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2018年4月10日 (火)

一部保存・建替え事業が進行中の「九段会館」の東側 「九段南一丁目地区市街地再開発」の予定地

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-九段南一丁目地区市街地再開発-

 九段会館の一部保存・建替え事業が行われていますが、「九段会館」の道路を挟んだ東側では、「九段南一丁目地区市街地再開発準備組合」が再開発を計画しています。

 九段南一丁目街区においては多くの建物が機能更新時期を迎えています。概要等はまだ発表されていませんが、2018年度にも再開発に関する計画案をまとめる予定です。


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「九段南一丁目地区市街地再開発」の範囲です。かなりの面積があります。

 引用資料 千代田区・公式HP(PDF)
 九段南一丁目のまちづくりについて


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「九段南一丁目地区市街地再開発」の予定地です。


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すでに2区画分が更地になっています。


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九段会館の一部保存・建替え事業
 「九段会館」は、1934年3月に竣工しました。しかし、2011年3月11日に発生した「東日本大震災」で、天井が崩落して、休館に追い込まれていました。

 「財務省関東財務局」は、「九段会館」の土地の貸し付け先を決める一般競争入札の落札者を「東急不動産」に決定しています。
 2018年3月1日に国との間で合意書を締結し、70年間の定期借地による九段会館の一部保存・建替え事業に着手しました。
 
 引用資料 東急不動産(2018/03/08)
 歴史的建造物の「九段会館」 建替え事業を推進 ~「帝冠様式」の建物を保存活用~

 再整備後の規模は、既存建物保存部分を含めて、地上17階、地下3階、高さ74.9m、延床面積約68,024㎡です。主な用途は「店舗、オフィス」です。

 検討委員会報告書に示された保存・復原的整備範囲を全て保存(既存建物北東側をL字状に保存)します。保存部分は、免震レトロフィットを適用し耐震性を確保します。

九段会館の一部保存・建替え事業の概要
◆ 所在地-東京都千代田区九段南一丁目5番1外
◆ 階数-地上17階、地下3階
◆ 高さ-74.9m
◆ 敷地面積-8,765.85㎡
◆ 延床面積-約68,024㎡(既存建物保存部分含む)
◆ 地震対策-免震レトロフィット(既存の建物の基礎などに免震装置を設置)
◆ 用途-店舗、オフィス
◆ 建築主-合同会社ノーヴェグランデ(東急不動産、鹿島建設)
◆ 設計者-鹿島・梓設計・工事監理業務共同企業体
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 竣工-2022年07月予定
◆ 土地の貸付期間-2018年03月01日から70年間(定期借地権方式)


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「建物外観(イメージ)」です。



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