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2017年11月

2017年11月30日 (木)

千葉市 地上37階、高さ約133mの「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」 2017年11月末の建設状況

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-幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス-
 
オリエンタルランドが、「東京ディズニーリゾート」を2020年代前半に約3割拡張するそうです。具体的な拡張場所は不明ですが、「事実上の第3のテーマパーク」の位置付のようです。私はGoogleマップの衛星写真を見て、拡張出来ないかな? ずっと前から妄想していたので非常に楽しみです。

 千葉県つながりで、「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 その中で、「B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の6街区には、6棟の超高層タワーマンションが林立する事になります。 

● 幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス
 
第一弾として、「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-7街区)」が着工されました。「(仮称)幕張B-7街区タワー&レジデンス」として公式ホームページがオープンしていましたが、正式名称は「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス

幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンスの概要
◆ 計画名-(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-7街区)
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-18、1-19(地番)
◆ 交通-京葉線「海浜幕張」駅徒歩15分
◆ 階数-(タワー棟)地上37階、地下0階、(レジデンス棟)地上8階、地下0階
◆ 高さ-最高部132.89m 
◆ 敷地面積-17,118.71㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,612.42㎡(施設全体)、4,400.46㎡(タワー棟)、2,211.96㎡(レジデンス棟)
◆ 延床面積-60,154.79㎡(施設全体)、52,055.33㎡(タワー棟)、8,099.46㎡(レジデンス棟)
◆ 構造-(タワー棟)鉄筋コンクリート造、(レジデンス棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(タワー棟)、既成コンクリート杭(レジデンス棟)
◆ 地震対策-中間免震構造(1階と2階の間に積層ゴム等を設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗、児童福祉施設、駐車場
◆ 総戸数-497戸(タワー棟448戸、レジデンス棟49戸)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2016年07月01日(当初計画)
◆ 竣工-2018年12月中旬予定
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定


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「幕張新都心若葉住宅地区」の街区図です。街区図右下の黄色い部分「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」が対象街区です。

 引用資料 千葉県(2015/03/31) リンク切れ
 幕張新都心若葉住宅地区事業予定者の決定について

幕張新都心若葉住宅地区の概要
◆ B-1街区(敷地面積38,922.60㎡)-地上9階、総戸数505戸、竣工2024年予定
◆ B-2街区(敷地面積24,726.00㎡)-地上48階、総戸数835戸、竣工2021年04月予定
◆ B-3街区(敷地面積21,417.98㎡)-地上46階、総戸数675戸、竣工2021年予定
◆ B-4街区(敷地面積21,110.06㎡)-地上46階、総戸数714戸、竣工2027年予定
◆ B-5街区(敷地面積24,589.34㎡)-地上46階、総戸数703戸、竣工2029年予定
◆ B-6街区(敷地面積17,409.40㎡)-地上37階、総戸数482戸、竣工2026年予定
◆ B-7街区(敷地面積20,518.63㎡)-地上37階、総戸数637戸、竣工2018年12月予定




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完成イメージです。地上37階の「タワー棟」と地上8階の「レジデンス棟」で構成されています。


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「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」の配置図です。B-7街区の東側角の白い部分は「サービス付き高齢者向け住宅」の敷地です。


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2017年11月末の建設状況です。タワークレーンが2基に増えています(写真提供bgds氏)。



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地震対策として「中間免震構造(1階と2階の間に積層ゴム等を設置)」を採用しています(写真提供bgds氏)。


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(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)

 第二弾として「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」が計画されています。地上48階、地下1階、高さ172.40m、延床面積99,503.70㎡、総戸数835戸で、豊洲や晴海クラスに匹敵する非常に巨大な超高層タワーマンションです。2017年10月1日着工予定でしたが、着工されているかは外からは分かりません(写真提供bgds氏)。

(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)の概要
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-1(地番) 
◆ 階数-地上48階、地下1階
◆ 高さ-最高部172.40m 
◆ 敷地面積-24,726.00㎡
◆ 建築面積-10,167.34㎡
◆ 延床面積-99,503.70㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭、既成コンクリート杭
◆ 用途-共同住宅、店舗、駐車場
◆ 総戸数-835戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2017年10月01日予定
◆ 竣工-2021年04月30日予定


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「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」の建築計画のお知らせです。数値が修正されていますが、「敷地面積」と「建築面積」の表記が間違っているようです(写真提供bgds氏)。



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2017年11月29日 (水)

エイベックス 超高層の新本社「エイベックスビル」 2017年12月1日に正式オープン!

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エイベックスビル
 「エイベックス・グループ・ホールディングス」は、東京都港区にある本社ビルの建て替えを行いました。解体されたのは、「エイベックスビル」と青山通りに接するペンシルビルの「エイベックス・グリーンビル」の2棟です。

 跡地にには、地上18階、地下2階、高さ102.60m、延床面積28,412.49㎡の新しいエイベックス・グループ・ホールディングスの本社ビル「(仮称)南青山3丁目プロジェクト」が建設されました。

● 2017年12月1日に正式オープン!
 「エイベックス・グループ・ホールディングス」は、社名を「エイベックス株式会社」に2017年11月1日付で変更し、新しい「コーポレートロゴ」を公開しています。

 2017年11月1日から本店所在地を一時的に移転していた東京都港区六本木一丁目6番1号の「泉ガーデンタワー」から東京都港区南青山三丁目1番30号の「エイベックスビル」に変更しました。

 新社屋の正式オープンは2017年12月1日の予定です。「エイベックス」の公式ホームページを見ると新社屋のビル名は「エイベックスビル」となっているので、正式名称は「エイベックスビル」で間違いないと思います。

エイベックスビルの概要
◆ 計画名-(仮称)南青山3丁目プロジェクト
◆ 所在地-東京都港区南青山三丁目1番30号
◆ 階数-地上18階、地下2階
◆ 高さ-最高部102.60m
◆ 敷地面積-5,065.79㎡
◆ 建築面積-2,522.99㎡
◆ 延床面積-28,412.49㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-エイベックス(旧:エイベックス・グループ・ホールディングス)
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 解体工事-2014年09月17日~2016年02月08日
◆ 着工-2015年07月01日
◆ 竣工-2017年10月31日
◆ オープン-2017年11月01日、2017年12月01日(正式オープン)


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当初発表されていたデザインから大幅に変更になっています。


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最高部です。当初発表されていた斜めにスパッと切ったような尖塔のような塔屋が無くなりました。


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下層階の様子です。


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南西側から見上げた様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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エントランス部分です。


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「公開空地」の植栽です。「公開空地」はかなり広く確保されています。


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ビルの北側に駐車場の出入口があります。


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オールタイム・ベストアルバム「Finally」
 
「エイベックス」と言えば「安室ちゃん(安室奈美恵)」です。11月8日に発売されたオールタイム・ベストアルバム「Finally」です。「CD3枚組+Blu-ray(スマプラミュージック&ムービー対応)」版を買いました。

 「Finally」は、現時点ですでに160万枚くらい売れています。 2010年代では150万枚突破は初だそうです。この勢いでダブルミリオンを達成して欲しいです!

 日本の音楽史で初めて、10代・20代・30代・40代の“4世代ミリオン”の金字塔を樹立しました。「安室ちゃん」の大ファンとしてメチャメチャうれしいです。

● 5大ドームツアー(15公演、65万人動員予定)
 
引退を表明している「安室ちゃん」の5大ドームツアー「namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~」のファンクラブ会員(fan space会員)先行のチケット抽選発表が昨夜ありました。

 15公演中最大3公演までしか申込めない厳しい制限がありましたが、2018年4月の「京セラドーム大阪」が同行者として、2018年5月の「東京ドーム」が申込者として抽選に当たりました。

 3公演(同行者として2公演、申込者として1公演)申し込んで2公演当たりました。掲示板などを見ると1公演しか当たっていない人がほとんどでした。3公演全滅の人もいました。本当に運が良かったと思います。



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2017年11月28日 (火)

横浜みなとみらい21地区 「コーエーテクモゲームス」の新本社ビル 2017年12月1日(金)に着工 & 完成予想図を公開! 

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(仮称)MM21地区47街区開発計画
 「三菱地所」は、横浜市みなとみらい21地区に所有する「47街区」の一部(敷地面積約8,670㎡)で、「(仮称)MM21地区47街区開発計画」を進めています。

 「コーエーテクモゲームス」は、コーエーテクモグループ経営統合10周年の記念事業として、横浜みなとみらい21地区に計画しているオフィス及びライブハウス型ホールを 2017年12月1日(金)に着工します。

 引用資料 コーエーテクモゲームス(2017/11/27)
 コーエーテクモゲームスの新本社ビル、いよいよ着工! 2020年1月に竣工

 2020年1月の竣工後、「コーエーテクモゲームス」は、「(仮称)MM21地区47街区開発計画」のうち、オフィス及びライブハウス型ホールの物件取得を予定しています。

 ライブハウス型ホールについては、「Zeppホールネットワーク」と業務提携し、「(仮称)KT Zepp Yokohama」として運営することを基本合意しています。ホテルは、東急ホテルズが「東急REIホテル」の出店を予定しています。

コーエーテクモゲームス新本社ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)MM21地区47街区開発計画
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい四丁目3番2
◆ 交通-JR「横浜」駅徒歩10分、みなとみらい線「新高島」駅徒歩2分
◆ 階数-地上15階、地下1階
◆ 高さ-最高部71.41m
◆ 敷地面積-約8,670㎡
◆ 建築面積-5,789.02㎡
◆ 延床面積-36,713.60㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、ホテル、ホール、店舗、駐車場
◆ 建築主-三菱地所
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 着工-2017年12月01日
◆ 竣工-2020年01月下旬予定


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。


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「47街区」の北側に「(仮称)MM21地区47街区開発計画」、南側に 「(株)村田製作所研究開発拠点」が建設されます。


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「(仮称)MM21地区47街区開発計画」の建設予定地です。


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「(仮称)MM21地区47街区開発計画」の予定地を北東側から見た様子です。


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「(仮称)MM21地区47街区開発計画」の予定地を南東側から見た様子です。


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「(仮称)MM21地区47街区開発計画」の建築計画のお知らせです。



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2017年11月27日 (月)

川崎市 地上25階、約116mの「川崎市役所新本庁舎基本設計」を公表 25階には「展望ロビー」と「スカイデッキ」を整備!

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-川崎市新本庁舎整備事業-

 「川崎市」は、戦後急速に発展し人口が急増したため次々と周辺に庁舎を増やしていきました。それだけでは足りず民間のビルを借りています。典型的なタコ足市役所です。

 庁舎機能は、市所有の4棟の庁舎と8棟の民間賃借ビルの計12棟の建物に分散しています。分散化により、行政サービスの低下や庁内執行体制の非効率化が生じており、民間ビルの賃借に伴い多額の賃借料負担が生じています。

 「川崎市」は建て替えにより、新本庁舎と第3庁舎、民間ビル1棟(川崎御幸ビル)の計3棟に機能を集約します。建築史的価値が高いとされる現本庁舎はいったん解体し、1938年に創建された当時の姿の一部を超高層棟の南側に新築して復元します。

 「川崎市役所第2庁舎」は、暫定的な耐震補強工事を実施していますが、抜本的な耐震対策のために建て替えが不可避となっています。第2庁舎は解体し、跡地にイベントが開催できる広場を整備します。

● 川崎市役所新本庁舎基本設計
 川崎市は11月24日に、新市庁舎の基本設計概要を公表しました。以前公表されていた「環境配慮計画書」などと比べて、詳細な概要が判明しました。

 引用資料 川崎市・公式ホームページ(2017/11/24)
 川崎市役所新本庁舎基本設計(平成29年11月)

 YouTube(2017/11/23に公開) 2分17秒
 新本庁舎の建築空間イメージ

川崎市新本庁舎整備事業の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市川崎区宮本町1番地ほか
◆ 階数-地上25階、地下2階
◆ 高さ-最高部約116m(航空法の制限高より)
◆ 敷地面積-約6,002㎡(新本庁舎敷地)、約1,309㎡(第2庁舎跡地広場)
◆ 建築面積-約4,355㎡
◆ 延床面積-約63,200㎡(容積率対象面積約54,400㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間階免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、鉛プラグ挿入型積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)、オイルダンパー、座屈拘束ブレース
◆ 用途-庁舎
◆ 建築主-川崎市
◆ 設計者-久米設計
◆ 着工-2019年度予定
◆ 竣工-2022年度予定、2024年度予定(広場の完成)
◆ 概算事業費-約440億円


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「階層構成計画」です。


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「25階平面図」です。360度、ほぼ全周を見る事が出来る「展望ロビー」と「スカイデッキ」が整備されます。これは本当にうれしいですね!


