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2018年3月

2018年3月31日 (土)

川口市 地上29階、高さ約100mの「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合設立の認可!

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-川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業-
 「乃木坂46」が、昨年の2月にさいたまスーパーアリーナで行った「5th YEAR BIRTHDAY LIVE 2017.2.20-22 SAITAMA SUPER ARENA」のブルーレイがやっと発売になりました。

 3日目の映像をよく見るとアリーナ席に自分が映って言いました。「スパイダーカム」が何度も頭上を通り過ぎて行ったので映っているとは思っていましたが、実際の映像を見て笑ってしまいました。

 本題に戻って埼玉県つながりで、「野村不動産」は、埼玉県川口市で推進している「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」が、2018年3月30日に市街地再開発組合設立について埼玉県の認可を受けました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2018/03/30)
 「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合設立認可のお知らせ

 再開発予定地は、JR川口駅東口から東へ約300mに位置した約1.1haの区域で、川口市の中心商店街の銀座通り商店街に面し、商業業務機能が集積しています。
 一方で、地区内には不整形な敷地、低未利用な土地、老朽建物が多く、耐震安全性に課題がある建物の更新が必要とされていました。

川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-埼玉県川口市栄町三丁目13番地及び14番地の一部 
◆ 階数-地上29階、地下2階
◆ 高さ-100m(建築物の高さの最高限度)
◆ 区域面積-約11,000㎡ 
◆ 敷地面積-約9,100㎡
◆ 建築面積-約5,430㎡
◆ 延床面積-約66,420㎡
◆ 構造- 鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、商業、業務施設
◆ 総戸数-約475戸
◆ 施行者-川口栄町3丁目銀座地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産)
◆ 事業推進コンサルタント-パシフィック総合開発研究所
◆ 着工-2019年12月予定
◆ 竣工-2023年03月予定


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「銀座通り商店街完成予想パース」です。


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「物件地図」です。


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「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南西側から見た様子です。南西角は再開発の対象外です。


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「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南東側から見た様子です。


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イトーヨーカドーの「ザ・プライス川口店」が再開発の中心になります。


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街区東側の道路です。奥のマンション「リビオ川口セルフィア」は再開発の対象外です。


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街区西側の「銀座通り商店街」です。



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2018年3月30日 (金)

新宿区 竣工した地上60階、高さ約209mの「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」

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-ザ・パークハウス 西新宿タワー60-
 「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」は、区域面積約1.5haの再開発プロジェクトです。約1.5haを「A1地区」~「A5地区」に分けて開発しました。

 最大規模の「A-1地区」には、地上60階、地下2階、高さ208.97m、総戸数976戸の超高層タワーマンションが建設されました。正式名所は「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」です。 

 2017年6月28日に工事完了、2017年10月31日に竣工、2017年11月15日に「竣工式」が行われました。2017年11月下旬から入居開始されています。

 竣工時点で、最高部208.97mは、超高層タワーマンションでは大阪の「The Kitahama(北浜タワー)」の地上54階、塔屋2階、地下1階、高さ(最高部209.35m、建築物207.76m)に次ぐ高さになりました。

ザ・パークハウス 西新宿タワー60の概要
◆ 計画名-西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業(A1地区)
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿五丁目700番(地番)
◆ 交通-東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅より徒歩9分、都営大江戸線「西新宿五丁目」駅より徒歩7分、JR山手線「新宿」駅より徒歩18分、都営大江戸線「都庁前」駅より徒歩8分、東京メトロ丸ノ内線「中野坂上」駅より徒歩9分
◆ 階数-地上60階、地下2階
◆ 高さ-最高部208.97m、軒高199.16m
◆ 敷地面積-7,530.65㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-3,089.68㎡
◆ 延床面積-103,902.39㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-954戸(事業協力者住戸177戸含む、事業協力者店舗15区画、他に管理室、ゲストルーム、ミーティングスペース等)
◆ 建築主-西新宿五丁目中央北地区市街地再開発組合(売主 三菱地所レジデンス、相鉄不動産、丸紅)
◆ 監理監修-INA新建築研究所
◆ デザイン監修-三菱地所設計
◆ 設計者・監理者-フジタ
◆ 施工者-フジタ
◆ 着工-2014年04月01日(着工)、2014年05月12日(起工式)
◆ 竣工-2017年06月28日(工事完了)、2017年10月31日(竣工)、2017年11月15日(竣工式)
◆ 入居開始-2017年11月下旬


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東側の「アイタウン」から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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「東京都庁展望室」から見た最高部です。小さな塔屋があります。


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下層階の様子です。


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建物の周囲は「有効空地」として広範囲に解放されています。


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「有効空地」です。


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「有効空地」です。


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「植栽」も大規模に行われています。



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2018年3月29日 (木)

中央区 竣工した地上36階、高さ約129mの「パークシティ中央湊 ザ タワー」

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-パークシティ中央湊 ザ タワー-
 「(仮称)湊二丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、大川端リバーシティ21の隅田川を挟んだ対岸部の再開発プロジェクトです。

 中心となる「B街区」には、地上36階、塔屋2階、地下1階、高さ128.96m、総戸数416戸(権利者住戸148戸を含む、他に店舗1区画、印刷工場1区画、事務所1区画)の「パークシティ中央湊 ザ タワー」が建設されました。

パークシティ中央湊 ザ タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)湊二丁目東地区第一種市街地再開発事業 B街区
◆ 所在地-東京都中央区湊二丁目101番(地番)
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「八丁堀」駅徒歩6分、東京メトロ有楽町線「新富町」駅徒歩8分、JR「東京」駅徒歩20分
◆ 階数-地上36階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部128.96m、軒高127.64m
◆ 敷地面積-3,682.95㎡
◆ 建築面積-2,092.08㎡
◆ 延床面積-45,045.59㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-パイルド・ラフト基礎(直接基礎と杭基礎を併用)、杭基礎は場所打ちコンクリート杭×36本
◆ 地震対策-免震構造(建物と基礎の間に積層ゴム等の免震装置を設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗、工場、駐車場
◆ 総戸数-416戸(権利者住戸148戸を含む、他に店舗1区画、印刷工場1区画、事務所1区画)
◆ 建築主-湊二丁目東地区市街地再開発組合(売主 三井不動産レジデンシャル)
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年01月31日
◆ 竣工-2017年09月08日(工事完了)、2017年11月下旬(竣工)
◆ 入居開始-2018年02月下旬

(注意) 上記の建築面積と延床面積は、2018年3月29日現在の公式ホームページの数値です。竣工後の「東京都環境局」のホームページでは、建築面積2,090.19㎡、延床面積44,958.88㎡となっています。


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「パークシティ中央湊 ザ タワー」を南東側の「佃大橋」から見た様子です。


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塔屋の形状が非常にユニークです。


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南東側から見上げた様子です。


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北東側から見上げた様子です。


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一帯の再開発に合わせて、隅田川沿いに「中央区立湊公園」が整備されました。


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公園と言っても遊具はなく、綺麗に整備された堤防と言う感じです。



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2018年3月28日 (水)

国家戦略特区 高さ約323m、約263m、約233mの「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合の設立認可!

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虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 「虎ノ門・麻布台地区」は、最初は対象区域面積約4.8haでしたが、西側の「首都高速都心環状線」側まで対象区域が拡大し、更に南側の「外苑東通」まで対象区域を拡大しました。都市再生特別地区の区域面積は、約8.1haまで拡大しています。

 引用資料 首相官邸(2017/01/10)
 第11回 東京都都市再生分科会 配布資料

● 市街地再開発組合の設立を認可
 国家戦略特別区域法に基づく国家戦略都市計画建築物等整備事業である「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」は、2018年3月27日に市街地再開発組合の設立について東京都知事の認可を受けました。

 森ビル ニュースリリース(2018/03/27)
 「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立認可のお知らせ

 総延床面積は、約819,600㎡から約864,100㎡と更に拡大しましたが、最高部の高さが約330m、約270m、約240mから約323m、約263m、約233mとそれぞれ約7mずつ低くなっています。

 それにしても総事業費約5,792億円とは正に国家プロジェクト並みの金額ですね。「森ビル」の2017年3月期の連結決算は、売上高2,587億円、営業利益588億円です。
 参加組合員は「森ビル、日本郵便」となっているので、「森ビル」の単独事業ではありませんが、「森ビル」の1年間の売上高の2倍以上をこのプロジェクトに投じる事になります。

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業の概要
計画地の位置-東京都港区虎ノ門五丁目、麻布台一丁目及び六本木三丁目各地内
施行地区面積-約81,000㎡ 
建築敷地面積-約63,910㎡
総延床面積-約864,100㎡
主要用途-共同住宅、オフィス、店舗、ホテル、インターナショナルスクール等
施行者-虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(参加組合員 森ビル、日本郵便)
◆ 着工-2019年03月予定
◆ 竣工-2023年03月予定
◆ 総事業費-約5,792億円

A街区(複合棟)の概要
階数-地上65階、塔屋2階、地下6階
高さ-最高部約323m
延床面積-約461,840㎡
 
B-1街区(住宅棟)の概要
階数-地上64階、塔屋2階、地下6階
高さ-最高部約263m
延床面積-約187,190㎡

B-2街区(住宅棟)の概要
階数-地上53階、塔屋2階、地下6階
高さ-最高部約233m
延床面積-約167,520㎡


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「配置図」です。区域面積約8.1ha(敷地面積約63,910㎡)です。


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「断面図」です。最高部の高さが約323m、約263m、約233mとなっています。3棟共に約7m低くなりましたが、それでも凄い高さです。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2018/03/26)
 虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合の設立認可について


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虎ノ門・麻布台地区
 「東京タワー特別展望台(250m)」から見た「虎ノ門・麻布台地区」です。写真中央の「霊友会釈迦殿」は、再開発の対象区域に含まれません。



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再開発予定地は駐車場が目立ちます。


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すぐ北側の高台には「アークヒルズ 仙石山森タワー(アークヒルズ 仙石山レジデンス)」がそびえています。

● アークヒルズ? それとも 麻布台ヒルズ?
 街の名称は何になるのでしょうか? 北側は「アークヒルズ」に接しています。一体化して「アークヒルズ」になる可能性があります。

 施行地区面積が約81,000㎡もあるので単独の「ヒルズ」になる可能性もあります。その場合は「麻布台ヒルズ」になると思われます。



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2018年3月27日 (火)

千葉県柏市 竣工した地上36階、高さ約129mの「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー」

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パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー
 「柏の葉キャンパス駅」の駅前の「148街区」では、「三井不動産レジデンシャル」と「三井不動産」により、超高層ツインタワーマンション「(仮称)柏の葉キャンパス148街区住宅計画」が建設されました。

