品川区 地上41階、高さ約145mの「武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業」 既存建物の解体工事が本格化!
-武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業-
品川区の「武蔵小山駅(むさしこやまえき)」は、東急目黒線にあります。東急目黒線は、かつては「目蒲線」の一部で、東急電鉄の鉄道網の中では支線に過ぎませんでした。
しかし、「目黒駅」から東京メトロ「南北線」と都営地下鉄「三田線」に相互直通運転するようになり状況が一変しました。
東急目黒線の大規模な改良工事も行われ、「目黒駅~洗足駅」までの区間で、連続立体交差事業が行われました。
武蔵小山駅周辺では、武蔵小山駅の地下化により、再開発の機運が高まっており、複数の再開発計画が進行中です。
「武蔵小山駅」の南東側には、「武蔵小山商店街PALM(パルム)」という東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードがあります。
一番先行しているは、「武蔵小山商店街PALM」の北側の地上41階、地下2階、高さ144.95mの「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」です。更にその北側で「武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。
引用資料 東京都・報道発表資料(2016/04/12)
武蔵小山駅前通り地区市街地再開発組合の設立認可について
引用資料 住友不動産(PDF:2016/04/14)
「武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業」再開発組合設立認可
地上41階、地下2階、高さ約145m、総戸数約500戸の超高層タワーマンションが建設される予定です。地上1階・2階に「店舗」、2階には「公益施設」、3階が中間免震層となり、4階以上が共同住戸となる予定です。
武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都品川区小山三丁目地内
◆ 階数-地上41階、地下2階
◆ 高さ-最高部約145m
◆ 地区面積-約7,000㎡
◆ 敷地面積-約5,420㎡
◆ 延床面積-約53,870㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-共同住宅、店舗等、公益施設、駐車駐輪場等
◆ 総戸数-約500戸
◆ 建築主-武蔵小山駅前通り地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 事業協力者-五洋建設、清水建設
◆ コンサルタント-アール・アイ・エー
◆ 解体工事-2017年06月26日~2018年09月30日予定
◆ 着工-2018年03月予定
◆ 竣工-2021年06月予定
◆ 総事業費-約321億円
「計画配置図」です。
「断面図」です。地上1階・2階に「店舗」、2階には「公益施設」、3階が中間免震層となり、4階以上が共同住戸となる予定です。
「武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北側から見た様子です。
解体される範囲です。
解体工事の工事名は、「武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業 既存建物除去工事」となっています。「五洋建設」の施工で行われており、解体工事の工期は2017年6月26日~2018年9月30日(予定)となっています。
東急目黒線沿いです。
フェンスで囲われています。
まだ余裕で住める「ユニーブル武蔵小山Ⅱ」も解体されます。調べてみると1990年11月竣工のようです。
「パークホームズ武蔵小山」は対象外で、その手前までが再開発の範囲です。
「武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業」の予定地を西側から見た様子です。南西側隣接地では、地上41階、地下2階、高さ144.95mの超高層タワーマンション「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」が建設中です。
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