武蔵小山パルム駅前地区 地上41階、高さ約145mの「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」
-パークシティ武蔵小山 ザ タワー-
品川区の「武蔵小山駅」の南東側には、「武蔵小山商店街PALM(パルム)」という東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードがあります。
「武蔵小山駅」は、東急目黒線にあります。東急目黒線は、かつては「目蒲線」の一部で、東急電鉄の鉄道網の中では支線に過ぎませんでした。
しかし、「目黒駅」から東京メトロ「南北線」と都営地下鉄「三田線」に相互直通運転するようになり状況が一変しました。
東急目黒線の大規模な改良工事も行われ、「目黒駅~洗足駅」までの区間で、連続立体交差事業が行われました。
武蔵小山駅周辺では、武蔵小山駅の地下化により、再開発の機運が盛り上がっており、複数の街区で再開発が計画されています。
第一弾して、「武蔵小山商店街PALM」の北側一帯で、「武蔵小山パルム駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が行われています。
地上41階、地下2階、高さ144.95m、628戸の超高層タワーマンションが建設されています。「(仮称)武蔵小山駅前再開発タワープロジェクト」として、公式ホームページがオープンしていましたが、正式名称は「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」に決まっています。
引用資料 公式ホームページ
パークシティ武蔵小山 ザ タワー
名称が「パークタワー武蔵小山」ではなく、「パークシティ武蔵小山」になったので、「三井不動産レジデンシャル」は、武蔵小山駅周辺で他にも再開発を計画している可能性があります。
パークシティ武蔵小山 ザ タワーの概要
◆ 計画名-武蔵小山パルム駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都品川区小山三丁目196-1(地番)
◆ 交通-東急目黒線「武蔵小山」駅徒歩1分
◆ 階数-地上41階、地下2階
◆ 高さ-最高部144.95m、軒高141.95m
◆ 敷地面積-7,418.67㎡
◆ 建築面積-4,964.69㎡
◆ 延床面積-75,000.11㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(積層ゴム等)
◆ 用途-共同住宅、店舗、地域コミュニティ施設(子育て支援施設)、駐車場、駐輪場
◆ 総戸数-628戸(販売総戸数491戸(高層棟住宅の一部、他に地権者住戸121戸・事業協力者住戸16戸))
◆ 建築主-武蔵小山パルム駅前地区市街地再開発組合(売主 三井不動産レジデンシャル、旭化成不動産レジデンス)
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施行者-鹿島建設
◆ 着工-2016年03月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年01月上旬予定
◆ 入居開始-2020年04月上旬予定
下層階の完成予想図です。
「現地周辺完成予想CG」です。
地上40階、地下2階の時の「計画配置図」です。北側に「高層棟」、南側に「低層棟」を建設します。
引用資料 東京都・報道発表資料(2014/05/29)
武蔵小山パルム駅前地区市街地再開発組合の設立認可について
「武蔵小山駅」の駅前ロータリー越しに見た「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」の建設現場です。
ゲートが開いていました。現在はもっと地上躯体が姿を現していると思います。
建設現場事務所の壁面に「実物大の外装モックアップ」が設置されていました。
北側から見た様子です。
敷地北東側の歩道です。歩道の北東側では、地上41階、地下2階、高さ約145m、総戸数約500戸の超高層タワーマンション「武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。
東側の道路(武蔵小山一番通り)に一部だけ接します。
南側から見た様子です。
「武蔵小山商店街PALM(パルム)」は、東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードです。アーケードは、全天候型の開閉式アーケードとなっています。
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