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2017年10月

2017年10月31日 (火)

千代田区 延床面積約354,000㎡の超高層ツインタワー「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」 2017年9月末の建設状況

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-大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業-
 「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、区域面積約24,000㎡、 敷地面積19,898.68㎡に延床面積約354,000㎡の超高層ツインタワーを建設するビッグプロジェクトです。

 「A棟」は、敷地西側の「逓信ビル」の跡地に建設されています。「B棟」は、敷地東側の「東京国際郵便局ビル」と「関東郵政局」の跡地に建設されています。

 引用資料 NTT都市開発(PDF:2015/05/11)
 大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事着工のお知らせ

 NTT都市開発 ニュースリリース(PDF:2015/09/03)
 大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 店舗・国際会議室のリーシング及びプロパティ・マネジメント業務受託のお知らせ 

 「タイム氏」より、昨日(2017年3月25日)に撮影した写真を送って頂いたのでUPしたいと思います。ありがとうございました。

大手町二丁目地区再開発施設建築物A棟の概要
◆ 計画名-大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物 A棟
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目1番17から34
◆ 階数-地上35階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-約178m  (注意)高さは軒高だと思われます。
◆ 敷地面積-19,898.68㎡(施設全体)
◆ 建築面積-13,929.00㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約354,000㎡(施設全体)、約202,000㎡(A棟)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎、一部直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、カンファレンス、地域冷暖房施設、駐車場等(施設全体)
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(NTT都市開発)
◆ 設計者-日本設計
◆ 監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年05月15日(地下部分除却工事を含む)
◆ 竣工-2018年07月予定

(備考) 建築計画のお知らせでは、「A棟」の高さは179.00m(最高182.00m)となっています。

大手町二丁目地区再開発施設建築物B棟の概要
◆ 計画名-大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物 B棟
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目1番17から34
◆ 階数-地上32階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-約163m  (注意)高さは軒高だと思われます。
◆ 敷地面積-19,898.68㎡(施設全体)
◆ 建築面積-13,929.00㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約354,000㎡(施設全体)、約152,000㎡(B棟)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎、一部直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、カンファレンス、地域冷暖房施設、駐車場等(施設全体)
◆ 建築主-独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
◆ 設計者-大林組
◆ 監理者-日本設計・NTTファシリティーズ共同企業体
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2015年05月15日(地下部分除却工事を含む)
◆ 竣工-2018年07月予定


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「配置図(イメージ)」です。「A棟」は、敷地西側の「逓信ビル」の跡地に建設されています。「B棟」は、敷地東側の「東京国際郵便局ビル」と「関東郵政局」の跡地に建設されています。


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「断面図(イメージ)」です。「A棟」が、地上35階、塔屋1階、地下3階、高さ約178m、「B棟」が、地上32階、塔屋1階、地下3階、 高さ約163mとなります。地下と低層部は、A棟とB棟が一体化します。

 地下と低層部の一体化した部分に、大手町地区における地域冷暖房施設のループ化を実現します。
 災害時の業務継続を可能とする自立性の高い電源の導入(ガスコジェネレーション、非常用発電機)、帰宅困難者を受け入れ支援する災害対応能力を強化(一時滞在施設、防災備蓄倉庫)します。


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「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」を南東側から見た様子です。


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「A棟」を南西側から見た様子です。


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「A棟」の下層階を南西側から見た様子です。


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西側と南側は、2層「吹き抜け」になるようです。


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「A棟」と「B棟」の連結部分です。


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「B棟」を北東側から見た様子です。


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「B棟」を南東側から見た様子です。


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「B棟」の下層階を南東側から見た様子です。


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「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」を北東側から見た様子です。


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大手町二丁目地区(再)日本橋川橋梁その他築造工事
 
大手町地区の最北端部に昔の江戸城の外濠であった「日本橋川」が流れています。「大手町二丁目地区(再)日本橋川橋梁その他築造工事」は、その日本橋川に歩行者専用橋(人道橋)を架けるものです。

 人道橋は幅7m、最大支間長54m、全長では122mもあり、歩行者専用の橋としてはとても大きなものです。再開発が進む大手町と神田・日本橋地区とを連携し、周辺歩行者のネットワーク拡充と利便性の向上を目的としています。


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「人道橋」はほぼ完成しているようです。


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2017年10月30日 (月)

住宅棟としては日本一の高さ 地上54階、高さ約222mの「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」 2017年9月末の建設状況

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-虎ノ門ヒルズが拡大・進化-
 森ビルは、「虎ノ門ヒルズ」の両側にオフィスを中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(2019年12月竣工予定)」と、住宅を中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(2020年4月竣工予定)」の2つのプロジェクトを進めています。
 
 引用資料 森ビル(2017/01/18)
 拡大・進化する虎ノ門ヒルズ「ビジネスタワー」および「レジデンシャルタワー」着工へ

 さらに、「桜田通り」を挟んだ西側には、「東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称)」と一体開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(2022年度竣工目標)」を計画しています。

 新たな3棟の超高層タワーが加わることで、「虎ノ門ヒルズ」は区域面積7.5ha、延床面積80万㎡に拡大し、真の「国際新都心・グローバルビジネスセンター」へと進化します。

● (仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー
 「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」は、2017年1月24日に「地鎮祭」が行われ、2017年3月に着工しました。竣工時点では、住宅棟としては日本一の高さになります。

 グローバルレベルのレジデンス約550戸を供給します。森ビルの高級住宅ブランド「MORI LIVING」シリーズの最高峰となる住宅のほか、6つ目となる会員制スパ「ヒルズスパ」には25mプール、ジム、エステなども備えます。

 低層部には約1,000㎡の商業空間を設け、デッキを通じて「虎ノ門ヒルズ森タワー」や「ビジネスタワー」の商業空間ともつながることで、虎ノ門ヒルズエリアにおける生活をサポートします。

(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワーの概要  
◆ 計画名-(仮称)愛宕山周辺地区(I地区)新築計画
◆ 所在地-東京都港区愛宕一丁目2番6 外
◆ 階数-地上54階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部221.55m、軒高215.25m
◆ 敷地面積-6,535.76㎡
◆ 建築面積-約4,000㎡
◆ 延床面積-121,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、現場造成杭
◆ 用途-共同住宅、店舗、子育て支援施設、スパ等
◆ 総戸数-約550戸
◆ 建築主-森ビル
◆ 設計者-(基本設計)久米設計、(実施設計)竹中工務店
◆ デザイナー-(外装)インゲンホーフェン・アーキテクツ、(内装)トニー・チーほか
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年01月24日(地鎮祭)、2017年03月20日(着工)
◆ 竣工-2020年04月30日予定


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「虎ノ門ヒルズ」の街区図です。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」の外観イメージです。


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1階には、港区の公園を含む約1,500㎡の広場を設置、1階広場から2階デッキ部にかけてステップガーデンを設けることで、緑を立体的につなげます。


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「断面図」です。1階~3階が「店舗・スパ」、2階が「子育て支援施設」、4階~11階が「サービスアパートメント」、12階~54階が「レジデンス」となります。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」の建設現場を北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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「愛宕神社」の参道です。絶好の撮影ポイントですが、フェンスに目隠しがされていました・・・ 目まいがしましたが、隙間からコンデジで撮影する事が出来ました。コンデジはレンズが小さいのでこういう時に重宝します。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」の建設現場です。


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敷地南側です。


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逆打ち工法

 なんと!!「構真柱(こうしんちゅう)」を組んでいました。これには驚きました。「鉄筋コンクリート造」主体の超高層タワーマンションなのにまさかの「逆打ち工法」を採用していました。

 「鉄筋コンクリート造」主体の超高層タワーマンションでの「逆打ち工法」の採用は、「Brillia Tower池袋(としまエコミューゼタウン)」や「エクラスタワー武蔵小杉」などの例がありますが、非常に珍しいです。

 「Brillia Tower池袋」は、鉄筋コンクリート造の「構真柱」でしたが、この現場はオフスビルと同じ、鉄骨の「構真柱」です。


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「構真柱」は、ダンプトラックに載せられる長さに分割されて現場に運ばれ、円形の台を回転させながら溶接して所定の長さにします。


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「アースドリル掘削機」です。基礎工法は「直接基礎、現場造成杭 」となっているので、「場所打ちコンクリート拡」を構築します。

 また「逆打ち工法」を採用しているので、「場所打ちコンクリート杭」の構築と同時に、「構真柱(こうしんちゅう)」を建て込みます。


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TMB掘削バケット
 アースドリル掘削機に「TMB掘削バケット」が装着されていました。少なくとも一部の杭が「多段拡径場所打ちコンクリート杭(TMB杭)」の可能性が高いです。


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多段拡径場所打ちコンクリート杭工法(TMB杭工法)

 「竹中工務店」が開発した「多段拡径場所打ちコンクリート杭(TMB杭:Takenaka Multi-Belled Pile)工法」は、支持層内の杭軸部に円錐状の節部を複数設けた場所打ちコンクリート拡底杭工法です。

 引用資料 竹中工務店(PDF)
 場所打ちコンクリート杭(鉛直支持力認証取得工法)

 同じ杭先端面積の拡底杭と比較して大きな鉛直支持力を有しており、大重量構造物を支持することが出来ます。



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2017年10月29日 (日)

習志野市 地上44階、高さ約161mの「(仮称)津田沼プレミアタワープロジェクト」 2017年10月末の建設状況

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-(仮称)津田沼プレミアタワープロジェクト-

 JR津田沼駅近くの「仲よし幼稚園跡地活用事業」は、習志野市による公募型プロポーザルの実施により、最優秀提案者に「三菱地所レジデンス(代表者)、三井不動産レジデンシャル、野村不動産」の3社グループを特定しました。

 建設現場は、JR津田沼駅南口にある「モリシア津田沼」南側に位置する習志野市の市有地と隣接する一部民有地です。

 概要は、地上44階、塔屋2階、地下2階、高さ(最高部161.04m、建物高さ152.10m)、敷地面積8,050.23㎡、延床面積88,116.30㎡、総戸数759戸(ほかにゲストルーム・スカイサロン・スタジオ・シアタールーム等共用施設)です。

 正式名称はまだ決まっていませんが、「(仮称)津田沼プレミアタワープロジェクト」として公式ホームページがオープンしています。

 引用資料 公式ホームページ
 (仮称)津田沼プレミアタワープロジェクト

(仮称)津田沼プレミアタワープロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)仲よし幼稚園跡地活用計画
◆ 所在地-千葉県習志野市谷津一丁目1340番15の一部、16の一部、24・25(地番)
◆ 交通-JR総武線快速・JR総武線「津田沼」駅より徒歩4分 
◆ 階数-地上44階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部161.04m、建物高さ152.10m
◆ 敷地面積-8,050.23㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-4,431.62㎡
◆ 延床面積-88,116.30㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(建物の基礎と1階床下の間に鉛プラグ入り積層ゴム等を設置)
◆ 用途-共同住宅、地域貢献施設、自転車駐車場
◆ 総戸数-759戸(ほかにゲストルーム・スカイサロン・スタジオ・シアタールーム等共用施設)
◆ 建築主-三菱地所レジデンス(代表者)、三井不動産レジデンシャル、野村不動産
◆ 設計者・監理者-フジタ
◆ 施工者-フジタ
◆ 着工-2016年12月01日(準備工事2016年11月02日)
◆ 竣工-2020年04月下旬予定
◆ 入居開始-2020年07月下旬予定


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「(仮称)津田沼プレミアタワープロジェクト」は、「モリシア津田沼」を経由して、津田沼駅ペデストリアンデッキと直結します。


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東側から見た「(仮称)津田沼プレミアタワープロジェクト」の2017年10月末の建設状況です(写真提供bgds氏)。


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「場所打ちコンクリート拡底杭」の頭部分が姿を現しています(写真提供bgds氏)。


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「杭頭処理」が終わった「場所打ちコンクリート拡底杭」です(写真提供bgds氏)。


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手前は、「杭頭処理」が終わっていない「場所打ちコンクリート拡底杭」です(写真提供bgds氏)。


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北東側から見た様子です。「モリシア津田沼」を経由して、津田沼駅ペデストリアンデッキと直結します(写真提供bgds氏)。



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2017年10月28日 (土)

JR東日本 埼京線ホームを山手線と並列の位置への移設する「渋谷駅改良工事」 埼京線・湘南新宿ライン「4番線(大崎・横浜方面)」の工事が本格化!

