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2018年3月18日 (日)

成田空港に関する四者協議会 3500mの「C滑走路」を新設、「B滑走路」の1000m延伸、発着時間の延長で合意!

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-成田空港の更なる機能強化-

 「国土交通省、成田国際空港会社(NAA)、千葉県、空港周辺9市町」は、2018年3月13日に、成田空港の機能強化に関する四者協議会を千葉市内で開きました。

 引用資料 成田国際空港株式会社(2018/03/13)
 2018年3月13日に四者協議会が開催されました。

 「国土交通省」などが提案した「第3滑走路(C滑走路)」」の新設や発着時間の延長に関し、9市町などは了承しました。将来の「C滑走路」の運用開始に合わせ、空港全体の発着時間を現在の1日17時間から19時間半に段階的に拡大します。

 「C滑走路」の供用開始後は、それぞれの滑走路でスライド運用(早番5時~22時、遅番7時30分~翌0時30分)を行ないます。静音時間を現行と同じ7時間確保します。
 このため、空港全体での発着時間は5時~翌0時30分まで拡大します。さらに、すべての滑走路で22時以降の便数制限を撤廃し、弾力的運用は0時30分~1時に限定します。

 「訪日外国人(インバウンド)」が増加し、成田空港の発着回数が年々増えているのに対応します。発着時間の延長や「C滑走路」の稼働を通して、成田空港の発着枠は年間50万回と現在の約1.7倍に広がる見通しです。

● 成田空港のライバルであるアジア主要空港
 「成田空港」のライバルであるアジア主要空港においては、2017年~2019年にかけて大規模な施設整備が予定されています。

 中国の「北京首都国際空港」は今でもメチャメチャ巨大な空港ですが、更に超巨大な「北京大興国際空港(北京首都第二空港)」を建設中で、2019年に滑走路4本で開港予定です。最終的には7本の滑走路を整備するとも言われています。

 完成予想図を見るとまるで「巨大なヒトデ」で、異次元のレベルの巨大さです。もう笑うしかありません。日本にはそんな土地も予算も無いので、既存の空港を少しずつ改良していくしかありません。他国の事を羨ましがってもしかたがありません。私はそれでいいと思います。


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滑走路の配置

 「滑走路の配置」です。(1)「B滑⾛路」を北側へ1,000m延伸します。(2)「B滑⾛路の進⼊復⾏区域が、「C滑⾛路」と重複しないようにします(両滑⾛路の南北⽅向の離隔3,325m)。(3)「B⾛路」と「C滑⾛路」の中⼼線間隔は420mです。

 開港時に計画していた「横風用滑走路」は整備を取り止めます。実際には「横風用滑走路」の場所は、「エプロン(駐機場)」などに次々と転用されているので、かなり前から取り止めは既成事実でした。


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空港敷地規模

 「50万回時に必要となる施設規模」です。空港規模を現在の約1,400haから1,000ha拡大し、約2,400ha規模の確保を目指しています。


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A滑走路北側誘導路(ホールディングベイ)

 手始めとして、「A滑走路北側誘導路(ホールディングベイ)」を整備します。これにより、時間当たりの空港処理能力が、現行の68回から72回へ向上します。

 引用資料 成田国際空港株式会社(PDF:2018/03/15)
 A滑走路北側誘導路(ホールディングベイ)整備に関する空港の変更許可申請について

 「ホールディングベイ」とは、離陸機が待機するための滑走路端部の誘導路であり、離陸機の離陸順の入れ替え等に用いることができます。



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