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2018年5月

2018年5月31日 (木)

秋葉原駅前エリア 地上21階、高さ約112mの「(仮称)神田練塀町地区第一種市街地再開発事業 施設建築物建築計画」 2018年5月の建設状況

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-神田練塀町地区第一種市街地再開発事業-

 「神田練塀町地区第一種市街地再開発事業」は、JR「秋葉原駅」の北東側に位置する旧耐震の建物や低層木造家屋が密集したエリアの再開発プロジェクトです。ヨドバシカメラ「マルチメディアAkiba」のすぐ北側になります。

 「住友不動産」は、地権者並びに参加組合員として参画する「神田練塀町地区第一種市街地再開発事業」が、2017年1月31日に着工しました。

 引用資料 住友不動産(PDF:2017/02/10)
 秋葉原駅前エリアにおける発展の最終局面となる残された街区が着工 街区にJR駅前、昭和通りから賑わいを呼び込む“ゲート広場”を新設 「神田練塀町地区第一種市街地再開発事業」

神田練塀町地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-(仮称)神田練塀町地区第一種市街地再開発事業 施設建築物建築計画
◆ 所在地-東京都千代田区神田練塀町1番1他
◆ 階数-地上21階、地下2階
◆ 高さ-最高部111.99m
◆ 敷地面積-2,529.79㎡
◆ 建築面積-1,627.22㎡
◆ 延床面積-30,799.00㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-現場造成杭
◆ 地震対策-免震構造(2階と3階の間に免振装置を設置する中間階免震構造)
◆ 用途-オフィス、共同住宅(34戸)、店舗、駐車場
◆ 建築主-神田練塀町地区市街地再開発組合(地権者・参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 着工-2017年01月31日
◆ 竣工-2019年05月31日予定
◆ 総事業費-約233億円


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「位置図」です。


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「配置図」です。


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「建物フロア割イメージ」です。1階が「エントランス」、2階が「機械室」、2階と3階の間が「免震層」、3階~17階が「オフィス」、18階~20階が「共同住宅」、21階が「屋外機置場」となります。


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「(仮称)神田練塀町地区第一種市街地再開発事業 施設建築物建築計画」の建設現場を北西側から見た様子です。


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地上部分の「鉄骨建方」が始まっています。


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万一に備えて西側の歩道の上に防護用の屋根を架けられました。


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南西側から見た様子です。


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南側のゲートが開いていました。


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タワークレーンです。


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中間階免震構造

 この上に「免震層」が設けられます。このビルは地震対策として「中間階免震構造」を採用します。2階と3階の間に「免振装置」を設置します。


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街区東側の通りです。突当りの「第2砂川ビル」も再開発区域に含まれるので、ヨドバシカメラ「マルチメディアAkiba」側に抜ける事が出来るようになります。



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2018年5月30日 (水)

千代田区 高さ約200mと高さ約160mの超高層ツインタワー「(仮称)OH-1計画」 2018年5月の建設状況

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(仮称)OH-1計画-
 「三井物産」と「三井不動産」は、大手町一丁目2番地区の開発事業を進めています。「三井物産ビル、大手町パルビル、大手町一丁目三井ビルディング」の3棟が解体され、一体的に再開発されます。

 大手町一丁目2番地区で推進中の一体開発事業である「(仮称)OH-1計画」は、2016年5月18日に着工し、6月8日に起工式を行いました。

 引用資料 三井不動産・ニュースリリース(2016/06/08)
 大手町における大規模複合開発「(仮称)OH-1計画」着工 
 
 皇居の「大手濠」側の「三井物産ビル」跡地に、地上31階、地下5階、高さ約160mの「A棟」が、「日比谷通」側の「大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビル」の跡地に、地上40階、地下5階、高さ約200mの「B棟」が建設されます。

 ちなみに「OH-1」は、「オーエイチワン」ではなく「オーワン」と読みます。本店事務所を仮移転している「三井物産」は、竣工後に戻ってくる予定です。

● フォーシーズンズホテルが出店
 「フォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツ」の「フォーシーズンズホテル」が、B棟の上層階に出店することが決定しています。客室数は約190室で、2020年春の開業予定です。 
 
(仮称)OH-1計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区大手町一丁目2番
◆ 交通-東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線「大手町駅」、  都営三田線「大手町駅」直結
◆ 階数-(B棟)地上40階、地下5階、(A棟)地上31階、地下5階
◆ 高さ-(B棟)最高部約200m、軒高約200m、(A棟)最高部約160m、軒高約150m
◆ 敷地面積-20,864.32㎡(施設全体)
◆ 建築面積-11,783.19㎡(施設全体)
◆ 延床面積-358,041.81㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎+直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(新世代制震オイルダンパー HiDAX-R 等)
◆ 用途-オフィス、店舗、多目的ホール、ホテル、駐車場、地域冷暖房施設
◆ 建築主-三井物産、三井不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計・鹿島建設 設計共同企業体(日建設計、鹿島建設)
◆ デザインアーキテクト-Skidmore, Owings & Merrill LLP(SOM)
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2015年01月05日~2016年09月30日予定(地下躯体含む)
◆ 着工-2016年05月18日(着工)、2016年06月08日(起工式)
◆ 建物竣工-2020年02月末予定
◆ 全体竣工-2021年03月末予定(建物竣工後に外構整備)


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「B棟鳥瞰パース」です。


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「平面図」です。


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「断面図」です。


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「(仮称)OH-1計画」の建設現場を南西側から見た様子です。


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敷地西側の「A棟」を南西側から見た様子です。


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「A棟」は、タワークレーン2基で建設しています。


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「A棟」を南東側から見た様子です。


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将門の首塚
 敷地南側に食い込むように、東京都指定の文化財で、東京都所有の「平将門の首塚(たいらのまさかどのくびづか)」がありますが、この部分は再開発の対象外なので残ります。「平将門の首塚」は、万一に備えて鉄骨の構造物で守られています。


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敷地東側の「B棟」です。「B棟」はタワークレーン3基で、猛烈な勢いで「鉄骨建方」が行われています。


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「B棟」を南西側から見上げた様子です。


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「B棟」を南東側から見た様子です。間近で見ると巨大さに驚愕します。


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この角度では巨大過ぎて全景が収まりません・・・


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「B棟」の下層階を南東側から見た様子です。「アルミカーテンウォール」の散り付けが急ピッチで行われています。



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2018年5月29日 (火)

JR東日本 地上29階、高さ約132mの「(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事」 2018/05 「鶴屋町棟」も着工!

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(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事
 横浜駅西口の「横浜シァル」と「横浜エクセルホテル東急」跡地に計画している超高層複合ビル「(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事」は、2015年10月19日に着工(準備工事)されました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2014/03/04)
 (仮称)横浜駅西口駅ビル計画について 

 当初は、地上33階、地下3階、最高高さ約180m、延床面積約182,000㎡で計画されていましたが、2011年3月11日に発生した東日本大震災を受け、従来以上に安全性を重視した構造に改めるために計画が見直されました。

 更に、「JR東日本、東急電鉄」が共同で計画していた事業主体を「JR東日本」に一本化しました。当初計画からすると規模は大幅に縮小されています。

(仮称)横浜駅西口開発ビル(駅前棟)新築工事の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区南幸一丁目1番2他
◆ 階数-地上30階、地下3階(駅前棟)
◆ 高さ-最高部132.268m(駅前棟)
◆ 敷地面積-8,675.17㎡(駅前棟)
◆ 建築面積-7,251.14㎡(駅前棟)
◆ 延床面積-97,763.47㎡(駅前棟)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(駅前棟)商業施設、オフィス等
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年10月19日(駅前棟・準備工事)、2016年04月01日(駅前棟・本体工事)
◆ 竣工-2020年03月31日予定

(備考) 「建築計画のお知らせ」では地上30階となっていますが、JR東日本の2015年9月3日のPDF資料では、地上26階(建築基準法上30階)となっているので、運用上は地上26階だと思われます。

 JR東日本(PDF:2015/09/03)
 (仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事の着手について


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「配置図、断面図」です。「駅前棟」と「鶴屋町棟」の2棟で構成されています。その後、「鶴屋町棟」は施設計画の見直が行われています。詳細は下記にあります。


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南西側から見た「(仮称)横浜駅西口開発ビル(駅前棟)新築工事」の建設現場です。


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縦アングルです。


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地上から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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最高部です。


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北東側から見た様子です。


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当初の最高高さ約180mで建設して欲しかったですね。


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きた西口
 横浜駅の「きた西口」です。「きた西口」の手前が「(仮称)横浜駅西口開発ビル(駅前棟)新築工事」の北端になります。この部分には「きた西口広場」が整備されます。この先は東西自由通路の「きた通路」となっています。


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新田間川

 「新田間川」を北側に越えて「鶴屋町棟」まで歩行者デッキが整備されます。上を走っているのは「首都高速道路神奈川2号線」です。


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(仮称)横浜駅西口開発ビル(鶴屋町棟)新築工事
 JR東日本は、横浜駅西口の「横浜シァル」と「横浜エクセルホテル東急」跡地に超高層複合ビル「仮称)横浜駅西口開発ビル(駅前棟)新築工事」を建設中です。

 JR東日本は、「鶴屋町棟」の施設計画を見直しました。従来の「駐車場、保育所等」から、「商業施設、ホテル、スポーツ施設」の機能を追加し、延床面積を約24,000㎡から約31,500㎡に拡大しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2017/10/23)
 (仮称)横浜駅西口開発ビル 鶴屋町棟の計画変更等について

 用途は、駐車場(1階~9階、約550台)、ホテル(3階~9階、約170室)、商業施設(1階~3階)、スポーツ施設(2階~3階)、保育所(3階)、駐輪場・自動二輪駐車場(1階)となります。