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-JR渋谷駅改良工事-

 JR東日本は「渋谷駅」について、2014年4月より駅改良の準備工事に着手し、2015年9月より本体工事に着手しています。

 引用資料 JR東日本(PDF:2015/07/14)
 JR渋谷駅改良工事の本体工事着手について

 現在、駅南側にある「埼京線ホーム」について、2020年春を目標として、山手線と並列の位置への移設工事を進めます。


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準備工事着手時点(2014年4月時点)のホーム配置図


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完成時のホーム配置図

◆ 現在駅南側にある埼京線ホームを北側へ約350m移設することで、山手線ホームと並列の位置とし、乗換利便性の向上を図ります。ホーム幅員は最大12mで、2020年春を目標として整備します。

◆ 山手線ホームを2面2線(内回りが島式ホーム片側利用、外回りが単式ホーム)からの1面2線化します。ホーム幅員は最大16mです。


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3階の乗換動線(完成時)
 完成時の3階の乗換動線です。東京メトロ銀座線とJR山手線・埼京線、京王井の頭線の乗換えルートの流れが直線的になり、非常に分かりやすくなります。


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1階の乗換動線(完成時)
 
完成時の1階の乗換動線です。1階北側に幅員22m、1階中央部に幅員23mの「東西自由通路」を整備します。それぞれの「東西自由通路」の南側に改札口を設置します。


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JR渋谷駅ホームの北端部分です。


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新しい埼京線・湘南新宿ライン「4番線(大崎・横浜方面)」の高架橋が姿を現しています。


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「玉川通」に建設された高架橋です。新しい埼京線・湘南新宿ライン「4番線(大崎・横浜方面)」の高架橋となります。


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高架橋を真下から見た様子です。


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高架橋を北西側から見た様子です。


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このあたりに新しい埼京線・湘南新宿ラインの「島式ホーム」が設けられます。中央の橋脚は「首都高速渋谷線」、写真右側は現在の埼京線・湘南新宿ライン「4番線(大崎・横浜方面)」です、


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北側寄りから見た様子です。


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「渋谷スクランブルスクエア」の内部で、新しい埼京線・湘南新宿ライン「4番線(大崎・横浜方面)」の工事が行われています。


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「渋谷スクランブルスクエア」の内部に、新しい埼京線・湘南新宿ライン「4番線(大崎・横浜方面)」がかなり姿を現しています。


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新しい「軌道」の位置が分かります。


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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト A棟」の西側に姿を現した、新しい埼京線・湘南新宿ライン「4番線(大崎・横浜方面)」の高架橋です。


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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト A棟」の下層階の様子です。


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山手線「2番線(内回り)」のホームも移設しやすいように、徐々にホームの構造を「本設」から「仮設」に造り替えています。



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2017年10月27日 (金)

1棟の建物としては日本最大客室数2,311室 地上35階、高さ約135mの「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」 2017年9月末の建設状況

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-アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉-

 アパグループは、横浜市中区海岸通五丁目に「(仮称)アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉新築工事」を建設します。2017年4月7日に起工式が行われました。

 引用資料 アパグループ(2017/04/07)
 日本最大級ホテル アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉 本日起工式開催 

 「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」は、地上35階、塔屋2階、地下2階、客室数2,311室と1棟の建物として日本最大客室数のホテルとなります。

アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉の概要
◆ 計画名-(仮称)アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区海岸通五丁目25番3(地番)
◆ 交通-みなとみらい線「馬車道」駅から徒歩3分、JR根岸線・京浜東北線、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅から徒歩9分
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部135.04m
◆ 敷地面積-8,328.63㎡
◆ 建築面積-3,993.47㎡
◆ 延床面積-64,516.80㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下) 鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-ホテル、集会場、飲食、物販、自動車車庫
◆ 客室数-2,311室(1棟の建物として日本最大客室数のホテル)
◆ 建築主-アパマンション(アパグループ)
◆ 設計者-久米設計・新居千秋都市建築設計JV
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年4月07日(起工式)
◆ 竣工-2019年08月31日予定
◆ オープン-2019年秋予定


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。周囲では「ザ・タワー横浜北仲」や「横浜市市庁舎移転新築工事」など大規模プロジェクトが目白押しです。


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「(仮称)アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」の建設現場は、「海岸通団地(北仲通北地区B-2地区)」です。


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「浅野忠信、神木隆之介」が出演しているフジテレビのドラマ「刑事ゆがみ」第1話のオープニングは、「万国橋SOKO」の屋上で、背景に見えた工事現場は、「(仮称)アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」の建設現場です。


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「構真柱(こうしんちゅう)」が見えます。この現場は「逆打ち工法」を採用しています。基礎工法は、すぐ近くの「横浜ランドマークタワー」と同じ「直接基礎」です。

 このあたりは、ほとんどが埋立地のため地盤が軟弱なイメージがありますが、イメージとは違い、地下に非常に強固な地盤(土丹層)があります。


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北西側から見た様子です。


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「仮囲い」の透明のアクリル板から覗いてみました。「構真柱(こうしんちゅう)」を組んでいました。


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「構真柱」は、ダンプトラックに載せられる長さに分割されて現場に運ばれ、円形の台を回転させながら溶接して所定の長さにします。


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「構真柱」は、鉄骨の片方の表面にイガイガがあるのですぐに分かります。


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「(仮称)アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」の建築計画のお知らせです。数値が修正されていました。

(修正前)
◆ 高さ-最高部135.50m
◆ 建築面積-4,091.03㎡
◆ 延床面積-64,415.76㎡

(修正後)
◆ 高さ-最高部135.04m
◆ 建築面積-3,993.47㎡
◆ 延床面積-64,516.80㎡



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2017年10月26日 (木)

地上35階、高さ約180mの「渋谷ストリーム」 「渋谷ヒカリエ」の超高層オフィスフロアから見た2017年10月24日の建設状況

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-渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)-

 渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が進行中です。その中で「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト」は、旧東急東横線渋谷駅跡地の高速道路南側を中心とする再開発プロジェクトです。施設の正式名称は「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」に決定しています。

 引用資料 東急電鉄(PDF:2016/10/24)
 東横線跡地開発「渋谷駅南街区プロジェクト」の施設名称が 「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」に決定 

 「STREAM=流れ、小川、絶え間なく続く、流れ込む」の意味です。「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」の前を心地よく流れる渋谷川や旧東横線渋谷駅の線路跡地のゆるやかなストリートの流れを表現するとともに、ここでの体験・交流・挑戦から生まれる新しいモノ・コトを世界に発信し、ここから新たな次代の流れを生み出し続けたい、という思いを込めました。

渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)の概要
◆ 計画名-(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷三丁目21番 外
◆ 階数-地上35階、地下4階
◆ 高さ-最高部179.950m
◆ 敷地面積-4,774.52㎡(B-1棟)
◆ 建築面積-4,304.11㎡(B-1棟)
◆ 延床面積-108,778.50㎡(B-1棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル(約180室)、ホール、駐車場等
◆ 建築主-東京急行電鉄、(有)鈴基恒産、名取 康治、名取 政俊、山善商事、叶不動産、渋谷丸十池田製パン、(有)清風荘平野ビル
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-渋谷駅南街区プロジェクト新築工事共同企業体(東急建設、大林組)
◆ 着工-2015年08月上旬
◆ 竣工-2018年07月末日予定
◆ 開業-2018年秋予定


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フロア構成図です。


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「渋谷ヒカリエ」の超高層オフィスフロアから見た「渋谷ストリーム」の2017年10月24日の建設状況です(写真提供品川ローカス氏)。


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最高部です。3基のあったタワークレーンが、2基に減っています(写真提供品川ローカス氏)。


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北側から見た様子です。ここからは2017年9月30日の撮影です。


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特徴的な形状の「アルミカーテンウォール」です。


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(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト D棟

 地上2階、地下2階の「D棟」です。「D棟」は「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」の東側の玄関口になります。


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「D棟」を北西側から見た様子です。


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「D棟」と「B-1棟」の間の「渋谷川」です。


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「国道246号渋谷駅東口歩道橋架替工事」が行われています。「D棟」と新しい歩道橋は直結します。


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(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト A棟

 地上8階、地下4階の「A棟」です。「A棟」は「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」の北側の玄関口になります。


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2017年10月25日 (水)

渋谷区 地上47階、高さ約230mの「渋谷スクランブルスクエア」 「渋谷ヒカリエ」の超高層オフィスフロアから見た2017年10月24日の建設状況

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渋谷スクランブルスクエア
 渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が計画されています。その中で最大規模のプロジェクトが「渋谷駅地区駅街区開発計画」です。

 「渋谷駅地区 駅街区開発計画」は、JR渋谷駅の東側に地上47階、地下7階、高さ229.706mの東棟、西側に地上13階、地下5階、高さ約76mの西棟、東棟と西棟の間に、山手線・埼京線の線路とホームを覆う形で、地上10階、地下2階、高さ約61mの中央棟を建設します。

 「東京急行電鉄、JR東日本、東京メトロ」が推進している「渋谷駅街区開発計画」について、施設名称を「渋谷スクランブルスクエア/SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE」に決定しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2017/08/01)
 渋谷駅街区開発計画の施設名称が「渋谷スクランブルスクエア」に決定 オフィス・商業施設のリーシングを開始 -2019年度、渋谷エリア最高となる高さ約230メートル、地上47階建の第Ⅰ期(東棟)開業-

渋谷スクランブルスクエアの概要
◆ 計画名-渋谷駅地区駅街区開発計画
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目24番1他
◆ 階数-地上47階、地下7階(東棟)、地上10階、地下2階(中央棟)、地上13階、地下5階(西棟)
◆ 高さ-最高部229.706m、建築物229.706m(東棟)、約61m(中央棟)、約76m(西棟)
◆ 敷地面積-15,275.55㎡(施設全体)
◆ 建築面積-18,216.49㎡(施設全体)
◆ 延床面積-276,010.18㎡(施設全体)、約181,000㎡(東棟)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、オフィス、駅施設、駐車場等
◆ 事業主体-東京急行電鉄、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東京地下鉄(東京メトロ)
◆ 設計者-渋谷駅周辺整備計画共同企業体(日建設計、東急設計コンサルタント、ジェイアール東日本設計事務所、メトロ開発)
◆ デザインアーキテクト-日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所
◆ 施工者-東急建設、大成建設JV
◆ 着工-2014年06月10日(準備工事)
◆ 竣工-2019年07月末予定(東棟)、2028年03月末予定(中央棟、西棟)
◆ 開業-2019年度予定(東棟)、2027年度予定(中央棟、西棟)

(注意) 建築面積が敷地面積を上回るのは、西棟付近に設ける「西口アーバンコア」が道路上に架かっており、敷地面積には含まれないものの建築面積には含まれるためです。


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「屋外展望施設」のイメージです。「屋外展望施設」は屋上全体を使い、広さは約3,000㎡です。周囲は全面ガラス張りの回廊となり、一部に階段状の高低差を設けます。


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「商業施設フロアイメージ」です。


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「オフィスフロアイメージ」です。


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「渋谷ヒカリエ」の超高層オフィスフロアから見たの「渋谷スクランブルスクエア」の2017年10月24日の建設状況です。階数を数えてみましたが、正確には分からなかったので諦めました(写真提供品川ローカス氏)。


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最高部です。タワークレーン2基で建設しています(写真提供品川ローカス氏)。


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「渋谷ヒカリエ」のスカイロビーから見た「渋谷スクランブルスクエア」の下層階の様子です。ここからは2017年9月30日の撮影です。

逆打ち工法
 
「逆打ち工法」では、地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階→地下5階→地下6階→地下7階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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「カーテンウォール」の取り付けが始まっていました。


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歩道橋からみた「カーテンウォール」です。


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「国道246号渋谷駅東口歩道橋架替工事」が行われています。


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「渋谷スクランブルスクエア」と新しい歩道橋は直結します。


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北東側から見た下層階の様子です。


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制振装置の「ブレース」と「オイルダンパー」です。



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2017年10月24日 (火)

祝!日経平均株価、史上初の15連騰! 「東京証券取引所」近く 地上15階、高さ約90m「(仮称)日本橋兜町7地区開発計画」の解体工事が本格化!

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-(仮称)日本橋兜町7地区開発計画-
 2017年10月23日(月)で、「日経平均株価」の終値は、史上初めて15営業日連続で上昇となりました。高度成長期の1960年12月21日~1961年1月11日の14営業日連続の最長記録を約57年ぶりに更新しました。

 私は、リーマンショックで大やけどをして今は株取引をやっていませんが、景気のいいニュースは素直にうれしいです。次の目標は、バブル崩壊後の戻り高値である1996年の2万2,666円です。
 私が生きている間には、到底達成できないと思っていましたが、2017年10月23日の終値が2万1,696円なので、あと約1,000円で到達します。このまま一気に行って欲しいです!

