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2017年7月

2017年7月31日 (月)

渋谷区 代々木公園に「複合型サッカー専用スタジアム」 複数の民間事業者が東京都に建設を提案!

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-代々木公園にサッカー専用スタジアム-

 複数の民間事業者が東京都に対し、渋谷区の都立代々木公園内に複合型サッカー専用スタジアムの建設を提案していることが分かりました。

 スタジアムは約40,000人規模で、総事業費は約400~500億円を予定しています。資金は民間事業者が負担します。建設開始は2020年東京五輪・パラリンピック後で、2025年までの完成を目指します。

 引用資料 スポーツ報知(2017/07/29)
 代々木公園にサッカー専用スタジアム…25年まで完成へ複数民間事業者が都に提案

 計画では、東京都をホームタウンとする「FC東京」の本拠地として活用する方針です。FC東京は、「味の素スタジアム」を本拠地としていますが、以前から都民への認知度を高めるために東京23区内への移転を模索していました。

 計画案によると、サッカー以外にも若者文化の発信拠点である渋谷のブランドを生かし、エンターテインメント要素を取り入れた複合型スタジアムを目指すもようです。試合開催日以外は音楽フェスやさまざなイベントなどを開催し、稼働率を高めていきます。

 参考となるのが、「ガンバ大阪」の本拠地である大阪府吹田市の「市立吹田サッカースタジアム」です。法人と個人から寄付金を募り、40,000人規模を総事業費約140億円で作ることに成功しました。

● ハイブリッド芝が追い風!
 
Jリーグは、2018年シーズンより「ノエビアスタジアム神戸」のピッチ内へのハイブリッド芝敷設について承認しました。今シーズン終了後、「ハイブリッド芝」を敷設予定です。ピッチ内へのハイブリッド芝敷設の承認は国内のスタジアムでは初となります。

 ノエビアスタジアム神戸の「ハイブリッド芝」は、5%程度の人工芝を天然芝に交ぜた新素材で、人工芝に天然の根が絡んで強度が増し、通気性が上がって生育状態もよくなります。少しだけ感触が硬くなりますが、天然芝の倍以上長持ちするそうです。

 天然芝では、芝生が傷むので音楽フェスやさまざなイベントなどを開催は基本的には不可能です。しかし、「ハイブリッド芝」を導入すると強度が増し、音楽フェスなどのイベント開催が可能となる日数が増えます。


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「新スタジアム建設予定地」です。


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新スタジアム建設予定地は、代々木公園内の南部にある球技場と織田フィールドと呼ばれる陸上競技場周辺です。


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市立吹田サッカースタジアム
 万博記念公園に「ガンバ大阪」が、新スタジアムを建設しました。新スタジアムは、吹田市が万博記念機構から借りた土地に、ガンバ側のスタジアム建設募金団体が建設し、吹田市に寄付しました。

 2013年12月15日(日)に「スタジアム起工式」が行われ着工されました。募金活動は、2015年3月14日をもって終了しました。募金合計は140億8566万5383円で、目標の140億円を突破しました。

 正式名称は「市立吹田サッカースタジアム」で、2015年9月末に竣工し、2015年10月10日(土)の竣工イベントが行われました。

 「市立吹田サッカースタジアム」は、縦約160m×横約210m×高さ約40mの巨大なスタジアムです。約40,000人席のすべてを屋根で覆っています。Jリーグの試合だけでなく、国際試合も開催できる仕様となっています。

市立吹田サッカースタジアムの概要
◆ 計画名-(仮称)吹田市立スタジアム新築工事
◆ 所在地-大阪府吹田市千里万博公園3-3
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-最高部40.33m、軒高32.17m
◆ 敷地面積-90,065.33㎡
◆ 建築面積-24,695.51㎡
◆ 延床面積-63,908.71㎡(うち容積率不算入部分8,116.75㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造(在来+プレキャストコンクリート)、鉄骨造
◆ 基礎工法-PHC杭
◆ 地震対策-屋根免震構造
◆ 用途-観覧場
◆ 収容人員-約40,000人
◆ 建築主-スタジアム建設募金団体(所有者:吹田市、運営者:ガンバ大阪)
◆ コンストラクション・マネジメント業務-安井建築設計事務所
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2013年12月01日(着工)、2013年12月15日(スタジアム起工式)
◆ 竣工-2015年09月末(竣工)、2015年10月10日(竣工イベント)
◆ こけら落とし-2016年02月14日
◆ 総工費-140億8566万5383円


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「市立吹田サッカースタジアム」です。代々木公園の「複合型サッカー専用スタジアム」は、「市立吹田サッカースタジアム」の手法を参考とするようです。



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2017年7月30日 (日)

江東区 竣工した雁行配置の大規模マンション「パークホームズ豊洲 ザ レジデンス」

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パークホームズ豊洲 ザ レジデンス-
 「パークホームズ豊洲 ザ レジデンス」は、は東京電力の社宅跡地に建設された巨大マンションです。元々は、東京電力が店舗、共同住宅、ホテルで構成される複合ビル「(仮称)豊洲5丁目プロジェクト(東電社宅跡地)」を建設する予定でしたが、東日本大震災による福島原発の事故により頓挫しました。

 東京電力以外の周囲の敷地も集約化して敷地面積10,591.10㎡に建設されました。事業比率は、「三井不動産レジデンシャル(85%)、三井物産(15%)」となっています。

 2016年11月1日に工事完了、2017年1月下旬に竣工、2017年4月上旬から入居開始しています。総戸数690戸は全戸完売しています。

パークホームズ豊洲 ザ レジデンスの概要
◆ 計画名-(仮称)江東区豊洲5丁目計画
◆ 所在地-東京都江東区豊洲五丁目6番3(地番)
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「豊洲」駅徒歩5分、ゆりかもめ「豊洲」駅徒歩4分
◆ 階数-地上22階、地下0階
◆ 高さ-最高部74.15m、軒高69.95m
◆ 敷地面積-10,591.10㎡
◆ 建築面積-5,188.73㎡
◆ 延床面積-72,115.80㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(94本)
◆ 地震対策-免震構造(免震ゴム、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅、店舗、保育所
◆ 総戸数-総戸数690戸(他に保育施設1区画、店舗1区画)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル(85%)、三井物産(15%)
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年05月01日
◆ 竣工-2016年11月01日(工事完了)、2017年01月下旬(竣工)
◆ 入居開始-2017年04月上旬


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「昭和大学江東豊洲病院」の公開空地から見た様子です。


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建物を2つにスライドさせて繋げたような「雁行(がんこう)配置」となっています。


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西側から見た様子です。基礎工法は、「場所打ちコンクリート拡底杭(94本)」、地震対策として「免震構造(免震ゴム、オイルダンパー)」を採用しています。

 更に、建物中央に2つの吹き抜けを設けた「∞型バンドルチューブ架構」を採用しているので、一般のマンションより高い免震効果が発揮出来ます。


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敷地西側です。


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かなり広い面積が「公開空地」として解放されています。


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敷地南側です。


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南東側から見た様子です。


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横アングルです。



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2017年7月29日 (土)

大規模改良工事が行われている東京メトロ東西線「南砂町駅」 ホームを島式1面2線から島式2面3線化!

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-東京メトロ東西線 南砂町駅(みなみすなまちえき)-

 「東京メトロ東西線」は、東京都区部を東西に貫く大動脈です。大手町など都心部に短時間で直結する利便性の高さから、葛西や浦安など地上区間の各駅を中心に宅地開発が急速に進み、鉄道の混雑率ワーストクラスの常連となっています。

 「南砂町駅(みなみすなまちえき)」は、江東区の東部、江戸川区とを隔てる荒川の近くに位置しています。駅周辺の開発が近年急速に進み、乗降客数が急増しています。

 そこで、ホームを島式1面2線から島式2面3線化する大規模な改良工事を行っています。ホームを新設することで方面別に乗り場を分離し、ホーム上の混雑緩和を図ります。
 更に、ホームと線路を新設することにより、中野方面への電車が線路2本を使って同じホームの両側から交互に発着出来るようにします。

 引用資料 東京メトロ(PDF)
 東西線南砂 砂町駅2面3線化改良計画について

 東西線では「南砂町駅」より中野寄りの区間で遅れが拡大する傾向があるため、「南砂町駅-茅場町駅」間で遅延対策を行う必要がありました。用地や構造の問題で他の駅は拡幅が困難だったため、「南砂町駅」を2面3線化ることになりました。


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「改良後の標準断面」と「南砂駅改良イメージ図」です。


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現在の「南砂町駅」は、ややカーブした島式1面2線の地下駅です。


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2番線ホーム

 「2番線ホーム(日本橋・大手町・中野・三鷹方面)」です。


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1番線ホーム
 
「1番線ホーム(西船橋・津田沼・東葉勝田台方面 )」です。



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2017年7月28日 (金)

「三菱自動車」の本社が「msb Tamachi 田町ステーションタワーS」に移転 跡地を「三菱重工業」が再開発して高さ150m規模の超高層ビルを建設!

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-三菱重工業-
 「三菱重工業」は、港区に所有する「第一田町ビル」を含む一画(敷地面積約8,650㎡)を隣接地権者らと共同で一体開発します。首都圏のオフィス機能を再構築する一環で、建て替え後の建物は高さ150m規模となります。

 完成イメージ引用 日刊建設工業新聞(2016/11/01)
 三菱重工業/東京・田町(港区)の自社ビル建替、高さ150メートル規模の戦略拠点に

 設計者は非公表、事業スケジュールや施設計画などの詳細は未定となっています。2023年の竣工を目指します。

 建て替え後のビルは、「三菱重工業グループ」の活動拠点オフィスのほか、他のテナントにも賃貸する計画です。
 「第一田町ビル」の建て替え事業で完成したビルには、現在の品川本社(三菱重工ビル)や横浜本社(三菱重工横浜ビル)などに分散している事業推進機能やサポート機能を集約・再編していく考えです。


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三菱自動車工業が本社を移転
 「三菱自動車工業」は7月27日に、現在入居している「第一田町ビル」からJR田町駅芝浦口に建設中の「msb Tamachi 田町ステーションタワーS」に本社を移転すると発表しました。移転は2018年12月末の予定です。

 引用資料 三菱自動車工業(2017/07/27)
 本社移転の計画について

 再建中の三菱自動車工業は、「ルノー・日産アライアンス」の一員となりました。「日産自動車グローバル本社」がある横浜みなとみらい21地区に移転すると予想していたので意外でした。親会社よりも立派なビルに入るんですね(笑)。


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第一田町ビル(三菱自動車工業の本社)
 
再開発が予定されている「第一田町ビル」です。現在は「三菱自動車工業」の本社が入っています。「第一田町ビル」の概要は、地上9階、地下3階、敷地面積約5,469㎡、延床面積約42,460㎡となっています。


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「第一田町ビル」を北西側から見た様子です。


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徳栄ビル本館
 再開発されるのは、「第一田町ビル」を含む一画の敷地面積約8,650㎡です。西隣の「徳栄ビル本館」も含まれると思われます。


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再開発予定地を北西側から見た様子です。


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再開発予定地の北側を「第一京浜」が走っています。



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2017年7月27日 (木)

国家戦略特区 大規模な再開発が予想される「八重洲一丁目北地区」の予定地

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-八重洲一丁目北地区-

 2016年5月10日に開かれた「東京圏国家戦略特別区域会議」で、日本橋川沿いでは「八重洲一丁目北地区、日本橋一丁目中地区、日本橋一丁目東地区」、八重洲エリアでは「八重洲二丁目南地区」、それに「豊島区庁舎跡地」と「浜松町二丁目地区」の6件が追加提案されました。

 首相官邸  国家戦略特別区域会議(2016/05/10)
 東京圏(第11回)・関西圏(第9回)・仙北市(第4回)

 日本橋川周辺では、5ヶ所で再開発事業が計画されていますが、「八重洲一丁目北地区」は、三菱地所が進めている地上61階、高さ約390m、総延床面積約680,000㎡の「常盤橋街区再開発プロジェクト」の外堀通を挟んで東側になります。事業主体は「東京建物」です。

 ちなみに航空法の高さ制限は、敷地全体が高さ制限の範囲外のため高さ制限はありません。敷地形状もいいので期待が高まります!