 東棟の正式名称は「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー」となっており、「三井不動産レジデンシャル」により分譲されました。2016年12月1日に竣工しました。

 西棟は親会社の「三井不動産」により建設されました。賃貸となっており、正式名称は「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー ウエスト」で、2018年1月末日に竣工しました。

パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワーの概要
◆ 計画名-柏の葉キャンパス148街区住宅計画(東棟)
◆ 所在地-千葉県柏市若柴178番地4 柏の葉キャンパス148街区
◆ 交通-つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅徒歩3分
◆ 階数-地上36階、地下0階
◆ 高さ-最高部128.78m
◆ 敷地面積-14,750.00㎡(全体敷地面積)、4,771.38㎡(東棟)
◆ 建築面積-1,712.67㎡(東棟)
◆ 延床面積-33,853.99㎡(東棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造(免震装置を1階と2階の間に設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-349戸(他に保育施設1区画、店舗1区画)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2014年10月06日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年12月01日
◆ 入居開始-2017年03月下旬


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「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー」を北東側から見た様子です。奥は「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー ウエスト」です。


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「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー」を南側から見た様子です。


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パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー」の下層階を北西側から見た様子です。建物周囲の一部が「石垣」で囲まれています。

 地震対策として、1階と2階の間に免震層を設ける「中間免震構造」を採用しています。窓が無い部分が「免震層」です。


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すぐ北側の「パークシティ柏の葉キャンパス 二番街ミッドタワーD棟」も建物周囲の一部が「石垣」になっており、デザイン的な特徴になっています。


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南側の「エントランス」部分です。


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南側から見た下層階の様子です。



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2018年3月26日 (月)

横浜みなとみらい21地区 竣工した地上29階、高さ約100mの「ブランズタワーみなとみらい」

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ブランズタワーみなとみらい
 「みなとみらい21中央地区32街区」の南半分の敷地面積10,083.34㎡をUR都市機構神奈川地域支社が、入札を行い「東急不動産」が86億7200万円で落札しました。「東急不動産」は、敷地北側に「住宅棟」、敷地南側に「事務所棟」を建設しました。

 住宅棟の計画名は、「(仮称)みなとみらい21 32街区プロジェクト(住宅棟)」で、地上29階、地下1階、高さ99.70m、総戸数228戸の超高層タワーマンション、正式名称は「ブランズタワーみなとみらい」です。

 「事務所棟」の計画名は、「(仮称)MM21-32街区 オフィス計画」で、地上15階、塔屋1階、地上29階、高さ81.85m、正式名称は「オーシャンゲートみなとみらい(OCEAN GATE MINATO MIRAI)」です。

ブランズタワーみなとみらいの概要
◆ 計画名-(仮称)みなとみらい21 32街区プロジェクト(住宅棟)
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目7番2(地番)
◆ 交通-みなとみらい線「みなとみらい」駅より徒歩2分、JR東海道線他「横浜」駅より徒歩20分 
◆ 階数-地上29階、地下1階
◆ 高さ-99.70m
◆ 敷地面積-3,025.00㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-1,419.97㎡
◆ 延床面積-26,448.45㎡(建築確認対象面積)、17,769.96㎡(容積対象床面積)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(地下1階柱頭に免震装置を設置)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-228戸
◆ 建築主-東急不動産
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2014年10月01日
◆ 竣工-2017年01月下旬
◆ 入居開始-2017年02月下旬


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「ブランズタワーみなとみらい」を北側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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事務所棟の「オーシャンゲートみなとみらい(OCEAN GATE MINATO MIRAI)」との間です。


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「オーシャンゲートみなとみらい(OCEAN GATE MINATO MIRAI)」との間は、公開空地として解放されています。


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東側から見た下層階の様子です。


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敷地の北西側は公開空地として解放されており、反対側に抜ける事が出来ます。


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西側から見た様子です。


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西側の入口です。この部分は公開空地ではないため関係者以外は「立入禁止」です。


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西側から見た下層階の様子です。


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建物の南西側に「メインエントランス」があります。


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「横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た「ブランズタワーみなとみらい」の最高部です。小さな塔屋が2つあります。 高さ99.70mですが、最高部の高さは100mを超えていると思われます。



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2018年3月25日 (日)

横浜みなとみらい21地区 竣工した大規模オフィスビル「オーシャンゲートみなとみらい(OCEAN GATE MINATO MIRAI)」

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-オーシャンゲートみなとみらい-

 「みなとみらい21中央地区32街区」の南半分の敷地面積10,083.34㎡をUR都市機構神奈川地域支社が、入札を行い「東急不動産」が86億7200万円で落札しました。「東急不動産」は、敷地北側に「住宅棟」、敷地南側に「事務所棟」を建設しました。

 住宅棟の計画名は、「(仮称)みなとみらい21 32街区プロジェクト(住宅棟)」で、地上29階、地下1階、高さ99.70m、総戸数228戸の超高層タワーマンション、正式名称は「ブランズタワーみなとみらい」です。

 「事務所棟」の計画名は、「(仮称)MM21-32街区 オフィス計画」で、地上15階、塔屋1階、地上29階、高さ81.85m、正式名称は「オーシャンゲートみなとみらい(OCEAN GATE MINATO MIRAI)」です。

オーシャンゲートみなとみらいの概要
◆ 計画名-(仮称)MM21-32街区 オフィス計画
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目7番1(地番)
◆ 交通-横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい」駅徒歩2分、JR根岸線「桜木町」駅徒歩11分 
◆ 階数-地上15階、塔屋1階、地下0階(本棟)、地上6階(駐車場棟)
◆ 高さ-最高部81.85m、軒高76.63m
◆ 敷地面積-10,704.69㎡(施設全体)、7,058.34㎡(事務所棟)
◆ 建築面積-5,080.00㎡(本棟3,770.00㎡、駐車場棟1,310.00㎡)
◆ 延床面積-55,578.20㎡(本棟48,603.20㎡、駐車場棟6,975.00㎡)
◆ 構造-(本棟)鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造、(駐車場棟)鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(本棟)
◆ 地震対策-免震構造(中間階免震構造)
◆ 用途-(本棟)オフィス、物販店舗、駐車場、(駐車場棟)保育所、駐車場
◆ 建築主-東急不動産、三井住友信託銀行
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2015年10月20日
◆ 竣工-2017年07月31日
◆ オープン-2017年12月

(注意) 地上14階と書いてあるホームページもたくさんあります。断面図を見ると地上14階、塔屋2階のように見えます。


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「オーシャンゲートみなとみらい」を東側から見た様子です。


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下層階を東側から見た様子です。地震対策として「免震構造(中間階免震構造)」を採用しています。2階と3階の間に「免震層」を設けています。


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北東側から見た様子です。


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北側から見た様子です。「ブランズタワーみなとみらい」に面する北西側壁面には窓がありません。


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1階の北東側です。


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「オーシャンゲートみなとみらい」を南側から見た様子です。


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下層階を南側から見た様子です。


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南側のエントランスです。


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内部も2層吹き抜けになっています。


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「オーシャンゲートみなとみらい」のロゴです。


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「オーシャンゲートみなとみらい」を西側から見た様子です。北西側に地上6階の「駐車場棟」があります。


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「横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た最高部です。オフィスフロアは14階までで、断面図を見ると地上14階、塔屋2階のように見えます。

 いろいろなホームページを見ると地上14階と書いてある場合と地上15階と書いてある場合があり、どちらが正しいのか分かりませんでした。



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2018年3月24日 (土)

「日本通運」が汐留シオサイトから本社を移転 千代田区神田和泉町に「日本通運新本社ビル」を建設!

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-日本通運新本社ビル-
 
「日本通運」は、2018年3月23日開催の取締役会において、東京都千代田区神田和泉町に新本社ビルを建設し、移転することを決議しました。

 引用資料 日本通運(2018/03/23)
 日通、新本社ビルを建設し移転 ~ワンストップ営業体制のさらなる推進と不動産事業を強化~

 .「日本通運」は、真のグローバルロジスティクス企業となるべく、2015年5月に53年ぶりとなる大幅な組織改正を行い、陸海空のワンストップ体制を構築しました。

 「新本社ビル」には、現在の汐留本社ビルに入居している本社各部門、支店およびグループ各社に加え、新たに首都圏支店、海運事業支店および航空事業支店も移転することにより、陸海空の総合力を発揮できるワンストップ体制をさらに推し進めます。

 併せて、「日通グループ経営計画2018-新・世界日通。-」に掲げる不動産事業の再構築の取り組みの一環として、現在の汐留本社ビル、首都圏支店が入居しているNEX人形町ビルおよび航空事業支店が入居しているピアシティ芝浦ビルの各自社ビルは賃貸ビルとして運用し、収益向上を図ります。

日本通運新本社ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区神田和泉町2-1他(地番、社有地) 
◆ 階数-地上13階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-(不明)
◆ 敷地面積-7,303.32㎡
◆ 敷地面積-約3,200㎡ 
◆ 延床面積-42,554.91㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造 
◆ 建築主-日本通運
◆ 着工-2019年12月予定
◆ 竣工-2021年08月予定
◆ 移転-2021年09月予定


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現在の日本通運本社ビルは、「汐留シオサイト」にあります。


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「日本通運本社ビル」です。

日本通運本社ビルの概要
◆ 所在地-東京都港区東新橋一丁目9番3号
◆ 階数-地上28階、地下4階
◆ 高さ-最高部136.51m
◆ 敷地面積-5,518.55㎡(D北3街区全体) 
◆ 延床面積-54,214.22㎡
◆ 建築主-日本通運、日通不動産
◆ 設計者-鹿島建設、日通不動産
◆ 施工者-鹿島建設、大成建設、竹中工務店、清水建設、大林組JV
◆ 着工-2000年07月
◆ 竣工-2003年06月


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新本社への移転は、2021年9月を予定しています。 現在の「汐留本社ビル」は、賃貸ビルとして運用し、収益向上を図ります。



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2018年3月23日 (金)

「日比谷公園」が一望 竣工した地上21階、高さ約109mの「日比谷パークフロント」

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-日比谷パークフロント-

 「ケネディクス(不動産ファンド)、東急不動産、日本政策投資銀行」の3社は、「旧:日本長期信用銀行本店ビル」を建て替えました。

 「旧:日本長期信用銀行本店ビル」は、日比谷公園の南側に1993年8月に竣工しました。地上22階、地下5階、高さ約130m、延床面積62,423.66㎡の超高層ビルでした。
 「日本長期信用銀行」は、かつて存在した長期信用銀行です。「長銀(ちょうぎん)」の愛称で親しまれていました。

