホーム」の北側は、「桁式ホーム」に造り替えています。


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新しい「6番線ホーム」の北端です。大幅に東側に振っている様子が分かります。「仮囲い」は「5番線ホーム」の改良工事です。


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南側に振り返った様子です。北側を大幅に東側に振っているのでホームは湾曲しています。


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新しい「6番線・7番線ホーム」は、「上野東京ライン(宇都宮・高崎線)上り 東京・上野・大宮・宇都宮・高崎方面」となっています。7番線ホーム反対側の8番線ホームは「臨時ホーム」となっています。


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新しい「7番線ホーム」の中央は、「盛土式ホーム」を改良しています。


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新しい「6番線ホーム」は、「仮囲い」で半分閉鎖されて「5番線ホーム」の改良工事を行っています。


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橋上駅舎の下を南側から見た様子です。


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新しい「7番線ホーム」の南端が見えてきました。


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新しい「7番線ホーム」の南端です。南端は「桁式ホーム」に造り替えています。


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新しい「6番線ホーム」の南端が見えてきました。


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新しい「6番線ホーム」の南端です。



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2017年6月18日 (日)

小田急電鉄 「相模大野駅、海老名駅、本厚木駅」など利用者10万人以上の全駅にホームドア設置!

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-小田急電鉄 利用者10万人以上の全駅にホームドア設置-

 「小田急電鉄」は2017年6月16日に、「相模大野駅、海老名駅、本厚木駅」など新たに8駅でホームドアを設置すると発表しました。2022年度までに整備します。

 小田急電鉄 ニュースリリース(PDF:2017/06/16)
 1日の利用客数が10万人以上の全駅へのホームドア設置を推進

 「小田急電鉄」は、2012年9月に「新宿駅」の4番・5番番急行ホームでホームドアの使用を開始しました。2016年10月には、「代々木八幡駅、代々木上原駅、東北沢駅、下北沢駅、世田谷代田駅、梅ヶ丘各駅」に2018年度~2020年度にかけて設置することを発表していました。

 今回の発表では、2022年度までにホームドアを設置する駅として、「新宿駅、登戸駅、新百合ヶ丘駅、町田駅、相模大野駅、海老名駅、本厚木駅、大和駅」の8駅を加えました。これにより、1日の利用者数が10万人以上の駅は、全てホームドアが設置されることになりました。

● 「いきものがかり」にゆかりの駅
 今回は、放牧宣言(活動休止)中の「いきものがかり」にゆかりがある「相模大野駅、海老名駅、本厚木駅」の3駅を選んでみました。

 「いきものがかり」は、路上ライブから全国区にのし上がったのは有名な話です。ボーカルの「吉岡聖恵(きよえちゃん)」が加わる前の「水野良樹(リーダー)」と「山下穂尊(ほっち)」が、2人組で活動していた頃は相模大野駅周辺で、主に相模女子大学高等部の女子高生を相手に演奏活動を行っていました。

 「吉岡聖恵」の加入を機に本厚木駅や海老名駅周辺に拠点を移しました。その後、インディーズ・デビュー、更にメジャー・デビューを果たし、スターの道へ駆け上がっていきます。

 ちなみに小田急の本厚木駅ではいきものがかりの「YELL」が、海老名駅ではいきものがかりの「SAKURA」が接近メロディに採用されています。


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相模大野駅(さがみおおのえき)

 「相模大野駅」は、神奈川県相模原市にある「小田急電鉄」の駅です。島式2面4線+通過線2線を有する地上駅です。


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「橋上駅舎」となっています。


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橋上駅舎の「改札内コンコース」です。改札内コンコースはメチャメチャ広いです。


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海老名駅(えびなえき)

 「海老名駅」は、神奈川県海老名市にある「小田急電鉄、相模鉄道、JR東日本」の3社の駅です。小田急電鉄の「海老名駅」は島式2面4線の地上駅です。


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「橋上駅舎」となっています。


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橋上駅舎の「改札内コンコース」です。


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本厚木駅(ほんあつぎえき)

 「本厚木駅」は、神奈川県厚木市にある「小田急電鉄小田原線」の駅です。島式2面4線の高架駅です。


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商業施設「本厚木ミロード」と直結する「ミロード口」があります。


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地上の「改札内コンコース」です。



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2017年6月17日 (土)

港区 都営青山北町アパートの再開発 地上25階、高さ約90m「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト民活事業」

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北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト-
 「豊洲市場」への移転問題が、豊洲に市場機能を移転させ築地市場も活用する方法で決着する見通しとなったようです。とりあえずホッとしました。

 そもそも冷静に考えたら最初から「豊洲」しかありません。税金を投入して先送りした期間いったいなんだったのでしょうか? 私には政治利用された無駄な期間にしか見えません。科学的根拠を無視して不安を煽ったマスコミにも大きな責任があります。

 本題に戻って、「東京都」は、老朽化した都営青山北町アパートを建て替え、都有地を活用した青山通り沿道との一体的なまちづくり「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」に取り組んでいます。

 「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト民活事業」の事業予定者は、「チーム青山共創」に決定しています。構成員は「東京建物、三井不動産、三井不動産レジデンシャル、鹿島建設、前田建設工業、東京建物シニアライフサポート」で、「東京建物」が代表企業です。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2017/01/31)
 「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト民活事業」 事業予定者の決定について 

 2018年3月に「定期借地権設定契約」を結ぶ予定です。定期借地の期間は70年です。地上25階、地下1階、高さ約90mの延床面積約35,737㎡の共同住宅が建設されます。

北青山三丁目地区まちづくりプロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都港区北青山三丁目227番1号他
◆ 階数-地上25階、地下1階
◆ 高さ-約90m
◆ 敷地面積-約7,895㎡
◆ 延床面積-約35,737㎡
◆ 用途-賃貸住宅、サービス付き高齢者向け住宅、認可保育所、店舗、地域交流施設等
◆ 総戸数-賃貸住宅(232戸)、サービス付き高齢者向け住宅(49戸)
◆ 事業予定者-チーム青山共創(構成員 東京建物(代表企業)、三井不動産、三井不動産レジデンシャル、鹿島建設、前田建設工業、東京建物シニアライフサポート)
◆ 着工-2018年03月頃予定
◆ 竣工-2020年05月頃予定


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「配置図」です。敷地の南西側が「居住推進ゾーン」となります。「民活事業区域」の隣の「都営住宅建替事業区域」には、地上20階、高さ70mの「(仮称)都営北青山三丁目団地」が建設されます。北東側が沿道一体開発を検討する「業商複合ゾーン」となります。