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「開発区域図」です。

 引用資料 建設通信新聞(2017/07/24)
 延べ40万㎡、高さ287m/21年度着工、25年度完成/日本橋一丁目中地区再開発


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「八重洲一丁目北地区」の予定地を南西側から見た様子です。


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新呉服橋ビルディング

 「八重洲一丁目北地区」の街区西側にある「新呉服橋ビルディング」です。1977年1月に竣工しました。「みずほ信託銀行」の本店が置かれています。

 地上21階、地下4階、高さ約112m、延床面積41,005.81㎡の超高層ビルですが、再開発が始まると解体されます。


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「新呉服橋ビルディング」を南東側から見た様子です。


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TGビルディング・本館

 「八重洲一丁目北地区」の街区東側にある「TGビルディング・本館」を南西側から見た様子です。


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TGビルディング(本館・別館)
 「八重洲一丁目北地区」の街区東側にある「TGビルディング(本館・別館)」を南東側から見た様子です。手前が「本館」で、奥が「別館」です。

 「本館」は1954年10月、「別館」は1970年8月に竣工しました。 地上8階、地下2階で、延床面積は「本館」と「別館」を合わせて27,025.78㎡となっています。



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2017年7月26日 (水)

国家戦略特区 大規模な再開発が予想される「日本橋一丁目東地区」の予定地

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-日本橋一丁目東地区-

 2016年5月10日に開かれた「東京圏国家戦略特別区域会議」で、日本橋川沿いでは「八重洲一丁目北地区、日本橋一丁目中地区、日本橋一丁目東地区」、八重洲エリアでは「八重洲二丁目南地区」、それに「豊島区庁舎跡地」と「浜松町二丁目地区」の6件が追加提案されました。

 首相官邸  国家戦略特別区域会議(2016/05/10)
 東京圏(第11回)・関西圏(第9回)・仙北市(第4回)

 日本橋川周辺では、5ヶ所で再開発事業が計画されていますが、先日第一弾となる「日本橋一丁目中地区(4-12街区)」の計画概要が明らかになりました。地上51階、高さ約287m、総延床面積約499,000㎡の超ビッグプロジェクトでした。

 「日本橋一丁目中地区(4-12街区)」から「昭和通」を挟んだ東側でも再開発が計画されています。「日本橋一丁目東地区」です。
 地元地権者らが「日本橋一丁目東地区市街地再開発準備組合」を設立し、まちづくりの検討を進めています。事業主体は「東急不動産、三井不動産」です。

 ちなみに航空法の高さ制限は、南端が制限高(標高)約257mくらいで、北側の一部は高さ制限の範囲外のため高さ制限はありません。
 南北に細長い敷地のため「日本橋一丁目中地区(4-12街区)」のような超巨大な超高層ビルの建設は不可能ですが、それでもかなり大規模な再開発ビルが建設されると思われます。


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「開発区域図」です。「日本橋一丁目東地区」の正確な範囲が分かりませんでしたが、「建設通信新聞」に正確な範囲が載っていました。

 引用資料 建設通信新聞(2017/07/24)
 延べ40万㎡、高さ287m/21年度着工、25年度完成/日本橋一丁目中地区再開発


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「日本橋一丁目東地区」を南西側から見た様子です。


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「日本橋一丁目東地区」の道路西側の区画です。


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「日本橋一丁目東地区」の道路東側の区画です。東側が高い傾斜地になっています。


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街区東端です。高架の「首都高速都心環状線」が走っています。


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「日本橋一丁目東地区」を北西側から見た様子です。北西角の「日本橋郵便局」は、現時点では再開発対象区域に含まれていません。


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日本橋ダイヤビルディング
 
「日本橋一丁目東地区」のすぐ北側には、2014年9月3日に竣工した地上18階、塔屋1階、地下1階、高さ89.281m、延床面積30,029.44㎡の「日本橋ダイヤビルディング」が建っています。

 「三菱倉庫」は、日本橋一丁目の東京都選定歴的建築物である「江戸橋倉庫ビル(1930年12月竣工)」を地上18階の「災害に強い環境配慮型オフィスビル」に建替える(増築する)プロジェクトを行いました。

 建替えに当たって、既存建物の外壁を保存し、外観と内部機能の一部を残しました。8階~17階までの高層部を賃貸オフィス、2階~6階までの低層部はトランクルームおよび「三菱倉庫」の本店事務所となっています。



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2017年7月25日 (火)

日本橋周辺のまちづくり 「首都高速都心環状線」の地下化 本格的な検討が始まる!

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-首都高速道路の地下化-
 「国土交通省」は7月21日に、歴史的な景観を損ねていると指摘されている東京「日本橋」の上の首都高速道路について、地下を通す形で移設する方針を明らかにし、今後、東京都などと本格的な検討に入る考えを示しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/07/21)
 日本橋周辺のまちづくりと連携し、首都高速道路の地下化に向けて取り組みます。

 「首都高速道路」は、日本の経済活動を支える重要な基盤施設として高度経済成長期以来これまで大きな役割を担ってきましたが、建設から長い年月が経ち老朽化が進んでいます。

 一方、整備に急を要したことから、日本橋周辺では首都高が川の上空を通過しており、周辺景観に与える影響について様々な議論がされてきました。

 これらのことから、「国、東京都、首都高速道路(株)」は共同で、日本橋周辺のまちづくりと連携して首都高の地下化に向けて取り組んでいくこととし、今後、関係者で計画案(線形や構造、対象区間など)について検討していきます。

 「国土交通省」は、「竹橋ジャンクション~江戸橋ジャンクション」の間の2.9kmの区間を中心に地下に移す方向で検討を進め、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの後に工事を始めたい考えです。

● 景観が劇的に改善し、素晴らしい親水エリアが誕生!
 
「竹橋ジャンクション~江戸橋ジャンクション」の間の2.9kmの区間を中心に地下化されると景観が劇的に改善すると共に広大な親水エリアが誕生します。

 東京は、港町のイメージはあまりありませんが、湾岸部の護岸がどんどん改良されて、遊歩道が次々と整備されています。湾岸部の親水エリアの総延長は、横浜市や神戸市を抜いて圧倒的に日本一の長さです。

 だだ、都心に親水エリアがありませんでした。「日本橋川」に親水エリアが誕生すると都心のオアシスとなり、あっという間に超人気スポットになると思います。


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日本橋周辺の首都高速道路の路線図です。


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日本橋川

 「日本橋川」の上には、このように高架の「首都高速都心環状線」が走っています。


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日本橋一丁目中地区(4-12街区)の北側

 地上51階、高さ約287m、総延床面積約499,000㎡の超ビッグプロジェクト「日本橋一丁目中地区(4-12街区)」が計画されている北側の「日本橋川」もこのような状態です。


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日本橋(国の重要文化財、全国の道路の起点)
 「日本橋」は、江戸時代からの商業の中心地であった日本橋に1911年(明治44年)に架けられた石造りの橋です。国の重要文化財に指定されていますが、東京オリンピック直前に完成した「首都高速都心環状線」の高架橋で、歴史的な景観が台無しになっています。


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日本橋の麒麟像

 日本橋のシンボルである「麒麟像」も「首都高速都心環状線」の高架橋でに挟まれて泣いています。


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常盤橋街区再開発プロジェクト
の北側
 
三菱地所が進めている地上61階、高さ約390m、総延床面積約680,000㎡の「常盤橋街区再開発プロジェクト」の北側の「日本橋川」も「首都高速都心環状線」の高架橋で景観が悲惨な状態になっています。



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2017年7月24日 (月)

日本橋川周辺の再開発第一弾 日本橋一丁目中地区(4-12街区) 地上51階、高さ約287m、総延床面積約499,000㎡の超ビッグプロジェクト!

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日本橋一丁目中地区(4-12街区)-
 
週明けの月曜日に待ちに待ったビッグニュースが飛び込んできました。「日刊建設工業新聞」と「建設通信新聞」の報道により、5ヶ所で再開発事業が計画されている日本橋川周辺で、第一弾となる「日本橋一丁目中地区(4-12街区)」の計画概要が明らかになりました。

 引用資料 日刊建設工業新聞(2017/07/24)
 日本橋一丁目中地区再開発(東京都中央区)/総延べ49・9万平米施設群に/準備組合

 建設通信新聞(2017/07/24)
 延べ40万㎡、高さ287m/21年度着工、25年度完成/日本橋一丁目中地区再開発

 再開発ビル3棟の整備と合わせ、既存の「日本橋一丁目三井ビルディング(COREDO日本橋)」を改修、地区内に総延床面積約499,000㎡(日本橋一丁目三井ビルディングを含む)の施設群を形成します。2018年1月の都市計画決定の告示を経て、2021年度の着工、2025年度の竣工を目指します。

 再開発対象区域を「A街区、B街区、C街区、D街区」の4街区に分けます。日本橋川沿いにオープンスペースやプロムナード、店舗など、にぎわいと交流を創出する機能を配置する方針です。

 歴史的建造物の「野村證券日本橋本社ビル」を保存するほか、船着き場の増設などによって舟運の活性化と観光需要の受け入れを図ります。日本橋川上空を通る首都高速道路の地下化を視野に、水辺を生かした施設配置なども想定しています。

国家戦略特区の特例?
 「日本橋一丁目中地区(4-12街区)」は、2016年5月10日に開かれた「東京圏国家戦略特別区域会議」で、追加提案された6件の中の1つです。

 ちなみに航空法の高さ制限は、南側が制限高(標高)約260mくらいで、北側は高さ制限の範囲外のため高さ制限はありません。
 「C街区」のかなりの部分が制限高(標高)約260m以下の範囲に含まれるため、「国家戦略特区」の特例で、高さ規制緩和が行われたと思われます。


日本橋一丁目中地区(4-12街区)の概要
◆ 対象区域-約39,000㎡(日本橋一丁目三井ビルディングを含む)
◆ 総延床面積-約499,000㎡(日本橋一丁目三井ビルディングを含む)
◆ 建築主-日本橋一丁目中地区再開発準備組合(事業協力者 三井不動産、野村不動産)
◆ コンサルタント-日建設計
◆ 着工-2021年度予定
◆ 竣工-2025年度予定

A街区(日本橋川に面する西側)
 概要-地上5階、地下1階、高さ約38m、敷地面積約1,370㎡、延床面積約5,000㎡、店舗、オフィス

B街区(日本橋川に面する東側)
 概要-地上7階、地下2階、高さ約28m、敷地面積約2,030㎡、延床面積約6,000㎡、店舗、共同住宅

C街区(中心施設)
 概要-地上51階、地下5階、高さ約287m、敷地面積約15,600㎡、延床面積約395,000㎡、オフィス、店舗、MICE(国際的イベント)拠点として低層部にカンファレンス施設、高層部にホテルと住宅(サービスアパートメントなど)

D街区(日本橋一丁目三井ビルディングの改修)


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三井不動産・日本橋再生計画の第2ステージ

 「三井不動産」は、官民および地元と一体となって開発を進める「日本橋再生計画」の第2ステージを始動しています。 

 引用資料 三井不動産(PDF:2016/08)
 投資家説明資料 

 この資料では、「日本橋一丁目中地区(4-12街区)」に既存の「日本橋一丁目三井ビルディング(COREDO日本橋)」が含まれていませんが、再開発対象区域に入りました。「日本橋一丁目三井ビルディング」は改修されます。


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野村證券日本橋本社ビル(A街区)
 再開発対象区域には、1930年竣工の昭和初期のモダニズム建築で知られる建築家「安井武雄氏」が設計した「野村證券日本橋本社ビル」も含みます。

 この部分が「A街区」となります。歴史的建造物の「野村證券日本橋本社ビルは保存しますが、完成イメージを見ると保存されるのは西側の一部だけのようです。


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野村證券日本橋本社ビル(B街区)
 「野村證券日本橋本社ビル」を東側から見た様子です。東西に細長いビルです。この部分は「B街区」となりますが、完成イメージを見ると東側部分は解体して建て替えるようです。


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「野村證券日本橋本社ビル」南側の通りです。


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首都高速都心環状線

 「野村證券日本橋本社ビル」の北側を「日本橋川」が流れています。船着き場の増設などによって舟運の活性化と観光需要の受け入れを図ります。

 「日本橋川」の上には、高架の「首都高速都心環状線」が走っています。この部分を地下化するという構想があります。夢物語かと思っていましたが、ここ最近のニュースを見ると具体化しそうです。

 「国土交通省」は、「竹橋ジャンクション~江戸橋ジャンクション」の間の2.9kmの区間を中心に地下に移す方向で検討を進め、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの後に工事を始めたい考えです。


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日本橋御幸ビル(C街区)
 「野村證券日本橋本社ビル」の南側の「日本橋御幸ビル」も再開発対象区域となります。


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日本橋西川ビル(C街区)
 「日本橋御幸ビル」と「日本橋一丁目三井ビルディング」の間の「日本橋西川ビル」も再開発対象区域となります。


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C街区
 「C街区」を東側の通りから見た様子です。写真手前の南側のビルが「第二柳屋ビル」、北側の少し高いビルが「野村アセットマネジメント本社ビル」です。