(仮称)横浜駅西口開発ビル(鶴屋町棟)新築工事の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目66番9他
◆ 階数-地上9階、地下1階(鶴屋町棟)
◆ 高さ-最高部30.99m(鶴屋町棟)
◆ 敷地面積-4,909.16㎡(鶴屋町棟)
◆ 建築面積-4,100.00㎡(鶴屋町棟)
◆ 延床面積-31,500.00㎡(鶴屋町棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(鶴屋町棟)自動車車庫、ホテル、スポーツの練習場、店舗、児童福祉施設等
◆ 客室数-約170室
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2018年04月01日(鶴屋町棟)
◆ 竣工-2020年03月31日予定(鶴屋町棟)


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「鶴屋町棟 歩行者通路イメージ」です。


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「位置図・施設イメージ」です。


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「鶴屋町棟」の建設現場を北側から見た様子です。


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本格的に工事が行われています。2018年4月1日に着工したようです。


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「(仮称)横浜駅西口開発ビル(鶴屋町棟)新築工事」の建築計画のお知らせです。



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2018年5月28日 (月)

渋谷区 地上47階、高さ約230mの「渋谷スクランブルスクエア」 2018年5月の建設状況

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渋谷スクランブルスクエア
 渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が計画されています。その中で最大規模のプロジェクトが「渋谷駅地区駅街区開発計画」です。

 「渋谷駅地区 駅街区開発計画」は、JR渋谷駅の東側に地上47階、地下7階、高さ229.706mの東棟、西側に地上13階、地下5階、高さ約76mの西棟、東棟と西棟の間に、山手線・埼京線の線路とホームを覆う形で、地上10階、地下2階、高さ約61mの中央棟を建設します。

 「東京急行電鉄、JR東日本、東京メトロ」が推進している「渋谷駅街区開発計画」について、施設名称を「渋谷スクランブルスクエア/SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE」に決定しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2017/08/01)
 渋谷駅街区開発計画の施設名称が「渋谷スクランブルスクエア」に決定 オフィス・商業施設のリーシングを開始 -2019年度、渋谷エリア最高となる高さ約230メートル、地上47階建の第Ⅰ期(東棟)開業-

渋谷スクランブルスクエアの概要
◆ 計画名-渋谷駅地区駅街区開発計画
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目24番1他
◆ 階数-地上47階、地下7階(東棟)、地上10階、地下2階(中央棟)、地上13階、地下5階(西棟)
◆ 高さ-最高部229.706m、建築物229.706m(東棟)、約61m(中央棟)、約76m(西棟)
◆ 敷地面積-15,275.55㎡(施設全体)
◆ 建築面積-18,216.49㎡(施設全体)
◆ 延床面積-276,010.18㎡(施設全体)、約181,000㎡(東棟)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、オフィス、駅施設、駐車場等
◆ 事業主体-東京急行電鉄、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東京地下鉄(東京メトロ)
◆ 設計者-渋谷駅周辺整備計画共同企業体(日建設計、東急設計コンサルタント、ジェイアール東日本設計事務所、メトロ開発)
◆ デザインアーキテクト-日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所
◆ 施工者-東急建設、大成建設JV
◆ 着工-2014年06月10日(準備工事)
◆ 竣工-2019年07月末予定(東棟)、2028年03月末予定(中央棟、西棟)
◆ 開業-2019年度予定(東棟)、2027年度予定(中央棟、西棟)

(注意) 建築面積が敷地面積を上回るのは、西棟付近に設ける「西口アーバンコア」が道路上に架かっており、敷地面積には含まれないものの建築面積には含まれるためです。


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「屋外展望施設」のイメージです。「屋外展望施設」は屋上全体を使い、広さは約3,000㎡です。周囲は全面ガラス張りの回廊となり、一部に階段状の高低差を設けます。


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「商業施設フロアイメージ」です。


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「オフィスフロアイメージ」です。


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「セルリアンタワー」から見た「渋谷スクランブルスクエア」の建設現場です。手前のタワークレーンは、「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」のものです。


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「アルミカーテンウォール」に縦のスリットが入っています。


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南東側から見た様子です。


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「アルミカーテンウォール」に縦のスリットが入っています。


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「アルミカーテンウォール」のガラス部分がグラデーションになっています。


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「渋谷ヒカリエ」から見た下層階の様子です。


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「東棟」の完成時には、「渋谷ヒカリエ」と歩行者デッキで直結します。


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「渋谷駅東口歩道橋」は架け替え工事を行っていますが、「東棟」の完成時には、2階部分で直結します。


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原宿駅近くの歩道橋から見た様子です。撮影時は周囲のビルから推測すると約180mの高さに到達していました。



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2018年5月27日 (日)

ホテルオークラ東京本館建替計画 地上38階、高さ約188mの「(仮称)虎ノ門2-10計画」 2018年5月の建設状況

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-ホテルオークラ東京本館建替計画-
 53年間の歴史を刻んだ「ホテルオークラ東京本館」は、建替え工事のために2015年8月31日(月)を持って閉館しました。2015年9月から既存建物の解体工事が行われました。

 
ホテルオークラ東京本館建替計画である「(仮称)虎ノ門2-10計画」は、当初計画通り2016年6月1日に本体工事に着手しました。

 引用資料 新日鉄興和不動産(2016/06/01)
 「ホテルオークラ東京本館建替計画」 オフィス事業の取り組みについて ~2019年の完成を目指し、2016年6月1日着工~  

 主要用途はホテルですが、「高層棟」の地上5階~22階(運用呼称は地上8階~25階)は、延床面積約64,000㎡のオフィスフロアとなります。

ホテルオークラ東京本館建替計画の概要
◆ 計画名-(仮称)虎ノ門2-10計画
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目10番4号
◆ 階数-<高層棟>地上38階、地下4階(運用呼称 地上41階、地下1階)、<中層棟>地上13階、地下4階
◆ 高さ-建物高さ188.65m(高層棟)、最高部約85m(中層棟)
◆ 敷地面積-20,442.44㎡(本館全体)
◆ 建築面積-13,262.54㎡(本館全体)
◆ 延床面積-180,725.70㎡(本館全体)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎及び杭基礎
◆ 用途-ホテル、オフィス、飲食店舗、駐車場
◆ 客室数-約550室(高層棟約400室+中層棟約150室)
◆ 建築主-ホテルオークラ
◆ 設計者-(仮称)虎ノ門2-10計画設計共同体(大成建設、谷口建築設計研究所、観光企画設計、日本設計、森村設計、NTTファシリティーズ)
◆ 監理者-三菱地所設計(標準コンストラクションマネジメント+第三者監理)
◆ 施工者-大成建設
◆ 本館閉館-2015年08月31日
◆ 解体工事-2015年09月01日
◆ 着工-2016年06月01日
◆ 竣工-2019年06月末予定


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「施設構成図」です。「高層棟」と「中層棟」は、地下で一体化します。「高層棟」の地上5階~22階(運用呼称は地上8階~25階)は、延床面積約64,000㎡のオフィスフロアとなります。

 引用資料 大成建設(2016/06/01)
 
「ホテルオークラ東京本館建替計画」オフィス事業の取り組みについて 


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「秋の芝生広場イメージ」です。


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「(仮称)虎ノ門2-10計画」の建設現場を北側の「汐見坂」から見た様子です。東側が「高層棟」、西側が「中層棟」となります。


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「高層棟」です。


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最高部です。


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オフィスとホテルの「構造切替え階」がよく分かります。「オフィス」と「ホテル」では、柱の位置が異なるので、構造を切替えます。


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高層棟」を東側から見た様子です。


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南東側の「江戸見坂」は、歩くのも辛いくらいの急な坂道です。


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「高層棟」を南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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敷地南西側の「大倉集古館」です。改修工事のため2014年4月1日から休館しています。



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2018年5月26日 (土)

中央区 地上23階、高さ約149mの「(仮称)京橋一丁目東地区永楽産業京橋ビル新築工事」 2018年5月の建設状況

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京橋一丁目東地区-
 「京橋一丁目東地区」は、旧ブリヂストン本社ビルや戸田建設の本社ビルのある約1.6haを対象に、都市再生特別地区、土地区画整理事業、日本橋・東京駅前地区地区計画を活用して開発します。

 引用資料 戸田建設 新着情報(2016/03/07)
 京橋一丁目東地区における都市計画の決定について

京橋一丁目東地区・全体の概要
◆ 所在地-東京都中央区京橋一丁目7番、8番の一部、9番、10番の一部
◆ 区域面積-約16,000㎡
◆ 工期-2016年度~2023年度予定


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「配置図」です。


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「京橋一丁目東地区」の再開発現場を北西側から見た様子です。


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A街区
 「A街区」のブリヂストン旧本社ビル「ブリヂストンビル(永坂産業京橋1丁目ビル、松本ビル)」跡地です。ブリヂストンの本社機能は、「東京スクエアガーデン」に移転しています。

 「A街区」は、敷地面積2,813.74㎡です。地上23階、地下2階、高さ149.22m、延床面積41,814.00㎡の超高層ビルが建設中です。

京橋一丁目東地区・A街区の概要
◆ 計画名-(仮称)京橋一丁目東地区永楽産業京橋ビル新築工事
◆ 所在地-東京都中央区京橋一丁目10番他
◆ 階数-地上23階、地下2階
◆ 高さ-最高部149.22m
◆ 敷地面積-2,813.74㎡
◆ 建築面積-2,212.83㎡
◆ 延床面積-41,814.00㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接地業鉄筋 コンクリートべた基礎
◆ 用途-オフィス、美術館、自動車車庫
◆ 建築主-永坂産業(ブリヂストンの資産管理会社)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2016年06月15日
◆ 竣工-2019年07月31日予定


