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2018年4月

2018年4月30日 (月)

新宿区 神宮外苑地区 竣工した「日本青年館・日本スポーツ振興センター本部棟」

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-日本青年館・日本スポーツ振興センター本部棟-

 「日本青年館・日本スポーツ振興センター本部棟」は、「一般財団法人日本青年館」と「独立行政法人日本スポーツ振興センター」が建設しました。

 「新国立競技場(仮称)」の整備に伴い、別の場所に建っていた「日本スポーツ振興センター(JSC)本部」の事務機能や「日本青年館」の宿泊施設・ホールなどの機能を集約した施設を整備しました。

 建設された場所は、建設中の「新国立競技場(仮称)」の周辺にあった「国立競技場西テニス場」の跡地の敷地面積6,671.16㎡です。

 2017年7月5日に「工事完了」、2017年7月18日に「竣工式」が行われました。2017年7月31日には「日本青年館ホール」がオープン、2017年8月1日には「日本青年館ホテル」がオープンしました。  

日本青年館・日本スポーツ振興センター本部棟の概要
◆ 計画名-日本青年館・日本スポーツ振興センター本部棟新営工事
◆ 所在地-東京都新宿区霞ヶ丘町4-1
◆ 東京メトロ銀座線「外苑前」駅徒歩5分、都営大江戸線「国立競技場」駅徒歩10分、中央・総武線(各停)「千駄ヶ谷」駅徒歩12分、中央・総武線(各停)「信濃町」駅徒歩12分
◆ 階数-地上16階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部71.74m、軒高69.60m
◆ 敷地面積-6,671.16㎡
◆ 建築面積-2,646.10㎡
◆ 延床面積-31,736.12㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-劇場、ホテル、オフィス、駐車場
◆ 客室数-全220室
◆ 建築主-日本青年館、日本スポーツ振興センター
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-安藤ハザマ
◆ 着工-2015年07月01日
◆ 竣工-2017年07月05日(工事完了)、2017年07月18日(竣工式)
◆ オープン-2017年07月31日(日本青年館ホール)、2017年08月01日(日本青年館ホテル)


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低層部が「日本青年館ホール(合計1,249席 内訳は1階が811席+車いす4席、2階が434席)」、中層部がオフィス、高層部が「日本青年館ホテル(220室)」となっています。

 引用資料 第56回新宿区景観まちづくり審議会(PDF)
 日本青年館・日本スポーツ振興センター本部棟について  


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「日本青年館・日本スポーツ振興センター本部棟」を南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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東側の「スタジアム通」沿いの歩道(公開空地)を南側から見た様子です。


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東側の「スタジアム通」沿いの歩道(公開空地)を北側から見た様子です。


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「スタジアム通」沿いに小さなベンチが設置してあります。


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北東角です。


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敷地北側の「公開空地」です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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「日本青年館・日本スポーツ振興センター本部棟」を北側から見た様子です。



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2018年4月29日 (日)

習志野市 地上44階、高さ約161mの「津田沼 ザ・タワー」 2018/04/28 「免震装置」の上に柱が建ち始める!

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-津田沼 ザ・タワー-

 JR津田沼駅近くの「仲よし幼稚園跡地活用事業」は、習志野市による公募型プロポーザルの実施により、最優秀提案者に「三菱地所レジデンス(代表者)、三井不動産レジデンシャル、野村不動産」の3社グループを特定しました。

 建設現場は、JR津田沼駅南口にある「モリシア津田沼」南側に位置する習志野市の市有地と隣接する一部民有地です。

 概要は、地上44階、塔屋2階、地下2階、高さ(最高部161.04m、建物高さ152.10m)、敷地面積8,050.23㎡、延床面積88,116.30㎡、総戸数759戸(ほかにゲストルーム・スカイサロン・スタジオ・シアタールーム等共用施設)です。

 「(仮称)津田沼プレミアタワープロジェクト」として公式ホームページがオープンしていましたが、正式名称が「津田沼 ザ・タワー」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 津田沼 ザ・タワー

津田沼 ザ・タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)仲よし幼稚園跡地活用計画
◆ 所在地-千葉県習志野市谷津一丁目1340番15の一部、16の一部、24・25(地番)
◆ 交通-JR総武線快速・JR総武線「津田沼」駅より徒歩4分 
◆ 階数-地上44階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部161.04m、建物高さ152.10m
◆ 敷地面積-8,050.23㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-4,431.62㎡
◆ 延床面積-88,116.30㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(建物の基礎と1階床下の間に鉛プラグ入り積層ゴム等を設置)
◆ 用途-共同住宅、地域貢献施設、自転車駐車場
◆ 総戸数-759戸(ほかにゲストルーム・スカイサロン・スタジオ・シアタールーム等共用施設)
◆ 建築主-三菱地所レジデンス(代表者)、三井不動産レジデンシャル、野村不動産
◆ 設計者・監理者-フジタ
◆ 施工者-フジタ
◆ 着工-2016年12月01日(準備工事2016年11月02日)
◆ 竣工-2020年04月下旬予定
◆ 入居開始-2020年07月下旬予定


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「津田沼 ザ・タワー」は、「モリシア津田沼」を経由して、津田沼駅ペデストリアンデッキと直結します。


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東側から見た「津田沼 ザ・タワー」の2018年4月28日の建設状況です(写真提供bgds氏)。


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敷地西側です(写真提供bgds氏)。


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「免震層」の構築が終わり、「柱」が建てられ、「梁」の鉄筋の配筋が行われています(写真提供bgds氏)。


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敷地東側です(写真提供bgds氏)。


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「免震層」の構築が終わり、「柱」が建てられた段階です(写真提供bgds氏)。


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「免震装置」の上に「プレキャストコンクリート」の台が乗せられ、その上に「プレキャストコンクリート」の柱が建てられています(写真提供bgds氏)。


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免震構造
 
「津田沼 ザ・タワー」は、地震対策として「免震構造」を採用しています。「免震構造」が非常に良く分かる貴重な写真です。私はいろいろな建設現場を撮影していますが、このように鮮明に見た事はめったにありません(写真提供bgds氏)。


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積層ゴム

 「プレキャストコンクリート」の台の下に「積層ゴム」が見えます。「積層ゴム」は円形のタイプが多いですが、この現場は四角いタイプです。

 「積層ゴムは黒色では?」と不思議に思うと思いますが、白いのは「養生シート」です。「免震装置」は傷がつかないようシート等で養生されており、多くの場合は建物竣工直前に外します(写真提供bgds氏)。


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北東側から見た様子です。「モリシア津田沼」を経由して、津田沼駅ペデストリアンデッキと直結します(写真提供bgds氏)。



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2018年4月28日 (土)

板橋区 地上35階、高さ約130mの「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」 共同事業者の募集を開始!

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-板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業
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 「板橋駅(いたばしえき)」は、東京都板橋区にあるJR東日本の島式1面2線を有する地上駅です。「赤羽線」の駅ですが、運行系統上は「埼京線」となっています。

 「板橋駅」は、バリアフリー整備が未了だったためバリアフリー化工事が行われています。それに合わせて駅の改良工事も行われています。

 JR東日本は、駅改良工事を滝野川口及び駅構内をⅠ期計画として先行着手し、東京電力管路移転工事後に板橋口をⅡ期計画(板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業)として開発する予定です。

● 共同事業者の募集を開始!
 「板橋区」は、「JR東日本」と共同で検討している「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」の共同事業者の募集を開始しています。事業企画提案者は7者の予定です。

 引用資料 板橋区・公式HP(PDF:2018/04/17・18)
 板橋駅前用地(B用地)の一体的活用に関する 経過と今後の予定について 

 北側の「JR東日本用地」の約2,209㎡と南側の「B用地(板橋区所有)」の約1,675㎡の合計約3,884㎡を一体開発します。地上35階、地下3階、高さ約130m、延床面積約53,000㎡の再開発ビルを建設する予定です。

板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都板橋区板橋一丁目地内
◆ 階数-地上35階、地下3階
◆ 高さ-最高部約130m
◆ 敷地面積-約3,884㎡(JR東日本約2,209㎡+板橋区約1,675㎡)
◆ 敷地面積-約2,500㎡
◆ 延床面積-約53,000㎡
◆ 用途-店舗、公益施設、共同住宅、駐車場
◆ 総戸数-(未定)
◆ 建築主-JR東日本、板橋区
◆ 着工-2019年度以降予定


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「施設完成イメージパース(計画地北側)」です。


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「断面イメージ」です。


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「位置図」です。北側の「JR東日本用地」の約2,209㎡と南側の「B用地(板橋区所有)」の約1,675㎡の合計約3,884㎡を一体開発します。


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「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。



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2018年4月27日 (金)

JR大崎駅西口 地上39階、高さ約143m「大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地

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-大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業-

 昨日(4月26日)、「京セラドーム大阪」で行われた「安室ちゃん(安室奈美恵)」の5大ドームツアー「namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~」に行ってきました。メチャメチャ良かったです。私にとって「安室ちゃん」のライブは、5月初旬の「東京ドーム」が最後になると思います。

 本題に戻って、怒涛の勢いで再開発が進むJR大崎駅周辺ですが、1ヶ所だけ再開発に取り残された場所があります。大崎三丁目のJR大崎駅の北西側一帯です。

 その中の1つ「大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業」は、地上39階、地下2階、高さ約143m(T.P.からの高さ約149m)、延床面積約49,200㎡、総戸数約500戸を想定しています。

 引用資料 品川区・公式HP(PDF:2017/04/21)
 大崎三丁目地区(大崎駅西口F 南地区)等の再開発計画について

 引用資料 品川区・公式HP(PDF:2017//11/06)
 大崎駅西口F 南地区(大崎三丁目地区)再開発計画に関する都市計画案について

 公共施設として、JR大崎駅駅南改札とThinkPark Towerをつなぐ歩行者デッキを三丁目地区内まで延伸し、歩行空間の確保と地区内の高低差の解消を図ります。

大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都品川区大崎三丁目7番地
◆ 階数-地上39階、地下2階
◆ 高さ-最高部約143m(T.P.からの高さ約149m)
◆ 敷地面積-約5,100㎡
◆ 敷地面積-約3,100㎡
◆ 延床面積-約49,200㎡(容積対象面積約33,200㎡)
◆ 用途-共同住宅、事務所、店舗、保育所、駐車場等
◆ 総戸数-約500戸
◆ 建築主-大崎三丁目地区市街地再開発準備組
◆ 事業協力者-住友不動産
◆ 事業コンサルタント-日建設計


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「南側立面図」です。北東から北西にかけては約6mの高低差があります。


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「街区図」です。


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「大崎駅西口全体の整備イメージ」です。第一弾の「ThinkPark Tower」を皮切りに、西口は2000年以降に再開発されました。


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「大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業」の予定地東側の道路です。道路から東側は「F東地区」です。


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「F東地区」を南東側から見た様子です。「F東地区」にも再開発構想があります。



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2018年4月26日 (木)

横浜みなとみらい21地区 地上18階、高さ約100mの「株式会社村田製作所みなとみらいイノベーションセンター建設工事」 2018年5月着工!

