森トラスト 周辺の敷地を更に集約化 地上43階、高さ約210mの「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」
-(仮称)赤坂二丁目プロジェクト-
森トラストは、「虎ノ門パストラル」跡地、「赤坂ツインタワー」建て替え、「三田43MTビル」を中心とした再開発など、東京都港区内で計画している3件の開発予定地に積極投資します。
「森トラスト」は、赤坂ツインタワー跡地を中心とした約5,000坪の敷地において推進している「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」の整備方針をまとめました。
東京圏国家戦略特別区域における特定事業として、東京都および港区の都市計画審議会による審議、国家戦略特別区域会議による区域計画の作成を経て、内閣総理大臣による認定を受けるべく手続きを進めていきます。
引用資料 森トラスト(PDF:2017/12./13)
『(仮称)赤坂二丁目プロジェクト』整備方針決定 ジャパンブランド発信施設と国際級ホテルを中心とした観光支援機能により国際競争力強化を目指す
「森トラスト」のプレスリリースにより正確な概要が判明しました。地上43階、地下3階、高さ約210m、敷地面積約220,000㎡の巨大な超高層複合ビルとなります。
● 周辺の敷地を更に集約化!
「赤坂ツインタワー」の跡地は敷地面積は11,866.50㎡(本館・東館合計)です。前の「日刊建設工業新聞」に、 ”近隣の地権者と共同で事業を進めたりして、4000坪(約13,200㎡)程度の敷地を確保する見込み” と書いてありました。
今回のプレスリリースで、敷地面積約15,700㎡と判明しました。周辺ビルの更なる集約化に成功したようです。あくまでも私の予想ですが、かつて「一般社団法人ICT-ISAC」が入っていたビル、「NTT赤坂ビル」、「メディカルスクエア赤坂健診センター」、「赤坂アネックス」の4棟の集約化に成功したようです。
(仮称)赤坂二丁目プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都港区赤坂一丁目及び二丁目
◆ 階数-地上43階、地下3階
◆ 高さ-最高部約210m
◆ 敷地面積-約15,700㎡
◆ 延床面積-約220,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、ホテル・サービスアパートメント、店舗、展示施設、診療所等
◆ 建築主-森トラスト
◆ 着工-2019年度予定
◆ 竣工-2024年度予定
「エントランス広場イメージ」です。
「計画地周辺図」です。
「赤坂ツインタワー」は解体されて更地になっています。
「赤坂ツインタワー」の跡地は「MTG赤坂2丁目駐車場」として暫定的に使用されています。
敷地の北側は高台になっています。
六本木通り沿いにある手前のかつて「一般社団法人ICT-ISAC」が入っていたビルと奥の塔がある「NTT赤坂ビル」です。この2棟は集約化されるようです。
ただ、「建物外観イメージ」に塔のある「NTT赤坂ビル」が描かれているので、「NTT赤坂ビル」だけはリニューアルして残すようです。容積率の移転等が行われるのかも知れません。
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