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「A街区」を北西側から見た様子です。


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「A街区」を西側から見た様子です。


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「A街区」を北東側から見た様子です。


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「A街区」を南東側から見た様子です。


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街区
 
「C街区」を北東側から見た様子です。地上7階、地下1階、高さ32.00m、延床面積9,065.00㎡のオフスビルが建設中です。

京橋一丁目東地区・C街区の概要
◆ 計画名-全国信用協同組合連合会新本部ビル新築工事
◆ 所在地-東京都中央区京橋一丁目9番1、7~9、11
◆ 階数-地上7階、地下1階
◆ 高さ-最高部32.00m
◆ 敷地面積-1,442.00㎡
◆ 建築面積-1,135.00㎡
◆ 延床面積-9,065.00㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-銀行店舗、オフィス
◆ 建築主-全国信用協同組合連合会
◆ 設計者-石本建築事務所
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2017年11月01日
◆ 竣工-2019年07月31日予定


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B街区

 戸田建設本社ビル「TODA BUILDING」を中心とする「B街区」は、敷地面積約6,150㎡です。地上28階、地下3階、高さ約173m、延床面積約101,500㎡規模の超高層ビルが建設されます。予定工期は、2021年度~2023年度と東京オリンピックの後になります。

京橋一丁目東地区・B街区の概要
◆ 階数-地上28階、地下3階
◆ 高さ-最高部GL+約173m
◆ 敷地面積-約6,150㎡
◆ 延床面積-約101,500㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、文化施設、駐車場等
◆ 事業主体-戸田建設
◆ 設計者-戸田建設
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2021年度予定
◆ 竣工-2023年度予定



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2018年5月25日 (金)

地上35階、高さ約135mの「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」 2018年5月の建設状況

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-アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉-

 アパグループは、横浜市中区海岸通五丁目に「(仮称)アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉新築工事」を建設します。2017年4月7日に起工式が行われました。

 引用資料 アパグループ(2017/04/07)
 日本最大級ホテル アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉 本日起工式開催 

 「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」は、地上35階、塔屋2階、地下2階、客室数2,311室と1棟の建物として日本最大客室数のホテルとなります。

アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉の概要
◆ 計画名-(仮称)アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区海岸通五丁目25番3(地番)
◆ 交通-みなとみらい線「馬車道」駅から徒歩3分、JR根岸線・京浜東北線、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅から徒歩9分
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部135.04m
◆ 敷地面積-8,328.63㎡
◆ 建築面積-3,993.47㎡
◆ 延床面積-64,516.80㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下) 鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-ホテル、集会場、飲食、物販、自動車車庫
◆ 客室数-2,311室(1棟の建物として日本最大客室数のホテル)
◆ 建築主-アパマンション(アパグループ)
◆ 設計者-久米設計・新居千秋都市建築設計JV
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年4月07日(起工式)
◆ 竣工-2019年08月31日予定
◆ オープン-2019年秋予定


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。


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「(仮称)アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」の建設現場です。タワークレーン2基で建設しています。


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アップです。外に出ると急に雨が降ってきたので、今回は地上からの撮影は無しです。


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最高部です。


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「カーテンウォール」の取り付けも行われています。


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この現場は「逆打ち工法」を採用しているので、地下階の構築も同時に行われています。



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2018年5月24日 (木)

「日本橋再生計画」第2ステージ 地上26階、高さ約140mの「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区」 2018年5月の建設状況

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-日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業-
 「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「日本橋三井タワー」北側の一帯の再開発プロジェクトです。「江戸通り」を挟んで、南側の「A地区」と北側の「B地区」に分かれます。

 2016年1月29日に「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区」の起工式を行いました。1ヶ月以上前の2015年12月17日にすでに着工しています。

 引用資料 三井不動産(2016/01/29)
 「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区」着工 ~「日本橋再生計画」第二ステージの中核プロジェクト・日本橋における「都心型スマートシティ」を実現するミクストユースの大規模再開発 

日本橋室町三丁目地区再開発事業A地区の概要
◆ 計画名-日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区新築工事
◆ 所在地-東京都中央区日本橋室町三丁目10番
◆ 交通-東京メトロ銀座・半蔵門線「三越前」駅地下直結、JR横須賀・総武快速「新日本橋」駅地下直結、JR中央・山手・京浜東北線「神田」駅徒歩4分、 JR各線「東京」駅徒歩9分
◆ 階数-地上26階、地下3階
◆ 高さ-140.48m
◆ 敷地面積-11,483.91㎡
◆ 建築面積-8,576.50㎡
◆ 延床面積-166,643.13㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(新世代制震オイルダンパー HiDAX-R 等)
◆ 用途-オフィス、商業、駐車場等
◆ 建築主-日本橋室町三丁目地区市街地再開発組合(事業協力者 三井不動産)
◆ 基本設計-日本設計
◆ 実施設計-KAJIMA DESIGN(鹿島建設)
◆ 監理-日本設計
◆ デザインアーキテクト-Pelli Clarke Pelli Architectts,inc (ペリ クラーク ペリ アーキテクツ ジャパン)
◆ 施工者-鹿島・清水・佐藤工業特定業務代行共同企業体(鹿島建設、清水建設、佐藤工業JV)
◆ 着工-2015年12月17日(着工)、2016年01月29日(起工式)
◆ 竣工-2019年03月31日予定
◆ 総事業費-約1,265億円(B地区含む)


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「位置図」です。再開発予定地は「日本橋三井タワー」北側の一帯です。「江戸通り」を挟んで、南側の「A地区」と北側の「B地区」に分かれます。


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「断面イメージ」です。5階~25階が「オフィスフロア」、4階が「機械室」、3階が「ホール」、地下1階~地上2階が「商業施設」となります。

 オフィスフロアは、基準階専有面積が約4,300㎡(約1,300坪)と都心最大級のフロアプレートを実現しており、効率的な執務室のレイアウトが可能となります。


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「A地区」を南東側から見た様子です。


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「A地区」の下層階を南東側から見た様子です。


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敷地南側の「鉄骨建方」の様子です。


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南東角の黒いビル「海老屋ビル」は、今回の再開発には参加しません。


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敷地東側の「鉄骨建方」の様子です。


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「A地区」を北東側から見た様子です。


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「A地区」の下層階を北東側から見た様子です。


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敷地東側のこの部分は、。タワークレーンで建築資材を吊り上げる「揚重ヤード」として場所を確保していましたが、後施工で「鉄骨建方」が行われています。


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東側のこの部分は、100尺の高さで東側にせり出します。


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「A地区」を北西側から見た様子です。


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「A地区」の下層階を北西側から見た様子です。


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「A地区」はあと少しでで最高部に到達します。遠くから見ると日本橋三井タワーの超高級5つ星ホテルの「マンダリン オリエンタル 東京」からの眺望を確保するためにこの高さにした事が良く分かります。


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B地区
 「B地区」を南東側から見た様子です。「B地区」は、「江戸通り」を挟んだ北側の「三井第二別館ビル」の跡地が再開発対象となります。


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「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業B地区新築工事」の建築計画のお知らせです。



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2018年5月23日 (水)

地上36階、高さ約180mの「豊洲ベイサイドクロス タワーA」 2018/05 地上24階、高さ約125mの「豊洲ベイサイドクロス タワーB」も着工!

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豊洲ベイサイドクロス
 「三井不動産」は、豊洲二丁目駅前地区で推進中の「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区 新築工事」の「AC棟」を2016年12月1日に着工し起工式を執り行いました。

 引用資料 三井不動産(2016/12/01)
 「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業2‐1街区 AC棟」着工 ~BCPを強化するエネルギーセンターを備えた、オフィス、商業、ホテルのミクストユースの大規模再開発~

 敷地面積27,831.65㎡(2-1街区全体)の広大な敷地に2016年12月1日に着工した「AC棟」と2018年1月18日に着工した「B棟」を建設します。
 総延床面積約259,000㎡と、都内湾岸エリアにおける新たなランドマークとなる、豊洲エリア最大規模のプロジェクトとなります。

 街区全体の名称は「豊洲ベイサイドクロス」に決定しています。個別のビルは、A棟が「タワーA」、B棟が「タワーB」、C棟が「タワーC」となります。

豊洲ベイサイドクロス タワーA・タワーCの概要
◆ 計画名-(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区 AC棟新築工事
◆ 所在地-東京都江東区豊洲二丁目15番12
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「豊洲」駅、ゆりかもめ「豊洲」駅直結 
◆ 階数-地上36階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部約180m
◆ 敷地面積-27,831.65㎡(施設全体)、19,127.66㎡(AC棟)
◆ 建築面積-約9,300㎡(AC棟)
◆ 延床面積-約259,000㎡(施設全体)、約184,000㎡(AC棟)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間階免震構造(2階と3階の間に免震装置を設置)
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、自動車車庫、エネルギー供給施設
◆ 客室数-約225室(三井不動産グループ直営のホテル)
◆ 建築主-三井不動産
◆ 都市計画・基本計画・監理-日建設計
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2016年12月01日
◆ 竣工-2020年04月30日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2020年06月下旬予定(ホテル)、2020年度上期(商業施設)

豊洲ベイサイドクロス タワーBの概要
◆ 計画名-(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区 B棟新築工事
◆ 所在地-東京都江東区豊洲二丁目15番12
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「豊洲」駅、ゆりかもめ「豊洲」駅直結 
◆ 階数-地上24階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部約125m
◆ 敷地面積-27,831.65㎡(施設全体)、8,055.02㎡(B棟)
◆ 建築面積-約3,640㎡(B棟)
◆ 延床面積-約259,000㎡(施設全体)、約75,000㎡(B棟)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間階免震構造(2階と3階の間に免震装置を設置)
◆ 用途-オフィス、自動車車庫
◆ 建築主-三井不動産
◆ 都市計画・基本計画・監理-日建設計
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2018年01月18日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年11月30日予定(労災保険関係成立票より)


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「タワーA」の外観パースです。「タワーA」のオフィスは、基準階専有面積が約3,300㎡(約1,000坪)という大規模フロアプレートを実現しています。

 ホテルゾーンは、「タワーA」の上層部(33階~36階)に設置し、三井不動産グループ直営のホテルを計画しています。客室数は約225室を予定しています。


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「用途構成図」です。「タワーA」と「タワーB」は、地震対策として「中間階免震構造」を採用している事が分かります。「タワーC」には、開発区域内外に「電気」と「熱」を供給するエネルギーセンターが設置されます。