 3社の共同事業として「グリーンアセットインベストメント特定目的会社」を通じて「(仮称)内幸町二丁目プロジェクト」を、2015年5月15日付で新築工事に着手しました。

 施設の正式名称が「日比谷パークフロント(HIBIYA PARKFRONT)」です。日比谷公園に面し、約16ha の緑が眼下に広がる、まさに日比谷公園(park)の入口(front)となる施設であることを表現しました。2017年5月31日に竣工しました。

日比谷パークフロントの概要
◆ 計画名-(仮称))内幸町二丁目プロジェクト
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町二丁目1番6号 
◆ 交通-都営三田線「内幸町」駅直結、東京メトロ千代田線・日比谷線・丸の内線「霞ヶ関」駅直結、銀座線「虎ノ門」駅徒歩5分、JR「新橋」駅徒歩9分
◆ 階数-地上21階、地下4階
◆ 高さ-108.98m
◆ 敷地面積-6,089.61㎡
◆ 敷地面積-3,197.29㎡
◆ 延床面積-67,123.88㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎 (一部杭基礎)
◆ 地震対策-制振構造(オイルダンパー式)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-グリーンアセットインベストメント特定目的会社(ケネディクス、東急不動産、日本政策投資銀行)
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2013年09月20日~2015年07月31日
◆ 着工-2015年05月15日
◆ 竣工-2017年03月30日(工事完了)、2017年05月31日(竣工)
◆ オープン-2017年06月19日(日比谷グルメリウム)


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「日比谷パークフロント」を北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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敷地内の植栽エリアは「日比谷セントリウム」と命名されています。


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1階東側が吹き抜けになっています。吹き抜け部分は「ガーデンプロムナード」となっています。


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南側に抜ける事が出来ます。


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「ガーデンプロムナード」を南側から見た様子です。


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1階及び地下1階のSHOP&RESTAURANTゾーンは、「日比谷グルメリウム」となっています。


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南東側から見た下層階の様子です。


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東西には狭いですが、南北にはかなり長いビルとなっています。



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2018年3月22日 (木)

キャンパスの都心回帰が鮮明 仙台駅近くに東北学院大学が地上17階、高さ約80mの「五橋キャンパス」を整備!

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-東北学院大学・五橋キャンパス-

 「東北学院大学」は、「法学部、経済学部、経営学部、文学部、教養学部、工学部」の文系5学部、理系1学部を配する私立の総合大学です。
 2017年5月1日現在の学生数は11,343人(学部合計11,236人+大学院合計107人)で、北関東以北に本部を置く私立大学では最大規模です。

 教養教育型の総合大学として魅力を発揮するために、伝統ある「土樋キャンパス」と地下鉄五橋駅に直結した利便性の高い「五橋キャンパス」を一体的な「ひとつのキャンパス」とすることを目指しています。

 「東北学院大学」は、3月15日に仙台市内の旧市立病院跡地に新設する「東北学院大学五橋キャンパス基本設計」をまとめました。

 引用資料 東北学院大学(2018/03/15)
 東北学院大学アーバンキャンパス計画

 建設通信新聞(2018/03/20)
 TGUリングで回遊性を高める/東北学院 五橋キャンパス/設計=佐藤総合 総延べ6.7万㎡

 「東北学院大学キャンパス整備計画」とは、現在、土樋、泉及び多賀城と三キャンパスに分かれ様々な領域の学問を学んでいる学生たちが都心に近い土樋・五橋地区に整備する一つのアーバン(都市型)キャンパスに集い、異なる能力を持ち寄って新たなものを作る喜びを体験し、キャンパスライフのより高度な展開ができるようにすることを目指したものです。

 第1期では「土樋キャンパス」の校地を拡大を行いました。第2期では五橋地区にある市立病院跡地を取得し、「泉キャンパス」の学生と「多賀城キャンパス」の学生が移転し、学ぶことのできる「五橋キャンパス」を設置します。2020年4月に着工し、2023年4月の開校を目指します。


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「ホール棟、講義棟、高層棟、研究棟」の4棟と「地下駐車場棟」を合わせた5棟で構成されます。5棟の総延床面積は約67,660㎡を予定しています。最高層の「高層棟」は、地上17階、地下1階、高さ約80m、延床面積約20,060㎡を予定しています。


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「施設配置計画」です。「五橋キャンパス」の建設予定地は、旧市立病院跡地の敷地面積約17,500㎡です。

 引用資料 仙台市・公式HP(2017/09/05)
 東北学院大学五橋キャンパス整備計画に係る環境影響評価方法書等


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「位置図」です。「土樋キャンパス」に近く地下鉄五橋駅に直結した利便性の高いキャンパスとなります。仙台市の中心である「仙台駅」からも近いです。

 キャンパスの都心回帰は全国的な現象となっています。敷地面積が狭くても高層化する事により延床面積を確保しています。



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2018年3月21日 (水)

JR東日本 埼京線ホームを山手線と並列の位置への移設する「渋谷駅改良工事」 2018/03/20 埼京線上りを2018年5月末に移設!

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-JR渋谷駅改良工事-

 JR東日本は「渋谷駅」について、2014年4月より駅改良の準備工事に着手し、2015年9月より本体工事に着手しています。

 現在、駅南側にある「埼京線ホーム」について、2020年春を目標として、山手線と並列の位置への移設工事を進めます。

● 渋谷駅線路切換工事に伴う列車の運休
 埼京線および湘南新宿ラインの線路切換工事を実施します。2018年5月25日(金)終電後~5月27日(日)22時頃までの約46時間、6月1日(金)終電後~6月3日(日)22時頃までの約46時間、工事に伴い、大幅な運休や始発駅・終着駅の変更が発生します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2018/02/27)
 渋谷駅線路切換工事に伴う列車の運休について


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「渋谷駅線路切換工事概要」です。「埼京線上り」という表現はややこしいですが、埼京線・湘南新宿ライン「4番線(大崎・横浜方面)」の事です。

2018年5月25日終電後の主な工事内容
◆ (1)埼京線上りを東側の新設高架橋に移設
◆ (2)埼京線上りの宮益架道橋を架替え
◆ (3)2か所の切換箇所において線路切換

2018年6月1日終電後の主な工事内容
◆ (4)旧埼京線上りの線路を撤去
◆ (5)宮益架道橋改築工事
◆ (6)現在の埼京線ホームと新しい埼京線ホームをつなげるための通路設置工事


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「渋谷駅における今後の線路切換計画について」です。目まいがするくらいの超難工事ですね。私がもしゼネコンの社員だったら絶対に担当したくないです(笑)。


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南側方向(恵比寿方面)です。2018年3月20日の最新の建設状況を「品川ローカス氏」に送って頂きました(写真提供品川ローカス氏)。


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「渋谷スクランブルスクエア」の内部で、新しい埼京線・湘南新宿ライン「4番線(大崎・横浜方面)」の工事が行われています。「軌道」もほぼ完成しています。

 新しい「埼京線ホーム」は写真の右側に設けられます。「渋谷スクランブルスクエア」の柱がホームの中央に林立する光景になると思われます(写真提供品川ローカス氏)。


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北側方向(新宿方面)です(写真提供品川ローカス氏)。


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「軌道」もほぼ完成しています。新しい「埼京線ホーム」は写真の左側に設けられます。写真右側は工事用の足場で、ホームの工事ではありません(写真提供品川ローカス氏)。


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山手線ホームから見た様子です(写真提供品川ローカス氏)。


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恵比寿寄りでは、すでに本設の「埼京線ホーム」の工事が始まっているようです(写真提供品川ローカス氏)。



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2018年3月20日 (火)

船橋オートレース場跡地が巨大物流施設の集積地に! 三井不動産ロジスティクスパーク船橋 第二弾の「(仮称)MFLP船橋Ⅱ期」 2018年3月17日の建設状況

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-三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅱ-
 
日本全国で巨大物流施設の建設ラッシュになっています。特に首都圏と関西圏が顕著です。「三井不動産」は、「船橋オートレース場」跡地に「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」を整備中です。

 引用資料 三井不動産(2017/07/20)
 「三井不動産ロジスティクスパーク」事業拡大 6棟の開発を決定 開発・運営施設数28棟・総延床面積約240万m2、累計総投資額は約4,000億円に船橋・羽田エリアにて街づくり型ロジスティクスパークの開発が始動

 2016年10月には、延床面積198,399.99㎡の「MFLP船橋Ⅰ」が竣工しています。引き続き、「MFLP船橋Ⅱ」が建設中です。更に「MFLP船橋Ⅲ」も整備予定となっています。

 物流施設を新設するだけでなく、カフェテリアや託児所等を整備したゲート棟の併設を予定し、働く人・住む人に向けた街づくりを行います。
 約20,000㎡の広大な緑地は、船橋エリアの住民にも開放する公共空間となり、また、災害時には一時避難施設ともなる予定です。

MFLP船橋Ⅱの概要
◆ 計画名-(仮称)MFLP船橋Ⅱ期
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目11番他 6筆
◆ アクセス-JR線「南船橋」駅徒歩9分、京葉道路「花輪」IC約3.3㎞、 東関東自動車道「谷津船橋」IC約2.2㎞ 
◆ 階数-地上8階、地下0階
◆ 高さ-57.842m
◆ 敷地面積-47,937.66㎡
◆ 建築面積-約31,000㎡
◆ 延床面積-約230,000㎡(建築物全体)、約225,000㎡(MFLP船橋Ⅱ期)
◆ 構造-(柱)鉄筋コンクリート造、(梁)鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-倉庫
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年10月18日(準備工事)、2018年01月(本体工事)
◆ 竣工-2019年10月末予定


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「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」の配置図です。 配置図の左が北側になります。「MFLP船橋Ⅱ」に続き、「MFLP船橋Ⅲ」も整備予定です。敷地東側には約20,000㎡の広大な緑地も整備予定です。


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「緑地空間イメージ」です。


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「MFLP船橋Ⅱ」の建設現場です(写真提供bgds氏)。


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準備工事が終わり、本格的に本体工事が行われています(写真提供bgds氏)。


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「アースドリル掘削機」で、「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。手前にたくさん「鉄筋かご」が並べられています(写真提供bgds氏)。


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「鉄筋かご」を建込んでいます。手前にたくさん「鉄筋かご」が並べられています(写真提供bgds氏)。


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これは何の作業でしょうか?(写真提供bgds氏)


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現地で「地組(じぐみ)」したと思われる鉄筋の構造物です。躯体のどの部分で使用するのでしょうか?(写真提供bgds氏)



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2018年3月19日 (月)

習志野市 地上44階、高さ約161mの「津田沼 ザ・タワー」 2018/03/17 タワークレーンが2基登場!