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-みなとみらいイノベーションセンター-
 「村田製作所」が、横浜みなとみらい21地区に新たに研究開発拠点を建設します。進出予定地は「47街区」の敷地面積7,414.88㎡です。

 概要は、地上18階、塔屋1階、地下2階 、高さ99.95m、延床面積65,432.53㎡で、投資総額約400億円(土地・建物費用)となります。戸田建設の設計施工で、2018年5月18日着工、2020年9月15日竣工を予定しています。

 引用資料 村田製作所(2017/11/29)
 新たな研究開発拠点「みなとみらいイノベーションセンター」を横浜みなとみらい21地区に設立

 フロア構成は、高層階が「厚生施設」、中層階が「開発エリア」、低層階が「開発エリア、にぎわい施設」、地下階が「電波暗室、駐車場、機械室」となります。

 「みなとみらいイノベーションセンター」では、通信市場を中心とした既存事業に加え、自動車、エネルギー、ヘルスケアといった注力市場向け製品やIoTなど新規市場向け製品の基礎研究、企画、デザイン、設計力の強化を図ります。

みなとみらいイノベーションセンターの概要
◆ 計画名-株式会社村田製作所みなとみらいイノベーションセンター建設工事
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい四丁目3番11
◆ 階数-地上18階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-99.95m
◆ 敷地面積-7,414.88㎡
◆ 建築面積-5,490.71㎡
◆ 延床面積-65,432.53㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、飲食店、駐車場
◆ 建築主-村田製作所
◆ 設計者・監理者-戸田建設
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2018年05月18日予定
◆ 竣工-2020年09月15日予定
◆ 投資総額-約400億円(土地・建物費用)


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「建設予定地」です。「横浜みなとみらい21地区 47街区」になります。


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。


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「株式会社村田製作所みなとみらいイノベーションセンター建設工事」の建設予定地です。


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村田製作所の本社
 
「村田製作所」の本社は、JR長岡京駅前の京都府長岡京市東神足一丁目10番1号にあります。電子部品大手で、世界トップのセラミックコンデンサーが柱です。原料からのセラミック技術に強みを持っています。高い技術力を背景に驚異的な利益率を誇っています。



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2018年4月25日 (水)

地上57階、高さ約195mの「南池袋二丁目B地区」 南池袋二丁目に高さ180m超の超高層タワーマンションが4棟林立!

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-南池袋二丁目B地区-

 「南池袋二丁目B地区市街地再開発準備組合」は、3棟総延床面積約137,800㎡の施設建設を計画しています。2019年度の都市計画決定、2021年度の権利変換認可、2022年度の着工、2025年度の竣工を目指しています。

 引用資料 建設通信新聞(2018/04/23)
 延べ約14万㎡、総事業費560億/南池袋二丁目B準備組合

 コンサルタントとして「創造フォーラム」、設計者として「楠山設計」が参画しています。事業協力者は、「丸紅、野村不動産、三菱地所レジデンス、合人社計画研究所、西松建設」の5者です。

● 高さ180m超の超高層タワーマンションが4棟林立!
 建設予定地は、地上49階、塔屋2階、地下3階、高さ189.00mの「Brillia Tower池袋(としまエコミューゼタウン) 」のすぐ南側の地区面積約14,000㎡です。

 道路を挟んだ東側では、「南池袋二丁目C地区」の再開発計画もあります。「南池袋二丁目」に高さ180m超の超高層タワーマンションが4棟林立する事になります。

南池袋二丁目B地区の概要
◆ 所在地-東京都豊島区南池袋二丁目地内
◆ 階数-(A棟)地上57階、(B棟)地上5階、(C棟)地上6階
◆ 高さ-最高部約195m(A棟)
◆ 地区面積-約14,000㎡
◆ 延床面積-137,800㎡(施設全体)、130,200㎡(A棟)、3,050㎡(B棟)、4,550㎡(C棟) 
◆ 用途-共同住宅、オフィス、商業、駐車場
◆ 総戸数-864戸(A棟)、14戸(B棟)、16戸(C棟)  
◆ 建築主-南池袋二丁目B地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-丸紅、野村不動産、三菱地所レジデンス、合人社計画研究所、西松建設
◆ コンサルタント-創造フォーラム
◆ 設計者-楠山設計
◆ 着工-2022年度予定
◆ 竣工-2025年度予定


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「南池袋二丁目B地区の区域」です。

 引用資料 公式ホームページ
 南池袋二丁目B地区市街地再開発準備組合


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サンシャインシティの「SKY CIRCUSサンシャイン60展望台」から見た様子です。


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「南池袋二丁目B地区」です。豊島区役所の新庁舎「としまエコミューゼタウン(Brillia Tower池袋)」のすぐ南側の区画です。


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「南池袋二丁目B地区」を南東側から見た様子です。


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南池袋二丁目C地区

 東京都豊島区では、南池袋二丁目C地区に「南池袋二丁目C地区市街地再開発準備組合」が、2棟の超高層タワーマンションを計画しています。「国家戦略都市計画建築物等整備事業(南池袋二丁目C地区)」として計画が動き出しています。

 引用資料 首相官邸(PDF)
 南池袋二丁目C地区再開発等促進区を定める地区計画 都市計画(素案)の概要

 「Ⅰ-Ⅰ(北街区)」が地上51階、地下2階、最高高さ約190m、「Ⅰ-Ⅱ(南街区)」が地上51階、地下2階、最高高さ約185mとなっています。「池袋駅東地域」全体として調和した高さのスカイラインや景観形成を図るために、「Ⅰ-Ⅰ(北街区)」より「Ⅰ-Ⅱ(南街区)」が5m程低くなっています。

 準備組合の事業推進パートナーとして「住友不動産、野村不動産、都市再生機構」が参画し、「清水建設」が事業協力者となっています。事業推進コンサルタントは、「INA新建築研究所」と「ポリテックエイディディ」が担当しています。

南池袋二丁目C地区の概要

◆ 所在地-東京都豊島区南池袋二丁目地内
◆ 階数-地上51階、地下2階(北街区、南街区)
◆ 高さ-(北街区)最高部約190m、(南街区)最高部約185m
◆ 地区整備計画の面積-約17,000㎡
◆ 建築面積-(北街区)8,800㎡、(南街区)6,300㎡
◆ 延床面積-(北街区)105,000㎡、(南街区)75,300㎡ 
◆ 容積対象床面積-(北街区)70,100㎡、(南街区)50,400㎡
◆ 用途-(北街区)共同住宅、店舗、事務所、駐車場 等、(南街区)共同住宅、店舗、子育て支援施設、駐車場 等
◆ 総戸数-1,000戸超
◆ 建築主-南池袋二丁目C地区市街地再開発準備組合(事業推進パートナー 住友不動産、野村不動産、都市再生機構)
◆ 着工-2020年度予定
◆ 竣工-2024年度予定



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2018年4月24日 (火)

地上45階、高さ約240mの「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」 39階~45階に超高級ホテル「ブルガリ ホテル 東京」が進出!

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-八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業-
 「三井不動産」と「ブルガリ ホテルズ & リゾーツ」は、東京駅前において開発予定の超高層複合ビル内に、日本初となるブルガリ ホテルを開業することに合意しました。この新たなホテルは、「ブルガリ ホテル 東京」として2022年末に開業する予定です。

 引用資料 三井不動産(PDF:2018/04/23)
 東京駅至近の立地 ラグジュアリーな空間が誕生 2022年 「ブルガリ ホテル 東京」開業合意 ~ ブルガリ ホテルズ & リゾーツ日本初進出 ~

 「ブルガリ ホテル 東京」は、「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」において建設予定の複合ビルの39階~45階(最上階)まで7フロア(約19,000㎡)に展開します。

 ツイン・ダブルルームを中心に、ラグジュアリーなスイートから究極のブルガリスイートまで、多彩なタイプを取り揃えた98室の客室が、ゲストに快適な滞在を提供します。

 「ブルガリ ホテルズ & リゾーツ」は、ミラノ、ロンドン、バリ、北京、ドバイにおいてラグジュアリーホテルを展開しています。今後は、2018年に上海、2020年にモスクワ、パリにオープンする予定で、「ブルガリ ホテル 東京」は、9軒目となり、日本での開業は初となります。

 宝石や時計で有名なイタリアの高級ブランド「ブルガリ」だけあって、「日経新聞」によると宿泊料金は、1泊8万~9万円以上の都内最高水準を検討しているそうです。

八重洲二丁目北地区(A-1街区)の概要
◆ 計画名-八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事(A-1街区)
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目1番、2番の一部及び3番
◆ 階数-地上45階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部240m
◆ 地区面積-12,390.43㎡(A-1街区)
◆ 敷地面積-約10,885㎡(A-1街区)
◆ 延床面積-約287,200㎡(A-1街区)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-パイルド・ラフト基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル、小学校、バスターミナル、駐車場等
◆ 客室数-98室(39階~45階)
◆ 建築主-八重洲二丁目北地区市街地再開発組合(事業協力者 三井不動産)
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2018年11月下旬予定
◆ 竣工-2022年08月下旬予定
◆ オープン-2022年末予定(ホテル開業)
◆ 総事業費-約2,398億円


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「完成予想図(東京駅上空から望む)です。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2017/04/18)
 八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の設立認可について


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「断面図」です。区立城東小学校は「A-1街区」の柳通り側の低層階に入ります。39階~45階は超高級ホテル「ブルガリ ホテル 東京」となります。


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「配置図」です。北西角の「ヤンマー東京ビル」は、「B街区」として単独で建て替えます。



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2018年4月23日 (月)

中央区 地上59階、高さ約199mの「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」 2018年12月の都市計画決定を目指す!