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「敷地配置図」です。


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「周辺施設との接続」です。「アーバンドック ららぽーと豊洲」と2ヶ所、「豊洲シビックセンター」と1ヶ所、2階デッキで接続されます。「豊洲公園」とはブリッジで接続されます。


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東側から見た「豊洲ベイサイドクロス タワーA・タワーC」の建設現場です。


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タワークレーンが6基林立しています。


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「豊洲シビックセンター」の2階デッキから見た「豊洲ベイサイドクロス タワーA・タワーC」の建設現場です。地上部分の「鉄骨建方」が本格的に行われています。

 「豊洲ベイサイドクロス タワーA・タワーC」は、「逆打ち工法」を採用しています。そのため地下階の構築はこれからです。


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「豊洲ベイサイドクロス タワーA」の建設現場です。


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中間階免震構造

 「豊洲ベイサイドクロス タワーA」は、地震対策として「中間階免震構造」を採用します。2階と3階の間の「免震層」の構築が終わっています。

免震構造の超高層オフィスビルが急増
 
少し前までは、超高層オフィスビルの地震対策と言えば、「制振構造」が定番でしたが、ここ最近は「免震構造」を採用した超高層オフィスビルが急増しています。ブログを運営していていると急増している事を実感します。

 超高層タワーマンションは「基礎免震構造」が多いですが、超高層オフィスビルは「中間階免震構造」が多いです。「中間階免震構造、中間層免震構造、中間免震構造」など呼び方がいろいろありますが、同じです。


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「免震装置」は残念ながら目隠しされて見えませんでした。


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「豊洲ベイサイドクロス タワーC」の建設現場です。「タワーC」には、開発区域内外に「電気」と「熱」を供給するエネルギーセンターが設置されます。


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西側の「豊洲ベイサイドクロス タワーB」の建設現場です。


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「豊洲ベイサイドクロス タワーB」は、2018年1月18日に着工したようです。「労災保険関係成立票」によると、工期は2018年1月18日~2020年11月30日(予定)となっています。


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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。


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西側の「豊洲公園」から見た様子です。


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「豊洲公園」にはたくさんの「簡易テント」が設営されていました。「豊洲公園」は、杭を打たないタイプの「簡易テント」は設営OKのようです。



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2018年5月22日 (火)

横浜みなとみらい21地区 「ぴあ」の1万人規模の新音楽アリーナ「(仮称)MMアリーナ計画」 2018年5月の建設状況

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(仮称)MMアリーナ計画
 「ぴあ」は、「三菱地所」が所有する横浜みなとみらい21地区の「38街区」の土地を借り受け、収容客数1万人規模の大型コンサートアリーナを建設し、ホール・劇場の運営事業に着手します。

 2017年12月7日に現地で「地鎮祭」を執り行いました。2017年12月15日に着工したようです。アリーナの開業は2020年春を予定しています。

 引用資料 ぴあ(2017/11/09)
 ぴあがオープンする横浜・みなとみらい地区の新音楽アリーナ、いよいよ12月着工!/新アリーナNEWS vol.1

 「音楽アリーナ」と称してオープンする会場は、地上4階の縦に長いハコ型構造により観客席とステージの距離を縮め、アーティストとの一体感を重視したつくりになっています。

(仮称)MMアリーナ計画の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい3-2-1、32(38街区)
◆ 交通-みなとみらい線「みなとみらい」駅徒歩7分、JR「桜木町」駅徒歩9分
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 高さ-32.78m
◆ 敷地面積-12,000.00㎡
◆ 建築面積-10,831.00㎡
◆ 延床面積-23,016.20㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-興行場(音楽コンサートアリーナ)、一部飲食店舗・販売店舗
◆ 収容客数-約10,000人(着席時)
◆ 建築主-ぴあ
◆ 設計者・監理者-佐藤工業・とお共同企業体(佐藤工業、[とお]一級建築士事務所)
◆ 施工者-佐藤工業
◆ 着工-2017年12月07日(地鎮祭)、2017年12月15日(着工) 
◆ 竣工-2020年03月31日予定
◆ 開業-2020年春予定
◆ 初期投資費用-約100億円


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「ステージからみた客席のイメージ」です。


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「4階スタンドからみたステージのイメージ」です。スタンド席は3層になっています。


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「4階スタンドからみたコンサート中のイメージ」です。多層にするとステージとの距離が近く、建築面積を小さく出来るメリットがあります。ただ、スタンド席が分断されるので一体感に欠けるデメリットもあります。


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「所在地」です。


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。


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「(仮称)MMアリーナ計画」の建設現場です。


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なんとなく位置関係がわかります。中央の重機が稼働している部分が「アリーナ」で、北側が「ステージ」で、南側が「スタンド」のようすです。

 南側の隣接地には、「(仮称)首都高速道路(株)神奈川局開発計画」が建設されます。地上10階、高さ46.99m、延床面積13,488.41㎡のオフィスビルで、2019年4月1日に着工予定です。


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北側です。ステージになると思われる部分の掘削が行われています。


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歩行者デッキから見た「(仮称)MMアリーナ計画」の建設現場です。


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アリーナの開業は2020年春を予定しています。


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「(仮称)MMアリーナ計画」の建築計画のお知らせです。建築面積、延床面積、高さが修正されていました。



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2018年5月21日 (月)

横浜市 地上32階、高さ約155mの「横浜市市庁舎移転新築工事」 2018年5月の建設状況

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-横浜市市庁舎移転新築工事-
 乃木坂46の「斎藤ちはる」と「相楽伊織」が卒業を発表しました。2人共に長身の美人ですが、乃木坂46は美少女甲子園と言ってもいいようなメンバー揃いなのであまり目立っていませんでした。

 私が、乃木坂46のファンになってまだ1年足らずですが、その間に6人が卒業を発表しました。今後も卒業が続き世代交代が急速に進むと思いますが、顔と名前を全員覚えたのでちょっと寂しいです・・・

 本題に戻って、横浜市役所の新庁舎計画は、3案「(1)北仲通南地区に完全移転案、(2)現在地で建て替え案、(3)現在地と北仲通南地区に市役所機能を分割案」が検討され、「北仲通南地区に完全移転案」に決定しました。

 「横浜市市庁舎移転新築工事」は、「高度技術提案(設計・施工一括)型総合評価落札方式」による一般競争入札(WTO)が行われ、契約金額は629億円(税込679億3200万円)で、「竹中・西松建設共同企業体」を落札者として決定しています。

 横浜市は2017年7月12日に、「横浜市市庁舎移転新築工事」の起工式を行い、2017年8月1日に本体工事に着工しました。2020年5月29日に竣工する予定です。

 引用資料 横浜市・総務局(2017/06)
 横浜市新市庁舎管理計画

横浜市市庁舎移転新築工事の概要
◆ 計画名-横浜市庁舎
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区本町六丁目50番地の10他
◆ 階数-地上32階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部155.4m
◆ 敷地面積-13,155.38㎡
◆ 建築面積-7,932.48㎡
◆ 延床面積-143,448.76㎡
◆ 構造-鉄骨造(CFT柱)、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎、一部直接基礎
◆ 地震対策-中間免震構造(2階と3階の間に免震層)+制震構造
◆ 用途-オフィス、集会所、飲食店舗、物販店舗、駐車場
◆ 建築主-横浜市(横浜市総務局長)
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中・西松建設共同企業体(竹中工務店、西松建設JV)
◆ 着工-2017年07月12日(起工式)、2017年08月01日(着工)
◆ 竣工-2020年05月29日予定
◆ 新市庁舎供用開始-2020年06月末予定
◆ 契約金額(税込)-679億3200万円 *低層部内装工事費約30億円は別途


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「新市庁舎の外観イメージ」です。


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「フロア構成」です。

ハイブリッド免震
 地震対策として、「免震構造」と「制振構造」を組合せた「ハイブリッド免震」を採用します。震度6強から震度7程度の大地震や長周期地震動に対しても業務継続が可能となります。


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。外に出ると急に雨が降ってきたので、今回は地上からの撮影は無しです。


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撮影時は、3階・4階部分の「鉄骨建方」が始まっていました。


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中間免震構造

 「横浜市市庁舎移転新築工事」は、地震対策として、「免震構造」と「制振構造」を組合せた「ハイブリッド免震」を採用します。2階と3階の間の「免震層」の構築が終わっています。


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柱の配置を見ると「コア」部分の配置が分かります。


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コア部分には「エレベーター、非常階段、トイレ、その他」が設けられますが、「非常階段」がすでに設置されています。


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この現場は「逆打ち工法」を採用しています。そのため地下階の構築はこれからです。



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2018年5月20日 (日)

JR東日本の大規模複合型まちづくり 地上29階、高さ約128mの「川崎駅西口開発計画」 2018年5月18日に着工!