(仮称)都営北青山三丁目団地の概要
◆ 所在地-東京都港区北青山三丁目227番3
◆ 階数- 地上20階、地下0階
◆ 高さ-約70m
◆ 敷地面積-8,817.98㎡
◆ 建築面積-約2,919㎡
◆ 延床面積-約21,367㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-都営住宅、保育園、児童館
◆ 総戸数-(未定)
◆ 建築主-東京都
◆ 設計者-東部住宅建設事務所
◆ 施工者-長谷工コーポレーション、株木建設、石川建設、武家田建設JV
◆ 着工-2017年03月20日
◆ 竣工-2019年09月30日予定


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「都営青山北町アパート」の配置図です。


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北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト
 
B地区の「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」の予定地を東側から見た様子です。「都営青山北町アパート」の解体工事が行われています。


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業商複合ゾーン

 「業商複合ゾーン」の予定地を南側から見た様子です。



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2017年6月16日 (金)

横浜みなとみらい21地区 横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール移転プロジェクト

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-横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール-

 「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」は、48街区に2007年4月20日にオープンしました。借用期限を迎える土地を返還する必要があるため「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール移転プロジェクト」として移転計画を進めます。

 引用資料 横浜市記者発表資料(PDF:2016/03/28)
 みなとみらい21地区54街区、56-1街区及び61街区(一部)の事業予定者を決定しました

 施設計画は、1階にシンボリックなメインエントランスや駐車場を配しながら、2階に入場無料の商業モール、3階に有料のミュージアムを設置するもので、観光・エンターテイメントを軸とした街区の顔として、国内外からの多くの集客に対応できるものです。

横浜アンパンマンこどもミュージアム&モールの概要
◆ 計画名-横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール移転プロジェクト
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目2番1ほか(61街区の一部)
◆ 回数-地上4階
◆ 高さ-18.79m
◆ 敷地面積-約5,644㎡
◆ 延床面積-約10,729㎡
◆ 用途-ミュージアム、商業モール
◆ フロア構成-1階(駐車場)、2階(商業モール)、3階(ミュージアム)
◆ 建築主-(代表企業)日本テレビ音楽、(構成企業)ACM
◆ 着工-2017年08月予定
◆ オープン-2019年04月予定
◆ 定期借地期間-建設期間を除き30年間


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「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール移転プロジェクト」の建設予定地は、「マリノスタウン」だった「61街区」一部です。


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール移転プロジェクト」の建設予定地です。


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現在の横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール

 現在の「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」です。「48街区」に暫定利用施設として2007年4月20日にオープンしました。借用期限を迎える土地を返還する必要があるために「61街区の一部」に移転します。


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「48街区」の「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」の隣では、「(仮称)MM21地区47街区開発計画」が計画されています。

 「三菱地所」が、オフィス、ホール施設、宿泊施設(約230室)、店舗等で構成する延床面積約37,000㎡ぼ施設を建設します。
 このうち約26,000㎡に「コーエーテクモゲームス」が、オフィスならびにライブハウス型ホールを取得し、本社を移転します。



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2017年6月15日 (木)

みなとみらい21中央地区37街区 三菱重工業が「Ⅱ期棟計画用地」と「三菱重工横浜ビル」を売却 Ⅱ期棟計画用地は「ケネディクス」が開発!

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-みなとみらい21中央地区37街区-
 
「三菱重工業」は、景気減速の影響を受け、建設計画を延期していた「(仮称)みなとみらい21中央地区37街区Ⅱ期棟計画」を再始動すると2013年9月25日に発表しています。

 「三菱重工業」は、1994年2月に「三菱重工横浜ビル」を1棟建設しました。概要は、地上34階、地下2階 高さ151.9m、延床面積110,948.09㎡です。
 当初は、高層建ツインタワーの計画でしたが、1990年代後半の景気減速の影響から2棟目の建設計画を凍結していました。
 
 2014年2月1日に設立された火力発電システム事業の合弁会社「三菱日立パワーシステムズ(三菱重工業65%、日立製作所35%)」により、執務スペースを確保する必要が生じたため、2棟目を建設する予定でした。

● ケネディクスに用地を売却
 「三菱重工業」は、「みなとみらい21中央地区37街区」のうち北側部分10,076.09㎡を「ケネディクス」に2017年3月30日付で売却しました。

 ケネディクス(PDF:2017/03/30)
 オフィスビル及び開発用地の組入れ方針に関するお知らせ 及び土地取得子会社の異動に関するお知らせ 

 今後、事業パートナーを選定した上で開発の検討を進め、魅力ある新規プロジェクトの創出に繋げていく予定です。現在は住宅展示場「横浜ホームコレクション」として使用されています。

 ちなみに「ケネディクス」は、独立系不動産ファンドを運営しています。資産運用残高では最大手級で、東証1部に上場しています。旧:日本長期信用銀行本店ビル跡地に竣工した超高層ビル「日比谷パークフロント」の建築主の1社でもあります。


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幻の(仮称)みなとみらい21中央地区37街区Ⅱ期棟計画
 「(仮称)みなとみらい21中央地区37街区Ⅱ期棟計画」の断面図です。このプロジェクトは幻のプロジェクトになってしまいました・・・

 横浜市・環境創造局(2013/09/25) リンク切れ
 (仮称)みなとみらい21中央地区37街区II期棟計画に係る計画段階配慮書の縦覧について
 
(仮称)みなとみらい21中央地区37街区Ⅱ期棟計の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3番
◆ 階数-地上32階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(最高部)約165m、(軒高)約160m
◆ 敷地面積-約20,200㎡(Ⅰ期棟含む)
◆ 建築面積-約13,800㎡(Ⅰ期棟含む)
◆ 延床面積-約219,000㎡(Ⅰ期棟含)、約108,000㎡(Ⅱ期棟のみ)
◆ 容積対象床面積-約197,000㎡ (Ⅰ期棟含)、約97,000㎡(Ⅱ期棟のみ)
◆ 用途-オフィス、商業施設
◆ 工期-2015年~2017年予定
◆ 供用-2017年予定

 
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三菱重工横浜ビルも売却
 横浜みなとみらい21の「三菱重工横浜ビル」です。「ヒューリック」は、2017年3月30日付で「三菱重工横浜ビル」を販売用不動産として取得しました。

 ヒューリック(PDF:2017/03/30)
 販売用不動産の取得について

 「ケネディクス」とのウェアハウジングに係る協定書に基づき、ケネディクスグループで組成するファンド等での組み入れ準備が整った時点で売却する予定です。


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第一田町ビルを含む一画を再開発

 「三菱重工業」は、港区に所有する「第一田町ビル」を含む一画(敷地面積約8,650㎡)を隣接地権者らと共同で一体開発します。首都圏のオフィス機能を再構築する一環で、建て替え後の建物は高さ150m規模となります。