 兜町の大家さんである「平和不動産」は、東京証券取引所ビル近くで計画している「(仮称)日本橋兜町7地区開発計画」の本体工事に、2018年後半に着手します。

 平和不動産 ニュースリリース(PDF:2017/08/28)
 (仮称)日本橋兜町7地区開発計画 説明会資料

 引用資料 首相官邸・国家戦略特区(2017/08/14)
 「資料6  日本橋兜町・茅場町一丁目地区(日本橋兜町7地区(A-1街区))計画概要」の部分
 第12回 東京都都市再生分科会 配布資料

 計画地は「永代通り」と「平成通り」の交差部に位置する日本橋兜町7番の区域面積約6,000㎡です。地権者は「平和不動産、山種不動産、ちばぎん証券、兜町第3平和ビル(平和不動産の子会社)」の4社です。

 再開発ビルの規模は、地上15階、地下2階、高さ約90m、延床面積約38,000㎡を想定しています。高層部にオフィス、低層部には店舗や金融関連機能を配置します。

(仮称)日本橋兜町7地区開発計画の概要
◆ 所在地-東京都中央区日本橋兜町7番
◆ 階数-地上15階、地下2階
◆ 高さ-約90m
◆ 区域面積-約6,000㎡
◆ 敷地面積-約3,350㎡
◆ 延床面積-約38,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、金融関連機能
◆ 権利者-平和不動産、山種不動産、ちばぎん証券、兜町第3平和ビル(平和不動産の子会社)
◆ 解体工事-2017年07月13日(労災保険関係成立票より)
◆ 着工-2018年後半予定
◆ 竣工-2021年03月頃予定


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「位置図」です。


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「現況平面図」と「将来平面図」です。


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「キープラン」です。


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「(仮称)日本橋兜町7地区開発計画」の予定地を南東側から見た様子です。


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北側の3工区(A工区、B工区、C工区)で、解体工事が本格化しています。


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「(仮称)日本橋兜町7地区開発計画」の予定地を北東側から見た様子です。


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東京証券取引所ビル

 すぐ北側に、兜町の象徴である「平和不動産」が所有する「東京証券取引所ビル」があります。地上15階、塔屋2階、地下3階、延床面積49,627.82㎡で、バブル期の1988年4月に竣工しました。

 昔は、「場立ち(取引所の立会場で注文の処理などを行う証券会社の担当者)」がいたため活気がありましたが、場立ちは1999年4月30日をもって廃止され、現在はすべてコンピュータ処理となっています。そのため周囲はひっそりとしています。



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JR東日本 (仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事 「鶴屋町棟」の施設計画を見直し、「商業施設、ホテル、スポーツ施設」を追加!

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-(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事・鶴屋町棟-

 JR東日本は、横浜駅西口の「横浜シァル」と「横浜エクセルホテル東急」跡地に超高層複合ビル「(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事」の「駅前棟」を建設中です。

 JR東日本は、「(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事」の「鶴屋町棟」の施設計画を見直しました。従来の「駐車場、保育所等」から、「商業施設、ホテル、スポーツ施設」の機能を追加し、延床面積を約24,000㎡から約31,500㎡に拡大しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2017/10/23)
 (仮称)横浜駅西口開発ビル 鶴屋町棟の計画変更等について

 用途は、駐車場(1階~9階、約550台)、ホテル(3階~9階、約170室)、商業施設(1階~3階)、スポーツ施設(2階~3階)、保育所(3階)、駐輪場・自動二輪駐車場(1階)となります。

 「駐車場、保育所等」だけではにぎわいの創出をに欠けるので、この変更は非常に良かったと思います。2018年春頃着工し、「駅前棟」と同時に開業する予定です。

(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区南幸一丁目1番2他
◆ 階数-地上30階、地下3階(駅前棟)、地上9階(鶴屋町棟)
◆ 高さ-最高部132.268m(駅前棟)、最高部約31m(鶴屋町棟)
◆ 敷地面積-8,675.17㎡(駅前棟)、約5,000㎡(鶴屋町棟)
◆ 建築面積-7,251.14㎡(駅前棟)
◆ 延床面積-97,763.47㎡(駅前棟)、約約31,500㎡(鶴屋町棟)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(駅前棟)商業施設、オフィス等、(鶴屋町棟)駐車場、駐輪場、自動二輪駐車場、保育所、商業施設、ホテル、スポーツ施設
◆ 事業主体-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年10月19日(駅前棟・準備工事)、2016年04月01日(駅前棟・本体工事)、2018年春頃予定(鶴屋町棟)
◆ 竣工-2020年03月31日予定


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「鶴屋町棟 歩行者通路イメージ」です。


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「位置図・施設イメージ」です。


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「鶴屋町棟」の建設予定地を北側から見た様子です。2018年春頃の着工を予定しています。


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「鶴屋町棟」の建設予定地を別角度から見た様子です。


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新田間川

 「新田間川」を北側に越えて「鶴屋町棟」まで歩行者デッキが整備されます。上を走っているのは「首都高速道路神奈川2号線」です。



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2017年10月23日 (月)

クレーンが20本以上林立する壮観な建設現場 新国立競技場(仮称) 2017年9月末の建設状況

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-新国立競技場(仮称)整備事業-

 すったもんだの末に、2020年東京オリンピックのメーン会場となる「新国立競技場」の根本的な見直しが行われ、「大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体」の案に決定し、「大成建設」の施工で、2016年12月1日に本格着工しました。

 引用資料 新宿区・公式ホームページ(PDF:2016/07/21)
 第60回新宿区景観まちづくり審議会 新国立競技場(仮称)整備事業  

新国立競技場の概要
◆ 計画名-新国立競技場(仮称)
◆ 所在地-東京都新宿区霞ヶ丘町10番1ほか、渋谷区千駄ヶ谷一丁目15番1ほか
◆ 階数-地上5階 地下2階
◆ 高さ-47.35m
◆ 敷地面積-113,039.62㎡
◆ 建築面積-72,388.86㎡
◆ 延床面積-193,573.03㎡
◆ 構造- 鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-観覧場、附属自動車車庫、自転車駐車場
◆ 建築主-(独立行政法人)日本スポーツ振興センター
◆ 設計者・監理者-新国立競技場整備事業 大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2016年12月01日
◆ 竣工-2019年11月30日予定


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「施設計画」です。規模を縮小したと言っても約325m×約250mもある巨大スタジアムになります。


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「外構図」です。北西側に「歩行者デッキ1号」、南西側に「歩行者デッキ2号」が整備されます。


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「東京体育館」から見た「新国立競技場(仮称)」の壮観な建設現場です。目視で数えると20本以上のクレーンが林立していました。単一の建築物でこれだけの大規模な工事はめったに見る事が出来ません。正に「国家プロジェクト!」という感じです。


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素人目には、これくらいの高さなら「クローラークレーン」の方が効率的なように思いますが、「タワークレーン」も稼働していました。


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敷地北側寄りです。このあたりに東京体育館と接続する「歩行者デッキ1号」が整備されます。


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湾曲していてなんとなく形状が分かります。


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「山留め壁」が見えます。グラウンド部分はかなり掘り下げている事が分かります。


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スタンド部分は、ほとんどが「鉄骨造(S造)」となっています。


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敷地南側寄りです。


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南西側のゲートが開いていました。


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スタンド部分のアップです。スタンドの斜めの梁は、「鉄筋コンクリート造(RC造)」のように見えます。「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」かも知れません。


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南側の道路の上を「歩行者デッキ2号」がオーバーパスします。


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道路の南側の都営団地「霞ケ丘アパート」は解体されました。跡地は「明治公園」になる予定です。


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「東京都庁展望室」から見た「新国立競技場(仮称)」の建設現場です。



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2017年10月22日 (日)

横浜みなとみらい21地区 地上19階、高さ約100mの「(仮称)MM21-54街区プロジェクト」 2017年9月末の建設状況

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(仮称)MM21-54街区プロジェクト-
 横浜みなとみらい21地区の「54街区」に、「清水建設」が、地上19階、地下0階、高さ99.5m、延床面積約約109,000㎡、「免震構造」の超高層賃貸オフィスビル「(仮称)MM21-54街区プロジェクト」を建設します。

 「清水建設」は2017年8月1日に、投資開発事業の一環として、横浜みなとみらい21地区における大規模賃貸オフィスビル開発の第2弾となる「(仮称)MM21-54街区プロジェクト」の建設工事に着手しました。

 引用資料 清水建設・ニュースリリース(2017/08/01)
 延床10万㎡超の大規模賃貸オフィスビル建設に着手

 建設地は、横浜高速鉄道みなとみらい線新高島駅の直上に位置し、利便性の極めて高い場所に立地しています。総投資額は約550億円で、清水建設単独の開発プロジェクトとしては最大です。竣工は2020年2月末を予定しています。

 内部はフレキシビリティーを追求し、最大約4,600㎡の大空間のフロアを確保し柔軟なレイアウトが出来ます。さらに、研究開発施設やショールーム等の多様なニーズに対応するため、最高天井高3,500mmの広々とした空間を確保します。

(仮称)MM21-54街区プロジェクト
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい五丁目1番16、他19筆
◆ 交通-JR「横浜」駅徒歩7分、みなとみらい線「新高島」駅直上
◆ 階数-地上19階、地下0階
◆ 高さ-99.5m  *最高部かは不明
◆ 敷地面積-11,491.11㎡
◆ 建築面積-約7,700㎡
◆ 延床面積-約109,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、託児施設、カンファレンス施設、駐車場 
◆ 建築主-清水建設
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2017年08月01日
◆ 竣工-2020年02月末日予定
◆ 総投資額-約550億円

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「清水建設」」の資料では、敷地面積13,503.78㎡、延床面積約102,000㎡となっています。


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「周辺状況」です。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/03/10)
 清水建設株式会社の民間都市再生事業計画を認定 ~(仮称)MM21-54 街区プロジェクト~ 


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。


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「(仮称)MM21-54街区プロジェクト」の建設現場です。


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敷地西側です。


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敷地東側です。


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「(仮称)MM21-54街区プロジェクト」の建設現場を西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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少し東側です。


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手前で「スライムクリーナー」が稼働しています。奥に「鉄筋かご」が並べられています。


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同じ場所を東側から見た様子です。


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敷地東側です。


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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。


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「(仮称)MM21-54街区プロジェクト」の建設現場を東側から見た様子です。


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「(仮称)MM21-54街区プロジェクト」の建築計画のお知らせです。



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2017年10月21日 (土)

横浜みなとみらい21地区 「みなとみらい21地区58街区」に、鹿島建設を代表企業とする企業グループが、地上21階、高さ約114mの超高層ビルを建設!

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-みなとみらい21地区58街区-

 今日は大きなニュースが2つあったので、珍しく2つの記事をUPします。怒涛勢いでの開発が行われている「横浜みなとみらい21地区」に新たに高さ100mを超える超高層ビルが建設されます。

 「横浜市」は2017年10月20日に、「みなとみらい21地区58街区」の市有地で公募していた開発事業予定者を、「鹿島建設」を代表企業とする企業グループに決定したと発表しました。

 引用資料 横浜市財政局(2017/10/21)
 みなとみらい21地区58街区の事業予定者決定について

 地上21階、地下1階、高さ113.9m、延床面積約80,480㎡の超高層オフィスビルが建設されます。建物低層部に、球体型プラネタリウムのほか、飲食店などのにぎわい・商業施設、中高層部にオフィスを整備します。

 「鹿島建設」が、建物の設計・施工を行い、「三井住友海上火災保険、住友生命保険相互会社」の2社が土地・建物を共有します。オフィスの一部は、「三井住友海上火災保険」が、自社利用します。

みなとみらい21地区58街区の概要
◆ 所在地- 神奈川県横浜市西区高島一丁目2番50ほか
◆ 交通-横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島」駅直結
◆ 階数-地上21階、地下1階
◆ 高さ-最高部113.9m
◆ 敷地面積-9,307.95㎡
◆ 延床面積-約80,480㎡
◆ 用途-(1階)飲食、物販店舗、(2階)プラネタリウム、デジタルプラネットカフェ、保育所、(3階)イノベーターズコミュニティラウンジ、インキュベートオフィス、カンファレンススクエア、アーバンテラス、(4階)クリニックモール、(5階~21階)オフィス、(地下1階)駐車場等
◆ 事業予定者-(代表企業)鹿島建設、(構成企業)三井住友海上火災保険、住友生命保険相互会社
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2019年04月予定
◆ 竣工-2021年07月予定
◆ 土地売却予定価格-8,739,089,700円


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「みなとみらい21地区58街区」の位置図です。


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。


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「みなとみらい21地区58街区」です。残念ながらかなりの部分が隠れてしまいます。


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北東側から見た「みなとみらい21地区58街区」です。横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島駅」直結の好立地です。東隣では「京浜急行電鉄グループ本社」、南隣では「横浜市立みなとみらい本町小学校」が建設中です。



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JR浦和駅が大きく変わる (仮称)浦和駅西口駅ビル新築工事他 & 「京浜東北線」のホームドアが、2017年10月21日から使用開始!

