渋谷区の「宮下公園」 「新宮下公園等整備事業」が本格化 「渋谷ヒカリエ」の超高層オフィスフロアから見た2017年8月下旬の状況
-宮下公園-
「宮下公園」は、JR山手線渋谷駅~原宿駅間の線路と明治通りに囲まれた南北に細長い形状の公園です。公園は人工地盤の上に整備されています。
● 新宮下公園等整備事業
「宮下公園等整備事業」は、渋谷駅中心地区の再開発と連携して、渋谷川から原宿や代々木方面への緑の連担性を形成するために宮下公園及び渋谷駐車場を緑の拠点として整備するものです。
「宮下公園等整備事業」の実施に当たっては、PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業を基本として、質の高い公共施設を民間の資金やノウハウ等を活用し、より効果的、効率的な事業を進めるために公募型プロポーザルを実施し、「三井不動産」を候補事業者に決定しました。
しかし、渋谷区議などから区民への説明不足を指摘する声が上がったため、区議会に付議されていた「三井不動産」との基本協定案と定期借地権の設定に関する条例案が継続審議となっていました。
新しい渋谷区の資料では、「宮下公園等整備事業」から「新宮下公園等整備事業」に変更になっています。現場を見る限り本格的に動き出したようです。
引用資料 渋谷区・公式ホームページ
新宮下公園等整備事業
「新宮下公園等整備事業」前の「宮下公園」の配置図です。
「高架橋(都市計画道路)の変更」です。南北に分かれていた公園が一体化します。
「渋谷ヒカリエ」の超高層オフィスフロアから見た「新宮下公園等整備事業」の2017年8月下旬の状況です。本格的に工事が始まっています(写真提供品川ローカス氏)。
「陸橋」の南側部分です。解体工事が行われています(写真提供品川ローカス氏)。
工事前の「陸橋」の南側部分です。
「陸橋」の北側部分です。樹木がほとんど撤去され、重機が入って工事が行われています(写真提供品川ローカス氏)。
工事前の「陸橋」の北側部分です。
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