「Google」の日本法人の本社が移転 地上35階、高さ約180mの「渋谷ストリーム」 2018年9月13日オープン!
-渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)-
渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が進行中です。その中で「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト」は、旧東急東横線渋谷駅跡地の高速道路南側を中心とする再開発プロジェクトです。
正式名称は、「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」で、開業日が2018年9月13日(木)に決定しています。商業ゾーンに全30店舗が出店します。4階ならびに9階~13階は「渋谷ストリームエクセルホテル東急」をとなっています。
● ビットバレーにGoogleが帰って来る!
オフィスフロアは「Google」が1棟借りします。22フロアのオフィス分すべてを使います。Googleが、2001年に最初に日本法人を構えたのが渋谷の「セルリアンタワー」です。手狭になったため2010年に「六本木ヒルズ」に移転しました。
Googleが移転するのが2019年後半なので、9年ぶりに再び渋谷に帰ってきます。現在1,300人の従業員がおり、新オフィスにはその倍以上の人数を収容出来るそうです。
渋谷はIT企業が集う「ビットバレー」と呼ばれていますが、大型のオフィスビルが少ないので、業容拡大と共に渋谷を離れる企業が続出していました。しかし、怒涛の再開発により、IT企業が「ビットバレー」に次々と帰って来つつあります。
渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)の概要
◆ 計画名-(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷三丁目21番3号
◆ 階数-地上35階、地下4階
◆ 高さ-最高部179.950m
◆ 敷地面積-4,774.52㎡(B-1棟)
◆ 建築面積-4,304.11㎡(B-1棟)
◆ 延床面積-108,778.50㎡(B-1棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル、ホール、駐車場等
◆ 客室数-177室
◆ 建築主-東京急行電鉄、(有)鈴基恒産、名取 康治、名取 政俊、山善商事、叶不動産、渋谷丸十池田製パン、(有)清風荘平野ビル
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-渋谷駅南街区プロジェクト新築工事共同企業体(東急建設、大林組)
◆ 着工-2015年08月01日
◆ 竣工-2018年07月末日予定
◆ 開業-2018年09月13日予定
「フロア構成」です。
引用資料 東急不動産(PDF:2017/11/17)
渋谷駅周辺地区における再開発事業の進捗について
2018年9月13日オープン予定の「渋谷ストリーム」です。
角度を変えて見た様子です。メロンの網目のような特徴的な形状の「アルミカーテンウォール」が目を引きます。
下層階の様子です。
「国道246号渋谷駅東口歩道橋架替工事」が行われています。「D棟」と新しい歩道橋は直結します。
「D棟」は、縦動線の「アーバン・コア」として、2017年12月2日から一部供用開始しています。
供用開始されているのは、地下2階~地上1階部分で、 地上1階~地上2階部分はまだ「閉鎖されています。
(訂正) 読者の方からメールを頂き、地上1階~地上2階部分も2018年7月7日から供用時間されたそうです。情報ありがとうございました。
渋谷経済新聞(2018/07/07)
渋谷ストリーム方面・渋谷駅「16b」出入り口、東口歩道橋と接続
天井が「ヒョウタン(瓢箪)」のようなユニークな形状のミラーになっています。
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