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-津田沼 ザ・タワー-

 JR津田沼駅近くの「仲よし幼稚園跡地活用事業」は、習志野市による公募型プロポーザルの実施により、最優秀提案者に「三菱地所レジデンス(代表者)、三井不動産レジデンシャル、野村不動産」の3社グループを特定しました。

 建設現場は、JR津田沼駅南口にある「モリシア津田沼」南側に位置する習志野市の市有地と隣接する一部民有地です。

 概要は、地上44階、塔屋2階、地下2階、高さ(最高部161.04m、建物高さ152.10m)、敷地面積8,050.23㎡、延床面積88,116.30㎡、総戸数759戸(ほかにゲストルーム・スカイサロン・スタジオ・シアタールーム等共用施設)です。

 「(仮称)津田沼プレミアタワープロジェクト」として公式ホームページがオープンしていましたが、正式名称が「津田沼 ザ・タワー」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 津田沼 ザ・タワー

津田沼 ザ・タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)仲よし幼稚園跡地活用計画
◆ 所在地-千葉県習志野市谷津一丁目1340番15の一部、16の一部、24・25(地番)
◆ 交通-JR総武線快速・JR総武線「津田沼」駅より徒歩4分 
◆ 階数-地上44階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部161.04m、建物高さ152.10m
◆ 敷地面積-8,050.23㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-4,431.62㎡
◆ 延床面積-88,116.30㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(建物の基礎と1階床下の間に鉛プラグ入り積層ゴム等を設置)
◆ 用途-共同住宅、地域貢献施設、自転車駐車場
◆ 総戸数-759戸(ほかにゲストルーム・スカイサロン・スタジオ・シアタールーム等共用施設)
◆ 建築主-三菱地所レジデンス(代表者)、三井不動産レジデンシャル、野村不動産
◆ 設計者・監理者-フジタ
◆ 施工者-フジタ
◆ 着工-2016年12月01日(準備工事2016年11月02日)
◆ 竣工-2020年04月下旬予定
◆ 入居開始-2020年07月下旬予定


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「津田沼 ザ・タワー」は、「モリシア津田沼」を経由して、津田沼駅ペデストリアンデッキと直結します。


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東側から見た「津田沼 ザ・タワー」の2018年3月17日の建設状況です。早くも2基のタワークレーンが登場しました(写真提供bgds氏)。


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全景です(写真提供bgds氏)。


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免震層の構築
 
「津田沼 ザ・タワー」は、地震対策として「免震構造」を採用します。建物の基礎と1階床下の間に「免震装置」を設置します。「免震層」の構築が本格的に行われています(写真提供bgds氏)。


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「積層ゴム」等を載せる台座の基礎の構築が行われています(写真提供bgds氏)。


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東側部分です(写真提供bgds氏)。



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2018年3月18日 (日)

成田空港に関する四者協議会 3500mの「C滑走路」を新設、「B滑走路」の1000m延伸、発着時間の延長で合意!

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-成田空港の更なる機能強化-

 「国土交通省、成田国際空港会社(NAA)、千葉県、空港周辺9市町」は、2018年3月13日に、成田空港の機能強化に関する四者協議会を千葉市内で開きました。

 引用資料 成田国際空港株式会社(2018/03/13)
 2018年3月13日に四者協議会が開催されました。

 「国土交通省」などが提案した「第3滑走路(C滑走路)」」の新設や発着時間の延長に関し、9市町などは了承しました。将来の「C滑走路」の運用開始に合わせ、空港全体の発着時間を現在の1日17時間から19時間半に段階的に拡大します。

 「C滑走路」の供用開始後は、それぞれの滑走路でスライド運用(早番5時~22時、遅番7時30分~翌0時30分)を行ないます。静音時間を現行と同じ7時間確保します。
 このため、空港全体での発着時間は5時~翌0時30分まで拡大します。さらに、すべての滑走路で22時以降の便数制限を撤廃し、弾力的運用は0時30分~1時に限定します。

 「訪日外国人(インバウンド)」が増加し、成田空港の発着回数が年々増えているのに対応します。発着時間の延長や「C滑走路」の稼働を通して、成田空港の発着枠は年間50万回と現在の約1.7倍に広がる見通しです。

● 成田空港のライバルであるアジア主要空港
 「成田空港」のライバルであるアジア主要空港においては、2017年~2019年にかけて大規模な施設整備が予定されています。

 中国の「北京首都国際空港」は今でもメチャメチャ巨大な空港ですが、更に超巨大な「北京大興国際空港(北京首都第二空港)」を建設中で、2019年に滑走路4本で開港予定です。最終的には7本の滑走路を整備するとも言われています。

 完成予想図を見るとまるで「巨大なヒトデ」で、異次元のレベルの巨大さです。もう笑うしかありません。日本にはそんな土地も予算も無いので、既存の空港を少しずつ改良していくしかありません。他国の事を羨ましがってもしかたがありません。私はそれでいいと思います。


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滑走路の配置

 「滑走路の配置」です。(1)「B滑⾛路」を北側へ1,000m延伸します。(2)「B滑⾛路の進⼊復⾏区域が、「C滑⾛路」と重複しないようにします(両滑⾛路の南北⽅向の離隔3,325m)。(3)「B⾛路」と「C滑⾛路」の中⼼線間隔は420mです。

 開港時に計画していた「横風用滑走路」は整備を取り止めます。実際には「横風用滑走路」の場所は、「エプロン(駐機場)」などに次々と転用されているので、かなり前から取り止めは既成事実でした。


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空港敷地規模

 「50万回時に必要となる施設規模」です。空港規模を現在の約1,400haから1,000ha拡大し、約2,400ha規模の確保を目指しています。


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A滑走路北側誘導路(ホールディングベイ)

 手始めとして、「A滑走路北側誘導路(ホールディングベイ)」を整備します。これにより、時間当たりの空港処理能力が、現行の68回から72回へ向上します。

 引用資料 成田国際空港株式会社(PDF:2018/03/15)
 A滑走路北側誘導路(ホールディングベイ)整備に関する空港の変更許可申請について

 「ホールディングベイ」とは、離陸機が待機するための滑走路端部の誘導路であり、離陸機の離陸順の入れ替え等に用いることができます。



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2018年3月17日 (土)

羽田空港 総客室数1700室以上の「羽田空港跡地第2ゾーン計画」 都市再生特別措置法に基づく認定! 

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羽田空港跡地第2ゾーン計画
 「羽田エアポート都市開発」の実施する国家戦略民間都市再生事業(羽田空港跡地第2ゾーン計画)に係る計画が、都市再生特別措置法に基づく認定を受けました。

 羽田空港の隣接地において、羽田空港の有するポテンシャルを最大限活用しつつ、24時間国際拠点空港化に伴って求められる多様な宿泊機能、国際交流機能や都市観光に資する機能を整備します。あわせて、国際線ターミナルに接続するプロムナード、バスターミナル等を整備することで、交通結節機能の強化を図ります
 
 引用資料 国土交通省(2018/03/15)
 羽田エアポート都市開発株式会社の民間都市再生事業計画(羽田空港跡地第2ゾーン計画)を認定 ~羽田に「日本のおもてなし空間」が誕生します~

 「羽田エアポート都市開発」は、「住友不動産・東京国際空港プロジェクトチーム」が設立した「SPC(特別目的会社)」です。
 代表企業が「住友不動産」で、構成員が「住友不動産ヴィラフォンテーヌ、日建設計、西松建設、前田建設」となっています。

羽田空港跡地第2ゾーン計画の概要
◆ 所在地-東京都大田区羽田空港二丁目2番他
◆ 交通-東京モノレール羽田空港線「羽田空港国際線ビル」駅すぐ、京浜急行電鉄空港線「羽田空港国際線ターミナル」駅すぐ
◆ 階数-地上12階、塔屋1階
◆ 高さ-49.00m
◆ 事業区域-43,764.06㎡(施設全体)
◆ 建築面積-17,518.70㎡(施設全体)
◆ 延床面積-91,685.60㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、物販店舗、飲食店舗、集会場、駐車場、駐輪場
◆ 客室数-総客室数1,700室以上
◆ 事業者-羽田エアポート都市開発(代表企業:住友不動産、構成員:住友不動産ヴィラフォンテーヌ、日建設計、西松建設、前田建設工業)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-西松建設、前田建設工業
◆ 着工-2018年04月01日予定
◆ 竣工-2020年04月30日予定

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2016年6月30日に発表された「外観イメージ」です。外観デザインや延床面積がかなり変更になっています。

 引用資料 国土交通省(2016/06/30)
 東京国際空港(羽田空港)跡地第2ゾーンの開発に係る民間事業者選定に関する審査講評及び選定事業者の提案概要の公表 


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「配置図」です。


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「概要図」です。


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「周辺状況」です。



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2018年3月16日 (金)

横浜スタジアム近くの「教育文化センター跡地事業」 「学校法人関東学院」が事業予定者に決定 地上17階、高さ約75mの高層キャンパスを建設! 

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-教育文化センター跡地事業-

 横浜市が、2017年10月から公募を実施していた「教育文化センター跡地」について4件の応募があり、関東学院大学などを運営する「学校法人関東学院」を事業予定者として決定しました。売却価格は2,387,404,090円(約24億円)です。

 引用資料 横浜市記者発表資料(PDF:2018/03/15)
 教育文化センター跡地の事業予定者を決定しました!

 引用資料 関東学院大学・公式HP(2018/03/15)
 横浜市都心部へのキャンパス設置計画について

 教育文化センター跡地の敷地面積2,647.78㎡に、地上17階、地下2階、高さ74.9m、延床面積約25,221㎡の校舎を建設します。2,500名を超える学生の学ぶキャンパスとなる予定です。

 新キャンパス施設は、大学の教育施設としての機能に留まらず、低層部分にホール、ギャラリー、コワーキングスペースなどを設け、市民にも開放する計画です。また、市民向けの社会人教育プログラムの提供など施設利用以外についても計画中です。

関東学院大学・横浜市都心キャンパスの概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区万代町一丁目1-1ほか(横浜市 教育文化センター跡地)
◆ 階数-地上17階、地下2階
◆ 高さ-74.9m
◆ 敷地面積-2,647.78㎡ 
◆ 延床面積-約25,221㎡   
◆ 用途-大学
◆ フロア構成-(1階・地下1階)エントランス・ブックカフェ・スポーツ施設等、(2階・3階)ホール・ギャラリー、(4階)マッチングオフィス・コワーキングスペース、(5階)デジタル図書室、(6階~17階)大学
◆ 建築主-学校法人関東学院
◆ 既存建物の解体-2018年07月以降予定
◆ 開校-2022年04月予定


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「対象土地の概要」です。横浜市庁舎は北仲地区に移転します。「教育文化センター跡地」の活用事業は、「現市庁舎街区」や民間所有の「港町民間街区」などの再開発につながるリーディングプロジェクトに位置付けられています。


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「鳥瞰図」です。


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「地域に開かれた都市型キャンパス」です。


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「サンクンガーデン(ブックカフェ)」です。



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2018年3月15日 (木)

大手町ビルヂング(大手町ビル) 建て替えを行わず建物内に貫通通路を新設 「大手町仲通り(貫通通路)」の新設場所はここ!