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-川崎駅西口開発計画-
 
JR東日本は、「川崎駅西口大宮町地区」において、川崎市の中心的な広域拠点としての商業・業務エリアの形成を目指し、複合的土地利用による都市機能の強化を図るために、業務・宿泊・商業施設を新設する計画を進めています。

 このプロジェクトは、以前は「大宮町地区 A-2街区」と呼ばれていました。解体された「旧変電所」約3,700㎡と駐車場約8,300㎡に分かれており、廃止された市道部分を含め敷地面積は約12,400㎡となっています。

 再開発に向けて、川崎市は街区を分断していた廃道部分約1,080㎡を「JR東日本」に売却しました。これにより一体的な開発が可能となりました。一方で「川崎市」は、JR東日本の所有地の一部約714㎡を緑地用地として取得しました。

● 2018年5月18日に着工!
 JR東⽇本は、「川崎駅⻄⼝開発計画」について、2018年4⽉より準備⼯事等を進めていましたが、2018年5月18日に「起工式」を執り⾏い、本体建設⼯事に着⼿しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2018/05/18)
 川崎駅西口開発計画の本体工事着手について ~川崎市の玄関口としてふさわしい広域ハブ拠点の形成を目指す大規模複合型まちづくり~

 JR東日本の資料では、「オフィス⾼層棟」の高さが約128mとなっています。川崎市の環境アセスメントの資料では、最高部約143m、軒高約131mとなっていました。
 高さが少し低くなったようですが、仮に塔屋の高さが約12mのままで変更がないと仮定すると、最高部の高さは約140mだと思われます。

川崎駅西口開発計画の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市幸区大宮町1番5外
◆ 階数-(オフィス高層棟)地上29階、塔屋2階、地下2階、(オフィス低層棟)地上5階、地下1階、 (ホテル棟)地上16階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-(オフィス高層棟)最高部約140m、軒高約128m、(オフィス低層棟)約27m、(ホテル棟))最高部約65m、軒高約59m 
◆ 敷地面積-約12,400㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約11,150㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約137.000㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業施設
◆ 客室数-約300室
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-ジェイアール東日本建築設計事務所(オフィス棟構造設計協力 大成建設)
◆ ホテルインテリアデザイン監修-SUPPOSE DESIGN OFFICE Co., Ltd.
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2018年05月18日(起工式)
◆ 竣工-2021年春(全体完成)
◆ オープン-2020年春(ホテル開業)

(注意) 「オフィス高層棟」の最高部約140mと「ホテル棟」の最高部約65mは、管理人の推測です。 


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「歩行者デッキ上広場」です。


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「歩行者デッキ ホテル棟前アプローチ」です。


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「断面図」です。


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「配置図」です。「ミューザ川崎」の歩行者デッキと一体化するような構造になるようです。


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「川崎駅西口開発計画」の建設予定地です。2018年4⽉より準備⼯事等が行われています。


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地上29階、地下2階の「オフィス高層棟」の建設予定地です。


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地上5階、地下1階の「オフィス低層棟」の建設予定地です。


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地上16階の「ホテル棟」の建設予定地です。川崎エリア最大級規模の約300室の「ホテルメトロポリタン川崎(仮称)」の開業を予定しています。


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街区南西端の三角形の敷地約714㎡には、川崎市が公園を整備します。撮影時は敷地を使って別の工事が行われていました。



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2018年5月19日 (土)

新宿副都心 地上34階、高さ約160mの「(仮称)住友不動産 西新宿六丁目計画」 2018年5月の建設状況

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-(仮称)住友不動産 西新宿六丁目計画-
 
日本大学のアメリカンフットボール部の対応を見ているとエアバッグの欠陥問題で経営破綻した「タカタ」を彷彿とします。「タカタ」の創業家3代目の会長兼社長は、説明責任から逃げ回り、最後には自動車大手の怒りを買って見放されて経営破綻しました。

 日本大学も説明責任から逃げ回っています。日本大学には「危機管理学部」があるのに、自らに対しては危機管理能力ゼロですね・・・

 本題に戻って、新宿副都心に超高層複合ビル「(仮称)住友不動産 西新宿六丁目計画」が建設されています。計画名は「住友不動産西新宿六丁目プロジェクト」とも「(仮称)西新宿六丁目計画 第5ブロック計画」とも呼ばれています。2017年6月19日に着工しました。

 引用資料 住友不動産(PDF:2017/06/20)
 拡大発展する「西新宿」エリアの街区連携を促す“オフィスと住宅”からなる複合開発 「住友不動産西新宿六丁目プロジェクト」平成29年6月着工 職住近接を図った最新鋭ビル開発×地域防災性向上×地域間連携を創造

 建設現場は、「セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿」と「コンシェリア西新宿TOWER’S WEST」に挟まれた場所です。かつては「西新宿六丁目西第5ブロック東地区」と呼ばれていました。

(仮称)住友不動産 西新宿六丁目計画の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿六丁目666-1番地ほか(地番)
◆ 交通-都営地下鉄大江戸線「都庁前」駅徒歩5分
◆ 階数-地上34階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部160.00m
◆ 敷地面積-5,615.68㎡
◆ 建築面積-2,272.74㎡
◆ 延床面積-61,321.29㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造、中間免震構造(9階と10階の間に免震層を設置)
◆ 用途-オフィス、共同住宅
◆ 総戸数-102戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2017年06月19日
◆ 竣工-2019年06月30日予定


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「建物構造図」です。地震対策として、上層階は揺れを伝えにくくする「免震構造」、下層階は揺れを低減する「制振構造」のハイブリッド構造を採用しています。


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「西新宿エリア開発年図と住友不動産の参画してきた開発」です。新宿副都心は以前ほど勢いはありませんが、西側に拡大を続けています。住友不動産は新宿副都心を「金城湯池(非常に守りの堅いたとえ)」としています。


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南側から見た「(仮称)住友不動産 西新宿六丁目計画」の建設現場です。


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東西に細い超高層ビルです。


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南北に広い超高層ビルになります。


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地震対策として、9階と10階の間に免震層を設置する「中間免震構造」を採用しますが、「免震層」の構築が終わって、10階部分の「鉄骨建方」を行っているように見えます。


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「カーテンウォール」の取り付けが始まっています。


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北東側がら見た様子です。


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北東側の1棟のみ再開発には参加しないようです。



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2018年5月18日 (金)

地上38階、高さ約180mの「東京ワールドゲート 虎ノ門トラストタワー」 2018年5月の建設状況

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東京ワールドゲート 虎ノ門トラストタワー-
 「森トラスト」は、国家戦略特別区域の特定事業として計画を進めている「虎ノ門パストラル」跡地の大規模再開発「虎ノ門トラストシティ ワールドゲート」の街区名を「東京ワールドゲート」に決定しています。

 また、「東京ワールドゲート」の中心となる高さ約180mの超高層複合ビルの名称を「虎ノ門トラストタワー」に決定しています。

 引用資料 森トラスト(PDF:2016/11/01)
 国家戦略特別区域特定事業 (計画名称)「虎ノ門トラストシティ ワールドゲート」 「世界と東京・世界と日本をつなげるゲート」機能を目指し街区名称を 『東京ワールドゲート』 に決定 

● 東京エディション虎ノ門
 「森トラスト」は、「マリオット・インターナショナル」の最高級グレードに位置づけられるラグジュアリーライフスタイルホテルブランド「EDITION(エディション)」を、東京の虎ノ門と銀座の2ヶ所において、日本で初めて誘致することに合意しました。

 「The Tokyo EDITION, Toranomon(東京エディション虎ノ門)」と「The Tokyo EDITION, Ginza(東京エディション銀座)」は、2020年の開業を目指しています。

 森トラスト プレスリリース(PDF:2017/07/12)
 世界が注目するラグジュアリーライフスタイルホテルブランド『エディション』日本初進出 2020年 東京 虎ノ門・銀座にデビュー

 「東京エディション虎ノ門」は、「東京ワールドゲート 虎ノ門トラストタワー」の31階~36階に出店します。客室数約200室(Suite Room含む)、付帯施設として「レストラン、バー、フィットネス、プール、スパ」、開業時期は2020年春~夏を予定しています。

東京ワールドゲート 虎ノ門トラストタワーの概要
◆ 計画名-虎ノ門トラストシティ ワールドゲート、(仮称)虎ノ門四丁目プロジェクト
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門四丁目24-6他(地番)
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階(建築基準法上は、地上37階、塔屋2階、地下4階)
◆ 高さ-179.95m(本体棟)、7.555m(神社棟)
◆ 敷地面積-16,210.61㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,915.08㎡(本体棟)、52.88㎡(神社棟)
◆ 延床面積-198,414.43㎡(本体棟))、31.28㎡(神社棟)
◆ 構造-(本体棟)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(本体棟)直接基礎及び杭基礎
◆ 地震対策-(本体棟)制震ブレースやダンパーなどの制震装置を導入
◆ 用途-オフィス、 ホテル・サービスアパトメント、共同住宅、店舗、カンファレス、生活支援施設、産業育成施設、神社等
◆ 客室数-約200室(Suite Room含む)
◆ 建築主-森トラスト
◆ 設計者・監理者-安井建築設計事務所(基本設計・実施設計監修・工事監理監修)、清水建設(実施設計・工事監理)、建築設備設計研究所(基本設計・実施設計・工事監理)
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2016年10月17日
◆ 竣工-2020年03月16日予定
◆ オープン-2020年春~夏予定(東京エディション虎ノ門)


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「外構イメージ」です。


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「施設構成図」です。階数は、地上38階、地下3階(建築基準法上は、地上37階、地下4階)です。ビルの運上場は地上38階となります。

 1階が「ショップ&レストラン」、2階が「医療施設・ラウンジ・カンファレンス」、3階~30階が「オフィス」、31階~36階が「ホテル&サービスアパートメント」、37階・38階が「レジデンス」となります。


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「配置図」です。東京メトロ日比谷線「神谷町駅」から地下歩行者通路で直結します。敷地の南側には、敷地内にあった「葺城稲荷神社」が再整備されます。「葺城」は「ふきしろ」と読みます。


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北東側から見た「東京ワールドゲート 虎ノ門トラストタワー」の全景です。タワークレーン4基で建設しています。絶好の定点観測ポイントだった東京タワーの「特別展望台(250m)」は、リニューアルされて事前予約が必要な上に大幅に値上げしたので行くのを止めました。


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ビックリするくらい巨大です。


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北東側から見た下層階の様子です。「柱・梁カバー方式」の「PCカーテンウォール」の取り付けが行われています。