 建て替え後のビルは、「三菱重工業グループ」の活動拠点オフィスのほか、他のテナントにも賃貸する計画です。
 「第一田町ビル」の建て替え事業で完成したビルには、現在の品川本社(三菱重工ビル)や横浜本社(三菱重工横浜ビル)などに分散している事業推進機能やサポート機能を集約・再編していく考えです。



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2017年6月14日 (水)

横浜みなとみらい21地区 新港地区客船ターミナル(仮称)施設等整備事業

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-新港地区客船ターミナル(仮称)施設等整備事業-

 「横浜市港湾局」は、横浜みなとみらい21地区で「新港9号岸壁」を客船バースとして改修を進めています。その背後には、旅客施設としてCIQ(税関・出入国審査・検疫)施設、手荷物取扱所、待合所等の基本施設と旅客の利便性向上等のための商業・サービス施設、駐車場、交通広場、プロムナード等からなる複合施設「新港地区客船ターミナル(仮称)施設等」を整備します。

 整備に当たり、民間の資金やノウハウを積極的に活用するため、公民連携事業による事業提案方式で「みなとみらい21地区6-1街区」の開発事業者を公募します。
 事業の仕組みとして、市と開発事業者の間で定期借地契約を締結し開発事業者が施設を整備、横浜市が基本施設の床を賃借し管理運営を行います。
 
 引用資料 横浜市港湾局(2017/03/30) 
 新港地区客船ターミナル(仮称)施設等整備事業における開発事業者の公募について

新港地区客船ターミナル(仮称)施設等整備事業の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区新港二丁目14-1(6—1街区)
◆ 借地面積-約17,371㎡
◆ 高さ-最高限度20m
◆ 建ぺい率-80%
◆ 容積率-400%
◆ 用途地域等-商業地域
◆ 地区計画等-みなとみらい21新港地区地区計画・街並み景観ガイドライン
◆ 審査-2017年08月~2017年09月予定
◆ 事業予定者の決定-2017年09月予定


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新港地区の埠頭です。


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公募が行われている「みなとみらい21地区6-1街区」の位置図です。


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横浜市港湾局は、「新港9号岸壁」を客船バースとして改修を進めています。


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アップです。


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「みなとみらい21地区6-1街区」です。



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2017年6月13日 (火)

JR東日本 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据えて「新橋駅」を大規模に改良 ホーム上の大屋根を拡張! 

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新橋駅-
 「JR東日本」は2017年6月6日に、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向け、「有楽町駅、新木場駅、新橋駅、浜松町駅」の4駅の改良工事計画をまとめたと発表しました。4駅の工事費総額は約250億円を見込んでおり、2020年春頃までに使用開始する予定です。

 引用資料 JR東日本(PDF:2017/06/06)
 東京2020大会に向けた駅改良の工事計画について

 大会の期間中に利用が多く見込まれる競技会場周辺の駅や、ベイエリア競技会場・空港アクセス路線への主要乗換え駅において、改札口やコンコースの拡張、バリアフリー設備の拡充等の駅改良を進めており、既に「千駄ケ谷駅、信濃町駅、原宿駅」については工事に着手しています。

新橋駅改良工事の内容
(1) 烏森改札口やコンコースを拡張し、混雑緩和を図る
(2) ホーム上の大屋根を拡張することで、柱の少ないホームを実現する
(3) 山手線と京浜東北線にホームドアを新たに設置し、安全性の向上を図る


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第一弾の工事(工事が継続中)

 JR新橋駅のレンガアーチ高架橋(烏森町 高架橋)は明治41年~大正3年頃の完成、東海道線鉄筋コンクリート高架橋についても、昭和11年~17年頃の施工で老朽化が進んでします。

 また、コンコースが南北に分断されています。このような課題を解決するため、耐震補強工事を行うと共に、南北コンコースの一体化、東海道線ホームの拡幅を行い、混雑緩和を図る工事を進めています。

 同時に、老朽化した屋根をシステムトラスの大屋根に架け替えるとともに、各ホームとコンコースを結ぶエレベーターを設置します。


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第二弾の工事(今回の発表)
 
「現状」と「計画」の配置図です。上記の第一弾の工事はまだ継続中です。第一弾の工事を行いつつ、追加で第二弾の工事を行って、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に備えます。


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「山手線」と「京浜東北線」にホームドアを新たに設置します。


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多くの「山手線」の駅はすでにホームドアが設置済みですが、新橋駅は大規模な改良工事中のためホームドアが設置されていませんでした。「山手線」と「京浜東北線」のホームドアを合わせて設置します。


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「システムトラス」の大屋根です。


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ホーム上の大屋根を拡張します。5番線・6番線ホームの南側上空だけ大屋根が設置されていません。大屋根の拡張はこの部分で行われると思われます。



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2017年6月12日 (月)

虎ノ門ヒルズ 巨大プロジェクト「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」は高さ300m??

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-虎ノ門ヒルズが拡大・進化-
 森ビルは、「虎ノ門ヒルズ」の両側にオフィスを中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(2019年12月竣工予定)」と、住宅を中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(2020年4月竣工予定)」の2つのプロジェクトを進めています。
 
 引用資料 森ビル(2017/01/18)
 拡大・進化する虎ノ門ヒルズ「ビジネスタワー」および「レジデンシャルタワー」着工へ

 さらに、「桜田通り」を挟んだ西側には、「東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称)」と一体開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(2022年度竣工目標)」を計画しています。

 新たな3棟の超高層タワーが加わることで、「虎ノ門ヒルズ」は区域面積7.5ha、延床面積80万㎡に拡大し、真の「国際新都心・グローバルビジネスセンター」へと進化します。

● (仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
 
「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」は、「国家戦略特区」に認定されています。事業主体は「森ビル、UR都市機構」です。

 「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」は、「地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業」と一体的に開発する、これからの都市再生モデルとなるプロジェクトです。

 「虎ノ門ヒルズ」と同規模程度のオフィスやホテルなどを複合させたタワーを検討しており、最上部には大企業やベンチャー企業、起業家から広く一般の方にも開かれた交流施設を設置、新たなビジネスやイノベーションの発信拠点を目指します。


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「虎ノ門ヒルズ」の街区図です。


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港区街づくり研究会の資料

 「Audie-Gryph氏」からメールを頂きました。「港区ふれあい祭り」というイベントが行われ、その中に「港区街づくり研究会」のブースが出店していたそうです。

 「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の高さが300mとなっています。森ビル等に取材した結果なのか? 推定なのか? 分かりませんが、もしこれが事実なら三菱地所が進める「常盤橋街区再開発プロジェクト」、森ビルが進める「虎ノ門・麻布台地区」に次ぐ高さ300m超えになります。

