新宿副都心 地上34階、高さ約160mの「(仮称)住友不動産 西新宿六丁目計画」 2018年5月の建設状況
-(仮称)住友不動産 西新宿六丁目計画-
日本大学のアメリカンフットボール部の対応を見ているとエアバッグの欠陥問題で経営破綻した「タカタ」を彷彿とします。「タカタ」の創業家3代目の会長兼社長は、説明責任から逃げ回り、最後には自動車大手の怒りを買って見放されて経営破綻しました。
日本大学も説明責任から逃げ回っています。日本大学には「危機管理学部」があるのに、自らに対しては危機管理能力ゼロですね・・・
本題に戻って、新宿副都心に超高層複合ビル「(仮称)住友不動産 西新宿六丁目計画」が建設されています。計画名は「住友不動産西新宿六丁目プロジェクト」とも「(仮称)西新宿六丁目計画 第5ブロック計画」とも呼ばれています。2017年6月19日に着工しました。
引用資料 住友不動産(PDF:2017/06/20)
拡大発展する「西新宿」エリアの街区連携を促す“オフィスと住宅”からなる複合開発 「住友不動産西新宿六丁目プロジェクト」平成29年6月着工 職住近接を図った最新鋭ビル開発×地域防災性向上×地域間連携を創造
建設現場は、「セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿」と「コンシェリア西新宿TOWER’S WEST」に挟まれた場所です。かつては「西新宿六丁目西第5ブロック東地区」と呼ばれていました。
(仮称)住友不動産 西新宿六丁目計画の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿六丁目666-1番地ほか(地番)
◆ 交通-都営地下鉄大江戸線「都庁前」駅徒歩5分
◆ 階数-地上34階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部160.00m
◆ 敷地面積-5,615.68㎡
◆ 建築面積-2,272.74㎡
◆ 延床面積-61,321.29㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造、中間免震構造(9階と10階の間に免震層を設置)
◆ 用途-オフィス、共同住宅
◆ 総戸数-102戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2017年06月19日
◆ 竣工-2019年06月30日予定
「建物構造図」です。地震対策として、上層階は揺れを伝えにくくする「免震構造」、下層階は揺れを低減する「制振構造」のハイブリッド構造を採用しています。
「西新宿エリア開発年図と住友不動産の参画してきた開発」です。新宿副都心は以前ほど勢いはありませんが、西側に拡大を続けています。住友不動産は新宿副都心を「金城湯池(非常に守りの堅いたとえ)」としています。
南側から見た「(仮称)住友不動産 西新宿六丁目計画」の建設現場です。
東西に細い超高層ビルです。
南北に広い超高層ビルになります。
地震対策として、9階と10階の間に免震層を設置する「中間免震構造」を採用しますが、「免震層」の構築が終わって、10階部分の「鉄骨建方」を行っているように見えます。
「カーテンウォール」の取り付けが始まっています。
北東側がら見た様子です。
北東側の1棟のみ再開発には参加しないようです。
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