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「断面計画」です。


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「構造計画概要」です。超高層棟の構造は「(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造」で、基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭」です。

 地震対策として、4階下に「免震層」を設ける「中間階免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、鉛プラグ挿入型積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)」を採用します。免震下部にも「オイルダンパー、座屈拘束ブレース」を設置します。


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「動線計画」です。



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2017年11月26日 (日)

Hareza(ハレザ)池袋 豊島区旧庁舎跡地活用事業 地上33階、高さ約158mのA棟を中心とする「(仮称)豊島プロジェクト」

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(仮称)豊島プロジェクト
 「豊島区役所」は、2015年5月7日に「としまエコミューゼタウン」へ移転しました。跡地では「豊島区旧庁舎跡地活用事業」が行われます。

 公募プロポーザルを実施し、「東京建物(代表構成員)、サンケイビル、鹿島建設」が、優先交渉権者に選定されています。

Hareza(ハレザ)池袋
 「(仮称)豊島プロジェクト」及び豊島区が建設する(仮称)新区民センター、中池袋公園を含めたエリアの愛称が「Hareza(ハレザ)池袋」に決定しています。

 引用資料 東京建物(PDF:2017/03/28)
 (仮称)豊島プロジェクトを含むエリア愛称が「Hareza(ハレザ)池袋」に決定 8 つの劇場の1 つに「TOHOシネマズ株式会社」の出店が決定し、2020 年夏オープン(予定)

 「旧本庁舎敷地(A敷地)」に地上33階、地下2階、高さ158.28mの「オフィス・商業棟」、「旧公会堂敷地(B敷地)」に地上8階、地下1階、 高さ41.27mの「ホール棟」が建設されます。
 
 「A敷地」は、敷地面積3,619.67㎡、延床面積68,605.39㎡となります。容積率の限度を大幅に上回るのは、「B敷地」上空の余った容積の移転を行うためです。

(仮称)豊島プロジェクト(A棟)の概要
◆ 所在地-東京都豊島区東池袋一丁目18番1
◆ 階数-地上33階、地下2階
◆ 高さ-158.28m
◆ 敷地面積-6,603.26㎡(施設全体)、3,619.67㎡(A敷地)
◆ 建築面積-4,209.10㎡(施設全体)、2,194.10㎡(A敷地)
◆ 延床面積-79,210.88㎡(施設全体)、68,605.39㎡(A敷地)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、映画館、集会場、店舗、駐車場
◆ 建築主-東京建物(代表)、サンケイビル
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年04月01日~2016年11月30日
◆ 着工-2016年12月
◆ 竣工-2020年05月31日予定

(仮称)豊島プロジェクト(B棟)の概要
◆ 所在地-東京都豊島区東池袋一丁目19番1、19番2、19番3、19番5、19番7
◆ 階数-地上8階、地下1階
◆ 高さ-41.27m
◆ 敷地面積-6,603.26㎡(施設全体)、2,983.59㎡(B敷地)
◆ 建築面積-4,209.10㎡(施設全体)、2,015.00㎡(B敷地)
◆ 延床面積-79,210.88㎡(施設全体)、10,605.49㎡(B敷地)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法- 直接基礎+杭基礎
◆ 用途-公会堂、集会場、店舗、駐車場
◆ 建築主-東京建物(代表)、サンケイビル
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年04月01日~2016年12月31日
◆ 着工-2017年01月
◆ 竣工-2019年04月予定


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「中池袋公園」を囲む「8つの劇場空間」を計画しています。


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配置図です。


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「概要図」です。

 概要図引用 国土交通省(PDF:2016/09/13)
 東京建物株式会社、株式会社サンケイビルの民間都市再生事業計画を認定 

 「東京建物、サンケイビル」の実施する国家戦略民間都市再生事業「(仮称)豊島プロジェクト」に係る計画が、都市再生特別措置法第21条第1項の認定を受けています。


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サンシャインシティの「SKY CIRCUSサンシャイン60展望台」から見た様子です。


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「Hareza(ハレザ)池袋」の建設現場です。「(仮称)豊島プロジェクト」及び豊島区が建設する(仮称)新区民センター、中池袋公園を含めたエリアの愛称が「Hareza(ハレザ)池袋」となります。


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「(仮称)豊島プロジェクト(A棟)」の建設現場です。


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「(仮称)豊島プロジェクト(A棟)」の南西側です。「乗入れ構台」が見えます。地下躯体を構築中です。


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「(仮称)豊島プロジェクト(A棟)」の北東側です。この規模の超高層オフィスビルになると、「逆打ち工法」を採用する現場が多いですが、この現場は「順打ち工法」を採用しています。


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「(仮称)豊島プロジェクト(B棟)」の建設現場です。


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アップです。


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「デッキプレート」が敷かれています。


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豊島区が建設する「(仮称)新区民センター」の建設予定地です。


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「中池袋公園」です。大規模に改修される予定です。



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2017年11月25日 (土)

(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト 大規模に行われている「新庁舎棟(庁舎・公会堂)、住宅棟」の建設工事

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(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト
 ありし日の「渋谷区総合庁舎」は、地上6階、地下2階、「渋谷公会堂」は、地上4階、地下1階でした。共に東京オリンピックに合わせて、1964年に完成しました。「渋谷公会堂」は、東京オリンピックの重量挙げ会場としても使用されました。

 渋谷区は「渋谷区総合庁舎」とコンサートなどに使われる「渋谷公会堂」を一体で建て替える計画を進めています。総合庁舎が震度6強の地震で倒壊する危険性が高いことが分かったためです。

 公募で、「三井不動産、三井不動産レジデンシャル、日本設計」の3社で構成するグループが選定され、敷地の南東側に「新庁舎」、東側に「新公会堂」、北側に分譲の「超高層タワーマンション」を建設します。

 引用資料 渋谷区
 庁舎建替え特集号 平成27年(2015年)2月27日発行

 「三井不動産レジデンシャル」は、定期借地の権利金を渋谷区に支払う代わりに、新庁舎と新公会堂を建設して渋谷区に譲り渡します。
 70年間の定期借地期間の終了後、分譲マンションの土地は更地に戻して渋谷区に返還します。渋谷区の財政負担はゼロとなります。

(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト 住宅棟の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町28番49、28番79、96番3
◆ 階数-地上39階、地下4階
◆ 高さ-最高部143.08m、軒高136.50m
◆ 敷地面積-12,420.30㎡(施設全体)、4,565.00㎡(住宅棟)
◆ 建築面積-約1,690㎡
◆ 延床面積-約61,5000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-(未定)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2017年03月上旬
◆ 竣工-2020年09月下旬予定

(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト新庁舎棟(庁舎・公会堂)の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町28番20、28番80、96番1、96番2
◆ 階数-(新庁舎)地上15階、地下2階、(新公会堂)地上6階、地下2階
◆ 高さ-(新庁舎)最高部70.46m、軒高70.46m、(新公会堂)約33m 
◆ 敷地面積-12,420.30㎡(施設全体)、7,855.30㎡(庁舎・公会堂)
◆ 建築面積-4,486.10㎡
◆ 延床面積-42,000.49㎡
◆ 構造-(新庁舎)鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、(新公会堂)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造(新庁舎)
◆ 用途-区役所、公会堂
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2016年09月01日
◆ 竣工-2019年05月末予定


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「配置図」です。


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「新庁舎」の完成イメージです。地上15階、地下2階、最高部高さ70.46mとなります。


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「新公会堂」の完成イメージです。地上6階、地下2階、高さ約33mです。ホールは2,000人規模で、アーティストやファンに「シブコウ」の略称で親しまれている「渋谷公会堂」が復活します。


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「新庁舎棟(庁舎・公会堂)」の建設現場を北東側から見た様子です。


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街区の東側に「新公会堂」が建設中です。


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「新公会堂」の建設現場を南東側から見た様子です。


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街区の南西側に「新庁舎」が建設中です。


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「新庁舎」の建設現場を東側から見た様子です。


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「新庁舎」の建設現場を北側から見た様子です。


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「住宅棟」の建設現場を北東側から見た様子です。


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「住宅棟」の建設現場を北西側から見た様子です。



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2017年11月24日 (金)

丸紅新本社ビル 地上22階、高さ約112mの「(仮称)大手町1-4-2計画」 2017年11月21日に地鎮祭 & 完成イメージ図を公開!

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-(仮称)大手町1-4-2計画-
 
「丸紅」は、「三菱商事、伊藤忠商事、三井物産、住友商事」と共に5大商社の1つです。「丸紅」は、2016年8月末に本社ビルの建て替えを前提に、本社を中央区日本橋二丁目の「東京日本橋タワー」に移転しています。

 「丸紅」の新本社ビルである「(仮称)大手町1-4-2計画」の地鎮祭が2017年11月21日に行われました。2020年10月末の竣工を予定、2020年度内に本社機能を移転する予定です。
 
 引用資料 丸紅(PDF:2017/11/21)
 新本社ビル(「(仮称)大手町1-4-2計画」)着工のお知らせ 

 概要は、地上22階、塔屋3階、地下2階、高さ111.90m、延床面積80,602.62㎡です。地震対策として、大成建設が開発した「弾性すべり支承、積層ゴム支承、オイルダンパー」を併用した「ハイブリッドTASS免震システム」を採用する予定です。

丸紅新本社ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)大手町1-4-2計画
◆ 所在地-東京都千代田区大手町一丁目4番2号
◆ 交通-東京メトロ東西線「竹橋」駅すぐ
◆ 階数-地上22階、塔屋3階、地下2階
◆ 高さ-最高部111.90m
◆ 敷地面積-6,156.83㎡
◆ 建築面積-3,656.47㎡
◆ 延床面積-80,602.62㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎及び杭基礎
◆ 地震対策-ハイブリッドTASS免震システム(弾性すべり支承、積層ゴム支承、オイルダンパーを併用)
◆ 用途-オフィス、貸会議室(集会場)、飲食店、美術品展示場、自動車車庫
◆ 建築主-丸紅
◆ 設計者-(基本設計)日建設計、大成建設、(実施設計)大成建設
◆ 監理者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 解体工事-2016年09月30日~2018年06月30日予定
◆ 着工-2017年11月21日(地鎮祭)、2017年12月01日(着工)
◆ 竣工-2020年10月31日予定
◆ オープン-2020年度内予定(本社機能を移転)
 


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「新本社ビル完成イメージ図(大手門北から望む)」です。


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「北西側からのイメージ図」です。


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丸紅新本社ビルである「(仮称)大手町1-4-2計画」の建設予定地をを南西側から見た様子です。東京メトロ東西線「竹橋駅」のすぐ近くです。


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北西側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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「(仮称)大手町1-4-2計画」の建築計画のお知らせです。


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ありし日の「丸紅株式会社 東京本社」
 
ありし日の「丸紅本社ビル」です。地上16階、地下4階、延床面積57,653.61㎡でした。


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解体後のほぼ同じアングルです。



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2017年11月23日 (木)

北海道の空の玄関口「新千歳空港」 新千歳空港国際線旅客ターミナルビル施設再整備 延床面積約124,000㎡に大幅拡張!

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-新千歳空港国際線旅客ターミナルビル施設再整備-

 「新千歳空港ターミナルビルディング」は11月17日に、国が進めている「新千歳空港国際線ターミナル地域再編事業」と協調し、施設再整備を行うことを発表しました。

 引用資料 新千歳空港ターミナルビルディング(2017/11/17)
 新千歳空港国際線旅客ターミナルビル施設再整備について

 事業費約650億円(官庁エリア除く)で、出発・到着ロビー等の施設拡張やチェックインカウンターおよび保安検査レーンの増設、ターミナルビル付属ホテルの新設などを行います。工事は2020年3月末までを予定しており、工事が完了した部分より供用を開始します。

 「新千歳空港国際線旅客ターミナルビル」は2010年3月より供用を開始しましたが、2016年度の国際線旅客数は272万人に達しました。
 今後、2019年に「ラグビーワールドカップ」、2020年に「東京オリンピック・パラリンピック」が開催され、更なる需要が見込まれることから、今回の施設再整備を行うこととなりました。

 既存ターミナル部分約61,000㎡(官庁エリア含む)を含むと、約124,000㎡(官庁エリア含む)の大規模な国際線ターミナルとなります。そのうちホテル部分(4~8階)が、約20,500㎡です。

 「新千歳空港国際線ターミナル地域再編事業」及び、「新千歳空港国際線旅客ターミナルビル施設再整備」が完成すると、新千歳空港国際線は格段に強化されます。


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「国際線旅客ターミナルビル ランドサイドからの増築部鳥瞰」です。


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「国際線旅客ターミナルビル増築部 チェックインロビー」です。


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「国際線旅客ターミナルビル増築部」です。


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新千歳空港国際線ターミナル地域再編事業

 「新千歳空港」では、増加する訪日観光客に対応するため、「世界の北海道」を目指す北海道総合開発計画に基づき、新千歳空港国際線ターミナル地域再編事業(国際線エプロン拡張、誘導路新設、国際線ターミナルビル機能等の向上等)を実施し機能強化を図っています。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/07/24)
 新千歳空港の工事現場見学会を開催

● 「千歳飛行場」の東側滑走路3000mの活用を検討
 「新千歳空港」は、3,000m×60mの2本の滑走路があります。更に西側には、航空自衛隊 「千歳飛行場」の3,000m×60mと2,700m×45mの2本の滑走路があります。

 北海道を訪れる外国人観光客の急増に対応するため、政府は新千歳空港に隣接する航空自衛隊千歳基地内にある「千歳飛行場」の民間活用に向けた調整に入っています。

 離着陸がひっ迫した時に、 国際線ターミナルビルに近い航空自衛隊「千歳飛行場」の東側滑走路3,000m×60mの活用を検討しています。



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2017年11月22日 (水)

中央区 地上23階、高さ約149mの「(仮称)京橋一丁目東地区永楽産業京橋ビル新築工事」 「C街区」も着工!