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-(仮称)浦和駅西口駅ビル新築工事他-

 「JR浦和駅」では、「浦和駅周辺鉄道高架化事業」が行われました。浦和駅を中心に延長約1,320m(高架化区間約1,000m)を連続立体交差化(高架化)するプロジェクトです。

 「東北貨物線」部分に5番線ホーム(湘南新宿ライン上り)、6番線ホーム(湘南新宿ライン下り)を建設する工事が行われていましたが、2013年3月16日に完了し、島式3面6線の立派な高架駅に生まれ変わりました。

 浦和駅高架下には、2015年11月25日に「アトレ浦和」がオープンしています。概要は、延床面積約7,000㎡(店舗面積約3,200㎡)、店舗数30店舗(グロッサリー、飲食、カフェ、食品など)です。

● JR浦和駅西口に駅ビルを建設
 「JR東日本大宮支社」は、JR浦和駅の西口に、地上6階、地下1階(建築基準法上は、地上7階、地下0階)の「(仮称)浦和駅西口駅ビル新築工事他」を建設中です。

 1階~3階には「アトレ」が運営する店舗、4階~6階には「ジェイアール東日本スポーツ」が運営するフィットネスクラブラブが入居予定で、2018年春頃のオープン予定です。

(仮称)浦和駅西口駅ビル新築工事他の概要
◆ 所在地- 埼玉県さいたま市浦和区高砂一丁目139-3他 121筆
◆ 階数-地上6階、地下1階(建築基準法上は、地上7階、地下0階)
◆ 高さ-35.778m
◆ 敷地面積-14,292.42㎡(施設全体)
◆ 建築面積-増築1,310.24㎡(施設全体10,918.75㎡)
◆ 延床面積-増築7,533.10㎡(施設全体17,520.59㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-店舗
◆ 建築主-東日本旅客鉄道(JR東日本)
◆ 設計者・監理者-東日本旅客鉄道 東京工事事務所
◆ 施工者-安藤・間(呼称は安藤ハザマ)
◆ 着工-2016年01月27日
◆ 竣工-2018年02月28日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2018年春頃予定


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公開されていた完成予想図です。デザインが少し変更になっています。


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「(仮称)浦和駅西口駅ビル新築工事他」の建設現場を南西側から見上げた様子です。


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ショッピングセンター「atre(アトレ)」とフィットネスクラブ「jexer(ジェクサー)」のロゴです。


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北西側から見た様子です。


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狭い敷地に建設しているので、奥行きは狭いです。


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JR浦和駅・京浜東北線のホームドア

 JR東日本は、ホームドアの整備を進めています。「山手線」の整備にはほぼメドが立ったため、「京浜東北線」での整備が本格化しています。

 2017年10月21日(土)の初電から、「JR浦和駅」のホームドアが使用開始されます。「京浜東北線」でのホームドアの使用開始は、「赤羽駅」、「さいたま新都心駅」に次いで3駅目です。

● 京浜東北線ホームドア整備のスケジュール
(01) 赤羽駅(2017年03月25日使用開始)
(02) さいたま新都心駅(2017年09月23日使用開始)
(03) 浦和駅(2017年10月21日使用開始)
(04) 上野駅(2017年12月使用開始予定)


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1番線ホームのホームドア

 南行の「1番線ホーム(赤羽方面)」のホームドアです。ラインカラーの「スカイブルー」が鮮やかです。ホームドアのユニットは、2017年9月21日と9月22日に設置されました。2017年10月21日から使用開始します。


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2番線ホームのホームドア
 北行の「2番線ホーム(大宮方面)」のホームドアです。ホームドアのユニットは、2017年9月19日と9月20日に設置されました。2017年10月21日から使用開始します。

 「山手線」のホームドアは、内回り(反時計回り)はグリーン1本線、外回り(時計回り)は、グリーン2本線とラインの数を変えていますが、「京浜東北線」は南行・北行共にスカイブルーのライン1本です。



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2017年10月20日 (金)

中央区 地上48階、高さ約178mの「パークタワー晴海」 2017年9月末の建設状況

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-パークタワー晴海-

 トリトンスクエア東側一帯に広がる敷地面積約132,000㎡の広大な敷地では、「東京都市計画事業晴海二丁目土地区画整理事業・基盤整備工事」の名称で区画整理事業が行われました。

 「C1街区」には「ザ・パークハウス 晴海タワーズ クロノレジデンス」が、「C2街区」には「ザ・パークハウス 晴海タワーズ ティアロレジデンス」が建設されました。

 「C2街区」の北東側の区画の敷地面積19,161.72㎡を「三井不動産レジデンシャル」が2回に分けて取得しました。
 「三井不動産レジデンシャル」は、地上48階、地下1階、高さ178.49m、総戸数1,076戸(他に保育施設1区画、店舗1区画)の巨大な超高層タワーマンション「(仮称)中央区晴海二丁目計画」を建設中です。正式名称は「パークタワー晴海」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 パークタワー晴海 

 竣工は当初計画では、2017年5月下旬予定(入居開始2017年9月下旬予定)でしたが、事業スケジュールの見直しが行われ、2019年5月下旬予定(入居開始2019年9月下旬予定)と2年延期されています。

パークタワー晴海の概要
◆ 計画名-(仮称)中央区晴海二丁目計画
◆ 所在地-東京都中央区晴海二丁目104番、105番(地名地番)
◆ 交通-交通東京メトロ有楽町線「月島」駅徒歩12分、東京メトロ有楽町線「豊洲」駅徒歩15分、都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅徒歩15分
◆ 階数-地上48階、地下1階
◆ 高さ-最高部178.49m、軒高169.99m
◆ 敷地面積-19,161.72㎡
◆ 建築面積-5,110.66㎡
◆ 延床面積-120,797.93㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-DFSハイブリッド(免震構造×制振構造)
◆ 用途-共同住宅、保育所、店舗
◆ 総戸数-1,076戸(他に保育施設1区画、店舗1区画)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年08月01日
◆ 竣工-2019年05月下旬予定
◆ 入居開始-2019年09月下旬予定


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「アーバンドック ららぽーと豊洲」の前から見た「パークタワー晴海」の建設現場です。


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タワークレーン3基で建設しています。


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やっと躯体が地上に姿を現しました。正確な事は分かりませんが、1度構築した「場所打ちコンクリート拡底杭」を再度構築しているように見えました。そのため3年近く延々と地下工事を行っていました。


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「アーバンドックパークシティ豊洲」の前から見た「パークタワー晴海」の建設現場です。


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基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭」、地震対策として日本初の免震×連結制振「DFSハイブリッド」を採用します。


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西側から見た様子です。


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西側から見た街区全体です。


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2017年10月19日 (木)

渋谷ビデオスタジオ跡地 地上21階、高さ約111mの「(仮称)渋谷区宇田川町計画」 2017年9月末の建設状況

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-(仮称)渋谷区宇田川町計画-

 渋谷区宇田川町にはかつてテレビ番組などの撮影所「渋谷ビデオスタジオ」がありました。「渋谷ビデオスタジオ」は、2007年に耐震強度が不足していると判明し、閉鎖されていました。

 「住友不動産」は、「渋谷ビデオスタジオ」跡地周辺の建物も集約化して、開発区域面積を6,006.59㎡に拡大しました。跡地には「(仮称)渋谷区宇田川町計画」が建設中です。

 敷地北東側が「井ノ頭通り」に接し、すぐ北側には「NHK放送センター、渋谷区役所」、すぐ南側には「Bunkamura(文化村)」などがあるかなりの好立地です。

 概要は、地上21階、地下2階、高さ111.45m、延床面積37,949.43㎡です。「オフィス」と「共同住宅」で構成されます。高層階が高級賃貸マンション、下層階がオフィスになります。

 引用資料 住友不動産(PDF:2017/05/19)
 平成29年3月期 決算説明会資料 (平成29年5月19日開催)

 仮囲いに掲示されていた広告を見ると高層階の18階~21階は、住友不動産の高級賃貸マンションであるラ・トゥールの「(仮称)ラ・トゥール渋谷Ⅱ」になるようです。

(仮称)渋谷区宇田川町計画の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町49番1ほか
◆ 階数-地上21階、地下2階
◆ 高さ-111.45m
◆ 敷地面積-5,226.06㎡
◆ 建築面積-2,051.00㎡
◆ 延床面積-37,949.43㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、共同住宅
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者-久米設計
◆ 施工者-西松建設
◆ 地中障害撤去工事-2015年12月01日~2016年12月31日
◆ 着工-2017年01月23日
◆ 竣工-2019年06月30日予定


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「(仮称)渋谷区宇田川町計画」の建設現場を東側から見た様子です。敷地北東側は「井ノ頭通り」に接しています。


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タワークレーン2基で建設しています。鉄骨の柱が地上に姿を現しています。完成予想図を見ると円形の柱は、下層階の建物外周の柱になるようです。


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北側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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敷地南西側が接する区道の地下には、「渋谷川」の支流である「宇田川」が流れています。「宇田川町」の地名は、「宇田川」からきています。



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2017年10月18日 (水)

江東区 ゆりかもめの市場前駅前 「清水建設」が、総延床面積約116,000㎡のオフィスとホテルを開発!

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豊洲六丁目の4-2街区・4-3街区-
 「清水建設」は、江東区の新交通ゆりかもめ「市場前駅」前で、総延床面積約116,000㎡のオフィスとホテルを開発します。2019年3月の着工、2021年3月末の竣工を目指します。

 引用資料 日刊建設工業新聞(2017/10/17)
 清水建設/市場前駅前(東京都江東区)でオフィスとホテル開発/自社で19年3月着工

 引用資料 建設通信新聞(2017/10/17)
 2棟総延べ11.6万㎡/豊洲に事務所、ホテル 19年3月着工/清水建設

 計画地は、ゆりかもめ「市場前駅」の北西側に位置する「4-2街区(敷地面積約16,170㎡)」と「4-3街区(敷地面積約8,300㎡)」です。市場前駅側の4-2街区に「オフィス棟」、豊洲大橋側の4-3街区に「ホテル棟」を建設します。

 「オフィス棟」は、地上11階、塔屋1階、延床面積約84,000㎡で、国際的なビジネス拠点となる1フロア当たり約6,600㎡の大規模オフィスとする計画です。「ホテル棟」は、地上14階、塔屋1階、延床面積約32,000㎡で、約500~600室の客室を設ける予定です。

 「環状2号線」沿いに歩道状空地を設け、歩道と一体となった歩行者空間の創出に取り取り組みます。ゆりかもめ「市場前駅」と「歩行者デッキ」で接続し、回遊性を確保します。

豊洲六丁目の4-2街区・4-3街区の概要
◆ 所在地-東京都江東区豊洲六丁目(4-2街区、4-3街区)
◆ 交通-ゆりかもめ「市場前」駅直結
◆ 階数-(オフィス棟)地上11階、塔屋1階、(ホテル棟)地上14階、塔屋1階
◆ 敷地面積-(オフィス棟)約16,170㎡、(ホテル棟)約8,300㎡
◆ 延床面積-(オフィス棟)約84,000㎡、(ホテル棟)約32,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス、ホテル
◆ 客室数-約500~600室
◆ 建築主-清水建設
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 都市計画決定-2018年06月予定
◆ 着工-2019年03月予定
◆ 竣工-2021年03月末予定


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「ホテルの完成イメージ」です。


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「開発位置図」です。


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ゆりかもめ「市場前駅」から見た開発予定地です。そろそろ開発されるかな? と思って今回撮影しておきました。手前の市場前駅側が「4-2街区」、奥が「4-3街区」です。


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環状2号線の「豊洲大橋」です。現在は工事関係車両のみ通行可能となっています。豊洲大橋側の「4-3街区」にホテル棟が建設されます。


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街区の東側には、「東京ガス豊洲スマートエネルギーセンター」があります。


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ゆりかもめ「市場前駅」の南西側には、「豊洲新中央卸売市場」の開業に備えて、長方形の大規模な「歩行者デッキ」が整備されています。「オフィス棟」は、「歩行者デッキ」と直結します。


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ゆりかもめ「市場前駅」から、「歩行者デッキ」へ接続する通路のシャッターは閉じられています。「豊洲新中央卸売市場」の開業まで閉じられたままだと思われます。

 言いたい事はたくさんありますが、この件について書くと「衆議院議員選挙」の最中なので、「公職選挙法」に触れそうなので止めておきます(笑)。



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2017年10月17日 (火)

港区 地上27階、高さ約150mの「(仮称)新橋田村町地区開発計画」 2018年4月の着工に備え、既存建物の解体工事が本格化!

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-(仮称)新橋田村町地区開発計画-

 「三井物産株」が100%出資する連結子会社である「三井物産都市開発」は、東京都港区西新橋一丁目にて、一部周辺地権者と共同で、超高層複合オフィスビルの開発を推進しています。

 「新橋田村町地区市街地再開発準備組合」は、2017年4月初旬に「(仮称)新橋田村町地区開発計画」に着手します。設計者は清「水建設・日建設計JV」、施工者は「未定」です。

 引用資料 日刊建設工業新聞(2017/10/17)
 新橋田村町地区再開発(東京都港区)/18年4月着工めざす/準備組合

 再開発ビルの規模は、地上27階、塔屋1階、地下2階、最高高さ約150m、延床面積約106,000㎡です。街区再編や建物の更新に合わせて区画道路や歩行者通路、緑化空間などを整備し、回遊性の高い街づくりを推進する方針です。

(仮称)新橋田村町地区開発計画の概要
◆ 所在地-東京都港区西新橋一丁目
◆ 階数-地上27階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 区域面積-約12,000㎡
◆ 敷地面積-約7,700㎡
◆ 延床面積-約106,000㎡
◆ 用途-オフィス、商業、業務支援、文化・交流、生活支援など
◆ 事業主体-新橋田村町地区市街地再開発準備組合(三井物産都市開発、当該地周辺地権者)
◆ 設計者-清水建設・日建設計JV
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2018年04月初旬予定
◆ 竣工-2021年03月末予定
◆ 投資規模-約450億円


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「(仮称)新橋田村町地区開発計画」の位置図です。

 引用資料 港区・公式ホームページ(2017/01/12) リンク切れ
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧


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「(仮称)新橋田村町地区開発計画」の範囲です。


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西側の幹線道路「愛宕通り」から見た様子です。解体工事が本格化しています。


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仮囲い掲示されていた「工区図」です。図の下が北側です。「B工区~G工区」に分けて解体工事が行われています。


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街区中央の道路を東側から見た様子です。


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E工区の「日本酒造会館(写真手前)」、D工区の「東京桜田ビル(写真奥)」の解体工事の様子です。


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更に東側から見た様子です。


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G工区の「三井物産都市開発」の本社が入っていた「物産ビル別館」の解体工事を南西側から見た様子です。


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「物産ビル別館」の南側です。


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街区中央の道路を東端から見た様子です。


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先行して解体工事が行われ、暫定的に駐車場となっていた「C工区」は仮囲いで閉鎖されています。「オールケーシング掘削機」が見えるので、地中障害物の撤去を行っているようです。


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B街区?