 更に北側の写真手前の南側の「江戸橋ビル(第一江戸橋ビル)」、北側の「第二江戸橋ビル」も再開発対象区域となります。


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C街区・D街区
 
「日本橋一丁目中地区(4-12街区)」の予定地を南東側から見た様子です。「日本橋一丁目三井ビルディング」も対象で、「D街区」として建物が改修されます。

● (仮称)日鐵日本橋ビル建替計画
 南東角の解体された「日鐵日本橋ビル」の跡地には、「新日鉄興和不動産」が、地上18階、地下3階、高さ91.66mの「(仮称)日鐵日本橋ビル建替計画」を建設中です。



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2017年7月23日 (日)

船橋オートレース場跡地が巨大物流施設の集積地に! 三井不動産ロジスティクスパーク船橋 「MFLP船橋Ⅰ」に続き、「MFLP船橋Ⅱ、MFLP船橋Ⅲ」を整備

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-三井不動産ロジスティクスパーク船橋-
 
日本全国で巨大物流施設の建設ラッシュになっています。特に首都圏と関西圏が顕著で、牽引するのが「プロロジス」や「ESR(旧レッドウッドグループ・ジャパン)」や「グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)」などの外資系です。

 外資系企業に席巻されていましたが、日本企業もやっとエンジンがかかってきました。「三井不動産」は、グループ中長期経営計画「イノベーション 2017」で掲げる国内事業の競争力強化の取り組みとして、ロジスティクス事業を積極的に展開しています。新たに6棟の物流施設の開発を決定しました。

 引用資料 三井不動産(2017/07/20)
 「三井不動産ロジスティクスパーク」事業拡大 6棟の開発を決定 開発・運営施設数28棟・総延床面積約240万m2、累計総投資額は約4,000億円に船橋・羽田エリアにて街づくり型ロジスティクスパークの開発が始動

(1) 「三井不動産ロジスティクスパークつくば(MFLPつくば)」 茨城県つくばみらい市 2018年3月竣工予定
(2) 「三井不動産ロジスティクスパーク川口Ⅰ(MFLP川口Ⅰ)」 埼玉県川口市 2019年4月竣工予定
(3) 「三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅱ(MFLP船橋Ⅱ)」 千葉県船橋市 2019年10月竣工予定
(4) 「三井不動産ロジスティクスパーク羽田(MFLP羽田)」 東京都大田区 2019年6月竣工予定
(5) 「三井不動産ロジスティクスパーク川崎Ⅰ(MFLP川崎Ⅰ)」 神奈川県川崎市 2019年9月竣工予定
(6) 「三井不動産ロジスティクスパーク大阪Ⅰ(MFLP大阪Ⅰ)」 大阪府大阪市 2020年4月竣工予定

● 三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅱ
 
「三井不動産」は、「船橋オートレース場」跡地に「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」を整備中です。2016年10月には、延床面積198,399.99㎡の「MFLP船橋Ⅰ」が竣工しています。

 引き続き、「MFLP船橋Ⅱ」が整備されます。更に「MFLP船橋Ⅲ」も整備予定となっています。物流施設を新設するだけでなく、カフェテリアや託児所等を整備したゲート棟の併設を予定し、働く人・住む人に向けた街づくりを行います。

 約20,000㎡の広大な緑地は、船橋エリアの住民にも開放する公共空間となり、また、災害時には一時避難施設ともなる予定です。

MFLP船橋Ⅱの概要
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目
◆ アクセス-JR線「南船橋」駅徒歩9分、京葉道路「花輪」IC約3.3㎞、 東関東自動車道「谷津船橋」IC約2.2㎞ 
◆ 階数-地上 8階、地下0階
◆ 敷地面積-約48,000㎡
◆ 延床面積-約225,000㎡
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-倉庫
◆ 建築主-三井不動産
◆ 着工-2017年10月予定
◆ 竣工-2019年10月予定


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「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」の配置図です。 配置図の左が北側になります。「MFLP船橋Ⅱ」に続き、「MFLP船橋Ⅲ」も整備予定です。敷地東側には約20,000㎡の広大な緑地も整備予定です。


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「外観イメージ」です。先に「MFLP船橋Ⅰ」が整備されました。

MFLP船橋Ⅰの概要
◆ 計画名-三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅰ新築工事
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目5-7
◆ 交通-JR京葉線「南船橋」駅徒歩約8分   
◆ 階数-地上 8階、地下0階
◆ 敷地面積-42,060.00㎡
◆ 建築面積-26,087.15㎡
◆ 延床面積-198,399.99㎡
◆ 構造-O-PCa・RCS造(一部S造、一部SRC造)
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-倉庫
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2015年02月02日
◆ 竣工-2016年10月01日(竣工)、2016年10月11日(竣工式)


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「緑地空間イメージ」です。



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2017年7月22日 (土)

ホテルの建設ラッシュとなっている千葉県浦安市 日本初進出となるブランド「ハイアット プレイス 東京ベイ」が2017年7月に着工!

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-ハイアット プレイス 東京ベイ-

 千葉県浦安市はホテルの建設ラッシュになっていますが、また新たなホテルが着工されました。「東京ベイリゾート開発」は、浦安市の沿岸部に計画している「ハイアット プレイス 東京ベイ」を2017年7月21日に起工ました。2019年5月末までに完成、2019年内の開業を目指します。

 引用資料 ハイアット ホテルズ アンド リゾーツ(2016/12/01)
 ハイアットのセレクト サービス ブランドが日本初進出 「ハイアット プレイス 東京ベイ」 2019年開業予定

 「ハイアット ホテルズ コーポレーション」と「相互物産」は、各関連会社を通してホテル運営受委託契約を締結し、千葉県浦安市に「ハイアット プレイス 東京ベイ(Hyatt Place Tokyo Bay)」を2019年に開業することを決定しています。

 「ハイアット プレイス」は、ハイアットが世界中で展開しているセレクト サービス ブランドで、今回が日本初進出となります。
 「ハイアット プレイス」は、包括的なサービスを提供する従来のフルサービスと、客室に特化したリミテッドサービスの中間にあたる新業態のセレクトサービスのカテゴリーに属するホテルです。

ハイアット プレイス 東京ベイの概要
◆ ホテル名-ハイアット プレイス 東京ベイ(Hyatt Place Tokyo Bay)
◆ 計画名-(仮称)新浦安明海計画
◆ 所在地-千葉県浦安市明海五丁目8-5外
◆ 交通-JR京葉線新「浦安」駅から約2km(車で約10分)
◆ 階数-地上10階、地下1階
◆ 高さ-33.00m
◆ 敷地面積-10,204.32㎡
◆ 建築面積-3,090.82㎡
◆ 延床面積-20,926.30㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-365室(スイート2室含む)、料飲施設 レストラン、バー、会議施設、フィットネス、キッズコーナー、駐車場
◆ 建築主-東京ベイリゾート開発(運営 ハイアット インターナショナル アジアパシフィック リミテッド)
◆ 設計者・監理者-石本建築事務所
◆ 施工者-北野建設
◆ 着工-2017年07月21日
◆ 竣工-2019年05月末予定
◆ 開業-2019年予定


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「ホテル周辺地図」です。


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「ハイアット プレイス 東京ベイ」の建設予定地です。「了徳寺大学」に隣接しています。


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東京ディズニーセレブレーションホテル

 すぐ近くにディズニーホテルの「東京ディズニーセレブレーションホテル」があります。このホテルはもともと同じ場所で運営していた「パーム&ファウンテンテラスホテル」をリニューアルしたものです。

 東側が「東京ディズニーセレブレーションホテル・ディスカバー」で、地上5階、地上1階、客室数350室、西側が「東京ディズニーセレブレーションホテル・ウィッシュ」で、地上5階、地上1階、客室数352室となっています。



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2017年7月21日 (金)

横浜みなとみらい21地区 「ぴあ」が収容1万人規模の大型音楽アリーナを2020年春開設!

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-横浜みなとみらい21地区  1万人規模のアリーナ会場-

 関西人の私から見ると首都圏は驚くほどライブの会場と環境に恵まれています。日本人アーティストは全国でライブをやってくれますが、首都圏は回数が全く違います。外国人アーティストに至っては東京だけというのも多いです。

 アリーナツアーが開催出来る会場だけでも「国立代々木競技場・第一体育館、日本武道館、横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナ、幕張イベントホール(幕張メッセ)」の5ヶ所もあります。その首都圏に、また新たな大型音楽アリーナが誕生します。

 「ぴあ」は、「三菱地所」が所有する横浜みなとみらい21地区の「38街区」の土地を借り受け、収容客数1万人規模の大型コンサートアリーナを建設し、ホール・劇場の運営事業に本格的に着手することを決定しました。アリーナの開業は2020年春を予定しています。

 引用資料 ぴあ(PDF:2017/07/20)
 収容1万人規模の大型音楽アリーナを横浜・みなとみらい地区に2020年春開設

 規模的には、「横浜アリーナ」より二回り小さいです。約10,000人(着席時)は、「日本ガイシホール(名古屋)」や「広島グリーンアリーナ(広島市)」とほぼ同規模ですが、音楽コンサートを中心に設計されるようなので、かなり見やすいライブ会場になると思われます。

 「ぴあ総研」の調査によれば、音楽ライブ・エンタテインメント市場規模はこの5年で約2倍に成長していますが、その一方で、東京五輪を控えてホール・会場不足が社会問題化し、その需要を支えきれない状況が生じています。

 民間企業の単独主導による1万人規模のアリーナ建設と運営は、国内でも初めての事例となります。横浜みなとみらい21地区には、「47街区」にライブハウス型ホール「(仮称)KT Zepp Yokohama」の建設も決まっています。

新アリーナの概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい3-2(38街区)
◆ 交通-みなとみらい線「みなとみらい」駅徒歩7分、JR「桜木町」駅徒歩9分
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 高さ-約32m
◆ 敷地面積-約12,000㎡
◆ 建築面積-約9,500㎡
◆ 延床面積-約21,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-アリーナ(興行場)、一部飲食店
◆ 収容客数-約10,000人(着席時)
◆ 建築主-ぴあ
◆ 設計者・監理者-佐藤工業一級建築士事務所・[とお]一級建築士事務所
◆ 施工者-佐藤工業
◆ 着工-2017年12月予定
◆ 開業-2020年春予定
◆ 初期投資費用-約100億円


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「所在地」です。


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横浜ランドマークタワーの展望フロア「スカイガーデン」から見た「38街区」です。JR「桜木町」駅徒歩9分の好立地です。


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「38街区」のアップです。「三菱地所」が所有しています。


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横浜アリーナ(略称は横アリ)

 「横浜アリーナ(略称は横アリ)」は、新横浜駅近くにあります。1989年2月竣工しました。最大収容人数は約17,0000人ですが、実際のライブではステージや花道などの分部で客席が使用出来ないので、収容人数は約13,000人くらいだと思われます。

 「音響家が選ぶ優良ホール100選」に選ばれているくらい音響がいいです。そのため横浜アリーナでの「DVD&Blu-ray」の収録も多いです。

 「横浜アリーナ」は、設備の老朽化が進んだことによる大幅改修のために、2016年1月12日~6月30日まで約半年間休業しました。

横浜アリーナは新アリーナのほぼ2倍の規模
 
新アリーナは延床面積約21,000㎡、収容客数約10,000人に対して、横浜アリーナは延床面積45,800.46㎡、収容客数約17,000人なのでほぼ2倍の規模があります。今後も横浜市の主力はあくまでも「横浜アリーナ」です。

横浜アリーナの概要
◆ 所在地- 神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目10番
◆ 交通-横浜市営地下鉄ブルーライン「新横浜」より徒歩4分、JR新幹線「新横浜」駅より徒歩5分、JR横浜線「新横浜」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上5階、塔屋1階
◆ 高さ-29.80m
◆ 敷地面積-26,691.42㎡
◆ 建築面積-20,373.27㎡
◆ 延床面積-45,800.46㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-多目的ホール
◆ 収容客数-約17,000人
◆ 建築主-(株)横浜アリーナ
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-1987年05月
◆ 竣工-1989年02月
◆ 開業-1989年04月01日



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2017年7月20日 (木)

「国家戦略特区」の提案案件 「六本木ヒルズ」の西隣 「野村不動産」が参画する大規模プロジェクト「西麻布三丁目再開発」の予定地

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-西麻布三丁目再開発-
 
「野村不動産」が事業協力者として参画している大規模プロジェクト「西麻布三丁目再開発」は、「国家戦略特区」の提案案件となっています。
 具体的なスケジュールは未定ですが、野村不動産ホールディングスの「2017年3月期 決算説明資料」にも「都市計画案協議中」として載っています。

