港区 大規模に改良される「泉岳寺駅」 都市高速鉄道第1号線(都営浅草線・京浜急行本線)泉岳寺駅の改良計画
-東京都市計画事業泉岳寺駅地区-
品川駅周辺地域は、羽田空港に近く、また、リニア中央新幹線の開業が予定されるなど、世界と日本各地を繋ぐ結節点としてさらに発展することが期待されており、「泉岳寺駅」の乗降客はますます増加することが見込まれています。
「東京都」は、駅の機能強化が必要となる泉岳寺駅の改良を実現するため、市街地再開発事業により、駅とまちの一体的な整備に取り組むこととしました。
「泉岳寺駅」は国道15号の下に位置し、国道の空間内だけではホームの拡幅が困難であるため、道路に隣接する民有地を含めた市街地整備を行う必要があります。東京都施行による「(仮称)東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」を実施していきます。
● 泉岳寺駅の機能強化
「泉岳寺駅(せんがくじえき)」です。「東京都交通局(都営地下鉄)」と「京浜急行電鉄」の共同使用駅です。島式2面4線の地下駅となっています。
「泉岳寺駅」は、現状でもホーム(幅員5m)がラッシュ時に混雑しており、今後、周辺開発により利用者が大幅に増加することが見込まれます。
このことから、駅利用者の安全性・利便性の向上や交通結節機能の更なる強化を図るため、「泉岳寺駅」の大規模改良を進めていきます。
引用資料 東京都都市整備局(PDF)
都市高速鉄道第1号線(都営浅草線・京浜急行本線)泉岳寺駅の改良計画について
ホームの拡幅及びコンコースの拡張や、昇降施設、出入口などの機能強化を行い、駅の利便性、安全性の向上やバリアフリー化の充実を図ります。
「改良計画案」です。
泉岳寺駅の「A4地上出入口」です。
泉岳寺駅の三田寄り改札口である「三田口」の改札外コンコースです。
「三田口」の改札機です。
「泉岳寺駅」は、島式2面4線の地下駅となっています。
ホーム幅員は5mしかありません。
「泉岳寺駅」の地上部分です。国道15号の東側で、東京都施行による「(仮称)東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」が計画されています。
高さ約160m、延床面積約110,000㎡の共同住宅(総戸数約350戸)、オフィス、商業、駐車場等で構成される超高層ビルを建設する予定です。
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