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京橋一丁目東地区-
 「京橋一丁目東地区」は、旧ブリヂストン本社ビルや戸田建設の本社ビルのある約1.6haを対象に、都市再生特別地区、土地区画整理事業、日本橋・東京駅前地区地区計画を活用して開発します。

 引用資料 戸田建設 新着情報(2016/03/07)
 京橋一丁目東地区における都市計画の決定について

京橋一丁目東地区・全体の概要
◆ 所在地-東京都中央区京橋一丁目7番、8番の一部、9番、10番の一部
◆ 区域面積-約16,000㎡
◆ 工期-2016年度~2023年度予定


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「配置図」です。


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「京橋一丁目東地区」の再開発現場を北西側から見た様子です。


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A街区

 「A街区」のブリヂストン旧本社ビル「ブリヂストンビル(永坂産業京橋1丁目ビル、松本ビル)」跡地です。ブリヂストンの本社機能は、「東京スクエアガーデン」に移転しています。

 「A街区」は、敷地面積2,813.74㎡です。地上23階、地下2階、高さ149.22m、延床面積41,814.00㎡の超高層ビルが建設されます。

京橋一丁目東地区・A街区の概要
◆ 計画名-(仮称)京橋一丁目東地区永楽産業京橋ビル新築工事
◆ 所在地-東京都中央区京橋一丁目10番他
◆ 階数-地上23階、地下2階
◆ 高さ-最高部149.22m
◆ 敷地面積-2,813.74㎡
◆ 建築面積-2,212.83㎡
◆ 延床面積-41,814.00㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接地業鉄筋 コンクリートべた基礎
◆ 用途-オフィス、美術館、自動車車庫
◆ 建築主-永坂産業(ブリヂストンの資産管理会社)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2016年06月15日
◆ 竣工-2019年07月31日予定


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「A街区」を北東側から見た様子です。


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街区
 
「C街区」を北東側から見た様子です。地上7階、地下1階、高さ32.00m、延床面積9,065.00㎡のオフスビルが建設されます。

京橋一丁目東地区・C街区の概要
◆ 計画名-全国信用協同組合連合会新本部ビル新築工事
◆ 所在地-東京都中央区京橋一丁目9番1、7~9、11
◆ 階数-地上7階、地下1階
◆ 高さ-最高部32.00m
◆ 敷地面積-1,442.00㎡
◆ 建築面積-1,135.00㎡
◆ 延床面積-9,065.00㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-銀行店舗、オフィス
◆ 建築主-全国信用協同組合連合会
◆ 設計者-石本建築事務所
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2017年11月01日予定
◆ 竣工-2019年07月31日予定


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C街区の「全国信用協同組合連合会新本部ビル新築工事」の建築計画のお知らせです。


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B街区

 戸田建設本社ビル「TODA BUILDING」を中心とする「B街区」は、敷地面積約6,150㎡です。地上28階、地下3階、高さ約173m、延床面積約101,500㎡規模の超高層ビルが建設されます。予定工期は、2021年度~2023年度と東京オリンピックの後になります。

京橋一丁目東地区・B街区の概要
◆ 階数-地上28階、地下3階
◆ 高さ-最高部GL+約173m
◆ 敷地面積-約6,150㎡
◆ 延床面積-約101,500㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、文化施設、駐車場等
◆ 事業主体-戸田建設
◆ 設計者-戸田建設
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2021年度予定
◆ 竣工-2023年度予定



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2017年11月21日 (火)

新宿・歌舞伎町に地上40階、高さ約225mの超高層ビル! 「東急レクリエーション」と「東京急行電鉄」が、新宿ミラノ座跡地を再開発!

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-新宿TOKYU MILANO跡地-

 2014年12月31日に閉館した新宿・歌舞伎町の映画館「新宿TOKYU MILANO(新宿ミラノ座)」の跡地活用に向けた再開発事業が動き出しています。「東急建設」の施工で既存施設の解体工事「新宿TOKYU MILANO(本館・新館)解体工事」が行われました。

 同じ街区の北西側に立地する「グリーンプラザ新宿」は再開発に参加しないため、「新宿TOKYU MILANO本館・新館」の単独再開発事業となる見通しと伝えられていましたが、再開発に加わる事になりました。

● 地上40階、高さ約225mの超高層複合ビル!
 朝からビックリするニュースが飛び込んできました。なんと跡地に建設されるビルは、地上40階、地下5階、高さ約225m、延床面積約85,800㎡でした。

 引用資料 日刊建設工業新聞(2017/11/21)
 東急レク、東急電鉄/新宿ミラノ座跡地に複合ビル、19年度着工/延べ8・5万平米超   

 合わせても区域面積約6,000㎡くらいなので高さ100mを少し超えるくらいかな? と予想していたのでビックリ仰天です! 地震の少ない海外では、これくらいの敷地でも高さ200m超は珍しくありませんが、日本では最小敷地面積です。

 「国家戦略特別区域制度」による都市計画手続きの迅速化と都市再生特別地区による容積率や高さの規制緩和を受けることを想定しています。

 地下1階~地上4階に約1,500人を収容する「ライブホール」、地上1階に「空港連絡バス」の乗降場、地上1階・地上2階に「東西貫通道路」、地上6階~8階に約850席の劇場、地上9階~12階に8スクリーンの「映画館」、地上13階~40階はグローバルな旅行者の多様な滞在ニーズに対応する「ホテル」、地上13階、地上40階にはそれぞれ「レストラン」も設けます。

新宿ミラノ座跡地の超高層複合ビルの概要
◆ 所在地-東京都新宿区歌舞伎町一丁目29
◆ 階数-地上40階、地下5階 
◆ 高さ-最高部約225m
◆ 区域面積-約6,000㎡
◆ 延床面積-約85,800㎡
◆ 用途-ライブホール(地下1階~地上4階)、空港連絡バスの乗降場(地上1階)、東西貫通道路(地上1階・地上2階)、劇場(地上6階~地上8階)、映画館(地上9階~地上12階)、ホテル(地上13階~地上40階)、レストランも(地上13階、地上40階)
◆ 建築主-東急レクリエーション、東京急行電鉄
◆ 設計者-久米設計、東急設計コンサルタント
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2019年度予定 
◆ 竣工-2022年度予定


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VR ZONE SHINJUKU

 「新宿TOKYU MILANO(新宿ミラノ座)」の跡地には、暫定施設として、仮想現実(VR)などの最先端技術を活用した体験型エンターテインメント施設「VR ZONE SHINJUKU」が営業中です。


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再開発予定地を北東側から見た様子です。北東角は駐車場になっています。


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再開発予定地を南東側から見た様子です。


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再開発予定地を南西側から見た様子です。


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グリーンプラザ新宿跡地
 街区の北西側に立地していた「グリーンプラザ新宿」です。当初は再開発に参加しないと伝えられていましたが、再開発に加わる事になりました。

 2016年12月25日に閉館しました。現在は解体工事が行われています。解体工事の工事名は「ホテルグリーンプラザ新宿解体工事」で、工期は2016年12月26日~2018年2月28日(予定)となっています。


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「ホテルグリーンプラザ新宿解体工事」の標識です。



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2017年11月20日 (月)

地上61階、高さ約390mのB棟を含む「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業」 「A棟」の予定地で解体工事が本格化!

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-常盤橋街区再開発プロジェクト-
 三菱地所が進める常盤橋街区再開発プロジェクトである「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 新築工事(A棟・B棟・C棟・D棟)」は、地上61階、高さ約390m、総延床面積約680,000㎡、総事業費を含め国家プロジェクト並の規模となります。

常盤橋街区再開発プロジェクトの概要
◆ 計画名-大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 新築工事(A棟・B棟・C棟・D棟)
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目8番1他、中央区八重洲一丁目2番1他
◆ 階数-地上61階、塔屋2階、地下5階(B棟)
◆ 高さ-最高部約390m(B棟)
◆ 敷地面積-約31,400㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約20,300㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約680,000㎡(容積対象延面積約552,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、杭基礎(一部併用)
◆ 用途-オフィス、店舗、変電所、下水ポンプ場、駐車場等
◆ 建築主-事業権利者(三菱地所、東京都下水道局、大和証券グループ本社、三越伊勢丹、東京電力パワーグリッド、有限会社大手町開発、独立行政法人都市再生機構、他)
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2017年04月末
◆ 竣工-2027年09月下旬予定


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「D棟外観完成イメージ」です。「D棟」は、地上9階、塔屋1階、地下3階、高さ約65m、延床面積約30,000㎡です。地下及び低層階に下水ポンプ所を新設します。

● 第一弾の「D棟」が2017年4月末に着工
 「三菱地所」は、「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業」の施行者として、D棟新築工事について、2017年4月17日に地鎮祭を執り行いました。2017年4月末に着工し、竣工は2021年12月末を予定しています。

 引用資料 三菱地所(PDF:2017/04/17)
 高さ日本一(約390m)の大規模複合再開発 「常盤橋街区再開発プロジェクト」第一弾D棟(下水ポンプ所)新築工事着工 ~東京駅前で10年超の長期プロジェクトがいよいよ始動~

D棟の概要
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目8番地55の一部
◆ 階数-地上9階、塔屋1階、地下3階 
◆ 高さ-最高部約65m
◆ 建築面積-約3,800㎡
◆ 延床面積-約30,000㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、下水ポンプ場、駐車場等
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 監理者-三菱地所設計、日本水工設計
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2017年04月末 
◆ 竣工-2021年12月末予定


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「日本ビル部分解体及び段階的工事の流れ」です。重要なインフラ機能である下水ポンプ機能を停止することなく機能更新を図る必要があることから、「D棟」が完成するまで、南側部分に残存する下水ポンプ機能は稼働を続けます。


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「常盤橋街区プロジェクト段階STEP図」です。10年超の事業期間をかけて段階的に4棟のビル開発を進める計画であり、「D棟」はその第一弾となります。

A棟の概要
◆ 階数-地上37階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 建築面積-約3,900㎡
◆ 延床面積-約140,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場等
◆ 着工-2018年年01月予定 
◆ 竣工-2021年度上期予定

B棟の概要
◆ 階数-地上61階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部約390m
◆ 建築面積-約13,200㎡
◆ 延床面積-約490,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場等
◆ 着工-2023年度予定 
◆ 竣工-2027年度予定

C棟の概要
◆ 階数-地上1階、地下4階
◆ 高さ-約5m
◆ 建築面積-約300㎡
◆ 延床面積-約20,000㎡
◆ 用途-店舗、変電所、駐車場等
◆ 着工-2018年01月予定
◆ 竣工-2027年度予定


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「日本ビル」の北側部分を解体した跡地に「D棟」を建設中です。


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「D棟」の建設現場を北東側から見た様子です。


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「A棟」の建設予定地である一番東側の「大和呉服橋ビル」です。「Ⅰ期工事」として解体工事が行われています。「大和呉服橋ビル」には、人材派遣の「パソナグループ」の本社が入っていました。


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JOB HUB SQUARE

 パソナグループは本社を移転しました。2017年7月に街区内の「日本ビル」にパソナグループ本部ビル「JOB HUB SQUARE」を開設 しました。

 「日本ビル」は、北側部分は「D棟」の建設場所として解体済みですが、南側の約120,000㎡については、「Ⅱ期工事」として解体されるまで「三菱地所」が賃貸運用します。


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「A棟」の建設予定地である「JXビル」です。「JXホールディングス」の本社は、「大手町ホトリア 大手門タワー・JXビル」に移転済みです。「Ⅰ期工事」として解体工事が行われています。


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「JXビル」を北西側から見た様子です。「Ⅰ期工事」として解体工事が行われています。


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「A棟」と「B棟」の間の地下に「C棟」が建設(変電所改修)されます。用途は「店舗、変電所、駐車場等」です。



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2017年11月19日 (日)

東京駅丸の内駅前広場整備 「東京駅丸の内駅前広場」が、メチャメチャ奇麗になって2017年12月7日(木)ら全面供用開始!

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-東京駅丸の内駅前広場整備-

 JR東日本は、東京駅の丸の内駅前広場の整備について、2014年8月より工事を進めていましたが、2017年12月7日(木)ら全面供用を開始します。

 引用資料 JR東日本・プレスリリース(PDF:2017/11/07)
 東京駅丸の内駅前広場の供用開始について 

 当初は2017年春の完成を予定していましたが、地中埋設物の処理に伴う工法変更等を行ったことにより、完成予定時期を2017年冬に変更しました。

 広場の中央部歩行者空間は、先行して2017年5月末に供用開始しています。広場の中央部歩行者空間は、丸の内駅舎とともに永く親しまれる空間となることを願い「丸の内中央広場」と名付けました。


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「広場整備概要」です。


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南側から見た「東京駅丸の内駅前広場整備」の様子です。


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完成した「交通広場(南部)」です。


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植栽です。


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「換気塔」の周囲にも植栽が行われました。「換気塔改修工事(換気塔の切り下工事)」により、換気塔の高さを約13mから約9m切り下げて約4mに低くなっています。


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別角度から見た「交通広場(南部)」です。


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「The日本の中心」と言ってもいい場所なので完成が待ち遠しいですね!


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広場の中央部歩行者空間「丸の内中央広場」は、先行して2017年5月末に供用開始しています。


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「丸の内中央広場」の一部が供用開始されています。


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信任状捧呈式
 
もうすぐ「信任状捧呈式」の馬車列がここから出発する光景が見られそうです。「信任状捧呈式」とは、外国からの特命全権大使が新任に当たって、天皇陛下に信任状を捧呈する儀式です。

 「東京駅丸の内駅舎保存・復原工事」や「東京駅丸の内駅前広場整備」が続いていたため、現在は「(往路)明治生命館→馬場先門交差点(右折)→皇居外苑→皇居正門→宮殿南車寄」のルートとなっています。


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路面も綺麗に美装化されています。「行幸通り」とのデザインの一体性に配慮し、白を基調とした格調高い御影石舗装としています。


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「ケヤキ列植」です。


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「ケヤキ」の周囲はベンチになっています。脚の長さにより座る場所を変えられるように、高さに変化がつけられています。


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「交通広場(北部)」です。


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地上から見た「交通広場(北部)」です。


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2017年11月6日(月)の始発から「東京丸の内北口バスのりば」の位置が変更されました。


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2017年11月6日(月)の始発から供用開始された「東京丸の内北口バスのりば」です。


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「交通広場(北部)」を北側から見た様子です。


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全面供用の約1ヶ月前の11月8日時点でまだ植栽が行われていました。全面供用直前まで工事が続きそうですね。



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2017年11月18日 (土)

国家戦略特区「(仮称)有明北3-1地区」 高さ約119mのトリプルタワーマンション「シティタワーズ東京ベイ」

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-(仮称)有明北3-1地区-
 「住友不動産」は、「ARIAKE Garden City~住・商・業・文化が複合したまちづくり~」で、総事業費約1028億円(用地代含む)を投じ、住宅や大型ショッピングセンターなど総延床面積約28万㎡超の大規模開発を行い、2015年年1月の一部開業を目指す予定でした。

 リーマンショックなどもあり、計画が凍結されていましたが、総延床面積約46万㎡超と更に規模を拡大して、超巨大プロジェクトが動き出しました。全体での工期は、2016年10月~2026年3月中旬(予定)と10年近くに及びます。

