街区が更に拡大 地上49階、高さ約265mの「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」 国家戦略特区のホームページで概要を公開!
-虎ノ門ヒルズ ステーションタワー-
首相官邸の国家戦略特区のホームページに、「森ビル、UR都市機構、東洋海事工業」を中心とする「都市再生特別地区(虎ノ門一・二丁目地区)都市計画(素案)の概要」が、2017年8月14日に公開されました。
引用資料 首相官邸・国家戦略特区(2017/08/14)
第12回 東京都都市再生分科会 配布資料
まさかお盆休みの期間に「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の概要が公開されるとは思っていなかったので驚きました。
街区が更に拡大していました。「A-1街区、A-2街区、 A-3街区、A-4街区、B街区」の5街区に分けて再開発されます。
「A街区」が、2019年度着工、2022年度竣工予定、「B街区」が、2018年度着工、2020年度竣工予定となっています。すでに更地になっている「B街区」が先に着工されます。
虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの概要
◆ A-1街区-地上49階、地下4階、高さ約265m、敷地面積約9,900㎡、延床面積約237,000㎡、用途(オフィス、集会所、店舗、ホテル、駐車場等)
◆ A-2街区-地上4階、地下3階、高さ約30m、敷地面積約2,500㎡、延床面積約8,800㎡、用途(店舗等)
◆ A-3街区-地上12階、地下1階、高さ約70m、敷地面積約1,600㎡、延床面積約7,900㎡、用途(オフィス、共同住宅、店舗、駐車場等)
◆ A-4街区-敷地面積約750㎡、用途(公園)
◆ B街区-地上17階、地下2階、高さ約100m、敷地面積約1,700㎡、延床面積約26,200㎡、用途(オフィス、店舗、駐車場等)
「イメージパース(北東方向から望む)」です。
「配置図」です。2017年1月18日の森ビルの資料よりも街区が更に拡大しています。「B街区」の部分が拡大しました。
「断面イメージ」です。
「計画概要」です。
A-1街区
メインとなる「A-1街区」を南東側から見た様子です。地上49階、地下4階、高さ約265m、延床面積約237,000㎡のオフィス、集会所、店舗、ホテル、駐車場等で構成される超高層ビルが建設されます。
A-2街区
「桜田通り」の上に大規模な「歩行者デッキ(人工地盤)」を構築します。「桜田通り」東側のビル群が「A-2街区」となります。地上4階、地下3階、高さ約30m、延床面積約8,800㎡の店舗等で構成されるビルが建設されます。
「虎ノ門ヒルズ 森タワー」の「オーバル広場(人工地盤)」です。「A-2街区」を経由して人工地盤で結ばれます。
A-3街区
「A-1街区」西側の「A-3街区」です。地上12階、地下1階、高さ約70m、延床面積約7,900㎡のオフィス、共同住宅、店舗、駐車場等で構成される複合ビルが建設されます。
「A-3街区」を南側から見た様子です。
「A-3街区」を西側から見た様子です。角の建物は「発明会館」です。「虎の門病院、国立印刷局、共同通信会館」を対象にした再開発プロジェクトである「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」と歩行者デッキで結ばれます。
日本消防会館(ニッショーホール)
残念ながら更に北側の「日本消防会館(ニッショーホール)」は、街区に入りませんでした。
A-4街区
道路北側の「住友不動産虎ノ門ビル」は、「A-4街区となります。「住友不動産虎ノ門ビル」は解体されて、公園が整備されます。
B街区
「住友不動産虎ノ門ビル」の西側には駐車場があります。前に ”この敷地も交渉中の可能性があります。あくまでも私の願望ですが・・・(笑)” と書きましたが、「B街区」として街区に入りました。
「B街区」には、地上17階、地下2階、高さ約100m、延床面積約26,200㎡のオフィス、店舗、駐車場等で構成される超高層ビルが建設されます。
残念ながら更に西側の「虎ノ門2丁目タワー」が建っている区画は、街区に入りませんでした。
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