 「森ビル」から正式発表があった訳はないので、あくまでも「高さ300m級だったらいいのにな!」という願望ということで参考程度にして下さい。
 私は、2005年に大誤報をホームページに掲載して、「2ちゃんねる」等の超高層ビルの掲示板で、徹底的に叩かれた苦い経験がありますので・・・(涙)


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白金高輪駅周辺再開発

 「港区街づくり研究会」の配布資料の中には、まだ一般に知られていない「三田5丁目再開発」がかなり詳細に書かれています。

 白金アエルシティ北側の再開発は、「東部北地区」以外はまだ一般に知られていません。「西部中地区」の正確な範囲を今回初めて知りました。白金アエルシティのすぐ北側でも「再開発研究会」が立ち上がっているようです。

  白金高輪駅周辺には合計6ヶ所の再開発構想があるようです。このような資料を見ると「港区街づくり研究会」は、港区の再開発情報をかなり詳細につかんでいる事が分かります。


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街区の範囲が西側に拡大

 「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の範囲が西側に拡大して西端は「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」の現場に到達しています。


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拡大した西側部分を南側から見た様子です。


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拡大した西側部分を西側から見た様子です。角の建物は「発明会館」です。


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日本消防会館(ニッショーホール)

 その北側には「日本消防会館(ニッショーホール)」がありますが、ここも交渉中の可能性があります。あくまでも私の願望ですが・・・(笑)


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街区の範囲が北側に拡大

 「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の範囲が北側に拡大して、道路北側の「住友不動産虎ノ門ビル」も街区に入りました。


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西側の駐車場

 「住友不動産虎ノ門ビル」の西側には駐車場があります。この敷地も交渉中の可能性があります。あくまでも私の願望ですが・・・(笑)


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更に西側には、「虎ノ門2丁目タワー」が建っている区画があります。ここまで範囲に入ると街区的に完璧なんですが・・・


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虎ノ門2丁目タワー

 森ビルの兄弟会社であり、ライバル会社でもある「森トラスト」の地上21階、塔屋2階、地下4階の「虎ノ門2丁目タワー」は、1999年7月竣工なので、さすがに難しそうですね・・・



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2017年6月11日 (日)

JR東日本 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据えて「新木場駅」を大規模に改良!

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-新木場駅(しんきばえき)-

 「JR東日本」は2017年6月6日に、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向け、「有楽町駅、新木場駅、新橋駅、浜松町駅」の4駅の改良工事計画をまとめたと発表しました。4駅の工事費総額は約250億円を見込んでおり、2020年春頃までに使用開始する予定です。

 引用資料 JR東日本(PDF:2017/06/06)
 東京2020大会に向けた駅改良の工事計画について

 大会の期間中に利用が多く見込まれる競技会場周辺の駅や、ベイエリア競技会場・空港アクセス路線への主要乗換え駅において、改札口やコンコースの拡張、バリアフリー設備の拡充等の駅改良を進めており、既に「千駄ケ谷駅、信濃町駅、原宿駅」については工事に着手しています。

新木場駅改良工事の内容
(1) エレベーターを増設し、バリアフリー設備を拡充
(2) ホームとコンコースの動線がスムーズになるよう、階段とエスカレーターを増設
(3) コンコース、改札口やトイレを拡張し混雑緩和を図る


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「改札口」です。改札口は11通路から13通路に拡張されます。


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「拡張(増床)した改札内コンコース」です。


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「現状」と「計画」の配置図です。約380㎡から約750㎡と「改札内コンコース」が2倍近く拡張されます。駅施設・店舗等も大幅に拡張されます。

 新木場駅は、「JR東日本、東京メトロ、東京臨海高速鉄道(TWR)」の駅です。改良工事が行われるのは「JR東日本」が管理する部分です。


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「新木場駅(しんきばえき)」です。江東区新木場一丁目にあります。



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2017年6月10日 (土)

葛飾区 葛飾区総合庁舎も入る地上36階、高さ約125mの「立石駅北口地区市街地再開発事業」 都市計画決定!

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-立石駅北口地区市街地再開発事業-

 京成立石駅は、ジャンクション的な役目を果たす「青砥駅」の一つ手前の駅です。島式2面2線の地上駅ですが、「都市高速鉄道京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業」が行われており、将来的には高架化されます。
 
 高架化工事に合わせるように駅の北口(立石駅北口地区)と南口(立石駅南口西地区、立石駅南口東地区)に再開発が計画されています。

● 2017年6月6日に都市計画決定
 葛飾区における「立石駅北口地区市街地再開発事業」について、2017年6月6日に都市計画決定の告示がされました。「旭化成不動産レジデンス、一般財団法人首都圏不燃建築公社」が事業協力者として選定されています。

 引用資料 旭化成不動産レジデンス(2017/06/09)
 当社が参画する東京都葛飾区の再開発事業 「立石駅北口地区市街地再開発事業」都市計画決定のお知らせ 

 構想段階の初期の頃は、地上41階の超高層タワーマンションと地上20階の葛飾区の総合庁舎が計画されていましたが、現実的な規模になりました。

 今後のスケジュールは、2018年度に再開発組合設立認可(予定)、2019年度に本体着工(予定) 、2022年度に本体工事竣工(予定)となっています。

立石駅北口地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都葛飾区立石四丁目及び立石七丁目各地内
◆ 区域面積-約22,000㎡
◆ 事業協力者-旭化成不動産レジデンス、一般財団法人首都圏不燃建築公社
◆ 再開発組合設立認可-2018年度予定
◆ 着工-2019年度予定
◆ 竣工-2022年度予定

西街区の概要
◆ 階数-地上36階、地下2階
◆ 高さ-約125m
◆ 敷地面積-約7,130㎡
◆ 建築面積-約4,900㎡
◆ 延床面積-約81,100㎡(容積対象床面積約57,000㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅、商業、公益等
◆ 総戸数-約600戸

東街区(葛飾区総合庁舎)の概要
◆ 階数-地上13階、地下3階
◆ 高さ-約75m
◆ 敷地面積-約4,650㎡
◆ 建築面積-約3,250㎡
◆ 延床面積-約40,400㎡(容積対象床面積約32,500㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-葛飾区総合庁舎、商業、公益等


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「現地位置図」です。高架化工事に合わせて北口と南口で再開発が行われます。


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「配置図」です。


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現在の「京成立石駅」には、北口にも南口にも駅前広場がありませんが、「交通広場」が整備されます。



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2017年6月 9日 (金)

JR東日本 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据えて「有楽町駅」を大規模に改良!