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南東側から見た様子です。


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東京メトロ日比谷線「神谷町駅」と直結

 狭いですが、南側の道路とも一部で接続されます。この部分の敷地の地下を使って、東京メトロ日比谷線「神谷町駅」から地下歩行者通路で直結します。


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北西側の「江戸見坂」から見た様子です。


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江戸見坂側

 「ホテルオークラ東京」側の「江戸見坂」に接するゲートです。この部分には道路が整備されて、「江戸見坂~桜田通り」間が車で抜けられるようになります。


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「虎ノ門トラストシティ ワールドゲート」の建築計画のお知らせです。建築面積と延床面積が少し変更されています。



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2018年5月17日 (木)

JR東日本 山手線30駅目の田町駅~品川駅間の新駅 品川新駅(仮称)新築計画 2018年5月の建設状況

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品川新駅(仮称)新築計画
 
JR東日本は、「山手線・京浜東北線」の田町駅~品川駅間に設ける「品川新駅(仮称)」の建設を急ピッチで進めています。「品川新駅(仮称)」は、JR品川車両基地跡地内に設置します。田町駅から約1.3km、品川駅から約0.9km付近となります。

 引用資料 JR東日本(PDF:2016/09/06)
 品川開発プロジェクトにおける品川新駅(仮称)の概要について 

 日本の魅力を発信していくために、日本の伝統的な折り紙をモチーフとした大屋根を、障子をイメージして「膜」や「木」等の素材を活用し、「和」を感じる駅を創ります。また、膜屋根をランダムに折ることで、駅の多様な表情を生み出します。

 JR東日本は、「品川新駅(仮称)新築計画」の起工式を2017年2月10日に行いました。山手線の新駅は1971年開業の「西日暮里駅」以来で30駅目です。東京オリンピック・パラリンピック開催を直前に控えた2020年春に暫定開業する予定です。

品川新駅(仮称)新築計画の概要
◆ 所在地-東京都港区港南二丁目10-145の一部、10-247の一部 
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 高さ-28.541m
◆ 敷地面積-14,964.02㎡
◆ 建築面積- 5,525.95㎡
◆ 延床面積- 5,252.96㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-駅施設(駅事務室・旅客便所等)約2,400㎡、店舗(2階、3階)約500㎡、大屋根(約110m×35m)約4,000㎡、吹抜け(約50m×20m)約1,000㎡
◆ 諸設備-可動式ホーム柵(山手線、京浜東北線各ホーム)、エスカレーター×8基(各ホーム4基)、改札内エレベーター 4基(各ホーム24人乗り1基、18人乗り1基)、改札外エレベーター 2基(11人乗り)
◆ 建築主-東日本旅客鉄道
◆ 設計者-東日本旅客鉄道、品川新駅設計共同企業体(ジェイアール東日本コンサルタンツ、ジェイアール東日本建築設計事務所)
◆ デザインアーキテクト-隈研吾建築都市設計事務所
◆ 施工者-品川新駅(仮称)新設工事共同企業体(大林組、鉄建建設JV)
◆ 準備工事着手-2016年09月
◆ 着工-2017年02月10日(起工式)
◆ 竣工-2020年03月31日予定  
◆ 暫定開業-2020年春予定
◆ 本開業-2024年頃予定(街びらき)


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「配置図」です。「品川新駅(仮称)新築計画」は、JR品川車両基地跡地内の田町駅から約1.3km、品川駅から約0.9km付近となります。


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「3階平面図」と「2階平面図」です。諸設備として、可動式ホーム柵(山手線、京浜東北線各ホーム)、エスカレーター×8基(各ホーム4基)、改札内エレベーター 4基(各ホーム24人乗り1基、18人乗り1基)、改札外エレベーター 2基(11人乗り)を設置します。

● 線路別島式2面4線
 並走する「山手線、京浜東北線」は、品川駅以外は同じホームで乗り換えが出来る「方向別複々線」を採用しています。

 しかし、「田町駅」を品川方面に過ぎると線路がクロスして「線路別複々線」となります。そのため「品川新駅(仮称)新築計画」も「品川駅」と同じ線路別複々線となり、乗り換えの際には別のホームへ移動する必要があります。


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「街区側外観イメージ図」です。「えき」から「まち」を見通すことができる大きなガラス面です。


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「駅舎内観イメージ図」です。車両基地を見渡すことができるイベントスペースです。


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品川駅側からスタートしますが、写真がブレブレで悲惨な状態なのはご容赦下さい。晴れ、曇り、雨の日に5回くらい撮影したので、撮影日はバラバラです。


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「品川新駅(仮称)新築計画」の全景です。


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南側寄りです。


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北西側から見た様子です。


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新駅の北側では高架橋の建設が行われています。


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高架橋による立体交差
 
「品川新駅(仮称)新築計画」は、「品川駅」と同じ線路別複々線となります。「山手線」と「京浜東北線」の乗り換えの際には別のホームへ移動する必要があります。

 しかし、「田町駅~田端駅」間を並走する「山手線」と「京浜東北線」は、同じホームで乗り換えが出来る「方向別複々線」を採用しています。

 そのため「品川新駅(仮称)新築計画」の北側で、「山手線外回り」の軌道の上を「京浜東北線北行」をオーバーパスさせる必要があります。高架橋はそのために建設されています。


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新駅開業後の「山手線外回り」の軌道の上を「京浜東北線北行」をオーバーパスさせる工事が行われています。


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立体交差部を過ぎると高架橋は田町駅側に下って行きます。


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写真の右端に高架橋の北端が見えます。「札の辻陸橋」の手前で既存の「京浜東北線北行」の軌道と合流する予定です。隣では「山手線外回り」の軌道の建設も行われています。


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「品川新駅(仮称)新築計画」の建築計画のお知らせです。



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2018年5月16日 (水)

住宅棟としては日本一の高さ 地上54階、高さ約222mの「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」 2018/05 地上躯体の構築が始まる!

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-虎ノ門ヒルズが拡大・進化-
 森ビルは、「虎ノ門ヒルズ」の両側にオフィスを中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(2019年12月竣工予定)」と、住宅を中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(2020年4月竣工予定)」の2つのプロジェクトを進めています。
 
 引用資料 森ビル(2017/01/18)
 拡大・進化する虎ノ門ヒルズ「ビジネスタワー」および「レジデンシャルタワー」着工へ

 さらに、「桜田通り」を挟んだ西側には、「東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称)」と一体開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(2022年度竣工目標)」を計画しています。

 新たな3棟の超高層タワーが加わることで、「虎ノ門ヒルズ」は区域面積7.5ha、延床面積80万㎡に拡大し、真の「国際新都心・グローバルビジネスセンター」へと進化します。

● (仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー
 「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」は、2017年1月24日に「地鎮祭」が行われ、2017年3月に着工しました。竣工時点では、住宅棟としては日本一の高さになります。

 グローバルレベルのレジデンス約550戸を供給します。森ビルの高級住宅ブランド「MORI LIVING」シリーズの最高峰となる住宅のほか、6つ目となる会員制スパ「ヒルズスパ」には25mプール、ジム、エステなども備えます。

 低層部には約1,000㎡の商業空間を設け、デッキを通じて「虎ノ門ヒルズ森タワー」や「ビジネスタワー」の商業空間ともつながることで、虎ノ門ヒルズエリアにおける生活をサポートします。

(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワーの概要  
◆ 計画名-(仮称)愛宕山周辺地区(I地区)新築計画
◆ 所在地-東京都港区愛宕一丁目2番6 外
◆ 階数-地上54階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部221.55m、軒高215.25m
◆ 敷地面積-6,535.76㎡
◆ 建築面積-約4,000㎡
◆ 延床面積-121,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、現場造成杭
◆ 用途-共同住宅、店舗、子育て支援施設、スパ等
◆ 総戸数-約550戸
◆ 建築主-森ビル
◆ 設計者-(基本設計)久米設計、(実施設計)竹中工務店
◆ デザイナー-(外装)インゲンホーフェン・アーキテクツ、(内装)トニー・チーほか
◆ 監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年01月24日(地鎮祭)、2017年03月20日(着工)
◆ 竣工-2020年04月30日予定


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「虎ノ門ヒルズ」の街区図です。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」の外観イメージです。


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1階には、港区の公園を含む約1,500㎡の広場を設置、1階広場から2階デッキ部にかけてステップガーデンを設けることで、緑を立体的につなげます。


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「断面図」です。1階~3階が「店舗・スパ」、2階が「子育て支援施設」、4階~11階が「サービスアパートメント」、12階~54階が「レジデンス」となります。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」の建設現場を北西側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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竹中工務店カラーのシルバーのマストの「タワークレーン」が2基登場しています。


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北側のゲートが開いていました。


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地上部分の鉄筋の配筋が始まっていました。


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鉄筋の内部に「構真柱(こうしんちゅう)」もしくは「構真柱」の上に継ぎ足した鉄骨が見えます。鉄骨がある部分までが「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」、それより上は「鉄筋コンクリート造(RC造)」になると思われます。

逆打ち工法
 この現場は、「鉄筋コンクリート造(RC造)」主体の超高層タワーマンションでは非常に珍しい「逆打ち工法」を採用しています。

 「鉄筋コンクリート造」主体の超高層タワーマンションでの「逆打ち工法」の採用は、「Brillia Tower池袋(としまエコミューゼタウン)」や「エクラスタワー武蔵小杉」などの例がありますが、非常に珍しいです。

 「Brillia Tower池袋」は、鉄筋コンクリート造の「構真柱」でしたが、この現場はオフスビルと同じ、鉄骨の「構真柱」でした。地下4階もあるので、鉄骨の「構真柱」を採用したのだと思われます。


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「愛宕神社」の参道のフェンスの隙間からコンデジで撮影しました。コンデジはレンズが小さいのでこういう時に重宝します。

● 地下躯体の構築もこれから
 
このビルは、「鉄筋コンクリート造」主体の超高層タワーマンションとしては非常に珍しく、地下4階もあります。地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。



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2018年5月15日 (火)

虎ノ門ヒルズが拡大・進化 地上36階、高さ約185mの「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」 2018年5月の建設状況