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-月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業-
 月島地区や勝どき地区では怒涛の勢いで再開発が行われています。その波は「サンシティ銀座EAST」以外は超高層ビルが無かった「月島三丁目地区」にも波及しています。

 「日刊建設工業新聞」によると「月島三丁目地区再開発準備組合」は、「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」の2018年12月の都市計画決定を目指すそうです。
 
 引用資料 日刊建設工業新聞(2018/04/23)
 月島三丁目北地区再開発(東京都中央区)/12月の都市計画決定めざす/準備組合

 以前は「月島三丁目地区第一種市街地再開発事業」と呼ばれていましたが、「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」となっています。
 「月島三丁目」には他にも再開発構想があるので、「月島三丁目地区」から、「月島三丁目北地区」に名称を変更したのかも知れません。

 「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」は、地上59階、地下1階、高さ約199mの超高層タワーマンションを中心とした総延床面積約145,000㎡の再開発プロジェクトです。

月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都中央区月島三丁目18、19と20の一部、21~23と24の一部
◆ 階数-地上59階、地下1階(A地区)、地上5階(B-1地区)、地上7階(B-2地区)
◆ 高さ-約199m(A地区)、約18m(B-1地区)、約25m(B-2地区)
◆ 敷地面積-約10,070㎡(A地区)、約1,060㎡(B-1地区)、約880㎡(B-2地区)
◆ 延床面積-約140,200㎡(A地区)、約1,600㎡(B-1地区)、約3,400㎡(B-2地区)
◆ 用途-(A地区)共同住宅、店舗、保育所、デイサービス施設、(B-1地区)障害者グループホーム、(B-2地区)共同住宅
◆ 総戸数-約1,120戸(A地区)、約40戸(B-2地区)
◆ 建築主-月島三丁目地区再開発準備組合
◆ 事業協力者-五洋建設、首都圏不燃建築公社
◆ コンサルタント-(設計業務)大建設計、(全体調整)パシフィックコンサルタンツ
◆ 着工-2022年度予定
◆ 竣工-2025年度予定


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「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業 A地区」を東側から見た様子です。


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「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業 A地区」を北側から見た様子です。


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「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業 A地区」を西側から見た様子です。


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街区南側の「THEパームス月島ルナガーデン(ユズデンタル月島)」は、先に単独で建て替えたため再開発には加わりません。



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2018年4月22日 (日)

JR札幌駅北口 地上50階、高さ約180mの「札幌駅北口8・1地区第一種市街地再開発事業」が動き出す!

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-札幌駅北口8・1地区第一種市街地再開発事業-

 JR札幌駅北口で、地上50階、地下2階、高さ約180mの超高層のタワーマンションを核にホテルやオフィスを備えた延床面積約121,500㎡の再開発ビルを建設する大規模再開発が本格的に動き出します。

 「札幌駅北口8・1地区市街地再開発準備組合」は、再開発ビルの実施設計や施工を担う特定業務代行者の公募を開始しています。
 2018年5月上旬をめどに特定代行者を決め、組合設立や権利変換を経て、既存施設解体、工事に着手する見通しです。総事業費に482億円が見込まれています。

 引用資料 札幌市・公式HP(PDF)
 北8西1地区について 

 再開発は地権者の合意に時間がかりますが、地権者により再開発に向けた検討が開始されたのが1988年(昭和63年)です。それから30年が経過しています。

 計画が具体化してからも、超高層ツインタワーマンションが1棟に変更され、「医療福祉棟」が、客室数約300室の「ホテル棟」に変更になっています。

 住宅部分の参加組合員予定者は「大和ハウス工業、住友不動産、東急不動産、NIPPO」の4者、オフィス部分は「大和リース」、ホテル部分は「スターツコーポレーション」がそれぞれ担当します。

 事業協力者は「伊藤組土建、大成建設」、コーディネーター・事業コンサルタントは「日本設計」、設計コンサルタントは「日本設計、ドーコン」が担当しています。

札幌駅北口8・1地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-札幌市北区北8条西1丁目内
◆ 階数-(住宅棟)地上50階、地下2階
◆ 高さ-(住宅棟)約180m
◆ 敷地面積-約11,700㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約121,500㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、店舗、オフィス、ホテル(約300室)、駐車場
◆ 総戸数-640戸
◆ 建築主-札幌駅北口8・1地区市街地再開発組合(予定)
◆ 着工-2018年度予定
◆ 竣工-2021年度予定
◆ 総事業費-482億円


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「事業計画の変更(パース図)」です。当初は、超高層ツインタワーマンションが計画されていました。変更案のパース図は「医療福祉棟」の時のものです。

 引用資料 札幌市・公式HP
 北8西1地区第一種市街地再開発事業にかかる環境影響評価書の縦覧について


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「「札幌駅北口8・1地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地です。



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2018年4月21日 (土)

国会議事堂前庭(北地区)にある「憲政記念館」の敷地 工事費約480億円で、新たな「国立公文書館」を整備!

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-国立公文書館新館建設事業-

 政府は、「国立公文書館新館建設事業」の基本計画を決定しています。建設予定地は永田町の「国会議事堂前庭(北地区)」にある「憲政記念館」の敷地です。

 引用資料 内閣府(PDF:2017/11)
 新たな国立公文書館基本計画原案

 新たな「国⽴公⽂書館」は、国の三権が集中するエリアであることを踏まえ、周辺の景観との調和に⼗分配慮するとともに、国のかたちや国家の記憶を伝える場にふさわしい施設を目指します。

 「憲政記念館」については全て取り壊しますが、現在の建物が歴史と伝統を有したものであることを踏まえ、⼀部部材の活⽤やイメージの踏襲等を検討します。
 建物は「憲政記念館」との合築で、地上3階、地下4階、延床面積約42,000㎡です。そのうち、新たな「国⽴公⽂書館」の建物⾯積は約30,000㎡(書庫部分約8,000㎡)です。

 2018年度から基本設計に着手、実施設計完了後、2021年度から建設工事に着手、2026年度に完成・開館を目指します。建物⼯事費は約480億円(什器等諸費⽤除く)です。

国立公文書館新館建設事業の概要
◆ 所在地- 東京都千代田区永田町一丁目1-1
◆ 階数-地上3階、地下4階
◆ 総建物⾯積-約42,000㎡(憲政記念館との合築)
◆ 国⽴公⽂書館の建物⾯積-約30,000㎡(書庫部分約8,000㎡)
◆ 用途-国⽴公⽂書館
◆ 着工-2021年度予定
◆ 竣工-2026年度予定
◆ 建物⼯事費-約480億円(什器等諸費⽤除く)


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新たな「国⽴公⽂書館」の建設予定地です。国会議事堂前庭(北地区)にある「憲政記念館の敷地です。


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「敷地の現状」です。


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当初の提示案は、地上3階、地下6階~7階、総建物面積約59,000㎡~68,000㎡、建物⼯事費約790億円~850億円でしたが、計画が見直されました。


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「新館建設以降の体制」です。現在の「北の丸、つくば」の2館体制から、「新館、北の丸、つくば」の3館体制になります。



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2018年4月20日 (金)

京王電鉄 「京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)の連続立体交差事業」が2018年度に着工!

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京王電鉄京王線連続立体交差化事業-
 「東京都」と「京王電鉄」が計画している「京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)の連続立体交差事業」が、2018年度に着工します。両者は、都環境影響評価条例に基づく複々線化事業について、着工の届出を東京都に提出しました。

 建設通信新聞(2018/04/17)
 側道部から今年度着工/約7.2㎞を高架化/東京都と京王電鉄の京王線連立化

 引用資料 京王電鉄・公式ホームページ
 京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)連続立体交差事業

 当初は、「京王電鉄京王線(笹塚駅~つつじヶ丘駅間)連続立体交差化及び複々線化事業」でしたが、計画が見直され「京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)の連続立体交差事業」に名称が変更になっています。

 京王線の笹塚駅付近~仙川駅付近までの約7.2km(7,225m)を高架化し、25ヶ所の踏切を除却するとともに、7ヶ所の都市計画道路を立体化し、あわせて側道を整備するものです。

 用地取得が一定程度完了した側道部分から順次着工したい考えです。工事は8工区に分割して施工します。2026年度末の完成を目指しています。


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縦断図

 「縦断図」です。すでに「新宿駅~笹塚駅」間は、連続立体交差化と複々線化が完了していますが、新たに「①代田橋駅、②明大前駅、③下高井戸駅、④桜上水駅、⑤上北沢駅、⑥八幡山駅、⑦芦花公園駅、⑧千歳烏山」の各駅が高架式の駅になります。 


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複々線化事業 
 複々線化事業は、極めて特殊な配線で行われます。新たに複々線化のために増設されるトンネル構造の地下2線は「特急」を通過させるためだけに建設され、いずれの駅にも地下ホームは設けません。

 当初は「京王電鉄京王線(笹塚駅~つつじヶ丘駅間)連続立体交差化及び複々線化事業」でしたが、優先順位の高い「連続立体交差化事業」のみの着工となりました。
 「複々線化事業」は、これから日本の人口減少が加速するので計画が見直されて、着工されない可能性があります。
 
 
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代田橋駅
 現在の「代田橋駅」は、相対式2面2線の地上駅です。駅舎は地下にあります。連続立体交差化後は、島式1面2線の高架駅となります。

 
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明大前駅
 現在の京王線の「明大前駅」は、相対式2面2線です。連続立体交差化後は、島式2面4線の高架駅となります。



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2018年4月19日 (木)

京成電鉄 千葉中央駅西口ビル建替工事 「(仮称)千葉中央駅西口ビル」を2018年8月に着工!

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-(仮称)千葉中央駅西口ビル-

 「京成電鉄」は4月16日に、京成千葉線「千葉中央駅」と直結している複合商業施設「千葉中央駅西口ビル」を建て替えると発表しました。
 
 現在の地上4階のビルを地上8階てにして、オフィスやホテルを入居させます。駅ビル建て替えで同駅周辺のにぎわい創出につなげます。

 引用資料 京成電鉄・公式HP(PDF:2018/04/16)
 千葉中央駅西口ビルを建て替えます(2021年秋オープン予定)

 「千葉中央駅西口ビル」は1967年に開業し、現在はフードコートや書店などが入っています。延床面積は約4,600㎡です。老朽化が進んでいることから建て替えを決めました。新ビルは地上8階、延床面積約約11,000㎡で、既存ビルに比べて延床面積は2倍強に広がります。

 1階~6階に小売店や飲食店、オフィスが入る予定です。7階・8階はホテルが入居する計画です。開業は2021年秋の予定です。

千葉中央駅西口ビル建替工事の概要
◆ 計画名-(仮称)千葉中央駅西口ビル
◆ 所在地-千葉県千葉市中央区本千葉町15-1
◆ 交通-京成千葉線「千葉中央」駅直結
◆ 階数-地上8階、地下0階
◆ 敷地面積-約2,300㎡
◆ 延床面積-約11,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-地上1階~6階(商業・オフィス)、地上7階・8階
◆ 客室数-(未定)
◆ 建築主-京成電鉄
◆ 設計者・監理者-戸田・京成建設共同企業体
◆ 施工者-戸田・京成建設共同企業体
◆ 着工-2018年08月予定
◆ 竣工-2021年秋予定
◆ 開業-2021年秋予定


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「(仮称)千葉中央駅西口ビル」の建設予定地です。


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京成千葉線「千葉中央駅」の東口には、「京成ホテルミラマーレ」があります。手前の超高層ビルは、地上43階、地下1階、高さ151.5m、総戸数436戸の「千葉セントラルタワー(CHIBA CENTRAL TOWER)」です。


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JR千葉駅
 「千葉中央駅」という千葉市の中心のような名称ですが、千葉市の中心は「JR千葉駅」です。京成電鉄では「京成千葉駅」となっており、「千葉中央駅」から1駅北側になります。



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2018年4月18日 (水)

国家戦略特区 歌舞伎町一丁目地区 地上40階、高さ約225mの「新宿TOKYU MILANO再開発計画」 「新宿区景観まちづくり審議会」で詳細が判明!