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-有楽町駅-
 「JR東日本」は2017年6月6日に、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向け、「有楽町駅、新木場駅、新橋駅、浜松町駅」の4駅の改良工事計画をまとめたと発表しました。4駅の工事費総額は約250億円を見込んでおり、2020年春頃までに使用開始する予定です。

 引用資料 JR東日本(PDF:2017/06/06)
 東京2020大会に向けた駅改良の工事計画について

 大会の期間中に利用が多く見込まれる競技会場周辺の駅や、ベイエリア競技会場・空港アクセス路線への主要乗換え駅において、改札口やコンコースの拡張、バリアフリー設備の拡充等の駅改良を進めており、既に「千駄ケ谷駅、信濃町駅、原宿駅」については工事に着手しています。

有楽町駅改良工事の内容
(1) エレベーターを大型化すると共に、国際フォーラム口と中央口のコンコースを結ぶ通路を新設して国際フォーラム口にもバリアフリールートを整備するなど、バリアフリー設備を拡充する
(2) 階段、コンコースやトイレを拡張し混雑緩和を図る
(3) 京浜東北線にホームドアを新たに設置し、安全性の向上を図る


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「駅外観(国際フォーラム口)」です。


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「国際フォーラム口と中央口を結ぶ通路」です。


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「現状」と「計画」の配置図です。かなり大規模に改良されます。


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1番線の「京浜東北線(東京・上野・大宮方面)」にホームドアが設置されます。2番線の山手線内回りには、2014年度にホームドアの設置が完了しています。


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4番線の「京浜東北線(品川・横浜・大船方面)」にホームドアが設置されます。3番線の「山手線外回り」には、2014年度にホームドアの設置が完了しています。



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2017年6月 8日 (木)

江戸川区 JR小岩駅前 地上25階、高さ約100m、延床面積約123,000㎡の「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」 事業協力者の募集開始!

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-南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業-

 東京都江戸川区の「JR小岩駅」周辺では複数の市街地再開発事業が計画されています。第一弾として、「アルファグランデ小岩スカイファースト」が2015年4月下旬に竣工しました。完成イメージの奥に描かれているのが、「アルファグランデ小岩スカイファースト」です。

 駅前広場に隣接する施行区域が最大規模の「南小岩七丁目地区」でも再開発が計画されています。「南小岩七丁目地区市街地再開発準備組合」は、2017年6月8日に事業協力者を決める公募手続きを開始します。

 引用資料 江戸川区・公式ホームページ
 南小岩七丁目地区

 日刊建設工業新聞(2017/06/08)
 南小岩七丁目地区再開発(東京都江戸川区)/事業協力者選定手続き開始/準備組合

 再開発ビルは、当初計画と比べて概要がかなり変更になっています。現在点での概要は、地上25階、地下3階、延床面積約123,000㎡を想定しています。
 
 事業スケジュール(案)では、2019年度の都市計画決定、2020年度の再開発組合設立認可、2022年度の権利変換計画認可を目指しています。

南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都江戸川区南小岩七丁目の一部
◆ 階数-地上25階、地下3階
◆ 高さ-最高部約100m
◆ 敷地面積約-約15,000㎡
◆ 建築面積-約12,000㎡
◆ 延床面積-約123,000㎡(容積対象面積約87,000㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-商業(物販・飲食)、非商業、共同住宅、駐車場、駐輪場 等
◆ 総戸数-約350戸


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「南小岩七丁目地区における市街地再開発事業と土地区画整理事業の区域図」です。敷地面積約15,000㎡です。


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JR小岩駅のホームから見た「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。


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「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地には、中小の雑居ビルや民家などが密集しています。


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JR小岩駅です。島式1面2線の高架駅です。総武本線の緩行線を走る中央・総武線各駅停車のみが停車します。



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2017年6月 7日 (水)

品川駅西口 「国道15号(第一京浜)」の上に広大な人工地盤を構築 国道15号・品川駅西口駅前広場の整備に係る事業協力者の募集!

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-国道15号・品川駅西口駅前広場の整備-

 「国土交通省関東地方整備局」は2017年6月6日に、品川駅西口駅前広場を国道15号の上空を活用して整備するプロジェクトの実現に向け、事業協力者の募集を開始しました。

 引用資料 国土交通省関東地方整備局(2017/06/06)
 国道15号・品川駅西口駅前広場の整備に係る事業協力者の募集について ~「国際交流拠点・品川」の実現に向け、官民連携で計画を具体化~ 

 企画提案書の提出期限は2017年7月26日で、2017年8月下旬に事業協力者を決定します。2017年度に事業計画などを策定し、2018年度に事業者の公募・選定作業を進める予定です。夢物語と思っていた大プロジェクトがいよいよ動き出します!

● 国道15号(第一京浜)の上に人工地盤を構築
 
大規模な再開発が計画されている品川駅周辺では、「西口駅前広場」の再整備、「東西自由通路」の西側延伸、「国道15号(第一京浜)」の拡幅等が計画されています。

 品川駅の西口には現在、「国道15号(第一京浜)」を挟んでホテルや映画館といった商業施設が隣接していて、1日約10万人が国道を横断しています。
 今後、駅周辺の再開発が進むと横断者は1日25万人近くまで増える見込みで、国土交通省は、「国道15号(第一京浜)」の上の空間に、大規模な人工地盤を構築して広場を整備します。

 完成すれば人と車の交通が完全に分離され、歩行者は道路を横断しなくても2階部分にある駅の改札や東西自由通路から周辺の街へと移動できるようになります。
 広場には、周辺10ヶ所に点在しているバス乗り場も集約する予定で、リニア中央新幹線が開業する2027年の完成を目指します。


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国道15号・品川駅西口駅前広場の整備のイメージです。


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立体道路制度
 規制緩和により可能となった「立体道路制度(道路と一体構造の建物を建築することを可能とする制度)」を活用して、この上に巨大な人工地盤を構築して広場を整備します。


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国道15号(第一京浜)

 歩道橋から「国道15号(第一京浜)」を南側に見た様子です。この上に「歩行者デッキ」ではなく巨大な「人工地盤」を構築します。


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現在は小さな「歩道橋」があるだけです。


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品川駅西口駅前広場

 「品川駅西口駅前広場」は非常に狭いです。更にJR品川駅の改札口や京浜急行品川駅の改札口には上下移動が必要です。全体に人工地盤を構築することでこれらの問題を一気に解決します。