 参考資料 野村不動産ホールディングス(PDF)
 2017年3月期 決算説明資料

 2015年1月の「2015年3月期 第3四半期 決算説明資料」ではかなり具体的でしたが、ここ最近の決算説明資料では文字だけになったので、スケジュール的にはかなり遅れているようです。

 「西麻布三丁目再開発」の予定地は、「六本木ヒルズ」のすぐ西側です。北側は「六本木通(首都高速渋谷線)」、東側は「テレビ朝日通」に面しています。

 2015年1月末の「2015年3月期 第3四半期 決算説明資料」では、 再開発対象面積が約16,000㎡、 階数が地上53階、地下2階となっていました。具体化すると変更になると思いますが、高さ200mは超えそうです。


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「西麻布三丁目再開発」の配置図です。2015年1月末の「2015年3月期 第3四半期 決算説明資料」なので大幅に変更される可能性があります。

 引用資料 野村不動産ホールディングス(PDF)
 2015年3月期 第3四半期 決算説明資料

西麻布三丁目再開発の概要(2015年1月時点)
◆ 所在地-東京都港区西麻布三丁目
◆ 階数-地上53階、地下2階
◆ 再開発対象面積-約16,000㎡
◆ 住宅持分戸数-約520戸
◆ 業務・商業 (取得予定面積)-約5,000㎡
◆ 着工-2018年予定(当初計画)
◆ 竣工-2022年予定(当初計画)


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「西麻布三丁目再開発」の予定地です。六本木ヒルズの展望台「東京シティビュー」からは、六本木ヒルズの直下なので撮影が難しいですが、ガラスにへばりつくとギリギリ撮影出来ます。


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北側の「超高層複合棟」の予定地です。


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南側の「広場(オープンスペース)」の予定地です。



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2017年7月19日 (水)

列車を運行しながら世界初のトンネル解体 大規模改良工事により広がる東京メトロ東西線「木場駅」

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-東京メトロ東西線 木場駅-

 「東京メトロ東西線」は、東京都区部を東西に貫く大動脈です。大手町など都心部に短時間で直結する利便性の高さから、葛西や浦安など地上区間の各駅を中心に宅地開発が急速に進み、鉄道の混雑率ワーストクラスの常連となっています。

 全国ワーストクラスの混雑緩和とラッシュ時の遅延解消に向けて、大規模改良工事が進む江東区の「木場駅」では、列車を運行しながら既存の「シールドトンネル」を解体し、上部に新たな空間を生み出してコンコースを新設する「世界初の工事」が行われています。

 引用資料 日経コンストラクション(2014/10/31)
 世界初のトンネル解体で広がる東西線木場駅

 「木場駅」は、1967年の大手町─東陽町間延伸に合わせて開業しました。旧・営団地下鉄で初の「シールド工法」によって造られた駅です。永代通りの真下に位置し、深さは約22.4mと、東西線の中で最も深いです。

 「木場駅」は、単線の円形シールドトンネル2本の中にそれぞれホームがあり、両端に地上とを結ぶ階段・エスカレーターやコンコースを設けた構造となっています。このため、両端の階段付近でしか両方面のホーム間の行き来ができないのがネックです。


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「木場駅(工事中の様子)」と「木場駅(改良工事完成後)」です。

工程
(1) 最初に既存のトンネルの外側に「地下連続壁」を構築する。
(2) 既存のトンネルの下も含め、地盤の改良を行った上で周囲の掘削を進めていく。地下連続壁は永代通りのほぼ両側に設ける形となるが、道路交通への影響を防ぐため、片側ずつ施工する計画。
(3) シールドトンネルはセグメントと呼ばれる部品を組み立てて壁面を造っているため、セグメントを撤去する前に防護のための仮の壁を内側に設置する。
(4) トンネルの周囲を掘削したのち、防護壁の外側にあるセグメントを取り外していく。


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工期は、2016年5月30日~2023年5月下旬の予定です。


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2番線(日本橋・大手町・中野・三鷹方面)です。


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壁面を見ると「シールド工法」で駅が建設された事がよく分かります。 旧・営団地下鉄で初の「シールド工法」によって造られた駅です。

 壁面の「セグメント」を撤去する際には、「セグメント」の内側に防護壁が造られるそうです。そのため「セグメント」を取り外す過程を利用者が直接見る事は出来ません。


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2番線ホーム
 「2番線ホーム(日本橋・大手町・中野・三鷹方面)」です。ホーム幅は3mと非常に狭いです。朝のラシュ時には凄い事になります。

 改良工事が終わると「2番線ホーム(日本橋・大手町・中野・三鷹方面)」と「1番線ホーム(西船橋・津田沼・東葉勝田台方面 )」がつながり、幅が片側3mから12m(3m+6m+3m)に拡大します。


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1番線ホーム
 
「1番線ホーム(西船橋・津田沼・東葉勝田台方面 )」です。ホーム幅は3mと非常に狭いです。


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東京メトロ東西線 門前仲町駅
 西隣の東京メトロ東西線「門前仲町駅」は、ホーム拡幅が2013年に完成しています。



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2017年7月18日 (火)

(仮称)幕張ベイタワーズプロジェクト 地上48階、高さ約172mの「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」 2017年10月に着工!

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-(仮称)幕張ベイタワーズプロジェクト-

 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 その中で、「B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の6街区には、6棟の超高層タワーマンションが林立する事になります。 

 第一弾として「B-7街区」に、地上37階、地下0階、高さ132.89mの「(仮称)幕張B-7街区タワー&レジデンス」が着工されました。

(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)
 第二弾として「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」が計画されています。地上48階、地下1階、高さ172.40m、延床面積96,718.31㎡、総戸数835戸で、豊洲や晴海クラスに匹敵する非常に巨大な超高層タワーマンションです。

 完成すると高さ172.40mは、「APAホテル&リゾート<東京ベイ幕張>」の180.82mに次いで千葉県で2番目に高い超高層ビルになります。当初計画では、2017年1月10日着工予定でしたが、2017年10月1日着工予定に変更されています(写真提供bgds氏)。

(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)の概要
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-1(地番) 
◆ 階数-地上48階、地下1階
◆ 高さ-最高部172.40m 
◆ 敷地面積-24,726.00㎡
◆ 建築面積-10,167.34㎡
◆ 延床面積-96,718.31㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭、既成コンクリート杭
◆ 用途-共同住宅、店舗、駐車場
◆ 総戸数-835戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2017年10月01日予定
◆ 竣工-2021年02月28日予定

(備考) 建築面積が10,562.27㎡ → 10,167.34㎡、延床面積が99,503.70㎡ → 96,718.31㎡、着工予定が2017年1月10日 → 2017年10月1日、竣工予定が2020年4月30日 → 2021年2月28日)に変更されています。


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「幕張新都心若葉住宅地区」の街区図です。街区図右下の黄色い部分「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」が対象街区です。

 引用資料 千葉県(2015/03/31) リンク切れ
 幕張新都心若葉住宅地区事業予定者の決定について

幕張新都心若葉住宅地区の概要
◆ B-1街区(敷地面積38,922.60㎡)-地上9階、総戸数505戸、竣工2024年予定
◆ B-2街区(敷地面積24,726.00㎡)-地上48階、総戸数835戸、竣工2021年02月予定
◆ B-3街区(敷地面積21,417.98㎡)-地上46階、総戸数675戸、竣工2021年予定
◆ B-4街区(敷地面積21,110.06㎡)-地上46階、総戸数714戸、竣工2027年予定
◆ B-5街区(敷地面積24,589.34㎡)-地上46階、総戸数703戸、竣工2029年予定
◆ B-6街区(敷地面積17,409.40㎡)-地上37階、総戸数482戸、竣工2026年予定
◆ B-7街区(敷地面積20,518.63㎡)-地上37階、総戸数637戸、竣工2018年12月予定


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「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」の
2017年7月中旬の状況です。敷地内の草が刈られています。奥のタワークレーンは「(仮称)幕張B-7街区タワー&レジデンス」の建設現場です(写真提供bgds氏)。


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「建築計画のお知らせ」の着工予定が、2017年1月10日から2017年10月1日に変更されています(写真提供bgds氏)。


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第三弾として計画されている「B-3街区」です(写真提供bgds氏)。


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「B-3街区」で測量が行われていたので、「B-3街区」も近いうちに「建築計画のお知らせ」の掲示等の動きがあるかも知れません(写真提供bgds氏)。



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2017年7月17日 (月)

川崎市 京急大師線・港町駅前のトリプルタワーマンション「Riverie(リヴァリエ)」 3棟すべてが完成!

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-Riverie(リヴァリエ)-
 「Riverie(リヴァリエ)」は、京浜急行大師線の港町駅前の「コロムビアミュージックエンタテインメント」の工場跡地の再開発プロジェクトです。「A棟・B棟・C棟」のトリプルタワーが建設されました。

 最初に着工された「リヴァリエ A棟」が2013年2月下旬に竣工しました。「A棟」は、地上29階、地下1階、高さ96.226m、総戸数455戸となっています。
 次に、「リヴァリエ B棟」が2015年2月下旬に竣工しました。地上29階、地下1階、高さ95.614m、総戸数478戸となっています。

 最後に、「リヴァリエ C棟」が着工されました。地上28階、地下1階、高さ93.316m、総戸数461戸となっています。「A棟、B棟、C棟」の竣工時期を2年ずつずらしています。「A棟、B棟、C棟」の3棟共に完売しています。

● リヴァリエ C棟
 「リヴァリエ C棟」は、地上28階、地下1階、高さ93.316m、総戸数461戸(他にロイヤルスイート、ミヤビスイート、キッズルーム、カレンラウンジ、スカイラウンジ、ミュージックスタジオ、ゴルフレンジ・パターコーナー等)となっています。

 2017年2月下旬竣工し、2017年4月上旬入居開始となっていました。これはあくまでも公式ホームページの情報で、住民のブログなどを見ると実際には2017年3月上旬から入居開始しているようです。

「リヴァリエ C棟」の概要

◆ 計画名-港町駅前マンションC棟(仮称)新築工事
◆ 所在地-神奈川県川崎市川崎区港町1番13他(地番)
◆ 交通-京急大師線「港町駅」徒歩2分 京急本線「京急川崎駅」より徒歩19分、JR京浜東北線・東海道本線・南武線「川崎」駅より徒歩23分
◆ 階数-地上28階、地下1階(C棟)
◆ 高さ-最高部93.316m(C棟)
◆ 敷地面積-22,948.60㎡(C棟建築確認対象面積9,145.91㎡)
◆ 建築面積-2,362.38㎡
◆ 延床面積-49,694.23㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-DFS制振構造(独立連層耐力壁、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅、保育所、集会所、展示場
◆ 総戸数-461戸(他にロイヤルスイート、ミヤビスイート、キッズルーム、カレンラウンジ、スカイラウンジ、ミュージックスタジオ、ゴルフレンジ・パターコーナー等)
◆ 建築主-京浜急行電鉄、大和ハウス工業
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 竣工-2017年02月下旬
◆ 入居開始-2017年04月上旬


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「Riverie(リヴァリエ)」を多摩川「六郷橋」の北側から見た様子です。


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「Riverie(リヴァリエ)」を多摩川「六郷橋」の中央から見た様子です。


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「Riverie(リヴァリエ)」を多摩川「六郷橋」の南側から見た様子です。


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「Riverie(リヴァリエ)」を北東側から見た様子です。


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街区を北東側から見た様子です。「Riverie(リヴァリエ)」は、多摩川の「スーパー堤防」に建設されました。


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街区を南東側から見た様子です。


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最後に竣工した一番東側の「リヴァリエ C棟」です。


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「リヴァリエ C棟」を北西側から見た様子です。


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「リヴァリエ C棟」を北東側から見た様子です。


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「リヴァリエ C棟」を南東側から見た様子です。


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「リヴァリエ C棟」を南西側から見た様子です。



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2017年7月16日 (日)

群馬県内最高層免震タワーレジデンス  地上28階、高さ約100mの「高崎駅東口第九地区第一種市街地再開発事業」

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-高崎駅東口第九地区第一種市街地再開発事業-
 
「東京建物」らは、高崎駅東口第九地区に免震タワーマンションを核とした「高崎駅東口第九地区第一種市街地再開発事業」に着手し、2017年7月5日に起工式を執り行いました。

 引用資料 東京建物(PDF:2017/07/05)
 ペデストリアンデッキ高崎駅直結、群馬県内最高層免震タワーレジデンス 『高崎駅東口第九地区第一種市街地再開発事業』 平成29年7月5日起工式挙行

