京王電鉄 「京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)の連続立体交差事業」が2018年度に着工!
-京王電鉄京王線連続立体交差化事業-
「東京都」と「京王電鉄」が計画している「京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)の連続立体交差事業」が、2018年度に着工します。両者は、都環境影響評価条例に基づく複々線化事業について、着工の届出を東京都に提出しました。
建設通信新聞(2018/04/17)
側道部から今年度着工/約7.2㎞を高架化/東京都と京王電鉄の京王線連立化
引用資料 京王電鉄・公式ホームページ
京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)連続立体交差事業
当初は、「京王電鉄京王線(笹塚駅~つつじヶ丘駅間)連続立体交差化及び複々線化事業」でしたが、計画が見直され「京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)の連続立体交差事業」に名称が変更になっています。
京王線の笹塚駅付近~仙川駅付近までの約7.2km(7,225m)を高架化し、25ヶ所の踏切を除却するとともに、7ヶ所の都市計画道路を立体化し、あわせて側道を整備するものです。
用地取得が一定程度完了した側道部分から順次着工したい考えです。工事は8工区に分割して施工します。2026年度末の完成を目指しています。
縦断図
「縦断図」です。すでに「新宿駅~笹塚駅」間は、連続立体交差化と複々線化が完了していますが、新たに「①代田橋駅、②明大前駅、③下高井戸駅、④桜上水駅、⑤上北沢駅、⑥八幡山駅、⑦芦花公園駅、⑧千歳烏山」の各駅が高架式の駅になります。
複々線化事業
複々線化事業は、極めて特殊な配線で行われます。新たに複々線化のために増設されるトンネル構造の地下2線は「特急」を通過させるためだけに建設され、いずれの駅にも地下ホームは設けません。
当初は「京王電鉄京王線(笹塚駅~つつじヶ丘駅間)連続立体交差化及び複々線化事業」でしたが、優先順位の高い「連続立体交差化事業」のみの着工となりました。
「複々線化事業」は、これから日本の人口減少が加速するので計画が見直されて、着工されない可能性があります。
代田橋駅
現在の「代田橋駅」は、相対式2面2線の地上駅です。駅舎は地下にあります。連続立体交差化後は、島式1面2線の高架駅となります。
明大前駅
現在の京王線の「明大前駅」は、相対式2面2線です。連続立体交差化後は、島式2面4線の高架駅となります。
| 固定リンク
« 京成電鉄 千葉中央駅西口ビル建替工事 「(仮称)千葉中央駅西口ビル」を2018年8月に着工! | トップページ | 国会議事堂前庭(北地区)にある「憲政記念館」の敷地 工事費約480億円で、新たな「国立公文書館」を整備! »
「135 東京都・世田谷区」カテゴリの記事
- 京王電鉄京王線連続立体交差化事業 世田谷区 千歳烏山駅前広場南側地区再開発 2つのグループを事業協力者(候補)に選定!(2023.03.14)
- 本格的に行われている「京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)連続立体交差事業」 約7.2kmの区間を高架化、7駅が高架駅に!(2021.08.30)
- 現本庁舎の機能を維持しながら建て替え 世田谷区本庁舎等整備工事 落札者を「大成建設」に決定 全体の竣工は2027年10月15日予定!(2021.03.06)
- 世田谷区本庁舎等整備 総事業費約432億円 現本庁舎の機能を維持しながら建て替えを行うため工事期間は75ヶ月を想定!(2019.11.26)
- 京王電鉄 「京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)の連続立体交差事業」が2018年度に着工!(2018.04.20)
「104 鉄道(新線・高架化・複々線化、その他)」カテゴリの記事
- JR京葉線 海浜幕張駅~新習志野駅間の新駅「幕張豊砂駅(まくはりとよすなえき)」 本日(2023年3月18日)に開業!(2023.03.18)
- 相鉄・東急新横浜線(相鉄・東急直通線) 新横浜駅 「「Shin-Yoko Gateway Spot(シンヨコ ゲートウェイ スポット)」を2023年3月25日にオープン!(2023.03.13)
- 品川区 踏切6カ所を除却する「東急電鉄大井町線(戸越公園駅付近)連続立体交差化計画」 高架方式を選定!(2023.03.12)
- 埼玉県日高市 八高線・川越線「高麗川駅」が生まれ変わります! 「高麗川駅自由通路整備および駅舎整備」が着工!(2023.03.11)
- 北海道新幹線 札幌車両基地事業概要 完成予想パースを公開 車両基地は札幌駅~苗穂駅間に延長約1.3kmの高架橋型で整備!(2023.03.03)