「新宿住友ビル」の大規模改修計画 日本最大級の「全天候型屋内アトリウム広場」を整備 デザインを大幅に変更して、2017年9月30日着工!
-西新宿二丁目(8号地)特定街区-
「新宿住友ビル」は、新宿副都心の超高層ビルの第2号として「京王プラザホテル」の次に建設されました。竣工は1974年3月で、新宿副都心の超高層ビル群の草分けとなるビルです。
地上52階、塔屋2階、地下4階、高さ210.3mと日本の超高層ビルでは初めて高さ200mを超えました。形状がプリズムのような三角柱なので「住友三角ビル」とも呼ばれています。
「住友不動産」が、2019年7月末の完成を目指し開発を進めている、新宿住友ビル改修計画(西新宿二丁目8号地)が、2017年8月18日、国土交通省より「民間都市再生事業計画」の認定を受けました。
引用資料 住友不動産(PDF:2017/08/18)
「新宿住友ビル 大規模改修計画」 国土交通大臣の民間都市再生事業計画の認定を受けました
既存の「新宿住友ビル」の機能更新・設備リニューアルに合せて、「国際会議場施設」と日本最大級の「全天候型屋内アトリウム広場」を新たに整備します。
新宿駅周辺地区に新たなビジネス交流、ビジネスネットワークの場と、大規模な国際催事の場を創出することで、国際商業都市としての東京の魅力底上げに貢献します。
「全天候型屋内アトリウム広場」のデザインが大幅に変更になりました。当初は、曲線を多用したデザインになっていましが、直線的なデザインに変更されました。工期は、2017年9月30日~2019年7月31日(予定)となっています。
変更前のデザインです。曲線を多用したデザインになっていました。私的にはこちらの方が好きだったのですが、建設費が予定額に収まらなかったのでしょうか?
引用資料 第59回新宿区景観まちづくり審議会(PDF)
新宿住友ビル改修計画
「外観イメージ」です。直線的なデザインに変更されました。
「概念図」です。
「配置図」です。
準備工事が本格化して「新宿住友ビル」の敷地が「仮囲い」で閉鎖されています。
| 固定リンク
« 千代田区 飯田橋駅周辺では再開発構想が目白押し 「飯田橋3-9周辺地区再開発」の予定地 | トップページ | 千代田区 飯田橋駅周辺では再開発構想が目白押し 「飯田橋駅東地区市街地再開発」の予定地 »
「124 東京都・新宿区」カテゴリの記事
- 国家戦略特区 地上48階、高さ約260mの「(仮称)新宿駅西口地区開発事業」 「大成建設」が施工者として参画!(2022.07.17)
- 新宿グランドターミナルへの再編 「新宿スバルビル」の跡地 (東京都受託)新宿駅直近地区土地区画整理事業西口駐車場出入口整備工事(2022.07.03)
- 「明治安田生命新宿ビル」他の跡地 地上23階、高さ約129mの「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」 2022年5月下旬の建設状況 (2022.06.03)
- 地上35階、高さ約131mの「(仮称)西新宿五丁目 淀橋複合開発計画 タワーマンションプロジェクト」 公式ホームページがオープン!(2022.05.05)
- 国内最大級のホテル×エンタメ施設からなる超高層複合施設 地上48階、高さ約225mの「東急歌舞伎町タワー」 2023年4月の開業を決定!(2022.04.27)