 地上28階、地下1階、高さ99.91m、総戸数225戸(事業協力者住戸含む)を誇る群馬県県内で最高層の超高層タワーマンションになります。
 群馬県内でも、地上33階、地下3階、高さ153.80mの「群馬県庁(前橋市)」、地上21階、塔屋1階、地下2階、高さ102.5mの「高崎市庁舎(高崎市)」に次ぐ3番目の高さとなります。

 周辺にスーパーなどが未出店のため、「住宅棟」の1階・2階のテナント部分に、ミニスーパー等や医療機関の誘致を検討しています。

高崎駅東口第九地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-群馬県高崎市東町32-1 他
◆ 交通-JR北陸・上越新幹線、高崎線等「高崎」駅徒歩4分
◆ 階数-地上28階、地下1階(住宅棟)、地上7階(駐車場棟)
◆ 高さ-最高部99.91m(住宅棟)、24.575m(住宅棟)
◆ 敷地面積-3,542.91㎡
◆ 建築面積-2,289.24㎡
◆ 延床面積-:30,959.57㎡(住宅棟23,635.45㎡、駐車場棟7,324.12㎡)
◆ 構造-(住宅棟)プレキャストプレストコンクリート造、(駐車場棟)鉄骨造 *一部鉄骨コンクリート造+鉄骨造+鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅、テナント、駐車場、ペデストリアンデッキ
◆ 総戸数-225戸(事業協力者住戸含む)
◆ 建築主-個人施行の市街地再開発(共同個人施行者:ココパルク、東京建物、穴吹興産、日東興産、地権者:紋谷商店)
◆ 設計者・監理者-企画社
◆ 施工者-清水建設・冬木工業 特定建設工事共同企業体
◆ 着工-2017年05月(着工)、2017年07月05日(起工式)
◆ 竣工-2020年02月予定


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「外観イメージ」です。


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JR高崎駅からのペデストリアンデッキを延伸させ、住宅棟及び駐車場棟の2階部分に接続します。


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「位置図」です。JR北陸・上越新幹線、高崎線等「高崎」駅徒歩4分の好立地です。



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2017年7月15日 (土)

地上38階、高さ約180mの「東京ワールドゲート 虎ノ門トラストタワー」 マリオット・インターナショナルの最高級グレード「EDITION(エディション)」が日本初進出!

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東京ワールドゲート 虎ノ門トラストタワー-
 「森トラスト」は、国家戦略特別区域の特定事業として計画を進めている「虎ノ門パストラル」跡地の大規模再開発「虎ノ門トラストシティ ワールドゲート」の街区名を「東京ワールドゲート」に決定しています。

 また、「東京ワールドゲート」の中心となる高さ約180mの超高層複合ビルの名称を「虎ノ門トラストタワー」に決定しています。

 引用資料 森トラスト(PDF:2016/11/01)
 国家戦略特別区域特定事業 (計画名称)「虎ノ門トラストシティ ワールドゲート」 「世界と東京・世界と日本をつなげるゲート」機能を目指し街区名称を 『東京ワールドゲート』 に決定 

● 東京エディション虎ノ門
 「森トラスト」は、「マリオット・インターナショナル」の最高級グレードに位置づけられるラグジュアリーライフスタイルホテルブランド「EDITION(エディション)」を、東京の虎ノ門と銀座の2ヶ所において、日本で初めて誘致することに合意しました。

 「The Tokyo EDITION, Toranomon(東京エディション虎ノ門)」と「The Tokyo EDITION, Ginza(東京エディション銀座)」は、2020年の開業を目指しています。

 森トラスト プレスリリース(PDF:2017/07/12)
 世界が注目するラグジュアリーライフスタイルホテルブランド『エディション』日本初進出 2020年 東京 虎ノ門・銀座にデビュー

 「東京エディション虎ノ門」は、「東京ワールドゲート 虎ノ門トラストタワー」の31階~36階に出店します。客室数約200室(Suite Room含む)、付帯施設として「レストラン、バー、フィットネス、プール、スパ」、開業時期は2020年春~夏を予定しています。

東京ワールドゲート 虎ノ門トラストタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)虎ノ門四丁目プロジェクト
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門四丁目24-6他(地番)
◆ 階数-地上38階、地下3階(建築基準法上は、地上37階、地下4階)
◆ 高さ-179.95m
◆ 敷地面積-16,210.61㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,668.58㎡(本体棟)
◆ 延床面積-195,190.69㎡(本体棟)
◆ 構造-(本体棟)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(本体棟)直接基礎及び杭基礎
◆ 地震対策-(本体棟)制震ブレースやダンパーなどの制震装置を導入
◆ 用途-オフィス、 ホテル・サービスアパトメント、共同住宅、店舗、カンファレス、生活支援施設、産業育成施設、神社等
◆ 客室数-約200室(Suite Room含む)
◆ 建築主-森トラスト
◆ 設計者・監理者-安井建築設計事務所(基本設計・実施設計監修・工事監理監修)、清水建設(実施設計・工事監理)、建築設備設計研究所(基本設計・実施設計・工事監理)
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2016年10月17日
◆ 竣工-2020年03月16日予定
◆ オープン-2020年春~夏予定(東京エディション虎ノ門)


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「外構イメージ」です。


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「施設構成図」です。階数は、地上38階、地下3階(建築基準法上は、地上37階、地下4階)です。ビルの運上場は地上38階となります。

 1階が「ショップ&レストラン」、2階が「医療施設・ラウンジ・カンファレンス」、3階~30階が「オフィス」、31階~36階が「ホテル&サービスアパートメント」、37階・38階が「レジデンス」となります。


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「配置図」です。東京メトロ日比谷線「神谷町駅」から地下歩行者通路で直結します。敷地の南側には、敷地内にあった「葺城稲荷神社」が再整備されます。「葺城」は「ふきしろ」と読みます。


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「東京ワールドゲート」の建設現場です。


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江戸見坂側

 「ホテルオークラ東京」側の「江戸見坂」に接するゲートです。この部分には道路が整備されて、「江戸見坂~桜田通り」間が車で抜けられるようになります。



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2017年7月14日 (金)

地上35階、高さ約180mの「渋谷ストリーム」 「渋谷ヒカリエ」の超高層オフィスフロアから見た2017年7月中旬の建設状況

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-渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)-

 渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が進行中です。その中で「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト」は、旧東急東横線渋谷駅跡地の高速道路南側を中心とする再開発プロジェクトです。施設の正式名称は「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」に決定しています。

 引用資料 東急電鉄(PDF:2016/10/24)
 東横線跡地開発「渋谷駅南街区プロジェクト」の施設名称が 「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」に決定 

 「STREAM=流れ、小川、絶え間なく続く、流れ込む」の意味です。「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」の前を心地よく流れる渋谷川や旧東横線渋谷駅の線路跡地のゆるやかなストリートの流れを表現するとともに、ここでの体験・交流・挑戦から生まれる新しいモノ・コトを世界に発信し、ここから新たな次代の流れを生み出し続けたい、という思いを込めました。

渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)の概要
◆ 計画名-(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷三丁目21番 外
◆ 階数-地上35階、地下4階
◆ 高さ-最高部179.950m
◆ 敷地面積-4,774.52㎡(B-1棟)
◆ 建築面積-4,304.11㎡(B-1棟)
◆ 延床面積-108,778.50㎡(B-1棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル(約180室)、ホール、駐車場等
◆ 建築主-東京急行電鉄、(有)鈴基恒産、名取 康治、名取 政俊、山善商事、叶不動産、渋谷丸十池田製パン、(有)清風荘平野ビル
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-渋谷駅南街区プロジェクト新築工事共同企業体(東急建設、大林組)
◆ 着工-2015年08月上旬
◆ 竣工-2018年07月末日予定
◆ 開業-2018年秋予定


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フロア構成図です。


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「渋谷ヒカリエ」の超高層オフィスフロアから見た「渋谷ストリーム」の建設現場です。2017年7月中旬の建設状況を読者の方から送って頂きました。ありがとうございました(写真提供品川ローカス氏)。


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少し下に振った様子です(写真提供品川ローカス氏)。


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近いうちに最高部に到達しそうです。3基のタワークレーンで、3層ずつ鉄骨建方を行っているので、猛烈な速度で上に伸びています(写真提供品川ローカス氏)。


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特徴的な形状の「アルミカーテンウォール」です(写真提供品川ローカス氏)。


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青いラインは、テルハクレーンの走行レールです。カーテンウォールの取り付けは、「テルハクレーン」で行っています(写真提供品川ローカス氏)。


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(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト D棟

 楕円形の低層の建物は、地上2階、地下2階の「D棟」です。「D棟」は「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」の東側の玄関口になります(写真提供品川ローカス氏)。



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2017年7月13日 (木)

横浜市 地上32階、高さ約155mの「横浜市市庁舎移転新築工事」 2017年7月12日に起工式を開催!

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横浜市市庁舎移転新築工事-
 横浜市役所の新庁舎計画は、3案「(1)北仲通南地区に完全移転案、(2)現在地で建て替え案、(3)現在地と北仲通南地区に市役所機能を分割案」が検討され、「北仲通南地区に完全移転案」に決定しました。

 「横浜市市庁舎移転新築工事」は、「高度技術提案(設計・施工一括)型総合評価落札方式」による一般競争入札(WTO)が行われ、契約金額は629億円(税込679億3200万円)で、「竹中・西松建設共同企業体」を落札者として決定しています。

● 2017年7月12日に起工式
 横浜市は2017年7月12日に、「横浜市市庁舎移転新築工事」の起工式を行いました。2017年8月1日に本体工事に着工し、2020年5月29日に竣工する予定です。

 引用資料 横浜市・総務局(2017/06)
 横浜市新市庁舎管理計画

横浜市市庁舎移転新築工事の概要
◆ 計画名-横浜市庁舎
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区本町六丁目50番地の10他
◆ 階数-地上32階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部155.4m
◆ 敷地面積-13,155.38㎡
◆ 建築面積-7,932.48㎡
◆ 延床面積-143,448.76㎡
◆ 構造-鉄骨造(CFT柱)、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎、一部直接基礎
◆ 地震対策-中間免震構造+制震構造
◆ 用途-オフィス、集会所、飲食店舗、物販店舗、駐車場
◆ 建築主-横浜市(横浜市総務局長)
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中・西松建設共同企業体(竹中工務店、西松建設JV)
◆ 着工-2017年07月12日(起工式)、2017年08月01日(着工)
◆ 竣工-2020年05月29日予定
◆ 新市庁舎供用開始-2020年06月末予定
◆ 契約金額(税込)-679億3200万円 *低層部内装工事費約30億円は別途


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「新市庁舎の外観イメージ」です。


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「フロア構成」です。

ハイブリッド免震
 地震対策として、「免震構造」と「制振構造」を組合せた「ハイブリッド免震」を採用します。震度6強から震度7程度の大地震や長周期地震動に対しても業務継続が可能となります。


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横浜ランドマークタワーの展望フロア「スカイガーデン」から見た「横浜市市庁舎移転新築工事」の建設予定地です。


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アップです。


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「横浜市庁舎」の建築計画のお知らせです。近くにお勤めの読者の方から「もうすぐ着工しますよ!」ということで、先月末に送って頂きました。ありがとうございました。



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2017年7月12日 (水)

JR東日本 「上野駅」の日暮里方面に大規模な人工地盤を構築 「公園口改札」を歩行者動線に合わせて北側に移設

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-JR上野駅-
 「東京都、台東区」および「JR東日本」は、JR上野駅・公園口周辺の再整備を計画しています。今後、国内外からの観光客の増加が見込まれるため、公園口から「上野公園(上野恩賜公園)」までの歩行アクセスを改善するのが狙いです。

 スムーズな動線を確保するため公「公園口改札」を北側に移設するほか、公園入り口広場の整備や園路のロータリー化、駅前を走る区道の相互通行化などを予定しています。
 「上野公園のメインエントランス」として、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年7月の供用開始を目指します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2017/07/10)
 上野駅公園口を移設します 

 現在の「公園口改札」は、「東京文化会館」前の中途半端な場所にあります。それを「東京文化会館」と「国立西洋美術館」との間の歩行者動線の延長上に移設します。
 これにより「上野公園(上野恩賜公園)」の西側にある「上野動物園」まで、改札からほぼ一直線でアクセスできるようになります。

 東京都は、「上野公園(上野恩賜公園)」の入り口部分に駅前広場を整備するほか、園路をロータリー化して人の流れを円滑化させます。
 公園と駅の間には、特別区道台第58号線が通っているものの、現在は一方通行となっています。そのため台東区は、区道の相互通行化に向けた工事を進めます。


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「現状」と「整備後イメージ」です。現在は、上野駅公園口から上野公園に入るには、駅前にある東京文化会館付近を曲がるのが一般的ですが、移設により直進できるようになり、上野公園来場者の安全を確保出来ます。


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改札内コンコースから見た「公園口改札」です。


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JR上野駅の「公園口」です。


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道路を渡ると「東京文化会館」です。


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そのため90度曲がって北側に進みます。


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更に90度曲がると「歩行者動線」です。


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新改札の予定地

 新改札の予定地は、現在の位置から約90m日暮里側に移設されます。「大連絡通路(跨線橋)」の延長上付近です。

● 日暮里方面に大規模な人工地盤を構築
 詳細は不明ですが、日暮里方面に大規模な人工地盤を構築します。現在の「大連絡通路(跨線橋)」では対応できないので、大幅に拡幅もしくは完全に造り替えると思われます。 


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新改札は、「東京文化会館」と「国立西洋美術館」との間の歩行者動線の延長上に位置します。


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特別区道台第58号線の相互通行化(台東区)
 公園と駅の間には、「特別区道台第58号線」が通っているものの、現在は北側一方通行となっています。そのため「台東区」は、区道の相互通行化に向けた工事を進めます。


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駅前広場を整備(東京都)

 「東京都」が、公園入口の広場整備および公園内道路のロータリー化を行います。



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2017年7月11日 (火)

「上智大学四谷キャンパス」の東側 住友不動産 地上21階、高さ約130mの「(仮称)麹町五丁目計画」 もうすぐ着工!