 「西新橋スクエア」西側の「物産ビル」を含む複数のビル群が再開発の対象に含まれません。「日刊建設工業新聞」の記事を読むと、この部分は「B街区」になるようにも読めますが、詳しい事は分かりません。


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2017年10月16日 (月)

横浜市 地上32階、高さ約155mの「横浜市市庁舎移転新築工事」 2017年9月末の建設状況

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横浜市市庁舎移転新築工事-
 横浜市役所の新庁舎計画は、3案「(1)北仲通南地区に完全移転案、(2)現在地で建て替え案、(3)現在地と北仲通南地区に市役所機能を分割案」が検討され、「北仲通南地区に完全移転案」に決定しました。

 「横浜市市庁舎移転新築工事」は、「高度技術提案(設計・施工一括)型総合評価落札方式」による一般競争入札(WTO)が行われ、契約金額は629億円(税込679億3200万円)で、「竹中・西松建設共同企業体」を落札者として決定しています。

 横浜市は2017年7月12日に、「横浜市市庁舎移転新築工事」の起工式を行い、2017年8月1日に本体工事に着工しました。2020年5月29日に竣工する予定です。

 引用資料 横浜市・総務局(2017/06)
 横浜市新市庁舎管理計画

横浜市市庁舎移転新築工事の概要
◆ 計画名-横浜市庁舎
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区本町六丁目50番地の10他
◆ 階数-地上32階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部155.4m
◆ 敷地面積-13,155.38㎡
◆ 建築面積-7,932.48㎡
◆ 延床面積-143,448.76㎡
◆ 構造-鉄骨造(CFT柱)、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎、一部直接基礎
◆ 地震対策-中間免震構造+制震構造
◆ 用途-オフィス、集会所、飲食店舗、物販店舗、駐車場
◆ 建築主-横浜市(横浜市総務局長)
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中・西松建設共同企業体(竹中工務店、西松建設JV)
◆ 着工-2017年07月12日(起工式)、2017年08月01日(着工)
◆ 竣工-2020年05月29日予定
◆ 新市庁舎供用開始-2020年06月末予定
◆ 契約金額(税込)-679億3200万円 *低層部内装工事費約30億円は別途


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「新市庁舎の外観イメージ」です。


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「フロア構成」です。

ハイブリッド免震
 地震対策として、「免震構造」と「制振構造」を組合せた「ハイブリッド免震」を採用します。震度6強から震度7程度の大地震や長周期地震動に対しても業務継続が可能となります。


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。周囲では「ザ・タワー横浜北仲」や「(仮称)アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉新築工事」など大規模プロジェクトが目白押しです。


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「横浜市市庁舎移転新築工事」の建設現場です。


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建設現場の全景です。


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アップです。


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この現場は「逆打ち工法」を採用しています。


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「アースドリル掘削機」です。基礎工法は「杭基礎、一部直接基礎」となっているので、「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築します。

 また「逆打ち工法」を採用しているので、「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築と同時に、「構真柱(こうしんちゅう)」を建て込みます。


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「構真柱建込み架台」だと思われます。


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地上から見た様子です。


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「構真柱(こうしんちゅう)」を組んでいます。


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「場所打ちコンクリート拡底杭」に建込む「鉄筋かご」を組んでします。


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「安定液プラント」です。2つの大きなタンクは「安定液タンク」です。場所打ちコンクリート拡底杭の掘削時に「掘削孔」を安定液で満たすので、「安定液プラント」は必須です。



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2017年10月15日 (日)

横浜みなとみらい21地区の魅力が更UP! 「新港地区客船ターミナル(仮称)整備」の事業予定者が決定!

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新港地区客船ターミナル(仮称)等整備事業
 
ちょっと前に日テレプラスで、「横浜赤レンガパーク 特設ステージ」で行われた「ZIP夏祭り2017」の「乃木坂46」のライブを見ました。
 画面を振ると背後に赤レンガ倉庫、大さん橋国際客船ターミナルの巨大クルーズ船、みなとみらいの超高層ビルが見える素晴らしい景観でした。横浜は本当に素晴らしい港町になりましたね!

 「横浜市港湾局」は、横浜みなとみらい21地区で「新港9号岸壁」を客船バースとして改修を進めています。その背後には、CIQ(税関・出入国審査・検疫)施設とサービス・商業施設からなる「新港地区客船ターミナル(仮称)」の整備を行います。

 整備に当たっては、民間の資金やノウハウを積極的に活用するため、公民連携事業による事業提案方式で公募を実施ました。「(仮称)Yokohama Pier9」からの提案を選考し、事業予定者に決定しました。

 横浜市港湾局 記者発表資料(2017/10/04)
 みなとみらい21 新港地区客船ターミナル(仮称)整備の事業予定者が決定しました! 

 引用資料 野村不動産(PDF:2017/10/04)
  「新港地区客船ターミナル(仮称)等整備事業」において、企業グループ 「(仮称)Yokohama Pier9」が事業予定者に決定

新港地区客船ターミナル(仮称)等整備事業の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区新港二丁目14番1
◆ 交通-みなとみらい線「馬車道」駅徒歩10分
◆ 階数-地上5階
◆ 敷地面積-約17,400㎡
◆ 延床面積-約28,600㎡
◆ 主要施設-CIQ施設(1階:約4,200㎡)、商業施設(1階・2階:約4,800㎡)、ホテル(3階~5階:約9,400㎡)
◆ 事業予定者-(仮称)Yokohama Pier9
◆ 構成企業-(代表企業)横浜岡田屋、(構成企業)小此木、藤木企業、川本工業、T・Yホールディングス、横浜グランドインターコンチネンタルホテル、野村不動産、京浜港ワッチマン業協同組合
◆ 着工-2018年夏予定
◆ 供用開始-2019年春頃予定


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「位置図」です。


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「完成予想パース(夜景)」です。


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「完成予想パース(内部)」です。


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。


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「新港9号岸壁」です。


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「新港地区客船ターミナル(仮称)等整備事業」の予定地です。


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横浜市港湾局は、「新港9号岸壁」を客船バースとして改修を進めています。



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2017年10月14日 (土)

横浜の新たなランドマーク 地上58階、高さ約200mの「ザ・タワー横浜北仲」 2017年9月末の建設状況

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ザ・タワー横浜北仲
 
「三井不動産レジデンシャル、丸紅」は、横浜市中区で推進中の大規模開発事業「北仲通北再開発等促進地区地区計画(約7.5ha)」の中心に位置する「(仮称)横浜市中区北仲通5丁目計画」の建設に2016年11月1日着手しました。

 「国土交通省」は、都市再生特別措置法第20条第1項の規定に基づき、「三井不動産レジデンシャル、丸紅」から申請のあった民間都市再生事業計画「(仮称)横浜市中区北仲通5丁目計画」について、同法第21条第1項の規定により認定しています。

 引用資料 国土交通省(PDF:2016/11/30)
 三井不動産レジデンシャル株式会社、丸紅株式会社の民間都市再生事業計画を認定 -制度創設15 年、累計認定件数100 件達成!- 

 地上58階、塔屋2階、地下1階、高さ199.95m、延床面積16,8286.99㎡、総戸数1,176戸(事業協力者住戸50戸含む、他に宿泊施設・店舗・事務所等)の巨大プロジェクトです。正式名称は「ザ・タワー横浜北仲」です。

ザ・タワー横浜北仲の概要
◆ 計画名-(仮称)横浜市中区北仲通5丁目計画
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区北仲通五丁目57-2他(地番)
◆ 交通-横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅下車徒歩1分、JR京浜東北線・根岸線、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅下車徒歩8分
◆ 階数-地上58階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-199.95m
◆ 敷地面積-13,135.37㎡
◆ 建築面積-8,760.92㎡
◆ 延床面積-168,286.99㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(管理人の推測)
◆ 地震対策-制震構造(ハニカムダンパ)
◆ 用途-共同住宅、ホテル、店舗、駐車場
◆ 総戸数-1,176戸(事業協力者住戸50戸含む、他に宿泊施設・店舗・事務所等) 
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、丸紅
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設、パナソニックES建設エンジニアリング
◆ 着工-2016年11月01日
◆ 竣工-2020年02月下旬予定
◆ 入居開始-2020年04月下旬予定


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「概要図」です。5階~58階(46階~51階を除く)は総戸数1,179戸(事業協力者住戸50戸含む)の分譲マンションとなり、みなとみらいを借景とする眺望とインナーハーバーを遥か彼方まで見渡せる絶好のロケーションでの暮らしを実現します。

 46階~51階は、「オークウッド」のサービス付き長期・短期滞在型宿泊施設で、横浜エリアに初進出となります。「オークウッド」のロビーが46階に設けられ、51階までの各フロアに客室(計175室)を展開します。


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。周囲では「横浜市市庁舎移転新築工事」や「(仮称)アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉新築工事」など大規模プロジェクトが目白押しです。


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ほぼ同じアングルの完成予想図です。物凄い存在感です。

 引用資料(公式ホームページ) → ザ・タワー横浜北仲


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「ザ・タワー横浜北仲」の建設現場です。タワークレーン3基で建設しています。


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「ザ・タワー横浜北仲」は直接基礎なので、地下階の更に下に構築した分厚い鉄筋コンクリートの板である「耐圧盤(耐圧版)」でビルの重量を支えます。


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地下躯体を構築中です。


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地下階の構築が進み、「乗入れ構台」がかなり小さくなりました。


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西側から見た様子です。


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ゲートが開いていました。



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2017年10月13日 (金)

ホテルオークラ東京本館建替計画 地上38階、高さ約188mの「(仮称)虎ノ門2-10計画」 2017年9月末の建設状況

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-ホテルオークラ東京本館建替計画-
 53年間の歴史を刻んだ「ホテルオークラ東京本館」は、建替え工事のために2015年8月31日(月)を持って閉館しました。2015年9月から既存建物の解体工事が行われました。

 
ホテルオークラ東京本館建替計画である「(仮称)虎ノ門2-10計画」は、当初計画通り2016年6月1日に本体工事に着手しました。

 引用資料 新日鉄興和不動産(2016/06/01)
 「ホテルオークラ東京本館建替計画」 オフィス事業の取り組みについて ~2019年の完成を目指し、2016年6月1日着工~  

 主要用途はホテルですが、「高層棟」の地上5階~22階(運用呼称は地上8階~25階)は、延床面積約64,000㎡のオフィスフロアとなります。

ホテルオークラ東京本館建替計画の概要
◆ 計画名-(仮称)虎ノ門2-10計画
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目10番4号
◆ 階数-<高層棟>地上38階、地下4階(運用呼称 地上41階、地下1階)、<中層棟>地上13階、地下4階
◆ 高さ-建物高さ188.65m(高層棟)、最高部約85m(中層棟)
◆ 敷地面積-20,442.44㎡(本館全体)
◆ 建築面積-13,262.54㎡(本館全体)
◆ 延床面積-180,096.52㎡(本館全体)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎及び杭基礎
◆ 用途-ホテル、オフィス、飲食店舗、駐車場
◆ 客室数-約550室(高層棟約400室+中層棟約150室)
◆ 建築主-ホテルオークラ
◆ 設計者-(仮称)虎ノ門2-10計画設計共同体(大成建設、谷口建築設計研究所、観光企画設計、日本設計、森村設計、NTTファシリティーズ)
◆ 施工者-大成建設
◆ 本館閉館-2015年08月31日
◆ 解体工事-2015年09月01日
◆ 着工-2016年06月01日
◆ 竣工-2019年06月末予定


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「施設構成図」です。「高層棟」と「中層棟」は、地下で一体化します。「高層棟」の地上5階~22階(運用呼称は地上8階~25階)は、延床面積約64,000㎡のオフィスフロアとなります。

 引用資料 大成建設(2016/06/01)
 
「ホテルオークラ東京本館建替計画」オフィス事業の取り組みについて 


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「秋の芝生広場イメージ」です。


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「(仮称)虎ノ門2-10計画」の建設現場を北側の「汐見坂」から見た様子です。東側の「高層棟」は地上に姿を現していますが、西側の「中層棟」はまだ地上に姿を現していません。


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「高層棟」の地上部分の「鉄骨建方」の様子です。


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南西側から見た様子です。


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「高層棟」は、地上部分の「鉄骨建方」が始まり、タワークレーンが登場しています。


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南側から見た様子です。



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南東側の「江戸見坂」は、歩くのも辛いくらいの急な坂道です。


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敷地南西側の「大倉集古館」です。改修工事のため2014年4月1日から休館しています。



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2017年10月12日 (木)

日本橋髙島屋S.C. 地上27階、高さ約145mの「太陽生命日本橋ビル」 2017年9月末の建設状況

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-日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業-

