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2018年2月16日 (金)

JR田町駅前 東京工業大学「田町キャンパス」の再開発 地上32階など3棟で総延床面積約180,000㎡を想定!

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-東京工業大学・田町キャンパス-

 「東京工業大学(Tokyo Institute of Technology)」は、日本屈指の超難関大学です。文部科学省が実施している「スーパーグローバル大学事業」のトップ型指定校でもあります。

 キャンパスは3ヶ所に分かれており、メインの「大岡山キャンパス(目黒区大岡山)、「すずかけ台キャンパス(横浜市緑区)、「田町キャンパス(港区芝浦)」の3ヶ所です。

 JR田町駅より徒歩1分の「田町キャンパス」は、大学院イノベーションマネジメント研究科の一部、キャンパス・イノベーションセンター、東京工業大学附属科学技術高等学校があります。

田町キャンパスの再開発
 
「東京工業大学」は、「田町キャンパス」の再開発を検討しています。PPP・PFI手法を活用する方針で、今後はアドバイザリー会社を交えて事業化の検討を進めていく予定です。PPP・PFIの導入は財政負担の軽減が狙いで、土地資産の有効活用を進めたい考えです。

 引用資料 建設通信新聞(2018/02/14)
 田町キャンパスを再開発/延べ18万㎡3棟構想も PFI手法を活用/東工大

 東京工業大学は、「国立大学法人東京工業大学田町キャンパス再開発事業に係るアドバイザリー業務」の公募型企画競争実施予定情報の公表を行います。提案募集の公示予定は、2018年3月9日(金)です。

 東京工業大学(2018/02/08)
 企画競争実施予定情報の公表(田町キャンパス再開発事業に係るアドバイザリー業務)

 段階的な開発ではなく敷地全体を一体的に開発する見通しです。これまで、地上32階、延床面積約142,000㎡の「A棟」など3棟総延床面積約180,000㎡の施設を建設する構想を検討してきました。

 敷地の高度利用を進めて教育研究スペースを拡充する一方、JR田町駅前という立地を生かす方針です。大学間や産学官、国際連携に活用する社会連携・国際化の拠点としての整備も視野に入れています。


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田町キャンパスマップ

 東京工業大学の「田町キャンパスマップ」です。正門近くの「⑥ キャンパス・イノベーションセンター」のみ残して、それ以外は再開発する方針です。

 引用資料 東京工業大学
 田町キャンパスマップ


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msb Tamachi(ムスブ田町)

 東京工業大学・田町キャンパスの道路を挟んだ北東側では、「東京ガス、三井不動産株、三菱地所」は、田町駅東口の芝浦エリアにおいて、3社共同で「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の開発計画を進めています。街区名称を「msb Tamachi(ムスブ田町)」に決定しています。

 引用資料 三井不動産(2017/05/16)
 (仮称)TGMM芝浦プロジェクト 街区名称を「msb Tamachi(ムスブ田町)」に決定 -東京ガス・三井不動産・三菱地所によるJR田町駅直結のミクストユースの街づくり-

 地上31階、地下2階、高さ168.98mの超高層オフィスビル「 田町ステーションタワーS」、地上36階、地下2階、高さ180.08mの超高層オフィスビル「田町ステーションタワーN」、地上9階、地下2階、高さ約50mのホテル「プルマン東京田町」の3棟が建設中です。


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「配置図」です。JR田町駅から公共街区(みなとパーク芝浦・愛育病院・芝浦公園)までを繋ぐ歩行者デッキが整備されます。


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