大手町ビルヂング(大手町ビル) 建て替えを行わず建物内に貫通通路を新設 「大手町仲通り(貫通通路)」の新設場所はここ!
-大手町ビルヂング(大手町ビル)-
大手町のシンボルでもある「大手町ビルヂング(大手町ビル)」は、東西方向に約200mと非常に長いです。「三菱地所グループ」は、2018年に築60年を迎える「大手町ビル」の大規模改修で、建物内に貫通通路を新設して「大手町仲通り」を整備する方向で検討しています。
引用資料 建設通信新聞(2017/09/01) リンク切れ
大手町ビルに貫通通路/築60年 大規模改修で実現/地所グループ
「すべてのビルが建て替えではなく、サービスによってより価値を高める方法があるとずっと考えていた」と述べている。建物調査の結果、大手町ビルの躯体が強固であることも判明し、「100年ビルへの挑戦」に取り組む。” ということです。
大規模改修の完成後は24時間、歩行者に開放する方針です。これにより丸の内から大手町までの「大手町中通り」が全通することになります。
大手町ビルヂング(大手町ビル)の概要
◆ 所在地-東京都千代田区大手町一丁目6-1
◆ 交通-東京メトロ丸ノ内線、千代田線、半蔵門線、東西線、都営三田線「大手町駅」直結
◆ 階数-地上9階、塔屋3階、地下3階
◆ 高さ-最高部39.0m、軒高31.0m
◆ 敷地面積-10,496.03㎡
◆ 建築面積-3,712.48㎡
◆ 延床面積-111,272.00㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-三菱地所
◆ 設計者-三菱地所
◆ 施工者-大成建設
◆ 竣工-1958年04月
「貫通通路の整備位置」です。
「大手町ビルヂング(大手町ビル)」を北東側から見た様子です。東西方向に約200mと非常に長く、仲通り機能の延伸を阻んでいます。
仲通り機能の延伸(大手町タワー)
「大手町タワー」の建設時に、「大手町の森」が整備されました。「大手町の森」は、仲通り機能の延伸を兼ねています。「大手町の森」より南側は、「有楽町」まで道路と歩道が整備されていますが、「大手町の森」より北側は、歩道のみとなります。
大手町の森
「大手町タワー」の建設時に、敷地全体の約3分の1に相当する約3,600㎡におよぶ「大手町の森」が整備されました。「本物の森」と歩道が整備されています。
「大手町ビル」の南側です。ここで「大手町中通り」は途切れています。
南側の出入口
「大手町ビル」の南側の出入口です。現在もビルに用事のある方は、北側に抜ける事が出来ます。「大手町ビル」の大規模改修を行い、この部分に「貫通通路」を新設します。
北側の出入口
「大手町ビル」の北側の出入口です。現在もビルに用事のある方は、南側に抜ける事が出来ます。「大手町ビル」の大規模改修を行い、この部分に「貫通通路」を新設します。
「大手町ビル」の北側では、「読売新聞東京本社ビル」の建設時に、「大手町中通り」の延伸が行われました。
「大手町中通り」です。現在の北端は「日本橋川」ですが、「大手町中通り」の延長線上には、神田エリアとを結ぶ日本橋川の人道橋整備計画もあるようです。
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