● シティタワーズ東京ベイ
 最初に南側の「3-1-A街区」が着工されました。「(仮称)東京ベイ トリプルタワープロジェクト」として、公式ホームページがオープンしていましたが、正式名称が「シティタワーズ東京ベイ」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 シティタワーズ東京ベイ 

 「ウエストタワー、セントラルタワー、イーストタワー」の3棟が建設されます。全体での延床面積は160,823.83㎡(ペデストリアンデッキ318.86㎡を含む)で、共同住宅、商業、駐車場、幼保連携型認定こども園等で構成されます。共同住宅の総戸数は1,539戸となります。

シティタワーズ東京ベイの概要
◆ 計画名-(仮称)有明北3-1地区(3-1-A街区)計画
◆ 所在地-東京都江東区有明二丁目1番210、211、219、235、238、239(地番)他
◆ 交通-交通東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場」駅から徒歩4分、ゆりかもめ「有明」駅から徒歩3分
◆ 階数-(ウエストタワー)地上32階、 搭屋2階、地下1階、(セントラルタワー)地上33階、 搭屋2階、地下0階、(イーストタワー)地上33階、 搭屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部118.97m、軒高113.87m
◆ 敷地面積-32,627.38㎡(ペデストリアンデッキ敷地2,415.68㎡を含む)、販売対象面積30,862.12㎡
◆ 建築面積-11,220.15㎡(ペデストリアンデッキ1,130.66㎡を含む)
◆ 延床面積-160,823.83㎡(ペデストリアンデッキ318.86㎡を含む)、販売対象面積160,504.97㎡
◆ 構造- 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート拡底杭(110本)
◆ 地震対策-免震構造(積層ゴム、ダンパー等)
◆ 用途- 共同住宅、商業、駐車場、幼保連携型認定こども園等
◆ 総戸数-1,539戸(施設全体)
◆ 事業主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-前田建設工業
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 着工-2016年10月15日
◆ 竣工-2019年07月下旬予定
◆ 入居開始-2020年04月下旬予定(家族に江東区立の小学校および中学校に通学を希望する児童・生徒がいる購入者は2020年03月下旬予定)


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配置図です。「3-1-A街区」の「シティタワーズ東京ベイ」は街区の南側に建設されます。

 引用資料 首相官邸・内閣府(PDF:2015/08/31)
 資料8 都市計画(素案)臨海副都心有明北地区


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「シティタワーズ東京ベイ」の全景です。街区の南東側に「首都高速道路湾岸線」と「国道357号」が走っています。将来的にも眺望は安泰です。


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南西側から見た様子です。


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「ウエストタワー」の建設現場です。


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鉄筋を「地組(じぐみ)」しています。


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職人技ですね!


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「ウエストタワー」の東側に建設されている鉄骨造の建物は、地上3階、搭屋1階、地下1階の「共用棟」だと思われます。


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「セントラルタワー」の建設現場です。


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南東側から見た様子です。


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「イーストタワー」の建設現場です。


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一番東側に建設されているのは、地上3階、搭屋1階、地下1階の「駐車場棟」だと思われます。


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「(仮称)有明北3-1地区(3-1-A街区)計画」の建築計画のお知らせです。高さが最高部119.40m、軒高114.30mから最高部118.97m、軒高113.87mに変更になっていました。


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「区画道路17号」を西側から見た様子です。現在は工事車両のみ通行出来ます。


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「3-1-B街区」の工事も始まっています。


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「区画道路17号」を東側から見た様子です。


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2022年10月着工予定の「3-1-C街区」です。



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2017年11月17日 (金)

港区 上棟した地上29階、高さ約156mの「日本生命浜松町クレアタワー」

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-日本生命浜松町クレアタワー-
 浜松町二丁目では、「世界貿易センタービル」の建て替えを含む「浜松町二丁目4地区」の再開発が計画されています。合計で5棟のビルが建設される巨大プロジェクトです。5棟中3棟が超高層ビル(高さ約200m×2棟、高さ約156m×1棟)になります。

 第一弾として、「日本生命保険相互会社」と「大林組」がJR浜松町駅西口の浜松町二丁目4地区B街区に建設する「ニッセイ浜松町クレアタワー新築工事」の地鎮祭を10月15日に現地で行い、2015年11月1日に本体工事に着工しました。

 計画名は「浜松町二丁目4地区 B街区 (仮称)浜松町駅前プロジェクト」もしくは「ニッセイ浜松町クレアタワー新築工事」と呼ばれていましたが、正式名称は「日本生命浜松町クレアタワー」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ(PDF)
 日本生命浜松町クレアタワー 

日本生命浜松町クレアタワーの概要
◆ 計画名-浜松町二丁目4地区 B街区 (仮称)浜松町駅前プロジェクト、ニッセイ浜松町クレアタワー新築工事
◆ 所在地-東京都港区浜松町二丁目5番2他
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京モノレール「浜松町」駅徒歩2分、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅直結
◆ 階数-地上29階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部約156m
◆ 敷地面積-7,646.56㎡(事業区域面積)
◆ 建築面積-5,411.44㎡
◆ 延床面積-99,277.09㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(一部はナックルパイル)
◆ 地震対策-ハイブリッド制振構造(ブレーキダンパーとオイルダンパーを併用)
◆ 用途-オフィス、飲食店舗、物販店舗、集会場、サービス業を営む店舗、診療所、自動車車庫、自転車駐車場
◆ 建築主-日本生命保険相互会社、大林組(用地の持ち分割合は日本生命保険相互会社が80%、大林組が20%)
◆ 基本設計・監理者-日建設計(デザインアーキテクト・基本設計・技術コンサル)
◆ 実施設計-大林組
◆ 施工者-大林・大末・太啓・岩田地崎 建設共同企業体(大林組、大末建設、太啓建設、岩田地崎建設JV)
◆ 着工-2015年10月15日(地鎮祭)、2015年11月01日(本体工事)
◆ 竣工-2018年08月31日予定


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地震対策として、性質の異なる2つのダンパーを併用した「ハイブリッド制振構造(ブレーキダンパーとオイルダンパーを併用)」を採用しています。

 基礎工法は、「場所打ちコンクリート拡底杭」の一部に、「ナックルパイル(杭の中間に節状の突起を設けた高い支持力を有する杭)」を採用しています。


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「フロア構成」です。 非常用発電機やコージェネレーションシステムなど重要な機械設備を7階・8階に配置し、「BCP(事業継続計画)」対策にも万全を期します。


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「24階平面図」です。将来的にも眺望が望めない東側に「コア」が設けてあります。


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「日本生命浜松町クレアタワー」を北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た様子です。


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「世界貿易センタービル」との谷間です。


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世界貿易センタービルの展望台「シーサイド・トップ」から西側の眺望がほぼ望めなくなりました。北端に行くと「東京タワー」がギリギリ見えます。


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南東側から見た様子です。



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2017年11月16日 (木)

「銀行会館、東京銀行協会ビル、みずほ銀行前本店ビル」の再開発 地上29階、高さ約150mの「(仮称)丸の内1-3計画」 2017年11月8日の状況

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-(仮称)丸の内1-3計画-

 「三菱地所」は、千代田区丸の内一丁目の「銀行会館、東京銀行協会ビル、みずほ銀行前本店ビル」を「(仮称)丸の内1-3計画」として、一般社団法人全国銀行協会、株式会社みずほフィナンシャルグループと共に、3者の共同事業により、一体的に建て替えることに合意しています。

● 認定民間都市再生事業計画
 「国土交通省」は、都市再生特別措置法第20条第1項の規定に基づき、「みずほフィナンシャルグループ、一般社団法人全国銀行協会、三菱地所」から申請のあった民間都市再生事業計画「(仮称)丸の内1-3計画」について、同法第21条第1項の規定により認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/02/24)
 株式会社みずほフィナンシャルグループ、一般社団法人全国銀行協会、三菱地所株式会社の民間都市再生事業計画を認定 ~(仮称)丸の内1-3 計画~

  「タワー棟」と「アネックス棟」の2棟が建設されます。「タワー棟」が、地上29階、塔屋2階、地下4階、最高高さ149.70m、「アネックス棟」が、地上8階、塔屋1階、地下4階、最高高さ約55mとなります。

 現在は「大林組、大成建設、清水建設JV」の施工で、3棟のビルの解体工事が行われています。解体工事の工期は、2016年10月1日~2017年11月30日(予定)となっています。

(仮称)丸の内1-3計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目8番1他
◆ 階数-(タワー棟)地上29階、塔屋2階、地下4階、(アネックス棟)地上8階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-(タワー棟)最高部149.70m、軒高139.945m、(アネックス棟)最高部約55m
◆ 敷地面積-11,237.35㎡(施設全体)、8,491.62㎡(タワー棟)、2,745.73㎡(アネックス棟)
◆ 建築面積-8,809.88㎡(施設全体)、7,032.96㎡(タワー棟)、1,776.92㎡(アネックス棟)
◆ 延床面積-178,591.00㎡(施設全体)、160,341.00㎡(タワー棟)、18,250.00㎡(アネックス棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-(タワー棟)オフィス、駐車場、(アネックス棟)オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-みずほフィナンシャルグループ、全国銀行協会、三菱地所
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 施工者-(未定)   解体工事は大林組・大成建設・清水建設JV
◆ 解体工事-2016年10月01日~2017年11月30日予定
◆ 着工-2018年01月15日予定
◆ 竣工-2020年09月下旬予定

(備考) 「建築計画のお知らせ」では、建築面積8,650.34㎡、延床面積180,650.32㎡となっています。


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「概要図」です。「タワー棟」は純粋な超高層オフィスビルですが、「アネックス棟」の下層階に「店舗」が設けられます。


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「周辺状況」です。街区の北西側には先行して「三井住友銀行東館」が建設されました。「三井住友銀行東館」も含めた4者の共同事業だったら理想的な形状のツインタワーが建設できたのですが・・・


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「(仮称)丸の内1-3計画」の建設予定地を北側から見た様子です。解体工事の工期は、2016年10月1日~2017年11月30日(予定)、本体工事の着工は、2018年1月15日(予定)です。


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「みずほ銀行前本店ビル」跡地を北東側から見た様子です。


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「みずほ銀行前本店ビル」跡地を南東側から見た様子です。「三井住友銀行東館」の南東側を初めてじっくり見ました。窓が無くビルの裏側と言う感じですね。


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南側のゲートから見た内部の様子です。


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「(仮称)丸の内1-3計画」の建設予定地を南西側から見た様子です。


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「東京銀行協会ビル」跡地を南西側から見た様子です。


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「銀行会館」跡地を南西側から見た様子です。「現場事務所」が設置されています。



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2017年11月15日 (水)

品川区 延床面積約22万㎡の大規模プロジェクト「西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業」

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-西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業-

 「西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「住友不動産」が地権者並びに参加組合員として参画している約3.9haの広大なエリアを施行区域とする大規模再開発プロジェクトです。総事業費は約1,346億円(施設全体)の予定です。

 引用資料 住友不動産(PDF:2016/01/21)
 大崎駅前の発展する都市機能と連続した“業務×住宅×商業等の大規模複合開発”「西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業」全体着工

 「完成イメージ」の左側が「業務棟」、右側が「住宅棟」となります。A街区の「業務棟」は、地上24階、塔屋1階、地下2階、高さ114.12m、延床面積177,988.56㎡、B街区の「住宅棟」は、地上23階、塔屋1階、地下1階(建築基準法では地上22階、塔屋1階、地下2階)、高さ82.59m、延床面積41,429.32㎡です。

西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業(A街区)の概要
◆ 計画名-西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物(A街区)
◆ 所在地-東京都品川区西品川一丁目778番1他
◆ 交通-JR山手線 「大崎」駅徒歩6分、JR埼京線「大崎」駅徒歩6分、東京臨海高速鉄道りんかい線「大崎」駅徒歩6分
◆ 階数-地上24階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-114.12m
◆ 敷地面積-19,927.70㎡
◆ 建築面積-7,748.92㎡
◆ 延床面積-177,988.56㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造(柱CFT造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-柱頭免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-西品川一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年07月09日
◆ 竣工-2018年01月10日予定

西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業(B街区)の概要
◆ 計画名-西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物(B街区)
◆ 所在地-東京都品川区西品川一丁目778番1他
◆ 交通-JR山手線 「大崎」駅徒歩9分、JR埼京線「大崎」駅徒歩9分、東京臨海高速鉄道りんかい線「大崎」駅徒歩9分
◆ 階数-地上23階、塔屋1階、地下1階(建築基準法では地上22階、塔屋1階、地下2階)
◆ 高さ-82.59m
◆ 敷地面積-10,153.09㎡
◆ 建築面積-2,799.99㎡
◆ 延床面積-41,429.32㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅、駐車場、その他
◆ 総戸数-423戸(非分譲住戸262戸含む、その他事業所用区画有り)
◆ 建築主-西品川一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-前田建設工業(住宅工区)、大成建設(事業所工区)
◆ 着工-2015年11月(事業所工区着工)、2016年01月05日(住宅工区着工)
◆ 竣工-2018年08月31日予定


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敷地配置図

 「敷地配置図」です。A街区とB街区の間に約6,000㎡+A街区の両端に約1,000㎡×2=約8,000㎡の広場が整備されます。

 大崎駅前と計画地を隔てていた街区の骨格となる東側の「都市計画道路 補助163号線」は、幅員12.0m~16.0mに拡幅されます。


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基準階平面図 (12階平面図)

 <基準階平面図 (12階平面図)>です。東京都内最大級(住友不動産最大)の基準階賃貸面積約1,647坪(約5,444㎡)を誇るメガオフィスロアとなります。


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「品川区役所」前の歩道橋から見た様子です。「品川区役所」は高台にあるのでよく見えます。


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南側から見た様子です。巨大過ぎて写真に納まりません。


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業務棟(A街区)
 
「業務棟」は非常に巨大なので目立ちます。高さより幅が広いのであまり高く見えませんが、それでも高さ114.12mあります。


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「業務棟」を南東側から見上げた様子です。幅の狭い南東側でも約61mもあります。