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-新宿TOKYU MILANO再開発計画-
 2014年12月31日に閉館した新宿・歌舞伎町の映画館「新宿TOKYU MILANO(新宿ミラノ座)」の跡地活用に向けた再開発事業が動き出しています。「東急建設」の施工で既存施設の解体工事「新宿TOKYU MILANO(本館・新館)解体工事」が行われました。

 当初は同じ街区の北西側に立地する「グリーンプラザ新宿」は再開発に参加しない見通しと伝えられていましたが、再開発に加わる事になり、街区の一体的な再開発が可能になりました。

● 国家戦略特区(歌舞伎町一丁目地区)
 「国家戦略都市計画建築物等整備事業(歌舞伎町一丁目地区)」となり、容積率の最高限度が1500%(容積対象面積約69,000㎡÷約4,600㎡)になりました。余談ですが、容積対象外面積も含めると85,800㎡÷約4,600㎡=1865%となります。

 地上40階、地下5階、高さ約225m、延床面積約85,800㎡の超高層複合ビルが建設されます。敷地面積約4,600㎡で、高さ200m超は日本では最小敷地面積です。 

 引用資料 第64回新宿区景観まちづくり審議会(2018/04/13)
 (PDF)新宿TOKYU MILANO再開発計画 

 地下4階~地下1階に約1,500人を収容する「ライブホール」、地上1階に「空港連絡バス」の乗降場、地上1階・地上2階に「東西貫通道路」、地上6階~8階に約850席の劇場、地上9階~12階に8スクリーンの「映画館」、地上13階~40階はグローバルな旅行者の多様な滞在ニーズに対応する「ホテル」、地上13階、地上40階にはそれぞれ「レストラン」も設けます。

新宿TOKYU MILANO再開発計画の概要
◆ 所在地-東京都新宿区歌舞伎町一丁目29番
◆ 階数-地上40階、地下5階 
◆ 高さ-最高部約225m
◆ 敷地面積-約4,600㎡ 
◆ 延床面積-約85,800㎡(容積対象面積約69,000㎡)
◆ 用途-ライブホール(地上4階~地下1階)、空港連絡バスの乗降場(地上1階)、東西貫通道路(地上1階・地上2階)、劇場(地上6階~地上8階)、映画館(地上9階~地上12階)、ホテル(地上13階~地上40階)、レストランも(地上13階、地上40階)
◆ 建築主-東急レクリエーション、東京急行電鉄
◆ 設計者-久米設計、東急設計コンサルタント
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2019年度予定 
◆ 竣工-2022年度予定


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「立面図(東側・北側・西側・南側)」です。


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「ファサードデザイン」です。最高部の高さが約225mです。


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「都市観光拠点整備(施設構成)概要」です。約1,500人を収容する「ライブホール」、約850席の劇場、8スクリーンの「映画館」を立体的に配置します。


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「配置図」です。


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VR ZONE SHINJUKU

 「新宿TOKYU MILANO(新宿ミラノ座)」の跡地には、暫定施設として、仮想現実(VR)などの最先端技術を活用した体験型エンターテインメント施設「VR ZONE SHINJUKU」が営業中です。


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再開発予定地を南西側から見た様子です。



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2018年4月17日 (火)

札幌市 構想から20年以上 地上28階、高さ約122mの「南2西3南西地区第一種市街地再開発事業」が動き出す!

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-南2西3南西地区第一種市街地再開発事業-

 札幌市の狸小路で16年にわたって親しまれてきた大手ディスカウントショップ「ドン・キホーテ札幌店」が、2018年4月16日の午前5時に閉店しました。「ドン・キホーテ札幌店」は、2002年4月にオープン、札幌市民や外国人観光客に人気の店でした。

 「ドン・キホーテ札幌店」があった区画では、合計7棟のビルを解体して、地上28階、地下2階の超高層複合ビルを建てる「南2西3南西地区第一種市街地再開発事業」が進んでいます。解体工事は2018年5月上旬にも始まる見通しです。

 引用資料 札幌市・公式ホームページ
 南2西3南西地区 

 「南2西3南西地区第一種市街地再開発事業」の構想は、かなり前からありました。「南2条西3丁目再開発を考える会」が設立されたのは、今から20年以上前の1997年7月です。それから紆余曲折があって、組合設立認可が下りたのが2015年11月です。

 概要は、地上28階、地下2階、高さ約122m、延床面積約42,900㎡、 用途は「共同住宅、商業店舗、オフィス、公共駐輪場」となっています。事業協力者に「大京」が参画しているので、総戸数約140戸(分譲戸数未定)は、「大京」が分譲すると思われます。

南2西3南西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-北海道札幌市中央区南2条西三丁目
◆ 階数-地上28階、塔屋あり、地下2階
◆ 高さ-約122m
◆ 地区面積-約6,000㎡
◆ 敷地面積-約3,700㎡
◆ 建築面積-約3,200㎡
◆ 延床面積-約42,900㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、商業店舗、オフィス、公共駐輪場
◆ 総戸数-約140戸(分譲戸数未定)
◆ 建築主-南2西3南西地区市街地再開発組合(事業協力者 大京)
◆ 設計者-NTTファシリティーズ、プランテック総合計画事務所
◆ 施工者-佐藤工業、岩田地崎建設、岩倉建設JV
◆ 竣工-2021年度予定


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下層階のイメージパースです。


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断面イメージです。


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配置図です。当初は街区の東隣も再開発の対象区域に含まれていましたが、街区全体の一体的な再開発を断念し、西側と中央部分だけの再開発となりました。



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2018年4月16日 (月)

(仮称)幕張ベイタワーズプロジェクト 本格着工した地上48階、高さ約172mの「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」

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-(仮称)幕張ベイタワーズプロジェクト-
 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 その中で、「B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の6街区には、6棟の超高層タワーマンションが林立する事になります。 

 第一弾として、「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-7街区)」が着工されました。正式名称は「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」となっています。

(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)
 第二弾として「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」が計画されています。地上48階、高さ172.40m、延床面積96,718.31㎡、総戸数826戸の巨大な超高層タワーマンションです。

 完成すると高さ172.40mは、「APAホテル&リゾート<東京ベイ幕張>」の180.82mに次いで千葉県で2番目に高い超高層ビルになります。

 当初計画では、2017年1月10日着工予定でしたが、2017年10月1日着工予定に変更され、更に2018年1月15日着工予定に変更されています。三度目の正直で本格着工しています(写真提供bgds氏)。

(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)の概要
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-1(地番) 
◆ 階数-地上48階、地下0階
◆ 高さ-最高部172.40m 
◆ 敷地面積-24,726.00㎡
◆ 建築面積-10,167.34㎡
◆ 延床面積-96,718.31㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、既成コンクリート杭
◆ 用途-共同住宅、店舗、駐車場
◆ 総戸数-826戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2018年01月15日
◆ 竣工-2020年04月30日予定


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最終的には、6棟の超高層タワーマンションが林立する予定です。

 引用資料 公式ホームページ
 幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス


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「幕張新都心若葉住宅地区」の街区図です。街区図右下の黄色い部分「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」が対象街区です。

 引用資料 千葉県(2015/03/31) リンク切れ
 幕張新都心若葉住宅地区事業予定者の決定について

幕張新都心若葉住宅地区の概要
◆ B-1街区(敷地面積38,922.60㎡)-地上9階、総戸数505戸、竣工2024年予定
◆ B-2街区(敷地面積24,726.00㎡)-地上48階、総戸数826戸、竣工2021年04月予定
◆ B-3街区(敷地面積21,417.98㎡)-地上46階、総戸数675戸、竣工2021年予定
◆ B-4街区(敷地面積21,110.06㎡)-地上46階、総戸数714戸、竣工2027年予定
◆ B-5街区(敷地面積24,589.34㎡)-地上46階、総戸数703戸、竣工2029年予定
◆ B-6街区(敷地面積17,409.40㎡)-地上37階、総戸数482戸、竣工2026年予定
◆ B-7街区(敷地面積20,518.63㎡)-地上37階、総戸数637戸、竣工2018年12月予定


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「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」の2018年4月14日の建設状況です。当初計画より約1年遅れましたが、本格着工しています(写真提供bgds氏)。


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「アースドリル掘削機」です。「拡底バケット」が装着されています。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています(写真提供bgds氏)。


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内部の様子です(写真提供bgds氏)。


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「鉄筋かご」を建込んでいます(写真提供bgds氏)。


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内部の様子です(写真提供bgds氏)。


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「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」の
建築計画のお知らせです(写真提供bgds氏)。



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2018年4月15日 (日)

千葉市 地上37階、高さ約133mの「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」 2018年4月14日の建設状況

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-幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス-
 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 その中で、「B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の6街区には、6棟の超高層タワーマンションが林立する事になります。 

 第一弾として、「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-7街区)」が着工されました。正式名称は「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス

幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンスの概要
◆ 計画名-(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-7街区)
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-18、1-19(地番)
◆ 交通-京葉線「海浜幕張」駅徒歩15分
◆ 階数-(タワー棟)地上37階、地下0階、(レジデンス棟)地上8階、地下0階
◆ 高さ-最高部132.89m 
◆ 敷地面積-17,118.71㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,612.42㎡(施設全体)、4,400.46㎡(タワー棟)、2,211.96㎡(レジデンス棟)
◆ 延床面積-60,154.79㎡(施設全体)、52,055.33㎡(タワー棟)、8,099.46㎡(レジデンス棟)
◆ 構造-(タワー棟)鉄筋コンクリート造、(レジデンス棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(タワー棟)、既成コンクリート杭(レジデンス棟)
◆ 地震対策-中間免震構造(1階と2階の間に積層ゴム等を設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗、児童福祉施設、駐車場
◆ 総戸数-497戸(タワー棟448戸、レジデンス棟49戸)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2016年07月01日(当初計画)
◆ 竣工-2018年12月中旬予定
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定