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このように駅前ロータリーは非常に狭いです。


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東西自由通路

 品川駅の「東西自由通路」です。東西自由通路沿いに「JR品川駅の改札口、京浜急行品川駅の改札口」が揃えられ、西側に巨大な広場が構築されます。拠点機能が2階部分に揃う事で移動が劇的に便利になります。


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高輪口(西口)の壁

 東西自由通路の西端にある「高輪口(西口)」の壁です。この壁はぶち抜かれ、「東西自由通路」が西側に延伸されます。将来的にはこの先に、京浜急行品川駅の改札口、更に先には巨大な広場が出現する事になります。



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2017年6月 6日 (火)

横浜市 慶應義塾大学日吉キャンパスの南側 地区面積約5.9haの大規模再開発プロジェクト「港北箕輪町二丁目地区地区計画」

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-港北箕輪町二丁目地区地区計画-
 「サウジアラビア、アラブ首長国連邦、エジプト、バーレーン」が、「カタール」との国交を断絶すると発表しました。「カタール」は、サウジアラビアや湾岸諸国と深いつながりがあり、友好国のイメージがありました。

 東西冷戦の頃は、西側(アメリカ側)と東側(ソ連側)に分かれて非常に分かりやすかったです。国際関係や軍事関係は得意分野だったのですが、現在は ”どうしてこうなるの? 訳が分からない? 詳しく読んでも分からない?” というニュースが非常に多いです。

 本題に戻って、「港北箕輪町二丁目地区地区計画」の予定地は、東急東横線日吉駅と綱島駅の中間に位置し、都市計画道路3・4・21号東京丸子横浜線(綱島街道)に面しています。

 周辺は、工場等から住宅へ土地利用転換が進んでおり、工場や研究所、住宅等の多用途が共存し、誰もが住み、働き、暮らし続けたくなるまちを目指すため、基盤整備や生活支援・生活利便機能の拡充が課題となっています。

 大規模な土地利用転換に伴い、綱島街道沿道にふさわしい都市機能としてオープンスペースや安全で快適な歩行者空間を確保しつつ、生活支援・生活利便機能を適切に配置し、環境未来都市・横浜にふさわしい持続可能な市街地を形成します。

 引用資料 横浜市・建設局(2017/03/21)
 都市計画市素案説明会の開催


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「港北箕輪町二丁目地区地区計画」の予定地は、「慶應義塾大学日吉キャンパス」南側の地区面積約5.9haの広大な敷地です。

 引用資料 野村不動産(PDF:2015/11/19)
 港北区箕輪町二丁目で、環境未来都市にふさわしい持続可能な魅力あるまちづくりを推進します。


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「A地区」と「B地区」に分けて開発が行われます。高さ制限は60mとなっています。


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「A地区」には、地上20階、高さ約60mの大規模マンションが建設される予定です。総戸数は合計で約1,320戸を予定しています。「B地区」には小学校が建設される予定です。


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「港北箕輪町二丁目地区地区計画」の予定地を北西側から見た様子です。


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「港北箕輪町二丁目地区地区計画」の予定地を南西側から見た様子です。現在は「三井住友建設」により、「(仮称)港北箕輪町計画解体工事」が行われています。



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2017年6月 5日 (月)

「羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)」の提案概要を公表 「鹿島建設」を代表とするグループが総延床面積約125,400㎡規模の施設を建設!

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羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)-
 「E-girls((イー・ガールズ)」が再編されて、8人が離脱して11人体制になります。私が予想していた中での最悪の結果になりました。ファンから見たら実質的な解体です。大ファンになってライブにも行くようになったのに朝からガックリです・・・

 本題に戻って、「羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)」について、合計2グループからの応募があり、2017年5月19日に「鹿島建設」を代表企業とする応募グループを事業予定者に決定したと発表しました。2017年6月1日には、事業者選定に係る審査講評と事業予定者の提案概要が公表されました。

 引用資料 大田区・公式HP(2017/06/01)
 「羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)」の事業者選定に係る審査講評の公表
 
 日刊建設工業新聞(2017/06/05)
 羽田空港跡地開発/第1ゾーンに総延べ12・5万平米施設群/鹿島ら540億円投資

 「鹿島建設」を代表企業とする応募グループは、代表企業が「鹿島建設」で、構成員8事業者、協力会社20事業者で構成されています。
 
 羽田空港跡地第1ゾーンの約16.5haのうち第1期事業予定地の約5.9haに約540億円を投じて総延床面積約125,400㎡規模の先端技術開発・文化発信拠点を整備します。

鹿島建設を代表企業とする応募グループ
◆ 代表企業-鹿島建設
◆ 構成員(8事業者)-空港施設、京浜急行電鉄、大和ハウス工業、東京モノレール、日本空港ビルデング、野村不動産パートナーズ、東日本旅客鉄道、富士フイルム
◆ 協力会社(20事業者)-アバンアソシエイツ、岩谷産業 、WHILL、ANAホールディングス、隈研吾建築都市設計事務所、国立研究開発法人国立国際医療研究センター、松竹、城南信用金庫、 Zeppホールネットワーク、タイムズ24、東京ガス、東京空港交通、国立大学法人東京工業大学、東京電力エナジーパートナー、学校法人東邦大学、トヨタ自動車、トライステージ、日本航空、三井住友銀行、三菱地所


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「施設規模概要」です。


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羽田空港跡地第1ゾーンの約16.5haのうち、第1期事業予定地は約5.9haです。


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周辺では、「第2ゾーン」と「第3ゾーン」の開発も計画されています。


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東京国際空港(羽田空港)跡地第2ゾーン 

 隣接する第2ゾーンの約4.3haは、「羽田エアポート都市開発(住友不動産・東京国際空港プロジェクトチームが設立する特別目的会社)」が開発します。

 引用資料 国土交通省(2016/06/30)
 東京国際空港(羽田空港)跡地第2ゾーンの開発に係る民間事業者選定に関する審査講評及び選定事業者の提案概要の公表 

 用途は「宿泊施設、複合業務施設、飲食・物販等商業施設、バスターミナル 等」となっています。2020オリンピック・パラリンピック競技大会前の2020年4月末の完成を目指します。



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2017年6月 4日 (日)

秋葉原 地上23階、高さ約135mの超高層オフィスビル「(仮称)外神田一丁目計画」

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-(仮称)外神田一丁目計画-

 「住友不動産」は、千代田区の秋葉原に、地上23階、高さ約135mの超高層オフィスビル「(仮称)外神田一丁目計画」を建設します。

 建設予定地は、秋葉原電気街の一画に位置する千代田区外神田一丁目で、昌平橋通り沿いの「A敷地」と道路を挟んで東隣の「B敷地」の二つの敷地が対象となります。

● B敷地からA敷地に容積率移転
 
「A敷地」には、地上23階、地下1階、高さ約135m、延床面積約26,716㎡の超高層オフィスビルを建設します。地下階に「機械式駐車場」、地上1階に「エントランスホール」、2階に「設備機械室」、3階以上に「オフィスフロア」を配置します。地震対策として、2階と3階の間には「中間免震層」を設けます。