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-(仮称)麹町五丁目計画-

 「上智大学四谷キャンパス」の東側の麹町五丁目に「住友不動産」が、地上21階、地下1階、高さ約130mの超高層オフィスビル「(仮称)麹町五丁目計画」を計画しています。

 建設予定地は、「紀尾井町TBRビル」と「麹町住宅」の跡地です。当初計画では、地上22階、地下1階、高さ約140mだったので、階数と高さが若干低くなりましたが、それでも階高がかなり高いオフィスビルです。

 現在は、「西松建設」により、「(仮称)旧紀尾井町TBRビル・旧麹町住宅既存躯体及び地下解体工事」が、2016年10月1日~2017年11月30日(予定)の工期で行われています。

 「建設通信新聞」によると、2017年7月頃本体工事に着工するようです。施工は、解体工事に引き続き「西松建設」が行うようです。

 建設通信新聞(2017/04/27)
 千代田区 住友不動産が麹町五丁目計画

(仮称)麹町五丁目計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区麹町五丁目1番地1号
◆ 階数-地上21階、地下1階
◆ 高さ-約130m
◆ 敷地面積-9,417.95㎡
◆ 建築面積-約3,600㎡
◆ 延床面積-約48,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、駐車場
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-西松建設
◆ 解体工事-2016年10月01日~2017年11月30日予定
◆ 着工-2017年06月01日予定(当初計画)
◆ 竣工-2020年08月31日予定


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現地に掲示されている「配置図」です。「旧紀尾井町TBRビル」と「旧麹町住宅」の跡地に建設されますが、敷地はいびつな形状をしています。

 それでも北側の幹線道路「新宿通」に一部面しています。南側と西側も一部道路に接しており、3方向で道路に面しています。


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「(仮称)麹町五丁目計画」の建設予定地を南側から見た様子です。


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「(仮称)麹町五丁目計画」の建設予定地を南東側から見た様子です。


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「(仮称)麹町五丁目計画」の建設予定地を北西側(上智大学側)から見た様子です。


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「建築計画のお知らせ」等が掲示されているこの部分だけが、上智大学側の道路に接しています。


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「(仮称)旧紀尾井町TBRビル・旧麹町住宅既存躯体及び地下解体工事」が、2016年10月1日~2017年11月30日(予定)の工期で行われています。


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建設予定地の西側は「上智大学四谷キャンパス」です。写真は、地上17階、塔屋1階、地下1階、高さ74.69mの「6号館(ソフィアタワー)」です。



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2017年7月10日 (月)

横浜みなとみらい21地区 2017年8月着工予定 地上19階、高さ約100mの「(仮称)MM21-54街区プロジェクト」

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-(仮称)MM21-54街区プロジェクト-

 横浜みなとみらい21地区の「54街区」に、「清水建設」が「SPC(特別目的会社)」を設立して、地上19階、地下0階、高さ99.5m、延床面積約109,000㎡、「免震構造」の超高層賃貸オフィスビル「(仮称)MM21-54街区プロジェクト」を建設します。

 フロア構成は、1階が「店舗、保育所」、2階が「エントランスホール、カンファレンススペース、店舗」、3階~18階が「オフィス」となる予定です。

● 民間都市再生事業計画
 「国土交通省」は、都市再生特別措置法第20条第1項の規定に基づき、「清水建設」から申請のあった民間都市再生事業計画「(仮称)MM21-54街区プロジェクト」について、同法第21条第1項の規定により認定しています。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/03/10)
 清水建設株式会社の民間都市再生事業計画を認定 ~(仮称)MM21-54 街区プロジェクト~ 

(仮称)MM21-54街区プロジェクト
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい五丁目1番16、他19筆
◆ 交通-JR「横浜」駅徒歩7分、みなとみらい線「新高島」駅直上
◆ 階数-地上19階、地下0階
◆ 高さ-99.5m  *最高部かは不明
◆ 敷地面積-11,491.11㎡
◆ 建築面積-約7,700㎡
◆ 延床面積-約109,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、保育所、集会所
◆ 建築主-清水建設
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2017年08月01日予定
◆ 竣工-2020年02月28日予定
◆ 総事業費-約550億円


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「周辺状況」です。


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現地に掲示されている「開発事業のお知らせ」の「土地利用計画図」です。


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「54街区」を西側から見た様子です。


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「54街区」を東側から見た様子です。


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「54街区」は、横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島駅」直上の好立地です。



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2017年7月 9日 (日)

北海道日本ハムファイターズ 新球場建設構想 アジアNo1の壮大なボールパーク構想の全貌!

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-北海道日本ハムファイターズの新球場建設構想-

 6月29日に、プロ野球の北海道日本ハムファイターズが、「新球場建設構想」に関する発表を行いました。国際競争力を有するライブ・エンターテイメントタウンとして「アジアNo1のボールパーク」を目指します。

 引用資料 北海道日本ハムファイターズ(2017/06/29)
 新球場建設構想に関して

 球場建設の候補地は、(1)札幌市と千歳市のほぼ中間に位置する北広島市の「きたひろしま総合運動公園」、(2)札幌市の「北海道大学構内」、(3)札幌市の「学校法人八紘学園」の所有地の3ヶ所に絞られています。

 北広島市の候補地は36ha以上と広いですがアクセスが不便、JRの新駅を作る必要もあります。札幌市内の2ヶ所は、それぞれ10ha、13haと広さが不十分で、設計の自由度が低いなど一長一短ですが、「北広島市」が最有力となっています。

● こじれた日本ハムと札幌市の関係
 
球団と球団のある都市は、「持ちつ持たれつ」の関係です。福岡市、広島市、仙台市などは協力関係が非常にうまくいっています。しかし、札幌市はサッパリです・・・

 「北海道日本ハムファイターズ」は、札幌市の活性化や札幌ドームの稼働率や収益に貢献していると自負しています。

 しかし、どんなに多く試合を開催しても、観客動員数を増やしても、飲食や物品の収益は札幌ドームに入ります。球団は一部を受け取るに過ぎません。高額の賃貸料も支払わなければならなりません。

 日本ハムは、札幌市と条件の緩和を交渉してきましたが、条件は変わる事はありませんでした。ファンからはお役所仕事との非難轟々ですが、札幌市が財政的に厳しいのも大きな理由です。

 日ハム それなら新球場を建設して出て行くよ!
 札幌市 出来るものならやってみなさい!

 という感じでしょうか?(笑) 日本ハムも最初は、札幌市の条件を変えさせるための観測気球のつもりだったと思います。しかし、札幌市は条件を変えませんでした。お互い引くに引けない状況になってしまいました。

 人口が多くない札幌市(含む北海道)に屋根付き球場が2ヶ所もあるのは明らかに過剰で、共倒れの危険性がかなり高いです。
 私的には、札幌市側が譲歩して、「札幌ドーム」の使用条件の緩和と機能強化が最善策だと思うのですが、世の中上手くいかないですね・・・


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「スタジアムのイメージ図」です。「開閉式屋根」のスタジアムです。


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「メインストリートのイメージ図」です。球場に入るメインストリートには、ファッション性の高い一大ショッピングタウンとレストラン街が配置されます。


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札幌ドーム

 「札幌ドーム」は、2001年6月2日にオープンしました。施設は札幌市が所有し、札幌市と道内財界各社が出資する第三セクター「(株)札幌ドーム」が運営管理を行っています。

 プロ野球の「北海道日本ハムファイターズ」の本拠地球場として使用されています。また、Jリーグの「北海道コンサドーレ札幌」のホームスタジアムとしても使用されています。

 サッカーの試合の時は、手前にある屋外の天然芝サッカー場が室内に移動する「ホヴァリングサッカーステージ」を世界で初めて採用しています。


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「札幌ドーム」は非常に広い球場です。野球開催時は、収容能力が40,476席もあります。最高のコンテンツである「北海道日本ハムファイターズ」が撤退すると札幌市はいったいどうするのでしょうか?

 北海道は人口が少ないので、コンサートで「札幌ドーム」を埋める事の出来るアーティストはごく一部です。「東京、名古屋、大阪、福岡」のドームでライブを行っても、札幌は飛ばすアーティストが多いです。



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2017年7月 8日 (土)

東武鉄道 東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業 2017年7月7日付で施行協定を締結! 

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-とうきょうスカイツリー駅付近連続立体交差事業-

 「東武伊勢崎線(愛称:東武スカイツリーライン)」の「とうきょうスカイツリー駅」と「曳舟駅」は高架になっています。
 
 しかし、「とうきょうスカイツリー駅」~「曳舟駅」の間の一部が地上を走っています。ボトルネック踏切である桜橋通りにある「伊勢崎線2号踏切」は、長年「開かずの踏切」として問題になっていました。
 
 朝のピーク時は遮断機が降下したままとなり、さらに「東京スカイツリー」の開業により交通渋滞に拍車がかかっています。 
 このため、渋滞緩和を目的として、墨田区が事業主体となって事業区間約900mの連続立体交差(高架化)が行われます。

● 2017年7月7日付で施行協定を締結!
 「東武鉄道」は、墨田区が進めている「東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業」において、施工協定を2017年7月7日(金)付で締結し事業に着手しました。

 引用資料 東武鉄道(PDF:2017/07/07)
 東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」付近の連続立体交差事業(高架化)に着手します

 鉄道により分断されていた市街地を一体化することによって総合的なまちづくりを図るもので、2024年度の完成を目指します。また、この高架化により、「とうきょうスカイツリー駅」が改築され、利用しやすい駅に生まれ変わります。

東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業の概要
◆ 事業種別-連続立体交差事業
◆ 住所-東京都墨田区押上二丁目付近 ~向島一丁目付近
◆ 事業区間-東武スカイツリーライン(伊勢崎線) 曳舟~とうきょうスカイツリー間 延長約900m
◆ 解消される踏切数-1ヶ所(伊勢崎線2号踏切)
◆ 施行協定締結日-2017年07月07日
◆ 事業期間-2017年度~2024年度
◆ 事業費-約315億円(負担額  墨田区約235億円、武鉄道約80億円) *墨田区の負担額は国費及び都費を含む


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「位置図」です。事業区間は延長約900mです。


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とうきょうスカイツリー駅
 
「駅部横断図(イメージ)」です。現在は島式1面2線ですが、2面3線になります。「留置線」は2線となります。


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「東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業」の予定地です。


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伊勢崎線2号踏切

 ボトルネック踏切である桜橋通りにある「伊勢崎線2号踏切」です。南側に隣接する「京成押上線」は地下を走っています。



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2017年7月 7日 (金)

渋谷区 地上47階、高さ約230mの「渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟)」 「渋谷ヒカリエ」の超高層オフィスフロアから見た2017年7月上旬の建設状況

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-渋谷駅地区駅街区開発計画-

 渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が計画されています。その中で最大規模のプロジェクトが「渋谷駅地区駅街区開発計画」です。

 「渋谷駅地区 駅街区開発計画」は、JR渋谷駅の東側に地上47階、地下7階、高さ229.706mの東棟、西側に地上13階、地下5階、高さ約76mの西棟、東棟と西棟の間に、山手線・埼京線の線路とホームを覆う形で、地上10階、地下2階、高さ約61mの中央棟を建設します。