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最終的には、6棟の超高層タワーマンションが林立する予定です。


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「幕張新都心若葉住宅地区」の街区図です。街区図右下の黄色い部分「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」が対象街区です。

 引用資料 千葉県(2015/03/31) リンク切れ
 幕張新都心若葉住宅地区事業予定者の決定について

幕張新都心若葉住宅地区の概要
◆ B-1街区(敷地面積38,922.60㎡)-地上9階、総戸数505戸、竣工2024年予定
◆ B-2街区(敷地面積24,726.00㎡)-地上48階、総戸数826戸、竣工2021年04月予定
◆ B-3街区(敷地面積21,417.98㎡)-地上46階、総戸数675戸、竣工2021年予定
◆ B-4街区(敷地面積21,110.06㎡)-地上46階、総戸数714戸、竣工2027年予定
◆ B-5街区(敷地面積24,589.34㎡)-地上46階、総戸数703戸、竣工2029年予定
◆ B-6街区(敷地面積17,409.40㎡)-地上37階、総戸数482戸、竣工2026年予定
◆ B-7街区(敷地面積20,518.63㎡)-地上37階、総戸数637戸、竣工2018年12月予定




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完成イメージです。地上37階の「タワー棟」と地上8階の「レジデンス棟」で構成されています。


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「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」の配置図です。B-7街区の東側角の白い部分は「サービス付き高齢者向け住宅」の敷地です。


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2018年4月14日の建設状況です。タワークレーン2基で建設しています(写真提供bgds氏)。


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最高部です。29階部分の躯体を構築中です(写真提供bgds氏)。


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地上8階の「レジデンス棟」も地上に姿を現しています(写真提供bgds氏)。


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街区中央の「若葉3丁目公園」です(写真提供bgds氏)。



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2018年4月14日 (土)

横浜港 「横浜ベイブリッジ」をくぐれないマスト高55m超の超巨大クルーズ船 将来的に「本牧ふ頭A突堤」を整備して対応!

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-本牧ふ頭A突堤-
 
「横浜市港湾局」はクルーズ船の大型化と寄港数増加に対応するため、客船対応岸壁の新たな整備を計画しています。現在は、横浜みなとみらい21地区で「新港9号岸壁」を客船バースとして改修を進めています。

 「新港9号岸壁」が完成すると、現在利用している「大さん橋国際客船ターミナル」と2拠点体制になります。更にカジノ構想がある「山下ふ頭」を再開発における一体的な整備を計画しています。

● マスト高55m超は横浜ベイブリッジをくぐれない
 
「横浜ベイブリッジ」は、満潮時で海面から高さ55mの航行制限があります。「横浜ベイブリッジ」が計画された当時はこの高さでほぼ問題がありませんでした。

 しかし、クルーズ船は巨大化の一途をたどっています。22万トンを超える超巨大クルーズ船も登場しており、今後「横浜ベイブリッジ」をくぐれない超巨大クルーズ船が続々登場します。

 「横浜市港湾局」は、「横浜ベイブリッジ」の外にある「本牧ふ頭A突堤」を機能転換して超巨大クルーズ船に対応しようと考えています。しかし、現在のユーザーとの調整が必要で、運用開始は2025年を目標としています。

 引用資料 横浜市・公式HP(PDF:2017/12)
 横浜港国際旅客船拠点形成計画

 暫定的に、「大黒ふ頭」の自動車専用船岸壁を活用し、マスト高55m超の超巨大クルーズ船を受け入れる計画です。世界最大級のクルーズ船の複数同時着岸にも対応する予定です。


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「各バースの平面図」です。


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「整備スケジュール」です。「本牧ふ頭A突堤」の運用開始は2025年を目標としています。


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新港地区客船ターミナル(仮称)等整備事業
 「横浜市港湾局」は、横浜みなとみらい21地区で「新港9号岸壁」を客船バースとして改修を進めています。その背後には、CIQ(税関・出入国審査・検疫)施設とサービス・商業施設からなる「新港地区客船ターミナル(仮称)」の整備を行います。

 整備に当たっては、民間の資金やノウハウを積極的に活用するため、公民連携事業による事業提案方式で公募を実施ました。「(仮称)Yokohama Pier9」からの提案を選考し、事業予定者に決定しました。

 横浜市港湾局 記者発表資料(2017/10/04)
 みなとみらい21 新港地区客船ターミナル(仮称)整備の事業予定者が決定しました! 

 引用資料 野村不動産(PDF:2017/10/04)
  「新港地区客船ターミナル(仮称)等整備事業」において、企業グループ 「(仮称)Yokohama Pier9」が事業予定者に決定

新港地区客船ターミナル(仮称)等整備事業の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区新港二丁目14番1
◆ 交通-みなとみらい線「馬車道」駅徒歩10分
◆ 階数-地上5階
◆ 敷地面積-約17,400㎡
◆ 延床面積-約28,600㎡
◆ 主要施設-CIQ施設(1階:約4,200㎡)、商業施設(1階・2階:約4,800㎡)、ホテル(3階~5階:約9,400㎡)
◆ 事業予定者-(仮称)Yokohama Pier9
◆ 構成企業-(代表企業)横浜岡田屋、(構成企業)小此木、藤木企業、川本工業、T・Yホールディングス、横浜グランドインターコンチネンタルホテル、野村不動産、京浜港ワッチマン業協同組合
◆ 着工-2018年夏予定
◆ 供用開始-2019年春頃予定


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「位置図」です。



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2018年4月13日 (金)

2020年東京オリンピック・パラリンピック 「日本武道館」の増築・改修工事の施工者を竹中工務店に決定!

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日本武道館-
 「日本武道館」は、「2020年東京オリンピック・パラリンピック」の会場となります。オリンピックでは「柔道」と「空手」、パラリンピックでは「柔道」の会場となります。

 「2020年東京オリンピック・パラリンピック」に備え計画している日本武道館の増築・改修工事の施工者を「竹中工務店」に決定しました。

 引用資料 日建建設工業新聞(2018/04/11)
 日本武道館(東京都千代田区)/増築・改修の施工は竹中工務店/6月に中道場棟着工へ

 現状の規模では、オリンピック参加選手の練習に対応できない可能性があり、既存館南側の敷地に、地上1階、地下2階、高さ8m、延床面積約3,070㎡の「中道場棟」を建設します。2018年6月頃着工し、2019年6月の竣工を目指します。

 「中道場棟」の完成後に既存館の改修に着手します。防火性や避難の安全性の向上などを目的とした大屋根のふき替え、天井の耐震化を進めます。2020年6月を目途に本館改修を終えます。改修工事の期間中は休館となります。

日本武道館の概要
◆ 所在地-東京都千代田区北の丸公園2番3号 北の丸公園内
◆ 交通-地下鉄「九段下」駅徒歩5分
◆ 階数-地上3階、地下2階
◆ 高さ-約42m
◆ 敷地面積-12,625.00㎡
◆ 建築面積-8,132.24㎡
◆ 延床面積-21,133.30㎡
◆ 用途-多目的ホール
◆ 座席数-固定席(1階:3,199席、2・3階:7,846席)、立見席(3階:480席)、仮設席(アリーナ:2,946席(最大))、総合計14,471席(最大) 
◆ 建築主-財団法人日本武道館
◆ 設計者-山田守建築事務所
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-1964年09月15日
◆ 開館-1964年10月03日


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「増築・改修後の外観イメージ」です。


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中道場棟の建設予定地

 既存館南側の敷地に、地上1階、地下2階、高さ8m、延床面積約3,070㎡の「中道場棟」を建設します。工期は、2018年6月頃~2019年6月の予定です。


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「日本武道館」は、本館の改修工事の期間中は休館となります。


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「日本武道館」は、いろいろなアーティストがライブ会場として使用しているので、改修工事期間中からオリンピック・パラリンピック終了までは、会場不足になりそうです。



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2018年4月12日 (木)

NHK放送センターの建て替え 第一弾となる「放送センター建替工事(第Ⅰ期)」 設計施工業者が「竹中工務店・久米設計 設計施工共同企業体」に決定!

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-放送センター建替工事(第Ⅰ期)-
 
NHKは4月10日に、東京都渋谷区のNHK放送センターの建て替え第一弾となる「放送センター建て替え工事(第Ⅰ期)」で、竹中工務店と久米設計の共同企業体が設計施工業者に決定したと発表しました。

 引用資料 NHK(PDF:2018/04/10)
 放送センター建替工事(第Ⅰ期)設計施工業者の決定について

 入札には、「竹中工務店」のJVを含む4JVが入札に参加しましたが、リニア中央新幹線工事の談合事件で、NHKは内規に基づき3JVを指名停止として失格となりました。

 「放送センター建て替え工事(第Ⅰ期)」では、ニュースセンターなどが入る「情報棟」を建設します。地上9階、地下1階で、2020年秋頃に既存施設の解体に着手、2025年3月運用開始を予定しています。契約金額は573億円(税抜き)です。

放送センター建替工事(第Ⅰ期)の概要
◆ 所在地- 東京都渋谷区神南二丁目2番1号
◆ 階数-地上9階、地下1階
◆ 高さ-48.85m
◆ 敷地面積-約82,645㎡(施設全体)
◆ 延床面積-79,525.24㎡
◆ 用途-放送局
◆ 建築主-日本放送協会(NHK)
◆ 設計者-竹中工務店・久米設計 設計施工共同企業体
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2020年秋頃予定
◆ 竣工-2024年03月01日予定
◆ 運用開始-2025年03月予定
◆ 契約金額-573億円(税抜)


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第一弾となる「情報棟」を建設予定地です。「ニュースセンター」などが入る予定です。

 引用資料 NHK(PDF:2016/08/30)
 放送センター建替 基本計画の概要

● 段階的に建て替え
 「NHK放送センター」は、段階的に建て替えられます。「情報棟」は第一弾で、2036年までに総額約1,700億円を投じて放送センター全体を建て替えます。


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現在の「配置図」です。「東京オリンピック・パラリンピック」の終了を待って、「ふれあいホール」などを解体して、新築工事に着手します。


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「情報棟」の建設予定地は、敷地の南東側になります。


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NHK放送センター
 現在の「NHK放送センター」の概要は、約82,645㎡(施設全体)、延床面積228,340㎡(施設全体)です。主要建物は1973年3月に竣工し、竣工から40年以上経過して老朽化が進んでいます。
 
 本部機能を担う「本館」は、地上8階(一部23階)、塔屋3階、地下1階、高さ101.8mとなっています。番組収録スタジオなどが入る「東館」、「西館」、報道部門などの「北館」、約3,600席の「NHKホール」、「みんなの広場ふれあいホール」などで構成されています。



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2018年4月11日 (水)

川崎駅東口 旧・さいか屋川崎店跡地 パルコの「川崎ゼロゲート(仮称)」が出店!