 「B敷地」には、地上2階、地下1階、高約22m、延床面積約992㎡の商業施設を建設します。開発に当たっては総合設計制度と一団地認定制度の活用を想定しています。「B敷地」の規模が小さいのは、「B敷地」から「A敷地」に容積率を移転するためです。

(仮称)外神田一丁目計画 A棟の概要
◆ 所在地-東京都千代田区外神田一丁目9番4他(地番)
◆ 階数-地上23階、塔屋あり、地下1階
◆ 高さ-最高部約135m
◆ 敷地面積-3,281.20㎡(施設全体)、2,058.45㎡(A棟)
◆ 建築面積-約1,310㎡
◆ 延床面積-約26,716㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-オフィス、駐車場
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2017年05月末日予定
◆ 竣工-2019年09月末日予定

(仮称)外神田一丁目計画 B棟の概要
◆ 所在地-東京都千代田区外神田一丁目9番4他(地番)
◆ 階数-地上2階、塔屋あり、地下1階 
◆ 高さ-最高部約22m
◆ 敷地面積-3,281.20㎡(施設全体)、1,222.75㎡(B棟)
◆ 建築面積-約540㎡
◆ 延床面積-約992㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-店舗
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2017年05月末日予定
◆ 竣工-2019年09月末日予定


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A棟(A敷地)

 「A敷地」を南西側の昌平橋交差点から見た様子です。この敷地にはかつて北側に「ヤマギワ」、南西側に「オノデン」が建っていました。

 「A敷地」には、途上23階、地下1階、高さ約135m、延床面積約26,716㎡の超高層オフィスビル「A棟」を建設します。

 工期が、2017年2月1日(予定)~2019年5月末日(予定)から2017年5月末日(予定)~2019年9月末日(予定)に変更されていますが、変更通りなら2017年5月末日に着工しています。


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「A敷地」を北西側から見た様子です。かつてこちら側の「ヤマギワ」が建っていました。


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B棟(B敷地)

 「B敷地」を南西側から見た様子です。この敷地にはかつて「エディオン秋葉原本店(旧石丸電気本店)」が建っていました。

 「B敷地」には、地上2階、地下1階、高約22m、延床面積約992㎡の商業施設「B棟」を建設します。「B棟」の規模が小さいのは、「B敷地」から「A敷地」に容積率を移転するためです。


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「B敷地」を北西側から見た様子です。


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北西角に「講武稲荷神社」がありますが、ここは再開発の対象外のため残ります。


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立面図です。


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配置図です。「B敷地」から「A敷地」に容積率を移転します。



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2017年6月 3日 (土)

Hareza(ハレザ)池袋 豊島区旧庁舎跡地活用事業 地上33階、高さ約158m「(仮称)豊島プロジェクト」

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(仮称)豊島プロジェクト
 「豊島区役所」は、2015年5月7日に「としまエコミューゼタウン」へ移転しました。跡地では「豊島区旧庁舎跡地活用事業」が行われます。

 公募プロポーザルを実施し、「東京建物(代表構成員)、サンケイビル、鹿島建設」が、優先交渉権者に選定されています。

Hareza(ハレザ)池袋
 「(仮称)豊島プロジェクト」及び豊島区が建設する(仮称)新区民センター、中池袋公園を含めたエリアの愛称が「Hareza(ハレザ)池袋」に決定しています。

 引用資料 東京建物(PDF:2017/03/28)
 (仮称)豊島プロジェクトを含むエリア愛称が「Hareza(ハレザ)池袋」に決定 8 つの劇場の1 つに「TOHOシネマズ株式会社」の出店が決定し、2020 年夏オープン(予定) 

 「旧本庁舎敷地(A敷地)」に地上33階、地下2階、高さ158.28mの「オフィス・商業棟」、「旧公会堂敷地(B敷地)」に地上8階、地下1階、 高さ41.27mの「ホール棟」が建設されます。
 
 「A敷地」は、敷地面積3,619.67㎡、延床面積68,605.39㎡となります。容積率の限度を大幅に上回るのは、「B敷地」上空の余った容積の移転を行うためです。

(仮称)豊島プロジェクト(A棟)の概要
◆ 所在地-東京都豊島区東池袋一丁目18番1
◆ 階数-地上33階、地下2階
◆ 高さ-158.28m
◆ 敷地面積-6,603.26㎡(施設全体)、3,619.67㎡(A敷地)
◆ 建築面積-4,209.10㎡(施設全体)、2,194.10㎡(A敷地)
◆ 延床面積-79,210.88㎡(施設全体)、68,605.39㎡(A敷地)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、映画館、集会場、店舗、駐車場
◆ 建築主-東京建物(代表)、サンケイビル
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年04月01日~2016年11月30日
◆ 着工-2016年12月
◆ 竣工-2020年05月31日予定

(仮称)豊島プロジェクト(B棟)の概要
◆ 所在地-東京都豊島区東池袋一丁目19番1、19番2、19番3、19番5、19番7
◆ 階数-地上8階、地下1階
◆ 高さ-41.27m
◆ 敷地面積-6,603.26㎡(施設全体)、2,983.59㎡(B敷地)
◆ 建築面積-4,209.10㎡(施設全体)、2,015.00㎡(B敷地)
◆ 延床面積-79,210.88㎡(施設全体)、10,605.49㎡(B敷地)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法- 直接基礎+杭基礎
◆ 用途-公会堂、集会場、店舗、駐車場
◆ 建築主-東京建物(代表)、サンケイビル
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年04月01日~2016年12月31日
◆ 着工-2017年01月
◆ 竣工-2019年04月予定


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「中池袋公園」を囲む「8つの劇場空間」を計画しています。


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配置図です。


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「概要図」です。

 概要図引用 国土交通省(PDF:2016/09/13)
 東京建物株式会社、株式会社サンケイビルの民間都市再生事業計画を認定 

 「東京建物、サンケイビル」の実施する国家戦略民間都市再生事業「(仮称)豊島プロジェクト」に係る計画が、都市再生特別措置法第21条第1項の認定を受けています。


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「(仮称)豊島プロジェクト(A棟)」の建設現場です。


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「A棟」と「B棟」の間の道路です。


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「(仮称)豊島プロジェクト(B棟)」の建設現場です。


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「(仮称)新区民センター」の建設予定地です。


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「(仮称)豊島プロジェクト」の建築計画のお知らせです。



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2017年6月 2日 (金)

