港区 本格着工した地上39階、高さ約197m.の「世界貿易センタービルディング 南館(A-3棟)」
-浜松町二丁目4地区-
浜松町二丁目では、「世界貿易センタービル」の建て替えを含む「浜松町二丁目4地区」の再開発が計画されています。合計で6棟のビルが建設される巨大プロジェクトです。6棟中4棟が超高層ビルになります。
第一弾として、「日本生命保険相互会社」と「大林組」が、B街区で「ニッセイ浜松町クレアタワー新築工事」の建設工事を行っています。
● 民間都市再生事業計画を認定
「世界貿易センタービルディング、鹿島建設、東京モノレール、JR東日本」は、4社共同で開発する「浜松町二丁目4地区A街区」の第一弾となる「世界貿易センタービルディング南館(業務棟)」を、2017年9月7日に着工しました。
引用資料 世界貿易センタービルディング(PDF:2017/09/07)
浜松町二丁目4地区A街区本格始動 2021年の竣工に向け、世界貿易センタービルディング南館(業務棟)が着工
引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/07)
民間都市再生事業計画((仮称)浜松町二丁目4地区A街区(A棟、TM棟))を認定
(仮称)浜松町二丁目4地区A街区全体の概要
◆ 計画名-(仮称)浜松町二丁目4地区A街区(A棟・TM棟・EV棟)
◆ 所在地-東京都港区浜松町二丁目5番22、37、48他
◆ 敷地面積-21,007.17㎡(A街区全体)
◆ 建築面積-18,124.46㎡(A街区全体)
◆ 延床面積-286,566.20㎡(A街区全体)
◆ 容積対象面積-235,280.30㎡(A街区全体)
◆ 用途-オフィス、店舗、交流施設、生活支援施設、鉄道施設、駐車場 等
◆ 建築主-世界貿易センタービルディング、東京モノレール、JR東日本
◆ 設計者-日建設計、鹿島建設、トーニチコンサルタント、ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 着工-2017年09月07日(南館)
◆ 竣工-2027年12月31日予定(TM棟を含むA街区全体)
世界貿易センタービルディング 南館(A-3棟)の概要
◆ 階数-地上39階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部197.321m
◆ 敷地面積-21,007.17㎡(A街区全体)
◆ 建築面積-14,401.46㎡(TM棟を除くA街区全体)
◆ 延床面積-95,239.38㎡(南館)
◆ 容積対象面積-82,999.64㎡(南館)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場、地域冷暖房、駅舎
◆ 建築主-世界貿易センタービルディング、東京モノレール、JR東日本
◆ 設計者-日建設計、鹿島建設、トーニチコンサルタント、ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-鹿島建設(南館)
◆ 着工-2017年09月07日(南館)
◆ 竣工-2021年01月予定(南館)
世界貿易センタービルディング 本館(A-1棟)の概要
◆ 階数-地上37階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約200m
◆ 敷地面積-21,007.17㎡(A街区全体)
◆ 建築面積-14,401.46㎡(TM棟を除くA街区全体)
◆ 延床面積-145,073.49㎡(本館)
◆ 容積対象面積-126,773.03㎡(本館)
世界貿易センタービルディング ターミナル(A-2棟)の概要
◆ 階数-地上8階、塔屋1階、地下3階
◆ 敷地面積-21,007.17㎡(A街区全体)
◆ 建築面積-14,401.46㎡(TM棟を除くA街区全体)
◆ 延床面積-35,463.33㎡(ターミナル)
◆ 容積対象面積-17,147.63㎡(ターミナル)
世界貿易センタービルディング モノレール駅(TM棟)の概要
◆ 階数-地上5階、地下0階
◆ 敷地面積-21,007.17㎡(A街区全体)
◆ 建築面積-3,723.00㎡(TM棟)
◆ 延床面積-10,790.00㎡(TM棟)
◆ 容積対象面積-8,360.00㎡(TM棟)
「旧芝離宮恩賜庭園」越しの東側から見た「外観イメージ」です。
東側から見た「概要図」です。残念ながら「本館(A-1棟)」にも展望台は設置されないようです。
「ターミナル(A-2棟)」と「モノレール駅(TM棟)」の「概要図」です。
「A街区全体竣工後配置図」です。
世界貿易センタービルの展望台「シーサイド・トップ」から見た「世界貿易センタービルディング 南館(A-3棟)」の建設現場です。
「東京モノレール」や「JR線」がすぐ近くを走っているので、地下工事は細心の注意を払って行う必要があります。少しでも軌道が浮き上がったり、沈み込むと大変な事になります。
そのため周囲に強固な「地中連続壁」を構築します。多くの超高層ビルの「山留め壁」は、「ソイルセメント柱列壁工法」により構築しますが、この現場はより強固な「地中連続壁」を構築します。
これはビル本体の工事では無く作業床を構築する工事です。作業床が完成すると溝に沿って専用の掘削機で掘削して、強固な「地中連続壁」を構築します。「地中連続壁」の構築が終わると作業床は解体されます。
溝に沿って専用の掘削機で掘削して、強固な「地中連続壁」を構築します。
JR浜松町駅の改札外コンコースから見た様子です。現在は「地中連続壁」を構築する工事が本格的に始まっていると思われます。
「(仮称)浜松町二丁目4地区A街区(A棟・TM棟・EV棟)」の建築計画のお知らせです。
| 固定リンク
« 虎ノ門ヒルズが拡大・進化 大規模に工事が行われている地上36階、高さ約185mの「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」 | トップページ | 千代田区 高さ約200mと高さ約160mの超高層ツインタワー「(仮称)OH-1計画」 2017年11月8日の建設状況 »
「122 東京都・港区②」カテゴリの記事
- 総事業費約2,400億円 「トヨタ自動車」が新東京本社 地上28階、高さ約154mの「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」 2025年1月中旬の状況(2025.01.26)
- 浜松町駅エリアの整備計画 (仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備 「北口橋上駅舎」の一部供用開始 2025年1月22日の建設状況(2025.01.25)
- 高さ約229mと高さ約227mの超高層ツインタワー「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)」 「芝浦エリアの歩行者専用道路」が素晴らしい!(2025.01.24)
- 港区 「白金高輪駅」の近く 地上45階、高さ約167mの「三田五丁目西地区市街地再開発事業」 環境影響調査書案の縦覧!(2025.01.23)