● 日本最大級の規模を誇る屋外展望施設を設置!
 渋谷を訪れる人々に対する都市の魅力をさらに高めるため、「東棟」の最上部に、屋外と屋内からなる展望施設を設置します。

 引用資料 東京急行電鉄(PDF:2015/07/02)
 渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟)への展望施設設置について ~日本最大級の規模を誇る屋外展望施設が渋谷駅直上に誕生~

 超高層ビルの屋上を全面的に活用したものでは日本最大級の規模を誇り、その開放感は圧倒的です。渋谷随一の高さから、代々木公園の後方に広がる新宿の超高層ビル群、六本木・都心方面、そして富士山に至るまで、遮るものがない素晴らしい眺望が広がります。

渋谷駅地区駅街区開発計画の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目24番1他
◆ 階数-地上47階、地下7階(東棟)、地上10階、地下2階(中央棟)、地上13階、地下5階(西棟)
◆ 高さ-最高部229.706m、建築物229.706m(東棟)、約61m(中央棟)、約76m(西棟)
◆ 敷地面積-15,275.55㎡(施設全体)
◆ 建築面積-18,216.49㎡(施設全体)
◆ 延床面積-276,010.18㎡(施設全体)、約181,000㎡(東棟)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、オフィス、駅施設、駐車場等
◆ 事業主体-東京急行電鉄、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東京地下鉄(東京メトロ)
◆ 設計者-渋谷駅周辺整備計画共同企業体(日建設計、東急設計コンサルタント、ジェイアール東日本設計事務所、メトロ開発)
◆ デザインアーキテクト-日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所
◆ 施工者-東急建設、大成建設JV
◆ 着工-2014年06月10日(準備工事)
◆ 竣工-2019年07月末予定(東棟)、2028年03月末予定(中央棟、西棟)
◆ 開業-2019年度予定(東棟)、2027年度予定(中央棟、西棟)

(注意) 建築面積が敷地面積を上回るのは、西棟付近に設ける「西口アーバンコア」が道路上に架かっており、敷地面積には含まれないものの建築面積には含まれるためです。


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「屋外展望施設」のイメージです。「屋外展望施設」は屋上全体を使い、広さは約3,000㎡です。周囲は全面ガラス張りの回廊となり、一部に階段状の高低差を設けます。


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「屋外展望施設と富士山の眺望イメージ」です。


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「渋谷ヒカリエ」の超高層オフィスフロアから見た「渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟)」の建設現場です。読者の方から写真を送って頂きました。ありがとうございました。

 「セキュリティゲート」があるので、社員もしくは関係者でないと地上17階~地上34階のオフィスフロアに入る事が出来ません。地上11階の「スカイロビー」と高さが全然違うので、ほとんど見る事の無い非常に新鮮なアングルです。


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地上に姿を現すまでは時間がかかりましたが、どんどん上に伸びています。数えてみると最高部は12階(13FL)まで到達しているようです。この現場は「逆打ち工法」を採用しています。

逆打ち工法
 
「逆打ち工法」では、地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階→地下5階→地下6階→地下7階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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最高部です。「デッキプレート」が敷かれている床は11階の床です。11階・12階(13FL)の鉄骨建方が行われています。


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理由はよく分かりませんが北東側は鉄骨建方が行われていません。北東側は後施工になるようです。この部分は特殊な「マストコラムクライミング方式」のタワークレーンが使われています。

 「マストコラムクライミング方式」のタワークレーンは、一般のタワークレーンのマスト(支柱)に代えて、建物の本節鉄骨柱(兼用柱)をクレーンのマストにして立てていく工法です。


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「東急建設」カラーの濃い緑の「マスト」のタワークレーンの先端が、「渋谷ヒカリエ」の高さを近いうちに追い抜くと思います。


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東京メトロ銀座線・渋谷駅の移設工事

 現在の東京メトロ銀座線「渋谷駅」は、東急百貨店東横店の3階に位置していますが、現在の位置から表参道駅方向へ約130m行った東口広場や明治通りの上部に移設します。総工費は約290億円を予定しています。

 1回目の線路切替工事が昨年の11月に行われました。工事の進行に合わせてあと3回移設が行われ、最終的な軌道の場所が確定します。


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道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業

 「渋谷ヒカリエ」の超高層オフィスフロアからは、「東急プラザ渋谷」跡地の「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」の建設現場もよく見えるようです。

 地上19階、地下5階(地上18階、地下4階)、高さ103.31mの超高層ビルが建設中です。この現場は「逆打ち工法」を採用していますが、1階床がほぼ完成したようです。



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2017年7月 6日 (木)

相模鉄道 相鉄線海老名駅を大規模にリニューアル 新駅舎は地上3階、改札口を2ヶ所増設してホームドアを設置!

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-相鉄線海老名駅改良工事-

 海老名駅周辺の記事が続きますが、相模鉄道と海老名市は、「相鉄線海老名駅改良工事」を行っています。新駅舎は地上3階とし、商業施設や保育施設を整備して利便性向上を図ります。

 引用資料 相模鉄道(PDF:2017/06/30)
 相鉄線海老名駅をリニューアル

 また、混雑の解消を図るため既存の改札口(1階南口)に加え、ホームの両端となる南北の2階部分に改札口をそれぞれ1ヶ所増設します。更に、ホームには「ホームドア(可動式ホーム柵)」を設置して、安全、安心、快適に利用出来る駅を目指します。

相鉄線海老名駅改良工事の概要
◆ 所在地-神奈川県海老名市めぐみ町1番2号
◆ 構造-地上3階
◆ 概要-改札口2ヶ所増設(2階北口改札口、2階南口改札口)、生活支援施設(保育施設)設置、ホームドア(可動式ホーム柵)の設置、連絡通路新設
◆ 事業主体-海老名市地域公共交通協議会
◆ 補助金-国土交通省鉄道局所管「駅総合改善事業・形成計画事業」
◆ 補助および負担率-国1/3、地方自治体1/3、鉄道事業者1/3
◆ 着工-2015年04月
◆ 竣工-2020年03月予定
◆ 総事業費-約50億円(概算)


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「駅舎全体イメージ図( 東口駅前広場側から)」です。


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南口の「2階改札口のイメージ」です。


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「相鉄線海老名駅」です。島式1面2線の頭端式ホームの地上駅です。改札口は南側の1ヶ所のみです。島式1面2線で121,147人(2016年度の乗降人員)をさばいているのでラッシュ時には、ホームが非常に混雑します。


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この上に地上3階の橋上駅舎を建設します。ホームは約9mから約13mに拡幅する工事が終わっています。


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ホームには「ホームドア(可動式ホーム柵)」が設置されます。写真は、「相鉄線横浜駅」の「ホームドア(可動式ホーム柵)」ですが、ほぼ同じようなデザインになると思われます。


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「海老名駅自由通路(小田急・相鉄駅舎部)」です。「2階南口改札口」が新設されると直結します。


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現在は、改札口が地上にあるため「海老名駅自由通路(小田急・相鉄駅舎部)」から下りる必要があります。



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2017年7月 5日 (水)

海老名駅西口駅前新街区 地上25階の免震ツインタワーマンション「グレーシアタワーズ海老名」を新発表!

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-グレーシアタワーズ海老名-
 
 海老名駅には、「相模鉄道本線、小田急小田原線、JR相模線」の3路線が乗り入れる神奈川県内でも有数の鉄道交通の要衝です。

 小田急グループが、小田急線海老名駅とJR相模線海老名駅の両駅間に広がる大規模複合開発エリア「ViNA GARDENS」の開発に着手しましたが、相鉄グループも大規模開発を行います。

 「相鉄不動産、伊藤忠都市開発、鹿島建設」の3社は、相鉄本線・小田急小田原線・JR相模線「海老名」駅の駅前新街区「海老名市扇町」に位置する、「グレーシアタワーズ海老名(総戸数477戸)」の建設に着手しています。

 相模鉄道 ニュースリリース(PDF:2017/07/03)
 「グレーシアタワーズ海老名」を新発表<相鉄不動産(株)>

 引用資料 公式ホームページ 
 グレーシアタワーズ海老名 

 「グレーシアタワーズ海老名」は、海老名駅西口土地区画整理事業で新しく誕生した「海老名市扇町」内に建設されるツインタワーマンション(イースト棟・ウエスト棟)です。

 神奈川県内の小田急沿線の拠点の座を「相模大野駅、海老名駅、本厚木駅」の3駅周辺が争っていますが、海老名駅周辺が圧勝しそうな勢いです。

グレーシアタワーズ海老名の概要
◆ 所在地-神奈川県海老名市扇町14-12、13、14(イースト棟)、神奈川県海老名市扇町14-4(ウエスト棟)   
◆ 交通-JR相模線「海老名」駅徒歩3分、相鉄本線「海老名」駅徒歩5分、小田急小田原線「海老名」駅徒歩5分
◆ 階数-地上25階、地下0階(イースト棟、ウエスト棟) 
◆ 高さ-(不明)
◆ 敷地面積-9,366.46㎡(イースト棟4,683.23㎡、ウエスト棟4,683.23㎡) 
◆ 建築面積-1,470.36㎡(イースト棟)、1,466.58㎡(ウエスト棟) 
◆ 延床面積-21,926.60㎡(イースト棟)、21,916.00㎡(ウエスト棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート 
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-基礎免震構造(積層ゴム等)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-477戸(イースト棟239戸(事業協力者住戸1戸含む)、ウエスト棟238戸)
◆ 建築主-相鉄不動産、伊藤忠都市開発、鹿島建設
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 竣工-(イースト棟)2019年05月下旬予定、(ウエスト棟)2020年01月下旬予定
◆ 入居開始-(イースト棟)2019年07月下旬予定、(ウエスト棟)2020年04月上旬予定


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「海老名駅西口土地区画整理事業エリア概念図」です。


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「グレーシアタワーズ海老名」の建設予定地です。手前の「ホテルルートイン海老名駅前」の奥に建設されます。


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すぐ西側は「三井ショッピングパーク ららぽーと海老名」となっています。「海老名駅西口土地区画整理事業」の一環として建設され、2015年10月29日にグランドオープンしました。


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2017年7月 4日 (火)

新宿副都心 大和ハウス工業の大型オフィスプロジェクト 地上29階、高さ約132mの「Dタワー西新宿」 2017年7月6日着工!

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-西新宿6丁目計画(仮称)-

 新宿副都心の「住友不動産新宿グランドタワー」から青梅街道を挟んですぐ南側一帯の雑居ビル群を集約した敷地面積4,430.20㎡に「レオパレス21」が超高層ビルの建設を計画していました。

 その後、事業主が「レオパレス21」から「大和ハウス工業」に変更になりました。敷地内の小規模な雑居ビル群を解体すると共に、敷地内の北西側にあった「丸山学園」運営する「東京栄養専門学校」の新築移転が行われました。

 「東京栄養専門学校」は、敷地内の南西側に新校舎を建設しました。2013年9月に新校舎が完成して移転しました。移転後に旧校舎を解体しました。

 跡地には、地上29階、塔屋2階、地下2階、高さ132.30mm、 延床面積39,460.97㎡の「西新宿6丁目計画(仮称)」が建設されます。

Dタワー西新宿
 「大和ハウス工業」は、2017年7月6日(木)、大型オフィスプロジェクト「Dタワー」の第一弾となる「Dタワー西新宿」を着工します。

 引用資料 大和ハウス工業(2017/07/03)
 地上29階建「Dタワー西新宿」着工

 オフィス最大30テナント、サービスアパートメント126戸、商業施設、保育所を併設した大型複合施設です。オフィスだけではなく、住居(サービスアパートメント)や保育所を併設し、職住近接の環境を提供することで、海外企業の入居にも積極的に対応します。

Dタワー西新宿の概要
◆ 計画名-西新宿6丁目計画(仮称)
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿六丁目78番8
◆ 交通-JR「新宿」駅より徒歩12分、東京メトロ丸の内線「西新宿」駅より徒歩4分、都営大江戸線「都庁前」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上29階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部132.30m
◆ 敷地面積-3,886.10㎡
◆ 建築面積-1,379.19㎡
◆ 延床面積-39,460.97㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(地下1階と地上1階の間に免震層を設置)
◆ 用途-サービスアパートメント(20階~29階)、オフィス(3階~18階)、商業施設(1階・2階)・保育所(2階)、駐車場(地下1階・地下2階)
◆ サービスアパートメント-126戸
◆ 建築主-大和ハウス工業
◆ 設計者-日本設計・大成建設設計共同企業体
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2017年07月06日
◆ 竣工-2020年03月下旬予定
◆ 入居開始-2020年04月予定
◆ 総事業費-約400億円   


