川崎市の東扇島に建設中 国内最大面積約30万㎡となる巨大物流施設「ロジポート川崎ベイ」
-ロジポート川崎ベイ-
日本全国で巨大物流施設の建設ラッシュになっています。特に首都圏と関西圏が顕著です。川崎市の埋立地である「東扇島」に、「ラサール不動産投資顧問、三菱地所、NIPPO」の3社が共同開発する大型物流施設「ロジポート川崎ベイ」が、2017年12月15日に着工しました。
引用資料 公式ホームページ
ロジポート川崎ベイ
三菱地所 ニュースリリース(PDF:2017/12/15)
国内最大級のマルチテナント型物流施設「ロジポート川崎ベイ」着工
「ロジポート川崎ベイ」は、敷地面積134,832.22㎡、延床面積296,798.74㎡のマルチテナント型物流施設です。延床面積296,798.74㎡は、竣工予定の2019年5月時点において民間の物流施設で国内最大面積となります。
ロジポート川崎ベイの概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市川崎区東扇島7番1他(地番)
◆ 階数-地上5階
◆ 敷地面積-134,832.22㎡
◆ 延床面積-296,798.74㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-マルチテナント型物流施設
◆ 建築主-東扇島プロパティー特定目的会社(ラサール不動産投資顧問、三菱地所、NIPPO)
◆ 設計監理監修者-久米設計
◆ 設計施工者-大林組
◆ 着工-2017年12月15日
◆ 竣工-2019年05月31日予定
最近は、巨大物流施設の建設ラッシュで、1棟で20万㎡超の物流施設の建設も珍しくなくなりましたが、さすがに1棟で約30万㎡は巨大です。
建物の特徴
● 各階の着車を可能にするランプウェイを2基採用
● 高床倉庫(1~4 階)と低床倉庫(最上階)を整備することで、様々なテナントニーズに対応可能
● 約830坪から分割利用可能
● 冷凍冷蔵設備対応可能
● 大型車128台の待機スペース、一般車916台の収容が可能な駐車場を設置予定
● 全館LED照明の採用
● 太陽光発電設備対応可能
● 72時間対応の非常用発電設備を設置
「周辺地図」です。「ロジポート川崎ベイ」は、最寄りの首都高速湾岸線の東扇島出入口まで約1.5kmに位置し、大消費地である東京や横浜へのアクセスに優れています。
「位置図」です。埋立地の「東扇島」に位置します。2023年度には「臨港道路東扇島水江町線」が完成する予定であり、より一層の交通利便性の向上が期待されています。
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