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2017年6月29日 (木)

JR東海 東海道・山陽新幹線 デュアルスプリームウィング形の次期新幹線車両「N700S」 デザインを決定!

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次期新幹線車両・N700S-
 約1年前の2016年6月24日に、「JR東海」は、「N700系」以来のフルモデルチェンジとなる次期新幹線車両に向けた確認試験車(16両)の製作を決定したと発表しました。

 次期新幹線車両の名称は、海道・山陽新幹線車両として定着した、「N700」の名称に「S」を付けて、「N700S」としました。「S」は、N700系シリーズ中、最高の新幹線車両を意味する「Supreme(スプリーム/最高の)」を表しています。

 「N700A」までの床下機器配置を見直し、モジュールの小型化・軽量化を図り、再配置します。これまで8種類あった床下機器設置パターンを、東京方先頭1種、中間車2種、新大阪方1種の合計4種類とシンプル化して、連結パターンに柔軟性を持たせます。

 これにより、東海道新幹線の現状16両に加え、九州や山陽で走る8両や12両といった編成にも対応します。編成両数に自由度をもたせ、「世界最軽量」をうたって世界へ打って出ます。

● 「N700S」のデザインを決定
 約1年後の2017年6月28日に、「JR東海」は、2020年度に営業投入を予定している「N700S」のデザインを決定したと発表しました。「N700S確認試験車」は2018年3月に完成します。

 引用資料 JR東海(PDF:2017/06/28)
 N700Sのデザインについて


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「先頭デザイン」です。

◆ N700系シリーズの形状を進化させた「デュアル スプリーム ウィング形」
 
小牧研究施設における技術開発の結果、左右両サイドにエッジを立てた形状とし、走行風を整流することで更なる環境性能向上を図っています。

◆ 前照灯にLEDライトを新幹線で初採用
 
LEDの採用により、省エネルギー化・照度向上・長寿命化を実現します。また、先頭形状を活かし、前照灯を拡大することで、照射範囲を広げ、視認性向上を図っています。

◆ 新しい形状に相応しい車体デザイン
 東海道新幹線の象徴である白地に青帯を踏襲しています。また、先頭部の青帯“Supreme(スプリーム)”の「S」を表現しています。


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「インテリアデザイン(グリーン車)」です。グリーン車では、窓側の座席ごとに荷物棚と一体化した大型の側面パネルを採用します。


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「インテリアデザイン(普通車)」です。コンセントは全ての座席に設置します。座席は背もたれと座面を連動して傾けるリクライニング機構を採用します。


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現在の主力の「N700系シリーズ」です。「N700」と「N700A」の外観はほとんど同じです。次期新幹線車両「N700S」は外観的にはマイナーチェンジという感じですが、床下機器配置が根本的に見直され、内容的にはフルモデルチェンジとなります。



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