(仮称)有明北3-1地区(3-1-A街区)計画 高さ約119mのトリプルタワーマンション「(仮称)東京ベイ トリプルタワープロジェクト」

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-(仮称)有明北3-1地区-

 「住友不動産」は、「ARIAKE Garden City~住・商・業・文化が複合したまちづくり~」で、総事業費約1028億円(用地代含む)を投じ、住宅や大型ショッピングセンターなど総延床面積約28万㎡超の大規模開発を行い、2015年年1月の一部開業を目指す予定でした。

 リーマンショックなどもあり、計画が凍結されていましたが、総延床面積約46万㎡超と更に規模を拡大して、超巨大プロジェクトが動き出しました。全体での工期は、2016年10月~2026年3月中旬(予定)と10年近くに及びます。

● (仮称)東京ベイ トリプルタワープロジェクト
 最初に南側の「3-1-A街区」が着工されました。「(仮称)東京ベイ トリプルタワープロジェクト」として、公式ホームページがオープンしています。

 引用資料 公式ホームページ
 (仮称)東京ベイ トリプルタワープロジェクト 

 3棟は「A棟、B棟、C棟」と呼ばれていましたが、「ウエストタワー、セントラルタワー、イーストタワー」に決定したようです。

 全体での延床面積は159,366.91㎡で、共同住宅、商業、保育施設、駐車場で構成されます。共同住宅の総戸数は1,539戸となります。

(仮称)東京ベイ トリプルタワープロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)有明北3-1地区(3-1-A街区)計画
◆ 所在地-東京都江東区有明二丁目1番210、211、219、235、238、239(地番)他
◆ 交通-交通東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場」駅から徒歩4分、ゆりかもめ「有明」駅から徒歩3分
◆ 階数-(ウエストタワー)地上32階、 搭屋2階、地下1階、(セントラルタワー)地上33階、 搭屋2階、地下0階、(イーストタワー)地上33階、 搭屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部119.40m、軒高114.30m
◆ 敷地面積-32,627.38㎡(ペデストリアンデッキ敷地2,415.68㎡を含む)、販売対象面積30,862.12㎡
◆ 建築面積-9,679.71㎡(ペデストリアンデッキ1,203.40㎡を含む)
◆ 延床面積-159,366.91㎡(ペデストリアンデッキ320.56㎡を含む)、販売対象面積159,046.35㎡
◆ 構造- 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート拡底杭
◆ 用途- 共同住宅、商業、保育施設、駐車場等
◆ 総戸数-1,539戸(施設全体)
◆ 事業主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-前田建設工業
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 着工-2016年10月15日
◆ 竣工-2019年07月下旬予定
◆ 入居開始-2020年02月下旬予定(家族に江東区立の小学校および中学校に通学を希望する児童・生徒がいる購入者は2020年03月下旬予定)


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配置図です。「3-1-A街区」の「(仮称)東京ベイ トリプルタワープロジェクト」は街区の南側に建設されます。

 引用資料 首相官邸・内閣府(PDF:2015/08/31)
 資料8 都市計画(素案)臨海副都心有明北地区


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「(仮称)東京ベイ トリプルタワープロジェクト」の全景です。街区の南東側に「首都高速道路湾岸線」と「国道357号」が走っています。将来的にも眺望は安泰です。


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「ウエストタワー」の建設現場です。


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「セントラルタワー」の建設現場です。


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表面にスパイラル状のラインが入った太い「鋼管」が見えます。場所打ちコンクリート杭が「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭」である事が分かります。

 「場所打ち鋼管コンクリート杭」は、鋼管とコンクリートの複合体なので、ねばり強さがあり、地震に強い場所打ち杭となります。


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「イーストタワー」の建設現場です。


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「(仮称)有明北3-1地区(3-1-A街区)計画」の建築計画のお知らせです。



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2017年6月 1日 (木)

ヨドバシカメラ「マルチメディアAkiba」のすぐ北側 地上21階、高さ約112mの「(仮称)神田練塀町地区第一種市街地再開発事業 施設建築物建築計画」

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-神田練塀町地区第一種市街地再開発事業-
 「神田練塀町地区第一種市街地再開発事業」は、JR「秋葉原駅」の北東側に位置する旧耐震の建物や低層木造家屋が密集したエリアの再開発プロジェクトです。ヨドバシカメラ「マルチメディアAkiba」のすぐ北側になります。

 「住友不動産」は、地権者並びに参加組合員として参画する「神田練塀町地区第一種市街地再開発事業」が、2017年1月31日に着工しました。

 引用資料 住友不動産(PDF:2017/02/10)
 秋葉原駅前エリアにおける発展の最終局面となる残された街区が着工 街区にJR駅前、昭和通りから賑わいを呼び込む“ゲート広場”を新設 「神田練塀町地区第一種市街地再開発事業」

神田練塀町地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-(仮称)神田練塀町地区第一種市街地再開発事業 施設建築物建築計画
◆ 所在地-東京都千代田区神田練塀町1番1他
◆ 階数-地上21階、地下2階
◆ 高さ-最高部111.99m
◆ 敷地面積-2,529.79㎡
◆ 建築面積-約1.640㎡
◆ 延床面積-約30,799㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-現場造成杭
◆ 地震対策-免震構造(2階と3階の間に免振装置を設置する中間階免震構造)
◆ 用途-オフィス、共同住宅(34戸)、店舗、駐車場
◆ 建築主-神田練塀町地区市街地再開発組合(地権者・参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 着工-2017年01月31日
◆ 竣工-2019年05月31日予定
◆ 総事業費-約233億円


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「位置図」です。


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「配置図」です。


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「建物フロア割イメージ」です。1階が「エントランス」、2階が「機械室」、2階と3階の間が「免震層」、3階~17階が「オフィス」、18階~20階が「共同住宅」、21階が「屋外機置場」となります。


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「(仮称)神田練塀町地区第一種市街地再開発事業 施設建築物建築計画」の建設現場をを南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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街区東側の通りです。突当りの「第2砂川ビル」も再開発区域に含まれるので、ヨドバシカメラ「マルチメディアAkiba」側に抜ける事が出来るようになります。


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すぐ南側の区画は、「第2砂川ビル」のみが再開発区域に含まれます。「第2砂川ビル」の部分には、広場が整備されます。


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「(仮称)神田練塀町地区第一種市街地再開発事業 施設建築物建築計画」の建築計画のお知らせです。



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