雪景色 地上47階、高さ約230mの「渋谷スクランブルスクエア」 「渋谷ヒカリエ」の超高層オフィスフロアから見た2018年1月23日の建設状況
-渋谷スクランブルスクエア-
渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が計画されています。その中で最大規模のプロジェクトが「渋谷駅地区駅街区開発計画」です。
「渋谷駅地区 駅街区開発計画」は、JR渋谷駅の東側に地上47階、地下7階、高さ229.706mの東棟、西側に地上13階、地下5階、高さ約76mの西棟、東棟と西棟の間に、山手線・埼京線の線路とホームを覆う形で、地上10階、地下2階、高さ約61mの中央棟を建設します。
「東京急行電鉄、JR東日本、東京メトロ」が推進している「渋谷駅街区開発計画」について、施設名称を「渋谷スクランブルスクエア/SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE」に決定しました。
引用資料 JR東日本(PDF:2017/08/01)
渋谷駅街区開発計画の施設名称が「渋谷スクランブルスクエア」に決定 オフィス・商業施設のリーシングを開始 -2019年度、渋谷エリア最高となる高さ約230メートル、地上47階建の第Ⅰ期(東棟)開業-
渋谷スクランブルスクエアの概要
◆ 計画名-渋谷駅地区駅街区開発計画
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目24番1他
◆ 階数-地上47階、地下7階(東棟)、地上10階、地下2階(中央棟)、地上13階、地下5階(西棟)
◆ 高さ-最高部229.706m、建築物229.706m(東棟)、約61m(中央棟)、約76m(西棟)
◆ 敷地面積-15,275.55㎡(施設全体)
◆ 建築面積-18,216.49㎡(施設全体)
◆ 延床面積-276,010.18㎡(施設全体)、約181,000㎡(東棟)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、オフィス、駅施設、駐車場等
◆ 事業主体-東京急行電鉄、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東京地下鉄(東京メトロ)
◆ 設計者-渋谷駅周辺整備計画共同企業体(日建設計、東急設計コンサルタント、ジェイアール東日本設計事務所、メトロ開発)
◆ デザインアーキテクト-日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所
◆ 施工者-東急建設、大成建設JV
◆ 着工-2014年06月10日(準備工事)
◆ 竣工-2019年07月末予定(東棟)、2028年03月末予定(中央棟、西棟)
◆ 開業-2019年度予定(東棟)、2027年度予定(中央棟、西棟)
(注意) 建築面積が敷地面積を上回るのは、西棟付近に設ける「西口アーバンコア」が道路上に架かっており、敷地面積には含まれないものの建築面積には含まれるためです。
「屋外展望施設」のイメージです。「屋外展望施設」は屋上全体を使い、広さは約3,000㎡です。周囲は全面ガラス張りの回廊となり、一部に階段状の高低差を設けます。
「商業施設フロアイメージ」です。
「オフィスフロアイメージ」です。
「渋谷ヒカリエ」の超高層オフィスフロアから見たの「渋谷スクランブルスクエア」の2018年1月23日の建設状況です。前日東京は大雪だったのでかなり雪が積もっています(写真提供品川ローカス氏)。
最高部です。タワークレーン2基で建設しています(写真提供品川ローカス氏)。
途中階に「揚重ヤード」を設けています。「渋谷スクランブルスクエア」は敷地に余裕が無いので、タワークレーンで鉄骨を途中階に揚重しておいて、そこからタワークレーンで吊り上げて「鉄骨建方」を行っているようです(写真提供品川ローカス氏)。
「カーテンウォール」です。完成予想図では分かりませんでしたが、「アルミカーテンウォール」のガラス部分がグラデーションになっています(写真提供品川ローカス氏)。
「渋谷ストリーム」との谷間です。渋谷ストリームの一部となる「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト A棟」の最高部に雪が積もっています(写真提供品川ローカス氏)。
「渋谷スクランブルスクエア」の南面も「カーテンウォール」の取り付けが進んでいます(写真提供品川ローカス氏)。
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