北海道日本ハムファイターズ ボールパーク構想候補地が「きたひろしま総合運動公園」に決定!
-北海道日本ハムファイターズの新球場建設構想-
2018年3月26日、北海道日本ハムファイターズが、「札幌ドーム」に代わる新球場建設候補地を、北広島市に決定したと発表しました。
併せて、「株式会社北海道ボールパーク(北海道日本ハムファイターズ 37.04%、日本ハム33.33%、電通29.63%)」を設立しました。
日本ハム IR情報(PDF:2018/03/26)
新球場建設構想における候補地の決定及び準備会社(連結子会社)の設立に関するお知らせ
引用資料 北海道日本ハムファイターズ(2017/06/29)
新球場建設構想に関して
● こじれた日本ハムと札幌市の関係
球団と球団のある都市は、「持ちつ持たれつ」の関係です。福岡市、広島市、仙台市などは協力関係が非常にうまくいっています。しかし、札幌市はサッパリです・・・
「北海道日本ハムファイターズ」は、札幌市の活性化や札幌ドームの稼働率や収益に貢献していると自負しています。
しかし、どんなに多く試合を開催しても、観客動員数を増やしても、飲食や物品の収益は札幌ドームに入ります。球団は一部を受け取るに過ぎません。高額の賃貸料も支払わなければならなりません。
札幌市の上から目線の融通の利かないお役所的な態度が日本ハムの不信を買ってこのような結果を招いたと思います。「損をして得を取れ」という言葉があります。私は最終的には札幌市が折れて丸く収まる事を期待していました・・・
「位置図」です。
引用資料 北広島市・公式ホームページ
ボールパーク誘致
きたひろしま総合運動公園
新球場建設構想における候補地に決まった「きたひろしま総合運動公園」です。約37haの広大な土地を活用し、球団が目指す宿泊や商業施設も完備したボールパークを実現できる可能性が高いと判断しました。
● JR千歳線の新駅
「JR千歳線」に新駅の建設を想定しています。しかし、「JR北海道」は北広島市が求めている新駅の設置には慎重な考えを示しています。
新駅が建設されないと成り立たない構想なので、北広島市や北海道日本ハムファイターズが「JR北海道」に対して有利な条件を示せば、新駅は建設されると思われます。
「スタジアムのイメージ図」です。「開閉式屋根」のスタジアムです。
札幌ドーム
「札幌ドーム」は、2001年6月2日にオープンしました。施設は札幌市が所有し、札幌市と道内財界各社が出資する第三セクター「(株)札幌ドーム」が運営管理を行っています。
プロ野球の「北海道日本ハムファイターズ」の本拠地球場として使用されています。また、Jリーグの「北海道コンサドーレ札幌」のホームスタジアムとしても使用されています。
サッカーの試合の時は、手前にある屋外の天然芝サッカー場が室内に移動する「ホヴァリングサッカーステージ」を世界で初めて採用しています。
「札幌ドーム」は非常に広い球場です。野球開催時は、収容能力が40,476席もあります。最高のコンテンツである「北海道日本ハムファイターズ」が撤退すると札幌市はいったいどうするのでしょうか?
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