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-川崎ゼロゲート(仮称)-

 「川崎市」は人口約150万人を擁する政令指定都市であり、国際化が進む羽田空港との連絡道路の着工や臨海部への先端産業・研究開発の集積といったポテンシャルの向上、国家戦略特別区域の指定など、今後も都市機能の拡充・発展が期待される成長都市です。

 「パルコ」は、JR川崎駅前に新たに建設予定の建物を一棟賃借し、「川崎ゼロゲート(仮称)」として 2019年初秋の開業に向けて出店準備業務を推進します。

 引用資料 パルコ(PDF:2018/04/09)
 「川崎ゼロゲート(仮称)」出店決定のお知らせ

 出店計画地は、川崎駅前の大通りと新川通りの交差点角地に位置し、チッタ通りを含めて三面が道路に面する視認性の高い立地です。

 建物計画は、その立地特性を活かし、外壁には延べ約100mのガラスのカーテンウォールを用い、各テナントの魅力あるファサード演出により、街歩きの楽しさやさらなるエリアの賑わい創出に貢献します。

● 旧・さいか屋川崎店跡地
 出店計画地は、旧・さいか屋川崎店跡地です。川崎駅東口は2015年5月31日の「さいか屋」の閉店に続き、商業施設「川崎ルフロン」内の「丸井川崎店」が2018年1月14日に閉店しました。「ラゾーナ川崎プラザ」などがある西口と比べ、地盤沈下が課題となっています。

 「川崎ゼロゲート(仮称)イメージパース」を見るといかにも暫定施設という感じです。もっと大規模な施設が建設されると予想していましたが、東口にはそこまでの需要がないようです。

川崎ゼロゲート(仮称)の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市川崎区小川町1番1ほか(地番)
◆ 階数-地上2階、地下0階
◆ 敷地面積-約2,300㎡
◆ 延床面積-約3,400㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-店舗
◆ 建築主-MM投資組合(地権者)
◆ 開業時期-2019年初秋予定


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「川崎ゼロゲート(仮称)出店計画地」です。出店計画地は、旧・さいか屋川崎店跡地です。跡地の敷地面積は約3,900㎡のようなので、ブーメラン型の敷地の北側と東側のみ使用するようです。


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解体工事が行われた「さいか屋川崎店」跡です。現在は解体工事が終わって、暫定的に屋外駐車場になっています。


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川崎地下街「アゼリア」と直結する立地です。


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目の前には「京急本線」の高架橋があります。



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2018年4月10日 (火)

一部保存・建替え事業が進行中の「九段会館」の東側 「九段南一丁目地区市街地再開発」の予定地

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-九段南一丁目地区市街地再開発-

 九段会館の一部保存・建替え事業が行われていますが、「九段会館」の道路を挟んだ東側では、「九段南一丁目地区市街地再開発準備組合」が再開発を計画しています。

 九段南一丁目街区においては多くの建物が機能更新時期を迎えています。概要等はまだ発表されていませんが、2018年度にも再開発に関する計画案をまとめる予定です。


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「九段南一丁目地区市街地再開発」の範囲です。かなりの面積があります。

 引用資料 千代田区・公式HP(PDF)
 九段南一丁目のまちづくりについて


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「九段南一丁目地区市街地再開発」の予定地です。


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すでに2区画分が更地になっています。


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九段会館の一部保存・建替え事業
 「九段会館」は、1934年3月に竣工しました。しかし、2011年3月11日に発生した「東日本大震災」で、天井が崩落して、休館に追い込まれていました。

 「財務省関東財務局」は、「九段会館」の土地の貸し付け先を決める一般競争入札の落札者を「東急不動産」に決定しています。
 2018年3月1日に国との間で合意書を締結し、70年間の定期借地による九段会館の一部保存・建替え事業に着手しました。
 
 引用資料 東急不動産(2018/03/08)
 歴史的建造物の「九段会館」 建替え事業を推進 ~「帝冠様式」の建物を保存活用~

 再整備後の規模は、既存建物保存部分を含めて、地上17階、地下3階、高さ74.9m、延床面積約68,024㎡です。主な用途は「店舗、オフィス」です。

 検討委員会報告書に示された保存・復原的整備範囲を全て保存(既存建物北東側をL字状に保存)します。保存部分は、免震レトロフィットを適用し耐震性を確保します。

九段会館の一部保存・建替え事業の概要
◆ 所在地-東京都千代田区九段南一丁目5番1外
◆ 階数-地上17階、地下3階
◆ 高さ-74.9m
◆ 敷地面積-8,765.85㎡
◆ 延床面積-約68,024㎡(既存建物保存部分含む)
◆ 地震対策-免震レトロフィット(既存の建物の基礎などに免震装置を設置)
◆ 用途-店舗、オフィス
◆ 建築主-合同会社ノーヴェグランデ(東急不動産、鹿島建設)
◆ 設計者-鹿島・梓設計・工事監理業務共同企業体
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 竣工-2022年07月予定
◆ 土地の貸付期間-2018年03月01日から70年間(定期借地権方式)


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「建物外観(イメージ)」です。



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2018年4月 9日 (月)

習志野市 地上44階、高さ約161mの「津田沼 ザ・タワー」 2018/04/07 免震装置の「積層ゴム」がたくさん姿を現す!

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-津田沼 ザ・タワー-

 JR津田沼駅近くの「仲よし幼稚園跡地活用事業」は、習志野市による公募型プロポーザルの実施により、最優秀提案者に「三菱地所レジデンス(代表者)、三井不動産レジデンシャル、野村不動産」の3社グループを特定しました。

 建設現場は、JR津田沼駅南口にある「モリシア津田沼」南側に位置する習志野市の市有地と隣接する一部民有地です。

 概要は、地上44階、塔屋2階、地下2階、高さ(最高部161.04m、建物高さ152.10m)、敷地面積8,050.23㎡、延床面積88,116.30㎡、総戸数759戸(ほかにゲストルーム・スカイサロン・スタジオ・シアタールーム等共用施設)です。

 「(仮称)津田沼プレミアタワープロジェクト」として公式ホームページがオープンしていましたが、正式名称が「津田沼 ザ・タワー」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 津田沼 ザ・タワー

津田沼 ザ・タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)仲よし幼稚園跡地活用計画
◆ 所在地-千葉県習志野市谷津一丁目1340番15の一部、16の一部、24・25(地番)
◆ 交通-JR総武線快速・JR総武線「津田沼」駅より徒歩4分 
◆ 階数-地上44階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部161.04m、建物高さ152.10m
◆ 敷地面積-8,050.23㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-4,431.62㎡
◆ 延床面積-88,116.30㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(建物の基礎と1階床下の間に鉛プラグ入り積層ゴム等を設置)
◆ 用途-共同住宅、地域貢献施設、自転車駐車場
◆ 総戸数-759戸(ほかにゲストルーム・スカイサロン・スタジオ・シアタールーム等共用施設)
◆ 建築主-三菱地所レジデンス(代表者)、三井不動産レジデンシャル、野村不動産
◆ 設計者・監理者-フジタ
◆ 施工者-フジタ
◆ 着工-2016年12月01日(準備工事2016年11月02日)
◆ 竣工-2020年04月下旬予定
◆ 入居開始-2020年07月下旬予定


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「津田沼 ザ・タワー」は、「モリシア津田沼」を経由して、津田沼駅ペデストリアンデッキと直結します。


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東側から見た「津田沼 ザ・タワー」の2018年4月7日の建設状況です。工事が進行して「乗入れ構台」が撤去されました(写真提供bgds氏)。


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敷地西側です。

● 免震層の構築
 「津田沼 ザ・タワー」は、地震対策として「免震構造」を採用します。建物の基礎と1階床下の間に「免震装置」を設置します。「免震層」の構築が本格的に行われています(写真提供bgds氏)。


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免震装置の「積層ゴム」がたくさん姿を現しています(写真提供bgds氏)。


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「積層ゴム」です。「積層ゴム」は円形のタイプが多いですが、この現場は四角いタイプです(写真提供bgds氏)。


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「積層ゴムは黒色では?」と不思議に思うと思いますが、白いのは「養生シート」です。「免震装置」は傷がつかないようシート等で養生されており、多くの場合は建物竣工直前に外します(写真提供bgds氏)。


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免震装置の上部には柱が立ちます(写真提供bgds氏)。


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「プレキャストコンクリート」の部材が運ばれてきました(写真提供bgds氏)。


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「プレキャストコンクリート」の部材は、「免震装置」の上部に載せられ、この上に柱を構築します(写真提供bgds氏)。


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敷地東側です。「免震層」の構築が始まった段階です。「コンクリートポンプ車」でコンクリートを打設しています(写真提供bgds氏)。


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北東側から見た様子です。「モリシア津田沼」を経由して、津田沼駅ペデストリアンデッキと直結します(写真提供bgds氏)。



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2018年4月 8日 (日)

港区 竣工した地上38階、高さ約205m「赤坂インターシティ AIR(赤坂AIRレジデンス)」

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-赤坂インターシティ AIR(赤坂AIRレジデンス)-
 「新日鉄興和不動産」が事業協力者および参加組合員として参画している「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事」は、2014年9月9日に起工式を行い、新築工事に着手しました。

 「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事」は、アメリカ大使館北側の赤坂一丁目地区を再開発して超高層オフィスビルを建設するプロジェクトです。

 施設の正式名称は「赤坂インターシティ AIR(エア)」です。「赤坂インターシティ AIR」は、「新日鉄興和不動産」の「インターシティ」シリーズ5つ目のプロジェクトとなりました。

 「赤坂インターシティ AIR」は、2017年8月17日に工事完了、2017年8月31日に竣工、2017年9月29日にグランドオープンしました。

 引用資料 公式ホームページ
 赤坂インターシティ AIR

● 赤坂AIRレジデンス
 建物の東側の低層部は共同住宅となっています。総戸数52戸の超高級マンション「赤坂AIRレジデンス」です。内訳は分譲23戸、賃貸29戸のようなので、分譲23戸は事業関係者住戸だと思われます。