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「業務棟」を北側から見上げた様子です。


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「業務棟」を北西側のJR大崎駅から見た様子です。


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住宅棟(B街区)
 
「住宅棟」を東側から見た様子です。「(仮称)大崎複合再開発タワープロジェクト」として公式HPがオープンしていましが、現在は閉鎖されています。分譲マンションなのか? 賃貸マンションなのか? 現時点では不明です。


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「住宅棟」を西側から見た様子です。


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少し引いて見た様子です。


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街区南側の道路では、「電線類地中化」の工事が行われています。


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「業務棟」と「住宅棟」の間の約6,000㎡に、V字型の「広場1号」が整備されます。



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2017年11月14日 (火)

千代田区 高さ約200mと高さ約160mの超高層ツインタワー「(仮称)OH-1計画」 2017年11月8日の建設状況

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(仮称)OH-1計画-
 「三井物産」と「三井不動産」は、大手町一丁目2番地区の開発事業を進めています。「三井物産ビル、大手町パルビル、大手町一丁目三井ビルディング」の3棟が解体され、一体的に再開発されます。

 大手町一丁目2番地区で推進中の一体開発事業である「(仮称)OH-1計画」は、2016年5月18日に着工し、6月8日に起工式を行いました。

 引用資料 三井不動産・ニュースリリース(2016/06/08)
 大手町における大規模複合開発「(仮称)OH-1計画」着工 
 
 皇居の「大手濠」側の「三井物産ビル」跡地に、地上31階、地下5階、高さ約160mの「A棟」が、「日比谷通」側の「大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビル」の跡地に、地上40階、地下5階、高さ約200mの「B棟」が建設されます。

 ちなみに「OH-1」は、「オーエイチワン」ではなく「オーワン」と読みます。本店事務所を仮移転している「三井物産」は、竣工後に戻ってくる予定です。

● フォーシーズンズホテルが出店
 「フォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツ」の「フォーシーズンズホテル」が、B棟の上層階に出店することが決定しています。客室数は約190室で、2020年春の開業予定です。 
 
(仮称)OH-1計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区大手町一丁目2番
◆ 交通-東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線「大手町駅」、  都営三田線「大手町駅」直結
◆ 階数-(B棟)地上40階、地下5階、(A棟)地上31階、地下5階
◆ 高さ-(B棟)最高部約200m、軒高約200m、(A棟)最高部約160m、軒高約150m
◆ 敷地面積-20,864.32㎡(施設全体)
◆ 建築面積-11,783.19㎡(施設全体)
◆ 延床面積-358,041.81㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎+直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(新世代制震オイルダンパー HiDAX-R 等)
◆ 用途-オフィス、店舗、多目的ホール、ホテル、駐車場、地域冷暖房施設
◆ 建築主-三井物産、三井不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計・鹿島建設 設計共同企業体(日建設計、鹿島建設)
◆ デザインアーキテクト-Skidmore, Owings & Merrill LLP(SOM)
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2015年01月05日~2016年09月30日予定(地下躯体含む)
◆ 着工-2016年05月18日(着工)、2016年06月08日(起工式)
◆ 建物竣工-2020年02月末予定
◆ 全体竣工-2021年03月末予定(建物竣工後に外構整備)


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「B棟鳥瞰パース」です。


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「平面図」です。


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「断面図」です。


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「(仮称)OH-1計画」の建設現場を南東側から見た様子です。乃木坂ヲタの友人が東京ドーム公演(11月7日、8日)に行ったついでに撮影してきてもらいました。


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敷地東側の「B棟」の建設現場を南東側から見た様子です。地上部分の「鉄骨建方」が始まっています。


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「B棟」の建設現場を東側から見た様子です。「B棟」は3基のタワークレーンで「鉄骨建方」を行っています。


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「B棟」の建設現場を南側から見た様子です。


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「B棟」の建設現場を南西側から見た様子です。


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将門の首塚
 敷地南側に食い込むように、東京都指定の文化財で、東京都所有の「平将門の首塚(たいらのまさかどのくびづか)」がありますが、この部分は再開発の対象外なので残ります。


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敷地西側の「A棟」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「A棟」南側のゲートが開いていました。「B棟」との連結部と「A棟」の東側部分です。


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「A棟」の西側部分です。


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「A棟」の建設現場を南西側から見た様子です。



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2017年11月13日 (月)

港区 本格着工した地上39階、高さ約197m.の「世界貿易センタービルディング 南館(A-3棟)」

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-浜松町二丁目4地区-
 
浜松町二丁目では、「世界貿易センタービル」の建て替えを含む「浜松町二丁目4地区」の再開発が計画されています。合計で6棟のビルが建設される巨大プロジェクトです。6棟中4棟が超高層ビルになります。

 第一弾として、「日本生命保険相互会社」と「大林組」が、B街区で「ニッセイ浜松町クレアタワー新築工事」の建設工事を行っています。

● 民間都市再生事業計画を認定
 「世界貿易センタービルディング、鹿島建設、東京モノレール、JR東日本」は、4社共同で開発する「浜松町二丁目4地区A街区」の第一弾となる「世界貿易センタービルディング南館(業務棟)」を、2017年9月7日に着工しました。

 引用資料 世界貿易センタービルディング(PDF:2017/09/07)
 浜松町二丁目4地区A街区本格始動 2021年の竣工に向け、世界貿易センタービルディング南館(業務棟)が着工

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/07)
 民間都市再生事業計画((仮称)浜松町二丁目4地区A街区(A棟、TM棟))を認定

(仮称)浜松町二丁目4地区A街区全体の概要
◆ 計画名-(仮称)浜松町二丁目4地区A街区(A棟・TM棟・EV棟)
◆ 所在地-東京都港区浜松町二丁目5番22、37、48他
◆ 敷地面積-21,007.17㎡(A街区全体)
◆ 建築面積-18,124.46㎡(A街区全体)
◆ 延床面積-286,566.20㎡(A街区全体)
◆ 容積対象面積-235,280.30㎡(A街区全体)
◆ 用途-オフィス、店舗、交流施設、生活支援施設、鉄道施設、駐車場 等
◆ 建築主-世界貿易センタービルディング、東京モノレール、JR東日本
◆ 設計者-日建設計、鹿島建設、トーニチコンサルタント、ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 着工-2017年09月07日(南館)
◆ 竣工-2027年12月31日予定(TM棟を含むA街区全体)

世界貿易センタービルディング 南館(A-3棟)の概要
◆ 階数-地上39階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部197.321m
◆ 敷地面積-21,007.17㎡(A街区全体)
◆ 建築面積-14,401.46㎡(TM棟を除くA街区全体)
◆ 延床面積-95,239.38㎡(南館)
◆ 容積対象面積-82,999.64㎡(南館)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場、地域冷暖房、駅舎
◆ 建築主-世界貿易センタービルディング、東京モノレール、JR東日本
◆ 設計者-日建設計、鹿島建設、トーニチコンサルタント、ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-鹿島建設(南館)
◆ 着工-2017年09月07日(南館)
◆ 竣工-2021年01月予定(南館)

世界貿易センタービルディング 本館(A-1棟)の概要
◆ 階数-地上37階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約200m
◆ 敷地面積-21,007.17㎡(A街区全体)
◆ 建築面積-14,401.46㎡(TM棟を除くA街区全体)
◆ 延床面積-145,073.49㎡(本館)
◆ 容積対象面積-126,773.03㎡(本館)

世界貿易センタービルディング ターミナル(A-2棟)の概要
◆ 階数-地上8階、塔屋1階、地下3階
◆ 敷地面積-21,007.17㎡(A街区全体)
◆ 建築面積-14,401.46㎡(TM棟を除くA街区全体)
◆ 延床面積-35,463.33㎡(ターミナル)
◆ 容積対象面積-17,147.63㎡(ターミナル)

世界貿易センタービルディング モノレール駅(TM棟)の概要
◆ 階数-地上5階、地下0階
◆ 敷地面積-21,007.17㎡(A街区全体)
◆ 建築面積-3,723.00㎡(TM棟)
◆ 延床面積-10,790.00㎡(TM棟)
◆ 容積対象面積-8,360.00㎡(TM棟)



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「旧芝離宮恩賜庭園」越しの東側から見た「外観イメージ」です。


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東側から見た「概要図」です。残念ながら「本館(A-1棟)」にも展望台は設置されないようです。


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「ターミナル(A-2棟)」と「モノレール駅(TM棟)」の「概要図」です。


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「A街区全体竣工後配置図」です。


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世界貿易センタービルの展望台「シーサイド・トップ」から見た「世界貿易センタービルディング 南館(A-3棟)」の建設現場です。


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「東京モノレール」や「JR線」がすぐ近くを走っているので、地下工事は細心の注意を払って行う必要があります。少しでも軌道が浮き上がったり、沈み込むと大変な事になります。


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そのため周囲に強固な「地中連続壁」を構築します。多くの超高層ビルの「山留め壁」は、「ソイルセメント柱列壁工法」により構築しますが、この現場はより強固な「地中連続壁」を構築します。


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これはビル本体の工事では無く作業床を構築する工事です。作業床が完成すると溝に沿って専用の掘削機で掘削して、強固な「地中連続壁」を構築します。「地中連続壁」の構築が終わると作業床は解体されます。


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溝に沿って専用の掘削機で掘削して、強固な「地中連続壁」を構築します。


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JR浜松町駅の改札外コンコースから見た様子です。現在は「地中連続壁」を構築する工事が本格的に始まっていると思われます。


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「(仮称)浜松町二丁目4地区A街区(A棟・TM棟・EV棟)」の建築計画のお知らせです。



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2017年11月12日 (日)

虎ノ門ヒルズが拡大・進化 大規模に工事が行われている地上36階、高さ約185mの「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」

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-虎ノ門ヒルズが拡大・進化-
 森ビルは、「虎ノ門ヒルズ」の両側にオフィスを中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(2019年12月竣工予定)」と、住宅を中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(2020年4月竣工予定)」の2つのプロジェクトを進めています。

 さらに、「桜田通り」を挟んだ西側には、「東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称)」と一体開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(2022年度竣工目標)」を計画しています。

 引用資料 森ビル(2017/01/18)
 拡大・進化する虎ノ門ヒルズ「ビジネスタワー」および「レジデンシャルタワー」着工へ

 新たな3棟の超高層タワーが加わることで、「虎ノ門ヒルズ」は区域面積7.5ha、延床面積80万㎡に拡大し、「六本木ヒルズ」に匹敵するインパクトを与える真の国際新都心へと進化します。3棟の超高層タワーの事業費は4000億円程度を見込みます。


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「虎ノ門ヒルズ」の街区図です。


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(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー
 「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」は、2017年1月18日に起工式が行われ、2月1日に着工しました。2019年12月の竣工を予定しています。

 地上36階、塔屋3階、地下3階、高さ185.415m、延床面積173,223.90㎡の「高層棟」と、地上4階、高さ20.00mの「教会棟」が建設されます。

  ビジネスタワーは、約94,000㎡のグローバルレベルの大規模オフィス、約6,300㎡の商業施設を持つオフィスタワーです。

 「日比谷線虎ノ門新駅(仮称)」や既存の「銀座線虎ノ門駅」とも連結します。1階には、都心と臨海を結ぶBRTや、空港リムジンバスも発着可能な約1,000㎡のバスターミナルを設置し、世界と都心を繋ぐ「東京の玄関口」として機能します。

(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーの概要
◆ 計画名-虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(高層棟)
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目200番1
◆ 階数-地上36階、塔屋3階、地下3階
◆ 高さ-最高部185.415m、軒高183.415m
◆ 敷地面積-10,064.60㎡
◆ 建築面積-8,403.69(高層棟)、116.15㎡(道路上の歩行者デッキ)
◆ 延床面積-173,223.90㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-1階(バスターミナル)、2階・3階(店舗など)、4階(ビジネス支援施設)、オフィス(5階~36階)、駐車場等 
◆ 建築主-虎ノ門一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 森ビル、西松建設、京阪電気鉄道、東京都市開発)
◆ 設計者- 森ビル
◆ デザイナー-(外装)インゲンホーフェン・アーキテクツ、(内装)ワンダーウォールほか
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年01月18日(起工式)、2017年02月01日(着工)
◆ 竣工-2019年12月31日予定
◆ 総事業費-約1,250億円


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の低層部イメージです。中央奥に見えるのは「教会棟」です。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」のバスターミナルイメージです。1階には、都心と臨海を結ぶBRTや、空港リムジンバスも発着可能な、約1,000㎡のバスターミナルを設置し、世界と都心を繋ぐ「東京の玄関口」として機能します。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の配置図です。「教会棟」の北側には約1,200㎡の公園が整備されます。「公園」と「高層棟」の間には約1,000㎡のバスターミナルが整備されます。

 「虎ノ門ヒルズ 森タワー」とは歩行者デッキで繋がります。歩行者デッキは、幅員約5.5m×延長約30mを予定しています。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の断面図です。1階が「バスターミナル」、2階・3階が「店舗」など、4階が「ビジネス支援施設」、5階~36階が「オフィス」となります。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の建設現場を南東側から見た様子です。地下工事は地味ですが、それぞれの重機の名称や役割が分かると非常に面白いです。

 私はつい最近まで「乃木坂46」の良さが分かりませんでしたが、メンバー46名全員の顔と名前を覚えてファンになりました。例えが変かも知れませんがそれと同じだと思います(笑)。



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南側寄りです。


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「構真柱(こうしんちゅう)」と「鉄筋かご」が見えます。「構真柱」があるので、この現場は「逆打ち工法」を採用している事が分かります。


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「アースドリル掘削機」です。基礎工法は「直接基礎、場所打ちコンクリート拡底杭」となっているので、「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築します。

 また「逆打ち工法」を採用しているので、「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築と同時に、「構真柱(こうしんちゅう)」を建て込みます。


