川崎市 竣工した地上47階、高さ約158.mの「パークタワー新川崎」 & オープンした商業施設「パークタワー新川崎モール」
-パークタワー新川崎-
川崎市の「JR鹿島田駅」と「JR新川崎駅」の間に「(仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設されました。
2つのプロジェクト「(仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業施設建築物 住宅棟」と「(仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業施設建築物 生活利便施設棟」で構成されています。
「住宅棟」は、地上47階、地下2階、高さ158.40m、総戸数670戸(事業協力者戸数12戸含む、他に店舗3区画、事業協力者用店舗16区画)となっています。正式名称は「パークタワー新川崎」です。
「生活利便施設棟」は、地上5階、地下1階、延床面積約17,000㎡(店舗面積約11,000㎡)となっています。2015年3月26日(木)に「新川崎スクエア」として先行してオープンしました。
いろいろあって工事が一部やり直しになりました。当初計画では、竣工が2015年3月中旬予定、入居開始が2015年5月下旬予定でしたが、1年以上遅れて2016年7月に竣工しました。
● ペデストリアンデッキとパークタワー新川崎モール
JR横須賀線の「新川崎駅」と南武線の「鹿島田駅」を結ぶ「ペデストリアンデッキ」が完成し、2016年11月15日に全面的に供用開始されました。
屋根根の付いた「ペデストリアンデッキ」を使うことで、信号や天候に左右されることなく、両駅間の往来が格段に便利になりました。2駅間の距離は約500m、徒歩で5分~6分です。
下層階の商業施設「パークタワー新川崎モール」もオープンし、2016年11月27日には「まちびらきフェス」 が開催され、「(仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業施設建築物」は完了しました。
パークタワー新川崎の概要
◆ 計画名-(仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業施設建築物 住宅棟
◆ 所在地-神奈川県川崎市幸区鹿島田一丁目1201番(地番)
◆ 交通-JR横須賀線「新川崎」駅徒歩3分、JR湘南新宿ライン「新川崎」駅徒歩3分、JR南武線「鹿島田」駅徒歩4分
◆ 階数-地上47階、地下2階(住宅棟)
◆ 高さ-158.40m (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 敷地面積-6,131.20㎡(住宅棟)
◆ 建築面積-4,813.52㎡(住宅棟)
◆ 延床面積-76,064.73㎡(住宅棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造(4種類の免震ゴム×40台、オイルダンパー×12本、弾性すべり支承×8台)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-670戸(事業協力者戸数12戸含む、他に店舗3区画、事業協力者用店舗16区画)
◆ 建築主-鹿島田駅西部地区再開発株式会社(出資者:三井不動産、三井不動産レジデンシャルなど)、売主(三井不動産レジデンシャル)
◆ 設計者・ 監理者-松田平田設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2012年08月01日
◆ 竣工-2016年07月
◆ 入居開始-2016年11月15日(ペデストリアンデッキが全面的に供用開始)、2016年11月27日(まちびらきフェス)、2017年01月中旬(入居開始)
東側から見た様子です。
東側から見た下層階の様子です。「パークタワー新川崎」の基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭」、地震対策として「中間免震構造」を採用しています。
1階と2階の間に「免震装置(4種類の免震ゴム×40台、オイルダンパー×12本、弾性すべり支承×8台)」を設置しています。
下層階は商業施設「パークタワー新川崎モール」となっています。
西側から見た様子です。
西側から見た下層階の様子です。
エントランスの「車寄せ」です。
街区北側の道路も綺麗に整備されました。
南側から見た様子です。
南側から見た下層階の様子です。
商業施設「パークタワー新川崎モール」を南西側から見た様子です。
「新川崎三井ビルディング」前の広場とアクセスする「エスカレーター」と「階段」です。
街区西側に2015年3月26日(木)にオープンした「新川崎スクエア」を南東側から見た様子です。
超高層ツインタワー「新川崎三井ビルディング」前の広場です。
超高層ツインタワー「新川崎三井ビルディング」のエントランスです。「新川崎三井ビルディング」へのアクセスも便利になりました。
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