中野区「区役所・サンプラザ地区再整事業」への布石 「中野区新庁舎整備基本設計等業務」の日本設計の企画提案書を公表!
-中野区新庁舎整備基本設計等業務-
中野区は「中野区新庁舎整備基本設計等業務」の契約締結候補者に選定した日本設計の企画提案書を公表しました。新庁舎の規模は、地上11階、地下2階、延床面積約42,460㎡です。
「免震構造」を採用し、2019年3月までに基本設計を取りまとめます。提案書によると、2021年4月の着工、2023年8月の完成を想定しています。
引用資料 日刊建設工業新聞(2018/02/16)
東京・中野区/新庁舎整備/日本設計の提案内容公表
外装には格子状のパネルシステム「トレリス」を採用します。日射を抑え通風を確保する「膜パネル」、景観に配慮した「緑化パネル」、自然発電用の「太陽光発電パネル」の3種類のパネルを、周辺環境に合わせた最適な方角に設置することで、環境面に配慮し、建築物の剛性も高ます。
● 区役所・サンプラザ地区再整事業への布石
中野区の新庁舎が建設されるといよいよ巨大プロジェクト「区役所・サンプラザ地区再整事業」が動き出します。中野区の新庁舎はその布石となります。
中野区は、「区役所・サンプラザ地区再整事業」の事業協力者に選定した「野村不動産グループ(野村不動産、清水建設、住友商事、東急不動産、ヒューリック)」と、土地区画整理事業の施行予定者の都市再生機構とそれぞれ事業推進協定を結んでいます。
アリーナを組み込んだ1万人収容の「集客交流施設」とMICE(国際的なイベント)を想定して集客交流施設と相乗効果を生み出すホテル、業務・商業施設、住宅などが入る「多機能複合施設」を建設する計画です。
「断面図のイメージ」です。
引用資料 中野区・公式HP(PDF:2016/08)
新しい区役所整備基本計画(案)
「新庁舎配置計画のイメージ」です。
「計画地広域図」です。中野四季の都市(まち)」内の区有地に建設されます。
新庁舎の建設予定地
新庁舎の建設予定地は、中野四季の都市(まち)」内の区有地です。敷地面積約8,570㎡で、敷地の北側には敷地面積約4,670㎡の「中野体育館」があります。
国有地だった南側の敷地面積約3,900㎡は、「中野区土地開発公社」が購入し、中野区が公社から取得しています。
現在の中野区役所
新庁舎の竣工後に再開発が計画されている「中野区役所です。JR「中野駅」から徒歩3分の交通至便な場所にあります。現区役所は1968年9月竣工、既に49年が経過しています。
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