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-虎ノ門ヒルズが拡大・進化-
 森ビルは、「虎ノ門ヒルズ」の両側にオフィスを中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(2019年12月竣工予定)」と、住宅を中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(2020年4月竣工予定)」の2つのプロジェクトを進めています。

 さらに、「桜田通り」を挟んだ西側には、「東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称)」と一体開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(2022年度竣工目標)」を計画しています。

 引用資料 森ビル(2017/01/18)
 拡大・進化する虎ノ門ヒルズ「ビジネスタワー」および「レジデンシャルタワー」着工へ

 新たな3棟の超高層タワーが加わることで、「虎ノ門ヒルズ」は区域面積7.5ha、延床面積80万㎡に拡大し、「六本木ヒルズ」に匹敵するインパクトを与える真の国際新都心へと進化します。3棟の超高層タワーの事業費は4000億円程度を見込みます。


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「虎ノ門ヒルズ」の街区図です。


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(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー
 「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」は、2017年1月18日に起工式が行われ、2月1日に着工しました。2019年12月の竣工を予定しています。

 地上36階、塔屋3階、地下3階、高さ185.415m、延床面積173,223.90㎡の「高層棟」と、地上4階、高さ20.00mの「教会棟」が建設されます。

  ビジネスタワーは、約94,000㎡のグローバルレベルの大規模オフィス、約6,300㎡の商業施設を持つオフィスタワーです。

 「日比谷線虎ノ門新駅(仮称)」や既存の「銀座線虎ノ門駅」とも連結します。1階には、都心と臨海を結ぶBRTや、空港リムジンバスも発着可能な約1,000㎡のバスターミナルを設置し、世界と都心を繋ぐ「東京の玄関口」として機能します。

(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーの概要
◆ 計画名-虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(高層棟)
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目200番1
◆ 階数-地上36階、塔屋3階、地下3階
◆ 高さ-最高部185.415m、軒高183.415m
◆ 敷地面積-10,064.60㎡
◆ 建築面積-8,403.69(高層棟)、116.15㎡(道路上の歩行者デッキ)
◆ 延床面積-173,223.90㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-1階(バスターミナル)、2階・3階(店舗など)、4階(ビジネス支援施設)、オフィス(5階~36階)、駐車場等 
◆ 建築主-虎ノ門一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 森ビル、西松建設、京阪電気鉄道、東京都市開発)
◆ 設計者- 森ビル
◆ デザイナー-(外装)インゲンホーフェン・アーキテクツ、(内装)ワンダーウォールほか
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年01月18日(起工式)、2017年02月01日(着工)
◆ 竣工-2019年12月31日予定
◆ 総事業費-約1,250億円


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の低層部イメージです。中央奥に見えるのは「教会棟」です。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」のバスターミナルイメージです。1階には、都心と臨海を結ぶBRTや、空港リムジンバスも発着可能な、約1,000㎡のバスターミナルを設置し、世界と都心を繋ぐ「東京の玄関口」として機能します。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の配置図です。「教会棟」の北側には約1,200㎡の公園が整備されます。「公園」と「高層棟」の間には約1,000㎡のバスターミナルが整備されます。

 「虎ノ門ヒルズ 森タワー」とは歩行者デッキで繋がります。歩行者デッキは、幅員約5.5m×延長約30mを予定しています。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の断面図です。1階が「バスターミナル」、2階・3階が「店舗」など、4階が「ビジネス支援施設」、5階~36階が「オフィス」となります。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の建設現場を南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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タワークレーン4基で建設しています。


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敷地西側です。南西側には「教会棟」が建設されます。「教会棟」の北側には約1,200㎡の公園が整備されます。「公園」と「高層棟」の間には約1,000㎡のバスターミナルが整備されます。


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敷地西側の道路です。「メトロデッキ(路面覆工板)」が敷かれています。 地下では「地下歩行者通路」の工事が行われています。


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敷地南側の道路です。南側の「虎ノ門ヒルズ 森タワー」とは歩行者デッキ(幅員約5.5m×延長約30m)で結ばれます。


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「虎ノ門ヒルズ 森タワー」から見た様子です。虎ノ門周辺は、ビッグプロジェクトが複数ヶ所で同時進行していて凄い事になっています。数え切れないくらいのタワークレーンが林立していて壮観です。



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2018年5月14日 (月)

千代田区 地上21階、高さ約121mの「(仮称)神田錦町二丁目計画」 2018/05 躯体が地上に姿を現し、タワークレーンが4基登場!

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-(仮称)神田錦町二丁目計画-
 
東京(首都圏)に撮影に行っていて更新を休んでいました。5月上旬に行ったのは、「安室ちゃん」の「東京ドーム」のライブに合わせたためです。今日から本格的に更新を再開しますのでよろしくお願いします。

 「東京電機大学」は、創立からおよそ100年の間、神田に立地していましたが、北千住駅前に移転しています。跡地は「住友商事」が主体となって再開発が行われます。

 街区内には「神田警察署」もありましたが、東京電機大学神田キャンパス跡地と神田警察署を一体とした大型再開発を進めます。「神田警察署」は、近隣の旧千代田保健所を仮庁舎として移転済みです。

 「住友商事」は、2017年5月1日より、「(仮称)神田錦町二丁目計画」の新築工事に着手しました。総事業費は1,000億円超、住友商事単独の不動産事業としては、過去最大規模となります。

 引用資料 住友商事(2017/04/27)
 大規模開発プロジェクト「(仮称)神田錦町二丁目計画」着工について
 
(仮称)神田錦町二丁目計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区神田錦町二丁目2番地1号、他
◆ 階数-地上21階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部120.85m、軒高104.57m
◆ 敷地面積-9,761.29㎡
◆ 建築面積-5,010.67㎡
◆ 延床面積-85,351.56㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 地震対策-中間層免震構造(1階と2階の間に免震装置を設置)
◆ 用途-オフィス(5階~21階)、飲食・物販店舗(1階)、集会場(多目的ホール(2階)・貸会議室(3階))、自動車車庫(地下1階)
◆ 建築主-住友商事
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年05月01日
◆ 竣工-2020年03月31日予定


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「位置図」です。「住友商事」は、神田エリアをオフィスビル事業の戦略的重点地域に位置付け、注力しています。

 神田警察通り」沿いでは、「博報堂、住友商事、三井住友海上火災保険、大修館書店、安田不動産」の5社共同で「(仮称)神田錦町三丁目共同建替計画」を建設し、複合ビル「テラススクエア」として2015年5月15日にオープンしています。


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仮囲いに掲示されていた「街区図」です。街区の100%集約化は無理だったようで、4棟の小規模なビルが買収出来なかったようです。


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「(仮称)神田錦町二丁目計画」の建設現場を南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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大林組カラーのオレンジ色のマストの「タワークレーン」が4基登場しています。


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「タワークレーン」はつい最近に組み立てたようです。


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躯体も地上に姿を現しています。よく見る2階床に「免震装置」が見えます。地震対策が不明でしたが、1階と2階の間に「免震層」を設ける「中間層免震構造」を採用するようです。


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免震装置の「積層ゴム」です。


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免震装置の「U型ダンパー」です。


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「(仮称)神田錦町二丁目計画」の建築計画のお知らせです。建築面積と延床面積が修正されていました。



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2018年5月 4日 (金)

さいたま市 竣工した地上32階の超高層タワーマンションを含む大規模プロジェクト「武蔵浦和 SKY&GARDEN」

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-武蔵浦和 SKY&GARDEN-

 「武蔵浦和 SKY&GARDEN」は、竣工後も周辺の工事などが続いていました。すべての工事が完了したので、人工地盤上の庭園「OASIS GARDEN」を含めUPしたいと思います。

 
「JR武蔵浦和駅」周辺は、さいたま市の副都心として位置づけられています。第1街区~第9街区までの9街区(同一街区は更に細分化)に分けて再開発が行われています。
 3街区には「武蔵浦和駅第3街区第一種市街地再開発事業」が建設されました。正式名称は「武蔵浦和 SKY&GARDEN」で、2016年3月11日に竣工し、3月28日から入居開始しています。

 「武蔵浦和 SKY&GARDEN」は、「GATE RESIDENCE(A棟)、GARDEN RESIDENCE(B棟)、SKY TOWER(C棟)、AVENUE RESIDENCE(D棟)」の4棟で構成されています。
 その中で一番高いのが、南端に建設された地上32階、地下1階、高さは99.87mの「SKY TOWER(C棟)」です。

 総戸数は住宅776戸(A棟79戸、B棟94戸、C棟350戸、D棟78戸、他事業者分譲予定住戸160戸、非分譲住戸15戸含む)となっています。

 引用資料 公式ホームページ(リンク切れ)
 武蔵浦和 SKY&GARDEN
 

武蔵浦和 SKY&GARDENの概要
◆ 計画名-武蔵浦和駅第3街区第一種市街地再開発事業 
◆ 所在地-埼玉県さいたま市南区沼影一丁目710他(地番)
◆ 交通-JR埼京線・武蔵野線「武蔵浦和」駅より(A棟)エントランスまで徒歩3分、(B棟・C棟・D棟)エントランスまで徒歩4分
◆ 階数-地上32階、地下1階(C棟:SKY TOWER)、地上14階、地下1階(B棟:GARDEN RESIDENC)、地上14階、地下1階(D棟:AVENUE RESIDENCE)、地上13階、地下1階(A棟:GATE RESIDENCE) 
◆ 高さ-99.87m(C棟)
◆ 敷地面積-19,085.12㎡(施設全体) 
◆ 建築面積-13,238.75㎡(施設全体)
◆ 延床面積-95,453.95㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(施設全体で約300本)
◆ 地震対策-耐震構造 
◆ 用途-共同住宅、商業業務、コミュニティ施設
◆ 総戸数-住宅776戸(他事業者分譲予定住戸160戸、非分譲住戸15戸含む)、非住宅13区画(店舗9区画、オフィス1棟、オフィス棟用ゴミ置場1区画、外部貸駐車場1区画、外部貸駐輪場1区画)  
◆ 建築主-武蔵浦和駅第3街区市街地再開発組合(売主 新日鉄興和不動産、三菱商事、三菱地所レジデンス)
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2013年02月(除去工事含む)、2013年07月25日(起工祝賀会)
◆ 竣工-2016年03月11日
◆ 入居開始-2016年03月28日