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-大手町ビルヂング(大手町ビル)-

 大手町のシンボルでもある「大手町ビルヂング(大手町ビル)」は、東西方向に約200mと非常に長いです。「三菱地所グループ」は、2018年に築60年を迎える「大手町ビル」の大規模改修で、建物内に貫通通路を新設して「大手町仲通り」を整備する方向で検討しています。

 引用資料 建設通信新聞(2017/09/01) リンク切れ
 大手町ビルに貫通通路/築60年 大規模改修で実現/地所グループ

 「すべてのビルが建て替えではなく、サービスによってより価値を高める方法があるとずっと考えていた」と述べている。建物調査の結果、大手町ビルの躯体が強固であることも判明し、「100年ビルへの挑戦」に取り組む。” ということです。

 大規模改修の完成後は24時間、歩行者に開放する方針です。これにより丸の内から大手町までの「大手町中通り」が全通することになります。

大手町ビルヂング(大手町ビル)の概要
◆ 所在地-東京都千代田区大手町一丁目6-1
◆ 交通-東京メトロ丸ノ内線、千代田線、半蔵門線、東西線、都営三田線「大手町駅」直結
◆ 階数-地上9階、塔屋3階、地下3階
◆ 高さ-最高部39.0m、軒高31.0m
◆ 敷地面積-10,496.03㎡
◆ 建築面積-3,712.48㎡
◆ 延床面積-111,272.00㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-三菱地所
◆ 設計者-三菱地所
◆ 施工者-大成建設
◆ 竣工-1958年04月


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「貫通通路の整備位置」です。


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「大手町ビルヂング(大手町ビル)」を北東側から見た様子です。東西方向に約200mと非常に長く、仲通り機能の延伸を阻んでいます。


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仲通り機能の延伸(大手町タワー)
 
「大手町タワー」の建設時に、「大手町の森」が整備されました。「大手町の森」は、仲通り機能の延伸を兼ねています。「大手町の森」より南側は、「有楽町」まで道路と歩道が整備されていますが、「大手町の森」より北側は、歩道のみとなります。


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大手町の森

 「大手町タワー」の建設時に、敷地全体の約3分の1に相当する約3,600㎡におよぶ「大手町の森」が整備されました。「本物の森」と歩道が整備されています。


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「大手町ビル」の南側です。ここで「大手町中通り」は途切れています。


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南側の出入口

 「大手町ビル」の南側の出入口です。現在もビルに用事のある方は、北側に抜ける事が出来ます。「大手町ビル」の大規模改修を行い、この部分に「貫通通路」を新設します。


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北側の出入口
 「大手町ビル」の北側の出入口です。現在もビルに用事のある方は、南側に抜ける事が出来ます。「大手町ビル」の大規模改修を行い、この部分に「貫通通路」を新設します。


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「大手町ビル」の北側では、「読売新聞東京本社ビル」の建設時に、「大手町中通り」の延伸が行われました。


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「大手町中通り」です。現在の北端は「日本橋川」ですが、「大手町中通り」の延長線上には、神田エリアとを結ぶ日本橋川の人道橋整備計画もあるようです。



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2018年3月14日 (水)

東急目黒線武蔵小山駅前 武蔵小山商店街PALM(パルム) 新たに再開発の動きが活発化!

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武蔵小山商店街PALM(パルム)
 品川区の「武蔵小山駅」の南東側には、「武蔵小山商店街PALM(パルム)」という東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードがあります。

 「武蔵小山駅」は、東急目黒線にあります。東急目黒線は、かつては「目蒲線」の一部で、東急電鉄の鉄道網の中では支線に過ぎませんでした。
 しかし、「目黒駅」から東京メトロ「南北線」と都営地下鉄「三田線」に相互直通運転するようになり状況が一変しました。

 東急目黒線の大規模な改良工事も行われ、「目黒駅~洗足駅」までの区間で、連続立体交差事業が行われました。
 武蔵小山駅周辺では、武蔵小山駅の地下化により、再開発の機運が盛り上がっており、複数の街区で再開発が計画されています。


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武蔵小山駅周辺の再開発区域
 「小山3丁目第1地区」は、想定規模は、地上38階、地下2階、延床面積約116,000㎡をベースに検討を続けています。事業協力者として「三菱地所レジデンス、新日鉄興和不動産、大林組JV」、コンサルタントとして「総合不動産鑑定コンサルタント、三菱地所設計」が参画しています。

 さらに、2018年3月5日に「小山3丁目第2地区」の準備組合が発足しました。事業協力者として「大成建設」が参画しています。街区の中心を「武蔵小山商店街PALM(パルム)」が貫いています。

  引用資料 建設通信新聞(2018/03/08) 
 小山3-2準備組合が発足/事業協力者は大成建設/武蔵小山駅周辺再開発

 「小山3丁目第1地区、小山3丁目第2地区」共に、街区を貫く「武蔵小山商店街PALM(パルム)」を存続する前提で施設計画を検討しています。


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パークシティ武蔵小山 ザ タワー

 第一弾して、「武蔵小山商店街PALM」の北側一帯で、「武蔵小山パルム駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が行われています。

 地上41階、地下2階、高さ144.95m、628戸の超高層タワーマンションが建設されています。正式名称は「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 パークシティ武蔵小山 ザ タワー

パークシティ武蔵小山 ザ タワーの概要
◆ 計画名-武蔵小山パルム駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都品川区小山三丁目196-1(地番)
◆ 交通-東急目黒線「武蔵小山」駅徒歩1分 
◆ 階数-地上41階、地下2階
◆ 高さ-最高部144.95m、軒高141.95m
◆ 敷地面積-7,418.67㎡
◆ 建築面積-4,964.69㎡
◆ 延床面積-75,000.11㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(積層ゴム等)
◆ 用途-共同住宅、店舗、地域コミュニティ施設(子育て支援施設)、駐車場、駐輪場
◆ 総戸数-628戸(販売総戸数491戸(高層棟住宅の一部、他に地権者住戸121戸・事業協力者住戸16戸))
◆ 建築主-武蔵小山パルム駅前地区市街地再開発組合(売主 三井不動産レジデンシャル、旭化成不動産レジデンス)
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施行者-鹿島建設
◆ 着工-2016年03月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年01月上旬予定
◆ 入居開始-2020年04月上旬予定


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武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業

 第二弾して、「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」の北側で「武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。

 地上41階、地下2階、高さ144.504m、総戸数約500戸の超高層タワーマンションが建設される予定です。地上1階・2階に「店舗」、2階には「公益施設」、3階が中間免震層となり、4階以上が共同住戸となる予定です。

 引用資料 住友不動産(PDF:2016/04/14)
 「武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業」再開発組合設立認可

武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都品川区小山三丁目地内
◆ 交通-東急目黒線「武蔵小山」駅すぐ 
◆ 階数-地上41階、地下2階
◆ 高さ-最高部144.504m
◆ 敷地面積-5,416.38㎡
◆ 建築面積-3,257.06㎡
◆ 延床面積-53,459.05㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-共同住宅、店舗等、公益施設、駐車駐輪場等
◆ 総戸数-約500戸
◆ 建築主-武蔵小山駅前通り地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計-アール・アイ・エー
◆ 事業協力者-五洋建設、清水建設
◆ 解体工事-2017年06月26日~2018年09月30日予定
◆ 着工-2018年03月15日予定
◆ 竣工-2021年06月15日予定



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2018年3月13日 (火)

武蔵浦和駅第1街区 プラムシティ(PLUM CITY) 竣工した「プラウドタワー武蔵浦和レジデンス」

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-プラウドタワー武蔵浦和レジデンス-

 「JR武蔵浦和駅」周辺は、さいたま市の副都心として位置づけられています。第1街区~第9街区までの9街区(同一街区は更に細分化)に分けて再開発が行われています。

 JR武蔵浦和駅の北西側の敷地面積約10,500㎡では「武蔵浦和駅第1街区第一種市街地再開発事業」が行われました。街区の名称は「プラムシティ(PLUM CITY)」で、最終的には、4棟の再開発ビルが建設されました。

 一番最後に「別所幼稚園」跡地に「(仮称)武蔵浦和駅第1街区第一種市街地再開発事業 B3-1棟新築工事」が着工されました。正式名称は「プラウドタワー武蔵浦和レジデンス」で、2017年2月中旬に竣工しました。

プラウドタワー武蔵浦和レジデンスの概要
◆ 計画名-(仮称)武蔵浦和駅第1街区第一種市街地再開発事業 B3-1棟新築工事
◆ 所在地-埼玉県さいたま市南区別所七丁目239番
◆ 交通-JR埼京線・JR武蔵野線「武蔵浦和」駅徒歩3分、JR埼京線「中浦和」駅徒歩16分
◆ 階数-地上20階、地下0階
◆ 建物高さ-63.48m
◆ 敷地面積-2,303.98㎡
◆ 建築面積-1,145.53㎡
◆ 延床面積-16,606.26㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-165戸
◆ 建築主-野村不動産
◆ 設計者・監理者-鴻池組
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2014年12月末日
◆ 竣工-2017年02月中旬
◆ 入居開始-2017年03月下旬


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南西側から見た下層階の様子です。


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南側の歩道です。


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西側の歩道です。


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「メインエントランス」です。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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東側の「サウスピア専用駐車場」の屋上から見た様子です。「タワーパーキング」が食い込んでいるので、マンション本体は「L字型」です。


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地上3階、地下1階のB3-2棟「サウスピア専用駐車場」の屋上は、「屋上広場」として解放されています。


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こちら側にも「エントランス」があります。ここから歩行者デッキを経由して、JR埼京線・JR武蔵野線の「武蔵浦和駅」と直結しています。



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2018年3月12日 (月)

上智大学四谷キャンパス 竣工した「上智大学6号館(ソフィアタワー)」 オフィス部分は「あおぞら銀行本社」

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上智大学6号館(ソフィアタワー)
 上智大学などを運営する「学校法人上智学院」が建設していた「上智大学6号館(ソフィアタワー)」が、2017年1月20日に竣工しました。

 「6号館」の完成により7号館と並ぶ高層建物で四ツ谷駅側からの新しいスカイラインを形成しました。低層階には、1932年に建設された1号館や、四谷キャンパスに隣接するカトリック麹町教会「聖イグナチオ教会」と同じテラコッタを壁や床に用いることで、地域の街並みと一体化したキャンパス環境を創出しました。