 日本橋二丁目地区では大規模な再開発が進行中です。一番北側には住友不動産の「東京日本橋タワー」が竣工し、続いて「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」のA街区~D街区の市街地再開発が行われています。

 A街区~D街区の計4街区に、総延床面積約282,000㎡(髙島屋日本橋店含む)の再開発施設を建設します。「A街区」は、「高島屋新館」と「太陽生命日本橋ビル」跡地の再開発プロジェクトです。

 地上27階、塔屋2階、地下5階、高さ144.935mの超高層オフィスビルです。正式名称は「太陽生命日本橋ビル」に決定しています。竣工は、当初は2018年7月下旬(予定)でしたが、2018年1月末(予定)と約半年前倒しされています。

● 日本橋髙島屋S.C.
 「髙島屋」は、日本橋二丁目地区市街地再開発組合の一員として、「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」を推進しています。

 「髙島屋日本橋店」に隣接して専門店エリアを新設・増床し、東京の中心に百貨店を核とした、売場面積約66,000㎡の新・都市型ショッピングセンター「日本橋髙島屋S.C..(日本橋髙島屋ショッピングセター)」が誕生します。

 引用資料 高島屋・公式HP(PDF:2017/10/10)
 2018年秋 「日本橋髙島屋S.C.」誕生

太陽生命日本橋ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業(A街区)
◆ 所在地-東京都中央区日本橋二丁目17番1号
◆ 交通-地下鉄銀座線・東西線・浅草線「日本橋」駅直結
◆ 階数-地上27階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-144.935m
◆ 敷地面積-2,991.31㎡
◆ 建築面積-2,717.90㎡
◆ 延床面積-60,129.99㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、エネルギーセンター(東京都認定DHCなど)
◆ 建築主-日本橋二丁目地区市街地再開発組合
◆ 設計者-日本橋二丁目再開発事業 日本設計・プランテック設計共同体(日本設計、プランテック)
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年11月07日
◆ 竣工-2018年01月末予定


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重要文化財 日本橋店を含む4館体制

 「日本橋髙島屋S.C.」は、重要文化財である「本館(日本橋髙島屋)」を残しながら、中央通り側の開発地区(C街区)の低層部「新館(地下1階~7階)」、2018年春に先行開業する昭和通り側の開発街区(A街区)の低層部「東館(4階、5階)」に2015年に開業した「ウオッチメゾン」を加えた4館で構成されます。


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「施設概要」です。売場面積約65,800㎡(本館約46,000㎡+新館約17,000㎡+東館約2,000㎡+ウオッチメゾン約800㎡)と大幅に増床されます。


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日本橋二丁目を東側から見た様子です。日本橋二丁目に超高層ビルが3棟も林立するなんて数年前までは想像もしていませんでした。


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「太陽生命日本橋ビル」を北東側から見た様子です。


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「太陽生命日本橋ビル」の下層階を北東側から見た様子です。


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4階と5階は、「日本橋髙島屋S.C..(日本橋髙島屋ショッピングセター)」の「東館」となります。売場面積約2,000㎡です。2階には「エネルギーセンター(東京都認定DHCなど)」が入ります。


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「太陽生命日本橋ビル」を南東側から見た様子です。


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「太陽生命日本橋ビル」の下層階を南東側から見た様子です。


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西側の「髙島屋日本橋店」とは、2本の連絡ブリッジ及び地下道で接続されます。


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JPタワーの屋上庭園「KITTEガーデン」から見た様子です。


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最高部です。タワークレーンはすべて姿を消しています。


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「仮囲い」に掲示してある「太陽生命日本橋ビル」の告知です。竣工は、当初は2018年7月下旬(予定)でしたが、2018年1月末(予定)と約半年前倒しされています。



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2017年10月11日 (水)

日本橋二丁目 2018年秋に売場面積約66,000㎡の新・都市型ショッピングセンター「日本橋髙島屋S.C.(日本橋髙島屋ショッピングセター)」が誕生!

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-日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業-

 日本橋二丁目地区では大規模な再開発が進行中です。一番北側には住友不動産の「東京日本橋タワー」が竣工し、続いて「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」のA街区~D街区の市街地再開発が行われています。

 A街区~D街区の計4街区に、総延床面積約282,000㎡(髙島屋日本橋店含む)の再開発施設を建設します。「C街区」には、「三井不動産」などが地上32階、塔屋1階、地下5階、高さ174.666mの超高層ビルを建設中です。低層階には「髙島屋日本橋店」の新店舗が入居します。

● 日本橋髙島屋S.C.
 「髙島屋」は、日本橋二丁目地区市街地再開発組合の一員として、「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」を推進しています。

 「髙島屋日本橋店」に隣接して専門店エリアを新設・増床し、東京の中心に百貨店を核とした、売場面積約66,000㎡の新・都市型ショッピングセンター「日本橋髙島屋S.C..(日本橋髙島屋ショッピングセター)」が誕生します。

 引用資料 高島屋・公式HP(PDF:2017/10/10)
 2018年秋 「日本橋髙島屋S.C.」誕生

(仮称)日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業(C街区)の概要 
◆ 所在地-東京都中央区日本橋二丁目17番3
◆ 階数-地上32階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-174.666m
◆ 敷地面積-6,023.84㎡
◆ 建築面積-5,300.72㎡
◆ 延床面積-147,762.17㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(新世代制震オイルダンパー HiDAX-R 等)
◆ 用途-百貨店、オフィス、店舗
◆ 建築主-日本橋二丁目地区市街地再開発組合
◆ 設計者-日本橋二丁目再開発事業 日本設計・プランテック設計共同体(日本設計、プランテック)
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2014年12月22日
◆ 竣工-2018年12月下旬予定
◆ オープン-2018年09月予定(新館開業時期)


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重要文化財 日本橋店を含む4館体制

 「日本橋髙島屋S.C.」は、重要文化財である「本館(日本橋髙島屋)」を残しながら、中央通り側の開発地区(C街区)の低層部「新館(地下1階~7階)」、2018年春に先行開業する昭和通り側の開発街区(A街区)の低層部「東館(4階、5階)」に2015年に開業した「ウオッチメゾン」を加えた4館で構成されます。


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「施設概要」です。売場面積約65,800㎡(本館約46,000㎡+新館約17,000㎡+東館2,000㎡+ウオッチメゾン約800㎡)と大幅に増床されます。


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「日本橋髙島屋S.C.外観 イメージ 中央通り側ファサード」です。


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日本橋ガレリア(仮称)

 「本館」と「新館」の間にある区道284号線は地域のにぎわい核の創出に向けた取り組みとして都市計画により歩行者専用道路となります。
 道路上空には地域の象徴にもなる「大屋根」が設置され、ガレリア空間が誕生します。区道沿線を路面店舗化して界隈性を高めます。

 地上だけでなく、「本館」と「新館」の間にある区道284号線の地下空間には新たに地下区道を設置し、地下歩行者ネットワークを整備します。


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「C街区」を南西側から見上げた様子です。


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「C街区」の下層階を南西側から見た様子です。低層階(地下1階~7階)には「髙島屋日本橋店」の「新館」が入ります。新館開業時期は、2018年9月の予定です。


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「本館」と「新館」の間の「日本橋ガレリア(仮称)」を西側から見た様子です。


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「C街区」を北西側から見上げた様子です。


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「C街区」の下層階を北西側から見た様子です。


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「C街区」を北東側から見上げた様子です。


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「C街区」の下層階を北東側から見た様子です。


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「C街区」の下層階を南東側から見た様子です。


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「本館」と「新館」の間の「日本橋ガレリア(仮称)」を東側から見た様子です。


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JPタワーの屋上庭園「KITTEガーデン」から見た様子です。


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タワークレーン2基で鉄骨建方を行っていましたが、ひと回り小さいタワークレーンに入れ替えていました。北側の「東京日本橋タワー」は高さ180.04mです。目の錯覚かも知れませんが、高さ174.666mの「C街区」とほぼ同じ高さに見えます。



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2017年10月10日 (火)

浜離宮に舞い降りた丹頂鶴をイメージ 地上37階、高さ約140mの「パークコート浜離宮ザ タワー」 2017年9月末の建設状況

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-パークコート浜離宮ザ タワー-

 「浜松町一丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、JR浜松町駅からも近く交通至便な場所ですが、狭い敷地に建築された多数の木造建築物が残され、低層建築物、非耐火建築物、昭和40年代以前建設の旧耐震基準の建築物が存在し、土地利用の更新が図られていませんでした。

 道路で囲まれた区域面積約7,000㎡を、災害に強い、周辺地区とつながる街づくりを進め、地域全体を牽引していくことを目指し再開発が行われます。敷地の西側に「住宅棟」、東側に「事務所棟」が建設されます。

 「浜松町一丁目地区第一種市街地再開発事業」の超高層タワーマンション部分の正式名称は、「パークコート浜離宮ザ タワー」に決定しいます。

 完成予想図引用 公式ホームページ
 パークコート浜離宮ザ タワー

パークコート浜離宮ザ タワーの概要
◆ 計画名-浜松町一丁目地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物
◆ 所在地-東京都港区浜松町一丁目3、4、5番地(地番)
◆ 交通-JR山手線「浜松町」駅徒歩5分、都営地下鉄大江戸線「大門」駅徒歩5分、都営地下鉄三田線「御成門」駅徒歩8分、都営地下鉄大江戸線「汐留」駅徒歩6分、JR山手線 「新橋」駅徒歩12分
◆ 階数-地上37階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-(住宅棟)最高部139.90m、軒高132.67m、(事務所棟)最高部約55m
◆ 敷地面積-5,162.36㎡
◆ 建築面積-3,142.33㎡
◆ 延床面積-65,716.86㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造(2階と3階の間に免振層を設置)
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、保育所
◆ 総戸数-563戸(販売総戸数335戸、事業協力者戸数228戸含む、他に 店舗3戸、事務所6戸) 
◆ 建築主-浜松町一丁目地区市街地再開発組合(売主 三井不動産レジデンシャル)
◆ 設計者-アール・アイ・エー
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2015年10月以降
◆ 竣工-2019年07月下旬予定
◆ 入居開始-2019年09月下旬予定


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外観デザインは、「浜離宮に舞い降りた丹頂鶴」をイメージしています。地震対策として、「中間免振構造」を採用し、2階と3階の間に「免振層」を設置しています。


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世界貿易センタービルの展望台「シーサイド・トップ」から見た「パークコート浜離宮ザ タワー」の建設現場です。


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アップです。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。



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2017年10月 9日 (月)

港区 地上26階、高さ約114mの「(仮称)はとバス港南ビル・港南一丁目市街地住宅の共同建替事業 2017年9月末の建設状況

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-港南一丁目地区基盤整備・建設工事-

 JR品川駅港南口(東口)の港南二丁目に「品川フロントビル」がありますが、道路を隔てた北側の港南一丁目に「港南一丁目市街地住宅」がありました。

 「港南一丁目市街地住宅」は建て替えられます。建て替えの理由は、老朽化と一般居住部分が耐震基準を満たしていないためです。ビルを所有していたのは、「はとバスの東京バスツアー」で有名な「はとバス」と「UR都市機構」です。

 計画名は「(仮称)はとバス港南ビル・港南一丁目市街地住宅の共同建替事業」と非常に長く、地上26階、地下2階、高さ114.36mの「オフィス、集合住宅、店舗、保育所」で構成される超高層複合ビルが建設中です。

港南一丁目地区基盤整備・建設工事の概要
◆ 計画名-(仮称)はとバス港南ビル・港南一丁目市街地住宅の共同建替事業
◆ 所在地-東京都港区港南一丁目6番5号 外
◆ 階数-地上26階、地下2階
◆ 高さ-最高部114.36m
◆ 敷地面積-3,969.84㎡
◆ 建築面積-1,758.23㎡
◆ 延床面積-36,529.07㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-中間階免震構造
◆ 用途-オフィス、集合住宅、店舗、保育所
◆ 総戸数-139戸
◆ 建築主-はとバス、UR都市機構(都市再生機構)
◆ 設計者-大成建設
◆ 監理者-日東設計事務所(建築基準法による確認済の標識より)
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2016年10月31日
◆ 竣工-2019年02月上旬予定


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建設現場は、JR品川駅港南口(東口)の近くです。2016年10月31日に本体工事に着工したようです。


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南東側から見た様子です。地上部分の「鉄骨建方」が始まっています。


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地震対策として「中間階免震構造」を採用します。どの部分が「免震層」かよく分かりませんが、現地に掲示している完成イメージを見ると2階と3階の間の窓の無い部分が「免震層」のように見えます。


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間隔の狭い、2階天井の梁とその上の梁の間が「免震層」のように見えます。


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北東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。



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2017年10月 8日 (日)

「西武ホールディングス」が本社を移転 地上20階、高さ約100mの「西武鉄道池袋ビル建替え計画」 2017年9月末の建設状況

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-西武鉄道池袋ビル建替え計画-
 「西武ホールディングス」は、東京都豊島区にある西武鉄道の池袋旧本社ビルを建て替える計画を進めています。