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。竣工後も階段の工事がなどが続いていました。


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建物北側を東西に抜ける事が出来ます。


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敷地西側の道路です。


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SKY TOWER(C棟)

 敷地南側の「SKY TOWER(C棟)」を南西側から見た様子です。「SKY TOWER(C棟)」は、地上32階、地下1階、高さ99.87m、総戸数350戸となっています。

 「SKY TOWER(C棟)」は、真上から見ると「E字型タワー」で、板状マンションの短辺方向の抵抗力を高めています。地震や強風時の揺れが軽減されます。


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下層階を南西側から見た様子です。


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「SKY TOWER(C棟)」を南東側から見た様子です。


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敷地東部分のJR線沿いには、「駐車場棟」が建設されました。


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「駐車場棟」の屋上の人工地盤上には約7,500㎡の緑にあふれる庭園「OASIS GARDEN」が整備されています。


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広場もあります。


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「OASIS GARDEN」を北側から見た様子です。


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「OASIS GARDEN」と東隣のJR武蔵浦和駅の商業施設2階とは、歩行者デッキで直結しています。


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「駐車場棟」を北側から見た様子です。


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竣工後も階段の工事がなどが続いていました。



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2018年5月 3日 (木)

横浜みなとみらい21地区 オープンした高層ホテル「ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]」

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-ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]-
 横浜みなとみらい21地区では、「MM59街区」の東側の敷地Bの9,113.12㎡を「岡田ビル」が取得し、共同住宅、ホテル、商業施設が併設された複合施設を建設されました。

 「レジデンス棟」は、地上27階、地下1階、高さ97.70m、総戸数354戸(非分譲住戸49戸含む)、「ホテル棟」は、地上20階、地下1階、高さ約80m、客室数232室です。 

 レジデンス棟の正式名称は「BLUE HARBOR TOWER(ブルーハーバータワー) みなとみらい」で、ホテル棟は「ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]」となっています。

 「BLUE HARBOR TOWER みなとみらい」は、2017年4月上旬から入居開始、 「ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]」は、2017年6月30日にオープンしました。

ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]の概要
◆ 計画名-(仮称)MM59街区B区画開発計画
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目3番4(住居表示)
◆ 交通-横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島」駅徒歩7分、横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい」駅徒歩9分、JR東海道本線他「横浜」駅徒歩16分
◆ 階数-地上20階、地下1階(ホテル棟)
◆ 高さ-約80m(ホテル棟)
◆ 敷地面積-9,113.12㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,372.58㎡(施設全体)
◆ 延床面積-61,576.32㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造(ホテル棟)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-全232室
◆ 建築主-岡田ビル
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2014年11月30日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年03月
◆ オープン-2017年06月30日(ホテル棟)


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ビスタホテルグループの旗艦店となる「ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]」です。


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最高部です。19階がオーシャンビューのレストラン、20階がフロントとなっています。最上階の20階にフロントを設けたのは、20階からの景色が絶景だからだそうです。


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2階には「ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]」から「BLUE HARBOR TOWER(ブルーハーバータワー) みなとみらい」に続く歩行者デッキが整備されています。


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下層階の様子です。


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2階の歩行者デッキです。


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南東角の歩道です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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角度を変えた様子です。


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南側から2階のデッキに上がる事が出来ます。


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2階はちょっとした広場になっています。


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街区全体を南西側から見た様子です。「オーケー」は、西側の敷地Aに地上11階、地下0階、高さ43.63m、延床面積48,995.02㎡の「オーケーみなとみらい」を建設しました。



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2018年5月 2日 (水)

港区 ~職住近接の新たなライフスタイルを提案~ 「(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(住宅棟)新築工事」が着工!

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-竹芝地区開発計画-
 
「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の事業予定者は2013年5月29日に決定し、2013年9月に東京都と基本協定を締結しました。
 その後、事業計画の検討を進めていましたが、規模を大幅に拡大して2014年10月29日に正式発表されました。

 更に、2015年3月19日には、国家戦略特別区域計画の特定事業(都市計画法等の特例)として内閣総理大臣認定を受けました。

 「A街区」の「(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事」」は、2016年5月16日に本体工事に着工しました。2018年4月には、「B街区」の「仮称)竹芝地区開発計画建築計画(住宅棟)新築工事」が着工しました。

 引用資料 東急不動産(PDF:2018/04/27)
 (仮称)竹芝地区開発計画 B 街区(住宅棟)新築着工 ~職住近接の新たなライフスタイルを提案~

 「住宅棟」は当初、地上21階、高さ約100mで計画されていましが、地上18階、高さ約70mに変更になっています。総戸数は発表されていませんが、「一般賃貸住宅、サービスアパートメント、シェアハウス」を計画しています。一般企業に勤めるビジネスマンをはじめ、クリエイターや起業家、外国人など幅広い層をターゲットとしています。

(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(住宅棟)新築工事の概要
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目20番3号(地番)
◆ 階数-地上18階、地下0階
◆ 高さ-最高部約70m、軒高約60m
◆ 敷地面積-3,434.49㎡
◆ 延床面積-約19,382㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅、店舗、保育所、駐車場、自転車駐車場
◆ 総戸数-(未定)
◆ 建築主-アルベログランデ(東急不動産と鹿島建設が設立した事業会社)
◆ 設計者-長谷工コーポレーション
◆ デザイン監修-ホシノアーキテクツ
◆ 施工者-長谷工・鹿島共同企業体(長谷工コーポレーション、鹿島建設)
◆ 着工-2018年04月
◆ 竣工-2020年06月30日予定


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「計画位置図」です。


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「竹芝駅側から見た住宅棟・業務棟外観イメージ」です。「A街区」の「(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事」」は、2016年5月16日に本体工事に着工しています。

(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事の概要
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目20番9号、11号
◆ 階数-地上40階、地下2階
◆ 高さ-最高部208.83m
◆ 敷地面積-12,156.65㎡
◆ 建築面積-9,558.24㎡
◆ 延床面積-180.682.51㎡
◆ 構造-鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、展示場、集会場、飲食店、物販店舗、駐車場、自転車駐車場
◆ 建築主-アルベログランデ(東急不動産と鹿島建設が設立した事業会社)
◆ 設計者・監理者-鹿島・久米設計 工事監理業務共同企業体(鹿島建設、久米設計)
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年05月16日
◆ 竣工-2020年05月31日予定


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「開発計画全体イメージパース」です。

● 歩行者デッキ
 「旧芝離宮恩賜庭園」のすぐ北側に「歩行者デッキ」が整備されます。歩行者デッキは、首都高速道路「都心環状線」をオーバーパスします。

 「業務棟」へ直結する歩行者デッキは、「住宅棟」を経由して「竹芝ふ頭、ゆりかもめ竹芝駅」へ接続します。バリアフリーな動線により、地区の歩行者ネットワーク強化を図ります。



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2018年5月 1日 (火)

横浜みなとみらい21地区 竣工した地上27階、高さ約98mの「BLUE HARBOR TOWER(ブルーハーバータワー) みなとみらい」

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BLUE HARBOR TOWER みなとみらい
 
横浜みなとみらい21地区では、「MM59街区」の東側の敷地Bの9,113.12㎡を「岡田ビル」が取得し、共同住宅、ホテル、商業施設が併設された複合施設を建設されました。

 「レジデンス棟」は、地上27階、地下1階、高さ97.70m、総戸数354戸(非分譲住戸49戸含む)、「ホテル棟」は、地上20階、地下1階、高さ約80mです。 

 レジデンス棟の正式名称は「BLUE HARBOR TOWER(ブルーハーバータワー) みなとみらい」で、ホテル棟は「ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]」となっています。

 「BLUE HARBOR TOWER みなとみらい」は、2017年4月上旬から入居開始、 「ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]」は、2017年6月30日にオープンしました。

BLUE HARBOR TOWER みなとみらいの概要
◆ 計画名-(仮称)MM59街区B区画開発計画
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目3番4(住居表示)
◆ 交通-横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島」駅徒歩8分、横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい」駅徒歩9分、JR東海道本線他「横浜」駅徒歩16分
◆ 階数-地上27階、地下1階(レジデンス棟)
◆ 高さ-97.70m(レジデンス棟)
◆ 敷地面積-9,113.12㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,372.58㎡(施設全体)
◆ 延床面積-61,576.32㎡(施設全体)、37,332.70㎡(レジデンス棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造(レジデンス棟)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(合計40本、レジデンス棟部分のみ)
◆ 地震対策-中間免震構造(建物の2階と3階の間に免震装置を設置、レジデンス棟部分のみ)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-354戸(非分譲住戸49戸含む)
◆ 建築主-岡田ビル(売主 近鉄不動産、三井不動産レジデンシャル)
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2014年11月30日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年03月(レジデンス棟)
◆ 入居開始-2017年04月上旬(レジデンス棟)


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レジデンス棟の「BLUE HARBOR TOWER(ブルーハーバータワー) みなとみらい」です。


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東側の歩道です。2階には「ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]」から続く歩行者デッキが整備されています。


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歩行者デッキの北端です。


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北東側から見た様子です。基礎工法は、「場所打ちコンクリート拡底杭(合計40本、レジデンス棟部分のみ)」を採用しています。


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下層階を北東側から見た様子です。地震対策として「中間免震構造」を採用しており、建物の2階と3階の間に「免震装置」を設置しています。窓が無い部分が「免震層」です。


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南側から2階のデッキに上がる事が出来ます。


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2階はちょっとした広場になっています。


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南西側の広場から見上げた様子です。


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北西側から見た様子です。


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2層と思われる「塔屋」があります。


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「横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た最高部です。



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