 大学の施設構成は、展示スペース、カフェ(1階)、大教室(定員約800人、1階・2階)、 Language Learning Commons (語学学習に特化した自発的学習スペース、1階)、 言語教育研究センター (5階)、 研究室、教室(1階~6階)、ソフィアンズ・クラブ(卒業生ラウンジ、6階)、ファカルティ・クラブ(教職員ラウンジ、17階)となっています。

 大学施設だけではなく、1階に「あおぞら銀行店舗」、7階~16階はオフィスとなっており「あおぞら銀行本社」がオフィス部分を1棟借りしています。

上智大学6号館(ソフィアタワー)の概要
◆ 計画名-上智大学四谷キャンパス6号館(ソフィアタワー)建設工事、(仮称)上智大学四谷キャンパス新棟計画 
◆ 所在地-東京都千代田区麹町六丁目1番1号、1番25号
◆ 交通-JR中央線快速・総武線「四ツ谷」駅徒歩3分、東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ツ谷」駅徒歩4分
◆ 階数-地上17階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部75.535m、軒高73.750m
◆ 敷地面積-5,683.63㎡
◆ 建築面積-3,775.78㎡
◆ 延床面積-38,855.41㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造(制振ダンパー等)
◆ 用途-大学、オフィス(7階~16階)、店舗
◆ 建築主-学校法人上智学院(プロジェクトアドバイザー 三井不動産) 
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2014年11月01日(着工)、2014年11月04日(起工式)
◆ 竣工-2017年01月13日(工事完了)、2017年01月18日(竣工式)、2017年01月20日(竣工・引渡し)

(備考) 高さは上智大学のおよび三井不動産の公式ホームページでは74.69m、東京都環境局のホームページでは75.53m、新建築(2017年4月号)では75.535mとなっています。


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「上智大学6号館(ソフィアタワー)」を北西側から見た様子です。


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アップです。


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上智大学の「SOPHIA UNIVERSITY」のロゴです。


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北側から見た様子です。


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北側から見た下層階の様子です。


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北側の公開空地です。


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大学施設だけではなく、1階の一部が「あおぞら銀行店舗」、7階~16階のオフィス部分が「あおぞら銀行本社」となっています。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。



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2018年3月11日 (日)

「銀行会館、東京銀行協会ビル、みずほ銀行前本店ビル」の再開発 地上29階、高さ約150mの「(仮称)丸の内1-3計画」 2018年3月8日の建設状況

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-(仮称)丸の内1-3計画-

 「三菱地所」は、千代田区丸の内一丁目の「銀行会館、東京銀行協会ビル、みずほ銀行前本店ビル」を「(仮称)丸の内1-3計画」として、一般社団法人全国銀行協会、株式会社みずほフィナンシャルグループと共に、3者の共同事業により、一体的に建て替えることに合意しています。

 3者共同事業にて取り進めてきた「(仮称)丸の内1-3計画」が、2018年1月15日に新築工事に着工しました。「タワー棟」と「アネックス棟」の2棟が建設されます。

 引用資料 三菱地所(PDF:2018/01/19)
 「(仮称)丸の内1-3 計画」 着⼯ 〜みずほ銀⾏前本店ビル・銀⾏会館・東京銀⾏協会ビル建て替え〜

 設計者・監理者は「三菱地所設計、日本設計、久米設計」です。施工者は、解体工事と同じ「大林・大成・清水建設共同企業体(大林組、大成建設、清水建設JV)」です。

(仮称)丸の内1-3計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目8番1他
◆ 階数-地上29階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.70m、軒高139.945m
◆ 敷地面積-11,237.35㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約180,988㎡(施設全体) *建築計画のお知らせでは、延床面積180,650.32㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-(タワー棟)オフィス、駐車場、(アネックス棟)オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-みずほフィナンシャルグループ、全国銀行協会、三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計、日本設計、久米設計
◆ 施工者-大林・大成・清水建設共同企業体(大林組、大成建設、清水建設JV)
◆ 解体工事-2016年10月01日~2017年11月30日
◆ 着工-2018年01月15日
◆ 竣工-2020年09月末予定


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「永代通り、丸の内仲通りよりアネックス棟(仮称)とタワー棟(仮称)を望む」です。


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「建物断面図」です。「タワー棟」は純粋な超高層オフィスビルですが、「アネックス棟」の上層階と下層階には「店舗」が設けられます。


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「位置図」です。街区の北西側には先行して「三井住友銀行東館」が建設されました。「三井住友銀行東館」も含めた4者の共同事業だったら理想的な形状のツインタワーが建設できたのですが・・・


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「(仮称)丸の内1-3計画」の建設現場を南西側から見た様子です。


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この部分に「タワー棟」が建設されます。


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この部分に「アネックス棟」が建設されます。


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「(仮称)丸の内1-3計画」の建設現場を北東側から見た様子です。



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2018年3月10日 (土)

千代田区 高さ約200mと高さ約160mの超高層ツインタワー「(仮称)OH-1計画」 2018年3月8日の建設状況

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(仮称)OH-1計画-
 「三井物産」と「三井不動産」は、大手町一丁目2番地区の開発事業を進めています。「三井物産ビル、大手町パルビル、大手町一丁目三井ビルディング」の3棟が解体され、一体的に再開発されます。

 大手町一丁目2番地区で推進中の一体開発事業である「(仮称)OH-1計画」は、2016年5月18日に着工し、6月8日に起工式を行いました。

 引用資料 三井不動産・ニュースリリース(2016/06/08)
 大手町における大規模複合開発「(仮称)OH-1計画」着工 
 
 皇居の「大手濠」側の「三井物産ビル」跡地に、地上31階、地下5階、高さ約160mの「A棟」が、「日比谷通」側の「大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビル」の跡地に、地上40階、地下5階、高さ約200mの「B棟」が建設されます。

 ちなみに「OH-1」は、「オーエイチワン」ではなく「オーワン」と読みます。本店事務所を仮移転している「三井物産」は、竣工後に戻ってくる予定です。

● フォーシーズンズホテルが出店
 「フォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツ」の「フォーシーズンズホテル」が、B棟の上層階に出店することが決定しています。客室数は約190室で、2020年春の開業予定です。 
 
(仮称)OH-1計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区大手町一丁目2番
◆ 交通-東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線「大手町駅」、  都営三田線「大手町駅」直結
◆ 階数-(B棟)地上40階、地下5階、(A棟)地上31階、地下5階
◆ 高さ-(B棟)最高部約200m、軒高約200m、(A棟)最高部約160m、軒高約150m
◆ 敷地面積-20,864.32㎡(施設全体)
◆ 建築面積-11,783.19㎡(施設全体)
◆ 延床面積-358,041.81㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎+直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(新世代制震オイルダンパー HiDAX-R 等)
◆ 用途-オフィス、店舗、多目的ホール、ホテル、駐車場、地域冷暖房施設
◆ 建築主-三井物産、三井不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計・鹿島建設 設計共同企業体(日建設計、鹿島建設)
◆ デザインアーキテクト-Skidmore, Owings & Merrill LLP(SOM)
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2015年01月05日~2016年09月30日予定(地下躯体含む)
◆ 着工-2016年05月18日(着工)、2016年06月08日(起工式)
◆ 建物竣工-2020年02月末予定
◆ 全体竣工-2021年03月末予定(建物竣工後に外構整備)


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「B棟鳥瞰パース」です。


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「平面図」です。


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「断面図」です。


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「(仮称)OH-1計画」の建設現場を南西側から見た様子です。東京に日帰りで出張に行った友人に撮影してもらいました。かなり雨が降っていたので、帰って来てからいっぱい文句を言われました(笑)。


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敷地西側の「A棟」の建設現場を南西側から見た様子です。「A棟」は、タワークレーン2基で建設しています。


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将門の首塚
 敷地南側に食い込むように、東京都指定の文化財で、東京都所有の「平将門の首塚(たいらのまさかどのくびづか)」がありますが、この部分は再開発の対象外なので残ります。


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「平将門の首塚」は、万一に備えて鉄骨の構造物で守られています。


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敷地東側の「B棟」です。「B棟」はタワークレーン3基で、「鉄骨建方」が行われています。


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「B棟」は猛烈な勢いで「鉄骨建方」が行われています。


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「B棟」の建設現場を南東側から見た様子です。巨大過ぎて友人のコンデジでは全景が収まらなかったようです。ビルにほとんどい興味のない友人が「東京のビルはどうしてあんなにデカイんや!」と驚いていました(笑)。


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「B棟」の建設現場を北東側から見た様子です。



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2018年3月 9日 (金)

JR北海道 北海道新幹線の「札幌駅」 「在来線の1・2番線ホームを転用する案 VS 大東案」のどちらがいいと思いますか?

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-北海道新幹線・札幌駅-

 「北海道新幹線」の「新函館北斗駅~札幌駅」までの工事が、2031年春開業(予定)を目指して行われています。しかし、「札幌駅」の場所がまだ決まっていないのをご存知でしょうか?

 (1)在来線の1・2番線ホームを転用する案、(2)東案、(3)地下案の3案で綱引きをしていました。地下案は、工事費が莫大な事から脱落しました。

 現在は、在来線の1・2番線ホームを転用して1面2線にの島式ホームを建設する「認可見直し案」と東側に2面2線の相対式ホームを建設する「東案(その2)」の2つの案に絞られています。

● 何を今さら・・・
 他県民の私から見ると「何を今さら・・・」と言う感じで論議を見ていました。そもそも「JRタワー」の建設時に新幹線の駅を考慮しなかったのが不思議でたまりません。

 私は、「JR北海道、北海道、札幌市」は、当然の如く新幹線のホームの場所を確保していると思っていました。場所さえ確保していれば何の問題も無かったはずです。2000年1月の「JRタワー」の着工時には、まさか札幌まで新幹線が伸びるとは思わなかったのでしょうか?