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「配置図」です。ビルは正方形です。敷地の南西側に「丸山学園」運営する「東京栄養専門学校」の新築移転しています。

 引用資料 新宿区・公式ホームページ(2016/07/21)
 新宿区景観まちづくり審議会:第60回新宿区景観まちづくり審議会


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「フロア構成図」です。地下2階・地下1階が「 駐車場、機械室」、1階・2階が「店舗、オフィス、ロビー」、2階が「保育所」、3階~18階が「オフィス」、19階が「設備フロアー」、20階が「サービスアパートメントのロビー」、21階~29階が「サービスアパートメント」となっています。地下1階と地上1階の間に「免震層」を設置しています。


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「Dタワー西新宿」の建設予定地を北東側から見た様子です。


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「西新宿6丁目計画(仮称)」の建築計画のお知らせです。


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ダイワロイネットホテル西新宿
 南側には大和ハウスグループの「フジタ」が設計・施工を行い、ダイワロイヤルが運営するビジネスホテル「ダイワロイネットホテル西新宿(288室)」が、2018年11月竣工予定となっています。


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企業規模を急拡大する大和ハウス工業

 「大和ハウス工業」の本社は、大阪府大阪市北区梅田三丁目3番5号にあります。積極的なM&Aや新規事業進出により、ここ最近企業規模を急拡大しています。「Dタワー」の着工により大型オフィスビルにも進出します。

 2017年3月期の連結決算の売上高3,512,909百万円、営業利益310,092百万円です。売上高3兆5000億円、 営業利益3000億円を超える巨大優良企業に成長しました。

 かつては、ライバルの「積水ハウス」に、売上高・営業利益共に後塵を拝していましたが、今では、売上高・営業利益・時価総額共に圧倒しています。



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2017年7月 3日 (月)

(仮称)幕張ベイタワーズプロジェクト 地上37階、高さ約133mの「(仮称)幕張B-7街区タワー&レジデンス」 2017年6月末の建設状況

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-(仮称)幕張ベイタワーズプロジェクト-

 「東京都議会議員選挙」は、予想通り自民党の大惨敗でした。私的にちょっと驚いたニュースがありました。ロシアの戦闘機メーカー「ミグ(MiG)」と「スホーイ(Sukhoi)」が2019年内に合併・統合するそうです。

 東西冷戦時代のソビエトでは、「ミグ」と「スホーイ」が競って戦闘機を開発していました。1989年のパリ航空ショーで公開された「Su-27 フランカー」の「プガチョフ・コブラ」の衝撃は今でもはっきり覚えています。

 本題に戻って、 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 その中で、「B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の6街区には、6棟の超高層タワーマンションが林立する事になります。 

(仮称)幕張B-7街区タワー&レジデンス
 
第一弾として、B-7街区に「(仮称)幕張B-7街区タワー&レジデンス」が着工されました。

 引用資料 公式ホームページ
 (仮称)幕張ベイタワーズプロジェクト

(仮称)幕張B-7街区タワー&レジデンスの概要
◆ 計画名-(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-7街区)
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-18、1-19(地番)
◆ 交通-京葉線「海浜幕張」駅徒歩15分
◆ 階数-(タワー棟)地上37階、地下0階、(レジデンス棟)地上8階、地下0階
◆ 高さ-最高部132.89m 
◆ 敷地面積-17,118.71㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,756.07㎡(施設全体)
◆ 延床面積-59,608.73㎡(施設全体)
◆ 構造-(タワー棟)鉄筋コンクリート造、(レジデンス棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(タワー棟)、既成コンクリート杭(レジデンス棟)
◆ 地震対策-中間免震構造(1階と2階の間に積層ゴム等を設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗、児童福祉施設、駐車場
◆ 総戸数-503戸(タワー棟454戸、レジデンス棟49戸)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2016年07月01日(当初計画)
◆ 竣工-2018年12月中旬予定
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定


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「幕張新都心若葉住宅地区」の街区図です。街区図右下の黄色い部分「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」が対象街区です。

 引用資料 千葉県(2015/03/31) リンク切れ
 幕張新都心若葉住宅地区事業予定者の決定について

幕張新都心若葉住宅地区の概要
◆ B-1街区(敷地面積38,922.60㎡)-地上9階、総戸数505戸、竣工2024年予定
◆ B-2街区(敷地面積24,726.00㎡)-地上48階、総戸数835戸、竣工2020年04月予定
◆ B-3街区(敷地面積21,417.98㎡)-地上46階、総戸数675戸、竣工2021年予定
◆ B-4街区(敷地面積21,110.06㎡)-地上46階、総戸数714戸、竣工2027年予定
◆ B-5街区(敷地面積24,589.34㎡)-地上46階、総戸数703戸、竣工2029年予定
◆ B-6街区(敷地面積17,409.40㎡)-地上37階、総戸数482戸、竣工2026年予定
◆ B-7街区(敷地面積20,518.63㎡)-地上37階、総戸数637戸、竣工2018年12月予定


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完成イメージです。地上37階の「タワー棟」と地上8階の「レジデンス棟」で構成されています。


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「(仮称)幕張B-7街区タワー&レジデンス」の配置図です。B-7街区の東側角の白い部分は「サービス付き高齢者向け住宅」の敷地です。


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2017年6月末の建設状況です(写真提供bgds氏)。


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現時点では1基のタワークレーンで建設しています。規模的にもう1基のタワークレーンが登場すると思われます(写真提供bgds氏)。


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ゲートから見た敷地内です(写真提供bgds氏)。


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躯体が地上に姿を現しています。現在は「免震階躯体工事」を行っています。このマンションは、地震対策として「中間免震構造(1階と2階の間に積層ゴム等を設置)」を採用しています(写真提供bgds氏)。



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2017年7月 2日 (日)

習志野市 地上44階、高さ約161mの「(仮称)仲よし幼稚園跡地活用計画」 2017年6月末の建設状況

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-(仮称)仲よし幼稚園跡地活用計画-
 JR津田沼駅近くの「仲よし幼稚園跡地活用事業」は、習志野市による公募型プロポーザルの実施により、最優秀提案者に「三菱地所レジデンス(代表者)、三井不動産レジデンシャル、野村不動産」の3社グループを特定しています。

 引用資料 習志野市
 仲よし幼稚園跡地活用事業 

 建設予定地は、JR津田沼駅南口にある「モリシア津田沼」南側に位置する習志野市の市有地と隣接する一部民有地です。

 概要は、地上44階、塔屋2階、地下2階、高さ(最高部161.04m、建物高さ152.10m)、敷地面積8,050.23㎡、延床面積88,116.30㎡、総戸数759戸です。

 着工が何度も延期されていましたが、2016年12月1日(準備工事2016年11月2日)に着工しました。地上48階、地下1階、高さ172.40mの「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」とちらが早く竣工するか分かりませんが、竣工時点で千葉県内では2番目か3番目の高さの超高層ビルとなる予定です。

(仮称)仲よし幼稚園跡地活用計画の概要
◆ 所在地-千葉県習志野市谷津一丁目1340-24外
◆ 階数-地上44階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部161.04m、建物高さ152.10m
◆ 敷地面積-8,050.23㎡
◆ 建築面積-4,431.62㎡
◆ 延床面積-88,116.30㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-基礎免震構造
◆ 用途-共同住宅、地域貢献施設、自転車駐車場
◆ 総戸数-759戸
◆ 事業者-三菱地所レジデンス(代表者)、三井不動産レジデンシャル、野村不動産
◆ 設計者・監理者-フジタ
◆ 施工者-フジタ
◆ 着工-2016年12月01日(準備工事2016年11月02日)
◆ 竣工-2020年09月30日予定


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東側から見た「(仮称)仲よし幼稚園跡地活用計画」の2017年6月末の建設状況です(写真提供bgds氏)。


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敷地西端に「仮設駐輪場」を建設して駐輪場を移設しました。最終的には「駐輪場」は敷地東端に建設され、「仮設駐輪場」は解体されます(写真提供bgds氏)。


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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています(写真提供bgds氏)。


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アースドリル掘削機の「ドリリングバケット」です。作業員と比べてその大きさが分かります(写真提供bgds氏)。


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「スライムクリーナー」です。「スライムクリーナー」で「スライム処理」を行います(写真提供bgds氏)。

● スライム処理
 
スライム処理は掘削完了後に行う「一次スライム処理」と鉄筋かごを建込んでコンクリート打設する直前に行う「二次スライム処理」があります。
 
 掘削時に発生し、杭の底に沈殿したスライムをそのままにしておくとコンクリートと混ざり杭の支持力に深刻な悪影響を及ぼします。そのために徹底的に除去します。


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「鉄筋かご」を建込んでいます(写真提供bgds氏)。


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場所打ちコンクリート拡底杭に建込む「鉄筋かご」が並べられています(写真提供bgds氏)。



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2017年7月 1日 (土)

海老名駅周辺の大規模複合開発「ViNA GARDENS」 第一弾となる地上31階の超高層タワーマンション「リーフィアタワー海老名アクロスコート」が始動

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-ViNA GARDENS-
 
海老名駅周辺が大きく変わろうとしています。海老名駅には、「相模鉄道本線、小田急小田原線、JR相模線」の3路線が乗り入れる鉄道交通の要衝です。発展する素地はありましたが、2015年10月29日の「三井ショッピングパーク ららぽーと海老名」のオープンが大きかったと思います。

 その少し前の2015年8月28日に「小田急電鉄」は、小田急線海老名駅とJR相模線海老名駅の両駅間に広がる事業用地(駅間地区)の開発計画の概要について発表しました。

 開発コンセプトは「憩う・くらす・育む~ViNA GARDENS~」です。複数の超高層タワーマンションが林立する街となります。

● 第一弾のリーフィアタワー海老名アクロスコート
 「小田急不動産、三菱地所レジデンス、小田急電鉄」は、小田急線海老名駅とJR相模線海老名駅の両駅間に広がる大規模複合開発エリア「ViNA GARDENS」内に誕生する免震タワーマンション「リーフィアタワー海老名アクロスコート」を本格的に始動します。

 小田急電鉄 ニュースリリース(PDF:2017/06/30)
 「リーフィアタワー海老名アクロスコート」建設プロジェクトを本格的に始動

 「ViNA GARDENS」内に建設する初めての住宅施設として、2017年9月に着工、2019年10月に竣工を予定しており、海老名市内で最高層のタワーマンションとなる予定です。

 着工前ですが、「リーフィアタワー海老名アクロスコート」の公式ホームページが、2017年6月30日(金)に早くもオープンしました。

 引用資料 公式ホームページ
 リーフィアタワー海老名アクロスコート

リーフィアタワー海老名アクロスコートの概要

◆ 所在地-神奈川県海老名市めぐみ町512番11
◆ 交通-小田急小田原線「海老名」駅徒歩3分、相模鉄道本線「海老名」駅徒歩3分、JR相模線「海老名」駅徒歩4分
◆ 階数-地上31階、地下0階
◆ 高さ-(不明)
◆ 敷地面積-5,035.77㎡(販売対象面積)、6,038.59㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-2,500.73㎡(販売対象面積)、2,720.23㎡(建築確認対象面積) 
◆ 延床面積-33,612.58㎡(販売対象面積)、33,811.77㎡(建築確認対象面積)
◆ 構造-鉄筋コンクリート、一部鉄骨造 
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-基礎免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、鉛プラグ入り積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-304戸
◆ 建築主-小田急不動産、三菱地所レジデンス、小田急電鉄
◆ 設計者-アー ル・アイ・エー
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2017年09月予定
◆ 竣工-2019年10月下旬予定
◆ 入居開始-2020年01月下旬予定


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「リーフィアタワー海老名アクロスコート」の完成イメージです。住宅棟と駐車場棟で構成されています。


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「ViNA GARDENS」は、超高層ビルが林立する街になります。


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「ゾーニング概念図」です。「ViNA GARDENS」は、小田急線海老名駅とJR相模線海老名駅の両駅間に広がる大規模複合開発エリアです。「海老名駅自由通路」を挟んで、南西側と北東側に分かれます。


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「ViNA GARDENS」のメインとなる「海老名駅自由通路」の南西側です。


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このあたりに「リーフィアタワー海老名アクロスコート」が建設されます。


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海老名駅自由通路
 「海老名駅自由通路」です。「ビナウォーク、相模鉄道、小田急、JR、三井ショッピングパーク ららぽーと海老名」を接続する大規模な自由通路です。


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「ViNA GARDENS」の「海老名駅自由通路」の北東側です。「商業施設」などが建設されます。



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