大規模改良工事が行われている東京メトロ東西線「南砂町駅」 ホームを島式1面2線から島式2面3線化!
-東京メトロ東西線 南砂町駅(みなみすなまちえき)-
「東京メトロ東西線」は、東京都区部を東西に貫く大動脈です。大手町など都心部に短時間で直結する利便性の高さから、葛西や浦安など地上区間の各駅を中心に宅地開発が急速に進み、鉄道の混雑率ワーストクラスの常連となっています。
「南砂町駅(みなみすなまちえき)」は、江東区の東部、江戸川区とを隔てる荒川の近くに位置しています。駅周辺の開発が近年急速に進み、乗降客数が急増しています。
そこで、ホームを島式1面2線から島式2面3線化する大規模な改良工事を行っています。ホームを新設することで方面別に乗り場を分離し、ホーム上の混雑緩和を図ります。
更に、ホームと線路を新設することにより、中野方面への電車が線路2本を使って同じホームの両側から交互に発着出来るようにします。
引用資料 東京メトロ(PDF)
東西線南砂 砂町駅2面3線化改良計画について
東西線では「南砂町駅」より中野寄りの区間で遅れが拡大する傾向があるため、「南砂町駅-茅場町駅」間で遅延対策を行う必要がありました。用地や構造の問題で他の駅は拡幅が困難だったため、「南砂町駅」を2面3線化ることになりました。
「改良後の標準断面」と「南砂駅改良イメージ図」です。
現在の「南砂町駅」は、ややカーブした島式1面2線の地下駅です。
2番線ホーム
「2番線ホーム(日本橋・大手町・中野・三鷹方面)」です。
1番線ホーム
「1番線ホーム(西船橋・津田沼・東葉勝田台方面 )」です。
| 固定リンク
« 「三菱自動車」の本社が「msb Tamachi 田町ステーションタワーS」に移転 跡地を「三菱重工業」が再開発して高さ150m規模の超高層ビルを建設! | トップページ | 江東区 竣工した雁行配置の大規模マンション「パークホームズ豊洲 ザ レジデンス」 »
「127 東京都・江東区」カテゴリの記事
- 江東区の「東京辰巳国際水泳場」 東京辰巳アイスアリーナ(仮称)の施設運営計画 都立初の通年アイスリンク施設へ!(2022.12.06)
- 東京都が「都心部・臨海地域地下鉄」を整備 「東京駅、新銀座駅、新築地駅、勝どき駅、晴海駅、豊洲市場駅、有明・東京ビッグサイト駅」の正確な場所が判明!(2022.11.27)
- 東京都 総延長約6kmの「臨海地下鉄」を整備 新駅は「東京駅、新銀座駅、新築地駅、勝どき駅、晴海駅、豊洲市場駅、有明・東京ビッグサイト駅」(2022.11.25)
- 東京臨海副都心・有明南G1区画 延床面積約56,500㎡の「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」 2022年10月26日に地鎮祭を挙行!(2022.10.28)
- お台場の「パレットタウン」跡地 「TOKYO A-ARENA PROJECT」が始動 2025年秋に収容客数約10,000人の次世代アリーナ誕生!(2022.08.30)
「104 鉄道(新線・高架化・複々線化、その他)」カテゴリの記事
- 川崎市 「JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)に係る条例環境影響評価準備書及び要約書」の縦覧!(2023.01.21)
- JR中野駅の駅ビル 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業「(仮称)中野駅西口開発」 2022年12月中旬の建設状況(2022.12.22)
- 東京都が「都心部・臨海地域地下鉄」を整備 「東京駅、新銀座駅、新築地駅、勝どき駅、晴海駅、豊洲市場駅、有明・東京ビッグサイト駅」の正確な場所が判明!(2022.11.27)
- 東京都 総延長約6kmの「臨海地下鉄」を整備 新駅は「東京駅、新銀座駅、新築地駅、勝どき駅、晴海駅、豊洲市場駅、有明・東京ビッグサイト駅」(2022.11.25)