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北海道新幹線建設促進北海道・札幌市調整会議

 「独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は、2018年3月2日に札幌駅北海道新幹線ホームについての詳細な検討内容を公表しました。

 引用資料 鉄道・運輸機構(PDF:2018/03/02)
 北海道新幹線建設促進北海道・札幌市調整会議 (札幌駅ホーム位置に関する五者会議)の開催について


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認可見直し案

 「認可見直し案東」です。在来線の1・2番線ホームを「新幹線」に転用する案となります。在来線のホームが減少するので、在来線への影響が大きいです。

 ただ、函館本線の「発寒中央駅」に待避線を2線新設、信号設備を改良することで、1日約650本が発着している在来線列車の減少を1~10本程度にまで抑えることができるとしています。

● ホームの減少は問題
 北海道は「インバウンド(訪日外国人旅行)」で大人気です。ホームが減少すると将来的にホームが足りなくなる可能性が出てきます。在来線のホームが減少するのは大きな問題だと思います。


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認可見直し案の位置
 
「認可見直し案の位置」です。こうやってみると「JRタワー」の南側にかなり広い広場があります。今更遅いですが、「JRタワー」をもっと南側に建設、もしくは建物に食い込む形でホームの場所を確保していれば、在来線のホームを減少させる事なく新幹線のホームを確保出来たはずです。


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東案(その2)
 
在来線の東側に2面2線の相対式ホームを建設する案となります。JR北海道は、「東案その2(大東案)」を押しています。大東案は「おおひがし案」と読みます。


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東案(その2)の配置図

 私は、不便な「大東案」は問題外と思っていましたが、配置図を見ると意外と便利だな!と思いました。新幹線と在来線の乗り換え距離が思ったほど離れていません。私的には、在来線のホームが減少しない「大東案」でいいのでは? と思います。


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東案(その2)の位置
 
「東案(その2)の位置」です。「西1丁目の再開発エリア」に新幹線改札口のほかに在来線改札口を新設し、利便性が向上します。



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2018年3月 8日 (木)

JR東日本 2032年度末までに、東京圏在来線の主要路線全駅(整備済みの32駅を含む330駅に「ホームドア」を整備!

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-東京圏におけるホームドアの整備促進-

 「JR東日本」では、乗降客の列車との接触や線路への転落を防止する対策として、山手線や京浜東北・根岸線等への「ホームドア」の導入を推進してきました。

 これまで「JR東日本」では、70駅のホームドア整備を計画し、既に32駅の整備を進めてきました。今後、整備対象駅を拡大するとともに、整備のペースアップを図り、現時点から概ね15年程度(2032年度末頃まで)で、東京圏在来線の主要路線全駅(整備済みの32駅を含む330駅)に整備していくこととします。

 引用資料 JR東日本(PDF:2018/03/06)
 東京圏におけるホームドアの整備促進について

 整備する「ホームドア」の形式は、従来型の「ホームドア」の他、早期整備を図るため、横浜線町田駅で試行している軽量で工期短縮可能な「スマートホームドア」の導入を積極的に進めていきます。

 この「定例社長会見」には驚きました。東京圏在来線の主要路線全駅に「ホームドア」を整備するとはビックリ仰天です! 圧倒的な資本力がある「JR東日本」だから可能だと思います。


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「2020年度第1四半期までに整備する駅」です。「山手線、京浜東北・根岸線」を中心に62駅を整備します(整備済みの32駅を含む)。

 その他に、中央総武緩行線の3駅(代々木駅、千駄ヶ谷駅、信濃町駅)、総武快速線の「新小岩駅」、成田線の2駅(空港第2ビル駅、成田空港駅)に整備します。


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山手線のホームドア
 
「山手線」のホームドアです。大規模な改良工事が行われている「東京駅、新橋駅、浜松町駅、渋谷駅、新宿駅」以外には整備済みです。「品川新駅(仮称)」は、開業時から整備されます。


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京浜東北線のホームドア
 「京浜東北線」のホームドアです。2017年3月25日の「赤羽駅」を皮切りに、2018年3月8日時点で、北から「(1)さいたま新都心駅、(2)浦和駅、(3)赤羽駅、(4)上野駅、(5)大井町駅、(6)鶴見駅」の6駅に整備済みです。


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スマートホームドア

 既に計画を進めてきた「京浜東北線」においては、「新子安駅、鶯谷駅、上中里駅、東十条駅、蕨駅、与野駅、大宮駅」に「スマートホームドア」を整備します。

 私は、「京浜東北線」の全駅が従来型のホームドアと思っていたので、これにはちょっとガッカリでした。巨大ターミナルである「大宮駅」までもが「スマートホームドア」になるなんて・・・


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JR横浜線の「町田駅」で、試行導入している「スマートホームドア」です。


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昇降式ホーム柵
 JR八高線の「拝島駅」で、試行導入している「昇降式ホーム柵」です。このタイプも今後採用されれていくと思われます。



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2018年3月 7日 (水)

JR東日本 東京2020オリンピックを見据えて「千駄ケ谷駅」を大規模に改良 新宿方面の専用ホームを設置

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-JR千駄ケ谷駅-
 「JR東日本」は、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」を見据えて、「千駄ケ谷駅、信濃町駅」及び「原宿駅」の3駅を大規模に改良します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2016/06/08)
 駅改良の工事計画について 

 3駅ともに、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」前の供用を目指します。3駅の総工事費は約250億円で、設計は3駅ともに「ジェイアール東日本建築設計事務所、ジェイアール東日本コンサルタンツ」らが担当します。

 渋谷区にある「千駄ヶ谷駅」は、2面あるホームのうち、現在、使用していない「臨時ホーム」を「中央・総武線(各駅停車)」の新宿方面専用ホームに改良します。

 改札口やコンコースを拡張するほか、新宿寄りに改札口を移設します。安全性を向上させるためホームドアを新設し、エレベーターを増設してバリアフリー設備を拡充するほか、トイレも拡充します。

JR千駄ケ谷駅改良工事の概要
◆ 現在、使用していない臨時ホームを新宿方面の専用ホームに改良する
◆ 改札口やコンコースを拡張し、混雑緩和を図る
◆ 乗降客の動線がスムーズになるよう、新宿寄りに改札口を移設する
◆ ホームドアを新たに設置し、安全性の向上を図る
◆ エレベーターの増設等、バリアフリー設備を拡充するほか、トイレを拡張する


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駅改良工事後の「千駄ケ谷駅」の配置図です。


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「駅外観」です。


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「改札内コンコース」です。


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現在の「千駄ヶ谷駅」は、島式1面2線です。


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解体された「臨時ホーム」を東側(御茶ノ水方面)から見た様子です。

● 臨時ホーム
 「1番線(新宿・三鷹・高尾方面)ホーム」の南側には1964年の東京オリンピック開催時に設置された「臨時ホーム」がありました。臨時ホームを造り直して、新宿方面の専用ホームにします。


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このあたりは「駅施設・店舗等」になる予定です。


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「基礎杭」の構築を行っていました。


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「鋼管杭」を建込んでいました。「伸縮リーダー式杭打機(SPDシリーズ)」が稼働していました。SPDシリーズは、低空頭・狭隘地・軌道内における各種杭打ち、支障物撤去、既存杭引抜き等に使用されます。


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解体された「臨時ホーム」を西側(新宿方面)から見た様子です。


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「2番線(御茶ノ水・千葉・東京方面 )ホーム」の北側には、「中央線(快速)」の軌道があります。



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2018年3月 6日 (火)

江東区潮見二丁目 JR京葉線潮見駅前 延床面積約33,450㎡、客室数605室の「プリンスホテル」を建設!

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-江東区潮見にプリンスホテル-

 「プリンスホテル」は、「有限会社潮見ランドパーク」が東京都江東区潮見で開発するホテル事業の運営受託に関する契約を締結し、2020年夏に新規ホテルを開業する予定です。

 引用資料 プリンスホテル(PDF:2018/02/27)
 東京湾岸エリア「江東区潮見」で約600室規模の新規ホテルの運営を受託

 ホテル最寄駅であるJR京葉線「潮見駅」は、「東京駅」と「舞浜駅」の中間地点に位置するため多くの観光 客の利用が見込まれるほか、東京国際フォーラム・東京ビッグサイト・幕張メッセなどの大型イベント施設へのアクセスもよく、ビジネス客の利用も見込まれます。

 「プリンスホテル」は、地上11階、延床面積約33,450㎡、605室の客室、約400席のレストランを有するホテルの運営を受託します。

江東区潮見二丁目のプリンスホテルの概要
◆ 所在地-東京都江東区潮見二丁目2番2号(地番)
◆ 交通-JR京葉線潮見駅から徒歩約1分
◆ 階数-地上11階
◆ 高さ-(不明)
◆ 敷地面積-約10,400㎡
◆ 延床面積-約33,450㎡
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-605室
◆ 付帯施設-レストラン(約400席) ほか
◆ 事業主-有限会社潮見ランドパーク
◆ 運営-社プリンスホテル(運営形態 運営受託方式)
◆ 着工-2018年07月予定
◆ 開業-2020年夏予定


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「プリンスホテル」のプレスリリースに地図が載っていないので、正確な場所が分かりません。Googleマップで「東京都江東区潮見二丁目2番2号」を検索すると矢印の区画がヒットします。

 この場所で間違いないと思いますが、違っているかもしれません。いずれにしても「JR京葉線潮見駅から徒歩約1分」なのですぐ近くです。


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「東京都江東区潮見二丁目2番2号」を別角度から見た様子です。


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「東京都江東区潮見二丁目2番2号」のアップです。ビルヲタには有名な「久米設計」の本社ビルの隣です。



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2018年3月 5日 (月)

江戸川区 高さ約108mと高さ約107mの「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」 再開発組合が詳細な完成イメージを公開!