赤坂インターシティ AIRの概要
◆ 計画名-赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事
◆ 所在地-東京都港区赤坂一丁目5番の一部、6番、8番、9番の一部
◆ 交通-東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅地下通路直結、東京メトロ千代田線・丸ノ内線「国会議事堂前」駅接続
◆ 階数-地上38階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部205.08m(TP+214.23m)
◆ 敷地面積-16,088.32㎡
◆ 建築面積-7,130.00㎡
◆ 延床面積-178,328.01㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭併用べた基礎
◆ 地震対策-制振構造(アンボンドブレース、同調粘性マスダンパー、増幅機構付粘性減衰装置)
◆ 用途-オフィス、共同住宅、会議施設、店舗等
◆ 総戸数-52戸(分譲23戸、賃貸29戸)
◆ 建築主-赤坂一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 新日鉄興和不動産)
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年09月09日(起工式)、2014年10月01日(着工)
◆ 竣工-2017年08月17日(工事完了)、2017年08月31日(竣工)
◆ オープン-2017年09月29日(グランドオープン)


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「配置図です。私は軍事ヲタなので、物事を軍事的に見てしまいます。「三会堂ビル」との間の敷地東側に低層の建物や樹木を配置しているのは、北側から「アメリカ大使館」への車両の突入を防ぐ意味も大きいと思います。


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「規準階平面図」です。オフィスフロアから「アメリカ大使館」が極力見る事が出来ないように、「アメリカ大使館」側にコア部分を設けています。


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「支持地盤と構造イメージ図」です。基礎工法は、「江戸川層」を支持地盤 とする「杭併用べた基礎」となっています。

 地震対策として、3種類の制振装置(アンボンドブレース、同調粘性マスダンパー、増幅機構付粘性減衰装置)を組み合わせた「ハイブリッド制振装置」を採用しています。下層階には「RC耐力壁」を設置しています。


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「首都高速道路環状線」越しの北側から見た様子です。


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南西側から見上げた様子です。この角度から見るとスリムなビルに見えます。


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南西側から見た下層階の様子です。


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東京メトロ銀座線・南北線の「溜池山王駅」と地下通路で直結しています。


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赤坂・虎ノ門緑道構想
 
「アメリカ大使館」側の敷地南側の歩道(公開空地)です。「新虎通り」につながる約850mにわたる「赤坂・虎ノ門緑道構想」の協議会メンバーとして、緑道の西側の起点となる約200mの街路樹空間を整備しました。


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敷地西側の歩道です。


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敷地西側の「公開空地」です。


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北西角です。「アメリカ大使館」に近いので定期的にお巡りさんが巡回していました。「トランプ大統領」は、世界を敵に回す様な発言や政策を連発しているので、「アメリカ大使館館」周辺の警備はますます厳しくなりそうです・・・(涙)


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建物北側の巨大な柱です。


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北側の道路が拡幅されました。


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敷地北側の歩道(公開空地)です。


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北東側から見た様子です。


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赤坂AIRレジデンス

 建物の東側の低層部は、総戸数52戸の超高級マンション「赤坂AIRレジデンス」となっています。内訳は分譲23戸、賃貸29戸のようなので、分譲23戸は事業関係者住戸だと思われます。


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北東側から見た下層階の様子です。


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緑化率50%以上に当たる5,000㎡超の大規模緑地

 敷地東側の大規模な植栽です。緑化率50%以上に当たる5,000㎡超の大規模緑地を整備しています。大規模な緑地を囲むように、個性豊かなレストラン・カフェなど計15店舗配置されています。



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2018年4月 7日 (土)

さいたま市 地上28階、高さ約99mの「大宮駅西口第3-B地区第一種市街地再開発事業」

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-大宮駅西口第3-B地区-
 
「大宮駅西口第3-B地区」は、さいたま市の総合振興計画や都市計画マスタープランにおいて、高度で広域的な都市機能が集積し、多様な都市活動や市民生活の拠点となる「都心」に位置し、さいたま市の交通、経済の中心地にふさわしい拠点の形成を図ることとしています。

 しかしながら「大宮駅西口第3-B地区」は、木造老朽建築物が多く、緑地等のオープンスペースが不足するとともに、狭あい道路が多く日常の交通に支障をきたしており、防災性の向上、土地の有効活用、交通環境の改善が課題となっています。

 このような地区の課題を解決するため、地元権利者による「大宮駅西口第3-B地区市街地再開発準備組合」が設立され、2017年3月に都市再開発法の規定に基づく市街地再開発組合の設立が認可されました。

 引用資料 さいたま市・公式ホームページ
 大宮駅西口第3-B地区第一種市街地再開発事業

  建築主は「大宮駅西口第3-B地区市街地再開発組合」、事業協力者として「新日鉄興和不動産、三井不動産レジデンシャル、丸紅、前田建設工業」が参画しています。

大宮駅西口第3-B地区の概要
◆ 計画名-さいたま都市計画 大宮駅西口第3-B地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-埼玉県さいたま市大宮区桜木町二丁目の一部
◆ 階数-地上28階、地下1階(B棟)、地上14階(A棟)
◆ 高さ-最高部99.45m(B棟)、46.85m(A棟)
◆ 敷地面積-約7,593㎡(B棟)、約609㎡(A棟)
◆ 建築面積-約4,461㎡(B棟)、約318㎡(A棟)
◆ 延床面積-約66,2340㎡(B棟)、約3,823㎡(A棟)
◆ 構想-鉄筋コンクリート造(B棟、A棟)
◆ 用途-(B棟)商業業務、共同住宅、駐車場、(A棟)商業業務、共同住宅
◆ 総戸数-511戸(B棟)、65戸(A棟)
◆ 建築主-大宮駅西口第3-B地区市街地再開発組合(事業協力者 新日鉄興和不動産、三井不動産レジデンシャル、丸紅、前田建設工業)
◆ 着工-2018年12月予定
◆ 竣工-2021年08月予定


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「完成予想図(B棟)」です。


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「位置図」です。道路を挟んで、北側に小規模な「A棟」、南側にメインの「B棟」が建設されます。


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「大宮駅西口第3-B地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。



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2018年4月 6日 (金)

JR東日本 中央快速線等へのグリーン車サービスを導入 2階建てグリーン車2両を連結して12両編成に増強 約3年遅れの2023年度末に開始!

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-中央快速線等へのグリーン車サービスを導入-

 「JR東日本」は4月3日に、中央快速線などへのグリーン車連結を2023年度末に開始する予定であることを明らかにしました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2018/04/03)
 中央快速線等へのグリーン車サービス開始時期および車内トイレの設置について

 2015年2月の発表時には、2020年度のサービス開始を目指していましたが、バリアフリー等の他施策との工程調整や関係箇所との協議等により、サービス開始時期を延期していました。

 新たに連結されるグリーン車は116両(2両×58編)で、折返しや乗降をスムーズにするため、乗降ドアを両開き式とし、片開き式となっている従来のグリーン車よりドア幅が490mm広い1300mmとなります。


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中央快速線・青梅線で運用されている「E233系電車(番台)」は、現在10両編成ですが、新たに2階建てグリーン車2両を連結して12両編成に増強します。グリーン車の連結位置は東京寄りの4両目・5両目となります。

 合わせて、2018年度以降から2023年度にかけては、「4号車」にトイレを設置する工事を順次実施します。2019年度末以降、段階的にトイレの使用を開始する予定です。


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「グリーン車運行区間」です。これにより、首都圏の主要5方面(東海道、中央、東北、常磐、総武方面)すべてにグリーン車が導入されることとなります。


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2023年度末から中央快速線等へのグリーン車サービスの導入が始まります。


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「E233系電車(番台)」です。東京寄りから4両目・5両目に2階建てグリーン車を連結します。新たに2階建てグリーン車2両を連結する事により、10両編成から12両編成に増強されます。



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2018年4月 5日 (木)

横浜市 地上44階、高さ約190mの「横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業」 特定業務代行者に大林組を選定!

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-横浜駅きた西口鶴屋地区-

 「横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業」は、JR東日本が建設している「(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事」と一体的に整備されます。

 概要は、地上44階、塔屋2階、地下2階、高約190m、延床面積約77,700㎡で、共同住宅、宿泊施設、複合施設で構成される超高層ビルが建設されます。

 引用資料 横浜市・公式HP(PDF:2017/10/25)
 横浜駅きた西口鶴屋地区市街地再開発組合の設立を認可!

● 特定業務代行者に大林組
 「横浜駅きた西口鶴屋地区市街地再開発組合」は、再開発事業の特定業務代行者に大林組を選定し覚書を交わしました。2018年秋ごろに契約を締結する見通しです。

 日刊建設工業新聞(2018/03/30)
 横浜駅きた西口鶴屋地区再開発(横浜市神奈川区)/特定業務代行者に大林組/組合

横浜駅きた西口鶴屋地区の概要

◆ 計画名-横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目の一部
◆ 階数-地上44階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部約190m、軒高約180m
◆ 敷地面積-約6,650㎡
◆ 延床面積-約77,700㎡
◆ 構想-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅、宿泊施設、複合施設
◆ 建築主-横浜駅きた西口鶴屋地区市街地再開発組合
◆ 基本設計-松田平田設計・UG都市建築・東急設計コンサルタントJV
◆ 着工-2018年10月予定
◆ 竣工-2022年03月予定
◆ 総事業費-約366億円


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「線路側から見たイメージ」です。


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「断面図」です。1階~4階までが「複合施設」、7階~13階までが「ホテル」、14階~43階までが「共同住宅」、最上階の44階が「グローバルスカイコモンズ」となっています。


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「施設配置図」です。


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「横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南側から見た様子です。


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北西角の「神奈川県遊技場協同組合」のビルは、再開発には参加しません。



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2018年4月 4日 (水)

JR東日本 地上29階、高さ約143mの「川崎駅西口開発計画」 条例環境影響評価書の縦覧開始!

