「武田薬品工業」の東京本社が移転 2018年3月末竣工予定の地上24階、高さ約123mの「(仮称)新東京武田ビル」
-(仮称)新東京武田ビル-
「武田薬品不動産、武田薬品工業、三井不動産」の3社共同で推進する「(仮称)日本橋本町二丁目特定街区開発計画」地において、2015年2月6日に「(仮称)新東京武田ビル」の地鎮祭が行われ、着工しました。
「(仮称)新東京武田ビル」は、地上24階、地下4階、高さ123.79mで、竣工後は「武田薬品」が現在の東京本社に代わる、新たな東京本社として使用することに加え、1階・2階には一般の方も自由に出入りすることができる共用スペースを設ける他、地下1階にはテナント(店舗)が入居する予定です。
● 現在の東京本社ビルは、高島屋に495億円で売却!
「武田薬品工業」の登記上の本社は大阪市内にあります。「武田薬品工業」は、現在の東京本社が入っている「東京武田ビル」と「武田新江戸橋ビル」の土地と建物を高島屋に495億円で売却しました。
「武田薬品工業」は、東京本社を建設中の「(仮称)新東京武田ビル」に移転します。新ビルの投資額は約660億円で、2018年秋までに移転する計画です。
「高島屋」は点在するオフィスを「東京武田ビル」に集約し、経営効率を高めます。当面は再開発を行わずに、現在の建物をそのまま利用する見込みです。
(仮称)新東京武田ビルの概要
◆ 所在地-東京都中央区日本橋本町二丁目9番1、3-7、13-16、20
◆ 階数-地上24階、地下4階
◆ 建物高さ-最高部123.79m、軒高123.29m
◆ 敷地面積-2,741.31㎡(北街区)
◆ 建築面積-2,215.01㎡(北街区)
◆ 延床面積-45,116.29㎡(北街区)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、博物館、集会所、駐車場、駐輪場
◆ 建築主-武田薬品不動産
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年02月06日(地鎮祭)
◆ 竣工-2018年03月末予定
◆ オープン-2018年秋予定(武田薬品工業の東京本社移転)
「(仮称)新東京武田ビル」を北東側から見た様子です。
下層階を北東側から見た様子です。当初は2017年10月末の竣工予定でしたが、2018年3月末に先延ばしされています。
北西側から見た様子です。
下層階を南西側から見た様子です。
南街区の「福徳の森」
南街区の「福徳の森」のです。「福徳神社」と一体となった広場空間「福徳の森」を整備しました。2016年9月28日に「森開き」が行われました。
「福徳神社」の鳥居です。
「福徳神社」の東側には、江戸文化を表現した「中央の広場空間」が整備されています。
薬祖神社
「福徳神社」に隣接する「福徳の森」にある「薬祖神社(やくそじんじゃ)」です。神社名から分かるように「薬」に関係する神社です。
「くすりのまち」日本橋の象徴となっています。「薬祖神社」を囲む玉垣には、誰もが知っている大手製薬会社の社名がたくさん刻まれていました。
芽吹茶屋
南街区の東側に建設された地上2階、地下2階の「芽吹茶屋 」です。何度も撮影していると行動パターンが決まって来ます。私は奥の「ローソン」でジュースを買うのがここ数年の行動パターンになっています。
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