 引用資料 西武ホールディングス(PDF:2015/03/25)
 「池袋旧本社ビル建替え計画」の事業決定について 

 従来の計画の西武池袋線東側の敷地に加え、西側の敷地を取得したことで、合計敷地面積5,530.96㎡となりました。線路上空をまたぐ形で延床面積49,661.63㎡のオフィスビルを建設します。

 総貸室面積では池袋エリアでトップクラスとなり、オフィスフロアの基準階貸室面積は約2,100㎡(約640坪)となります。

 「西武ホールディングス」は、2015年6月16日に「西武鉄道池袋ビル建替え計画」の起工式を着工に先立ち行いました。現在は本格的に工事が行われています。

● 西武ホールディングスが本社移転
 
「西武ホールディングス」は、2019年春に本社を現在の埼玉県所沢市から東京都豊島区に移転すると発表しています。合わせて「プリンスホテル」、「西武プロパティーズ」も移転しますが、一部の本社機能は現在の場所に残す予定です。

 西武ホールディングス ニュースリリース(PDF:2017/01/16)
 当社の本社移転について 

西武鉄道池袋ビル建替え計画の概要
◆ 所在地-東京都豊島区南池袋一丁目21番23他(地名地番)
◆ 階数-地上20階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部99.98m
◆ 敷地面積-5,530.96㎡
◆ 建築面積-3,894.12㎡
◆ 延床面積-49,661.63㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-西武鉄道
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大林・西武 建設工事共同企業体(大林組、西武建設JV)
◆ 着工-2015年06月16日(起工式)、2015年09月14日(工事開始)
◆ 竣工-2019年03月31日予定
◆ 開業-2019年春予定
◆ 総事業費-約380億円


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「断面イメージ図」です。搭屋を含めた最高部の高さが99.98mになります。完全に1階の「西武池袋線」の線路上空をまたぐ形になっています。

 地震対策として3階の「機械室」と4階の間に中間免震層を設けた「中間免震構造」を採用しています。


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「西武鉄道池袋ビル建替え計画」の建設現場を「SKY CIRCUSサンシャイン60展望台」から見た様子です。改装後の展望台に初めて行きました。


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3階(4FL)まで鉄骨建方が終わっています。この上に「中間免震層」を構築します。


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「西武鉄道池袋ビル建替え計画」の建設現場をJR池袋駅の「メトロポリタン改札」側から見た様子です。タワークレーン3基(2基+1基)で鉄骨建方を行っています。


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巨大なトラス構造がよく分かります。


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北西側から見た様子です。「西武池袋線」の線路上空をまたぐ形で、手前の敷地と一体的に再開発されます。線路の路面の高さが1階床の高さとなります。こちら側の路面は地下1階の高さとなります。

 線路の下をビル東側の地下駐車場に抜ける「地下車道」が設けられます。写真左側の開口部は「ビックリガード」です。


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線路の西側はこの部分だけです。この敷地が活用できる事で大型のオフィスビルの建設が可能になりました。


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線路の西側に巨大な「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」の梁が構築されています。


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巨大な梁で「トラス構造」を支えています。


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トラス構造で、その上の「中間免震層」を支えます。


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北東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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巨大なトラス構造部分は、3層(3階は機械室)の高さがある事が分かります。


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「西武池袋線」の線路上空をまたぐ形で建設しています。


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線路の西側は柱だけです。この柱で建物を支える事により、「西武池袋線」の線路上空が利用可能になりました。



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2017年10月 7日 (土)

千代田区 高さ約200mと高さ約160mの超高層ツインタワー「(仮称)OH-1計画」 2017年9月末の建設状況

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(仮称)OH-1計画-
 「三井物産」と「三井不動産」は、大手町一丁目2番地区の開発事業を進めています。「三井物産ビル、大手町パルビル、大手町一丁目三井ビルディング」の3棟が解体され、一体的に再開発されます。

 大手町一丁目2番地区で推進中の一体開発事業である「(仮称)OH-1計画」は、2016年5月18日に着工し、6月8日に起工式を行いました。

 引用資料 三井不動産・ニュースリリース(2016/06/08)
 大手町における大規模複合開発「(仮称)OH-1計画」着工 
 
 皇居の「大手濠」側の「三井物産ビル」跡地に、地上31階、地下5階、高さ約160mの「A棟」が、「日比谷通」側の「大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビル」の跡地に、地上40階、地下5階、高さ約200mの「B棟」が建設されます。

 ちなみに「OH-1」は、「オーエイチワン」ではなく「オーワン」と読みます。本店事務所を仮移転している「三井物産」は、竣工後に戻ってくる予定です。

● フォーシーズンズホテルが出店
 「フォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツ」の「フォーシーズンズホテル」が、B棟の上層階に出店することが決定しています。客室数は約190室で、2020年春の開業予定です。 
 
(仮称)OH-1計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区大手町一丁目2番
◆ 交通-東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線「大手町駅」、  都営三田線「大手町駅」直結
◆ 階数-(B棟)地上40階、地下5階、(A棟)地上31階、地下5階
◆ 高さ-(B棟)最高部約200m、軒高約200m、(A棟)最高部約160m、軒高約150m
◆ 敷地面積-20,864.32㎡(施設全体)
◆ 建築面積-11,783.19㎡(施設全体)
◆ 延床面積-358,041.81㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎+直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(新世代制震オイルダンパー HiDAX-R 等)
◆ 用途-オフィス、店舗、多目的ホール、ホテル、駐車場、地域冷暖房施設
◆ 建築主-三井物産、三井不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計・鹿島建設 設計共同企業体(日建設計、鹿島建設)
◆ デザインアーキテクト-Skidmore, Owings & Merrill LLP(SOM)
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2015年01月05日~2016年09月30日予定(地下躯体含む)
◆ 着工-2016年05月18日(着工)、2016年06月08日(起工式)
◆ 建物竣工-2020年02月末予定
◆ 全体竣工-2021年03月末予定(建物竣工後に外構整備)


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「B棟鳥瞰パース」です。


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「平面図」です。


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「断面図」です。


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「(仮称)OH-1計画」の建設現場を南西側から見た様子です。手前(西側)が「A棟」、奥が「B棟」となります。「建築計画のお知らせ」の概要が、地上39階から地上40階に変更されていました。「B棟」が地上40階となりましたが、「A棟」も変更されたのかは不明です。


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敷地西側の「A棟」の建設現場を南西側から見た様子です。


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「A棟」南側のゲートが開いていました。地下躯体を建設中です。


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「A棟」の建設現場を南東側から見た様子です。


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将門の首塚
 敷地南側に食い込むように、東京都指定の文化財で、東京都所有の「平将門の首塚(たいらのまさかどのくびづか)」がありますが、この部分は再開発の対象外なので残ります。


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敷地東側の「B棟」の建設現場を南西側から見た様子です。


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「B棟」には、タワークレーンが3基登場していました。


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「B棟」の建設現場を南東側から見た様子です。



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2017年10月 6日 (金)

JR東日本 地上29階、高さ約132mの「(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事」 2017年9月末の建設状況

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(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事
 横浜駅西口の「横浜シァル」と「横浜エクセルホテル東急」跡地に計画している超高層複合ビル「(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事」は、2015年10月19日に着工(準備工事)されました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2014/03/04)
 (仮称)横浜駅西口駅ビル計画について 

 当初は、地上33階、地下3階、最高高さ約180m、延床面積約182,000㎡で計画されていましたが、2011年3月11日に発生した東日本大震災を受け、従来以上に安全性を重視した構造に改めるために計画が見直されました。

 更に、「JR東日本、東急電鉄」が共同で計画していた事業主体を「JR東日本」に一本化しました。当初計画からすると規模は大幅に縮小されています。

(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区南幸一丁目1番2他
◆ 階数-地上30階、地下3階(駅前棟)、地上9階(鶴屋町棟)
◆ 高さ-最高部132.268m(駅前棟)、最高部約31m(鶴屋町棟)
◆ 敷地面積-8,675.17㎡(駅前棟)、約5,000㎡(鶴屋町棟)
◆ 建築面積-7,251.14㎡(駅前棟)
◆ 延床面積-97,763.47㎡(駅前棟)、約24,000㎡(鶴屋町棟)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(駅前棟)商業施設、オフィス等、(鶴屋町棟)駐車場、保育所等
◆ 事業主体-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年10月19日(駅前棟・準備工事)、2016年04月01日(駅前棟・本体工事)、2018年予定(鶴屋町棟)
◆ 竣工-2020年03月31日予定

(備考) 「建築計画のお知らせ」では地上30階となっていますが、JR東日本の2015年9月3日のPDF資料では、地上26階(建築基準法上30階)となっているので、運用上は地上26階だと思われます。

 JR東日本(PDF:2015/09/03)
 (仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事の着手について


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「配置図、断面図」です。「駅前棟」と「鶴屋町棟」の2棟で構成されています。


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(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事

 地上30階、地下3階、高さ132.268mの「(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事」の建設現場です。工事は「逆打ち工法」で行われています。


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南側の「横浜シァル」跡地です。


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かなり高くなりました。


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方向を変えて見た様子です。


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「横浜エクセルホテル東急」跡地です。


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アップです。


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制振装置の「ブレース」が見えます。


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きた西口

 横浜駅の「きた西口」です。「きた西口」の手前が「(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事」の北端になります。この部分には「きた西口広場」が整備されます。この先は東西自由通路の「きた通路」となっています。


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新田間川

 「新田間川」を北側に越えて「鶴屋町棟」まで歩行者デッキが整備されます。上を走っているのは「首都高速道路神奈川2号線」です。


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分かりにくいですが、すでに歩行者デッキが姿を現しています。



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2017年10月 5日 (木)

港区 地上22階、高さ約129mの「(仮称)芝公園1丁目ビル計画」 2017年9月末の建設状況

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(仮称)芝公園1丁目ビル計画-
 「パナソニック」は、2013年3月期に巨額赤字を計上する見込みとなったため、財務体質改善のために地下鉄御成門駅前にあった「東京パナソニックビル1号館、東京パナソニックビル2号館、東京パナソニックビル3号館」を売却しました。

 東京タワー東側の日比谷通りの「御成門交差点」の南東側に「東京パナソニックビル1号館」がありました。
 「東京パナソニックビル1号館」は解体され、跡地には「住友不動産」により、地上22階、塔屋2階、地下2階、高さ129.00mの超高層オフィスビル「(仮称)芝公園1丁目ビル計画」が建設中です。

 引用資料 国土交通省・記者発表資料(2015/11/20)
 都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画の認定について((仮称)芝公園1丁目ビル計画) 

(仮称)芝公園1丁目ビル計画の概要
◆ 所在地-東京都港区芝公園一丁目2番2他
◆ 階数-地上22階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部129.00m
◆ 事業区域面積-10,521.57㎡
◆ 敷地面積-3,710.24㎡
◆ 建築面積-1,770.86㎡
◆ 延床面積-32,695.44㎡(容積対象面積27,978.16㎡)
◆ 構造-鉄造骨、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭
◆ 用途-オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2015年06月01日(地下解体も含む)、2015年10月10日(新築工事開始)
◆ 竣工-2018年02月28日予定(工事完了)


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「概要図」です。下層階が「エントランス、カンファレンス」、上層階が「オフィス」となります。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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南西側から見た様子です。フロア形状が、長方形のビルかと思っていましたが、南西側が凹んでいます。


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南西側から引いて見た様子です。


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横アングルです。



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2017年10月 4日 (水)

「日本橋再生計画」第2ステージ 地上26階、高さ約140mの「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区」 2017年9月末の建設状況

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-日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業-
 「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「日本橋三井タワー」北側の一帯の再開発プロジェクトです。「江戸通り」を挟んで、南側の「A地区」と北側の「B地区」に分かれます。

 2016年1月29日に「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区」の起工式を行いました。1ヶ月以上前の2015年12月17日にすでに着工しています。

 引用資料 三井不動産(2016/01/29)
 「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区」着工 ~「日本橋再生計画」第二ステージの中核プロジェクト・日本橋における「都心型スマートシティ」を実現するミクストユースの大規模再開発 

日本橋室町三丁目地区再開発事業A地区の概要
◆ 計画名-日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区新築工事
◆ 所在地-東京都中央区日本橋室町三丁目10番
◆ 交通-東京メトロ銀座・半蔵門線「三越前」駅地下直結、JR横須賀・総武快速「新日本橋」駅地下直結、JR中央・山手・京浜東北線「神田」駅徒歩4分、 JR各線「東京」駅徒歩9分
◆ 階数-地上26階、地下3階
◆ 高さ-140.48m
◆ 敷地面積-11,483.91㎡
◆ 建築面積-8,576.50㎡
◆ 延床面積-166,643.13㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(新世代制震オイルダンパー HiDAX-R 等)
◆ 用途-オフィス、商業、駐車場等
◆ 建築主-日本橋室町三丁目地区市街地再開発組合(事業協力者 三井不動産)
◆ 基本設計-日本設計
◆ 実施設計-KAJIMA DESIGN(鹿島建設)
◆ 監理-日本設計
◆ デザインアーキテクト-Pelli Clarke Pelli Architectts,inc (ペリ クラーク ペリ アーキテクツ ジャパン)
◆ 施工者-鹿島・清水・佐藤工業特定業務代行共同企業体(鹿島建設、清水建設、佐藤工業JV)
◆ 着工-2015年12月17日(着工)、2016年01月29日(起工式)
◆ 竣工-2019年03月31日予定
◆ 総事業費-約1,265億円(B地区含む)


