横浜みなとみらい21地区 地上28階、高さ約150m「(仮称)みなとみらい21中央地区37街区開発計画」の建設予定地
-みなとみらい21中央地区37街区-
「三菱重工業」は、景気減速の影響を受け、建設計画を延期していた「(仮称)みなとみらい21中央地区37街区Ⅱ期棟計画」を再始動すると2013年9月25日に発表しています。
「三菱重工業」は、1994年2月に「三菱重工横浜ビル」を1棟建設しました。概要は、地上34階、地下2階 高さ151.9m、延床面積109,472.69㎡です。
当初は、高層建ツインタワーの計画でしたが、1990年代後半の景気減速の影響から2棟目の建設計画を凍結していました。
2014年2月1日に設立された火力発電システム事業の合弁会社「三菱日立パワーシステムズ(三菱重工業65%、日立製作所35%)」により、執務スペースを確保する必要が生じたため、2棟目を建設する予定でした。
2棟目は結局、着工されることはありませんでした。「三菱重工業」は、「みなとみらい21中央地区37街区」のうち北側部分10,076.09㎡を「ケネディクス」に2017年3月30日付で売却しました。これにより2棟目の建設は無くなりました。
● (仮称)みなとみらい21中央地区37街区開発計画
「合同会社KRF48(出資比率はパナソニックホームズ40%、鹿島建30%、ケネディクス30%」は、「みなとみらい21中央地区37街区」に地上28階、地下1階、高さ約150m、延床面積約122,000㎡の超高層複合ビルを建設します。
1階・2階が「商業施設」、3階が「カンファレンスルーム、コワーキングスペース」、4階~18階が「オフィス」、20階~28階が「ホテル」となる予定です。
上記の引用した完成イメージは、2018年4月29日付の「建設通信新聞」に掲載されたものです。現在はリンク切れとなっていますが、存在感のある超高層ビルになりそうです。
(仮称)みなとみらい21中央地区37街区開発計画の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3番
◆ 階数-地上28階、地下1階
◆ 高さ-約150m
◆ 敷地面積-10,076.09㎡
◆ 建築面積-約5,500㎡
◆ 延床面積-約122,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗、駐車場
◆ 建築主-合同会社KRF48(パナソニックホームズ40%、鹿島建30%、ケネディクス30%)
◆ 設計者-鹿島建設、三菱地所設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2020年04月予定
◆ 竣工-2023年03月予定
「(仮称)みなとみらい21中央地区37街区開発計画」の建設予定地を西側から見た様子です。
北側から見た様子です。現在は暫定的に「みなとみらいの総合住宅展示場 横浜ホームコレクション」として使用されています。
三菱重工横浜ビルも売却
「三菱重工」は、地上34階、地下2階、高さ151.9m、延床面積109,472.69㎡の「三菱重工横浜ビル」も同時に売却しています。住宅展示場として利用されている土地と合わせて総額761億円です。
残念ながら敷地が「三菱重工横浜ビル」にほとんど隠れて、ここからの定点観測はほぼ絶望的です・・・
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