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南側の「虎ノ門ヒルズ 森タワー」から見た様子です。撮影場所と「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」を結ぶ歩行者デッキ(幅員約5.5m×延長約30m)が設けられます。


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こちらでも「構真柱(こうしんちゅう)」を組んでいます。「構真柱」は、ダンプトラックに載せられる長さに分割されて現場に運ばれ、円形の台を回転させながら溶接して所定の長さにします。


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敷地西側の道路です。「メトロデッキ(路面覆工板)」が敷かれています。 地下では「地下歩行者通路」の工事が行われています。



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2017年11月11日 (土)

みなとみらい21中央地区20街区 大規模に工事が行われている「MICE施設、横浜ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート、ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」

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-みなとみらい21中央地区20街区-

 横浜市は、「パシフィコ横浜」の隣接地に「新たなMICE施設整備事業」を計画しています。「MICE(マイス)」とは、Meeting(企業等の会議)、Incentive travel(報奨・研修旅行)、Convention(国際機関等が行う会議)、Exhibition(イベントや展示会)の総称です。

 横浜市は、「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業」をPFI事業として実施する入札を行い、「竹中工務店グループ」を落札者として決定しています。

 また、「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業」における民間収益施設としてホテル事業に「リゾートトラスト」が参画しています。

● MICE施設・ホテル施設共に着工!
 「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設」は、2017年7月31日に「起工式」を行い着工しました。「みなとみらい21中央地区20街区ホテル施設」は、2017年10月17日に着工しました。


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横浜ランドマークタワーの展望フロア「スカイガーデン」から見た「パシフィコ横浜」です。


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横浜ランドマークタワーの展望フロア「スカイガーデン」から見た「みなとみらい21中央地区20街区」の建設現場です。


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「みなとみらい21中央地区20街区」の建設現場を南東側から見た様子です。


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みなとみらい21中央地区20街区MICE施設
 街区の南側が「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設」の建設現場です。

みなとみらい21中央地区20街区MICE施設の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい一丁目9番他
◆ 階数-地上6階、地下1階
◆ 高さ- 36.2m
◆ 敷地面積-21,039.47㎡
◆ 建築面積-20,438.11㎡
◆ 延床面積-46,590.92㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-既成コンクリート杭
◆ 用途-集会場、自動車車庫、店舗 
◆ 建築主-横浜グローバルMICE
◆ 設計者-佐藤総合計画・竹中工務店設計共同企業体
◆ 監理者-佐藤総合計画
◆ 施工者-竹中・小俣建設共同企業体(竹中工務店、小俣組JV)
◆ 着工-2017年07月31日(起工式)、2017年08月01日(着工)
◆ 竣工-2020年03月31日予定
◆ オープン-2020年04月予定
◆ PFI事業の事業終了-2040年03月31日予定


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コンクリートの打設が行われています。


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「既成コンクリート杭」が並べられています。「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設」の基礎工法は、「既成コンクリート杭」です。


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「三点式パイルドライバ」です。 「既成コンクリート杭」を建込んでいます。


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「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設」の都市景観形成行為のお知らせです。


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「配置図」です。


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「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設」の建築計画のお知らせです。


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みなとみらい21中央地区20街区ホテル施設
 街区の北側が「みなとみらい21中央地区20街区ホテル施設」の建設現場です。民間収益施設としてホテル事業に「リゾートトラスト」が参画しています。

 ホテルは、完全会員制リゾートホテル「横浜ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」と、会員制ではないラグジュアリーホテルとして、ハワイ州オアフ島にある名門ホテル「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」のブランドを冠した「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」の2つのホテルを併設します。

 リゾートトラスト プレスリリース(PDF:2017/10/16) 
 完全会員制リゾートホテル『横浜ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート』 ならびに『ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜』建設工事着手のお知らせ 

「横浜ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」と「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」の概要
◆ 計画名-みなとみらい21中央地区20街区ホテル施設
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい一丁目9番他
◆ 階数-地上14階、地下1階
◆ 高さ-最高部66.00m、建築物60.00m   
◆ 敷地面積-9,486.76㎡
◆ 建築面積-7,584.21㎡
◆ 延床面積-48,530.41㎡  *公式HPでは延床面積48,114.46㎡
◆ 構造-鉄骨造、 一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-ホテル、自動車車庫
◆ 客室数-138室(横浜ベイコート倶楽部ホテル&スパリゾート)、146室(ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜) 
◆ 建築主-リゾートトラスト
◆ 設計者・監理者-観光企画設計社
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2017年10月17日
◆ 竣工-2020年3月31日予定
◆ オープン-2020年夏頃予定
◆ 総事業費-458億円


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敷地東側です。


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「既成コンクリート杭」が並べられています。「みなとみらい21中央地区20街区ホテル施設」の基礎工法は、少なくとも東側の一部は「既成コンクリート杭」です。


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「三点式パイルドライバ」です。 「既成コンクリート杭」を建込んでいます。


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「みなとみらい21中央地区20街区ホテル施設」の都市景観形成行為のお知らせです。


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「配置図」です。「横浜ベイコート倶楽部ホテル&スパリゾート」と「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜」は、互い違いに配置されます。


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「みなとみらい21中央地区20街区ホテル施設」の建築計画のお知らせです。



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2017年11月10日 (金)

横浜みなとみらい21地区 「ぴあ」の1万人規模の新音楽アリーナ「(仮称)MMアリーナ計画」 内観パース公開 & 2017年12月着工!

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(仮称)MMアリーナ計画
 「ぴあ」は、「三菱地所」が所有する横浜みなとみらい21地区の「38街区」の土地を借り受け、収容客数1万人規模の大型コンサートアリーナを建設し、ホール・劇場の運営事業に着手します。アリーナの開業は2020年春を予定しています。

● 内観のイメージパースを公開!
 「ぴあ」が2017年11月9日にアリーナの特徴をビジュアル化した内観のイメージパースを公開しました。いよいよ2017年12月に着工します。12月7日(木)に現地で「地鎮祭」を執り行う予定です。

 引用資料 ぴあ(2017/11/09)
 ぴあがオープンする横浜・みなとみらい地区の新音楽アリーナ、いよいよ12月着工!/新アリーナNEWS vol.1

 「音楽アリーナ」と称してオープンする会場は、地上4階の縦に長いハコ型構造により観客席とステージの距離を縮め、アーティストとの一体感を重視したつくりになっています。

(仮称)MMアリーナ計画の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい3-2-1、32(38街区)
◆ 交通-みなとみらい線「みなとみらい」駅徒歩7分、JR「桜木町」駅徒歩9分
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 高さ-32.00m
◆ 敷地面積-12,000.00㎡
◆ 建築面積-9,746.17㎡
◆ 延床面積-21,724.19㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-興行場(音楽コンサートアリーナ)、一部飲食店
◆ 収容客数-約10,000人(着席時)
◆ 建築主-ぴあ
◆ 設計者・監理者-佐藤工業・とお共同企業体(佐藤工業、[とお]一級建築士事務所)
◆ 施工者-佐藤工業
◆ 着工-2017年12月01日(着工)、2017年12月07日(地鎮祭) 
◆ 竣工-2020年03月31日予定
◆ 開業-2020年春予定
◆ 初期投資費用-約100億円


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「ステージからみた客席のイメージ」です。ここで「安室ちゃん」のライブを見たかったです・・・


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「4階スタンドからみたステージのイメージ」です。スタンド席は3層になっています。


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「4階スタンドからみたコンサート中のイメージ」です。多層にするとステージとの距離が近く、建築面積を小さく出来るメリットがあります。ただ、スタンド席が分断されるので一体感に欠けるデメリットもあります。


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「所在地」です。


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。


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「38街区」です。JR「桜木町」駅徒歩9分の好立地です。


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地上から見た「(仮称)MMアリーナ計画」の建設予定地です。


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更地になっています。


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「(仮称)MMアリーナ計画」の建築計画のお知らせです。


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(仮称)MMアリーナ計画」の南側には、「(仮称)首都高速道路(株)神奈川局開発計画」が建設されます。地上10階、高さ47.00m、延床面積13,748.00㎡のオフィスビルで、2018年6月1日に着工予定です。



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2017年11月 9日 (木)

無敵の街に進化する「横浜みなとみらい21地区」 「みなとみらい21地区60・61街区(一部)」に、2万人規模の国内最大級の音楽専用アリーナを建設!

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-みなとみらい21地区60・61街区(一部)-

 「横浜みなとみらい21地区」が更にパワーアップします。新たに2万人規模の国内最大級の音楽専用アリーナが建設されます。
 最近の「横浜みなとみらい21地区」の変化には驚くばかりです。イメージもいいのでテレビドラマのロケも非常に多いです。あらゆる面で無敵の街に進化しつつあります。

 「横浜市」は2017年11月8日に、「みなとみらい21地区60・61街区(一部)」の市有地で公募していた開発事業予定者を、「ケン・コーポレーション」に決定したと発表しました。

 引用資料 横浜市財政局(2017/11/08)
 みなとみらい21地区60・61街区(一部)の事業予定者決定について

 2万人を収容する国内最大級の音楽専用アリーナとホテル棟、オフィス棟など総延床面積約67,000㎡規模の複合施設を建設します。2019年6月に着工し、2021年度の竣工を目指します。

● 横浜みなとみらい21地区3ヶ所目のライブ会場!
 横浜みなとみらい21地区には、47街区にライブハウス型ホール「(仮称)KT Zepp Yokohama」の建設が決まっています。
 更に、「ぴあ」が38街区に収容1万人規模の大型音楽アリーナを2020年春開設すると今年の7月20日に発表しています。

 今回は、2万人規模の国内最大級の音楽専用アリーナです。私はよくライブに行くので、横浜市の会場の充実ぶりが本当にうらやましいです。

みなとみらい21地区60・61街区(一部)の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとらい六丁目2番1ほか(60・61街区の一部区画)
◆ 敷地面積-約30,247㎡(提案面積)
◆ 音楽専用アリーナ-地上5階、高さ約40m、延床面積約33,055㎡
◆ ホテル棟-地上21階、高さ約90m、延床面積約19,232㎡
◆ オフィス棟-地上20階、高さ約90m、延床面積約14,352㎡
◆ 展示施設棟-地上2階、高さ約14m、延床面積約530㎡
◆ 用途-音楽専用アリーナ、ホテル、賃貸オフィス、展示施設等
◆ 事業予定者-ケン・コーポレーション
◆ 着工-2019年06月予定
◆ 竣工-2021年度予定


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「施設概要」です。


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「みなとみらい21地区60・61街区(一部)」の位置図です。青い部分が「ケン・コーポレーション」が事業予定者に選ばれた部分です。


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。


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「みなとみらい21地区60・61街区(一部)」です。一部は隠れますが、定点観測が出来そうです。


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「みなとみらい21地区60・61街区(一部)」を南西側から見た様子です。かつて「マリノスタウン」があった場所です。現在は「みなとみらいスポーツパーク」が、期間限定で暫定運営を行っています。

 ここには「横浜ドームを実現する会」がドーム球場を誘致する構想がありましたが、「横浜市」や「横浜DeNAベイスターズ」などが誘致に否定的でした。


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街区の南西角では、「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール移転プロジェクト」の準備工事が始まっています。着工は2018年3月1日予定です。


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東側から見た様子です。奥が「みなとみらい21地区60・61街区(一部)」です。手前は「62街区」です。



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2017年11月 8日 (水)

JR田町駅直結の大規模複合開発「msb Tamachi(ムスブ田町)」 田町ステーションタワーN、田町ステーションタワーS、プルマン東京田町

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-msb Tamachi(ムスブ田町)-

 「安室ちゃん」の本日(11月8日)発売のベストアルバム「Finally」が、販売元のエイベックスへの注文数が100万枚を突破したそうです。注文数=販売数では無いですが、ミリオンセールス確実となりました。

 日本の音楽史で初めて、10代・20代・30代・40代の“4世代ミリオン”の金字塔を樹立することになります。「安室ちゃん」の大ファンとしてメチャメチャうれしいです。私も1枚注文して協力させて頂きました。

 本題に戻って、「東京ガス、三井不動産株、三菱地所」は、田町駅東口の芝浦エリアにおいて、3社共同で「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の開発計画を進めています。街区名称を「msb Tamachi(ムスブ田町)」に決定しています。

 引用資料 三井不動産(2017/05/16)
 (仮称)TGMM芝浦プロジェクト 街区名称を「msb Tamachi(ムスブ田町)」に決定 -東京ガス・三井不動産・三菱地所によるJR田町駅直結のミクストユースの街づくり-


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「配置図」です。JR田町駅から公共街区(みなとパーク芝浦・愛育病院・芝浦公園)までを繋ぐ歩行者デッキが整備されます。


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A棟・ ホテル棟

 「A棟」と「ホテル棟」の概要図です。「A棟」ではオフィス店舗を始めとした機能を、「ホテル棟」では宿泊機能を設けることで多様な機能を集積・連携させた駅直結の複合拠点を形成します。

 引用資料 国土交通省(PDF:2015/11/20)
 都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画の認定について((仮称)TGMM芝浦プロジェクト(A棟・ホテル棟)) 

msb Tamachi 田町ステーションタワーSの概要
◆ 計画名-(仮称)TGMM芝浦プロジェクト(A棟・ホテル棟新築工事)
◆ 所在地-東京都港区芝浦三丁目11番3他
◆ 階数-地上31階、地下2階
◆ 高さ-最高部168.98m
◆ 敷地面積-10,717.535㎡(A棟、ホテル棟)
◆ 建築面積-8,384.81㎡(A棟、ホテル棟)
◆ 延床面積-148,964.17㎡(A棟、ホテル棟)、約138,300㎡(A棟)
◆ 構造-鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭兼用直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-三井不動産、三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計、日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年09月28日(起工式)、2015年10月01日(着工)
◆ 竣工-2018年05月01日予定