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「位置図」です。再開発予定地は「日本橋三井タワー」北側の一帯です。「江戸通り」を挟んで、南側の「A地区」と北側の「B地区」に分かれます。


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「断面イメージ」です。5階~25階が「オフィスフロア」、4階が「機械室」、3階が「ホール」、地下1階~地上2階が「商業施設」となります。

 オフィスフロアは、基準階専有面積が約4,300㎡(約1,300坪)と都心最大級のフロアプレートを実現しており、効率的な執務室のレイアウトが可能となります。


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「A地区」を北東側から見た様子です。


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なかなか地上に姿を現しませんでしたが、地上部分の「鉄骨建方」が始まっています。これから猛烈なスピードで上に伸びていくと思われます。


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現在は「中央通」側がかなり空いていますが、最終的にはこの部分も「鉄骨建方」が行われます。この部分の鉄骨建方は後施工となるようです。タワークレーンで建築資材を吊り上げる「揚重ヤード」として場所を確保しているようです。


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「A地区」を南東側から見た様子です。


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「A地区」を南東角から見た様子です。


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南東角の黒いビル「海老屋ビル」は、今回の再開発には参加しません。


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「A地区」を南西側から見た様子です。


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「A地区」を北西側から見た様子です。


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B地区
 「B地区」を南東側から見た様子です。「B地区」は、「江戸通り」を挟んだ北側の「三井第二別館ビル」が再開発対象となります。2016年12月5日~2017年11月15日(予定)で、解体工事が行われています。


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「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業B地区新築工事」の建築計画のお知らせです。



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2017年10月 3日 (火)

「富士ビル・東京商工会議所ビル・東京會舘ビル」を一体的に建て替え 地上30階、高さ約150mの「(仮称)丸の内3-2計画新築工事」 2017年9月末の建設状況

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-(仮称)丸の内3-2計画新築工事-
 
「(仮称)丸の内3-2計画新築工事」は、「富士ビル、東京商工会議所ビル、東京會舘ビル」の3棟を一体的に建て替えるプロジェクトです。

 「(仮称)丸の内3-2計画新築工事」は、着工に先立ち2015年11月11日に地鎮祭が行われ、2015年11月16日に着工しました。

(仮称)丸の内3-2計画新築工事の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内三丁目2番他 
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部約150m、軒高約140m
◆ 敷地面積-9,935.02㎡
◆ 建築面積-8,355.06㎡
◆ 延床面積-174,076.60㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-オフィス、会議室、バンケット、店舗、駐車場等
◆ 建築主-三菱地所、東京商工会議所、東京會舘
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 解体工事-2015年01月19日~2015年11月15日
◆ 着工-2015年11月11日(地鎮祭)、2015年11月16日(着工)
◆ 竣工-2018年10月中旬予定


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「(仮称)丸の内3-2計画」の完成イメージです。

 引用資料 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2015/11/11)
 三菱地所・東京商工会議所・東京會舘による共同プロジェクト 「(仮称)丸の内3-2計画」 着工



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フロア構成図です。

低層部
 「低層部」については、「三菱地所、東京商工会議所、東京會舘」による区分所有となり、「三菱地所」による丸の内仲通り路面店舗を中心とした店舗、「東京商工会議所」による貸し会議室、賃貸オフィスおよび東商事務局、「東京會舘」によるバンケットを配置します。

高層部
 「高層部」は、皇居外苑を正面に望む賃貸オフィスとなり、「三菱地所」と「東京會舘」が共有します。


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同じ「三菱グループ」で、「金曜会(29社)」に加盟する「明治安田生命保険」が建設した「明治安田生命ビル(丸の内 MY PLAZA)」と似たような外観の超高層ツインタワーになります。


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「(仮称)丸の内3-2計画新築工事」の建設現場を北西側から見た様子です。


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縦アングルです。


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4基のタワークレーンで、「鉄骨建方」を行っているので猛烈なスピードで上に伸びています。


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最高部です。鉄骨が細いので「塔屋」の構築を行っているようです。


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北西側から見た下層階の様子です。下層階は100尺に揃えられています。


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少し角度を変えた様子です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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「(仮称)丸の内3-2計画新築工事」の建築計画のお知らせです。延床面積が少し変更になっています。



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2017年10月 2日 (月)

地上38階、高さ約180mの「東京ワールドゲート 虎ノ門トラストタワー」 4基目のタワークレーンが登場!

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東京ワールドゲート 虎ノ門トラストタワー-
 「森トラスト」は、国家戦略特別区域の特定事業として計画を進めている「虎ノ門パストラル」跡地の大規模再開発「虎ノ門トラストシティ ワールドゲート」の街区名を「東京ワールドゲート」に決定しています。

 また、「東京ワールドゲート」の中心となる高さ約180mの超高層複合ビルの名称を「虎ノ門トラストタワー」に決定しています。

 引用資料 森トラスト(PDF:2016/11/01)
 国家戦略特別区域特定事業 (計画名称)「虎ノ門トラストシティ ワールドゲート」 「世界と東京・世界と日本をつなげるゲート」機能を目指し街区名称を 『東京ワールドゲート』 に決定 

● 東京エディション虎ノ門
 「森トラスト」は、「マリオット・インターナショナル」の最高級グレードに位置づけられるラグジュアリーライフスタイルホテルブランド「EDITION(エディション)」を、東京の虎ノ門と銀座の2ヶ所において、日本で初めて誘致することに合意しました。

 「The Tokyo EDITION, Toranomon(東京エディション虎ノ門)」と「The Tokyo EDITION, Ginza(東京エディション銀座)」は、2020年の開業を目指しています。

 森トラスト プレスリリース(PDF:2017/07/12)
 世界が注目するラグジュアリーライフスタイルホテルブランド『エディション』日本初進出 2020年 東京 虎ノ門・銀座にデビュー

 「東京エディション虎ノ門」は、「東京ワールドゲート 虎ノ門トラストタワー」の31階~36階に出店します。客室数約200室(Suite Room含む)、付帯施設として「レストラン、バー、フィットネス、プール、スパ」、開業時期は2020年春~夏を予定しています。

東京ワールドゲート 虎ノ門トラストタワーの概要
◆ 計画名-虎ノ門トラストシティ ワールドゲート、(仮称)虎ノ門四丁目プロジェクト
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門四丁目24-6他(地番)
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階(建築基準法上は、地上37階、塔屋2階、地下4階)
◆ 高さ-179.95m
◆ 敷地面積-16,210.61㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,851.64㎡(本体棟)、52.88㎡(神社棟)
◆ 延床面積-195,621.64㎡(本体棟))、31.28㎡(神社棟)
◆ 構造-(本体棟)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(本体棟)直接基礎及び杭基礎
◆ 地震対策-(本体棟)制震ブレースやダンパーなどの制震装置を導入
◆ 用途-オフィス、 ホテル・サービスアパトメント、共同住宅、店舗、カンファレス、生活支援施設、産業育成施設、神社等
◆ 客室数-約200室(Suite Room含む)
◆ 建築主-森トラスト
◆ 設計者・監理者-安井建築設計事務所(基本設計・実施設計監修・工事監理監修)、清水建設(実施設計・工事監理)、建築設備設計研究所(基本設計・実施設計・工事監理)
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2016年10月17日
◆ 竣工-2020年03月16日予定
◆ オープン-2020年春~夏予定(東京エディション虎ノ門)


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「外構イメージ」です。


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「施設構成図」です。階数は、地上38階、地下3階(建築基準法上は、地上37階、地下4階)です。ビルの運上場は地上38階となります。

 1階が「ショップ&レストラン」、2階が「医療施設・ラウンジ・カンファレンス」、3階~30階が「オフィス」、31階~36階が「ホテル&サービスアパートメント」、37階・38階が「レジデンス」となります。


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「配置図」です。東京メトロ日比谷線「神谷町駅」から地下歩行者通路で直結します。敷地の南側には、敷地内にあった「葺城稲荷神社」が再整備されます。「葺城」は「ふきしろ」と読みます。


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絶好の定点観測ポイントである東京タワーの「特別展望台(250m)」が、2016年10月3日からリニューアル工事に入っています。「大展望台(高さ150m)」からはほとんど見えません。そのため今回も地上からのみの撮影です。


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幸いにも東側の中央のゲートが開いていました。


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大規模に工事が行われています。


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地下躯体を構築中です。奥に「山留め壁」が見えます。


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撮影時(2017年9月30日)、4基目のタワークレーンの組立てが行われていました。


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東側の南側のゲートも開いていました。


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北側寄りに見た様子です。


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「コンクリートポンプ車」の長く伸びたブームが見えます。地下躯体にコンクリートを打設しています。


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江戸見坂側

 「ホテルオークラ東京」側の「江戸見坂」に接するゲートです。この部分には道路が整備されて、「江戸見坂~桜田通り」間が車で抜けられるようになります。


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「虎ノ門トラストシティ ワールドゲート」の建築計画のお知らせです。計画名が「(仮称)虎ノ門四丁目プロジェクト」から変更になっています。塔屋の項目が追加され、塔屋2階と判明しました。建築面積と延床面積も少し変更されています。



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2017年10月 1日 (日)

地上40階、高さ約209mの「(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事」 地上部分の「鉄骨建方」が始まる!

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-竹芝地区開発計画-
 
東京(首都圏)に撮影に行っていて更新を休んでいました。「安室ちゃん」の引退ショックいわゆる「アムロス」で休んでいた訳ではありません(涙)。
 9月下旬に行ったのは、「カナやん(西野カナ)」の「東京ドーム」のライブに合わせたためです。今日から本格的に更新を再開しますのでよろしくお願いします。

 「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の事業予定者は2013年5月29日に決定し、2013年9月に東京都と基本協定を締結しました。
 その後、事業計画の検討を進めていましたが、規模を大幅に拡大して2014年10月29日に正式発表されました。

 更に、2015年3月19日には、国家戦略特別区域計画の特定事業(都市計画法等の特例)として内閣総理大臣認定を受けました。

 「A街区」の「(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事」」は、2016年5月16日に本体工事に着工しました。

 引用資料 東急不動産(PDF:2016/05/26)
 (仮称)竹芝地区開発計画本格始動 2020年の竣工に向けA街区(業務棟)が着工 

(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事の概要
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目20番9号、11号
◆ 階数-地上40階、地下2階
◆ 高さ-最高部208.83m
◆ 敷地面積-12,156.65㎡
◆ 建築面積-9,558.24㎡
◆ 延床面積-180.682.51㎡
◆ 構造-鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、展示場、集会場、飲食店、物販店舗、駐車場、自転車駐車場
◆ 建築主-アルベログランデ(東急不動産と鹿島建設が設立した事業会社)
◆ 設計者・監理者-鹿島・久米設計 工事監理業務共同企業体(鹿島建設、久米設計)
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年05月16日
◆ 竣工-2020年05月31日予定

B街区(住宅棟)概要
◆ 階数-地上21階
◆ 高さ-約100m
◆ 敷地面積-約3,400㎡
◆ 延床面積-約20,000㎡
◆ 用途-共同住宅、サービスアパートメント、子育て支援施設等
◆ 竣工-2020年05月予定


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「A街区(業務棟)外観イメージ」です。


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スキップテラスでは「竹芝新八景」として水と緑を取り入れた8つの生物多様性の取組を実施(イメージ)します。


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(おまけ)
 「ハロウィン」バージョンです(笑)。


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A街区(業務棟)

 世界貿易センタービルの展望台「シーサイド・トップ」から見た「A街区(業務棟)」の建設現場です。


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敷地西側の「東京都計量検定所跡地」跡地で、先行して地上部分の「鉄骨建方」が始まっています。


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この現場は「逆打ち工法」が採用されています。「逆打ち工法」では、最初に1階床を構築します。


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「A街区(業務棟)」を北西側から見た様子です。


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「A街区(業務棟)」の建築計画のお知らせです。地上39階、地下2階、高さ約210m、延床面積179,937.29㎡から地上40階、地下2階、高さ208.83m、延床面積180.682.51㎡に変更されています。


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歩行者デッキ

 「旧芝離宮恩賜庭園」のすぐ北側に「歩行者デッキ」が整備されます。歩行者デッキは、「旧芝離宮恩賜庭園」の先に見える首都高速道路「都心環状線」をオーバーパスする予定です。

 「業務棟」へ直結する歩行者デッキは、「住宅棟」を経由して「竹芝ふ頭、ゆりかもめ竹芝駅」へ接続します。バリアフリーな動線により、地区の歩行者ネットワーク強化を図ります。


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「歩行者デッキ」の橋脚の基礎です。


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B街区(住宅棟)
 
「B街区」の「東京都公文書館跡地」です。


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着工が先になるので、「A街区(業務棟)」の作業ヤードとして使用していましたが、完了しています。


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「竹芝ふ頭」と結ぶ「歩行者デッキ」が先行して工事が行われていました。


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鈴与竹芝ビル
 街区北東側の「鈴与竹芝ビル」の解体工事が行われていました。このビルは街区に入っていませんでしたが、新たに「B街区」に入るのでしょうか?



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