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-川崎駅西口開発計画-
 
JR東日本は、「川崎駅西口大宮町地区」において、川崎市の中心的な広域拠点としての商業・業務エリアの形成を目指し、複合的土地利用による都市機能の強化を図るために、業務・宿泊・商業施設を新設する計画を進めています。

 「川崎駅西口開発計画」の川崎市の条例環境影響評価書が2018年4月3日から縦覧開始されました。2018年4月3日~2018年5月2日までまで条例環境影響評価方法書の縦覧が行われており、下記の電子縦覧で詳細を見る事が出来ます。

 縦覧期間を過ぎると見られなくなるので、興味のある方はPDFデータをパソコンに保存しておく事をお勧めします。

 引用資料 川崎市・公式ホームページ(2018/04/03)
 川崎駅西口開発計画に係る条例環境影響評価書 

 このプロジェクトは、以前は「大宮町地区 A-2街区」と呼ばれていました。解体された「旧変電所」約3,700㎡と駐車場約8,300㎡に分かれており、廃止された市道部分を含め敷地面積は約12,400㎡となっています。

 再開発に向けて、川崎市は街区を分断していた廃道部分約1,080㎡を「JR東日本」に売却しました。これにより一体的な開発が可能となりました。一方で「川崎市」は、JR東日本の所有地の一部約714㎡を緑地用地として取得しました。

 地上29階、塔屋2階、地下2階、高さ約143mの「オフィス棟」と、地上16階、塔屋1階、地下0階、高さ約65mの「ホテル棟」が建設されます。川崎駅周辺では最も高いビルになります。

川崎駅西口開発計画の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市幸区大宮町1番5外
◆ 階数-(オフィス棟:高層部)地上29階、塔屋2階、地下2階、(オフィス棟:低層部)地上5階、地下2階、 (ホテル棟)地上16階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-(オフィス棟:高層部)最高部約143m、軒高約131m、(オフィス棟:低層部)約30m、(ホテル棟))最高部約65m、軒高約59m 
◆ 敷地面積-約12,400㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約11,150㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約136.500㎡(施設全体)
◆ 容積対象床面積-約117,800㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者-ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2018年05月予定
◆ 竣工-2022年07月予定


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「土地利用計画図」です。


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「南東側立面図」です。


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「計画建物断面図」です。


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地上29階、地下2階の「オフィス棟(高層部)」の建設予定地です。


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地上5階、地下2階の「オフィス棟(低層部)」の建設予定地です。


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地上16階の「ホテル棟」の建設予定地です。


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「川崎駅西口開発計画」の建築計画のお知らせです。


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街区南西端の三角形の敷地約714㎡には、川崎市が公園を整備します。



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2018年4月 3日 (火)

北海道日本ハムファイターズ ボールパーク構想候補地が「きたひろしま総合運動公園」に決定!

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-北海道日本ハムファイターズの新球場建設構想-

 2018年3月26日、北海道日本ハムファイターズが、「札幌ドーム」に代わる新球場建設候補地を、北広島市に決定したと発表しました。
 併せて、「株式会社北海道ボールパーク(北海道日本ハムファイターズ 37.04%、日本ハム33.33%、電通29.63%)」を設立しました。

 日本ハム IR情報(PDF:2018/03/26)
 新球場建設構想における候補地の決定及び準備会社(連結子会社)の設立に関するお知らせ

 引用資料 北海道日本ハムファイターズ(2017/06/29)
 新球場建設構想に関して

● こじれた日本ハムと札幌市の関係
 
球団と球団のある都市は、「持ちつ持たれつ」の関係です。福岡市、広島市、仙台市などは協力関係が非常にうまくいっています。しかし、札幌市はサッパリです・・・

 「北海道日本ハムファイターズ」は、札幌市の活性化や札幌ドームの稼働率や収益に貢献していると自負しています。

 しかし、どんなに多く試合を開催しても、観客動員数を増やしても、飲食や物品の収益は札幌ドームに入ります。球団は一部を受け取るに過ぎません。高額の賃貸料も支払わなければならなりません。

 札幌市の上から目線の融通の利かないお役所的な態度が日本ハムの不信を買ってこのような結果を招いたと思います。「損をして得を取れ」という言葉があります。私は最終的には札幌市が折れて丸く収まる事を期待していました・・・


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「位置図」です。

 引用資料 北広島市・公式ホームページ
 ボールパーク誘致


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きたひろしま総合運動公園

 新球場建設構想における候補地に決まった「きたひろしま総合運動公園」です。約37haの広大な土地を活用し、球団が目指す宿泊や商業施設も完備したボールパークを実現できる可能性が高いと判断しました。

● JR千歳線の新駅
 「JR千歳線」に新駅の建設を想定しています。しかし、「JR北海道」は北広島市が求めている新駅の設置には慎重な考えを示しています。

 新駅が建設されないと成り立たない構想なので、北広島市や北海道日本ハムファイターズが「JR北海道」に対して有利な条件を示せば、新駅は建設されると思われます。


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「スタジアムのイメージ図」です。「開閉式屋根」のスタジアムです。


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札幌ドーム
 「札幌ドーム」は、2001年6月2日にオープンしました。施設は札幌市が所有し、札幌市と道内財界各社が出資する第三セクター「(株)札幌ドーム」が運営管理を行っています。

 プロ野球の「北海道日本ハムファイターズ」の本拠地球場として使用されています。また、Jリーグの「北海道コンサドーレ札幌」のホームスタジアムとしても使用されています。

 サッカーの試合の時は、手前にある屋外の天然芝サッカー場が室内に移動する「ホヴァリングサッカーステージ」を世界で初めて採用しています。

 「札幌ドーム」は非常に広い球場です。野球開催時は、収容能力が40,476席もあります。最高のコンテンツである「北海道日本ハムファイターズ」が撤退すると札幌市はいったいどうするのでしょうか?



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2018年4月 2日 (月)

原宿のランドマーク 約12年半の歳月をかけて竣工 地上23階、高さ約115mの「神宮前タワービルディング」

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神宮前タワービルディング
 「JR原宿駅」前から続く「竹下通り」と「明治通り」が交差する北西側の「パレフランス」跡地に「(仮称)神宮前計画」が建設されました。

 このプロジェクトは、2005年1月の着工後に工事がストップしていました。約7年半くらい工事が止まっていましたが、ほぼ同じ概要で工事が再開されました。竣工が2017年9月13日なので、工期が約12年半です(笑)。

 1階には、「アシックス、アシックスタイガー、ホグロフス」の3ブランドを総合的に扱う国内最大の旗艦店「アシックス 原宿 フラッグシップ」が入っています。3階~7階には、アパレル大手の「BEAMS(ビームスホールディングス)」が、本社を移転しています。

神宮前タワービルディングの概要
◆ 計画名-(仮称)神宮前計画
◆ 所在地-東京都渋谷区神宮前一丁目5番8
◆ 交通-JR山手線「原宿」駅徒歩5分、東京メトロ千代田線「明治神宮前」駅徒歩5分
◆ 階数-地上23階、塔屋3階、地下3階
◆ 高さ-最高部115.30m
◆ 敷地面積-6,427.06㎡
◆ 敷地面積-3,015.25㎡
◆ 延床面積-43,206.65㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート像、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-オフィス、商業店舗、飲食店舗、駐車場
◆ 建築主-原宿タウン特定目的会社
◆ 設計者・監理者-松田平田設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2005年01月12日
◆ 竣工-2017年09月13日
◆ オープン-2017年10月06日(アシックス 原宿 フラッグシップがオープン)


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「神宮前タワービルディング」は、「竹下通り」の正面に聳えています。


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「神宮前タワービルディング」は、原宿のランドマーク的な存在です。 


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。1階には、「アシックス」の国内最大の旗艦店「アシックス 原宿 フラッグシップ」が入っています。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。



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2018年4月 1日 (日)

JR北海道 北海道新幹線の「札幌駅」 現在の札幌駅の東側に造る「大東案」で正式合意!

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-北海道新幹線・札幌駅-

 「北海道新幹線」の「新函館北斗駅~札幌駅」までの工事が、2031年春開業(予定)を目指して行われています。しかし、肝心の「札幌駅」の場所がまだ決まっていませんでした。

 ホーム位置を巡り、「国土交通省、鉄道建設・運輸施設整備支援機構、JR北海道、北海道、札幌市」は、3月29日に5者協議を開き、現在の札幌駅から200~300m東に造る「大東(おおひがし)案」で正式に合意しました。

 当初の認可案(後の「認可見直し案」)に加えて、西側案、東側案、地下案と次々に案が出てきて収拾がつかない状態になっていましたが、ようやく決着しました。

 ホームが減少すると将来的にホームが足りなくなる可能性が出てきます。いろいろありましたが、在来線のホームが減少しない「大東案」に決まって私は良かったと思います。

● 札幌市はもっと将来を見据えて欲しい!
 日本ハムが「札幌ドーム」に見切りをつけ、北海道北広島市で自前の新球場建設に乗り出しました。札幌市の上から目線の融通の利かないお役所的な態度が日本ハムの怒りを買ってこのような結果を招いたと思います。

 新幹線のホーム問題も札幌市がもっと将来を見据えた都市計画を行っていれば、ここまで大問題にならなかったと思います。札幌市は会見で「無駄な時間、無駄な計画を作ったということではありません」と述べていますが、壮大な無駄な時間でした・・・

 この2つの件を見ても、他県民の私から見ると「札幌市はいったい何をやっているんだ!」と思います。北海道は「インバウンド(訪日外国人旅行)」で大人気です。札幌市には強い追い風が吹いています。札幌市はこのチャンスを生かしてほしいです。ライバルの「福岡市」は官民一体となって前に突き進んでいます。


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最終的に絞られた2案
 最終的に、在来線の1・2番線ホームを転用して1面2線にの島式ホームを建設する「認可見直し案」と東側に2面2線の相対式ホームを建設する「東案(その2)」の2つの案に絞られました。

 引用資料 JR北海道・お知らせ(2018/03/29)
 北海道新幹線建設促進北海道・札幌市調整会議(札幌駅ホーム位置に関する五者会議)の資料について


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大東案の断面図・平面図
 
決定した大東案の「断面図」と「平面図」です。在来線の東側に2面2線の相対式ホームを建設する案です。JR北海道が強く押していました。大東案は「おおひがし案」と読みます。

 在来線ホームとは乗換え跨線橋で結ばれます。跨線橋はJR北海道が在来線改良工事の一環として建設するもので、その移動距離はおよそ300m、乗換え所要時間は6分程度と見込まれています。
 2面2線となることで、乗車と降車の動線を分離することができ、位置的には札幌市営地下鉄東豊(とうほう)線に近くなるというメリットもあります。

 工事費は約645億円が見込まれており、1・2番線ホームを転用する「認可見直し案」より75億円程度割高となりますが、差額についてはJR北海道が負担する意向を示しています。


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大東案のコンコース図

 「コンコース図」です。コンコースは3階と1階に設けられます。


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大東案の位置
 
「大東案の位置」です。「西1丁目の再開発エリア」に新幹線改札口のほかに在来線改札口を新設し、利便性が向上します。



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