プルマン東京田町の概要
◆ 計画名-(仮称)TGMM芝浦プロジェクト(A棟・ホテル棟新築工事)
◆ 所在地-東京都港区芝浦三丁目1番20ほか
◆ 階数-地上9階、地下2階
◆ 高さ-約50m
◆ 敷地面積-10,717.535㎡(A棟、ホテル棟)
◆ 建築面積-8,384.81㎡(A棟、ホテル棟)
◆ 延床面積-148,964.17㎡(A棟、ホテル棟)、約11,000㎡(ホテル棟)
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-143室(予定)
◆ 建築主-三井不動産、三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計、日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年09月28日(起工式)、2015年10月01日(着工)
◆ 竣工-2018年05月01日予定
◆ オープンー2018年秋予定(プルマン東京田町)


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「A棟(msb Tamachi 田町ステーションタワーS)」を西側から見た様子です。


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「A棟(msb Tamachi 田町ステーションタワーS)」を南西側から見た様子です。


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「A棟(msb Tamachi 田町ステーションタワーS)」の下層階を南西側から見た様子です。道路沿いでは、「田町駅前東口地区第一種市街地再開発事業」の建設工事も行われています。



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「A棟(msb Tamachi 田町ステーションタワーS)」を北東側の「芝浦公園」から見た様子です。


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「ホテル棟(プルマン東京田町)」を西側から見た様子です。フランスホテルチェーン「ACCORHOTELS(アコーホテルズ)」による 「PULLMAN(プルマン)」が日本初出店します。客室数は143室を予定しています。


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B棟
 「B棟」のフロア構成です。高層階に「スカイロビー」がありますが、部外者が入れるかは分かりません。もし入る事が出来たら素晴らしい眺望が期待出来そうです。

 「B棟」には、「スマートエネルギーセンター」を設け、隣接する「A棟」へ熱・電気を供給するとともに、近隣の公共街区に構築した既存のスマートエネルギーネットワークと連携することにより災害時の都市機能の継続性を強化することで地域の防災対策拠点を形成します。

 引用資料 国土交通省(PDF:2015/11/30)
 日都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画の認定について((仮称)TGMM芝浦プロジェクト(B棟))  

msb Tamachi 田町ステーションタワーNの概要
◆ 計画名-(仮称)TGMM芝浦プロジェクト(B棟Ⅱ期新築工事)、(仮称)区道829号線上空歩行者デッキ新築工事
◆ 所在地-東京都港区芝浦三丁目118-2、118-9(B棟Ⅱ期設定敷地)
◆ 階数-地上36階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部180.08m
◆ 敷地面積-28,411.24㎡(認定区域)、13,711.29㎡(B棟Ⅱ期)
◆ 建築面積-17,665.32㎡(認定区域)、5,895.05㎡(B棟Ⅱ期)
◆ 延床面積-308,724.97㎡ (認定区域)、148,093.07㎡(B棟Ⅱ期)
◆ 構造-(B棟Ⅱ期)鉄骨造、鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、(歩行デッキ)鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(B棟Ⅱ期)直接杭及び杭基礎、(歩行デッキ)杭基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場、駐輪場、公共用歩廊 
◆ 建築主-東京ガス
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計、日建設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2017年08月01日
◆ 竣工-2020年03月31日予定


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「B棟(msb Tamachi 田町ステーションタワーN)」の建設現場を東側から見た様子です。先行して、「B棟Ⅰ期(先行部)新築工事」が行われていましたが、「B棟Ⅱ期新築工事」も着工しています。


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街区の西側の角にある「住友不動産田町駅前ビル」は今回の再開発に参加しませんでした。メチャメチャ違和感があるのかかな? と心配していましたが、すっかり馴染んでいました。

 JR線沿いに低層の「ホテル棟(プルマン東京田町)」を配置して、「住友不動産田町駅前ビル」と揃えて違和感が無いようにしています。「さすがプロの設計は違う!」と感心しました。



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2017年11月 7日 (火)

品川区 「SONY」創業の地である御殿山エリア 「住友不動産」が地上19階、高さ約107mの超高層オフィスビルを建設!

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(仮称)北品川5丁目計画
 「ソニー」は、大規模なリストラを実施した事により危機を脱しました。2018年3月期の見通しは、売上高8兆5000億円、営業利益6300億円と1997年度以来、20年ぶりの過去最高益を見込んでいます。

 一時期はリストラに聖域を設けず、資産売却を加速していました。ソニー創業の地である品川区の御殿山エリアに保有していた「ソニー旧本社ビル(NSビル)、ソニー御殿山テクノロジーセンター 4号館」も2014年に住友不動産に売却しました。

 「ソニー」は、1946年に「東京通信工業」として設立されました。翌年に御殿山エリアに移転し、ラジオ、テレビ、ウォークマン、ハンディカムなど次々と画期的な製品を発売して大成功を収めました。
 御殿山エリアは「創業の地」とされ、「NSビル」は2007年に品川の新本社ビルが稼働するまで「ソニー」の本社でした。

● 地上19階、高さ約107mの超高層オフィスビル
 「日刊建設工業新聞」によると住友不動産は、「(仮称)北品川5丁目計画」として、地上19階、地下2階、高さ約107mの超高層オフィスビルを建設します。

 日刊建設工業新聞([2017/11/07)
 住友不/ソニー旧本社跡地開発(東京都品川区)/18年3月末にオフィスビル着工へ   

(仮称)北品川5丁目計画の概要
◆ 所在地-東京都品川区北品川五丁目420-1
◆ 階数-地上19階、地下2階
◆ 高さ-約107m
◆ 敷地面積-約7,102㎡
◆ 建築面積-約2,800㎡
◆ 延床面積-約48,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、 鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、駐車場
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体・土壌汚染対策-2017年01月05日~2018年06月30日予定
◆ 着工-2018年03月末予定
◆ 竣工-2020年03月末予定


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現在は「清水建設」により、「北品川5丁目計画解体・土壌汚染対策工事」が行われています。工期は、2017年1月5日~2018年6月30日(予定)です。


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南西側から見た様子です。


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すぐ南側の「品川区立御殿山小学校」の西側では、地上8階、地下1階の「(仮称)品川リハビリテーションパーク及び品川区立図書館新築工事」が行われています。2018年3月末の竣工予定です。


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「八ツ山通」の北側の「(仮称)御殿山プロジェクト」は、いずれの棟も周辺の景観に配慮して低層となっています。ここも低層かな? と予想していたのでちょっと意外でした。道路の南側は、「八ツ山通」に面していても超高層ビルの建設がOKのようです。


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(仮称)御殿山プロジェクト
 すぐ北側で行われた「(仮称)御殿山プロジェクト」は、ソニー創業の地である品川区の御殿山エリアを「積水ハウス」が再開発したプロジェクトです。

 Aブロックの「ガーデンシティ品川御殿山」、Bブロックの「プライムメゾン御殿山EAST」、Cブロックの「御殿山SHビル」、Dブロックの「プライムメゾン御殿山WEST」で構成されています。いずれの棟も周辺の景観に配慮して低層となっています。



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2017年11月 6日 (月)

船橋オートレース場跡地が巨大物流施設の集積地に! 三井不動産ロジスティクスパーク船橋 第二弾の「(仮称)MFLP船橋Ⅱ期」 2017年11月3日の状況

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-三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅱ-
 
日本全国で巨大物流施設の建設ラッシュになっています。特に首都圏と関西圏が顕著です。「三井不動産」は、「船橋オートレース場」跡地に「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」を整備中です。

 引用資料 三井不動産(2017/07/20)
 「三井不動産ロジスティクスパーク」事業拡大 6棟の開発を決定 開発・運営施設数28棟・総延床面積約240万m2、累計総投資額は約4,000億円に船橋・羽田エリアにて街づくり型ロジスティクスパークの開発が始動

 2016年10月には、延床面積198,399.99㎡の「MFLP船橋Ⅰ」が竣工しています。引き続き、「MFLP船橋Ⅱ」が整備されます。更に「MFLP船橋Ⅲ」も整備予定となっています。

 物流施設を新設するだけでなく、カフェテリアや託児所等を整備したゲート棟の併設を予定し、働く人・住む人に向けた街づくりを行います。
 約20,000㎡の広大な緑地は、船橋エリアの住民にも開放する公共空間となり、また、災害時には一時避難施設ともなる予定です。

MFLP船橋Ⅱの概要
◆ 計画名-(仮称)MFLP船橋Ⅱ期
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目11番他 6筆
◆ アクセス-JR線「南船橋」駅徒歩9分、京葉道路「花輪」IC約3.3㎞、 東関東自動車道「谷津船橋」IC約2.2㎞ 
◆ 階数-地上8階、地下0階
◆ 高さ-57.842m
◆ 敷地面積-47,937.66㎡
◆ 建築面積-約31,000㎡
◆ 延床面積-約230,000㎡(建築物全体)、約225,000㎡(MFLP船橋Ⅱ期)
◆ 構造-(柱)鉄筋コンクリート造、(梁)鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-倉庫
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年10月18日(準備工事)、2018年01月予定(本体工事)
◆ 竣工-2019年10月末予定


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「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」の配置図です。 配置図の左が北側になります。「MFLP船橋Ⅱ」に続き、「MFLP船橋Ⅲ」も整備予定です。敷地東側には約20,000㎡の広大な緑地も整備予定です。


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「緑地空間イメージ」です。


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「MFLP船橋Ⅱ」の建設予定地です(写真提供bgds氏)。


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着工は、2018年01月の予定ですが、準備工事が始まっています。現在は、「地中障害撤去工事、地盤改良準備工事」が行われています(写真提供bgds氏)。


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「地盤改良準備工事」となっていますが、重機を見ると「サンドコンパクションパイル工法」で、本格的に「液状化対策工事」が行われているように見えます(写真提供bgds氏)。


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「油圧ショベル」で工事を行っています(写真提供bgds氏)。


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MFLP船橋Ⅰ
 第一弾として2016年10月に竣工した巨大物流施設「MFLP船橋Ⅰ」です(写真提供bgds氏)。

MFLP船橋Ⅰの概要
◆ 計画名-三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅰ新築工事
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目5-7
◆ 交通-JR京葉線「南船橋」駅徒歩約8分   
◆ 階数-地上 8階、地下0階
◆ 敷地面積-42,060.00㎡
◆ 建築面積-26,087.15㎡
◆ 延床面積-198,399.99㎡
◆ 構造-O-PCa・RCS造(一部S造、一部SRC造)
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-倉庫
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2015年02月02日
◆ 竣工-2016年10月01日(竣工)、2016年10月11日(竣工式)



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2017年11月 5日 (日)

千代田区 地上35階、高さ約191mの「東京ミッドタウン日比谷」 2018年3月29日にオープン!

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-東京ミッドタウン日比谷-

 「三井不動産」は、日比谷公園東側の「三信ビルディング」および「日比谷三井ビルディング」の跡地において「(仮称)新日比谷プロジェクト」として一体的な再開発計画を推進しています。

 2015年1月28日に着工し、2015年3月23日に起工式を行いました。正式名称は「東京ミッドタウン日比谷」に決まり、2018年2月1日に竣工、2018年03月29日にグランドオープン予定です。

 引用資料 三井不動産・ニュースリリース(2017/09/04)
 「(仮称)新日比谷プロジェクト」の名称が「東京ミッドタウン日比谷」に決定  上質な体験価値を提供する約60の店舗が2018年3月29日にオープン ~未来志向の新たな体験や価値が日比谷で花開く~ 

 本家の「東京ミッドタウン」に次いで、「東京ミッドタウン日比谷」がオープンすると ”待ち合わせは東京ミッドタウンで!” と言えなくなります(笑)。
 これから行われる三井不動産の大規模プロジェクトは、「東京ミッドタウン八重洲」とか「東京ミッドタウン日本橋」とかになるのでしょうか?

東京ミッドタウン日比谷の概要
◆ 計画名-(仮称)新日比谷プロジェクト
◆ 所在地-東京都千代田区有楽町一丁目1番2号
◆ 東京メトロ日比谷線「日比谷」駅、千代田線「日比谷」駅直結、都営地下鉄三田線「日比谷」駅直結、JR山手線・京浜東北線「有楽町」駅徒歩5分、東京メトロ有楽町線「有楽町」駅直結(徒歩4分)、東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・銀座線「銀座」駅直結(徒歩5分)
◆ 階数-地上35階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部191.46m
◆ 敷地面積-10,702.32㎡
◆ 建築面積-8,690.23㎡
◆ 延床面積-188,619.98㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎と直接基礎の併用
◆ 地震対策-制振構造(新世代制震オイルダンパー HiDAX-R 等)
◆ 用途-オフィス、店舗(60店舗) 、文化交流施設、産業支援施設、駐車場等
◆ 建築主-三井不動産
◆ 都市計画・基本設計・デザイン監修-日建設計
◆ 設計者(実施設計)・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2015年01月28日(着工)、2015年03月23日(起工式)
◆ 竣工-2018年02月01日予定
◆ オープン-2018年03月29日予定(グランドオープン)


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「主要施設の構成」です。


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「配置図」です。超高層ビルは長方形では無く、四方の側面部分が少しくびれています。


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北側の「日比谷濠」越しに見た様子です。


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最高部です。曲線的なデザインになっています。


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「日比谷公園」から見た様子です。


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アップです。


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凹んだ部分は1本の巨大な柱で支えています。6階部分には日比谷公園を望む「(仮称)日比谷テラス」が設けられます。


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植栽が行われています。


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街区を南西側から見た様子です。低層部を南側の「日生劇場」と揃えているので1つの建物のように見えます。


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南西側から見た下層階の様子です。


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「日生劇場」との境目です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北西側から引いて見た下層階の様子です。


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北東側から見た様子です。


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四方の側面部分が少しくびれています。


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北東側から見た下層階の様子です。


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合同庁舎2号館のヘリポート

 「日比谷公園」の西側に霞が関の官庁街があります。その中に「合同庁舎2号館」があります。「合同庁舎2号館」にはヘリポートがあります。

● 高さ約198mから高さ約191mに変更
 「東京ミッドタウン日比谷」は、当初は高さ約198mで計画されていました。しかし、高さ約198mでは「合同庁舎2号館」のヘリポートの進入経路に支障が出ます。