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- 南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業-

 東京都江戸川区の「JR小岩駅」の南口では複数の市街地再開発事業が計画されています。第一弾として、地上29階、塔屋1階、地下2階、高さ105.20m、総戸数177戸(地権者住戸12戸)の「南小岩七丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設され、「アルファグランデ小岩スカイファースト」として2015年4月下旬に竣工しました。

 更に第2弾・第3弾として、「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」や施行区域が最大規模の「南小岩七丁目地区」の再開発なども計画されています。

 「南小岩六丁目地区市街地再開発組合」は、特定業務代行者の追加募集手続きを開始しました。権利変換計画を推進するため、合意形成や計画地周辺の不動産情報に基づく代替え地のあっせんなどの支援を任せます。

 引用資料 公式ホームページ(2018/02/28)
 南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業事業に係る特定業務代行者の追加募集のお知らせ

 「南小岩六丁目地区市街地再開発組合」から詳細な「整備イメージ」が公開されていますが、「整備イメージ」を見るとかなり具体化している事が分かります。

南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都江戸川区南小岩六丁目及び七丁目地内
◆ 交通-JR総武線「小岩」駅徒歩1分 
◆ 階数-(Ⅰ街区)地上10階、搭屋2階、地下0階、(Ⅱ街区)地上30階、搭屋2階、地下1階、(Ⅲ街区)地上32階、搭屋2階、地下2階
◆ 高さ-(Ⅰ街区)約44m、(Ⅱ街区)約107m、(Ⅲ街区)約108m
◆ 地区面積-約13,000㎡
◆ 敷地面積-(Ⅰ街区)約1,040㎡、(Ⅱ街区)約2,900㎡、(Ⅲ街区)約5,010㎡
◆ 建築面積-(Ⅰ街区)約830㎡、(Ⅱ街区)約1,980㎡、(Ⅲ街区)約3,460㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約87,050㎡、(Ⅰ街区)約7,240㎡、(Ⅱ街区)約27,770㎡、(Ⅲ街区)約52,040㎡
◆ 用途-(Ⅰ街区)商業、(Ⅱ街区)共同住宅、商業、業務、駐車場、(Ⅲ街区)共同住宅、商業、駐車場、公共駐輪場
◆ 総戸数-約500戸(施設全体)
◆ 構造-(Ⅰ街区)鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、(Ⅱ街区)鉄筋コンクリート造、鉄骨造、(Ⅲ街区)鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 建築主-南小岩六丁目地区市街地再開発組合
◆ 参加組合員-野村不動産(幹事企業)、タカラレーベン、清水建設
◆ 事業コンサルタント-タカハ都市科学研究所
◆ 特定業務代行者-清水建設(代表企業)、野村不動産、タカラレーベン
◆ 既存建物解体-2019年01月予定
◆ 着工-2019年03月予定
◆ 竣工-2025年度予定
◆ 総事業費-約506億円


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以前公開されていた「完成予想図」です。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2016/12/14)
 南小岩六丁目地区市街地再開発組合の設立認可について


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「配置図」です。「Ⅰ街区、Ⅱ街区、Ⅲ街区」の3街区で構成されています。


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JR小岩駅のホームから見た様子です。正面に見えるのが地上29階、塔屋1階、地下2階、高さ105.20m、総戸数177戸(地権者住戸12戸)の「アルファグランデ小岩スカイファースト」です。2015年4月下旬に竣工しました。

 「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、「アルファグランデ小岩スカイファースト」の西側になります。


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JR小岩駅南口の駅前広場から見た「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。



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2018年3月 4日 (日)

さいたま新都心 竣工した地上20階、高さ約97mのJR東日本の超高層複合ビル「JRさいたま新都心ビル」

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JRさいたま新都心ビル
 JR東日本は、さいたま新都心にホテル(5階~10階に157室)、商業施設(2階~4階)、オフィス(11階~18階)、ブライダル(19階・20階)、保育園(1階)で構成する「さいたま新都心ビル(仮称)新築事業」を建設しました。

 正式名称は「JRさいたま新都心ビル」です。2017年5月17日に2階~4階の商業ゾーンが先行オープン、2017年6月13日にグランドオープンしました。

JRさいたま新都心ビルの概要
◆ 計画名-さいたま新都心ビル(仮称)新築事業
◆ 所在地-埼玉県さいたま市中央区新都心11番1
◆ 交通-JR「さいたま新都心」駅徒歩1分
◆ 階数-地上20階、地下2階
◆ 高さ-96.83m
◆ 敷地面積-4,919.42㎡(施設全体)
◆ 建築面積-1,360.12㎡
◆ 延床面積-29,353.12㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル(5階~10階に157室)、商業施設(2階~4階)、オフィス(11階~18階)、ブライダル(19階・20階)、保育園(1階)
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 元請・統括管理-大和ハウス工業
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2015年02月20日(解体工事含む)
◆ 竣工-2017年06月30日
◆ 開業-2017年05月17日(商業ゾーンが先行オープン)、2017年06月13日(グランドオープン)


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「計画断面図」です。地下2階・地下1階が「駐車場・機械室」、1階が「保育園」、2階~4階が「商業施設」、5階~10階が157室の「ホテル」、11階~18階が「オフィス」、19階・20階が「ブライダル」となります。

 引用資料 JR東日本・大宮支社(PDF:2017/02/09)
 JR さいたま新都心ビル 2017年6月13日グランドオープン


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北東側から見た「JRさいたま新都心ビル」です。


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「大和ハウス工業」のロゴです。大和ハウス工業の「埼玉支社」が入っています。「川越支店、越谷支店」と違って、支社となっているので埼玉県の拠点のようです。

 入居企業を見ると「ダイワハウスグループ」の企業ばかりだったので、オフィス部分は「ダイワハウスグループ」の1棟借りかも知れません。


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北東側から見た下層階の様子です。


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下層階の東側です。


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「JRさいたま新都心駅」とペデストリアンデッキで直結する好立地です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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南側から見た下層階の様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。「ペデストリアンデッキ」に屋根が架けられています。


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西隣の「NTTドコモさいたまビル」との隙間はこれくらいしかありません。西隣の「NTTドコモさいたまビル」とは構造的には全く別のビルになりますが、増築という形式になります。


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北西側から見た様子です。



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2018年3月 3日 (土)

大崎のミステリー 「パークシティ大崎」と「大崎ニューシティ」の歩行者デッキが接続されない謎?

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-目黒川歩行者デッキ-
 
「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業」では、地上40階の超高層住宅棟と地上31階の超高層業務棟を中心に合計7棟のビルが建設されました。街区の正式名称は「パークシティ大崎」です。

 ”パークシティ大崎の「大崎ブライトタワー」と「大崎ニューシティ」とは目黒川を跨いで、「目黒川歩行者デッキ」で結ばれます。「大崎ニューシティ」を経由する事によってJR大崎駅と直結します。” とこのブログに何度も書きました。誰もがそう思っていたと思います。

 「目黒川歩行者デッキ」は、現在も途切れたままで接続されていないようです。普通は同時に開通しますが、どのような大人の事情があるのでしょうか??


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目黒川に架かる「目黒川歩行者デッキ」です。


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パークシティ大崎の「大崎ブライトタワー」側から見た様子です。「大崎ニューシティ」側に「目黒川歩行者デッキ」が伸びています。


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3階の「目黒川歩行者デッキ」への階段とエスカレーターです。


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「大崎ニューシティ」側に「目黒川歩行者デッキ」が伸びています。


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「大崎ニューシティ」は目と鼻の先ですが、現在は行き止まりになっているので階段で下に降りるしかありません。そのため「目黒川歩行者デッキ」の利用者は多くありません。


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本来なら「大崎ニューシティ」のこのあたりと接続する予定でした。どのような大人の事情があるのか分かりませんが、いろいろ利害があるので交渉がまとまらなかったのでしょうね。


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現時点で工事が始まったという話を聞かないので、現在もこの状態だと思います。「歩行者デッキ」で接続されると格段に便利になるのですが・・・



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2018年3月 2日 (金)

都営青山北町アパートの再開発 地上25階、高さ約100m「(仮称)北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト民活事業」 2018年3月1日に着工!

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北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト-
 「東京都」は、老朽化した都営青山北町アパートを建て替え、都有地を活用した青山通り沿道との一体的なまちづくり「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」に取り組んでいます。

 「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト民活事業」の事業予定者は、「チーム青山共創」に決定しています。構成員は「東京建物、三井不動産、三井不動産レジデンシャル、鹿島建設、前田建設工業、東京建物シニアライフサポート」で、「東京建物」が代表企業です。

● 2018年3月1日に新築工事に着手!
 「東京建物、三井不動産、三井不動産レジデンシャル」の3社は、都営青山北町アパート跡地において進めている「(仮称)北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト民活事業」について、2018年3月1日に新築工事に着手しました。

 引用資料 東京建物(PDF:2018/03/01)
 「青山共創」―地域と共に創るー 「(仮称) 北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト民活事業」着工

 用地は、都有地を約70年間の定期借地によって借り受けます。1階~2階が「店舗、認可保育所、地域交流施設」、2階~4階が「サービス付き高齢者向け住宅(49戸)」、5階~25階が「賃貸住宅(229戸)」となる予定です。

北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト民活事業の概要
◆ 計画名-(仮称)北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト民活事業
◆ 所在地-東京都港区北青山三丁目227番4(地番)
◆ 階数-地上25階、地下1階
◆ 高さ-最高部99.90m、軒高89.90m
◆ 敷地面積-7,895.01㎡
◆ 建築面積-2,900.36㎡
◆ 延床面積-35,312.15㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎 
◆ 用途-共同住宅、老人ホーム、飲食店、物販店舗、保育所、自動車車庫
◆ 総戸数-賃貸住宅(229戸)、サービス付き高齢者向け住宅(49戸)
◆ 建築主-チーム青山共創(構成員 東京建物(代表企業)、三井不動産、三井不動産レジデンシャル、鹿島建設、前田建設工業、東京建物シニアライフサポート)
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 外装デザイン監修- 隈研吾建築都市設計事務所
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2018年03月01日
◆ 竣工-2020年05月31日予定

(注意) 上記の概要は、「建築計画のお知らせ」の数値です。「東京建物」のニュースリリースでは、延床面積約34,800㎡となっています。


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「森(緑地空間)のイメージ」です。青山本来の豊かな自然を再生する約3,500㎡の森(緑地空間)を創出します。


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「計画地位置図」です。


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建設予定地です。手前に「(仮称)北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト民活事業」、奥に「(仮称)都営北青山三丁目団地」が建設されます。


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「(仮称)北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト民活事業」の建築計画のお知らせです。



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2018年3月 1日 (木)

千葉市 千葉駅西口地区第二種市街地再開発事業(B工区)に係る特定建築者が決定!

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-千葉駅西口地区第二種市街地再開発事業(B工区)-

 「JR千葉駅」のメインは「中央改札(千葉公園口、東口、モノレール連絡口、南口)」ですが、駅西側に「西改札(北口、西口」があります。
 
 メインの「東口」に比べ影の薄い西口ですが、新たな玄関口になるよう再開発工事が行われています。「千葉駅西口地区第二種市街地再開発事業」です。
 
 先行して「A1棟、A2棟、A3棟」が、3棟の商業ビル「WESTRIO(ウェストリオ)」として2013年10月1日に完成しました。引き続き「千葉駅西口地区第二種市街地再開発事業(B工区)」が建設予定です。

● 特定建築者が決定!
 千葉駅西口地区第二種市街地再開発事業(B工区)に係る特定建築者が、「千葉駅西口地区B工区再開発事業体」に決定しました。

 引用資料 千葉市・公式HP(2018/02/23)
 千葉駅西口地区第二種市街地再開発事業(B工区)に係る特定建築者が決定しました

 設計は「新日本建設、東急設計コンサルタント、久米設計、清水建設JV」、施工者は「清水建設、新日本建設JV」となっています。2018年3月に着工し、2020年3月の竣工を目指します。


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「事業提案の概要」です。


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当初の「計画イメージ」です。着工が大幅に遅れていましたが、その間にデザインが大幅に変更になったようです。


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「千葉駅西口地区第二種市街地再開発事業(B工区)」の建設予定地です。



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