品川駅西口 「国道15号(第一京浜)」の上に広大な人工地盤を構築 民間の事業協力者を「京浜急行電鉄、西武プロパティーズ、JR東日本」の3者に決定!
-国道15号・品川駅西口駅前広場の整備-
「国土交通省関東地方整備局」は2017年6月6日に、品川駅西口駅前広場を国道15号の上空を活用して整備するプロジェクトの実現に向け、事業協力者の募集を開始しました。
「関東地方整備局」は、2017年9月8日に事業協力者として、「京浜急行電鉄、西武プロパティーズ、JR東日本」の3者を選定しました。
国道15号の上空を活用して、品川駅西口駅前広場を整備する構想で、道路や広場などが立体的に配置された未来型の駅前空間を目指すことなどが提案されました。
引用資料 国土交通省関東地方整備局(2017/09/08)
道15号・品川駅西口駅前広場の整備に係る民間の「事業協力者の決定」について ~京急電鉄・西武プロパティーズ・JR東日本に決定しました~
● 国道15号(第一京浜)の上に人工地盤を構築
大規模な再開発が計画されている品川駅周辺では、「西口駅前広場」の再整備、「東西自由通路」の西側延伸、「国道15号(第一京浜)」の拡幅等が計画されています。
品川駅の西口には現在、「国道15号(第一京浜)」を挟んでホテルや映画館といった商業施設が隣接していて、1日約10万人が国道を横断しています。
今後、駅周辺の再開発が進むと横断者は1日25万人近くまで増える見込みで、国土交通省は、「国道15号(第一京浜)」の上の空間に、大規模な人工地盤を構築して広場を整備します。
完成すれば人と車の交通が完全に分離され、歩行者は道路を横断しなくても2階部分にある駅の改札や東西自由通路から周辺の街へと移動できるようになります。
広場には、周辺10ヶ所に点在しているバス乗り場も集約する予定で、リニア中央新幹線が開業する2027年の完成を目指します。
「京浜急行電鉄」の案です。一番上のイメージは「西武プロパティーズ」の案です。
立体道路制度
規制緩和により可能となった「立体道路制度(道路と一体構造の建物を建築することを可能とする制度)」を活用して、この上に巨大な人工地盤を構築して広場を整備します。
国道15号(第一京浜)
歩道橋から「国道15号(第一京浜)」を南側に見た様子です。この上に「歩行者デッキ」ではなく巨大な「人工地盤」を構築します。
現在は小さな「歩道橋」があるだけです。
品川駅西口駅前広場
「品川駅西口駅前広場」は非常に狭いです。更にJR品川駅の改札口や京浜急行品川駅の改札口には上下移動が必要です。全体に人工地盤を構築することでこれらの問題を一気に解決します。
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