 「総務省」と「三井不動産」で話し合いが行われ、延床面積はそのままで、各フロアの階高を少しずつ低くし、ビル全体の高さを抑える事で話がまとまりました。



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2017年11月 4日 (土)

川崎市 地上53階、高さ約179mの超高層ツインタワー「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」 2017年9月末の建設状況


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-パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン-

 武蔵小杉駅近くの「JX日鉱日石エネルギー」社宅跡地に地上53階、地下1階、高さ178.90mの超高層ツインタワーマンション「(仮称)小杉町二丁目開発計画」が建設されています。

 当初は、「A地区、B地区」の同時着工で計画されていましたが、敷地東側の「A地区」が先行して着工され、約1年後に敷地西側の「B地区」が着工しました。正式名称は、「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」となっています。

 完成予想図引用 公式ホームページ
 パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン   


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パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト

 東側の「A地区」を南東側から見た様子です。「A地区」の正式名称は「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」となっています。

パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイーストの概要
◆ 計画名-(仮称)小杉町二丁目地区開発計画<A地区>
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町二丁目276-1他(地番)
◆ 交通-東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅より徒歩5分、JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン「武蔵小杉」駅より徒歩4分(JR横須賀線・湘南新宿ラインのホームまでは連絡通路利用でさらに徒歩6分)
◆ 階数-地上53階、地下1階
◆ 高さ-178.90m (注意)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 事業区域面積-20,227.79㎡
◆ 敷地面積-8,498.46㎡(A地区)
◆ 建築面積-5,291.37㎡(A地区)
◆ 延床面積-70,888.49㎡(A地区)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆  地震対策-免震構造(基礎の上に免震装置を設置)
◆ 総戸数-592戸(他に店舗7区画、コンベンション施設)
◆ 用途-共同住宅、飲食店舗、学習塾、集会所、保育所、診療所(A地区・B地区全体)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、JX日鉱日石不動産
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月18日(A地区)
◆ 竣工-2017年12月下旬予定(A地区)
◆ 入居開始-2018年03月下旬予定 (A地区)


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の下層階を南東側から見た様子です。


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道路を南東側にオーバーパスする「歩道橋」の起点です。


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武蔵小杉駅北側歩道橋架設工事
 
「歩道橋」の起点を別角度から見た様子です。

● 2017年11月6日(月)に架設工事予定
 当初は、2017年10月23日(月)に道路を封鎖して歩道橋の架設をする予定でしたが、台風のため10月30日(月)に延期になりました。

 10月30日(月)も台風のため2度目の延期になりました。架設工事は11月6日(月)の予定です。天候も良さそうなので「三度目の正直」になりそうです(笑)。


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南東側のこの部分に「歩道橋」が架けられます。この部分には将来的に高さ約170mの超高層タワーマンション「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」が建設予定です。


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駐車場を閉鎖して歩道橋を製作しています。


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橋桁を「地組(じぐみ)」していました。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の低層階の南面です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」を南西側から見た様子です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の下層階を南西側から見た様子です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の下層階を北西側から見た様子です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」を北東側から見た様子です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の下層階を北東側から見た様子です。北側の「コンベンション施設」の建設も行われています。

● 1,000人規模のコンベンション施設(川崎市が整備)
 
「タワーズイースト」には、文化・情報発信・交流拠点として、川崎市の1,000人規模のコンベンション施設が整備されます。


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「タワーズイースト」と「タワーズウエスト」を接続する歩行者デッキです。


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パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン 
タワーズウエスト
 西側の「B地区」を南東側から見た様子です。「B地区」の正式名称は「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」となっています。

パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエストの概要
◆ 計画名-(仮称)小杉町二丁目地区開発計画<B地区>
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町二丁目228-1、3(地番)
◆ 交通-東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅より徒歩6分、JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン「武蔵小杉」駅より徒歩5分(JR横須賀線・湘南新宿ラインのホームまでは連絡通路利用でさらに徒歩6分)
◆ 階数-地上53階、地下1階
◆ 高さ-178.90m (注意)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 事業区域面積-20,227.79㎡
◆ 敷地面積-8,652.65㎡(B地区)
◆ 建築面積-5,060.92㎡(B地区)
◆ 延床面積-70,981.45㎡(B地区)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(基礎の上に免震装置を設置)
◆ 総戸数-613戸(他に店舗(区画数未定)、子育て支援施設) 
◆ 用途-共同住宅、飲食店舗、学習塾、集会所、保育所、診療所(A地区・B地区全体)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、JX日鉱日石不動産
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-2018年12月中旬予定(B地区)
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定(B地区)


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」の下層階を北東側から見た様子です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」を南西側から見た様子です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」の下層階を南西側から見た様子です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」を北西側から見た様子です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」の下層階を北西側から見た様子です。



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2017年11月 3日 (金)

竣工した地上23階、高さ約117mの「上野フロンティアタワー」 「PARCO_ya(パルコヤ)、TOHOシネマズ上野」が、2017年11月4日(土)オープン!

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-上野フロンティアタワー

 JR御徒町駅の西側で、「松坂屋上野店(マツザカヤ上野店)」を営業する「J・フロントリテイリング」は、松坂屋上野店の「南館」を建て替えました。

 計画名は「(仮称)松坂屋上野店南館建替計画 新築工事」で、地上23階、塔屋1階、地下2階、高さ約117m、延床面積約41,000㎡の超高層複合ビルです。正式名称は「上野フロンティアタワー」となっています。

 フロア構成は、地下1階が「大丸松坂屋百貨店食品フロア」、地上1階~6階がパルコが運営する「PARCO_ya(パルコヤ)」、地上7階~10階が「TOHOシネマズ上野」、地上12階~22階が賃貸オフィスになります

 「上野フロンティアタワー」は、2017年10月17日に「竣工式」が行われ、「(PARCO_ya」と「TOHOシネマズ上野」が、2017年11月4日(土)にオープンします。

 「パルコ」の東京23区への新規出店は、1973年の「渋谷パルコ」以来、44年ぶりとなります。「TOHOシネマズ上野」は、8スクリーン、全1440席です。

● 街区全体の名称はシタマチ.フロント
 
「上野フロンティアタワー」に隣接する「松坂屋上野店本館」、そして大丸松坂屋百貨店が所有する周辺店舗などを総括した名称は「シタマチ.フロント」となります。

上野フロンティアタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)松坂屋上野店南館建替計画 新築工事
◆ 所在地-東京都台東区上野三丁目24番6号
◆ 交通-JR「御徒町」駅徒歩2分、東京メトロ銀座線「上野広小路」駅徒歩1分、都営大江戸線「上野御徒町」駅徒歩1分
◆ 階数-地上23階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-117.00m
◆ 敷地面積-5,809.21㎡(駐車場ビル敷地他を含む)
◆ 建築面積-2,349.39㎡
◆ 延床面積-40,988.40㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、一部CFT造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-(地下1階)大丸松坂屋百貨店食品フロア、(地上1階~6階)PARCO_ya、(地上7階~10階)TOHOシネマズ上野、(地上12階~22階)賃貸オフィス
◆ 建築主-大丸松坂屋百貨店
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年05月01日
◆ 竣工-2017年10月17日(竣工式)
◆ オープン-2017年11月04日(PARCO_ya、TOHOシネマズ上野がオープン)
◆ 総事業額-約200億円(本館改装他関連工事を含む)


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南西側から見た「上野フロンティアタワー」です。


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当初計画からは、かなり外装デザインが変更になりました。


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南西側から見た下層階の様子です。


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アップです。


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テナントのロゴです。


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「PARCO ya」ではなく、「PARCO_ya」です。間に”_”が入ります。


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北西側から見た「上野フロンティアタワー」です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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「新南館」は、地下1階は本館と一体化するとともに、地上3階と地上6階に設置するブリッジで「本館」と接続されています。


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「本館」と「新南館」の間の道路です。


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南東側から見上げた様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。



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2017年11月 2日 (木)

渋谷区 東急プラザ渋谷跡の「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」 2017年9月末の建設状況

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-道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業-

 「東急不動産」と「東急不動産SCマネジメント」は、渋谷駅前で49年にわたり営業を続けてきた「東急プラザ渋谷」を、2015年3月22日(日)をもって閉館しました。

 「東急プラザ渋谷」は解体され、跡地には、地上19階、地下5階(地上18階、地下4階)、高さ103.31mの「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」が建設されています。

 2017年10月18日に「外装デザイン」が発表されました。当初発表されていた外装デザインから変更され、かなりメカっぽい外装デザインになりました。

 引用資料 東急不動産(2017/10/18)
 旧東急プラザ渋谷跡地を含む再開発 2019年秋竣工の道玄坂一丁目駅前地区  外装デザイン決定 多様な文化が混在する渋谷を表現

道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業の概要

◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂一丁目38番(地番)
◆ 階数-地上19階、地下5階(運用上は地上18階、地下4階)
◆ 高さ-103.31m
◆ 敷地面積-3,335.53㎡
◆ 建築面積-3,316.56㎡
◆ 延床面積-58,676.49㎡(事務所貸室面積16,886.24㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、飲食店舗、物販店舗、自動車車庫、銀行の支店ほか
◆ 建築主-道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合(事業協力者 東急不動産)
◆ デザイン監修-手塚建築研究所、日建設計
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体工事-2015年04月01日~2016年08月31日
◆ 着工-2016年03月
◆ 竣工-2019年10月31日予定
◆ 総事業費-465億円


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「外観(南西側)イメージ」です。かなりメカっぽい外装デザインに変更になりました。


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外装デザインを見た時、お台場の「実物大ユニコーンガンダム立像」に似ていると思いました(笑)。


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「建物模式断面図」です。


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「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」の建設現場です。この現場は「逆打ち工法」を採用しています。「逆打ち工法」では最初に1階床を構築します。


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敷地東側寄りです。


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「クラムシェル」で掘削土を揚土しています。


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敷地南側寄りです。


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敷地西側です。



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2017年11月 1日 (水)

地上36階、高さ約180mの「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2‐1街区 AC棟」 2017年9月末の建設状況

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豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業-
 「三井不動産」は、豊洲二丁目駅前地区で推進中の「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区 新築工事」の「AC棟」を2016年12月1日に着工し起工式を執り行いました。

 引用資料 三井不動産(2016/12/01)
 「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業2‐1街区 AC棟」着工 ~BCPを強化するエネルギーセンターを備えた、オフィス、商業、ホテルのミクストユースの大規模再開発~

 敷地面積27,831.65㎡(2-1街区全体)の広大な敷地に2016年12月1日に着工した「AC棟」と2017年12月に着工予定の「B棟」を建設します。
 総延床面積約259,000㎡と、都内湾岸エリアにおける新たなランドマークとなる、豊洲エリア最大規模のプロジェクトとなります。

豊洲二丁目駅前地区(2-1街区・AC棟)の概要
◆ 計画名-(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区 新築工事 AC棟
◆ 所在地-東京都江東区豊洲二丁目15番12
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「豊洲」駅、ゆりかもめ「豊洲」駅直結 
◆ 階数-地上36階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部約180m
◆ 敷地面積-27,831.65㎡(施設全体)、19,127.66㎡(AC棟)
◆ 建築面積-約9,300㎡(AC棟)
◆ 延床面積-約259,000㎡(施設全体)、約184,000㎡(AC棟)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎工法
◆ 地震対策-中間階免震構造
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、自動車車庫、エネルギー供給施設
◆ 客室数-約225室(三井不動産グループ直営のホテル)
◆ 建築主-三井不動産
◆ 都市計画・基本計画・監理-日建設計
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2016年12月01日
◆ 竣工-2020年04月予定
◆ オープン-2020年06月下旬予定(ホテル)、2020年度上期(商業施設)

豊洲二丁目駅前地区(2-1街区・B棟)の概要
◆ 計画名-(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区 新築工事 B棟
◆ 所在地-東京都江東区豊洲二丁目15番12
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「豊洲」駅、ゆりかもめ「豊洲」駅直結 
◆ 階数-地上24階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部約125m
◆ 敷地面積-27,831.65㎡(施設全体)、8,055.02㎡(B棟)
◆ 建築面積-約3,640㎡(B棟)
◆ 延床面積-約259,000㎡(施設全体)、約75,000㎡(B棟)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎工法
◆ 地震対策-中間階免震構造
◆ 用途-オフィス、自動車車庫
◆ 建築主-三井不動産
◆ 都市計画・基本計画・監理-日建設計
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2017年12月予定
◆ 竣工-2020年度下期予定


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「A棟」の外観パースです。「A棟」のオフィスは、基準階専有面積が約3,300㎡(約1,000坪)という大規模フロアプレートを実現しています。

 ホテルゾーンは、「A棟」の上層部(33階~36階)に設置し、三井不動産グループ直営のホテルを計画しています。客室数は約225室を予定しています。


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「用途構成図」です。「A棟」と「B棟」は、地震対策として「中間階免震構造」を採用している事が分かります。「C棟」には、開発区域内外に「電気」と「熱」を供給するエネルギーセンターが設置されます。


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「敷地配置図」です。


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「周辺施設との接続」です。「アーバンドック ららぽーと豊洲」と2ヶ所、「豊洲シビックセンター」と1ヶ所、2階デッキで接続されます。「豊洲公園」とはブリッジで接続されます。


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「豊洲シビックセンター」の2階デッキから見た「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区 新築工事 AC棟」の建設現場です。


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東側が「A棟」の建設現場です。


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中央が「C棟」の建設現場です。


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「AC棟」は、「逆打ち工法」を採用しています。「逆打ち工法」では最初に1階床を構築します。


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1階床から地下を掘削中です。


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敷地西側です。


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西側が「B棟」の建設予定地です。2017年12月着工予定です。「B棟」は、地下1階しかないので、「順打ち工法」を採用すると思われます。


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東側の「交通広場」です。



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