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2017年6月15日 (木)

みなとみらい21中央地区37街区 三菱重工業が「Ⅱ期棟計画用地」と「三菱重工横浜ビル」を売却 Ⅱ期棟計画用地は「ケネディクス」が開発!

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-みなとみらい21中央地区37街区-
 
「三菱重工業」は、景気減速の影響を受け、建設計画を延期していた「(仮称)みなとみらい21中央地区37街区Ⅱ期棟計画」を再始動すると2013年9月25日に発表しています。

 「三菱重工業」は、1994年2月に「三菱重工横浜ビル」を1棟建設しました。概要は、地上34階、地下2階 高さ151.9m、延床面積110,948.09㎡です。
 当初は、高層建ツインタワーの計画でしたが、1990年代後半の景気減速の影響から2棟目の建設計画を凍結していました。
 
 2014年2月1日に設立された火力発電システム事業の合弁会社「三菱日立パワーシステムズ(三菱重工業65%、日立製作所35%)」により、執務スペースを確保する必要が生じたため、2棟目を建設する予定でした。

● ケネディクスに用地を売却
 「三菱重工業」は、「みなとみらい21中央地区37街区」のうち北側部分10,076.09㎡を「ケネディクス」に2017年3月30日付で売却しました。

 ケネディクス(PDF:2017/03/30)
 オフィスビル及び開発用地の組入れ方針に関するお知らせ 及び土地取得子会社の異動に関するお知らせ 

 今後、事業パートナーを選定した上で開発の検討を進め、魅力ある新規プロジェクトの創出に繋げていく予定です。現在は住宅展示場「横浜ホームコレクション」として使用されています。

 ちなみに「ケネディクス」は、独立系不動産ファンドを運営しています。資産運用残高では最大手級で、東証1部に上場しています。旧:日本長期信用銀行本店ビル跡地に竣工した超高層ビル「日比谷パークフロント」の建築主の1社でもあります。


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幻の(仮称)みなとみらい21中央地区37街区Ⅱ期棟計画
 「(仮称)みなとみらい21中央地区37街区Ⅱ期棟計画」の断面図です。このプロジェクトは幻のプロジェクトになってしまいました・・・

 横浜市・環境創造局(2013/09/25) リンク切れ
 (仮称)みなとみらい21中央地区37街区II期棟計画に係る計画段階配慮書の縦覧について
 
(仮称)みなとみらい21中央地区37街区Ⅱ期棟計の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3番
◆ 階数-地上32階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(最高部)約165m、(軒高)約160m
◆ 敷地面積-約20,200㎡(Ⅰ期棟含む)
◆ 建築面積-約13,800㎡(Ⅰ期棟含む)
◆ 延床面積-約219,000㎡(Ⅰ期棟含)、約108,000㎡(Ⅱ期棟のみ)
◆ 容積対象床面積-約197,000㎡ (Ⅰ期棟含)、約97,000㎡(Ⅱ期棟のみ)
◆ 用途-オフィス、商業施設
◆ 工期-2015年~2017年予定
◆ 供用-2017年予定

 
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三菱重工横浜ビルも売却
 横浜みなとみらい21の「三菱重工横浜ビル」です。「ヒューリック」は、2017年3月30日付で「三菱重工横浜ビル」を販売用不動産として取得しました。

 ヒューリック(PDF:2017/03/30)
 販売用不動産の取得について

 「ケネディクス」とのウェアハウジングに係る協定書に基づき、ケネディクスグループで組成するファンド等での組み入れ準備が整った時点で売却する予定です。


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第一田町ビルを含む一画を再開発

 「三菱重工業」は、港区に所有する「第一田町ビル」を含む一画(敷地面積約8,650㎡)を隣接地権者らと共同で一体開発します。首都圏のオフィス機能を再構築する一環で、建て替え後の建物は高さ150m規模となります。

 建て替え後のビルは、「三菱重工業グループ」の活動拠点オフィスのほか、他のテナントにも賃貸する計画です。
 「第一田町ビル」の建て替え事業で完成したビルには、現在の品川本社(三菱重工ビル)や横浜本社(三菱重工横浜ビル)などに分散している事業推進機能やサポート機能を集約・再編していく考えです。



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